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2011年3月11日 (金)

NPO法人日本再生プログラム推進フォーラムPodcast番組第4回 2011年3月11日

第4回 会員さんこんにちは。(2011年3月11日配信分)

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コメント

 すいません、放送内容と直接関係ないんですが、少しばかり。

 昨日の地震で我が東北地方が壊滅状態に陥りました。当然、我が家も例外ではなく、半日は停電状態で、暖房もなく、、ろうそくに火をつけて、ラジオで情報を聞きながら非常食をかじりつつ暮らしておりました。改めて、現在の物質文明の脆さと自然の怖ろしさを思い知らされたところです。人間は、やはり自然には勝てません。つくづくそう思います。

 それでも私の家のほうはまだ幸運な方で、今回の地震で壊滅状態に陥った地域もあるとか。この冬場に家を失ったりとか本当にお気の毒です。一刻も早い回復と、一人でも多くの方々の救出を願っております。

投稿: +9 | 2011年3月12日 (土) 09時27分

藤原様何時もありがとうございます。今回の大災害においての枝野さんの質疑対応を見ていて、この方は”法律を守って戒律を破る人”と感じました。確かにこの状況で”危険とか深刻”などの言葉はパニックを起こす可能性は高いと思います。が”大丈夫”とか”データが手元にない”では誰も納得はしないでしょう。更なる疑心暗鬼を生み出しかねない状況に陥ってると感じます。
この大災害はすべての日本国民が正しい情報を共有して立ち向かうべき事象だと思うのです。自己保身とか嘘だけはして欲しくない。

投稿: 山田 勝久 | 2011年3月12日 (土) 19時56分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。大変な地震でした。さらに原発も炉心溶融となり、我々はここで本当にいろいろなことを変えなければいけないことが明らかになったと思います。

これでもう原発はダメですね。そうなると大都市を中心にしたエネルギーを大量に使う世のなかそのものが維持できなくなります。以前から述べている戦略的低エネルギー社会に持っていくしかありません。

同時にこれは世界を変えます。化石燃料がどんどん少なくなっているので、世界はこれから原発でやっていこうとしています。それはダメよ、ということは今回の福島原発の事故が明確に語っています。世界のメディアは福島原発の水素爆発の映像をどんどん放映すべきです。世界中、原発なんか増やしたらこうなりますよと言うことを、世界69億人に早く知らせるべきです。

それは今まで問題に頬かむりして飛ばしてきた人たちの退場を意味します。なんだ、最初から海水入れちゃえば原子炉の温度は下がったのに、と思ったのは私だけでしょうか。要するにまだ原子炉を使おうと考えているから水素爆発まで起きたわけですね。

来週から始まる輪番停電は、我々が否が応でも戦略的低エネルギーに移行せざるを得ないことを教えてくれます。

それから都市計画です。私は中越地震の時に、人々が歩いて家に帰り、歩いて出勤する様子を見て、あぁ、歩ける範囲に住んで仕事しているからこれができる。もし東京だったら、大地震で壊滅してしまったら、神奈川の自宅に帰るのに1週間。出勤するにも1週間。最低2週間は事務所が空になる。そうなったらもはや会社はない。だったらこれは地方に行かなければならない、そう感じましたね。

津波の被害についてもわれわれは本気で考えないといけません。谷間の底とか海のそばは昔から洪水や津波で危険なのです。今回は3メートルの堤防を乗り越えて大津波が来ました。堤防を高くしても防ぐことができない、ならば住む場所を変える、これが最も賢明な選択だと思います。

この映像を見てください。
http://www.youtube.com/user/nipponsaisei#p/f/365/NTH64cucRpg
これは、焼け野が原の東京をこうやって再建するのだという新しい都市計画を市民に説明するために昭和21年に作られた映画です。驚くべきことに、この映画が語っているように戦後の東京は発展していきます。

本当に不幸にもこの映像とほとんど同じようになってしまった津波被害の地域。まさにだからこそ、新しい都市計画で二度と同じ悲劇を繰り返さないように、そして未来の理想をどこよりも早く先取りするように、街を再建させなければなりません。

決してこの地域を無計画にまた原状回復させることがあってはならないと思います。

それから大都市のことです。月曜日以降、また都心に危険を冒して出勤するのは多くの人にとってストレスだと思います。地震は都市でも田舎でもどこでも起きます。しかし地震は天災、被害は人災です。被害を少なくするためにはあまり人が密集していないところのほうがよいと思います。もっと日本は都会から地方に人口を移動させて、もっと低エネルギーでストレスなく、安全に暮らせる基盤を作るべきです。

