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2011年3月15日 (火)

藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2011年3月15日 現場と見識

現場と見識

leader110315.mp3をダウンロード

遠山藤原学校のご案内、3月26・27日です毎週1回発行、ワールドレポート

毎月2回開催、新橋藤原学校

藤原直哉のツイッター。過去のワールドレポートから短文を抜粋しています

NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム

藤原直哉の精神世界講演録

<<革命が起きやすい状況かどうかを診断します>>

チュニジアに続いてエジプトでも「革命」。人々の鬱積したエネルギーが噴き出してきたとき、組織は短期間に大きく変化していきますね。

では人や組織に「革命」が起きる前兆、エネルギーはどうやったらわかるか。それはリーダーシップ研修で出てきた企業文化を分析してみればわかります。

本当にこれから人も組織も破壊ではなくて創造的に動いていかなければならない時代、今の自分と組織を診断して、問題は早めに直していったほうがよいと思います。

「革命」が起きそうな人や組織なのかどうか、それを企業文化の分析を通じてやろうということになりまして、添付ファイルのような形にしました。

当社の長谷川が実はこの文化の分析をやっているヒューマンシナジェスティック社の日本の拠点であるHSI社の認証コンサルタントになっていて、全部日本語で、日本のリーダーの現状を踏まえて診断いたします。状況によっては藤原もアドバイスいたします。

ということで、手作りなのでちょっと料金が高めなのですが、もしよろしければご本人、社内の方、あるいは社外のお友達などに受けていただいて、診断をしてもらってはいかがでしょうか。

ご質問などは長谷川か藤原にお寄せ下さい。

資料はこちらです。

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コメント

原発利権が滅びました。藤原直哉先生東海アマ氏の精神文明と旧士族系の水素文明の2つに世界の運命線は絞られたように思います。
http://renzan.org/2011/03/post-56.html
つまり、この10年で日本も世界も決まるということです。

投稿: 評論家 | 2011年3月15日 (火) 19時15分

福島原発事故、「劇的に勝てる状況期待できない」-京大の小出助教
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aG9J6xX5F2xM

 「いま福島第一原発の2号機は格納容器の一部である圧力抑制室がすでに破損してしまっているので、原子炉がこれからすべて溶ける状態になると、溶けた原子炉から放射性物質が環境に出てくることになる。そうなると止めようがない。それは1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故と同じ状態になる」

さすが、京大助教授、ストレートな発言。
枝野氏・東電・原子力保安院はデマカセばかり言っている。

投稿: 東電の勝利を期待! | 2011年3月15日 (火) 20時55分

海江田万里経済産業相は、本日午前の定例閣議を欠席した。
閣僚が定例閣議を欠席するのは異例。

欠席した理由は何?
菅首相についていけないから出なかった? あり得る。


東芝、日立、東電など原子力関連の株、売り止まらず。
株もメルトダウンしたのか。
民主党は原子力関連を育てるといっていたけど、今もそうなのかな?


福島原発の原子炉は米国GE製らしい。
福島原発のモデルは米国の原発らしい。
どうりで、オバマが福島原発と同型の原発の点検を命じたわけだ。

投稿: 海江田万事休す | 2011年3月15日 (火) 21時24分

<菅邸メルトダウン、閣僚溶融が発生か!?>


菅首相が冷却水投下を指示 自衛隊は困難視
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031522310046-n1.htm

菅首相は、東工大応用物理学科卒で、福島原発再臨界事故について、張りきっているみたいだけど、現場の足を引っ張ているようにしか思えない。


株式買い取り構想検討に言及 与謝野経財相、株価対策
http://www.asahi.com/politics/update/0315/TKY201103150378.html

与謝野馨経済財政相は15日夕、東京株式市場で株価が暴落したことを受け、2008年秋のリーマン・ショック後に浮上した政府による株式の買い取り構想に触れ、「当時は50兆円規模で株式を買い上げる構想があった。時期尚早だが、そのような方法もある」と述べ、検討を進める考えを示した。

少なくとも関東の電力が回復して、復興が軌道に乗るまでは、いくら金をつぎ込んでも、株は持ち上がらないとおもいます。
与謝野氏の頭は溶融しているのかな。

投稿: 菅邸メルトダウン | 2011年3月16日 (水) 04時24分

いつも良いお話をありがとうございます。

以前ですがユーチューブで田母神さんの講演の様子を見聞きしていた事がありますが、話しの中で名古屋空港での自衛隊機墜落事故の調査でその報告を大臣に伝えるのに自分が行けば5分で済むのに間に制服組が入る為に1週間も掛かる、頼むから現場の邪魔をしないでくれと語られてましたが、今回の福島原発人災事故も一刻を争う事態なのに何でいちいち政府が周囲20k-30kmの人は避難しろとか官邸から会見しなくてはいけないのか?放射能が漏れてから官邸で会見開く間に何人被爆するのだろうか?
私は茨城の霞ヶ浦のそばで暮らしていますが事故以来いつも風向きを気にしながら畑仕事をしています。自分はもう40年以上も生きてこれたから万が一放射能を浴びたり爆風で灰になっても諦めることが出来るんです、でも避難するように伝えたい人が何人もいるんです、どうして現場から爆発や火災が起きたらすぐに風向きとか逃げるべき方向とか指示を出さないのか?たとえ大混乱が起きようともすぐに公表するべきではないでしょうか。ホントに今の日本のリーダーはバカばっかりという表現は不快に感じますか、私は妥当だと思うし特に政治家は按図策駿なのが多い気がしてなりません。藤原さんが言われるようにすぐにでも取り替えるべきですね。このコメントを書いてる最中も大揺れですがもう気にしません(笑
あとは天のシナリオに任せることにします。

投稿: yama | 2011年3月16日 (水) 12時55分

ところで、天皇陛下の玉音放送がありましたが、陛下は今どちらにおわすのでしょうか?
既に京都に移られたのではないかと、僕は推測します。
東京は十分に放射能汚染の可能性がありますし、皇族をそんな危険に晒すとは思われません。かといって、おおぴらに東京から出れば、東京都民はパニックになるしそのパニックこそ政府がもっとも恐れるものです。

従って、2-3日前には京都あたりに移られて、今日のビデオ放送は京都からの映像だったのかもしれませんね。
時代の変わり目に天皇陛下が居場所を変えるというのがこの国の常ですから。

投稿: yupon | 2011年3月16日 (水) 17時32分

1年間の許容放射線量(厚労省基準)
  1ミリシーベルト/年

福島原発から20km区間のモニタリング調査
  0.33ミリシーベルト/時間

3時間で1年間の許容放射線量に達しても、大丈夫だというが、信じられない。
すぐに、避難すべきだと思う。

原子力保安院職員は、50kmの所へ退避した。

菅邸や民主党は一生懸命にやっていると思いますが、うまくいって当たり前、
チェルノブイリのようになると世界中から非難されると思います。
小難が大難に変化しているように感じます。

投稿: AKB | 2011年3月16日 (水) 18時21分

福島のRoanさんから昨日夜メ-ルが届きました。
陶芸、特に曜変天目に関してたびたび話し合っていましたが
どうも昨年暮れあたりから行芸にかかわっておられるようでしばらく
音信がありませんでした。
相馬市の議員になっておられる様子で1800戸の壊滅した家屋で被災した
住民と学校の体育館で災害対策にあたっておられます。
原発の爆発は3回あり旧新の核燃料は屋根もろとも吹き飛んだ可能性がある
霧状の黒いキノコ雲を目撃した
現在市の通信機能すべて不通。食料灯油ガソリン等もはやそこを尽いていて人も物も動けない。
政府の自宅待機はわれわれに死ねということだ
物資は近くに来ていても被爆を恐れて何一つ届いていない。
このまま死を迎えるのかと思うと悔しいかぎりだ。
生きてあなたと曜変の話がしたかった

以上がRoanさんからの便りの概略です。
このコ-ナでもおなじみの彼は今死を覚悟しておられます
市の職員議員800名国から何一つ援助のない中懸命にがんばっておられる。
日本はもはや国家ではない。
今相馬市でこのような状態にある現状を放置している
国会議員官僚全員食料その他必要な物を担いでいますぐ相馬市に行け

