« 南相馬市からSOS | トップページ | 藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2011年7月20日 人の可能性 »

2011年7月19日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2011年7月20日 現場を確保せよ

現場を確保せよ

こちらからダウンロード

南相馬市からSOS

遠山藤原学校のご案内、7月30日・31日です

毎週1回発行、ワールドレポート

毎月2回開催、新橋藤原学校

藤原直哉のツイッター

NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム

藤原直哉の精神世界講演録

|

« 南相馬市からSOS | トップページ | 藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2011年7月20日 人の可能性 »

コメント

いつも放送を愉しみにしています
テレビなしラジオは朝鮮語にさえぎられるといった環境であればこの放送はありがたい情報源となっています。

さて私は敗戦の少し前、岡山市にあった家が焼夷弾で焼け倉敷に逃れ、以後このまちで生きていました。戦後と云う時代を生きた私がなぜ生きれたのか不思議におもっていますが、今想うと自然が豊であった。廃墟の中で人々が立ち直れたのは...。
これは私の独断かもしれませんがそのようにおもえてなりません。「国破れて山河あり」でした。
この山河は日本列島が成り立った頃からあった自然であり、この恵みに助けられたと想います。
ところが戦後いや、戦前からこの自然の生態系を破壊する国策が始まっていました。数百年あるいは千年にも年輪を重ねた樹木を切り倒して、杉とか檜の植林をやりました。
一方では外材信仰に走りベニヤ板ばりの家具をありがたがり
先祖から伝わる素晴らしい家具を焼捨てました。
次第に人々の思いは天が我が民族に与えた恵みである自然に関心がなくなっていきました。
歴史を振り返ってみるとき我が民族が国難にあつてもこれを克服してきたのはこの自然の恵みがあったからと想います

東北「鬼門」で起きた地震と津波の災害は規模の大きさではこれまでのものでは最大級の被害だとおもいます。
だからといって未来に希望が持てないとは想えません
問題は原発です。
「神も時節にはかなわんぞよ」といわれていますが、まこれが「じせつ」かどうかわかりませんがはい
自民党も旧自民党の民主党の国を動かしてきた議員官僚すべからく腹を切れ、国民に偽りをいっおしすすめた施策によっていま現地で大変なことがおきている。
人の命を軽視しての政治など国民にはいらない。
国会を福島でやれ。あんたらが造った安全でクリ-ンな箱ものがいまも人間を含めた多くの命を危険にさらしている。
国難であればこの問題を政治家全員で対処しなければならないとおもう。

かって国策でやった植林により山の生態系がくずれ昆虫も鳥も動物も絶滅に近い状態に置かれている。
原発の問題はこれ以上の問題であり緊急に行動しなければならない大問題であり責任を逃れることは断じて赦せない。
これが今の政府でやれないというならバッジを返納して切腹だな。あんたらの受け取る税金いや給料福島県に寄付して..ね。


投稿: 杉原大路 | 2011年7月20日 (水) 07時36分

こんばんは!

「国破れて山河在り」

これに続く

「城春が来て草木深し、時に感じては花にも涙を濺ぎ別れを恨んでは鳥にも心を驚かす......」

この部分を読むと、なんとも悲しい気持ちになってしまいます。
日本の現状は「国壊れて山河在り」なのか?
はたまた、芭蕉の
「夏草や兵どもの夢の跡」
と、なっているのでしょうか。

今日は、3月に放射能汚染で出荷停止になったホウレンソウ農家の方と立ち話しをしましたが、まだ補償金は貰ってないようです。
農協に出荷してた農家は半金貰えたそうですが、個人で出荷してた人達はまだ先のようです。変な話ですね。
4月、5月、6月と、先日、出荷停止になった畜産農家などはこままだと数年先?いや.....貰えないかもしれませんね。
セシウム、ヨウ素だけの数値を公表して重金属についてはダンマリを決め込む日本政府ですが、数年先に体の小さい子供から白血病や癌の症状が出た時の対策を何か練ってるのでしょうか?次の政府の問題として先送りとしたのでしょうかね。
「脱原発」を旗印に解散総選挙に持ち込みたいのか?とも想える菅首相と、原発稼働維持を公約にする自民党ですが、両者とも背景というか背後の姿が見え隠れしていますから共倒れになるのは間違いないと思います。

