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どこまで土は耕してもらえたのか?

炭素循環農法宣伝師 山本太一朗さんの

真似をして、いっぺん、ひなた村の畑に棒を挿してみました。

S102108

記録 にんじんの真下 139cm

落花生の真下 136cm

棒が刺さるのは耕せているから、土が柔らかいからということで、

耕運機を使用したことのある方、

鍬(クワ)をお使いになったことがある方なら、

お分かりかもしれませんが、こういうものは耕しても、地上から20cm

頑張ってもせいぜい40cmまでです。

こんなに深く耕せたのは、微生物の力ということのようです。

土は人が作るもの、農家が作るもの、菜園家が作るものではなく

微生物が作るという感じがしますね。

S102109

結果としては、日差しはよくなく、

また、イノシシの食害にあった里芋の真下は、

なんと149cmあと1cmで150cmでした。今回はここが1番でした。

人参は排菌床と剪定チップ

落花生も同じ但し、落花生の方が排菌床の量は圧倒的に少ないのです。

そして、里芋は、剪定チップが少量。

里芋は精がつくというのは、とても分かりやすい気がしました。

精のつくものほど、根は深く連作障害が出やすいと言われるものがおおいですね。

大気、水、光、熱そしてお土の力に驚かされます。

今度は、複合醗酵の様子も出せるとよいと思っております。

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農園」カテゴリの記事

コメント

大谷さま

・おおっ!いきなり最長不倒越えですねっ!!私がお世話係の区画は1.2m。
 やはり、日頃の「想い」と「お世話」の賜物だと思います。勿論、その根っこは農園長の決心ですねっ。

・自然と対峙するのではなく、その懐を借りながら、自らもその流れの中で力を発揮したとき、一体何が起きるのか?の査証のようなご報告です。
 本当に、ご家族一丸での取り組みに、深く感謝居足ます・

ありがとうございました。

投稿: 山本 太一朗 | 2010年10月22日 (金) 00時56分

大谷さま

素晴らしい。私は拝金商、もとい廃菌床はもらえる
手はずになりました。そしてこの間山へ行って落ち葉を拾ってきたので
それで始めようと思っていましたが
ウッドチップもいれるかなー。

剪定チップは厚さ何センチくらい敷いたのですか、よろしければ教えてください。

励みになる記事ありがとうございました。

投稿: トマト | 2010年10月22日 (金) 06時12分

皆さまへ(ご参考)

・たんじゅん農法の"棒挿し"で、現在の世界記録は2年間で3m(ブラジル サンパウロの中村さん)。

 http://tanjunnou.blog65.fc2.com/blog-entry-154.html
(たんじゅん農法の広場「たんじゅんさん訪問#7」)

・ちなみにこちら↑は、炭素資材投入量が年間100t/haですから、(団粒化のスピードだけで言うなら)
農園長の畑の方が高効率ということですね。
 ひなた村も、遠からず世界の双壁に(^-^)

投稿: 山本 太一朗 | 2010年10月22日 (金) 08時13分

トマト さま

・mixiのたんじゅん農法のトピックにも、小田原農園での経過観察を追加しました(#57~)。ご参考まで。
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=56424997&comment_count=65&comm_id=4166693

・また、生の剪定チップは発芽や幼苗に障害を及ぼすケースもあるようなので、”キノコ菌などが食べやすい状態にする前処理”を、各地で試している最中です。
 http://frgfrm.blog136.fc2.com/blog-entry-5.html
 (愛知のまさき農園さんの新ブログ)

・剪定チップの分量ですが、私は小田原や高津で「厚さなら2cm程度」畝上に被せて、作物がなければ表土5cmほどと軽く和えます(作物があれば、被せておいて次作で和える)。

・また、小田原では一部の畝で、その上に葦の刈り敷き(天然マルチ)をしたところ効果がありました。
 天然マルチには保湿、紫外線軽減効果があり、行く行くはエサとして還元されるので、微生物にはもってこいの”住処”です。ただ、窒息せぬよう、通気性には配慮が必要です。
 高津では、少し枯らした刈草や公園の落ち葉などを利用しています。

投稿: 山本 太一朗 | 2010年10月22日 (金) 15時20分

トマトさま、山本太一朗さま

こんにちは

ありがとうございます。

里芋の力はすごいと思いました。
また、生チップを入れる際は、
針葉樹、広葉樹では違うとは思いますが、
基本的に、地力にあった量となりますので、
入れ過ぎに注意かと思います。

そして、置かない、埋めないが基本ということですので、必ず混ぜて頂くと良いと思います。
混ぜるとは、人によって表現は違いますが、
和えるというのが正しいように思います。

土とチップの比率は、圧倒的に土というくらいでもいいと思います。特に入れ過ぎるとしばらく植え付けは出来ませんので。

混ぜたら、1カ月は本当は置いておいた方がいいくらいです。また、発芽実験をして、播種をした方がいいのですが、待てない私は、せめて量だけ減らしたのですが、欲張ってしまいますね。