投稿: 杉原大路 | 2011年3月17日 (木) 06時58分

藤原様何時も有難うございます。杉原様勝手ですが、杉原様の投稿を自分のブログに掲載させて頂きました。勝手な引用お許しください。微力ですが、多くの方に知って欲しいと思います。NHKで南相馬市の市長さんが東北なまりで必死に訴えられるのを何度もお聞きしました。
法律を破っても戒律を守る。超法規的な方法も許される時なのではないでしょうか。

投稿: 山田 勝久 | 2011年3月17日 (木) 07時37分

長野県の飯田市が災害支援のため、避難者を受け入れるとのことです。

以下、転載
----------------------------------------
災害支援のため、避難者を受け入れます(3月16日現在)

本日(3月16日(水))14:45に、この度の災害の被災地である福島県南相馬市からの要請を受け、避難者を受け入れることとしました。その後、本日午後から開催された南信州広域連合会議においても南信州地域としてなるべく多くの避難者を受け入れることで合意しました。これを受け本日20:00に避難者受け入れのため、計6台の車両を出し、職員・運転手あわせて22人を現地に派遣しました。(詳細は下記のとおり)
 南相馬市役所にいる避難者のうち、第1次として140人を南信州地域で受け入れ、うち100人を飯田市として受け入れる予定です。
 残り避難者の受け入れについては、第1次の受け入れ後に判断します。
-----------------------------------転載終わり

http://www.city.iida.lg.jp/iidasypher/www/info/detail.jsp?id=6816

受け入れ場所は遠山郷ではありませんが、これからの動向を注目していきたいと思います。

投稿: 藤尾 | 2011年3月17日 (木) 09時31分

本格的に天からの建て替えが始まりましたね。それに伴い心の建て替えも。
世の中は一気に非日常になってしまいました。

富士宮での地震は先生がおっしゃる通り、木花咲耶姫(浅間大社のご祭神)の合図みたいですね。

私が不思議に思うのは第2次大戦の時に参戦を止めようとした大本の神の敗北です。あくまでも私たちの自由意志の問題なのでしょうか。
今回は天はどうなるのか、やはり私たち現場の人間の心持ちですね。
私には息子がおりますので、ちゃんと育てるという役割があるので、良かったです。
古いシステムに馴染めなかった人こそ、リーダーになって、危機を乗り越えましょう。

投稿: Far mountain | 2011年3月17日 (木) 16時07分

 福島県に隣接している山形県米沢市には,原発の問題で沢山の方が福島県から避難してきています。今日募金や食料の寄付を求める臨時の広報が配布されました。

 米沢市のライフラインは地震後も全く問題ないのですが,ガソリンなどの燃料が全くなくて,生活が止まりそうです。燃料さえ確保できれば,原発の避難地域から120キロ位なので物資や人の輸送などで被災地域への協力ができると思います。

 災害援助の予定が入ってから数日経ちましたが,情報や指示がありません。東京では混乱しているのでしょうか。こちらでは新潟には燃料がまだあるという話が出ていますので,うまく連携できれば,なんらかの援助活動はすぐにできると思いますが、、(自衛隊,警察等だけで人数は足りているのでしょうか?)
 
 今のところ,電車がとまり,ガソリンも残り少なくなって,身動きがとれません。今までの生活があっという間に崩れてしまいました。なんとも脆いものですね。
 
 岩手県に10年いましたが,宮古市や釜石市には何度も遊びに行きました。静かで美しい海辺の町でした。
 昨日は職場で家族が津波の犠牲になられた方のお話も聞きました。

 藤原先生のお話の中では「日本の大掃除をする。新しい町を創る。低エネルギーで健康で持続可能なライフスタイルを創る。」という内容が何度も出てきますが,今までは「夢のある話だなー。」といった感じで聞いていました。でも東北や北関東の地域では絶対にやり遂げなければならないことになってしまいました。本当になってしまったんですね、
 

投稿: 長澤 | 2011年3月17日 (木) 23時03分

秋田県も、燃料の購入はかなり大変です。
燃料が購入できないため、営業できない運送会社もあると聞いています。

今回、燃料不足になっているのは、複合的要因で、
1)各都道府県の大きな港には、石油貯蔵用タンクがありますが、今回の津波で、太平洋岸のそのタンクが被災したこと。
2)東北、関東の太平洋岸にある石油精製施設が被災したこと。
3)被災の影響を考慮した日本の石油精製の供給能力は需要を賄う分はあるようですが、現在不足分を西日本で急いで生産しているようです。供給が追いつくまで多少の時間が必要。
4)燃料輸送用のインフラ(一般道・高速道路・鉄道・港など)が打撃を受けていること。
の4点が考えられます。
供給が整い、インフラも整備されると、徐々に物資の購入も整っていくと思います。

ちなみに、秋田県では、公共事業はストップしています。重機用の燃料が購入できないからです。
その分は、岩手・宮城などの復興用の燃料に優先的に回っているらしいです。

投稿: Mr.Z | 2011年3月18日 (金) 01時52分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。こちらにまとめてお返事させていただきます。

福島原発の冷却は関係者が頑張ってくれています。今のところ米軍車両は投入されていないようですが、とりあえず注水と電源の回復で消火を急ぐということでしょう。

さて、しかし困るのが放射性物質の飛散、特にプルトニウムの飛散です。どの程度プルトニウムが飛んでいるかについて政府は一切発表しません。原子炉から出てくる放射線は原子炉から一定の距離を取れば防げますが、風や雨と共に飛来する放射性物質については話は別です。消火に目途がつけば今度は原子炉の密閉と同時に飛び散った放射性物質の測定とその対策が急務となります。その段階でどの程度の被害になっているかです。

同時に今回の原発事故は日本以上に欧米で市民の果てしない恐怖を書き立てたようです。オバマが日本に熱心に働きかけてくるのも米国のメディアを見れば分かる通り、自分の国で恐怖が広がっているというのが大きな理由でしょう。ハワイやアラスカには放射性物質は来ませんよとか言っています。放射能は微生物(によって生成される酵素)の働きを借りて分解することが賢明です。日本では普段の食生活に微生物の作用がたくさんとりいれられています。しかし欧米はそうでもありません。この差は実は結構大きいのかもしれません。

救援資材、燃料なども回復方向にはあるようですから、時間の経過とともに状況は良くなるのだと思います。

しかしやはり東京は電力が足りなくてまともに機能しません。昨日も朝は電車が結構動いていたものの、夕方になってやっぱり足りないということになって大幅な間引き運転。ひどい目に遭われた方も多いと思います。未だに日本政府を含めて世界各国の政府、経団連は原発政策を捨てていません。ですから原発を再開させるまでこの不自由を続けさせるつもりではないでしょうか。やっぱり原発がないとダメだと実感させるために。しかしそれはここまで来たら無理な話。とてもそこまで日本人の我慢も続きません。今日は東京に行くのをあきらめた人も多いのではないでしょうか。まさに戦争中と同じ。会社もやってるんだかやってないんだか。とにかく今日も生きていればありがたい、という状況になりつつあります。

要するにデリバティブズ主体の金融が破綻したのと同じように、原子力主体のエネルギーが破綻したのです。もはや元には戻りません。少々遅すぎる気配が濃厚ですが、それでも「行きすぎから戻ってくる」という建設的な行動以外にふたたび繁栄を取り戻す道はありません。誰かこの大きな決断を日本政府としてしないと永遠に復興はあり得ません。まだ政府や経団連は「余熱」で空想にふけっていますが、余熱が冷めてくれば今度は逃げ出すだけでしょう。それは同時に世界を変える大きな出来事になるはずです。

大本の神のこと、とてもよいご質問です。第二次大戦も今回の大地震もとてつもない事件というのは、「ウシトラの金神」の渡る橋、と出口なおのお筆先に出てきます。やはりこの世の立て替えには激しいことが必要になるわけです。その大難をいかに小難にできるかがその時を生きる人たちの力であり、それが及ばないと激しい大難がそのまま襲ってきます。だからこそ、お筆先で先々のことを気をつけておくと書いてあります。われわれはもっと謙虚に反省し、行動を改めることが何よりも必要なのです。