どちらにしてもこの国は1か0からやり直しですから是非違う次元の考えを持つ方に登場してもらいたいものですね。
世の中は良い方向に進んでいると思います。

投稿: yama | 2011年7月20日 (水) 21時39分

藤原さま、皆さま

・いつもありがとうございます。今回の放送も得心しながら拝聴しました。「現場を確保せよ」仰るとおりですね。

・私も想う所あって13年前に勤め人から庭づくりの世界に天職しましたが、やはり「現場に関わり続ける仕事がしたい」というのが動機のひとつでした。
 特に管理職になってからは、予算や会議といった自分にとってはテンションの上がらない時間が増えたこと。そして、何より”自分に経験・スキルが十分にない分野の仕事でも、(より現場に近い)関連会社や外注さんといった、より経験値の高い人たちをマネジメント”するのが私には結構と酷でした。「私が手本を見せるから」とは言えないことでも采配を摂るのですから。
 当時、せめてヨコ型リーダーシップだったら、状況も違ったかもしれませんが。。

・一方、天職後は自分の関心の赴くままに、先人の指導も乞いながら、できることは何でも自分でトライします。元々好きな植物を育てることは、土づくりから樹木類剪定までの全般。フェンスや小屋などの木工造作。レンガや自然石の造作、左官的な作業etc.その先は、竹林間伐、そして農の世界。
 それぞれに経験を積むには時間がかかりますが、自分への信頼感が増すことが財産です。「基本はどこで習ったの?」と聞かれることもありますが、私の場合それは多分、子どもの頃に野原や川で友だちと沢山遊んだことなのでしょう。

・「現場の確保」に関して最後にひとつお知らせです。
家庭菜園を始めてみたいが、きっかけが?とお考えの方には、”仲間が集う農園”がお勧めです。遠山郷も魅力的ですが、新宿から約70分でアクセスできる「寄ふれあい農園(松田町)」で、21世紀の農学校 大谷農園長とNSPスピンアウト研究会の協働で、8月から新たな企画がスタートします。その名も「キムタクプロジェクト」

・まずは先日のプレイベントの記録写真から、舞台となる素敵な農園の雰囲気などお楽しみください。(写真一覧の左上”スライドショー”ボタンをクリック!)
https://picasaweb.google.com/110338687175024105673/2011_07_17?authkey=Gv1sRgCP_OkLGL5JarfQ#

・”キムタクPJ”は、小田原の大谷農園長の発案で、8月からハクサイとダイコンを栽培し、12月にキムチとタクアンを作る!企画。これから2年目に突入するスピンアウト研究会の「半農半X 実践体験プログラム」です。(ですから、参加者の多くは現在お勤め人)菜園も、ひとりでは大変な日常管理を、スタッフと仲間の協力でフォローします。
 まずは、”キムタク”で半年活動し、以降も前進3年計画でじっくり楽しく取組みます。畑の開墾から食品加工・販売まで。

 キーワードは”発酵”と”共生”。栽培法も、自然の循環サイクルを活用し、農薬や化学肥料に頼らない方法を実践的に学びます。

・また、このプロジェクトは「単発のスポット参加」も歓迎します。”農”に関心のある方、是非ご一緒しましょう。

***キムタクPJ まだまだ新規参加者 募集中!***
http://nipponsaisei.jp/events/32

テラシエラ 山本 太一朗

投稿: 山本 太一朗 | 2011年7月21日 (木) 08時04分

こんにちは藤原様、降伏点を超えましたか。

今回の話も時間が経つと良く解る話になりそうな気がします。私の経験では今の職業(会社じゃなく)に辿り着く時に約1ヶ月の間何もてに付かずにフラフラとしていました。

その間に何を考えていたかというと自分が好きな事、飽きない事(商い事)は何なのか??その結果として今の職業を選んだわけですが、一つに決めたわけではなく好きな物の特徴を満たしていればよい。と考えています。

