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2011年3月29日 (火)

藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2011年3月29日 能面ビー玉を早く追放せよ

能面ビー玉を早く追放せよ

leader110329.mp3をダウンロード

遠山藤原学校のご案内、4月30日・5月1日です

毎週1回発行、ワールドレポート

毎月2回開催、新橋藤原学校

藤原直哉のツイッター。過去のワールドレポートから短文を抜粋しています

NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム

藤原直哉の精神世界講演録

<<革命が起きやすい状況かどうかを診断します>>

チュニジアに続いてエジプトでも「革命」。人々の鬱積したエネルギーが噴き出してきたとき、組織は短期間に大きく変化していきますね。

では人や組織に「革命」が起きる前兆、エネルギーはどうやったらわかるか。それはリーダーシップ研修で出てきた企業文化を分析してみればわかります。

本当にこれから人も組織も破壊ではなくて創造的に動いていかなければならない時代、今の自分と組織を診断して、問題は早めに直していったほうがよいと思います。

「革命」が起きそうな人や組織なのかどうか、それを企業文化の分析を通じてやろうということになりまして、添付ファイルのような形にしました。

当社の長谷川が実はこの文化の分析をやっているヒューマンシナジェスティック社の日本の拠点であるHSI社の認証コンサルタントになっていて、全部日本語で、日本のリーダーの現状を踏まえて診断いたします。状況によっては藤原もアドバイスいたします。

ということで、手作りなのでちょっと料金が高めなのですが、もしよろしければご本人、社内の方、あるいは社外のお友達などに受けていただいて、診断をしてもらってはいかがでしょうか。

ご質問などは長谷川か藤原にお寄せ下さい。

資料はこちらです。

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コメント

ベンジャミン・フルフォード氏
緊急特番・東日本関東大震災地震の真相は!
http://blogs.yahoo.co.jp/masonry666to/24283520.html

日本近海に、米国潜水艦が、海底に穴を開け、原爆を設置し、爆発させ、津波や地震を引き起こした、と話している。

米国が、沖縄基地問題をスムーズに処理するために、そして、米軍の大切さを認識させるために、今回の地震を引き起こしたと言われている。
又、日本から金を巻き上げるために、今回の地震を引き起こしたと言われている。

[ 間接的な証拠 ]
チリ沖地震の時には日本も被害が起きているが、今回の地震では、日本と反対側の国にはいっさい津波被害はない。
米国の公文書には、地震による津波で日本に被害を引き起こす計画が過去にあったことが公開されている。
米国の艦船が、地震が起きる前に、日本近海で何か作業をやっていた。
米国の艦船が地震が起きる前から日本に向けて出発していた。
東日本ハウスの株が、地震が起きる1ヶ月前に値上がりをしている。
竹中平蔵の弟が、ミサワホームを不当に乗っ取り、会長に就任している。
韓国が地震が起きる数ヶ月前に大量にヨウ素を購入している。

投稿: 海底地震爆弾 | 2011年3月29日 (火) 21時56分

福島第1原発は、住民の反対や福島県知事の反対もあり、プルトニウムは使用されないできた。
又、東電も地元要望に同意してきた。
しかし、突如として、4ヶ月前からプルトニウム燃料が地元の反対を押し切って、3号機で使用された。
ベンジャミン・フルフォード氏によると、
米軍の日本近海の海底爆弾を爆発させた時に発生する放射性物質を偽装させるために、プルトニウムを使うように即したのではないかと話している。
現在の原発事故報道は茶番らしい。
特に、欧米のマスコミ情報は嘘が多いので信用しない方が良い。
日本人を不安に陥れ、社会を混乱させるためのプロパガンダをしかけている。
欧米メディアや米軍は、放射線測定値の量を不当につり上げ、マスコミを利用している。

投稿: 海底地震爆弾 | 2011年3月29日 (火) 22時13分

「能面・ビー玉」っていうのは、役所や大企業以外にもいるんですねえ・・・。


私はある世界規模で普及している瞑想(ビートルズもやっていたというやつ)を実践しているのですが、今日本中の瞑想者が日本の集合意識を高めるために、毎日同じ時刻に瞑想をするというようなことを行ってます。
それはそれでいいのですが、昨日その瞑想のサイトの中のチャットに、家族の者が担当の瞑想教師に対してこんな書き込みをしました。

「瞑想者の家族の者です。私も瞑想を習いたいのですが経済的に苦しく12万円の受講料がとても高い壁になっております。もう少し金額を安くして頂く事は出来ないのでしょうか?」

それに対する教師の答え・・・、

「値段のことは、世界的な瞑想運動の基準で決められているので簡単には変更できないのですが、瞑想を学びたいという思いがあれば、それぞれの人にとって一番よい時期に瞑想を学ぶチャンスがやってくると思います。すぐにそのチャンスがやってきますように、心からお祈りしています。」

・・・・・・ということなんですが、どうでしょう。
納得いきますか?


たしかにこの教師の言う事は瞑想を実践している者から見れば正しいのですが、瞑想を習ってもいない者に対してこの言い方はちょっとないのではないか?と思うのです。


この瞑想、昔は5万円ほどで習うことが出来たのです。
90年代以降徐々に値上げをしていき、2002年、何があったのかいきなり24万円にまで値上げ!・・・・・・・。
その後一部の瞑想者が抗議をしてましたが、まったくの無視。
それからは瞑想を習う人は企業経営者などのセレブが中心となり、すっかりこの瞑想のイメージが変わってしまいました。

そしてリーマンショック後の2009年、半額の12万円に値下げ。
しかしそれでも今の多数の日本人の経済レベルでは到底無理。

こんな経営法、私のような素人でもおかしいと思うのですが、藤原さんのような経営のプロから見た場合、どう思われますか?