巨大地震、津波、原発についてはたとえば阪神大震災、スマトラ沖津波、柏崎原発の事故と、我々が本気で「改心」すべき出来事がいくつもありました。しかし今のリーダーは「改心」しませんでした。そのため、行きすぎから戻るということができる限界を超えて大難、すなわち「破局」と言われる状況に立ち至ったわけです。それでもまだ東京あたりは「改心」すれば救われるかもしれません。しかいそれもしないとさらなる出来事がいろいろ起きてくるのではないでしょうか。そんな予感がします。「にわかの改心、間に合わぬぞよ」ともお筆先によく出てきます。そうなる前に早く行動しなければなりません。

ここは非常に大きな視野を持って事態に取り組んでいく必要があると思います。

まだまだ寒いです。被災地の皆さんもそれ以外の地域の皆さんも大変です。何とか乗り切ってまいりましょう。

ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2011年3月18日 (金) 08時33分

おはようございます。

 松本市での坐禅断食会の世話人の方からの紹介で 藤原さんの事を知り 毎回 聴かせていただいています。

 ありがとうございます。

 このたいへんな状況の中で 何が 自分の使命なのか考えています。

 40年近く 六ヶ所村から いろんなことを 学ばせてもらっていて このことが 自分の使命と つながっていると 強く想い始めていたときの 地震でした。

 福島原発は たいへんな 状況です。

 このことについて マスコミは まともな報道を してきていませんね。

 けさ 広瀬隆さんの映像を 見つけました。

 ぜひ 多くの人に見てほしいと 思います。

 広瀬さんの話です

 今 多くの人に 見て欲しい映像です


ニュースの深層3:17(木)「福島原発 ...YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=AjOMiQL6bQw

  広瀬さんは 1984年の 六ヶ所村の核燃問題が 起きた時から 常にわかりやすい 話をしてくれ 抗議行動の際には 一緒に 権力の前に 座り込んで 排除された 同志です


 市民グループの学習会に 来ていただいたときには 少ないですけどと言って 交通費ぐらいの 謝礼を お渡ししようとしたら

 「いいですよ」と 受け取らずに それでも 「気持ちだけですがぜひ受け取ってください」いいますと、「わかりました」と受け取っていただきました。

 そしたら「はい、これはカンパで 私の気持ちです」と そのまま 中も開けずに 返していただいたことも 思い出しています。

 
 藤原さんが いつも 言ってるように 現場の人が 動けるような体制が 今 必要なんでしょうね。

 私は 被災地や原発周辺の子どもたちが 安心して避難できる 場所をつくることも 必要だと思っています。

 沖縄とか北海道に そういった場所が できないか 考えています。

 今こそ いろんな地域で 頑張っている人たちが つながって 地球の再生に 歩みだすときだと 思います。

 これからもよろしくです。  

 

投稿: つなぎびとハブさん | 2011年3月18日 (金) 12時09分

藤原先生、コメントありがとうございます。
天は人間の振る舞いを限界の限界まで、待って、ついに始動したのですね。こんなになるまで、自由意志を尊重してもらった神に大きな愛を感じます。
日常生活では旦那とケンカしたとか、息子が言うこと聞かないなどの悩みはちっぽけというか、逆に贅沢な悩みをさせてもらったんですね。
加えて不思議に思うのは、亡くなられた方、被災された方々のことです。大半は素朴で善良な方々だったのだと思います。第2次大戦のときも(泣)それが、どうして…。
いくら善良でも主体性を持って光の方向に向いていないといけないですね。それが宇宙の真理なのかも知れません。
またなぜ、この時期に高嶋博士がこのblogに登場したのか、本当に不思議です。
心を濁さず、静寂に保ち、最善を思い、やれることを必死でやって行きたいと思います。ありがとうございました。

投稿: Far mountain | 2011年3月18日 (金) 15時18分

こんにちは藤原様、福島第一原発には200トンの燃料だそうです。

以前のコメントで長崎原爆(プルトニューム型)は5キロでチェルノブイリは10トン(10000キロ)とコメント致しました。

福島の場合は報道が無くネットに出ていた数字で200トンの核燃料があると言う事です。(真偽不明)

枝野議員が水素爆発と水蒸気爆発を意図的に言い換えた3号機ではプルトニュームとウランを混合した燃料(MOX燃料)を使用していて、3号機の事故は世界初の原発事故になります。水素爆発ではキノコ雲が出来るような事は在りません。爆発ではなく爆縮になります。

水素と酸素が反応して水が出来気体が溜まっていた空間が真空状態になり外壁が壊れる。外に噴出する物は真空に吸い込まれ少なくなります。方や3号機では液体の水が急激に気体に代わり爆発したので瞬間的に空間の気体がふくらみキノコ雲の形となって外部に噴出した訳です。

制御棒などが入った状態で保管されていますから核分裂での爆発ではないと思います。

燃料が200トンと言っても濃度は3%程?5%としても10トンのウラン、プルトニュームが野ざらしになっているような状況です。

こちらのブログにある動画のリンクが真実を言っているようです。
http://yupon7635.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-3e0a-1.html

東京湾の「海ほたる」の北側1Km程の所に連続して地震が発生しています。人工地震ではないか?と言うブログがありましてプロバイダーから自主的削除の依頼が来たそうです。

神戸の地震や9.11直前の株価の動きや外国人の移動など奇妙な現象が沢山あるようですね。必ず名前が出てくるアメリカの「ベクテル社」って何をしている会社なのでしょうか???

ロスアラモス研究所の運営委託を受けて居る間に気密データが大量流失したり1トンの兵器級プルトニュームが紛失したり?ネットの話ですから真偽は不明ですが不思議な会社ですね。

隠し事が出来ない水晶のように透き通った世の中に成るのですね。

投稿: kazu | 2011年3月19日 (土) 02時21分

仏、英、米、リビア攻撃の軍事行動の観測強まる

http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201103180006.html

世界は、中東で揺れていますが、
日本は、地震で揺れ、いまだに原発で揺れています。

日本は、18日に、福島第1原発事故をレベル5の事故だと言っていますが、
フランスや米国は、16日に、レベル6だと言っています。しかも、レベル7になる可能性もあるといっています。
レベル7になると、チェルノブイリ級の事故で、半径300km以内の東北・関東は、放射能汚染される可能性があります。

米国は、日本在住の米国民に福島原発から80km以上に退避し、80km付近の人にはヨードの服用を呼びかけました。
日本は、20kmは退避で、20-30kmは自宅待機です。
対応に、差がありすぎます。

原発事故に関する政府発表は、信じることが出来ません。
私は、福島県の近隣にいるので、非常に不安です。
逃げようと思っても、ガソリンがないので、逃げれません。

投稿: yui | 2011年3月19日 (土) 05時24分

http://www.j-cast.com/2011/03/17090755.html?p=all
(転用開始)
 笹森清内閣特別顧問が、「東日本がつぶれることも想定しないといけない」との首相発言を披露。さらに波紋を広げている。
「首相動静」によると、笹森氏は2011年3月16日夕方、首相と15分にわたって会談。笹森氏がその後に報道各社に明かしたところによると、菅首相は福島第1原発が最悪の事態になった場合の対応について、
「東日本がつぶれるというようなことも想定しなければならない。そういうことに対する危機感が非常に薄い。僕はこの(原子力の)問題に詳しいので、余計に危機感を持って欲しいということで東電に乗り込んだ」
などと述べたという。
(転用終了)

このようなことを言う方も言う方だけど、
ばらす方もばらす方だと思います。

私は東日本に住んでいまして、僅かでも、地元地域が良くなればと思い、働いています。
国家の首相であれば、日本全体を良くするように善処して欲しい。
原発危機の有無に関係なく、菅首相の言動そのものが、日本を悪くしているように思う。

投稿: ア菅 | 2011年3月19日 (土) 17時09分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。こちらにまとめてお返事させていただきます。

福島原発は国際原子力機関が入ってきて、私のツイッターにあるようにいろいろ情報を提供してくれていますので、大体様子はわかるようになってきました。日本の役人はいつも「進駐軍」が来ないとまともに動けないようです。蒸気が出ていて、未だに放射能を帯びた気体や物体が飛んでいますが、15日、16日に起きたような大量の流出はなく、このまま冷却が進んでくれればと祈るばかりです。

原発はもちろんのこと、大変な状況で活躍されている皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。とにかくこれから先の復旧・復興はとてつもなく大変なのです。原状回復ではなく、抜本的に国を作り直すしかありません。そのためのリーダーシップを確立しなければなりません。

