佐久間ダム
遠山藤原学校の帰りに佐久間ダムに立ち寄ってきました
藤原先生の講演の中で出てきた戦後初めて建設機械を本格導入して作られたダムです
ちなみに建設機械はアメリカ製、当時はまだ輝いていたようです
パワ-ショベル、ブルド-ザ-、25トン吊りのパケットなどです
今では当たり前に見られる機械ばかり
電源開発さんの電力館の説明資料によると日本の従来の技術では
10年かかるところを3年でやったとのこと、工期は28年から31年までです
ちなみに旧国鉄の電気機関車EF58,EF15などの抵抗制御機の基礎を築いた
旅客、貨物の決定版がこの両者で28年からの製造、合わせて400両は作られたと
記憶しています、電車では千葉でまだ見られるクリ-ムと紺色の塗り分けの
113系の基礎の153系がこのあたりで33年に東京-大阪を6時間台で結んだ
特急の基礎151系のこだま型が続きます、行って帰るから こだま
今の新幹線のこだまはこの特急から譲られたものです
当時は早朝、深夜のダイヤですが日帰りができるとビジネス感が変わる
原因にもなりました、電気の安定供給あってのなせる技
この間廃止された金沢行急行 能登 と形式は違いますがうりふたつ
ニュ-スで撮り鉄が私の昭和が終わったと寂しがっていたでしょ
電力需要がウナギ登りの時代です
写真は有りませんが山の斜面を手作業、人海戦術で削るスライドもあって
重機と従来の日本の繊細さは融合しているようです
このダム位置的にも構造線沿いです
私鉄道は好きですが撮り鉄ではありません、ロ-カル線の爆音エンジンの気動車
キハ47なんかにぼんやり乗ってますといい感じなんですが
林 芳弘 拝
| 固定リンク
「中央構造線蓄える楽しみの旅」カテゴリの記事
- 2月月末に藤原先生とスタッフが遠山郷で今年初めての顔合わせ(2016.03.04)
- 諏訪、遠山郷快晴 中央構造線ツア-(2012.05.02)
- 非常に心豊かでたくましい沖縄の衆(2012.04.07)
- 7月遠山藤原学校 遠山郷で太平記(2011.08.05)
- 遠山郷で太平記(2011.04.03)
コメント
いやー 詳しいのバイクだけではないのですね。
行って帰ってくるからこだまね。ねるほどー 全然知りませんでした。感激しました。
また、今度会える時が楽しみです。
久志公洋 拝
投稿: kushi-kimi | 2010年5月 5日 (水) 19時31分
久志さん
コメントありがとうございます
藤原先生と同じで国鉄入社挫折組?
中学までは国鉄に入社すると心に決めて必ず入る
と信じて疑わなかったんで
ニュ-スで分割民営化がささやきだされ初め
今では廃止になった広大な貨物ヤ-ドで草むしりを
する余剰人員がよく映し出されて
今後新規採用は見合わせると発表になった時に
すべてが終わっちやった感覚を今でも覚えています
実際には就職時期まではまだまだ時間が有ったんですが誰に相談することもなく
自分の中で国鉄 が終わってしまったんで
ドジとゆうか早合点とゆうか
就職時点で求人がなかった先生とは少し違っていますが
それならなんでもいいや
そう思ったのは事実です
私のこもり部屋?の小さなスペ-スには
あきらめきれなかったのか機関車の車庫のジオラマが
有って30輌を超す模型が静かに眠っています
ほっとする空間でその前に先生からいただいた
メ-ルの返信やコメントをコピ-したものが
ペタペタ貼ってあって
自分でも不思議に思うことが有ります
国鉄入社がかなっていましたら
間違いなく遠山には出入りしていなかったと思います
今後ともいろいろ教えてください
林 芳弘 拝
投稿: 林 芳弘 | 2010年5月 5日 (水) 20時33分