いったいこの組織のリーダーは何を考えているのか、さっぱりわかりません・・・。

ただ瞑想そのものはとてもいいテクニックなのですが、ここ最近のそれを教えている人々や組織がどうしても好きになれません。

昔(90年代前半くらいまでは)はもっとまともな教師がいましたし、組織もちゃんとしていて信用出来たのですけどね。

それと最近では渡辺善美議員とも交流があるそうですが、その渡辺氏は瞑想を実践しているかどうかは不明なのだそうです。
ハッキリ言って胡散臭い・・・。

投稿: SOMA | 2011年3月30日 (水) 15時37分

SOMA様

 SOMA様が仰っている瞑想教室かどうか分かりませんが、私の知り合いにNYでTM瞑想の瞑想教師をしていた方がいます。
 当時、TM瞑想の瞑想教師は、マントラを授けることになっていましたが、NYの瞑想教師はフィーリングでマントラを授けていました。
本来、マントラは意味のある言葉でなければならないのですが、意味のない言葉というか、でたらめの音をつなげたマントラを授けていた教師がいたそうです。(NYの瞑想教師の相当数がでたらめの音をつなげたマントラを授けていたそうです。)
その教師たちの生徒は、自殺者や精神障害を患う方が続出したそうです。
調査・検討の結果、マントラはサンスクリット語の意味のある単語を授けるように指導されたようです。
(私の知り合いのTM教師は、サンスクリット語のきちんとしたマントラをさずけていたようです。又、その事件の後、まもなく、やめました。)
その事件は、何十年も前の話です。

 TM瞑想は、昔と違って、大分、改善されていると思いますが、・・・・、
費用は高めだし、何となく、商業主義という感じが、・・・。

 インド式の瞑想を、無料で指導してくれる所も探せば、それなりにあります。

 日本だと古くから禅寺があります。
禅寺によっては、一般人を無料か安価な価格で指導してくれますところもあります。

投稿: Darma | 2011年3月31日 (木) 06時03分

こんにちは藤原様、何だかショックドクトリン?の様相ですね(笑

地震発生前に外国から避難指示が出ていたとか言う話がネットに出て削除依頼?命令?がされて特定の場所で核爆発と同規模の地震が発生している事実。

人工地震なのか?自然災害なのか解りませんが、原発の話で通常なら地震発生のメカニズムの解説がマスコミで全くされていない様です。この辺りも人工地震説を補強する材料なのでしょうか?

まあ、起きてしまった事に目を向けるよりも原発を安定させて環境修復を急がないと今の国際社会では日本製品が相手にされなくなります。

復興資金について予算の組み替えだとか訳の解らない話をしていますが、日銀の当座預金残高が40兆ほど積み上がっているそうです。日銀としては当座預金は5兆もあれば十分だそうです。

300兆は民間銀行が余裕で準備できる訳です。100兆ほど国債をだしても国債の未消化なんて起きる訳がない。銀行が全て引き受けられる。

原発利権に関しては構造が透けて見えてきましたので先がないでしょう。

一番最後まで手練手管で世の中を混乱させるのが銀行ではないかな?

藤原さんにとっては興味もない茶飲み話でしょうが原発以上に問題をすり替える要素が満載ですから、しっかりと話をして頂ければ幸いです。

マスコミが原発の報道ばかりなので下請け叩きや丸の内の横暴がすっかり影が無くなりました。地震が起きても経済構造が変わった訳ではない。

子供でも解る大事件で他の問題を隠蔽してしまう。それがショックドクトリンじゃなかったかな?隠蔽された問題を掘り起こしていないと復興の足枷に成りはしないのか?

放射線は問題ない。と言う話がありました。ブログを参照下さい。コメント欄に音声版を載せる予定です。

投稿: kazu | 2011年4月 1日 (金) 02時17分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。こちらにまとめてお返事させていただきます。

原発については冷却装置の設置と封じ込めが大規模破たんの前にできるかどうかですね、米仏が競争して自分たちが封じ込めると言って日本にやってきてますが、所詮は蒸発して凝縮させるか、冷却して閉じ込めるかのどちらかで、有害物質を消すのは、驚くべきことにEMBCに頼るしかありません。

それにしてもおっしゃるとおり、ショックドクトリンですね。しかし永田町・霞が関・大手町は本格的に反省している様子がない。これは第二弾があると思います。これが怖いのですよ、直下型じゃないのかな。

財政のことでもとにかく全体のリーダーシップがないからみんな自分の芝生を守ることしか言いません。その間に二次被害が増えるばかり。しかし考えてみれば千年に一度の地震が起きたわけですし、慌てることなく根本から立て直しをすべき時だということです。少々先の長い話になりそうですが、よく見れば新しい動きは足元からいろいろ始まっているわけで、本物のボトムアップ、下剋上社会になりましたから、どんどん積極的に行動していきましょう。

日本再生についても私が以前から言ってきたことをどんどん政府も言うようになり始めました。ただそれを行動に移すリーダーシップがないのです。あとはリーダーが変わるだけです。でも方向はもうこれで決しました。

引き続き精進していきましょう。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2011年4月 2日 (土) 07時46分

最近ですが、政府から「経済特区」、「高台の新しい街」などという言葉がチラホラ聞こえて来るようになりました。はてな?藤原さんに応援を要請したのだろうか、それとも自分たちが浅はかである事に気づいたのか、いや、この放送を盗み聞きして自分たちのアイデアのようにしたいのかよく分かりませんが、確かに流れは藤原さんがこの放送で過去に言ったり、著書で書かれてる方向で決まりです。

また、ここにきて民主と自民の大連立の話が賑やかになってきていますが、そんなもんは永田町や霞ヶ関の事情で国民にはまったく関係ないですね。所詮はドラえもんでいえば、屁理屈をこねるスネオ君と、とろいのび太君の仲直り話みたいなもんで、もたついて復興が遅れれば両者とも追放されてしまうのじゃないでしょうか。原発問題も追及する声が大きくなればなるほどこの大連立話は加速していくと思います。
人々の命より金をとった連中が1ヶ所に集められた時に天が止めを刺すかもしれませんね。

投稿: yama | 2011年4月 2日 (土) 18時52分

こんにちは

計画停電は植民地経営の有効手段??