細川護貞氏の『細川日記』昭和19年5月19日にこういう記述があります。
「午前十時、荻窪に近衛公訪問、岸、牛場両氏も来訪、共に昼食しつつ世間話す。公の話によれば、昨日の重臣会議にては、岡田大将が船の数字を挙げて始めに話をされ、次いで若槻氏が食糧問題について国民の実情を訴へたる処、首相は故意に若槻氏と反対側を向きてありしも、話の終わるを待ち開き直りて、「戦時中を何と心得るのか」と怒鳴りたる為、皆非常な不快の念を懐きて口を緘したりと。若槻氏も、「非難をする積りもなく事実を述べただけであったのに、あぁ云う精神状態は困ったものだ」と後に語られたりと」。

恐らく菅は今こんな精神状態なのでしょう。

このまま原発が落ち着けば来週ぐらいから本格的にどうしようという話になると思います。次の段階はとにかく原発が落ち着いてからでしょう。

ありがとうございます。皆さん希望を持って元気にいきましょう。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2011年3月19日 (土) 18時11分

先生はよく歴史を勉強する大切さを訴えていました。細川日記を読む限り、今も昔も変わらないからなんですね。
私はアニメを良く見るのですが、あの津波はエヴァンゲリオンのセカンドインパクトみたいでした。
そして今の状況は風の谷のナウシカみたいです。毒の菌が風の谷を襲い、オームの大群が迫ってきて大変でしたが、ナウシカのやさしい心が世界を救いました。日本人が一人でも多く、ナウシカのような心を持ちましょう。
漫画版ではナウシカが巨神兵の母親になってましたね。地震はオーム、巨神兵はプルトニウムです。人間の使い方が悪かったのであり、プルトニウム自体はぜんぜん悪くありません。これもナウシカのようにプルトニウムに対して、いたわりの気持ちを持てば、原発を止めることができるかと思います。プルトニウムよ。今まで電気ありがとう。本当のエネルギー活用について気づかせてくれてありがとう!

投稿: Far mountain | 2011年3月20日 (日) 07時45分

金融ユダヤ人の人工地震
一連の奇怪な地震ですが、もはや、まともな知性の持ち主は、「これは人工地震でしかありえない」という結論に到達しつつあるようです。特に3月15日23時の静岡の直下型地震がこの疑惑に拍車をかけたようです。
いくらなんでもこんなに短い間に大地震が広域で場所を移動しながら連続するわけがないのです。
こんな に浅いところで広範囲に渡って地震が連発することがあるのか極めて不自然です。「10km」、「ごく浅い」が非常に多く、東海、四国を除く北海道から沖縄 まで発生しています。専門家に自然現象としてこうなる確率を聞きたいものです。
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/index.html?c=100
これはどういうことか?もし、一連の地震が人工のものであるなら、その最終的目的を果たすには東京を直撃する大地震がどうしても必要になるのです。「首都 圏直下型地震で、横田や横須賀の米軍基地がダメージを受け、在韓米軍が救援に来る。指揮系統の混乱・兵力の引き抜きにより、朝鮮半島の軍事的均衡が破れた 機会に乗じて北朝鮮が一気に南進する。」というシナリオを黒幕は用意している。

さて、三回の東京地震とも震源が同じ場所。ということは、人工地震を仕組むには、特定の条件が必要で同じ場所でしか実行できないということでしょうか?少しづつ悪魔の諸事情も見えてくるようです。

2011年3月13日 15時14分ごろ 深さ40km
2011年3月14日 5時21分ごろ  深さ30km
2011年3月15日 1時36分ごろ  深さ30km
2011年3月15日 4時59分ごろ  深さ40km
2011年3月15日 9時51分ごろ  深さ30km

いずれも東京湾(北緯35.6度、東経139.9度)です。

確認できただけでも5回。完全におかしい。少なくとも政府は緊急で調査するべきです。
このたびの「人工地震」テロは、単独の事件ではないのです。911自作自演テロもオウム事件も実は、同じ黒幕による謀略事件だったのです。「2011人工 地震テロ」は、911から始まった「ユダヤ世界最終戦争」の第二段階、つまり、「311」なのです。これを止めなければ、われわれは破滅します。しかし、 悪魔たちも疲労し思うように動けなくなっています。首領はいつ死んでもおかしくない95歳です。

投稿: まっすー | 2011年3月20日 (日) 07時49分

こんにちは藤原様、ツイッターのリンク先を読みました。

日本にいて日本語だけでは解らない事が非常に沢山ありますね。英語が良く解らないので翻訳ソフトに入れながら読んでみました。翻訳ソフトの方が意味が解らない所もありますが(笑

東電は勿論の事、政府やマスコミの隠蔽体質も凄い物がありますね。

満州国の運営では本国の威光を傘にして好き勝手な運営をしていたそうですが、何か重なる物を感じます。

GHQの占領政策の話をブログに書いてツイッターを見て外伝を読んでいました。今の日本は満州国なのでしょうか???

鳩山政権の後の小沢事件での検察やマスコミの動きに違和感を覚え何となく感じていた事が、原発で一気に確信に変わったという感じです。

人工地震の話は読み物として捕らえていますが、地震波形を解析すると直ぐに解ると思いますが満州国の研究機関からは発表されないでしょう。時間が経てば出てくるのか?自然災害なのか??

復興資金として中国に政府保有の米国債を買って貰ったら人工地震なのか直ぐに結果が出たりして(笑)そんな事もないでしょうが。

投稿: kazu | 2011年3月20日 (日) 18時10分

まだ揺れが治まらないですね、今夜からは関東、東北は2日ほど雨予報なんですが、我が家も崩れた屋根にビニールを掛けて応急処置を致しました、修理するにも数年待ちなようで、その間に少し勉強して自分で治してしまおうとも考えております。
瓦より心配なのが放射能の食物、飲料水への汚染ですが私の耕す畑も福島原発からは150km離れてるとはいえもしも風に乗ってプルトニウムなんかが至る所に飛散していたなんて結果になれば、はたして昨年秋から土壌の再醗酵で使用してる菌類、鉱石の上澄水、酵素がどれだけ活躍してくれるのか?毒素を分解できるのか?かなり不安視しております。それ以前に体内被爆するほうが恐ろしいのですが。また、農家は県内のホウレン草や隣県の牛乳、水から放射能が出た事によりこれから始まる春の作付けに対しても「汚染されてなくても風評被害で売れないだろうな」と始まる前から溜息交じりですが、諦めず信じてやってみる事にします。

今回の大地震+大人災の数日後に近所の方と立ち話をしていて
「なんか震源が徐々に南下してるような気がするね」
と、言われ同じ事を思う人がいるんだなと気になっていたのですが、こういう事を言われると気になるのが東海大地震ですが、心配のタネが浜岡原発であります。中部電力の管轄ですが、どうもここの経営陣もお頭が弱いようで、原発前の海に高さ12mほどの防潮堤を築くようでありますが、過去の東海大地震の記録から30m以上の津波が海辺の町を瞬時に破壊して山を駆け上り高さ40-50m付近の神社に向かう参道の石段の途中まで達したとありますが、これは10年以上前ですがTVで当時被災された生き証人の老人が津波の傷跡を指差しながら語ったものです。
中部電力は原発前には浅瀬が広がり12m前後で十分と説明してるそうですが、今回の東北を襲った大津波で破壊された世界最大の防潮堤がどうなったのかを知りながらよくもこう惚けたことが言えるもんだな~とニュースの記事を読んでおりました。次の大被災地は静岡近辺となることでしょう。今必要なのはとりあえず浜岡原発は運転を停止するべきだが正解ではないでしょうか。大企業のソロバンでは到底できないでしょうけどね。「暴力装置」とは東電や中電などの電力会社を指す言葉だったのではないでしょうか。
今回の地震で公民館などに避難され孤立状態で数日を過ごされてる方もいたようでご存知のように道路も寸断され水も食料も燃料もない方もいるようです。なぜ国は自衛隊のヘリで物資をパラシュートで落とさないのか?不思議でしたね。別に原発にわざわざ出向いて指揮してるわけでもないのに。阪神大地震でも初動の指揮が遅れ火災で大勢が亡くなり、今回も原発事故で同じような事が起こり、本来は行かないはずの機動隊とか自衛隊とか消防庁とかがまるで東電の将棋の駒のような扱われて、結局、死を覚悟するのは現場ばかりという有り様ですね。本来なら死を覚悟するのは政府と原発を推進して美味しい思いをした官僚と東電経営陣じゃないの?と思うですが。東電の社長は背中に水タンク背負って3号機と4号機からプルトニュウムが漏れてないか見てこいよと言いたい気分であります。
原発で消火活動をしてる方々、ありがとうございます。

