土橋重隆の「平成養生訓-21世紀は治療から予防へ-」 2014年5月7日 科学的診断学とは
科学的診断学とは「youjyou140507.mp3」をダウンロード
・毎月開催 土橋重隆先生による「健康管理やりなおし倶楽部(新橋)」はこちら
| 固定リンク
« 藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2014年5月7日 民衆の力が山を動かす | トップページ | 対談 「女性が活き活き生きるために」 2014年5月14日 スパイスラック株式会社代表取締役 グレイ俣野ゆき子さん vs 藤原直哉 »
コメント
連休中に読んだ内海聡医師の著作にも科学的検査について書かれておりました。
「99%の人が知らないこの世界の秘密イーストプレス社から転載開始~
実は医者でも、いい師匠についている人なら科学のウソに気づいている。具体的にいえば『検査』についてのウソ。現代医療は検査を中心にしている。それが「エビデンス・ベイズド・メディスン」(EBM-科学的根拠に基づいた医療)として、もてはやされてきた。しかし、いい師匠は検査やデータや、科学的根拠は、人体に現れている“結果”に対するあとづけの理由にすぎない」ということを弟子に教え込む。ところが現実は、医学は科学の奴隷状態で、さっぱり問題を解決することができない。
検査によってしか人体を判断できないのだ。だからこそ検査だけにとらわれず、人体をその場で扱う救急医が、もっとも医学において必要な存在といえるのだ。救急の現場では、検査結果を待っている暇などない場合が多い。また科学を信奉するように洗脳された人々は、自分が単一素因論で考えていることに気づいていない。(中略)
他にも科学的狂信者が大好きなものとして、統計学の考え方がある。人々は、この学問の何が問題なのか知らない。もっと言えば、統計学がなんのために作られた学問であるかということを知らない。統計学の源流は「国家統制学」だ。学問的にはウィリアム・ぺティの「政治算術」が始祖にあたる。(中略)
つまり、統計学はあたながたグーミン(愚民とムーミンを合わせた造語)を洗脳するためにつくられた学問なのだ。たとえば医学のことに話を戻すと、医学の統計に置いて最も信憑性があるといわれているのが「二重盲検試験」である。これは二つの集団を無作為に選び、それぞれ薬と偽薬(プラシーボ)を投与して、効果を比較するものだ。この考え方にのっとってすべてが評価されるようになってから医学は衰退の一途を辿りだしたといえる。
少なくても人を助けたり、癒したり、問題を解決する編み出されたものでないことは明白だ。物理学でも化学でもそうだが、自然科学を研究する場合、あるものごとに対して結果は「100パーセント」でないといけない。中途半端な結果は、その中間に多数のバイアスが存在する。それらをすべて表現することができないなら、そもそも科学として成立していない。100パーセントまで突きつめて実証するのが、科学の科学たる根幹だ。
だからこそ本当にわかっている科学者は、科学にできることなどきわめて限られていると口にする。真なる科学者より、グーミンたちのほうが圧倒的に科学狂信者なのだ。
ところが二重盲検試験では、たとえば偽薬が三〇パーセントの改善率、本物の薬が四〇パーセントの改善率なら、それは「効果あり」とみなされる。そもそも何をもって改善と呼ぶのか定義があいまいなことが多いし、脱落などの要素も検討されていないことが多い。
複数素因ももちろん検討されていないことが多い。
そんな論文や研究を信じ、10パーセントの差に大きすぎる差を見出そうと幻想を抱くのがグーミンなのである。語弊を恐れずにいえば、そのような人々を総称してバカと呼ぶのがふさわしい。(転載終了)
またこの本には内海聡医師が考える人工削減よりも、もっとへヴィな目的が書かれておりました。支配者層が神秘主義者であることから、彼らの立場に立って思惑を予想したものですが、然もありなん。といった印象です。
保険制度があるうちはなかなか変化が無いととのお話ですが、1000兆円の借金の主原因は社会保障費の増大です。社会保障の収支をみると収入は60兆円くらいで15年前から横ばい。支出はどんどん膨らんで昨年は100兆円くらいだったと思います。そのうち医療費は43兆円くらいで、社会保障に30兆円くらいの税金を注入して不足分を支えていることになっていますが、実際は「借金」です。国債の暴落により医療のウソも大掃除が始まると思います。
投稿: 鷹 | 2014年5月 7日 (水) 16時42分
5月7日(ブルームバーグ):日本銀行の早川英男前理事はブルームバーグ・ニュースのインタビューで、経済の実力である潜在成長率が低下する中で日銀が掲げる2%の物価目標実現が近づいており、国債価格暴落の可能性が高まっていると警告する。
富士通総研エグゼクティブ・フェローを現在務める早川氏は2日、「物価だけに限って言えば、日銀の勝ちだ」と述べ、既に完全雇用であり、人手不足による賃金上昇が今後起きて、物価は来年度の終わりころには2%には近づいてくると予想した。同時に日銀は潜在成長率の低下という不都合な真実から目を背けているとも語った。
潜在成長率低下は財政赤字拡大につながり、ひいては長期金利上昇(国債価格下落)圧力になる。こうした中で物価目標が達成されると日銀が国債を買わなくなり、国債急落につながりかねないとの見方だ。こうした事態を避けるには財政再建と成長戦略が不可欠だが残された時間は少ないと強調した。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N56W7R6JTSEO01.html
インフルエンザワクチンや子宮けい癌ワクチンをみても
効かないことがバレてもさっぱりやめようとしない。
現場の自浄能力が無くなって言い訳ばかりして変化しなくても誤魔化すことができたのは制度を支えた借金の力。
大掃除の時が近づいてまいりました。
治療と称して患者をだますことを止めないので
市場の強制リセットがはじまりそうです。
毒をばら撒いて保険から金を盗んできた
時代の大掃除です。
アメリカ人の死因の第一位は医原病だそうですし、医者がストライキをすると死亡率が下がるという歴史もあるそうですので、制度が壊れて薬漬けから脱すれば、かえって健康寿命が伸びる可能性があるのではないでしょうか?
国債の暴落は借金経済の当然の帰結であり、
新しい時代の幕が開けたことを示す号砲になると思います。怒りを想像力に。今度こそ新しい健康維持の仕組みを日本人がみんなで作りなおすことができますように。
みんなが笑って暮らせる社会になりますように。
21世紀はみんながリーダー!!
投稿: 鷹 | 2014年5月 8日 (木) 17時23分