水道を止めて解った事から必要不可欠のインフラを何らかの理由で止める事はインフラの利権を守る非常に有効な手段で、植民地に「仕方がない」と言う意識を植え付ける手段として非常に有効だと感じました。

原発がないと電気が止まる。その刷り込みを行っているのではないかな?と直感的に閃きました。

柏崎刈羽の原発が全滅した時でも夏場の電力供給は何とか成っていました。今の季節は電力使用量が低い時期ですし実際の使用量は予想の80%程の推移のようです。

利権で美味しい思いをするには法律を作る事が重要です。人権を守る何とか?と言う所で金が無くて水道代が払えなくて水が止まっても仕方がない。と言われました。

今の時代のリーダーの意識を良く表しているなと感じた物です。

口ごもる専門家
http://takedanet.com/2007/07/post_a95b.html

科学が政治と結託すると
http://takedanet.com/2009/09/post_d86d.html

植民地は暗く冷たい指導者が経営すると儲かります。脱植民地という意識を少し考えると良いのかも知れません。

投稿: kazu | 2011年4月 2日 (土) 22時24分

 ショックドクトリンって、恐いと思います。
今回の地震で、欧米につけ込まれて、日本の経済・金融・文化などの体制が悪い方向へいかなければいいと思います。

 オバマ大統領が、得意満面で日本を援助すると行っていましたが、米国の出す支援金は元を正せば、日本が買い支えている米国債ですからね。別に米国から支援金をもらわなくても、日本は米国債を売ればいいだけのことだと思います。
 米軍兵士の征服の腕につけている「友達作戦」のワッペンも不気味に見えます。米軍の災害支援が元で、沖縄米軍基地問題の取り組みが後退しなければいいと思います。沖縄に居座るために、米軍は災害支援をしているように思います。
 欧米は、日本に僅かな援助で恩を売り、後でガッポリ日本に援助させる気でいるように見えます。


(転載)
 ナオミ・クラインは、2008年、『ショック・ドクトリン』という著書を発表した。この本では、大惨事(戦争、テロなど)につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革の実態を暴露している。簡単に述べれば、大惨事が起こり、人々の思考が停止したその一瞬をつき、これまで咽喉から手が出るほど望んでいた過激な政治改革/経済界改革を断行するということであり、NY等で起こったあの911テロが最たる例だ。

 また、ナオミ・クラインが指摘する“ショック・ドクトリン”は、政治的、あるいは経済的改革のみを指摘している訳ではない。そこには人間の思想などを、新自由主義を標榜する人間達にとって都合の良い方向に改める、行動心理学的方法も織り込まれいる。直近の例でいえばイラク戦争がそれに該当し、単なる統治/傀儡政権などという甘いものではなく、“国家をイチから作り直す”という、当該国がそれまで積み重ねてきた歴史や風習を無視しきった、強引この上ない国家建設への試みのことを指し示す。

 

投稿: 見返り | 2011年4月 3日 (日) 03時40分

ずらっと眺めて備忘録

■計画停電と言う名のブラフ。
■最悪の技術破綻は日本の手に負えない。
日本の選択自由権を自ら放棄し、世界の選択になった。
(日本が消えても世界を救うのが世界の秩序となったら…)
■書いたら規制されるらしい事実一覧
使った金の3.5%を利益にしていいおかしな企業
金を使えば使うほど儲かる企業
省エネ家電を開発する分だけ電気料金値上げでまったく安くならない電気代
国民一人当たりでは先進国中ダントツ省エネの日本
いつのまにかアメリカの三倍の値段になった電気料金
企業が逃げ出す高額電気料金、大手は自社で発電所を建設する始末
国(国民の税金)から原発への補助金25兆円
東京電力原発トラブル隠し事件から何も学んでいない東電
危険でトラブル続き、金食い虫で全体の10%しか貢献してない原発
2002年は全原発停止でも夏を乗り切った事実(今はもっと省エネ進む)
原発がなければ計画停電するぞという恫喝
電力ロス超非効率、広大な送電線網は電力会社の資産、民間送電には貸しません
世界一性能のいい地熱発電プラント技術を輸出するも温泉列島日本で高コスト(ウソ)を理由に建設せず
民間には風速50メートルでも、ほぼ無風でも発電する超高性能風力発電プロペラ技術がある
国土の12倍の海洋領土は巨大な発電用地
いつの間にか世界の発電潮流は自然エネルギーになっていた現実
政府が補助金を止めるまで世界一だった太陽光発電技術
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌へ亘る巨大なスポンサーは敵なし
もんじゅは地獄の釜状態を隠蔽中
■日本メディアが流さないニュースを海外ではどんどん流れている。
http://www.youtube.com/watch?v=scXs8uwiv-U
突撃レポーターはこうでなくっちゃって(苦笑)
■メルトダウンと言わないで炉心溶融(同じ意味)としている。
■被災地に総理が来る場所は被災者がお掃除をしておかなければいけない。
■天皇は薄笑いを浮かべて用意された原稿を読んでいる。
(まさに能面ビー玉一家)
■既存の通信インフラではないスカイプなどの方がTV電話にもなる優れものであったこと。

募金は領収書を貰って税控除に使う用意は必要ですね。
増税分払った金額の不公平が出ますから。
(私はこういう事態こそ募金ではなく政府や行政が出すべき金だと思っていますから出しませんけどね)

まぁ頑張れるとか大丈夫だとかやるほど詰んでるんだなとしか思えないわけなんですけどね。
むしろ
『ちょっと考えよう戦後日本』ってやればすこしはマシになるかな?

