2008年8月
雲
小田原
今日は、雨とかいう予報だった気がします。
まぁ、ここのところ予報を丸のみすることは、
なくなってしまった感がありますが。
今日の雲は、
夏の雲
でも、
秋も混在していました。
季節の変わり目
時代の代わり目
それは、私の変わり目ということかも知れない。
変化が速すぎる世の中、
急ぎ過ぎた昭和の遠心力か、質量保存の法則か。
混在
つまりは、
混沌の世の中ですね。
予想の予報も当てにならない。
まして、予定も予算も、
分かっていることは、
だんだんと冬に向かっていること。
1週間先は見えずとも、
なぜか半年先は、朧げながらも、わかったりする。
今日、傘を持つか持たないか、
それだけを考えてたら、
時代に置いて行かれる気がする。
増水
水不足の次は、
増水です。
異常なほどの増水で、
水量を制限していた
田んぼの水の取り入れ口の
堰板が無くなって、
抑えにおいて置いた石が飛んで。
そして、なぜか、水が止まっているではありませんか。
えっ、
川を見ると増水で葦が流されています。
用水路をさかのぼっても、
水がどこで止まっているか分からず。
暗渠(あんきょ)をさかのぼり、
取り入れ口の確認です。
なんと、コンパネで作った堰(せき)は、無事でした。
しかし、
その他の造作が全て跳んで、なくなっていました。
縦引きで切った5Mの板も、
みんな、みんな、跳んでいました。
取り入れ口は、10cm近い土砂の堆積。
この土砂が暗渠にはいると大問題です。
ここで、止まってくれてよかったです。
要するに、土砂の堆積が、
田んぼに水が入らない原因でした。
長靴を超える水位、
この前までは、水位が足りなくて苦労をしたのに。
でも、まぁ、こうやって仕事があること、
見回った甲斐があることを喜びとして、
今日も一日が始まります。
雨です。
今日も、小田原は雨です。
晴れが続いたり、雨が続いたり、
天候も、なかなか思うように行きません。
夏休み期間中、降らなかった分、
子どもが、夏休みの宿題を最後、一気にするように、
たまった分を降らすのでしょうか。
相当の雨量で、一部堰(せき)が壊れました。
しかしながら、先日、堰に追加した葦(あし)は、見事に流されて、予定通りとなりました。
壊れやす過ぎても、
頑丈過ぎても、
水位のコントロールはうまくいかないですね。
社会人1年目の彼も、
今日は雨の中、
ひっぱりまわされて、
大変です。
今日は、彼に大きな仕事がないので、土砂をのぞく仕事をしているポーズをしてもらいました。
まぁ、やらせってやつですか?!
田んぼは、今、水を切らしてはいけない時期だそうです。
かといって、水を引き過ぎるとこういう時は、田んぼに、土砂が入り込みます。
微妙な水加減は、勘でやります。
今日の感じなら大丈夫そうです。
昨日補修の畦(くろ)は、
今日も今のところ、大丈夫でした。
最後に、シソを収穫しました。
虫を取ったり、きれいにあらったり、手間が込みます。
ハチにさされて
今日も、そばの学校の準備をしていた荒井食堂
準備中にハチにさされたようです。
ものすごい勢いで、
事務所へもどって行きました。
このお話は、
彼のブログ
http://araishokudo.cocolog-nifty.com/blog/
でお楽しみください。
きゅうりのカーテン
キュウリをネットを使って育てています。
(1枚目、これは、先に撮影をするのを忘れたので、実際とは違いますが、似たので撮影をしています。)
キュウリが成長して、行き先をなくしています。
ふつうは、ネットを先まで張ってあげるのですが、
スペース上の問題もあり、
ネットをカーテンのようにずらして使って移動しました。
メ(芽、目)の先に余裕ができたので、まだ、成長してもらえるでしょう。
上のように、
トップ集団が呼吸困難かというほど、競争させても、
どんどん追い込んで、もう、先がない所へ追い込んでも、
余裕と未来がないと、
成長はありえませんね、
たぶん。
上のような、がんじがらめの昭和スタイルでは、
いずれ限界が来ます。
なよなよしないで、大木になれ!