日本は歴史を見ればわかるように歴史の転換点でいつも大変な自然災害に見舞われます。江戸末期も、そして第二次大戦末期もです。逆に言うと新しい時代の風が吹いてきたところで自然災害が来て、その変化が加速する、それが今までの日本の歴史です。日本列島はよく龍体にたとえられますが、新しい時代を作るべく、龍が身震いするわけです。こういう大規模な自然災害が来たら世のなかの変化は実はもはや後戻りせず、前にどんどん進むと判断すべきです。要するに決着がついたから自然災害が来て前に進む、それが日本の姿です。

それから放射能ですが、この対談に出ていただいている高嶋博士は台湾政府のもとで、毒性の高い放射性物質を微生物を使って無害化する実験を行って成功しています。高嶋博士から以下のようなメッセージをお預かりしています。

<以下、引用>
協力者・関係者各位 殿
2011年3月12日      髙嶋開発工学総合研究所

 早春の候、協力者・関係者の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、現在東京電力の福島第一原子力発電所において、3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震の影響で、燃料棒冷却装置が働かず、炉心溶解が起きていると報道されています。もし炉心溶解がこれ以上進行すると爆発を伴い(小規模なものは既に起きています。)周辺環境への深刻な放射能汚染が勃発しかねない状況で、この汚染による人体・生物への重大な悪影響は日本の国民・政府にとって致命的な事態を招く虞があります。日本政府は、ヨードの摂取によって予防・対策を取ろうとしておりますが、ヨードではとてもその予防・対策にならないことは過去のチェルノブイリにおける癌などの健康被害で明白な事実です。
 髙嶋康豪博士は、かって台湾において、放射性物質で特に分解不可能と言われるセシウム137を複合微生物による複合発酵酵素によって吸着・分解できることを実施実証したことがあります。そしてこのことは台湾(中華民国)の当時行政院政務委員でかつ科学技術庁長官・原子能委員長であられた胡錦標氏が事実であることを良くご存知です。
 そこで、胡錦標氏に「髙嶋博士の科学技術による複合発酵酵素によって、放射能汚染の予防・対策ができる可能性が高い」ことと台湾におけるセシウム137の分解消失の証明を改めて表明する髙嶋博士への推薦状をいただくお願いをしております。
 この汚染が広がると日本のみならず世界の原子力政策・エネルギー政策に重大な悪影響を及ぼしかねません。日本国民・政府そして世界の人々のために、髙嶋博士の科学技術を役立てたいのです。髙嶋博士と信頼関係をもっていらっしゃる皆様に、この汚染の予防と対策の唯一の解決策として、博士の科学技術が世界に貢献するため、ご協力を是非お願いしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。           敬具

<引用終わり>

この件につきましては進展がありましたらまたご連絡いたします。

時代はこれから急速に進むと思います。良いことも悪いことも日本で起きたことは世界に広がります。これからは今までと全く違う発想で世の中を立て直していくしかない、その現実にわれわれは向き合ってきたということでしょう。

まだまだ緊張が続きますが、みなさん建設的に生きてまいりましょう。

ありがとうございます。

藤原直哉 拝


投稿: 藤原直哉 | 2011年3月13日 (日) 08時58分

<馬鹿菅はやっぱり馬鹿だ。>

12日の朝には、1号機では外部電源の供給が止まった上に、津波の影響などで非常用ディーゼル発電機も動かなかった。炉心の水位は12日朝には燃料の上端から下に最大で約65センチとなっていた。

12日7時、馬鹿菅が福島第1原発1号機を視察

12日14時、地域住民を避難させず、ベントを開き、原子炉の圧力を下げたと報道されている。

12日15時30分頃、水素爆発

別な人の分析によると、12日早朝には危険だと分かっていたが、馬鹿菅が来るので一切作業が出来ず、馬鹿菅が帰った直後にベントを開いく作業を始めたのではないか。そのため、住民を避難させることもできなかった。ベントを開く作業が遅れたために、更に、水素爆発という危険な状態も誘発させた。
もしも、馬鹿菅が来なければ、住民は被爆せずに非難できた可能性もあり、水素爆発もせずにすんだ可能性も多分にあっただろう。

投稿: 大桃 | 2011年3月13日 (日) 22時04分

こんにちは、震災で亡くなられた方にご冥福をお祈りします。

しかし、この後に及んで原発を続けるとか増税とか言っている奴らに怒りを感じています!馬鹿野郎!