投稿: 見学者 | 2011年4月 3日 (日) 15時31分

4月1日付の報道で、かつて日本の原子力工学や政府の原子力政策を担っていたいわゆる識者(「原発族」御用学者の方々(?))がフクシマ事故に国家的対策が必要だとして「提言」を発表したそうです。報じられる所では、原子力災害対策法にもとづいて対策を講じるべきだとして「広範な放射能汚染の可能性があるので国内の知識・経験を総動員する必要がある」云々と、政府・業界・研究者一体で緊急事態に対処せよと求めたとのことなのですが、やはり、どうして今さら?と思ってしまいます。良くも悪くも、この人たちも風向きが変わったのでしょう。
報道に名前が出て来る学者には、松浦祥次郎・元原子力安全委員長の名もありますが、この人はウィキペディア(「原子力安全委員会」中「原子力安全委員会に関する報道」の項)にも発言が記録され紹介されており、以前からあまり安全性を真剣に考えていなかった科学者らしいことが分かりますね。
(手短かに引用すると「アメリカでは1982年に全電源喪失を想定し安全規制に活用していたのに対し、原子力安全委員会は90年、原発の安全設計審査指針を決定した際、「長期間にわたる全交流動力電源喪失は、送電線の復旧又(また)は非常用交流電源設備の修復が期待できるので考慮する必要はない」とする考え方を示した」云々とあり、その後にこの「科学者」の詭弁のような発言が論拠とされたらしきことが載っています…。)

しかし、政府やNISA等の事故担当当局の官僚サマ方が、折角、米軍がオファーした特殊な冷却材の提供を門前払いした(蹴った?)という問題は藤原さんも触れておられました。あれを利用していれば、先週末(3月25~27日の週末)には穴あきの原子炉も冷却出来ていたはずでしたが。なぜかそれを蹴ったというのですが、恐らくどいつもこいつも放射能で脳がダメになっているのでしょう(笑)。それを今になって「国内の知識と経験を云々」と言われても…と一般の国民は困ってしまいますね。「特別予算・増税」で金をよこせ、などと言う「提言」ではないとは思うのですが(笑)。

ソ連・チェルノブイリで今から25年前に起きた史上最大の核事故(記録を塗り替えたフクシマが最大だとの説も欧米で出てます)の場合、原子炉たった一個において4月26日に事故発生してから約10(11)日後、翌月5月6日には一応、放射能の流出を減少させたとのことで、ウィキペディアにある簡単な記事もそう記録しています(「チェルノブイリ原子力発電所事故」)。しかし、ソ連などとは桁違いに先進技術国だったはずの日本では、少なくとも4個の原子炉でもう3週間以上、大量の放射能流出が続いているようですね。もっとも、公式発表では流出した線量が大量だという見方を否定し続けておりますが、外部(欧米)はそれを信じていないようです。

フクシマ事故は、こうして日本の「国内の知識と経験」では収拾すら不能という破局(カタスロトフィ)の状態に陥っているわけですから、米軍のオファーを門前払いした責任者たちが今さら「国内」うんぬんと口にするべきではないですね。元々、福島県の問題の地域は昔から「原発銀座」と呼ばれ、事故の危険を問題にされ続けて来た「前歴」もあります。活断層の問題はもちろん、「ギンザ」状態、あるいは「下町」状態で密集して建設されている複数の原子炉が問題で、やがては今度のような大事故を招く恐れがある事は昔から指摘されていましたね。
今のフクシマ事故は、こうして起きるべくして起きたとんでもない核事故ですから、TVカメラの前で泣いてみせたテプコの役員さんのように、今さら泣いてもわめいても遅いのです。日本の科学者・技術者はここでただ単に頑張ってもらい、問題を解決してもらうしかないです…。もしくは、すぐにアメリカ政府から問題の冷却材をもらうべきですね。
上のウィキペディア記事によると、ソ連ではチェルノブイリに液体窒素を冷却材として投下して収拾したようです。もし米軍の冷却材がそれより良いなら、これらのお偉い科学者・技術者がすぐアメリカに土下座して(笑)それを貸してもらえば良いでしょう。何しろ、アメリカのオファーをバカにして蹴ったのはご自分たちでしょうから。アメリカもそういう冷却材を貸してくれるわけですし、もう実は解決法は提出されているものと思います。

そもそも、日本の原子力技術がしょせん外国からの「借りもの」科学・技術であることを隠しつつ、膨大な補助金・税金を原子力利権としてむさぼったり、官僚サマ気どりで偉ぶって来たことが問題だったのでしょうね。ですから、その自らの姿勢を「一体となって」改めれば済むはずなのですが…。そうしない限り、アメリカのように何しろ核事故についても「一日の長」がある人たちは、この人たちに力を貸してはくれません。
何しろ、事故発生からもう一ヵ月です。これ以上ぐずぐずと先延ばしをすることは許されることではありませんね。史上初の原爆の被害について語った昭和天皇の終戦の詔勅の言葉を借りるなら、枝野某氏のようにこの3週間ダラダラお役所仕事で「事故対策」をやった振りをし続けるような行為は、「わが民族の滅亡」を招来するのみならず、ひいては人類全体の文明を破壊することになることですから。やはり、今は昭和20年と似た状況なのだと思います。

それでも、震災・原発事故が起きたのは、折りしも北朝鮮をにらんで米韓日豪などで軍事演習を繰り返し、極東で軍事的な緊張が続いていた最中でした。そのまま日本が核戦争で「捨て駒」などにされるよりは、今の状況の方がまだ被害は軽い、と考えることも可能です…。むしろ逆に、「天はまだ日本人を見放していなかった」と言える時がやがて来るだろうと思いますね。
今度の震災・原発事故はアメリカの潜水艦が「海底」に仕掛けた核兵器が原因だという説のご紹介がちょうど上にあり、個人的には首をかしげざるをえませんが、同様の日本語の記事はよそでも色々と目にします。震災からずっと、欧米メディアではフクシマ原発が大量の放射能汚染を広げていると警告していて困ってしまうのですが、それら報道もすべて欧米が日本を陥れる策だとして、福島原発~関東平野にかけても放射線レベルは実は高くないとか、外国人旅行者も東京に戻って来なさいとする説です。これらはやはり荒唐無稽の一言に尽きると思いますね。

