藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2011年1月4日 田んぼを観ていると
田んぼを観ていると
2011年1月15日開始、21世紀リーダー養成講座
毎週1回発行、ワールドレポート
毎月2回開催、新橋藤原学校
藤原直哉のツイッター。過去のワールドレポートから短文を抜粋しています
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まさに自然(天)と人間との見直しの時代ですね。今までの発想では、自然とは人間が住みやすいように改造し、克服する対象であったものですが、これからはその見方を変えていかなければならない時期に来ているという気がします。
日本は古くから続いている国ですので、様々な地域にいろいろな神話や伝承があります。私もすべて把握しているわけではないですが、それらの中にはこれからの時代に参考になりそうなものもあると思います。
さて、古くから日本人は八百万の神々を信仰して生きて来ました。あるいは妖怪やもののけの類もそうです。それでは八百万の神々や人外の者たちを人々はどのようにとらえてきたか。
恐れ敬うべき存在-「畏怖の対象」でした。相手は人間以上の力を持つ神様やら人外の者たちです。人々が恐れるのは当たり前ですし、敬わなければなりません。また、彼らはどこにでも「当たり前に存在している」存在です。この神様嫌いだと言って遠ざけたりすることはできません。彼らは「当たり前に存在している」のです。それを人間ごときの力で排除など出来るはずもありません。
だから、人間達は彼らに接する際には非常に気を使います。なんたって、相手は神様や人外の者たちです。少しでもご機嫌を損ねるようなことがあればどんな罰が下されるかもわかりません。
したがって、人間達は神様に祭りに加わってもらったり、酒をふるまったりと、非常に丁重におもてなしいたします。粗相があってはなりません。人間ごとき、逆に彼らのほうから「許されて」存在しているようなものなのですから。
その一方で、人間達は神様にそれとなく豊作をお願いしたり、幸福祈願をしたりします。人間どもだってしたたかです。ただ怖がったりへつらったりしているだけでは暮らしていけません(笑)。だから、彼らのご機嫌をとりつつも、自分たちに必要な力の不足分は、神様や人外の者たちに「お借りする」わけです。
まさに、これからの持続可能な世の中に必要な発想がこれでしょう。よく「地球環境を守れ」というスローガンを耳にしますが、地球にとってみれば人間など「たかが一生物種」に過ぎません。その気になれば、例えば平均気温を1~2度上昇させるだけで、破綻する国家がワンザカ出てきます。2010年のロシアの穀物輸出停止なんかがいい例でしょう。あの猛暑の結果、ロシアは全面的に穀物の輸出を見合わせる事態になったわけですから。飢餓状態を作り出すなど、地球にとっては造作もないことです。人間など「大したことはない」わけです。
仮に人類が滅びたとしても、人類の遺跡の中から新たなる生物が生まれ、自然は別な形で再構築され、進化していくだけです。人間など、「地球にとっては」その程度の存在です。
要するに、確かにここまで自力で文明を進歩させた人類は「素晴らしい生き物」ではあるのですが、一方で「大したことない生き物」でもあると(笑)。一見するとかなり矛盾した見方でもあるかもしれませんが、これがこれからの時代の人間という生き物の位置づけでしょう。
私は何も「シャーマニズム」をやれと言っているのではないし、「自然災害を抑えるために人身御供をささげろ」とか、「河童など妖怪は存在しているのだ」と言っているのでもありません。要は、これからの時代、人間に必要な概念は「畏敬の念としたたかさ」だと言っているのです。
自然は大きい。人間などには過ぎるほどです。その自然を、たかが人間ごときがどうこうしようなどと思い上がりも甚だしい。人間は、もっと地球や自然に「畏怖の念」を持つべきです。ただ、先ほどの上の例でも話しましたが、「ただ恐れ敬う」ばかりではなく、「自然の壮大な力の一部をお借りするしたたかさ」も同時に持たなければなりません。
例えば、私の地元のような「豪雪地域」は、確かに例年の積雪には悩まされるものの、この積雪量をいかして融雪の際に発する熱量を家庭などの暖房に当てる試みなどがあります。これは「雪」という天からの届け物を人々の生活に「生かしている」わけです。自然の力を借り、それを生活のために逆に役立てると。
その点ではいつの放送だったかの微生物群を生かすやり方もその一つに当てはまると思います。要は、「自然を我々も大切にしますから、あなた方のほうも不肖の人間どもである我々に力をお貸しくださると幸いです」という発想に転換していくと。
