藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2011年3月15日 危機を乗り越えるために
危機を乗り越えるために
遠山藤原学校のご案内、3月26・27日です
毎週1回発行、ワールドレポート
毎月2回開催、新橋藤原学校
藤原直哉のツイッター。過去のワールドレポートから短文を抜粋しています
藤原直哉の精神世界講演録
チュニジアに続いてエジプトでも「革命」。
では人や組織に「革命」が起きる前兆、
本当にこれから人も組織も破壊ではなくて創造的に動いていかなけ
「革命」が起きそうな人や組織なのかどうか、
当社の長谷川が実はこの文化の分析をやっているヒューマンシナジ
ということで、手作りなのでちょっと料金が高めなのですが、
ご質問などは長谷川か藤原にお寄せ下さい。
資料はこちらです。
| 固定リンク
コメント
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
コメントのお答え、こちらにまとめてさせていただきます。
外国は自国民の退避をどんどん進めています。賢明です。われわれも外国で同じ立場になったらまず待避だと思います。対処と復興はその国に住む人の仕事ですね。
原発の核燃料の閉じ込めはさすがに専門家でないとできないと思います。
フィナンシャルタイムズは要点をちゃんと突いた記事を書いています。
Japan losing control of nuclear crisis
Kan criticises Fukushima plant operator as Nikkei drops 10.6%
核危機に対するコントロールを失いつつある。菅は日経が10.6%下落するなか、福島発電所のオペレーターを批判した。
恐らく菅も東電も何でこうやって非難されるのか意味もわからないでしょう。もはや半狂乱を超えて、完全思考停止状態だと思います。早急に交代させるべきです。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年3月15日 (火) 16時47分
生命が使命を持った目的であり、生物としての物理的命は道具、手段にすぎないのではないか。
このように受けとめましたがいかがでしょうか?
2050年には人類100億、資源も食糧も絶対的に足りない。そんな中世界的に原発を推進しようとしている。また、末期がんに侵されながら書きあげ、出版後まもなく亡くなった元上海総領事の杉本信行さんの『大地の咆哮』で知ったのですが、中国の農民の差別収奪はもはや人類に許されないレベルのものであるということです。このようなことを変えるために、天が今回のこの危機をもたらしたのか、とさえ考えてしまいます。
戦略的低エネルギー社会、あるいはラビ・バトラさんのプラウト経済社会(現場の従業員が会社の株主になる等の社会)、この実現が今回の危機からの復興の目的かもしれない、などと大げさですが考えてしまいました。
ここでこんなときだからこそ読んでおくと安心する、戦直後に柳田國男が書いた『先祖の話』を引用します。
「どうして東洋人は死を恐れないかというと、・・・(死の不安を)ほぼ完全に克服し得た時代が我々にはあったのである。日本人の多数が、もとは死後の世界を近く親しく、何かその消息に通じているような気持を抱いていた…死してもこの国の中に、霊は留まって遠くには行かぬと思った・・・生人のいまわの時の念願が、死後には必ず達成するものと思っていた」
投稿: 神奈川県民 | 2011年3月15日 (火) 17時20分
神奈川県民 さん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。とても良いお話をありがとうございます。はい、まさにそのとおりです。
考えてみれば原発は危ないとわかっていながら、本気でそれに対処せずにメリットだけ享受してきたわけです。でもこれでもうそれもダメよ、と天に言われたわけですね。人間の間違いを正してくれた放射能さん、ありがとうというのが本当のところなのです。戦おうとすることなく、よく教訓を汲んで未来志向で行動することが大切です。
それにしても原発の作業員の方々、周辺の方々のご健康を心からお祈りしております。
与謝野、天罰が下りますよ。こういう人は。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011031500605
亡国のリーダーとはこういう人のことです。本土決戦に国民の犠牲は関係なしと言っていた敗戦末期の軍部と同じです。
こいつ東京選出ですね。東京が危ないですよ。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年3月15日 (火) 17時35分
政府の役割は、東電福島原発でなされているオペレーションを万全に支援する事に尽きる。
情報開示が遅いとか技術的な話しのみが大量に報道され、苛立ちを覚える。
命がけで被害拡大防止にあたっておられる現場での要員者の作業負荷及び適切な判断能力を下せる体力限度時間等、知りたい情報は一切流されていない。
同時に複数の原発(6基中4基)が事故発生とのこと。限られた原発運営要員だけで対処できるレベルでは無いと思われる。
現場での「人員不足」及び疲労は極度に達しているだろうと想像できます。
注水ポンプ用発電機の燃料切れがモニタリングもなされていおらす現場管理にゆだねられているみたいだ。
官総理の発言から到底、サポート体制の支援策を政府が準備しているだろうと推測することはできない。
命がけの作業に交代要員の確保がなされているのか心配である。
他の原発を運営している会社からの応援要請をしているのか?