関東、東京までプルトニウム汚染が広がっているのでは?という疑問は、藤原さんのツイッターでも触れている通りの重大かつ緊急な問題です。ついでですが、テプコのネットから見れるフクシマ事故サイトの夜の写真を拡大などすると青い光が見えるというツイッターのお話は、いわゆるチェレンコフ放射の光が見えるみたいな気がしますので、恐い話です。日本の政府もテプコも、そんな恐い物をずっと放置しているのだと思うと呆れ果てます…。

放射能汚染データと基準値について、私のような素人にも分かるよう説明しておられる武田邦彦教授のブログは私も参考にしているのですが、プルトニウム汚染に関しては武田教授も川田龍平議員が最近発言されて(「角砂糖5個分で日本人全員の致死量となる」と)電機業界とスッタモンダになった問題で影響を受け遠慮しておられるような気がします。プルトニウムを吸い込んでもガンになることはないだろうと楽観視しておられます。
文献・データの不備もあるのではと思ってしまうのですが、アメリカ発の情報だと(動物実験等のデータで)やはりプルトニウムがガンなど病気の原因となることは広く信じられていますね。今はやはり多くの日本人が「安全なくして科学・技術なし」(?)というモットーを身につけるべき秋だと思います。少なくとも「安全マージン」という考えは常識として身につけるべきでしょうし、プルトニウムを吸い込んでも安全かななどと自分の体で人体実験をしてからでは遅いので、やめるべきですね。プルトニウムの場合は、とりあえず川田龍平説と武田説の中間点を採り、当面の安全対策を決めたいものです。

プルトニウムによる病気に関するアメリカの学説は私も直接は知りませんので、わりと知られているアメリカ人(経済専攻の元助教授だとか)のブログを参考までご紹介します。http://www.washingtonsblog.com/2011/03/how-dangerous-is-plutonium-from.html (ジョージ・ワシントン=筆名=のブログ「How Dangerous is the Plutonium from the Japanese Nuclear Plant?」 March 28)この末尾で、チェルノブイリのプルトニウムがスウェーデン、ポーランドで検出されているともしていますので、日本の場合も「重い粒子だから関東には飛ばない」とするのは根拠がない気がします。日本も欧米も、プルトニウムという物質の特性は同じだと思いますから。(笑)
また、1979年のスリーマイル島事故の当時から原発事故問題を扱って来たというA・グンダーセンの説も動画で聞くことができ、フクシマ原発サイトから出たキセノンとクリプトンといった希ガスが東京上空を通過しながらガンマ線を出すと話しています。http://www.youtube.com/user/fairewindsenergy#p/a/u/0/964tH5guz68 この動画は先日、3月25日付のプレゼンですが、その5分05秒辺りから、主に劣化ウランとプルトニウムが放出するアルファ線について「重砲のような」パワフルなものと話しています。プルトニウムを吸い込めばそれが崩壊する際に放出するアルファ線によりガンになる、と語っていますが、そう考えて「安全マージン」を取りつつ対策を講じるのが科学・技術の(本来の)仕事でしょうね。

なおグンダーセンの話では、TV動画などでよく見る白い防護服のことでしょうが、ガンマ線はああいう「バブルスーツ」では防げないようで、あれを着ている人たちは皆がガンマ線にさらされてしまっているようですが、着ている本人たちはそれを分かって着ているのか…。動画でよく見るわけですが、おいおい大丈夫なのか?と心配させられたりです。

尚、これと同じ動画にリスト化されている3月18日付の動画では、フクシマ事故サイトの航空写真からグンダーセンが看て取った情報を解説しています。http://www.youtube.com/watch?v=fONA0QKnHm4
私は良く調べていませんが、一番最初(12日)に起きた大爆発の現場の事でしょう、第一号機(「ユニット1」)を上方から見ても、そこにあるべき使用済み核燃料棒のプールが見当たらない事を指摘しています。ではどうなったのか、はテプコや菅内閣・日本の官僚サマ方もまだ分かっていないのでしょうね。
更に、この写真の日付は分からないものの、「人はどこにいるのだろう?人が誰もいません」と人影がまるで写っていない問題も指摘していました。つまり、事故対策の作業がほとんど進められていないらしい事実を危惧していましたね。経験も豊富な人物で、スリーマイル島事故以来という年季も入っていますので、恐らくグンダーセンの分析は正解でしょう。グンダーセンは、フクシマ原発事故はチェルノブイリを上回る災害と見ていて、「フクシマ事故は筋肉増強剤を使わせたチェルノブイリ事故」(Chernobyl on Steroids)と呼んで警鐘を鳴らした人でもあるようです…。

日本側はというと、フクシマ事故の直後、日本の官僚サマ方とテプコのお偉いサマ方は腰でも抜かしてしまい、何も対応できずにオロオロして時間をムダにしてたのかも知れませんね。まあ何しろ、なんでもかんでも「危機管理、危機管理」と、お役人体質で「管理」(笑)する事を仕事のGOALとしている人たちですから…。それを直ちに改めねばなりませんが。

危機を「管理」するなどと考えず、真面目にダメージコントロールを一所懸命にやれば良いのです。そうして頑張り、仕事を覚えること、経験を積むことを学ぶことが大切です。東大を含め、大学でも「人間の仕事は生涯修行だ」と覚えさせないと、日本の官僚サマ方のように仕事も出来ない人間になり、百歳以上老人の統計もお役所統計でごまかし続けてみたり、原発事故があっても対応不能で「能面・ビー玉」でゴマかすしかないようになりますね。その結果、東京の官舎に住む自分自身も、フクシマ原発の地元と同様、放射能汚染を浴びて死に至る病にかかってしまうわけですから、この官僚主義というシロモノも、末路は非常に皮肉で悲惨ですね…。