また、先ほどの神話の例でも取り上げましたが、例えば八百万の神々や人外の者たちは「われわれの周りにいて当たり前」なんです。これは、昨今の異常気象と我々がどうあっても切り離せないことを意味すると思います。猛暑や寒波など、厳しい環境変化はどうしても人々は避けたいと思いますが、しかし、こういった気候変動はどうにもなるものでもない。いくら人間の側にとって都合が悪い自然現象でも、それは「当たり前に起こりうること」で、「排除することなどできない」のです。猛暑を避けたいと望んでも、自然がそういう変化を起こした場合、我々はそこから避けることはできないわけです。
結局、人間には「目の上のたんこぶ」的な存在が必要なのだと思います。この点で、無神論や唯物論ではその役目を負うことはできません。人間理性を至上においた考え方は、人間の傲岸さを促進することはあっても、止めることはできないからです。
リチャード・ドーキンスらの無神論は、確かに既存の既得権益化した宗教や新興教団を排撃するのには役立つと思います。おそらく、ローマ法王のような存在も、いずれは権勢を失い、やがてはすたれていくと思います。ですが、唯物論、無神論にできるのはせいぜいそこまで。無神論、唯物論は社会や既存道徳の破壊までは行えても、「複雑系」である「社会の構築」まではできません。
マルクス主義がいい例でしょう。社会科学と称し、無神論、唯物論を駆使して自分の理想的な文明を「設計」し、その目的を達成するために合目的的に社会をコントロールするという発想は、かつてのソ連や現在の中国の失敗からも明らかでしょう。要するに、無神論、唯物論は既存の価値観を破壊する分には効力があるし、また「非複雑系」であれば、確かに創造の力を発揮できるが、「複雑系」である社会においては創造の力はもたらさないということです。
以前にこちらでも紹介したと思うのですが、ハンク・ウェセルマンが言うように人間は「大いなる存在を感じることで、人々は精神の安定を保ってきた」ということです。しかし、無神論や唯物論ではその「大いなる存在」を代替することはできません。だから快楽主義や虚無主義に陥りやすい。
そこで、彼ら無神論者や唯物論者はいうわけです。
「現在の人類は過去のいかなる人間たちよりも倫理的に向上している」と。
だから、そのような「大いなる存在」に代わるものがなくてもよいという話になるが、そもそも人間の倫理性が向上しているという話自体が歴史に対する無知かあるいは人間に対する「うぬぼれ」以外の何物でもないでしょう。
核戦争が起こらなかったのは、そんなことをすれば人類が自滅するからという利己的な理由によるものです。倫理的に優れているからやらなかったということではない。奴隷制度だって、形を変えて存続しているし、単に技術の発達で、「情報量」と「物質量」が拡大したがゆえに、人にできうることと出来ないことが明確化されてきただけに過ぎません。個別のレベルで見れば、過去の時代の先祖とたして変わらないことをやっている場合もあります。これを「倫理の向上」というのは現代人のうぬぼれと言っても仕方がありません。
ただ、倫理の向上ではなく、「意識の変革」ならありえます。というか、今がその時期です。
これからの時代に流行する用語があるとすれば、私は「情けは人のためならず」だと思います。今までは個々人や個別の組織が利己的に行動しても、結果的にはうまくいっていたから、「利己主義」でもよかったが、今は情報を隠ぺいしたり、富を独占しようとするとかえってまずい結果になります。物事を隠したり、独占したりということができなくなりつつあるからです。インターネットなどを見れば明らかでしょう。ウィキリークスやユーチューブがある時代に「隠ぺい」や「独占」など不可能です。
すなわち、「隠ぺいや独占」を行うよりも、「公開や共有すること」で、かえって自分もよくなるというまさに「情けは人のためならず」の状態になりつつある。これは時代の流れでもはや止めることはできないと思います。
経済成長を求める声も次第になくなりつつあります。騒いでいるのは古い価値観に縛られている「経済人」や「政治家」くらいでしょう。もはやGDPなど何の意味もなさない数字となりつつあるのは、多くの人が感じていることです。
要は、「情けは人のためならず」「物事はほどほどに」がこれからの時代にとって「都合がいいから」人々の意識がそのように変わっていくことはあります。ただ、それと倫理性の向上とは全く別の問題です。
もっとも、いきなり「大いなる存在」とか言い出しても多分彼らは拒絶反応を示すでしょうから(笑)、とりあえず自然や地球相手に「畏敬の念」と「人間のしたたかさ」を取り戻す努力をした方がいいんじゃないですか。何せ彼らは「目に見えるもの」しか信じませんから、まず見えるもので人間以上のものと言えば、地球くらいなものでしょう(笑)。
新年早々いろいろと長くなりましたが、これが、常日頃から藤原先生がおっしゃる「和戦両様のかまえ」であると、私なりに認識しております。