と言っても無理な話。
余裕と、未来(先が)あること、
あとは、十分な水分と、わずかな肥料、
これで結構上手に育ちます。
支柱に頼って、風にゆらゆななびいて、
ダメなやつだと言わずに、
個の花を咲かす、個の実を結ぶ。
そうすれば、みずみずしく、甘くて、くせのない、
まっすぐに伸びたキュウリも、
出来るのです。
ナスも採れてきました。
今年は、新規参入の洗礼と、
水不足で大変苦労が多い年となりました。
ナスも、一時は、ひん死という感じでした。
しかし、だんだんと持ち直しています。
秋ナスはしっかり収穫をしたいですね。
秋ナスの採れる木になるかは、ここの乗り切り方ですですね。
回復しつつで、まだ、完全ではありませんが、
回復してきたのは、
毎日来ること、
毎日見ること、
これが基本です。
放置をすると、うまくいきませんし、
毎回、来るたびに、肥料をやったり、
気に入らないと、
支柱に縛ったり、剪定をしたら、
これもうまくいきません。
毎日見てあげることで、
成長がよくなります。
栽培も子育ても、
よく似ていると思いませんか。
毎日来る、毎日見る
この基本ができるかどうかで、
育てる人の将来も変わってきます。
ここに来られる方を見ていると、
うまくいきそうか、いきそうでないか、
そんなことも自然と見えたりします。
観光農園
人も作物も、光をかんじ、
光をあたえ、
成長をしていきます。
出穂
だんだんと出穂になって来ました。
手で植えていただいた、
下の棚田。
いちばん水温の高い付近が、出穂になってきました。
まだ、覗かないと
見えませんが、だんだんと、
遠くからも、見えるように、
なってくるでしょう。
今日の田んぼは、渇水から水切れ、
水路をたどって、不通の箇所を探しました。
水量が減ると、今まで、
自然に流されていたものが、
堆積していきます。
勢いがなくなると、
いろいろな問題が滞積します。
そして、最後、わずかな堆積でエンド。
今日は、そんな問題点を掃ってきました。
さて、次回の農業ボランティア、
9月実施分ですが、
9月6日(土曜日)
稲穂の見学をして頂けたらと思います。
簡単なスケジュールですが、
10:00 小田原駅 西口 集合
10:30 事務所へ移動着替え後、圃場で作業
12:00 昼食 (残暑が厳しくなく、天気が良ければ、圃場で食事の予定:1食、300円)
13:00 圃場で作業
15:00 事務所へ移動、着替え後、小田原駅へ
15:30 小田原駅 西口 解散
お申込みは、
シンクタンク藤原事務所
小田原ひなた村観光農園 副長 荒井茂樹 までお願いします。
お申し込みは、電話、FAX、e-mail にてお受けしております。
電話番号
0465-32-1791
FAX
0465-32-1794
e-mail
よろしくお願いいたします。
10月のボランティアは、
稲刈りを予定しております。
農業ボランティア
今日の農業ボランティアは、
スイカの草抜きに、ナスなど夏野菜の手入れと
シソの収穫です。
まだまだ、土が出来ていないた為、
葉面散布(酢の散布)
は、害虫から苗を守るために欠かせません。
いきなりですが、
最終課題
シソの収穫です。
無化学肥料栽培です。
もちろん、農薬もなしです。
ここからが手間の勝負。
洗って葉だけにします。
そして、お湯で煮込みます。
あえて、無無化学肥料と言ったのは、
市販のものより、アクがありません。
ほとんど、出てきません。
これに、お好みで、
酢と砂糖を加え、煮込むと出来上がり。
残暑はこれで乗り切りましょう。
市販のシソジュースも、
市販のシソもありますが、
無化学、無農薬で、
自分で作ったのが、
一番安心で、
いちばん、おいしく感じます。
雑草に潜む虫
なかなか
虫が見つかりませんが、
やっと見つけました。(ほぼ中央下に位置)
大豆も、こがね虫だけではないのですね。
この幼虫、
ナスに着くと、紫色をしています。
大豆に着くと、緑色です。
なんで、悪い虫って、
悪そうな顔をしているのでしょうか?