いずれにしろ、この震災が起きる前は昨年から日米・米韓の軍事演習が続いて来ており、米海軍はずっと極東をウロチョロしていましたし、米日韓で北朝鮮をにらんでいつでも戦闘状態に突入できるような状況が続いていたと思います。どう考えても、地震を起こすために米海軍が日本に派遣されたのではないか、というのは付会というものです。
ただ私も、震災以来、今も東北地方で続くしつこい「余震」には注意しています。3月11日の震災も、その3日前くらいから東北各地は「前兆」の中規模地震が毎日続いていましたし、あれで多くの人が大型地震が来ることを予測できていたものと思います。それ以降のしつこい「余震」も、もしかすると別の新しい大型地震の前兆と考えるべきなのかも知れません…。震災の直後、一ヵ月以内にもまた大型地震が(関東など)他の地域で起きる可能性があるという説を欧米サイトで読んだ気がします。「天災は忘れたころにやって来る」と言われていますので、東北震災で「のど元すぎた」今ごろの時期はそろそろ兜の緒を締めておきたいものです。

いずれにしろ、今回の震災が勃発したせいで、逆に日本を捨て駒にするような米韓(と日本の官僚サマ方)による北朝鮮との核戦争が起きずに済んだと考えることは出来ると思いますね。まだ西日本では北朝鮮をにらんだ態勢なのでしょうが、「イージス」や「ヘリ」で写真撮影するのが好きな菅首相もさすがに東日本の震災・原発のカタストロフィ状況を放置してイージスに乗ったり戦争ごっこしたりは出来ないようです(笑)。
ただし、最近、自民党議員が国会の質疑を利用したパフォーマンスで首相批判をしたような、「首相は官邸から動いてはならない」云々の話は、しょせんは「官僚サマ方が決めてきた前例・先例にならいますと…」というだけのことですね。この国会パフォーマンスで10年前、ハワイで高校練習船えひめ丸が米原潜に衝突された事故の際、森首相が「フェアウェーから動いてはならないと考えた」と詭弁をろうしていたのを思い出してしまいました。「だからその後も一時間半もプレーを続けた」(笑)と正当化できるというわけですが、森首相もバカげた官僚主義でした。こう水を向けられた菅首相が、なぜか「弱腰答弁」(?)に終始し迎合していたのは惨めだと思いますが、どちらもリーダーシップが欠如した人たちで、国民そっちのけでこうした「目くそ・鼻くその争い」をTVに向けて演じていたようです…。

経産省を率いるカイエダ大臣(カイエダ艦長?)も、自分の官僚的な「通達行政」のせいで民間経済に燃料がなくなってしまい、被災地で食料不足や餓死・凍死、また戦前や70年代にも似てトイレットペーパー買い占めといった問題が起き、国民は信頼してくれなくなったと思いますね。20年前、湾岸戦争がTV報道されていたころカイエダ大臣がエコノミストとしてTVに出ていたのを思い出しますが、今回はとんでもない「戦時体制ごっこ」をやったものだと思います。この人はエコノミストとは名ばかりで、民間部門のことは何も知らない人だとバレたと思いますが、燃料を国家統制にしていては日本という「艦隊」も「沈没」の艦隊(?)となってしまうのが当然です。
幸いというか、テプコも首都圏「計画停電」を強行して産業界全体の足を引っ張ってしまい、大きな問題となりましたから、1日あたりに予定していた停電は「中止」したそうです。発電船を東京湾に入れて「バックアップ」とするような電力確保策も、最初から必要ないほど余裕があったのでしょう。テプコには、今後もう停電作戦で日本人をドーカツし、生産活動を妨害するのはやめてほしいものです。

補助金と原発利権で肥え太って来たようなテプコ、故平岩外四氏や関連団体と天下りの官僚サマ方にとっては、発電船は「黒船」のようなものだったでしょうから、今度のような事故があっても避けたい停電対策だったと思います。東京湾にちょっとカッコいい発電船が浮かんで天然ガスなどで電力供給していたら、やがてデートスポットともなって人目につきますし、すぐに一般国民は皆が「なあんだ、原発エネルギーなんて最初から無用の長物だったんじゃないか」と知ってしまいます…。

福島県あたりに原発を建てて発電し、はるばると送電線で電力を都内まで持ってくると、電気は半分も伝送ロスで消滅するそうですが、それなら東京湾に「黒船」を浮かべて発電する方がエネルギー効率が高くはるかに経済的でしょうね。ただそうなると、ちょうど江戸時代末の黒船騒ぎで「なあんだ、お役人サマは無用の長物だったんだ」とバレたのと同様で、福島など各地の原発も経産省など官僚サマも各種「原発関連団体」も、どれもが「不要」だと分かってしまいますが…。
どうしてもそれを避けたいと思えば、カイエダ艦長(大臣)のように日本経済全体を「沈没」させるほど燃料販売禁止の行政指導をしなければならないでしょうし、テプコのように首都圏を停電作戦で恐怖のどん底に陥れなければなりません。おかげで、テプコ株価は8割も値下がりしたそうですし、円高もなぜか4月に入った時から急に円安に振れているようです。この先また官僚主義・軍国主義をひけらかすようなフクシマ事故対策・震災対策を続ければ、恐らく日本の株式市場も外為や国債市場もドーンと奈落の底に落っこちてしまうのではないでしょうか(笑)。いい加減、こういう人たちは心から改めないといけませんよね…。

いずれにしても、あの大きなソ連がチェルノブイリ事故の後に簡単に「崩壊」して行ったことを思い出すと、この一世紀ほど権力欲を謳歌してやりたい放題を続けてきた日本の官僚制も、この後は崩壊が待つだけです。その先にどんな日本を再生するかを良く考えておきたいものですが、何にしても、フクシマ原発の周辺に限らず、複合醗酵という技術には汚染された土壌等の除染に役立ってほしいものです。
何しろ、かつて豊かな海と漁場と農地が広がっていたふるさとを官僚サマ方や電力会社サマの金と権力のせいで取り上げられ、今度はついに放射能に汚染されて戻るべき土地もなくなった人たちがいますから。その人たちは、ふるさとに帰れる日が来る事を心から願っていると思います。