素人及び自衛隊が乗り出すレベルではない。
東電だけの要員だけでは無理だと判断しています。
リーダーシップの発揮を祈るしかない。
投稿: 辻 功 | 2011年3月15日 (火) 18時39分
こんばんは、
折にふれネット放送を拝聴させていただいております。
あっというまに恐怖と隣り合わせの日々に
なってしまい、
「平和とはなんとありがたいものだろうか・・・」と、
思うとともに、原発に関しては、これまでにこういったことが
起きなかったことがラッキーだったにすぎないというような、
冷めた気分にも襲われております。
さて、本題からずれてしまうかもしれませんが、
今回の地震についてですが、
以前から、人工地震機(ハープ?)というものの
うわさがネットなどでもありますが、
藤原さんはどのように思いますか?
「やはり自然には勝つことはできないな・・・」というのが
人間の普通の悟りであり、自然対する畏怖の念がわくわけですが、
もし、このようなものが本当に存在しているのであれば、
もう私たちが知らずして戦争にまけているようなものなのではないか、
と悲しく無力で悔しく、そして本当に恐ろしい
気持ちになります。
相手の思いどおりにならなければ、
どんなに高い志で復興・復活しても、またそれで攻撃される?
それを私も信じたくないですが、、、、、。
投稿: こたろう | 2011年3月16日 (水) 00時00分
今回の地震はプレートの動きにより広範囲かつ大規模に発生しており、人為的なものとは考えられません。
確かに起こっている事象は危機ですが、日本、ひいては世界の人々が新しい生き方になるための転換点といえると思います。ここをどう捉え対応していくかで今後が決まる。冷静に、前向きにいきたいと思います。
原発で何が起こっているか学びたい方に。
貼っておきます。長文で申し訳ありません。
福島原発で起こっていることの解説(英文)
http://bravenewclimate.com/
上記を紹介してくれているLM-7さんのブログ
http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/2406950.html
原子力資料情報室の説明会見 2011.3.13
(東芝の元原子炉容器設計者 後藤政志さんの説明会見)
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news
投稿: fil | 2011年3月16日 (水) 03時32分
藤原先生
みなさん、おはようございます。
未曾有の大地震が来たと思ったら、それ以上の東京までおよぶ脅威があるとは思いませんでした。
しかし、すべて必然で、ベストと考えるなら、この大きな悲劇と大きな犠牲、そしてこの原子力発電所事故による放射能の大きな脅威は、生き残った日本人すべてが今どのような新しい意識を持つべきなのか、次の新しい行動をどう起こすべきか、について考える事を迫られている気がいたします。
その日本全国で起こる新しい意識と新しい行動の連鎖のパワーこそが新しい時代を作る原動力になるのではないでしょうか。
そして、このパワーとエネルギーはリーマンショック後、現在の体制と経済崩壊を加速化させると思います。
しかし、ここは冷静になにが起こっていてその脅威に対し、どう行動すべきなのか事実を見極める必要があります。
原子力発電のことは、大変危険なものだとは考えていましたが、その詳細はほとんど知りませんた。それで、正しいと思われる情報を集めていますが、そのなかで原子力発電所の現場で働いてた平井憲夫さんのサイトを知りました。
藤原先生がいつも言われている現場で命をかけて働いていたプロの意見です。非常にその実態を理解することができました。
今回の大きな危機の発生により、いままでおとなしかった若い人の意識の変化と行動が非常に楽しみです。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
投稿: jimi | 2011年3月16日 (水) 04時52分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。こちらにまとめてお返事させていただきます。
静岡の地震は震度6強ということでしたが、東海道新幹線は今朝から平常運行ですし、大きな被害はなかったようです。富士宮が震源でしたね。その後も富士山の周りを震源とする浅い地震が続きました。何か富士の神様が発動なさったというような感じですね。太平記を読むと元寇のときに日本中の神仏が発動したとあります。そんな感じではないでしょうか。
原発のことも被災地のことももはや国と東電のリーダーシップをそう取り替えしない限り問題は悪化の一途です。時間との戦いになってきました。
緊張が続きますね。
ありがとうございます。元気に行きましょう。
藤原直哉拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年3月16日 (水) 07時55分
