藤原事務所の「ロハスで愉快な仲間たち」2011年2月13日 炭素循環農法 小田原チップ研究会 大谷賢司、中村隆一、山本太一郎、稲垣正貴、城雄二 ほかのみなさん
藤原事務所の「ロハスで愉快な仲間たち」2011年2月13日 炭素循環農法 小田原チップ研究会 大谷賢司、中村隆一、山本太一郎、稲垣正貴、城雄二 ほかのみなさん
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コメント
耳をそばだてる思いでお聞きしました。とてもためになり、また勇気づけられました。ありがとうございました。
投稿: kirako | 2011年2月14日 (月) 17時04分
kirako 様
こんばんは
お聴きいただきまして、
ありがとうございます。
炭素循環農法宣伝師山本太一朗氏の
発表もアップしてあります。
どうぞ、お聞きください。
投稿: 大谷賢司 | 2011年2月14日 (月) 18時37分
とても興味がわくようなお話ありがとうございました。
参加された方みなさんそれぞれ土作り、微生物の増やし方など自論をお持ちなようで、興味深く聴かせていただきました。
私も農業というか果樹栽培をしています、どちらかというと園芸の部類ですがやはり苗木を土に下ろすときは埴土の配合には何日も何週間も悩みます。今年は藤原さんの放送どおり決断の年となりまして空いてる畑を全て穴を開けて桃に桜桃、李に柿と植え込んでいます。果樹類は初年度に一気に生長させた方が良い場合とわざと弱々しく育てた方が良い場合があり、土の中に数年間埋めておいた松の皮やピートモスを掘り出して配合して、近くの雑木林からシノ竹の枯れたものをかき集め火をつけて、その上にクヌギの葉や枝をかぶせ半分炭になったものにコンブや羊毛、くん炭、ヌカを混ぜ合わせています。森にはんぺんが出てるときにはそれもすき込みます。その配合にどうも自信がないときには、よくお話に出てくる中央構造線の日本海側にあります医王山の石を粉末にした物を混ぜ込みます。この石の粉は成分はケイ酸です。生の物を土中に入れる時や苗床には良いかもしれません、また有機物が溜まり過ぎた畑にも効果がありました。ライフグリーンという名前だと思います。
土中の微生物を増やしていくのは森の落ち葉の上を歩きながら考えて、その落ち葉をめくれば答えがありますが、その環境を畑や施設内で作り出すのは意外と難しいです。何度も失敗しています。微生物にも赤ちゃんから子供、大人、爺さん、婆さんもいるだろうしな?.....
今日は何食わすか?と悩みながら先週は魚屋で買ったイワシ丸ごと50匹くらいと赤ちゃん微生物のために自家製乳酸菌液を20Lを流し込んで土をかぶせました。メチャクチャなようですがけっこう美味しい葡萄が出来ます(笑
大変良いお話を聴かせていただきましてありがとうございました。
投稿: yama | 2011年2月14日 (月) 23時22分
皆さま
・後半で話題に上った、炭素資材としての竹(竹チップ)について。私の考えです。
・今回、「チップ研究会」の開催動機のひとつは、たんじゅん農の今後の普及展開に向けて、各地での"持続可能な炭素資材源を展望し"、同時に"その炭素資材(今回は木質チップ)の種類に応じた利用法探求の糸口を掴む"ことでした。
その意味で、竹は非常に有用な炭素資材です。毎年新幹が伸びますから、生長速度は樹木類とは比較にならないくらい速く、間伐利用なら持続可能性はピカイチ。成分面でも、竹はイネ科の親分ですから、稲ワラが田畑で重宝されるように申し分なく、しかも「生」で使える優れた"エサ"となります(小田原農園の結果も良好)。笹類まで含めれば、全国に分布しており、なおかつ「植樹林を侵食するほど蔓延って困っている」地域も珍しくない現状なのでしょう。
・所で、私も居所の横浜で10年程前から竹伐り市民ボランティアに参加し、福岡では先祖様のお墓掃除の一環で、裏山の孟宗竹の間伐を毎年行います。通常そうした活動では、切った竹は枝打ちをして"竹林内に積置きすることで終了"です。
『これが畑で使えたら』という希望は以前から抱いていたのですが、たんじゅん農に巡り合って、これは具体的な願望となりました。
○ 例えば、『竹伐り市民ボランティアと市民農園がドッキングしたら』
というのが一案です。
それには、搬出と畑で利用可能なように「チップ化」が必要ですが、
○『チップ化処理の担い手』(高性能のチッパー機の提供)があれば、
○『たんじゅん農のノウハウと組み合わせて』
これは、かなり現実味がでてきます。
・(私が知らないだけで)実際、これに近い実例は、既に幾つも動いているのかも知れません。
例えば、福岡県の宗像市では、「高性能チッパー機のオペレータ付き出張サービス」があるようですし。(そして今年は、宗像のある児童施設の関係者の方と御一緒に、園児の給食材料を育てている畑づくりにこのサービスを利用させて戴こうと考えています)
また、昨年の実践者交流会で訪問させて戴いた、同じく福岡県の糸島では、何と、エレクトロニクス関連の企業さんが、地域の荒廃竹林再生事業に乗り出されていました。
http://kubittake.jp/
(玄菱エレクトロニクス㈱ 糸島産竹パウダー)
・そして、糸島の例では、交流会の参加者ネットワークで「地産地消の循環モデルのひな型」が出来つつあるようにも観じました。
○ 新規就農者や家庭菜園愛好者を含む「小規模生産者」の方々
(基本は、無農薬・有機栽培~無肥料栽培の農産物を生産)
※家庭菜園と言っても玄人はだしの立派な野菜でした
+
○ 販売・流通と就農支援を担うプラットフォームとしての「産直市場」
:伊都安蔵里(http://itoaguri.jp/)
+
○ 荒廃竹林再生事業で竹のチップ化"炭素資材転換"を担う企業
(または、この位置付けに自治体や森林組合など)
何だか夢が膨らみます。たんじゅん農は誰のものでもありません。
みんなで活かせば、みんなが活きます。
これが微生物の力のスゴイところです。
投稿: 山本 太一朗 | 2011年2月20日 (日) 19時29分
『建設不況続きたんじゅん農法で雇用確保』
~たんじゅん農法の広場より~
http://tanjunnou.blog65.fc2.com/blog-entry-208.html
・いよいよ建設業でも業種構造転換が始まりましたね。天然自然の微生物の力を借りた”炭素大循環”が、地域復興のエンジンとして回り出し、建設-林業-農業が融合した新たな産業のかたちが生まれて行くようです。
投稿: 山本 太一朗 | 2011年3月 7日 (月) 08時32分
里山・里海 暮らし図鑑(柏書房)
http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=978-4-7601-4118-0
投稿: 名前 | 2012年11月17日 (土) 09時52分