長くなりましたが、テプコ(東電)とは別に、宮城県の女川(おながわ)町に東北電力の原発があるそうで、北陸の「もんじゅ」も動いてないそうですが、女川原発は津波の後トラブルが起きているのだそうです。私が大学生だったころ仙台出身の同級生がいたのですが、当時まだ建設計画の段階で反対運動が起きていた女川原発の話を聞いたのを思い出します。
ちょうどアメリカのスリーマイル島事故が起きたころのことですから、女川原発も反対の声が強かった時だと思いますが、その仙台出身者から聞いた話では、反対運動をしていた住民の家には、女川でちょうどあった自治体の首長選挙等の投票用紙が届かなかったのだそうです(笑)。当時、へえ~と驚いたものですが、そんなイヤガラセまでして建てた日本の原発もなんと、今や大事故で倒れる寸前なのですから、まあ呆れますね。
あれから約30年…まさに往時茫茫の思いがする今日このごろです。

改めて、藤原さんやお仲間の皆さんのご健闘をお祈り致します。

投稿: ミスター奇遇 | 2011年4月 4日 (月) 02時38分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。政府東電は内部の内輪もめというかリーダーシップの溶解が進んでいます。その過程でいろいろな真実が外部に放出されつつあります。相当な事故である事はまちがいありません。

ただ、ショックドクトリンと言うことであれば、日本と言う国はショックドクトリンが想定する現象と正反対のことが起きる国だということです。ショックでみんなが原始的野蛮に戻るのではなく、反対に原初的神性に覚醒するということです。これはすごいことだと思います。

未だに電気の利権、原発の利権を守ろうとしている連中がいますが、もはや時間の問題でしょう。プロパンガスを使った自家発電用タービン発電機なんかはもっと使えるでしょうし、そもそも東京からもっと多くの人や企業は疎開すべきです。暑くなってきたらまた計画停電ですからね。

再生に向けての動きもこれからですが、今の役人や大企業の企画畑の人間を集めても何も始まりませんから、リーダーシップを取り変えないといけません。菅はダメ、じゃあ次は俺だと岡田が大ハッスルしているんだそうですよ、どこまで馬鹿なのかね、この人は。でも今まで浮いた浮いたでやってきて、万事うまくいかなくなってきて、永田町も霞が関も大手町も相当ビビり始めていることはまちがいありません。あと一撃何かあれば吹っ飛ぶと思います。それからですね、再建は。

とにかくそれぞれに頑張ってまいりましょう。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2011年4月 4日 (月) 09時18分

こんにちは

PCを整理していたら出て来ました。

占領軍の洗脳工作

今や占領軍はわが国の全土を手に入れた
彼らは絶対にわが国から出ていかないかのように行動している。
あるときは残忍なまでに厳しく住民を痛めつけ、あるときは反抗する住民を手なずけようとして、約束や誓いを乱発する。
言うまでもなく、彼らに協力する者が、どこまでもわが国の行政の主要ポストを占めていて、すべてのわれわれの制度を改革してしまおうと占領軍に協力している。
裏切者にまかせられた宣伝省は、あらゆる手段を用いて、われわれに対し、われわれが間違っていたことを飲み込ませようと試みる。
彼らは、レジスタンスが犯罪行為であり、これはわが国が強くなるのを遅らせるだけのものだということを証明しようとする。
占領国の国語の学習がすべての学校で強制される。
歴史の教科書の改作の作業も進められる。
”新体制”のとる最初の処置は、青少年を確保することであり、彼らに新しい教義を吹き込むことである。
教科書は、勝利を得たイデオロギーに適応するようにつくられる。
多くの国家機関は、あらゆる方法で青少年が新体制に参加するようそそのかすことに努める。
彼らを、家庭や、教会や、民族的伝統から、できるだけ早く引き離す必要があるのだ。
彼ら青少年を新体制にとって役に立つようにするために、また、彼らが新しい時代に熱狂するようにするために、彼らを洗脳する必要があるのだ。
そのため、新聞やラジオ、テレビなどが、直ちに宣伝の道具として用いられる。
個人的な抵抗の気持ちは、新国家の画一的に統一された力にぶつかって、くじかれてしまう。
占領軍に協調しない本や新聞には用紙が配給されない。
これに反して、底意のある出版社が大量に波の様に国内にあふれ、敵のイデオロギーは、ラジオを通じて、また、テレビの画面から、あるいは町を歩く人に映像の形で訴えられ吹き込まれる。
だれでも公式発表以外の情報は聞けないように、聞いてはならないようになる。
教会は閉鎖されないが、そこに通う人たちは監視される。
こういう人たちは容疑者扱いなのだ。
学校では、あらゆる宗教教育が禁止され、精神的な価値を示唆することは一切御法度になる。

ISBN-13: 978-4562036677 スイス政府著「民間防衛」より引用

首相が替わってから典型例を見ているような気がします(笑

投稿: kazu | 2011年4月 4日 (月) 09時48分

 原子力安全委員会は、原子力発電の建設基準を作成したり、安全基準、その他原発事故時の対応を助言したりする機関です。
 原子力の建設基準でいうと、震度5までしか対応していないらしく、今回の震災では、福島原発の電源関係は、地震ではもったが、津波で、使用不可になったと今のところ、報道されています。実際は、(津波が到達する以前)地震直後に、電源関係が壊れ、福島第1原発にいた東電とGEの技術者たちは、作業員をおいて退避したことが漏れ伝わってきます。ちなみに、GEの技術者はすぐに帰国したらしいです。津波で壊れた方が電気屋にとっては都合がいいのでしょうかね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110404-00000005-maip-pol