今までのエネルギー政策も完全に見直しですね、これは。こんなときに不謹慎な言い方になるかもしれないが、まあ今までの社会体制を見直す「きっかけ」が今回の地震だったのでしょうか。
福島原発がもはや予断を許さない状況になってきたことで、「脱原発」を訴える方も多くなってきておりますね。
そこで問題になるのが「代替エネルギー」なのですが、現状では確かに原発に代わるほどのものはありません。国内の電力の3割以上が原発に頼っているのが現状です。今まで原発に依存しすぎて、いざというときのための代替エネルギーの研究をあまりしてこなかったのが原因です。これは歴代政府とその利権に群がっていた連中の責任でもあると。
原発に係る費用の一部でも代替エネルギー研究に割り当てていたら、それこそそこそこのものは実現できたのかもしれませんが……。
そこで、藤原先生がおっしゃる通り、やはり段階的に低エネルギー生活に移行していかざるを得なくなるのではないでしょうか。
まず、エネルギーの供給のあり方についても大幅に見直す時期に来ているのだと思います。
例えば、「エネルギーの民主化」の時期に来ていると考えられなくもないか。
要は、巨大な電力会社への依存を強いられざるを得ない現状を見直すため、「家庭用燃料電池」の「蓄電効率向上化」や化石エネルギーの枯渇に備えた別なエネルギー源を今のように「大規模に一度に確保する」のではなくて、極端な話(本当に極端な言い方ですが)一家庭単位もしくは企業単位で確保できるレベルにまで持っていくための研究を推進すると。こうすれば、今のような社会活動に多くの地域において制限をかけざるを得ないような状況はかなり回避できると思います。
もちろんどんな代替エネルギーでも原発に比べれば、確保出来るエネルギーは低くはなりますが、その分「戦略的低エネルギー生活」に段階的に移行していくことになります。
ある試算では、原発をすべて止めた場合、日本はバブル以前の生活に戻るということですが、まあ40年前の生活から自家用車をなくし、またネットなども使える時間を限る(夜遅くまで使う必要はない)という形になると思います。ただし、ネット自身は人々が個別に情報を発信したり、取得したりするのに必要ですので、自家用車はあきらめるとしても、これは残した方がいいでしょう(笑)。一人ひとりが判断して行動するのにはどうしても情報は必須です。だからその環境だけは維持する。
早寝早起きこそが健康的な生活というならば、使えるエネルギーが今ほどでなくなれば、自然とそうなってくると思います。
そして、段階的に一家庭単位か企業単位でエネルギーを確保するような状態に移行していくと。しかし、使えるエネルギーはどうしても総じて減らざるを得ないので、労働時間などの見直しも同時に行われるべきでしょう。「労働」と「生活」の見直しです。余った時間はまあ畑仕事かな(笑)?
もはや「巨大な何らかのシステム」に頼らざるを得ない時代が終わりつつあるような気がします。
まず、2008年のリーマン・ショックで、「金融」という「巨大システム」の崩壊が起こりました。これは今にもっと顕著になってくることでしょう。
次に、フェイスブックやツイッターなどで革命も起きるくらいだから、もはや独裁体制のような「情報統制」はできず、また個人が発信出来る手段も豊富になりました。
つまり、現在起こっている現象を私なりにまとめますと、
1.政治の民主化(これは表向きとはいえ、かなり早い段階で達成されました。まあまだ独裁体制の国も多いですが、それも時間の問題です)
2.情報の民主化(これはネットの発達により、マスコミや政府の発表だけに限られていた従来の構造が次第に崩壊しつつあることを意味します。また、個人レベルの情報発信も活発になりました。もっとも玉石混合と言えばそうですが、個人が豊富に情報を発信できるというのは従来ではありえないことです)
3.経済の民主化(これはまだ達成されておりませんが、その道筋はすでにラビ・バトラのプラウト主義によって示されております。まあ彼の理論がどこまで通用しえるかは未知数ですが、今のような富裕層独裁という形は、今後維持できなくなるだろうと予測されます。これから実現されていく項目でしょう)
4.エネルギーの民主化(原発事故によりようやく見直した方がいいという声が上がった段階でしょう。電力会社という巨大システム依存の社会や都市集中というあり方も今後見直されていくことになると思いますが、これはかなりの時間を費やすと思います。理想的には、各家庭で必要なエネルギーを賄えるような状況に持っていければベストですが……まあいきなりそこを目指さず少しずつ行きましょう)
まあ基本的には従来の「一極集中型」から「小型化」「コンパクト化」「地域分散型」に移行する流れができたと認識すればいいのではないでしょうか(笑)。
いずれにしろ、例えばドイツなんかでも原発の見直しが始まっていますし、今の国策としての「原発セールス事業」はこれから衰退していくことでしょうね。
