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2016年3月 1日 (火)

藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2016年3月2日 全人格的な実力

全人格的な実力

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コメント

こんにちは

全人格的な実力と言っても具体的には?

TI エシックス
http://www.tij.co.jp/general/jp/docs/gencontent.tsp?contentId=50668

TTL-ICの標準品を世の中に送り出した半導体企業です。
「競争に勝つ」と言う話が出てきますが企業で在れば当然なのかも。
藤原さんの話とは多少違うところも在りますが企業が利益を出す必然性を考慮して読むと、全人格的の具体的なイメージが沸いてきます。

秋葉原のICを揃えていた店が閉店し通販のみに成ってから随分と不便になりました。
日本の半導体企業では東芝が結構頑張っていたのですが最近は試作や趣味の電子工作では使えない物ばかり作っていました。
電子部品も基本的な素子は表面実装が1/3程通常品として流通していて電子工作を趣味とするのも結構大変。

こんな影響も在って技術者の卵は少なくなるばかり。
代わりに格安のワンチップマイコンのソフトウエア開発ばかり。

ICに関しては海外メーカーが試作で使いやすい物を出しています。
量産用の表面実装のパッケージを試作向けにした物です。
東芝は試作向けのパッケージ品が姿を消したと言っても良いほど。

日本の大企業の経営陣は本当に「お粗末」なのですね。
作る物が見当たらなくなると開発試作をするしか無いのですが、使える部品が無い。
海外メーカーは試作に適した部品を供給する。この差が日本メーカーの弱点でしょう。
自動車用とか特定用途向けの製品ばかり作っていますが、格差が広がる世界で自動車の需要に期待できるのか??

TIに関しては世界的な素材産業と言っても良いのかな?
良い製品を出している企業を買収し製品の供給が止まることが無い。

方や下請け根性で特定用途に傾注する日本の半導体産業。
この経営感覚と言うより「自立心の欠如」が日本企業の有様を良く物語っていると思います。

投稿: kazu | 2016年3月 3日 (木) 00時19分

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