そんなことを、農園長に質問してくる人もいます。
今日も愉快に農園作業は続きます。
この農園は、観光農園であり、
作物の生産や栽培技術の習得を主な目的としておりません。
時代の転換期に先駆け、小田原始まった学校の中の
ひとつの種目です。
ロハスな生活、癒し、生きずまり、人生の転換期など、
農業以外にもぜひご訪問ください。
悪そうな虫の悪そな顔をから、
気づきもあります。
8月の農業ボランティア 前編
今回も、月1度の農業ボランティアが、
小田原 ひなた村観光農園で行われました。
遠方からお越しいただく方が、多いため、作業は時間は、10時から15時なのですが、
この時間に作業をするのは、本当に大変です。
ご参加いただいた方、
まことに、ありがとうございました。
本日の作業は、
ここ1カ月ほとんど雨のない、圃場での、水引き(もう、水を根性で引くことにしました。)
あとは、大豆を中心に、雑草抜きです。
今回は、204円の鎌を購入しました。
気持ちと道具が揃うとこんなに進むのかといった感じです。
今回も、遠く、埼玉、千葉から、
お越しいただいてます。
石井さんは、3日連続、いまや、リーダー的存在になっています。
青草もそうですが、
ヒトも、水分が必要です。
水切れにならないように、
たくさん水分を補充します。
草抜きも、ゴールが見えてきました。
草抜きのプロ石井さんです。
みんな、雑草と共に、
こころの雑草が抜けたと、
よろこんでいました。
雑草が無くなったときの、
達成感は、最高ですね。
雑草抜き
今日は、朝から雑草を抜きます。
雑草を抜いていて気づくひとつは、
害虫が逃げることです。
雑草をムシャムシャ食べている姿は、見えないのに、
雑草を抜くと、散らす様に、
逃げて行きます。
捕まえる方は、散らす気はないのに、危機を感じるようです。
雑草を抜かないと、害虫の隠れ家、棲家になるようです。
雑草が多いとそれだけ棲家が近づき、被害を受けることになるようです。
そのままにしておくと、被害は増します。
雑草が多いと景観が悪いという印象は、
この変にあるかも知れません。
農園だけでなく、身近な雑草退治も、
大切ですね。
逆に雑草を掃うと結構すが清々しくなれます。
キャパオーバーという感もありますが、
土ができるまでは、仕方がありません。
机の上、下、
心の雑草、
みな潜むものは同じですから、
清潔これは重要です。
どこまで行けるか
前回、5個収穫したスイカ。
1苗でどれだけ採れるか挑戦中です。
途中から栽培のバトンタッチが有ったものの、
荒井食堂くんも、今日はたくさん草取りをしていました。
育て方は、
①小さい苗は、弱いのでドームをつけて守ってあげる。
②草取りをする。(はじめは出来ていませんでしたが)
雑草が生えたままだと、害虫の隠れ家になります。
害虫は、直接食害のほか、間接的に、病気の元を媒介します。
人と同じですね。心に雑草が生えると、直接的に、間接的に、
うまくいかなくなります。
曲った気持を、直すにも雑草抜きはよいですね。
③はじめは、肥料をあげない。
実を結ぶまで、要は、成果が出てくるまで、
やる気になるまで、肥料をあげない。
これも人と同じです。
肥料が多いと、根の弱いふわふわ系になり、
自立が、難しくなります。
逆に、肥料も水分も無いと、根を必死に伸ばし、
強い根が出来ます。
根を張って養分を取れるように持って行く事が、
大切です。
④やる気になったら、肥料をあげる。
実をつけてきたら、肥料を与げる。
これも大事な事で、大切な事は、
毎日観察しておくことです。
タイミングが合えば大きく成長します。
⑤虫は取る。
かわいい子に、虫がついたら虫は取りましょう。
⑥愛情を持って育てる。
愛情を持って育てる。これも人と同じですね。
スイカ本来の姿と、現状を観察しながら、
育てることが大切です。
そうでないと、肥料もくれないと、
捨てられた、嫌われたと思われても困ります。
ここぞという時は、肥料をあげず、
愛情をあげることが大切ですね。
手抜きは、心抜き、
農って奥が深いです。
最近のコメント