代替エネルギーとかの話なら、おそらくkazu様がお詳しいでしょう。もしよろしければ、そういった代替エネルギーの可能性などについて、やはりご専門の方からのご意見を賜りたいところです。
投稿: +9 | 2011年3月16日 (水) 19時06分
先生、みなさん、いつも有難うございます。ますます大変な状況になってきましたが、先生の御意見を聞かせてもらうと、腹が据わるというか、安心致します。
+9さんも、被害にあわれた中、ご無事で本当に良かったです。東北や関東で大変な思いをなさっている方々、少しでも状況が良くなりますようにお祈り申し上げます。
今回の大地震、津波、原発事故の恐怖のもたらしたものは、日本のみならず、世界の人々の意識も大きく変えようとしていると思います。+9さんの御意見のように、新しいこれからの時代の到来も感じています。
先の御意見にありました、こんな時こそ読んでおきたい柳田国男が書いたという「先祖の話」の紹介も有難うございます。ぜひ読んでみたいと思います。
投稿: 職人 | 2011年3月16日 (水) 20時41分
こんにちは
+9さんの御指名ですので(笑
代替えエネルギーとしては個体内核融合が一番現実的と思われますが、国際エネルギーマフィアが未だに元気ですので前途は多難でしょう。
次に可能性があるのは水を燃やす方法です。私も簡単な実験をしてみましたがエネルギーが増えている?そんな現象に遭遇しました。ネットでは投入エネルギーの17倍のエネルギーが出ているとの話もあります。
DIYレベルで実用化されている事例が沢山在るようですので自然発生的に涌いて出るように思います。
水を燃やす技術は溶接用ガス発生器として台湾製品が販売されています。このガスは配管の中にまで火が回り込んで爆発する危険性が高く実験レベルでは問題ないでしょうが様々な装置への実用化の障害となると思います。
この技術もエネルギーマフィアが邪魔をしているようですね。溶接用ガス発生器なら目立つ事もなく販売が出来ている物と思われます。エネルギー保存の法則を破らないように細工がされていると思います。
代替えエネルギーはエネルギーマフィアからの独立が大前提となりますね。学者や政治家、官僚の中にもマフィアの手先が沢山はいり込んでいますから断て分けが済むまで動き出さないと思います。
当面はマイクロ水力発電が日本では実用的なのではないでしょうか?温帯の島国で高い山が在れば淡水が途切れる事はありません。
雨が降っても山が保水して貯められるように杉を伐採して広葉樹を植え自然林に戻す事が安定的にマイクロ水力を運転する鍵になると思います。
平野部でも農業水路が一応整備されていますので農業水路を使って何段階も発電所を作る事が可能です。
日本の資源は森林ですね。
冷暖房には地下水を使います。年間を通して20度±1度程度で非常に安定しています。地下1m辺りからこの条件が成立しますので貯水タンクを地下に埋めても良いでしょう。
今の家庭生活で40年前と一番違うのは空調と風呂ではないでしょうか?銭湯の復活やエアコンの廃熱が無くなれば結構過ごしやすいと思います。冬場の暖房も20度在れば暖かいですよね。
省エネ、代替えエネルギーに関しては、この様なイメージを持っています。
原発の対応は御粗末の極みですね。電気がないと発電できないのが原子力発電所だと言う事が良く解りました。
それと輸送手段がないとかグランドがあるような避難所に援助物資が届かないとか自衛隊の能力を疑いたくなるようなニュースが沢山流れていますね。大東亜戦争と同じ状況なのかな?
今までの権威が崩壊しないと変わらないのでしょうが、東電に管が怒鳴り込んだ訳は東電が福島の現状を放置して後始末を任せたから。と言うウワサがありました。まあ何であっても何も出来ないのは変わりませんが。。。。。
http://www.youtube.com/watch?v=sYX2P26Hwu4&feature=related
投稿: kazu | 2011年3月16日 (水) 22時34分
放射能漏洩に起因する「避難区域設定」の解除を早急に実施せよ。
指定地区内に孤立している被災者の方の「生命維持確保」が出来ない状況をいつまで続けるのか?
被災地の方々の生命を無視してまで放射能対策が大事なのか?
生きておられる被災地の方々に、死の恐怖を押し付ける「災害対策」を見逃すことは出来ない。
本当に国家のするの事か?
目前で死に直面している人々の悲痛な訴えを知りながら、平時のオペレーシヨンに執着する政府。
正常な判断能力を喪失した「殺人政党」だと思わざるを得ない。
何故国民から非難の声が上がらないのか?
絶えられない。
怒りのメッセージを投稿した事をお詫び申し上げます。
投稿: 辻 功 | 2011年3月16日 (水) 22時36分
自分も辻功さんに賛成で、避難区域設定の解除をするべきだと思います。郵便局やヤマト運輸でアルバイトしたこともあり、何らかの形で被災地の物流インフラ事業にかかわれないものかと…。今こそ放射能も死の恐怖も克服した人類精神の進化をみせるとき?