投稿: yama | 2011年3月20日 (日) 22時23分

管さんに、放射能を検出された地域のほうれん草と牛乳を召し上がってもらいましょう。貝割れのように本当に健康に被害がなければ、余裕で食べられますものね。

投稿: Far mountain | 2011年3月21日 (月) 00時18分

 菅首相、天候がすぐれないため、福島視察を延期。
福島視察をする時には、福島第1原発2号機の圧力容器の中を是非、東電社長と共に覗いてもらいましょう。

 復興資金のために消費税値上げが検討されているらしい。その前に、輸出戻し税や子供手当、高速道路無料化、優遇税制など検討すべき項目もあるはず。無能な菅を早く降ろすべき。
 野党は与党の復興予算に協力せず国会が空転する可能性もある。震災前に政治が崩壊しているから、震災の復興と同時に政治の復興が求められているかもしれない。


投稿: 復興 | 2011年3月21日 (月) 08時25分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。まことにみなさんのおっしゃる通りです。原発は徐々に落ち着いてきているようではあります。しかし内部の状況がわからないので、いつ何時どこかが崩壊して再び放射能が飛び散るとも限りません。核分裂後の余熱を冷ますにも冷却装置が必要なわけで、ここは何としても全原子炉に冷却装置を復旧させるしかありませんね。日本のエンジニアリングの総力を挙げなければならないところでしょう。

今回の地震で人々の気持ちも大きく変わってきたと思います。私は大変良い方向に変わったと思います。今の政権も原発が一段落したら地方政府や民間や国民の巨大な怒りのために一瞬で吹き飛んでしまうでしょう。特に農業被害は当面甚大になりそうです。汚染された食べ物はすぐには健康被害にならないと言っていますが、だったら菅と枝野に毎日3食食べてもらって、どれぐらい食べれば危ないのか実験してもらいましょう。さらに30キロ圏を超えた北側は非常に高い放射能が検出されていますね。ここに住み続けることは危ないと思います。こういうことに対して実に今の政府は無責任です。昨日もNHKテレビで地震の時に原発内部にいた協力会社の人が証言していましたが、これから堰を切ったように本当の話が各所から出てくると思います。大変結構なことだと思います。

それにしても永田町にいる800人近い国会議員は何をしているのでしょうね。無為徒食の輩とは彼らのことでしょうか。

ま、政治も経済もそしてわれわれの生活もこれから大きく形を変えていくと思います。本格的な21世紀社会の到来ですね。

大変困難な状況ではありますが、犠牲になられた多くの方々のためにも元気に前進してすばらしい世の中を作ってまいりましょう。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2011年3月21日 (月) 08時53分

こんにちは

体内被曝の話をしているビデオを見つけました。
http://www.ustream.tv/recorded/13373990

後半は電力政策の話と将来の電力の在り方。電力会社の賠償金を復興資金に充てようと言う話。

1時間ほどで画像が悪いのですが音声だけで十分に内容が解ります。

チョット内容が違うようですが
http://www.youtube.com/user/smileheartmasae?feature=mhum
同じ方の話です。原発の状態や政府発表の放射線量の問題点を詳しく話して居られます。

この方のプロフィール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%84%AA

戦争やマネーの仕組みにも詳しく総合的に未来に何をすべきなのか色々と講演されているようです。

投稿: kazu | 2011年3月21日 (月) 11時32分

 今日から、福島周辺の葉物野菜や牛乳が出荷制限されるようになりましたが、原発事故の数日後にはこのような状態になっていたのではないかと思います。
 水道水も相当に大変なことになっていると思います。
 福島県といえば、桃・ぶどうなど多くの名産がありますが、原発被害は目に見えないだけに、購入はかなり自粛され、農家の方は大変なことになると思います。
 東電と政府の補償も莫大になり、住民とはまとまらずに、裁判になり、時間もかなりかかるのではないでしょうか。

 それにしても、枝野長官の「現在問題のある状況は認められない。」という発言が、多く見受けられますが、非常にいぶかしく思います。要するに、記者会見後に問題が認められる可能性が十分にあると言っているようなもので、体よく、その問題に触れないようにして、後回しにしているだけと思います。きっと、数ヶ月後に多くの問題が噴出して、民主党はもたないようになっているのではないでしょうか。

 菅首相は、以前はトイレに立てこもっていたそうですが、今日から地下に立てこもっているそうです。
首相自らそのような場所に立てこもると、日本国民も不安になってしまいます。
早く首相を降ろした方が良いのではないでしょうか。

投稿: 機能不全 | 2011年3月21日 (月) 18時49分

小沢一郎VS菅指導部がどうとかずっと内部抗争が続いていましたが、政権交代から二年、日本を「修理」する仕事はそっちのけの菅政権のありさまと「報道」機関が続ける腐敗汁っぽいなれあいにも困っていたのですが、ここに来て「ニッポン」の国、強烈なアッパーカットを食らったような状態に陥ったものです。藤原さんの言われる通り、日本人はまさに「死を覚悟」せざるを得ない状況、頑張ることを覚えざるを得ない状況に追い込まれたと思います。ここで「頑張る」ということを覚えなければ、この先の日本人は存続ができないわけですから。
私のように同じ東北地方に住んでいても幸い津波も来ない田舎のために震災被害も特にない者でも、この福島原発の突然の事故にはあっと驚きました。最初の爆発動画が配信された時は「世紀の瞬間」を見た気がしたし、これでは「背水の陣」にならざるを得ないと思いました。多くの日本人がそうでしょうし、また世界中でも多くの人が何かの「改心」を経験したのではないか、とそんな気がします。といっても、日本から退去することに全力を注ぎ、今はリビアという国に行って戦争を仕掛けてるような国もあるようで、ああいう国のリーダーたちは何か現実逃避でもしているかのような気もします。

福島原発の近くでは放射能で地上が汚染されつつあるのも悲しいことで、同じ農家としては茨城の農作物まで汚染されているらしいのも悲しいです。水の汚染も体内被曝の原因で本当に心配ですが、これで思い出したのが、旧ソ連の都市で設置されている自噴の井戸から出て来る放射能汚染のない深い地層の水の話です。
冷戦中、アメリカ・NATO軍から核攻撃を受けた場合には地表水の水源は汚染されるからとして、旧ソ連の都市はそういう深い地層の地下水から吹き出る水道を住民用にあちこちの公園に設置したそうで、今も公園にあるその公共水道の水を飲んでいるのを見ました。日本でも水の放射能汚染が心配な場合、かなり金もかかりますがそんな深層の地下水を利用することを考えるのは賢明な対策でしょうね。

おかげで、原発から遠いはずの私も過去10日間(240時間)は放射能が気になって外に出ずに生活していますが、ここで武田邦彦さんの放射能・放射線の年間限度1ミリシーベルトという情報も知り、この先また乗り切っていく知恵を得られた気はします。日本の国民全体は、TEPCO(東電)も保安院・NISAとかいう官僚集団に対しても、何をやっているんだ?と厳しい目で見ていると思いますが、枝野という新官房長官を含め、このお役人体質の日本人たちは海外メディアにも評判が芳しくないようです。
本当を言って、「穴あき原子炉」みたいなシロモノがいくつもあるようなバカな国ではお話にもなりませんし、世界的に報道されてしまった南相馬市の棄民問題にようにあんな代物の近くに「人質」よろしく置いておかれる国民がいたなどとんでもない暴挙です。何か飯田に縁あって避難が決まったそうですが、この震災・原発事故のてん末では、そんなリーダーシップ欠如の問題があちこちで悲劇を生んでいると思います。

