藤原学校木沢分校「藤原文庫」蔵書のご紹介(7)
90年代の経営者論も面白いものです。それまでの時代を知っている人と90年代しか知らない人で、社長のイメージがだいぶ違うようです。またマネーがどんどん仮想現実と化し、欧州が一体となって通貨ユーロを発行するなど、お金が国民国家から本格的に遊離していったのも90年代の特徴でした。
90年代は波動という言葉が大きく普及した時代でした。量子力学では波と粒子の境目はあいまいです。波動という言葉の流行は、経営に量子力学のパラダイムが入ってくる直接のきっかけだったようです。あるいは破綻したダイエーの元代表の本もあります。改めてじっくり過去を振り返り、何がどう違っていたのかを考えてみるのも大切なことだと思います。
英語の本が並んでいます。かつて確率統計に基づいた金融工学を勉強したときに読んだ本です。2007年に大破綻を起こした米国モーゲージ証券の構造について詳細に語った本があります。当時はこんなことが起きるとは誰も思っていなかったと思います。実際にどこがどう悪くてこんな破綻が起きたのか、具体的に検討しながら読み返すと面白そうです。
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