投稿: 神奈川県民 | 2011年3月17日 (木) 00時19分
こんにちは
福島原発付近の気象庁のアメダスのデータが取得できなくなっているようです。
http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/map25.html
福島原発はアメダスの浪江と富岡の中間に位置します。
ネット上で気象データが隠蔽された。と書かれていたので確認しましたらデータの取得が出来ていません。
機器の故障なのか?隠蔽なのか?
風向きによって放射性物質の飛散方向と速度を把握する重要な情報です。
放射線、放射能、放射性物質は意味が違うのですがマスコミでは混在して報道していますね。
私の認識では、放射線=光、放射能=光る能力(電球の大きさ)放射性物質=電源付きの電球と考えています。間違えていたら御免なさい。
マスコミで騒いでいるマイクロシーベルトは光の強さを言っている。ミリシーベルトは1000倍でミリ、マイクロは桁数です。
風向きが問題になるのは放射性物質のことです。放射性物質が付くから除線しなければならない、吸い込まないように室内待機するようにと言っている訳です。
そんな状態で都合良くアメダスが壊れる物ですね。
私よりは詳しい方の話
http://takedanet.com/
投稿: kazu | 2011年3月17日 (木) 02時13分
日本、原子力発電不足分補う石油火力発電の余剰ある=IEA
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-20049520110315
電力があるのなら、計画停電は解消してほしい。
原発が休止中でも、火力発電で電力を補うことができると原発や原子力保安院の廃止に弾みがつく。
それが恐くて、計画停電しているのか。
福島原発は、2~3日でかたが付くのか思いきや、こじれている。
4基を50人の作業員で対応しているらしく、絶対数が足りないように思う。
1箇所を対処したら、次は別の箇所に問題が。
本当は4基同時に問題が発生して、1基づつ対処して、マスコミに小出しに報告しているのではないか。
その結果、事故が重症化しているように見える。
いずれ、原発の混乱も収まると思うけど、半径数キロメートルは人が住めなくなるのでは。
福島第1原発は、使用できなくなるけど、撤去もできない。
発電もできず、放射線を半永久的に出す厄介な施設がそのまま残る。
地元住民の怒りは必死。
まして、住めなくなったり、住めても放射線汚染されれば、・・・・。
東電はなんて弁明するのだろう。
東電は、施設不備による事故でなく、災害による事象だといって、最後までごまかすのかな。
半径20㎞は避難、半径20~30㎞は自宅待機。この方々への補償問題も生ずる。
もし、災害による事故であれば、補償額はゼロか相当低くなる。
施設不備による事故になると補償額は跳ね上がる。
おそらく、訴訟になり、福島第1原発の施設不備の真偽が裁判で争われると思う。
東電は国の基準通りに設計したというと思う。
国の設計基準の是非が問われる。
素人目で見て、非常用電源設備やその燃料貯蔵施設は、どう見ても、津波で流されると思う。
津波による影響を設計上考えていなかったと思うけど、東電や原子力保安院はなんて言い訳するのだろうか。
予測以上の地震や津波がきて、被災した事故で通るだろうか。
投稿: 及川 | 2011年3月17日 (木) 05時16分
ドル円、至上最高値更新。現在、79.30。
それにしても、菅政権は村山政権とよく似ている。
村山政権の時は、阪神淡路大震災が起きて、危機対策が出来ていないことに国民が激怒。
米国と貿易摩擦でもめていて、日米年次計画要望書でがんじがらめになった。
又、ドル円が当時至上最高値79.75円になった。
菅政権では、東北関東大震災が起きた上に、原発事故。
1週間も経たずに国民生活は早くも疲弊している。
欧米の機関投資家の思惑から、早くもドル円は至上最高値を更新して、どこで高止まりするか未定。
菅は政権維持のためには、欧米からの申し出は何でも受けいるという売国奴ぶりを発揮している。
村山政権よりひどい状態になっている。
政権が弱体化すると次々と苦難が襲いかかる。
菅は替えるべきだが、次の首相候補は?
投稿: 田川 | 2011年3月17日 (木) 06時19分
ドル円、 76.25円。
ユーロ円、106.48円。
これじゃ、貿易はできない。
欧米は、表向き支援を表明しているが、
どうやら、日本を徹底的に潰す気でいるらしい。
投稿: 田川 | 2011年3月17日 (木) 06時26分
kazuさん、yuponです。
>代替えエネルギーとしては個体内核融合が一番現実的と思われますが
固体ではなくて個体内ですね。
つまり体の中で核融合して「元気を出す」わけですね。
それなら出来るかなぁ?