ちなみに、震災の被災地に近かった東北地方の自治体はいずれも同様でしょうが、私の地元の役場もあの地震の直後、今は日本中にある防災行政無線という大音量の放送システムで「安全な場所に避難して下さい」と一日中ずっと繰り返していました。しかし「安全な場所」とはどこか?ということは言わないため(笑)、近所のおじいさんが外に出て来て困惑していたので気になりました。私の地元では特に被害もないし、「自宅」が一番安全だから「移動しない」といのが正解で、結局そのおじいさんも私と同じく「避難」などしませんでしたが。
しかし、こういう行政とその放送のデタラメ(過失)な対応により、間違って危険な場所(たとえば津波の来そうな地点など)に誘導されてしまった犠牲者はいなかったのかという疑問が消えません。あちこちの自治体で、同様の放送をしていたものと思いますからね。こういう問題は、やがてこの震災の被害の真相調査として、キチンと明らかにされなければならないはずです・・・。

あの菅首相が登場したころ、このブログで彼は旧「長州」の人だとするコメントを目にしましたが、先祖が長州人なので今も明治時代と同様に「白河以北は一山三文だ」という具合にバカにしているのだろうかという疑問も浮かんでは消えますね。半分は冗談ですが。(笑)それで、菅首相は東北の震災・核事故もおざなりに対応しているのでは?とひがむ東北人もいるかも知れません。一応、菅という人、21世紀の日本国首相になったわけですから、今の被災地である東北地方を「一山三文」と軽く見てごまかすのはさすがに勘弁してほしいですが。

テプコは私もかつて首都圏で働いていたころは利用者でしたが、原発依存がアダとなり今では1千万キロワットも電力の供給力不足とかで、都内が停電とか電車の運休とか、かつての東京やテプコからは想像できないようなパニック状態が続いているようです。まあ原子力発電というシステム自体がエネルギー収支の悪い代物なのに、それを知りながらそれでも無理に続けてきたのが日本の原発政策ですから、元々から「不足」だったことになる気もします。
東北全域かどうか、私の地元でも鉄道は地震以来ずっと運休だったり高速道路はもう政府車両専用になっていたりと、交通インフラは(ケイタイなど通信インフラも制限があるとか?)官僚の独占状態のようです。見たところ、鉄道が特に壊れているとか、修理工事中とかでもないのですが。それを見ていると、今度も関東大震災と同じで「戒厳令ごっこでもしているのか?」と思いますが、交通インフラの閉鎖状態はとにかくシャレにもなりませんね。原発事故・震災被害とも、日本のメディア報道が完全に金太郎アメ状態らしいのもうなずけます。(笑)

東北地方も他と同じく、一般国民にはガソリン・灯油は流れて来てませんが、小耳にはさんだ所では東北の場合、自治体(役場・市役所)レベルで小役人の皆サマ方が「給油許可証」みたいなものを公務員・緊急車両に発行してるそうで、それを提示しない限りガソリンスタンド側も給油できない体制にされているとのことです。へえー、と驚きましたが。
戦時中、「石油の一滴は血の一滴」みたいなポスターがあったとか(笑)、ガソリンも政府専用物資のような物だったと思いますが、それを無理して物量戦争を挑んだせいで昭和20年を迎えたものと思います。それを逆に、これがまた日本の「経済体制」として通用するかのように妄想しているようです・・・。燃料供給・補給システムに不合理が起きている問題では、石油連盟を通したお役人サマの行政指導が悪くてガソリン不足になったとする、はっきりしない情報がスポーツ新聞系サイトにあるのを読んだ程度なので、私も真相を知りません。が、日本の国は、近年も「有事立法」とかありましたから、国レベルの官僚が恐らく「給油許可」体制を合法化して「戒厳令ごっこ」を続けているのでしょう。(笑)
官僚サマ方がなぜ軍国主義が面白いと思うのか、軍人の祖父がいた私も祖父は士官学校ともイズムとも関係なかったため、そういう官僚サマ方の良い頭の中のロジックは分かりません。早稲田創立者で有名な大隈が首相だった大正から昭和20年まで約30年もの間、まあ色々と対中侵略戦略を繰り返したと思うのですが、旧関東軍も最後には津波にも似た旧ソ連軍の満州侵攻で壊滅して司令官までシベリア抑留されました。軍国主義、官僚主義・・・面白味などないと思いますよね。(笑)

しかし、この21世紀にまたそんな「戦時体制」をコピーしているような頭の良い役人サマ方のおかげで、もう日本中で皆が買い物に行くガソリンすらないという状態です。運送業界も食品その他必需品の定期配送すら出来ないし、コンビニすら食品は空っぽです。もともと震災で食料不足となったところに、こうして追い討ちをかけられた形の国民は飢餓に近い状態不足に陥っている、今やそんな体たらくの日本となりました。
問題の南相馬の被災者も、皆さんマイカーがガス欠状態のままで給油不能だったそうで、そこに深夜突然、地元にいた自衛隊が関東軍よろしく先に行くと通知していなくなったとスポーツ新聞系の記事にあります。これで南相馬のシェルターにいた避難民の皆さんが恐怖の叫びをあげ、地元の道路に殺到したという目撃談が日刊ゲンダイ・ウェブサイトにあります(3月17日付)が、ソ連軍の怒涛の襲来、関東軍の勝手な撤退、満州帝国崩壊、そして避難民のパニック、とまさに太平洋戦争末期当時のようなエピソードです。

今の日本、まあ震災後の行政組織としてまさに「お粗末」のひと言であり、本当にお話にならない「戦時体制ごっこ」だと思います。官僚機構の中のどなた様がどんな法的根拠でこんな体制を始めたものやら、と呆れ果てている状態ですが、こういうデタラメがうまあく法的に「合法」と見えるように有事立法でもやっていたのでしょう・・・。
こんな状態ですから、アメリカ人なら「ここは強制収容所なのか!」と暴動になるかも知れないよと(笑)私も数少ないアメリカ人など外国の友人から届いた震災見舞いのメールに返信したりしています。原発事故のためドイツを含む外国政府が自国民の退去勧告をしましたが、高速道路網が使えないため、外国人が日本国内を移動するのも一苦労あったようです。

また震災直後、パフォーマンス好きの菅首相が自らヘリ視察を言い出して東北を飛行した、みたいな記事も目にするのですが(同じ日刊ゲンダイで)、私の場合、自分の家で少し散らかった納屋など片付けていて菅さんの「遊覧飛行」(?)は知りませんでした。単に政府ヘリとかで津波・震災の現場上空を飛ぶだけでは「リーダー」とは言えませんよね?(笑)昨年、海自のイージスに乗り組んで「勇姿」を宣伝していた菅さんら民主党首脳らの写真を見たのですが、「戒厳令ごっこ」をやったり政府ヘリに乗ったりするパフォーマンスは面白味などありませんね。
いっそ菅さん自ら陸自の装甲兵員輸送車にでも乗り組んで(笑)、少しでも食料など持参して被災地に顔を出せばよかったのではと言いたいです。
震災が起きて以来、少なくとも近所の空を見あげても大型陸自ヘリが救援物資を運ぶのを見ませんが、日本はトラックも積み込めるほどの大型ヘリ・バートルという無用の長物(?)も税金で買ってたはずです。「自衛隊は救援物資をパラシュート投下しろ」などと言う評論家もおられますが、大型ヘリで色々と救援物資を空輸出来るわけなので、その話にもピンと来ませんでした。
その記事に福島原発との距離は書いてありませんでしたが、福島県内でなにか自治体名不詳の避難所で食料すら届いてない場所があったとのことで(その役所はガソリン不足でしょうか)、そこで年寄りが3人も死んだなどと上のサイトの記事にあり、物資をパラシュート投下しろうんぬんとありました。良く知りませんが、陸自も大型ヘリに食料など救援物資を積んだ大型4WDトラック・中型4WDトラックをのせて被災地に空輸する位の日常的訓練はしているでしょうし、救援物資が来ないため年寄りが餓死したという福島県のどこかの事件はとんでもない怠慢ですね。

菅さんは、イージスやヘリに乗るのが好きみたいです。しかし、ブラブラ飛行するより少しでも暖かい飯・味噌汁でも積んだ陸自トラックに同乗したら良いでしょう。それで大型ヘリに乗り組み「バリバリバリ!」とどこかの被災地に降り立ち、さっそうと「国民にご挨拶」としていれば、自分としてもパフォーマンス、PRがバッチリになったと思います。もっとも防衛官僚からは「首相が装甲車・トラックで行くのは反対」と言われたでしょうが、首相は何しろ「最高司令官」ですから。(笑)
陸自ヘリで移動だと汚れるとかうるさいとかというお役人体質に首相が染まっていたら、「アレは現場を知らない司令官だな」みたいに下の者にナメられます。ですから、ある程度はジェームズ・カーク船長のような行動力は必要というものです。細川日記に取り上げられた面白い(?)エピソードの東条首相は、やはりそんな役人体質だった気はしますね。