投稿: kawa | 2011年3月14日 (月) 07時39分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃる通りですね。国民の怒りも「水素爆発」しそうです。今週がひとつの山場でしょう。がんばってまいりましょう。どうぞご活躍を。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2011年3月14日 (月) 07時44分

秋田県では、岩手・宮城や福島と比較すると、震災の影響は、軽微でした。
秋田県の場合、停電による不便の方が多かったです。
関東圏の計画停電の参考になるのではないかと思います。

3月11日14時45分
  本震発生、大きく揺れたが建物は大丈夫で、特に損壊はない。
  数分後に、秋田県全域で停電。
  携帯電話は圏外になっていた。おそらく、
  停電で中継基地が使えなくなったのだろう。
  テレカと硬貨の両方が使用できる公衆電話も停電で使えなかった。
  停電なので、インターネットも使えない。
  停電以降、JRは不通になったようだ。
  最初はよく分からず、停電の時間が長かったので、30分後にラジオをつけた。
  数時間後に岩手や宮城で大きな被害が出たことを知り、
  尋常ならざぬ状態であることを悟る。
  慌てて、電池・ろうそくや灯油を購入しようとし外出したが、
  多くの人が買い出しに出ており長い行列になっていた。
  東北管内の高速道路も電光掲示板や標識、照明が停電で使えないため、
  通行止め。
  停電で暗くなり、17時前後で多くの店が閉めた。
  停電のため、道路は信号機無しで運転しないといけない。
  所々で事故が起きていた。
  夜の運転はあきらめた。
  暗くなるとろうそくの明かりが頼りだが、普段よりは早めに寝た。
  私の地域の水道は出たが、揚水ポンプの水道の地域は、
  停電のため出ていないようであった。
  救急車がひっきりなしに走っていた。
  翌朝、ニュースで知ったのだが、練炭をたいた人が一酸化炭素中毒で倒れた人が
  続出したそうだ。

3月12日
  足りない商品を買いに出たが、長い行列になっていた。
  9割近いガソリンスタンドは停電のため休業していた。
  1割近いガソリンスタンドは手回しの給油で対応していた。
  長い行列で数時間待ちであった。
  半数以上の商店は開店していたが、
  雑貨や食品関係の商店はどこも長い行列になっていた。
  停電なのでATMが動いていない。
  停電のため、病院は大変だったようだ。人工呼吸器、ICUの患者さんの対応など。
  緊急用の発電機で凌いでいたようだ。
  透析治療を実施している病院では、停電のため透析治療が
  不可能の所もあったようだ。
  緊急患者の受け入れも、停電のため対応できる病院と
  出来ない病院があるようだった。
  JRは今日も不通。
  バスも動いていなかったようだ。
  私の地域では20時30分ごろ、電気が復旧した。

3月13日
  半数以上のガソリンスタンドは開店していたが、
  給油量は10~20Lに制限されていた。
  商店も開店していたが、品揃えはあまり揃っていなかった。
  JRはある程度運行していたようだ。
  インターネット回線が20時頃に復旧した。

3月14日
  ガソリンスタンドは今日も給油量を制限していた。
  ガソリンスタンドでは、燃料が補給されていないようで、緊急車両優先らしく、
  一般車は数日間は給油量は制限せざるを得ないとのとこだ。
  クロネコヤマトは、燃料が確保できないことと、
  高速道路網に一部不通があるため、休業らしい。
  商品によっては、補給されていない物もまだまだあるようだ。
  今日は月曜日だが、大部分の学校は休校。
  大部分の病院は開いているが、一部開いていないところもある。

<停電に対し必要な物>

乾電池・懐中電灯・ろうそく・
乾電池で動くラジオやテレビ・
カセットコンロ・カセットボンベ・
電気を使用しないポータブル石油ストーブ・灯油・
車の燃料・
携帯電話用の電池パック・
公衆電話用の10円玉多数・テレホンカード・
食料・水・
現金

投稿: 停電 | 2011年3月14日 (月) 21時23分

 藤原さま、はじめてお邪魔します、koroと申します。東京在住のパートタイマーです。
 今朝、通勤途上で、何事か声を荒げる男性を疲れた顔の駅員の方が鎮めているのを目撃しました。今、日本に住んでストレスを抱えていない人はいないでしょう。
 「絶対安全」という言葉に乗っかって、この地震大国を気づいてみたら原発の追いかけてこない場所はない国土にしてしまったのは我々自身です。人間のやることに完璧も、100パーセントもありえません。起こるべきことが起こったと思っております。改めて、自然の方が勝っていることが実証されたのです。
 誰それを非難している場合ではありません。私自身の覚悟を問われています。
 少し暗くなり、エスカレーターの動いていない街を、人、物、エネルギー、あらゆるもの過剰を感じながら歩きました。
 私たち自身の思い上がりが招いたことです。
これから、こちらにも更に被害が出てくるでしょうが、本来この事態は東北の方々ではなく、第一に私たちが被るべきことではなかったのか、とも思います。
この事態は、これまでの自分自身の人生を思い返し、これからの暮らし方について改めて考えることを私に求めています。腹をくくって、暮らしてゆくつもりです。
 どうぞこれからも、これからの暮らしに役に立つご提言をいろいろと聞かせていただければと思っております。

投稿: koro | 2011年3月15日 (火) 16時05分

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