投稿: yupon | 2011年3月17日 (木) 06時56分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。お返事はこちらにまとめてさせていただきます。
タンクローリーなどが郡山から先に入らない件、もし仕事ができる人がいれば行って車の運転や退避を手伝うことはできると思います。今の段階ならまだ破局的な状況ではないと思います。
私なりに原発について見たところをまとめてみたいと思います。
・原発の消火は引き続き難攻中
・そのため放射性物質の飛散も濃淡をつけながら継続中
・南相馬市長が言っているように原発周辺では「見捨てられ」現象が起きている
・実情を知る人たちが個人的に恐怖を感じ始め、行動を開始した
・外国も非常に大きな恐怖を感じ始めた。それはチェルノブイリ事故、911テロの時と同じような恐怖の伝播である
・円に対してドルが暴落し、欧米の株価も暴落。これも911テロの時と同じように恐怖で市場が動いたということだろう
という感じです。まず現場の消火活動については、これはもう現場の叡智と行動力に任せる以外に方法がありません。恐らく立場を超えて実力と見識のある人たちがこの重大難局に現場目線で取り組んでいると思います。ですから消火活動についてはそれを最大限サポートするリーダーシップが必要です。とにかく、いろいろな意味でこの非常事態に対するリーダーシップが確立していません。見捨てられ現象はその最たるものですが、これは八つ場ダム、普天間基地移転での民主党のやり方を見れば特段変わったことをしているわけではありません。これが民主党の政治なのです。したがって、少なくとも菅・枝野からリーダーシップを奪い返さない限り、事態の深刻化は止められません。菅は精神的に参って怒鳴り散らすばかりのようですし、枝野は役者気取りだと昨日の朝の段階で情報を得ています。マスコミ関係者や役人の中にも立場を超えて危機感を募らせている人が結構いるようです。もう地震から1週間近くになり、あの人たちはもはや限界です。東電も本社は限界でしょう。とにかくまともな人をかき集めてリーダーシップを交代させるべきです。
これはちょうど戦争末期に原爆が落とされて追いつめられた軍部によく似ています。自分たちからは負けたと言えない。だからもう今までの原発体制は維持できない、全部やり直しだと宣言して、リーダーシップをトップダウンから現場優先のリーダーシップに180度転換させるという宣言が必要です。能面ビー玉職員は現場が最大効果・最大効率を求めて動くことを支援するために、法律や規則に照らしてそれを正当化させるための屁理屈を考える部隊として隅のほうでサポート業務に当たればよいと思います。このリーダーシップの180度の転換があるまで、危機はどこまでも深刻化するような予感がします。
外国のメディアの報道を見ると彼らのほうが日本人以上にパニックになっています。もちろん、大変な状況であることに違いはないのです。最悪のケースは本当に大変なのです。しかし現実的に原発から非常に離れている外国、特に欧米がパニックを起こしつつあります。911にそっくりです。これがノストラダムスの預言にある第2幕なのかもしれません。そうるとこれで西欧文明は終わりのはずです。
同時に実情を知る人たちの間にも恐怖が広がって、疎開の動きが広がっています。原子炉の大爆発、メルトダウン、再臨界など、これから事態が悪化する可能性はいくらでもあります。よく考えてください。疎開というのは、空襲の前に逃げることです。空襲が来なければ誠に幸い。来たら大変だから逃げるのが疎開です。それに対して空襲が来てから逃げるのは避難と言います。今はまだ疎開ができる時です。それで何も起きなければ誠に幸い。でも何か起きたら少なくとも疎開した人たちは助かります。昭和20年の大空襲の時も今も、疎開するもしないもその人の判断です。少なくとも昭和20年の頃は政府は子供を強制的に疎開させて少しでも被害を減らそうとしていました。しかし今は疎開しろとは言っていません。
いずれにしろ昨日あたりから放射能に加えて恐怖という新しいエネルギーが本格化しつつあります。同時にこうなると金融はもちろん、貿易も滞り、外国人はお互い自分の国に帰りということで、90年代から本格化したグローバリゼーションはまさに破局的に終わりになろうとしています。
とにかくまず原発の消火。続いて放射性物質の閉じ込め。それから飛散した放射性物質の無害化と復興、そんな順番です。そして復興にはもはや原状回復はありえず、戦略的低エネルギーでやるしかありません。
今のところはそんな状況だと思います。がんばってまいりましょう。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年3月17日 (木) 08時43分
今までのドル円史上最高値79.75円に今朝6時頃に到達、
その後、一瞬で、76.25円まで円高が進みました。
日銀のドル買い介入が一切ない。
非常に不思議だ。
現在、79.75円で頭を押さえられて、円が高止まりをしたまま。
野田財相がどうして日銀に円売介入の指示を出さなかったのか。
まさか、菅首相の指示で、円高を放置したのか。