投稿: +9 | 2011年1月 6日 (木) 18時31分
+9さん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。本当におっしゃる通りだと思います。神と学の力比べという言葉もありますが、今年は人間も相当反省しないとならない年になりそうです。そして反省できない人はひたすら自らの苦しみが続くだけなのだろうと思います。大きな変わり目に差し掛かっていますね。はい、和戦両様の構えでいきましょう。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年1月 7日 (金) 06時12分
先ほど台北から2時間飛んで帰ってきました。
正月明けの関西、活気が全く無いですね。
日本の安全性とコストの問題を言えば、
JALは高くて危険なんで、必ずしもコストとは関係
無い。組織の問題であると。
関空からのバスを降りて、尼崎からJRに乗ると、
例の脱線事故で電車がクシャクシャになった現場を
通ります。電車も安全ではありません。
特に新幹線は軽量化のため、事故が起こった時の
車体の安全対策をしていないと聞いています。
それでいてあの分刻みで運転することは、
明らかに飛行機より危険だろうと。
ゼロ戦と同じです。日本は人命軽視の伝統があります。
ちなみに台北の地下鉄はプラットホームに柵があって、
ドアは地上側と電車側の二重になっており、
人が線路に落ちないようになっています。
で、料金は初乗り60円弱。
アジアの感覚から言えば、日本国内がぼったくり
じゃないのかなと。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月 8日 (土) 23時59分
タイでも有機野菜を作っていて、最近は日本人会が
見学ツアーなんかをやっています。
もともと東南アジアになぜ欧米の観光客が来る
ようになったかというと、
いわゆるロハスだからで、
こちらが先だと思います。
その上でさらに近代工業化でもお金を儲けようと
両方取ろうとしているのがこの20年ほどの変化ですね。
庶民はわかってないが、
上の方の人たちは、
日本よりはるかに機敏じゃないかと。
バリ島なんかは元祖ロハスでしょう。
で、BRICSと言われますが、
東南アジアは主に
インド、中国、イスラム、
そしてアフリカ、
ヨーロッパ含めての交差点のようになってます。
数年前はロシア人観光客が多かったですが、
昨今はインド人の旅行者が増えてます。
中国人とインド人はもともと東南アジアに
居るのですが。
で、この人たちの混沌が二乗されたとき、
いまだかつて体験したことのない世界が
来るだろうと思いますね。
それは欧米支配を踏まえながらも、
全く違った展開をするでしょう。
で、そういった活気からは、日本国内は外側に居ると。
もちろん海外に進出している企業はその渦中に
居るのですが。
それは、もう良いとか悪いとかいう話では無いので。
地球人類の半分は中国人かインド人、アジア人という
話で、無視できないだろうと。
もちろん日本にこもって農業やろうっていう人が
居ても良いのでしょうけど、
自動車産業を見ても、日本人に出来る事は
誰にでもできるという事が、
かなりの程度証明されたと思いますし、
ベトナムなんかを見ても、
日本人以上にやると。
で、それが、一国だけではなくて、
システムとして効いて来る時、
日本の立場というのが果たしてどこまで
あるのかなというのは大いに疑問ですねえ。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月 9日 (日) 01時10分
昔から農民は生かさぬよう殺さぬようという
政策でこの国がずっと運営されて来たから、
現在に至っても、サラリーマンは生かさぬよう
殺さぬようというわけで、活気が無いわけでしょう。
で、時々戦争になって、お国のために死んで頂戴と。
今は経済戦争で自殺者3万というけれど、
実際はもっと多いし、予備も居るだろうと。
熱帯で食い物が豊富なところは金がなくても
皆なんとなく生きてゆけるところが強み。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月 9日 (日) 02時35分
東南アジャさん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。日本もカネのリーダーシップが終わってこの15年、とにかく整理に追われました。戦争の時代でもありましたね。ですから大変な犠牲者が出たわけです。今回も。でもおかげさまで明治以来のどうにもならん部分も事実上崩壊しましたし、威張り腐った民間の連中もほとんど息も絶え絶えになりましたし、この15年で新しい日本を築くための礎と先行開発ができたと思います。もう日本は20世紀の日本ではありませんね。中国も東南アジアもみなさんそれぞれに21世紀らしい国をおつくりになったらいいですよ。みんなそれぞれのい気候風土、そして歴史の中に生きていますね。何も鎖国をしようというわけではなし、行き来したい人は自由に行き来すればよし。楽しい時代だと思います。