現在は、表面上土:生チップ=8:2位に見える感じに撒いて、
和えて行きます。チップで土が見えない程撒くと、
あとで、苦労します。また、厚さでいえば、せいぜい2cmくらいだと生チップはいいみたいです。

排菌床は、もっともっと撒いて平気ですが。

よろしくお願いいたします。


投稿: 大谷賢司 | 2010年10月22日 (金) 17時28分

 山本さま、大谷さま

いつもありがとうございます。生チップをガッツリ投入するつもりで
いたので教えていただいてよかったです。

今日はビニールハウス内の廃菌床に少し水分を与えて明日ぐらい
表土と落ち葉と和えるつもりです。露地の廃菌床は明日の雨で湿らした後
土と和えておしまい。この後5ケ月雪の下でジックリ活動してほしい(希望)です。

少ない面積でもテストでもとにかく動き出さないと何も
変わりませんね。
将来はうちの農園も農地再生といきたいものです。

投稿: トマト | 2010年10月23日 (土) 06時31分

皆さま

***** 今夏、"ブラジルの圃場探訪"をされた しろさん からのお知らせです *****

【1.交流会などのお知らせ】

「たんじゅん農法 再入門」 ブラジルから学ぶ
 というテーマで、声がかかれば、各地で、実践交流会を開いています。
 古い方が、新しい方から、教えてもらって、再入門する集いです。

 ※詳細とお申込みは、下記のHPからご確認下さい。
 http://tanjunnou.blog65.fc2.com/blog-entry-157.html
 (たんじゅん農法の広場HP)


10月27日 神奈川・大磯、二宮 実践交流会
 
10月28日 栃木・那須     実践交流会

10月30日 茨城・常陸太田   実践交流会

10月31日 群馬・高崎、甘楽   実践交流会

11月1日  埼玉・飯能  たんじゅん農法 講座

11月2日  茨城・神栖  畑参観のみ(遠藤ハウス)

11月3日  千葉・山武     実践交流会

 ※実践者の方はもちろん、とても興味がある・これから始めたいという方(新しい方)のご参加も歓迎です。ご自身の意思で、"行って"、"観て"、"会って"、体験してみて下さい。

 ※また、他の地域で、交流会などを開きたいとの希望があれば、下記までご連絡ください。  

 世話人(しろさん) tanjun5s@gmail.com


【2.メルマガ配信のお知らせ】

・「たんじゅん農法 かわら版」(しろさん発行の通信:従来はメーリングリスト方式)が変わります。
 本年11月から『メルマガ たんじゅん農法 かわら版』となり、下記のサイトで、申込者の方から配信の登録/停止が自由にできるようになります。

・かわら版は随時発振。毎号、交流会の開催案内の他、しろさんの実践者訪問レポートなど、たんじゅん農法の最新(未来側からの)情報が掲載されています。
 ご希望の方は、こちら↓から、申し込みの登録/解除ができます。

 http://www.melma.com/backnumber_188333_5000294/
 (メルマガスタンド メルマ! たんじゅん農法 かわら版)

 宣伝師より

投稿: 山本 太一朗 | 2010年10月23日 (土) 10時47分

トマトさま

ありがとうございます。

また、こちらも画像など載せてまいります。

一緒に、農地を日本をよく出来ればと思います。

これからもよろしくお願いいたします。

お仲間がいるというのは、非常にありがたく思います。

投稿: 大谷賢司 | 2010年10月23日 (土) 22時29分

大谷農園長様

姫路、林です
今回は質問です
白菜がそろそろ収穫できそうな感じで
キャベツも結球しだしました
藤原先生のお話ではありませんが1年を通じて
いかに畑を回すか
白菜、キャベツの後に芋など植えてしまうと
夏までかかりますので夏野菜の場所がなくなります
そこで御法度とは知りつつ春取りの白菜、キャベツの
連作をダメもとでやってみようと思います
白菜の苗は店で確保しておいて一時期かなり大きめの
ポッドで避難中です、キャベツは今月末まで
苗が入荷するのでぎりぎりに確保してまた避難させて人の都合優先の事をやってみようと思います
はびこりだしてからはできませんでしたが
生ゴミ投入はできる範囲でやったつもりです
落ち葉、竹の葉最近はわらとモミガラなど有機物の
類は夏の終わりの植え付け時からずっとやっています
3月の末に春取りが終わって夏野菜に以降できれば
人の都合としてはいいのですが
このような事を考える方が周りに居ないので
誰に聞いても明確な答えが返ってきません
もともと畝を作ると土が不足気味の市民農園ですので
土は何らかの形で補充してから植えようと思います
いかがなもんでしょう?
ダメもとでやってみようとは思っていますが

 林 芳弘 拝

投稿: 林 芳弘 | 2010年11月17日 (水) 07時34分

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