投稿: 節食 | 2011年3月17日 (木) 10時53分
為替の件、今後膨大な内需が発生する事は確実なのだから、海外からの資材輸入のことを考えると、円高が不利と言う事は無いと思います。
非常時に海外からの援助を受け入れる事と断る事と、どちらの方が正常な思考かと考えれば自ずと分かるでしょう。
首相の原発からの撤退云々は、原発事故を放棄して逃げ出す事は為らぬと言うことで、正常な判断です。
また、しり込みしている自衛隊に尻を叩いて行動させた事も評価できます、厳しい言い方ですが、軍人は非常時には命を捨てる覚悟が必要です。
因みに私は今まで菅氏を支持してきませんでしたが、今回は最悪の事態を認識されていて、相当な危機感を持っておられてようなので、それなりに支持します、私の周辺の評価も悪くは無いです。
東電は破産させて東北電力に吸収させなければならないでしょう。
東電は変な政治力を使ったり、マスコミを操縦したり、事故を隠蔽したり、ロクな会社ではありません、潰す必要が有ります、英インデペンデンス紙も東電の隠蔽体質を指摘しています。
投稿: ^m^ | 2011年3月17日 (木) 23時49分
為替には適正な水準というのがあります。
円高の方が輸入にとっては有利ですが、輸出には不利です。それが両立できる価格がいいと思います。
日本は貿易立国であり、欧米諸国と違い、輸入を中心にした国ではありません。70円台の為替ではもはや輸出は難しいだろうと思います。
これから、企業は再建を検討すると思いますが、阪神淡路大震災の時も79円台という円高に襲われ、日本で工場の再建をあきらめ、海外に出た会社もあるときいています。ここまで、円高が進行すると、工場の再建をあきらめる企業もあるでしょう。製造業による雇用があるから内需も発生します。一概に、為替は円高がいいというわけではありません。70円台の為替は明らかに異常であり、輸出企業にとり、破壊的な水準です。
外国からの援助と、為替の高低は関係ないでしょう。円高円安に関わらず、必要なものは輸入するわけですし、海外の援助は受け入れると思います。
菅首相は東電を呼びつけて怒鳴り散らしていると聞いています。菅周辺のマスコミ関係者は、菅首相は、パニック寸前かパニックになっていると言う評価です。
日本で、放射性物質の処理をできる組織は、電力会社を除くと自衛隊ぐらいだと思いますが、首相が誰であっても、自衛隊の協力は不可欠だと思います。
投稿: 田川 | 2011年3月18日 (金) 01時17分
皆様、こんにちは。
馬鹿だと思われる事を覚悟で書いていますが、命がけで働いている作業員の方や放射性物質に対して「ありがとう」と感謝の心を皆が送ると奇跡が起こるのではないでしょうか。私は物を捨てる前にいつも「ありがとう」とお礼を言ってから捨てます。日本には「針供養」という素晴らしい習慣もありますので、是非実行して見て下さい。物にも意識が宿ると常々思っています。
投稿: 花子 | 2011年3月18日 (金) 09時12分
自分も花子さんの提案に賛成です。
何か前の自分の書き込みをみると、自分だけ助かりたい、被災者の方や現場で働いている方の気持ちを何一つわかっていないような気がして、恥ずかしいかぎりです。
実は自分は精神疾患持ちで、地震と原発のニュースを聞くたびに不安から不眠になっています。まったく社会の役に立ちません。今もなお普段通りにあるいはそれ以上に働かれている方に申し訳ない限りです。宮沢賢治の
よだかの星のよだかのように、自分は決して星にはなれませんが、身命をかけて祈るようなことぐらいしかできません。
最後の書き込みにします。失礼いたしました。
投稿: 神奈川県民 | 2011年3月18日 (金) 10時16分
皆様 こんにちは
心からお見舞い申し上げます。私も 書き込みをさせて戴くのも躊躇致しておりましたが 今 此方から出来ますことは 命を顧みず 働いて下さっておられ方への感謝の気持ちです。
藤原先生や皆様のお話で 心おちつきます。
全てが好い方に向きますように。ありがとう御座います
投稿: kamehime | 2011年3月18日 (金) 16時30分
藤原先生
いつもありがとうございます。
お陰さまで、本当に勉強になっています。
先生はすでにご存じかもしれませんが、
原発の現場で働かれていた方の手記を教えていただきました。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/index.html
多くの会社の多くの仕事を鑑みても、十分あり得る話だということを、実感しています。
こういった情報に、これまで触れてこなかった自分自身の無関心さに改めて直面しました。
これからどう生きるのか、どういう未来のビジョンを描くのか。
粛々と、未来に向けて歩んでいこうと改めて決意いたしました。
これからも放送を楽しみにしています。
投稿: ヒロミ | 2011年3月18日 (金) 19時11分
神奈川県民さんへ
人間は何もしなくても生きて存在しているだけですごいことをしているのだと思います。それだけで天に対する役割は果たしていると思います。どうか祈ってください。最後の書き込みなどと言わずまた皆さんと語り合いましょう!