といっても、あのG・ブッシュ大統領がやったような、戦闘機の後ろに乗って空母に着艦、みたいなのはどうかとは思います。(笑)かつて細川元首相は「山高帽」という「お約束」なしで自衛隊観閲式をやったのがどうこうとかあれこれ陰口を言われたと記憶していますが、自衛隊の合憲性問題はおいておいて、何しろ総理大臣は自衛隊の最高司令官という立場ですから、タキシードを着なければとか、ブルーの「内閣」刺繍入り作業服が汚れるのはいかん、みたいに気にしている感じの菅さんは「お約束」好みで官僚主義です。
それでは、今のような本当の非常の事態が起きると「戒厳令ごっこ」に走ったり、「頼りにならん首相」と言われる行動を取ったりするだろう、そんな気がします。私は外国のサイトにのった菅さんの写真一枚しか見ていませんが、政府専用ヘリでしょういかにもリッチな高級ウッド(木)の内装でピカピカ(笑)というヘリ。それに乗って、「ちょっと上空から」という菅さんの今回の視察は、東北地方の被災者の「目線」からしてもお話にならないし、その流れの上に老人の餓死問題とか、その後の原発事故をめぐるお話にならない官僚主義の対応が起きています。これで外国からバカにされることにもなったわけですから、もう改めてほしいものです。

私は自衛隊や観閲式の決まりは知りませんが、かつて細川元首相がスーツ姿で観閲したのが「イケないこと」のように言っていた人たちは気味の悪い官僚主義の集団だったと思います。西欧各国でもそれぞれ観閲式や閲兵にのぞむ首相レベルや防衛担当閣僚の衣装はしきたりがあるようですが、日本では山高帽が「お約束」なんだと称する陰口は、ちょっと「しきたり」とも言えませんね。日本の大学生なら4年生になったらお約束の黒っぽくて安物のスーツを着て就職活動をしなければならないという話と同程度のことで、別に「文化」とは言えない問題であり、学生服・作業服の制定レベルのことですから。

いずれにしろ、菅さんのあんな視察も、避難所にさえガソリンを供給しないというお話にならない「緊急態勢ごっこ」ですから、やはり世界中に恥をさらすようなものです。菅・枝野といった内閣トップにはピシッとしてほしかったですが、私もやはりこいうしたとんでもない悲劇や喜劇のような政府対応のありさまは、日本で根本からの世直しが起きるために敷かれた「伏線」のようなものだったのだろうと思いますね・・・。
2年前の夏、政権交代があった直後の藤原さんのお話に出口王仁三郎の話があり、出口が「人震と地震」という話を書いていたと話しておられたと思います。「人震」という形で、その時その時に人間がやるべきことをやっていなければ、地震のような天災が起きてしまうことにもなる、そんな趣旨だったと思いますが、あれから2年近くになった今春も、民主党政権はまだ日本の経済を復興させることすら出来ないまま官僚主義経済体制みたいな惰性の経済を続けていました。政権内部も、小沢VS菅体制という形で民主党内の権力抗争を続けているし、まあ官僚と政治家そして大手民間企業がこぞって、自ら出口の言ったような「地震」を招来していたのではないかと思います。

藤原さんが言うように、確かに「自然と闘う」態勢の土地開発が続いてきたことは地震と津波からの被害を増幅させただけだと思います。私の住む村は海から遠いので津波対策は良く知りませんが、これから必要となる復興の仕事でも、やはり「人震」並みの発想の転換は必要だろうと思います。これから単に建設国債を出し、またかつてのような「土建国家」財政をやればええんじゃ、と言うレベルの「政策」を考えているようだと、再び出口が警告するような「地震」に見舞われて右往左往する結末を見そうです。
今回、福島原発事故だけでなく津波被害が大々的に国際的な報道に乗せられたわけですが、日本語から出た英語の「ツナミ」という言葉とその現象は、地震国でない欧米人などは人知を超える脅威そのものです。「2012」という映画のシーンを現実に見ている気でもするのでしょう。藤原さんは外国人との交際が多く良くご存じと思いますが、そういう人たちは地震・津波について経験則というものを持っていませんし、根本的に日本人といわゆる「構え」が違います。私が見舞いメールをもらう外国人の友人も、あたかも私は地震・ツナミで死んだかのように心配していたりで(笑)「このメールが届くことを祈る」などと書いてあって困ってしまいます。地震・津波の経験がほとんどない彼らから借用した土建文化を真似て、また建設国債を出して日本を元の木阿弥の国にしてしまっては困りますね。日本に適した日本人なりの地震対策・津波対策を施してほしいものです。
何しろ太陽の活動が活発化していると言うことで、それが地震活動の活発化につながっているとの見方があるようですし、再び大型の震災・津波も起きるとの予定を入れておくべきですから、日本が今回の被災の教訓を活かさない「原状復旧」をやったとしたら、またすぐに困った結果にぶち当たりますね。

いずれにしても、今回の地震はM9.1という記録を生んだり、テプコ原発の未曾有の大事故のため、今まで日本人でも知らない県だった東北地方の福島が世界的にFUKUSHIMAとして報じられる結果まで生まれたり、と前例のないことばかりとなりました。そんな事態が次々と起きる時代でもあるわけで、これまでのように何でも「前例・先例にならいますと・・・」でゴマカして来た日本の官僚サマ方の官僚主義政策では、今のニッポンの国、どうせ目先の天災に対する対応すら不可能な状態でウロウロするだけとなるでしょう。
もう既に、「災害復興の財源が必要だから」みたいな屁理屈で、例の「消費税値上げ」をすぐにやりたい、みたいな官僚・政治家のアドバルーンが上がっていますが、これではまた出口の言う「地震」を招来する結果となって悲惨な災害に苦しんだり、増税の苛斂誅求で苦しめられることになります。もう、新官房長官で弁護士の枝野代議士、テプコ、原子力保安院官僚らの「能面」と「ビー玉」の集団には退場してもらうべきです。

それにしても、東京の周辺で「停電」が現実になったというのは驚きます。テプコでなく東北電力(仙台)を利用する私たちの場合、鉄道は止まったままにせよ停電もないから、灯油不足の中でも電気コタツ、電気毛布やカーボンヒーターなどで暖房できていますので、もっと東北電力からテプコに融通してやれば良さそうに思います。東北が被災地の地元とはいえ、なにしろ首都圏は経済の中心地ですから。そこが停電で機能停止したり首都圏の国民が「被災者」同様になってしまったのでは、東北地方で不足している食料をはじめとする必需品も石油製品も、いつまでたっても供給の正常化は望めませんね。
むしろ東北地方の国民は、首都圏を助けることで自分たちも助けてもらえる、ということに気が付くべき時なのでしょう。何しろ、今のテプコは1千万KW分も不足な計算だそうですから、「こっちは被害者だから」(?)みたいなことは東北地方の誰も言いません。テプコの不足分は、東北地方からだって融通してやれば良いので、どんどん進めてあげれば良いです。
今冬の東北地方は、これもやはり「未曾有」の大雪に見舞われ、雪どけ水もタップリでしょうから、東北地方の水力発電所などで首都圏を「お助け」することは可能でしょう。まあこのあたりも頭の良い官僚サマ方が出張って来ると「不可能」とされてしまうのですが・・・。互いに融通し合い助け合う、という柔軟性が大切です。