上記アドレスの記事を読むと、地震後、数時間で、圧力容器の圧力が上がり、破損の可能性があることはわかっていたようで、ベントを開けることをしないといけないのに、東電や原子力安全委員会はなかなかその作業を実施せず、とうとう、2号機の建家が水素爆発で吹き飛びました。
東電にしろ、原子力安全委員会にしろ、決断力にかけます。
 米国から冷却材の提供の申し出もありましたが、東電はそれを断りました。もし、その冷却材をすぐに入れていたら、被害はここまで広がらなかったように思います。
 又、一部の原発専門家からは、会長の記者会見まで、東電は原子炉を廃炉にしない形で、対策を考えていたのではないかと言われています。
 原子力安全委員会は、国民目線で、原発の安全を考えていると言うよりも、電力会社目線で基準を考えているように思えます。気象条件から放射能汚染域を予測するSPEEDというシステムは稼働していましたが、その情報はなかなか公開されませんでした。その理由は確実性がないとのことで、原子力安全委員会が公開させなかったとのことです。放射能の測定箇所をなかなか増やさないのも東電はもとより、原子力安全委員会もからんでいると言われています。
 プルトニウムの放出量は低いとか、放射性物質による健康被害は全くないと言っているのも、原子力安全委員会です。
 今までの経緯を見ると、原子力安全委員会という組織は、非常に不思議な組織で、原発事故を出来るだけ小さくするように、情報を隠蔽するように動いているようにしか見えません。
 東電は、原子力安全委員会の設計基準通りに原発を建設したので、責任の大本は、原子力安全委員会にあるように思え、その責任を回避するために、原子力安全委員会は色々見苦しいことを画策しているように見えます。

以下は、原子力安全委員会の構成員です。

委員長
 班目春樹(2010年4月 - )元東京大学大学院工学系研究科教授
委員長代理
 久木田豊(2009年4月 - )元名古屋大学大学院工学研究科教授
委員
 久住静代(2004年4月 - )元財団法人放射線影響協会放射線疫学調査センター審議役
 小山田修(2009年4月 - )元(独)日本原子力研究開発機構原子力科学研究所所長
 代谷誠治(2010年4月 - )元京都大学原子炉実験所長

 菅首相は、地震の翌日、ヘリで福島等を視察。その時、いっしょに同行した班目春樹原子力安全委員会委員長は、菅首相に、原発は構造上爆発しないと言いましたが、その日の15時半に福島第1原発2号炉の建家が爆発しました。
委員長でこの程度ですから、事故処理に一抹の不安を覚えます。
 ある原発技術者によると、原発に近づき、電気系統を普及させるのは既に無理、後できることは、水で外からかけることと、その汚染水の処理、チェルノブイリのように石棺方式で放射性物質を外部にださないことと言っていました。石棺方式で処理した場合、原子炉に近づけるようになるのは30~40年ぐらいかかるとのこと。放射性物質を一刻も早く、外界に出さないようにする対策が大切とのことです。

投稿: 通りすがり | 2011年4月 4日 (月) 12時21分

「国内の経験、知識を総動員する必要がある」
と、言っておきながら放射能を含んだ排水を海に垂れ流してるようですが、確かにembcをテストしてみないのはなぜか?それとも、もう使っているのだろうか?自分たちの知識外の事は認められないのか?
大気中にばら撒かれ続ける放射性物質に対して霧状に大量散布してみてはどうか?
泰澄石の粉末を原発の排水や土壌に混和してみてはどうか?など大急ぎで試さなければいけない事がたくさんあるはずですが、鉱物や微生物の博士達が表に出てこないとたぶん解決しないでしょうね。
「固めるテンプル」みたいなことをしていても、これから何年も放射能は出続けるでしょうから。

投稿: yama | 2011年4月 4日 (月) 18時57分

放射性ヨウ素131 半減期 8日
放射性ヨウ素129 半減期 1570万年

殆どの放射性物質は生物濃縮されないが、ヨウ素129のみ海藻に蓄積される為、まず三陸沖・福島沖の海藻が放射性物質によって汚染され、食用にならないのではないかと考える専門家も居る。

投稿: 通りすがり | 2011年4月 5日 (火) 01時27分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。こちらにまとめてお返事させていただきます。

膨大な量の水が海に流れ出しましたね。それ以前に高濃度の水が流れていたわけで、空以上に海洋汚染が激しくなりそうです。当然外国にも影響しますし、えらいことですね。もうこれは微生物の力で除染する以外に方法はなく、自然が持つ自然治癒力に期待し、それを増強するしかありません。

博士はいま、韓国にいますよ。韓国とタイアップして、日本の被災地で実証して、それを持って改めてEMBCでやろうということになっています。何で韓国かと言えば、日本政府が菅首相あての手紙を送ったのに何もしてくれなかったからですよ。それに対して韓国の元政府高官が、これはおもしろいからぜひやろうと乗り出してきたのです。この行動力の差は何なのでしょうか。

ま、今の日本政府もソ連と同じ運命ですね。いろいろな面でわれわれの生活や仕事がこれから変わっていきます。みなさんでたくましく生きていきましょう。

ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2011年4月 5日 (火) 17時16分

>日本政府が菅首相あての手紙を送ったのに何もしてくれなかったからですよ。

 藤原先生は、霞ヶ関で役人をしていた経験があるので、分かるかと思いますが、菅首相宛に送っても直接、首相に届くわけではありません。どうせ、重要性の分からない役人どもが途中で止めてしまったのでしょう。

 ダメでもともと、菅首相の奥さん宛に手紙を送り、奥さん経由で菅首相に手紙を読んでもらうか、国会議員などの人脈を通じて、菅首相の耳にその情報を直接入れてもらうしかないと思います。

 韓国とタイアップなんてもったいないですよ。

投稿: 通りすがり | 2011年4月 5日 (火) 19時40分

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