机の上に乗っかるほどの大きさの物を作る仕事。が私の飽きない事でした。今現在は光学を生かした仕事が無くても電子回路の試作というか開発というか?本職から見れば実に幼稚な事を毎日しております。

色々と工夫をしてみるのも大切ですね。

最近はネットが非常に重くなり金もないのに新しいPCを買わないと成らないのかと思っていました。色々調べてみると「広告」がサイトを重くしている。

同様の悩みを抱えている人が世界中に沢山居るようで対策ソフトがフリーソフトで出ていました。
http://tennenshiba.okoshi-yasu.net/firefox/addons/008.html

まあ実に快適に動作しています。Win2000、セルロン2.5Gと言う比較的非力なPCですが以前のように快適に動作しています。

格差が広がると経済が縮小する。と思うのですが藤原さんは如何思われますでしょうか?

1億総中流と言われた時代は金額の差はあっても物を買うマネーが1億人の市場を形成していた。

格差が広がり10%の人が潤沢なマネーを持ち、残りの90%が生活の維持だけのマネーしか持たない状態では生活必需品以外の産業が成り立たない。

結果として1000万人の市場規模に成ってしまう。と思うのですが如何でしょう?

それ以上に格差が広がると生活を維持するマネーも回らなくなりマネーの価値が亡くなる。

予言の書にある「金で治めて、金で潰す」の真っ最中と言う感覚を実感しております。

現場の確保は急がないと時間切れになりそうな気がします。
藤原さんの話から現実が訪れるまでの間隔が実に短くなっている。

今回の話は3ヶ月後に現実となるのかな??

8月2日の話でオバマがハルマゲドンとか言ったそうですが、流れに任せる以外なさそうな雰囲気ですね。8月15日は資本主義の終戦記念日?

戦後の日本は日本の良さを消すようにし向けられた?歴史を振り返ると戦後の日本は「満州国」のような気がします。

「戦後満州国」が昭和の時代は裏で進み、平成になって表に出てきた。常に本国の意向を気にしながら利権を好き放題に貪り、資金難からユダヤ金融から資金を借りて反古にした。その結果がABCD包囲網で世界大戦突入。

戦後満州国ではソ連侵攻が福島原発の事故。その後の政府の行動は関東軍と同じではないでしょうか?

時間の流れが昔よりも随分と速いですから何事も準備をしておく事が大切なのでしょう。

投稿: kazu | 2011年7月22日 (金) 11時18分

 アメリカの動向が非常に不気味ですね。8/2までに果たして間に合うのかどうか。楽観論をとるならば、ギリギリで国債上限引き上げ合意でまとまるととらえることができますが、しかしそれですら、何ら根本的な解決にはなっていないので、多少ドルが延命されるというだけの話でしょう。また数ヵ月後か1年後には同じことで問題になるはずです。

 なんか原子力とよく似ておりますね。高レベル放射性廃棄物は無毒化するまで10万年!だそうですが、誰が10万年後のことまで保証できるのか。すべて問題は先送り、後世任せです。我々の世代はさぞかし恨まれることでしょう。金融から原子力に至るまで、科学技術の乱用の結果、後世に生きる人々の生活すら脅かしているわけですから。

 これが、「合理的な現代人」の姿なんですよね。我々現代人は科学が発達していなかった時代の人々を「倫理的にも知的にも劣っている」ととらえがちだが、その傲慢さゆえに自分達で扱いきれないものを作り上げ、挙句の果てには問題は後世任せではとても「倫理的に向上している」とは言えません。むしろバカだと後世の人々から罵られる可能性もある。

 科学にしろ金融にしろ、それが人の手でコントロール出来て後世に安全に託すことができるならそれは優れた資産となるが、今では人の手を超えてしまっていてしかもどうすることもできずに右往左往しているだけです。これでは後世の人々からどのように評価されても文句も言えないですね。