この菅首相が登場した当初、首相は夕方早くにもう酒・焼肉の店に入っているなどという話がスポーツ新聞系で取り上げられていたのを思い出します。小泉政権のころには、もう首相がこうして「率先」して遊興するのが当然であるかのようにメディア産業も「情報操作」をしていたと思いますが、それで国民経済が成長したかと言えば、落ち込んだだけでした。(笑)首相は自衛隊の「最高司令官」というだけでなく、国民が選挙した内閣の代表なわけですから、やはり首都圏のサラリーマンがまだ残業している時間帯におおっぴらにブラブラ遊び歩くような「首相動静」はマズいでしょう。菅さんは、その点も改めたらどうでしょうか。
そんな風に菅首相が酒と焼肉をエンジョイしていた夕刻は、キャリア官僚などは別として、実は一般の首都圏のサラリーマンがまだ残業している時間です。一般サラリーマンは、通勤時間1.5時間は普通(短い)くらいですから、夜11時の通勤電車で帰宅するまで仕事でも「当たり前」の世の中です。それを、首相という立場の人(や官房長官など)が、まだ明るい内から酒と焼肉に繰り出しているのでは、今の日本、遮蔽できるはずの放射能漏れも遮蔽できず、復興できるはずの震災も復興できなくなりますね。

実際、今のような未曾有の天災が起きた状況であろうと、というより逆にむしろそんな状況だからこそという感じで、世間の注目を浴びるような遊興に走る政治家・官僚などが出て来るものです。ちょうど外務政務官・菊田真紀子(41)代議士(新潟出身)について問題になっている「インドネシア・エステ通い」の公務出張というのがその好例でしょう。菅、枝野、といった「リーダー」たちがこういう部下が帰国した際にどう指導・教育したのか分かりませんが、日本国民に今のような状況下で「頑張り」の模範を示すためには、やはり自分が部下に模範をしめさないとダメでしょうね。
スポーツ新聞系サイトであり、震災についても菅政権についてもスキャンダラスな記事ばかりのせるようですが、上の日刊ゲンダイ・サイトが菊田政務官について伝えたところだと、前例のない大震災・原発事故が起きている中でジャカルタに行ったこの女政治家は「インドネシアではエステと買い物を楽しみたい。ステキなお店を調べて予約して」(♡)という感じで秘書官に命じてから出張したそうです(同17日付)。同じ弁護士業で枝野の前任だった仙谷子飼いの政治家らしいのですが、いや大したものです。(笑)こういう部下が「大活躍」している「官僚主義バンザイ」タイプの内閣では、収拾できるはずの原発事故すら収拾つかなくなってしまうし、いつまでたっても被災者の避難所に食品・燃料すら届かないまま・・・となってしまいます。

菅首相という人、イージスに乗って坂本竜馬の顔をまねるような写真を撮らせるのは良いですが、今は文字通り「国難」の時期ですから、今こそ自分が「汗」をかく仕事をしてほしいと思います。東北地方の被災地、その現場が良く分かっていないようなので、今度は陸自にバートルヘリを出させ自ら乗り組み、被災地という「戦場」をじかに踏みしめてみるのがベストでしょう。そして少しでも食品・燃料・トイレットペーパーなど届けてみると国民との信頼関係も生まれて、自分も東北地方の被災地現場や東北住民というものが肌で分かるようになるはずで、また「最高司令官」としての自信も生まれます。イージスでも豪華ヘリでも、ああして写真を撮らせたところで、実は何の自信も生まれません。
菅さんは何しろ「最高司令官」ですから、スーツ姿ならピカピカが良いですが、ブルーの「内閣」作業服がいつもピカピカのままでは、現在のような緊急事態の下では、やはり「貫禄不足」にしか見えないものですね・・・。もう少し、自ら汚れたり汗をかいてあのブルーの制服を汚さないと、一年生のピカピカな入学式みたいに見えます。この国難の時に「トイレ」にヒキコモリしているというのが本当なら困るので、自ら外に出てもらい、改めてどこか被災地の戦場を視察し、いくらかでも救援・補給物資を手ずから届けてあげてほしいし、そうして自分を改めてもらうことを期待したいです。

かつての学園紛争の時代、他の学生が汗をかいている間も、菅さんは市川房江さんのカバン持ちをしてラクしようとしていただけ、などと言う人気作家の安部譲二さんのような人もいます。菅さんの今の状態では、多くの国民が似た見方をすると思いますから、やはり今すぐ心や「腹」から改めてほしいものです。
長くなりましたが、この突然の「国難」の秋、改めて藤原さんとお仲間の皆さんのご健闘をお祈りします。

投稿: ミスター奇遇 | 2011年3月22日 (火) 03時33分

 日本のマグニチュードは、今まで気象庁マグニチュードが使われている。
その方式によると、今回の地震のマグニチュードは、当初の発表通り、M8.3~8.4ぐらい。
 それが、学会では良く使用されているモーメントマグニチュードに突如として、変更された。
モーメントマグニチュードで今回の地震を評価すると、M9になる。

 ちなみに、福島原発をはじめ、多くの原発は気象庁マグニチュード8.4ぐらいで設計されている。
 政府は、意図的にマグニチュードの数字を上げて、今回の地震は、異例の巨大地震であったということを印象づけたいのだろう。
そして、増税や原発などの政府の責任逃れに利用するのではないだろうか。

投稿: M9はインチキ | 2011年3月22日 (火) 05時28分

原発は重要エネルギー源=地震多いのは運命-与謝野経財相

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011032200270

もう、いい加減にしてください!!!

投稿: farmountain | 2011年3月22日 (火) 14時21分

福島原発の今の状況は好転してるのか?足踏み状態なのか?底の空いたバケツをガムテープで塞いでる状態なのか?とにかくあやふやな表現が多く庶民には何が何だかよく理解出来てない方も多いのではないでしょうか。でも、今日も海水からも放射性物質がでるなど、今年の夏は海水浴客も来ない地方が出ることでしょう、近海漁業も大被害、農産物も汚染されてなくても風評被害で売れない、築地市場ではホウレン草が山のように売れ残っている状態らしいですが、ホウレン草以外の農産物も関東、東北の一部の物は3割しか売れず市場中卸も国の無責任な発表のために悲鳴を上げている状態らしいです。
しかしですよ、今の政府は何としてもTPPに参加して米国の顔を立てたいわけですから、国内農産物の放射能問題はマスコミにどんどん騒いでほしい!と思ってるかもしれませんね。
政治というものは本来なら自国と自国民の為のものでなくてはならないのですが、名ばかり大国の日本では大臣をはじめとした中央の政治家たちは投げられる毒饅頭にすぐに飛びつき、海の向こうから放たれるムチに脅え、浅い川を浅く渡る習慣がついていますから、ホウレン草や牛乳問題もどれでけ被害が拡大するかは理解できないでしょうね。
過去には東海村原発で放射能漏れが起きたときにも、風評被害で近隣の農産物は総崩れでしたが当時私は、鉢花栽培をしていて市場出荷していましたが、花も2週間ほど10分の1の値しかつかない状況でした。
こういう過去の大問題からも何も学んでいない中央の政治家や官僚をこれ以上のさばらすわけにはいかないですね。
原発事故が起きて以来まず最初に放射能のどんな物質がどれだけ飛散したのかも正しく報道しない、自称原子力に詳しいという首相も理解していないことでしょう。

だけど野菜や水道水、牛乳など人間が生きてく上でぜったいに必要なものは後先を考えず簡単に発表してしまい知らんふりを決め込んでいます。こんな時には、国として発表するのでも、早急に各産地の農産物の放射線濃度を計測させて表示して消費者に渡すという工夫が必要なんです、脅える消費者に安心して買ってもらう工夫が何もされていませんね、だから毎回こういう人災が起きると風評被害で農家や酪農家や水産業などの1次産業を中心に廃業、自殺などの2次.3次被害が増えていくのです。
大手スーパーなどの生鮮コーナーにも放射能測定機器を置いても良いのではないでしょうか?産地から出荷するときに1回目の検査結果を表示して、市場で検査して表示してと、めんどくさくてもやれば風評被害やデマも消えていくのではないでしょうか。安心を売る、安心を買うというスタイルの構築が急務な時なのです。

投稿: yama | 2011年3月22日 (火) 16時27分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。原発の問題が広がってきましたね。90年代の金融危機にそっくりです。パニックになっていきますね、この調子だと。放送でもいいましたが、ニャーと鳴く猫にワンと鳴けと言っても無理なのです。与謝野もそうですが。敗戦に直面して雲散霧消した大本営みたいになるのではないでしょうか。とにかく今の段階は元の問題から解決していかないとなりません。福島から出た放射能はもうすでに大西洋にも達しています。簡単にはいきません。とにかく原発の閉じ込めができるまでは非常時ですから何とかサバイバルという段階です。みなさん元気出していきましょう。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2011年3月22日 (火) 19時17分

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