投稿: ぽん太 | 2011年3月18日 (金) 21時40分
いつも勉強になる放送をありがとうございます。
たまたま親しい人でかつて
福島原発一号機のメンテナンスを30年前にやっていた人がいます。
当時からたいへん故障が多くてよく緊急召集されたといってました。
ヒロミさんのおっしゃるように原発のなまなましい話は事実です。大勢メンテナンスで亡くなっているそうです。
ですが東京電力からしゃべるなといわれてはいないようです。
その人は当時一週間に5分の仕事で月4回を1年間
それで一月40万ぐらいもらったそうです。(金額は前後するかもしれません)
黒人や外人はもっと過激な仕事をやってさっと帰ってずっと高級取りだったといいます。
自分もおとといその話を聞いてショックでした。
投稿: 佐藤 | 2011年3月18日 (金) 22時43分
ネットで官総理退場運動を行う方法教えてください
すべき事を行わず
自分の政権維持のみを模索する官総理。
自民党に連立を持ちかける官総理。
今すぐ首を取り替える必要がある。
被災者の支援を後回しにして東電で3時間を居座る官総理。
その間、貴重な支援策の指示・判断を放棄した殺人総理。
何故、国民から猛烈な非難が起きないのが不思議です。
許す事ができません。
マスコミが至急退陣キャンペーンを行わなければ、個人が立ち上がるしかないと考えています。
ネットで退陣運動に参加する方法を教えてください。
コンピュータに弱いですが、努力します。
参考にしたく考えています。
投稿: 辻 功 | 2011年3月20日 (日) 09時24分
当掲示版の管理者の方へ
辻 功と申します。
上記投稿した事、お許し下さい。
現在自分が出来るやり方はこれしか方法が無かったためです。
ご迷惑をかけているのではと思います。
申し訳ございません。
投稿: 辻 功 | 2011年3月20日 (日) 10時16分
井口和基博士のブログに福島原発の放射能を消す面白そうなアイディアが紹介されています。頭脳明晰な理数系の人はこのアイディアを検討して実行してみてはどうでしょう。
http://quasimoto.exblog.jp/
の3月20日の分です。
投稿: 花子 | 2011年3月21日 (月) 12時12分
役に立つtwitter発信有難うございます
リスクコミュニケーションの前提議論:津田敏秀・岡山大教授(大学の教員などの研究者が今回の原発情報を提供して居るサイトがあります http://smc-japan.sakura.ne.jp/ )を読んで。
回帰分析手法(数学モデルにもとづいて統計情報を解釈する)を活用して近未来を予測し、意思決定をしていくやり方に現在の不安感を少し取り除く事が出来ました。
多数の意見に従うのではなく、自分の判断力で現状を対処していく上で参考になりました。
11日帰宅難民になり、最寄駅が指定している避難所の道中に公民館を見つけ、畳の部屋を用意してもらい体力保全に努めました。非難者数はわずか男女含めて15名前後でした。
指定された体育館は満員で寒く、大きな余震がくれば極めて安全性には疑問がつくと思いますが。
危機に際して、人と同じ行動を取る事は決して安全だとは考えていません。
個人的な地震対策ですが、寝室に設置しているエアコンを業者に依頼し、一時的に物置専用部屋を用意し、そこに移設しました。
業者が言うに、エアコンは横揺れには強いが「縦揺れ」には弱いとの事でした。確かに簡単に取り外しが出来ていました。
阪神大震災の時、テレビのニュースでエアコンが飛び出している映像が忘れられません。
投稿: 辻 功 | 2011年3月21日 (月) 18時39分
福島原発の3号機には、使用済核燃料を収納する
はずのプールが吹き飛んでしまって、存在
しないように思います。
今の政府は大本営発表をしていると強く感じます。
先生、皆さん、どう思いますか。
3号機が爆発した直後の写真
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1449238.jpg
↓
現在の3号機の写真
http://tvde.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/jlab-dat/s/795434.jpg
投稿: にゃん | 2011年3月22日 (火) 02時28分