 結局、我々は「歴史の頂点」にいる賢者ではなくて、ただの「歴史の中の通過点」に過ぎないのだということを自覚せざるを得ない時期に来ているのですね。まずは傲慢さを捨て謙虚かつ客観的に自分たちを把握できるようになるところから始めるべきなのでしょう。

 

投稿: +9 | 2011年7月23日 (土) 00時18分

こんにちは

只今、朝まで生テレビを見ておりますが個人線量計を2万個用意したが厚生労働省で配布を止めたという発言がありました。

飯舘村での年間被曝線量は10ミリシーベルト以下と予想される。(現地での聞き取りからの予想。外部被曝だけでしょう)

米ソ中国が核実験をしていた頃は北半球全体が5ミリシーベルトの状態でした。

エビオス飲んで自然治癒力を高めて乗り切れるのでは?

投稿: kazu | 2011年7月23日 (土) 03時51分

こんにちは、続けて失礼します。

体内被曝についてですが実測した結果チェルノブイリの千分の1~1万分の1だそうで、カリウム40という放射性物質が通常で1Kg当たり60グレイ在るそうです。

今回の事故でセシュウム134,137を実測して結果は1Kg当たり60グレイ程で考慮しなくても良いほどの量だそうです。

汚染牛のステーキを毎日1年間食べて1ミリシーベルト程度の内部被曝になるそうです。

内部被曝については異論も出ていましたがチェルノブイリの時と同様の測定方法で千~1万分の1の内部被爆量

実行動から推測した外部被曝が10ミリシーベルト以下

放射線の強い所の土を掻き集めて隔離するなり希望水で処理するなり早急に行う事で被害が出てこない様な実測値の様です。

線量計の配布を止めたのは高い値が出て混乱するのを恐れたからだろうと言う話でした。

大騒ぎする10億倍の放射線が出たのですから当然かもしれませんが霞ヶ関は役に立たないという事でしょう。

パネリスト: 飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
石川迪夫(日本原子力技術協会最高顧問)
小川順子(東京都市大学准教授)
後藤政志(元東芝・原子炉格納容器設計者)
高田純(札幌医科大学教授、放射線防護情報センター代表)
奈良林直(北海道大学大学院教授<原子炉工学>)
西尾正道(北海道がんセンター院長<放射線治療>)
ピオ・デミリア(在日イタリア人ジャーナリスト)
吉岡斉(九州大学副学長<社会科学>、原発事故検証委員会委員)

高田純(札幌医科大学教授、放射線防護情報センター代表)
西尾正道(北海道がんセンター院長<放射線治療>)
が内部被曝について意見が分かれていました。

現地測定を行ったのは高田純さん。西尾正道さんも測定を始めているそうですが同様の結果が出ているそうです。(検査数が少ないので意見が食い違う)

過剰な心配でストレスをためる方が癌になるような感じ?栄養バランスを保てば何ともないのかな?と言うような数字しか出てきませんでした。

牛が雨ざらしの藁を食べるのか?干し草を集中的に与えていたのか?何か奇妙な話に感じます。

パニックを誘発して警察国家にしたい勢力がいるのか??

投稿: kazu | 2011年7月23日 (土) 05時12分

いつも放送を楽しみに聴かせていただいています。また、投稿される皆さんの御意見もとても参考になります。
杉原大路さんのおっしゃるように、「国破れて山河あり」の、その美しい山河も今はもうどうにかなってしまうのか、、と思うと、やりきれない思いになります。
最後の、美しい山河だけは何としても守らなければなりません。そこに人間は住まわせてもらうわけですから。
今回のフクシマの方々のことを知りながら、いまだに 原発推進しようとしている人達の気が知れません。人間の制御出来ないものは、はじめからさわるべきではない、ということが、今回イヤというほどわかったはずです。+9さんの御意見は、名文にて、いつも納得させられます。
有難うございました。

投稿: 職人K | 2011年7月25日 (月) 22時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 南相馬市からSOS | トップページ | 藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2011年7月20日 人の可能性 »