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準備段階のアーカイブ・・・その6

藤原直哉です。

固定資産税のこと。そもそもこの税金ほど不透明な税は珍しいと思います。私が述べるまでもなく、一方的に役場の役人と町のドンが集まってお手盛りで決めて、何の根拠も示さずに一方的に付加してきます。しかも用途地域の境界もだれがどうやって決めたのやら・・・。

さらにもう一つのポイントは日本にこれまた固有の極限的な土地の絶対所有権ですね。とにかく日本の地主の権利はものすごいですから、おっしゃるような再開発も本当にままなりません。田舎の見捨てられたような土地は固定資産税もほとんどタダですし、相続税評価もタダみたいなものですから、結局地主は代々継承され、何も手がつかないのですね。山林なんかもその典型です。とにかく山が荒れ放題なのだけれども他人の土地だから手がつかないという状況が続いてきました。しかしさすがに農地と山林は管理について他人が関与できるようになるようです。

不動産は有効に使わなければなりません。おもしろいことに不動産というのは権利を放棄することはできないのですね。もういらないから放棄ということはできなくて、買い手が現れるまでずっと所有者として義務を負うという面もあります。ですからいらない不動産は国が無料で引き取って国有地にしますとかいうのもひとつのの手ですね。東ドイツは東西統合後、人口が西に大脱出してしまって人口が大幅に減少。それに合わせた縮減的都市計画を進めているところです。日本もそうやってやり直しをしないとなりませんね。

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コメント

藤原先生こんにちわ
リ-マンショックといわれた去年の年末と
今年の年末はやはり雰囲気が違います
やはり一度天を仰ぐ時期がやってきそうな
そんな感じでしょうか
固定資産税のお話ですが
建物に関しては余っているのに賃貸物件など
建てることを止められません
その道の方のお話によれば
更地のままではごっそり税金でやられるため
建物を建てて節税しようとゆうことですが
10年後の状況もあまり考えずこの一点で
建てるオ-ナ-が多いこと
その結果、町には空室の目立つ10-15年選手の
空室物件が山のようにあります
でもまだ新築は建ちちつずけます
昨今の賃貸住宅のイベントでは空室対策の
セミナ-が大人気です、どれも立ち見でいっぱい
セミナ-を聞いてみようと思われるオ-ナ-様は
一握り数パ-セントにも満たないでしょうから
当面は無関心なオ-ナ-から努力するオ-ナ-へ
と入居者がジワリジワリと2極分化して
特に特徴のない物件からゴ-スト化しそうな感じ
です
当面は努力して試行錯誤されたオ-ナ-物件が
なんとかやっていってそれをサポ-トする
業種が増えていきそうですが
余っているのに建てる, が止まらない限り
根本的な解決にはなりそうにありません
私もまだまだ使える建物に入居していただくには
どうしたらよいのかいろいろと考える日々です
セミナ-などの内容は確かに正しいことを
言っておられるのですが
言い換えれば無関心なオ-ナ-は
どうにでもなれ、とゆうことですし
リフォ-ム、リノベ-ションとゆう
20世紀型の手法の力押しの部分が大きいです
先生のお考えになる21世紀型とはどんなもので
すでに形として実践されている方はいらっしゃいますか,物はあるでしょうか
ヒント、答えを見つけるための日々が続きそうです
先生のお考え、手本になるお人、企業様の情報
がございましたら
どんなことでもお聞かせくだされば
非常にありがたいです
なお私は賃貸物件は所有しておりませんが
オ-ナ-様や奥様人柄のよい方が多く
なんとかならんものかと思っておりますし
そのような形で社会に関わって貢献していきたいと思います
以前から感じていましたが、ビジネスパ-ソンを
受けた頃よりこのような思いが強くなっております
よろしくご指導のほどお願いいたします。

林 芳弘 拝

林さん、こんにちは。いつもありがとうございます。誠におっしゃる通りで、小田原あたりでも相続対策で建てた安アパートが巨大不良資産になっていて、農家である地主も銀行もえらいことになっています。とにかく税はとりゃいいという考えですし、本当に日本の土地政策は無策の極限みたいになっています。住む人がいないのに相続対策でアパート建てるなんて正気の沙汰ではないのです。どんどん空きが増えている状況で、とにかくこれから日本人口は減っていくわけですから、街も住宅も縮減をしないとなりません。壮大なことになりますね。でもそのなかでおっしゃるような姿勢で仕事をなさることで未来が開けてくることだけはまちがいありません。とにかく何とか乗り切ってまいりましょう。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

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