ロハスですか?ロハスの起源を言えばそれは縄文時代ですし、江戸時代ですね。ロハスの上にいかに高度な文明を築くか、それを世界の歴史に比類ない形で示してきたのが日本です。日本はよく歴史をひも解くと未来を創る鍵がたくさん出てきます。
経済マフィアの時代から人徳時代に、日本も大いにリーダーシップが変わる時ですね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年1月 9日 (日) 07時57分
藤原先生 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
縄文時代というと東表国(豊の国)のことを、正しく理解しないといけませんね。それから、カタカムナ。
一歩まちがうと「とんでも古代史」と言われる世界ですね。
投稿: yupon | 2011年1月 9日 (日) 08時59分
結局、人脈という事で、
中国系はビジネスの展開の速度が全く違うので、
いきなり海外で起業することになりました。
日本の中であれこれ悩んでいた事が
何だかバカらしく思えます。
日本の企業人の皆さまの御健闘をお祈り申し上げます。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月 9日 (日) 11時18分
今回、旅先で日本の高校、大学の先生という方たちに
なぜか偶然に行き帰り、お会いしました。
自分達は税金をつかってご褒美のような海外旅行を
エンジョイしている訳ですが、
振り返って自分達の教え子の就職が無いと。
一人は進学高校の漢文の先生、一人は四国の高校で
情報を教えていると言うのですが、
語学の方は生徒は喋れない、
情報の先生は、
飛行機のチケットをネットで予約できるのかと
こちらに聞いてきました。そんなお粗末な状況です。
卒業生に対して、
国内に仕事がなければ、海外で活躍できるように
、少なくとも生きて飯を食っていけるように
してあげるのが教育行政の仕事だと思うのですが、、、
国家の品格を書いた爺さんなんかは
英語より論語なんてすまして言ってますが、
結局言葉の壁に守られた無能な日本の学者の利権を
守っているだけで。
教育は明らかに亡国の責任があると私は思います。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月 9日 (日) 11時54分
昨今、タイでは「外こもり」の若者達というのがいて、
日本に居られなくなってさまざまな方法でタイに
長期滞在しています。
日本で短期間アルバイトをして一気にお金をためて
物価の安いタイでのんびりするパターンとか、
欧米留学やワーキングホリデーから
スピンアウトしてタイに来た人たちとか、
いくつかパターンがあるんです。
日本で鬱だった人がタイで直ったりという例も
あるようです。
私はそういう人たちの気持ち、日本のシステムの中ではもはややれないよね。っていうのがよく判ります。
だから、海外で起業してそういう人たちも含めて
多様な人たちと仕事をやってゆこうと
思っています。
昨今、日本で就職できない人たちも、
そういったパターンで吸収できるように
すればいいんじゃないかと思いますし、
現に海外の日系人材派遣なんかは
盛況のようです。
日本の水準からすれば現地採用で給料は安いけれど、
現地の基準からすれば、十分やってゆける。
とにかく、仕事があって生活してゆける。
それが日本国内ではできないけれど、
海外、アジアでは出来る部分が現にあるし、
これからもっと増えてゆくと思います。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月 9日 (日) 14時48分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
yuponさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さっそくディープな話題で(笑)。封印され続けてきた日本の古代史が最近あちこちで封印がとかれてきましたね。これから日本史はおもしろくなりますよ。詳しくは遠山でまた。
日本はこの15年でずいぶん変わりました。それについていかれない人たちが国内の既得権を握ってまだ迷走を続けていることがあります。しかしそれも全面崩壊は時間の問題です。だれも信用しなくなりました。日本ではもうすでにモノやサービスの品質だけでなく、経営も品質の時代を迎えています。従来のようなゲーム感覚のビジネスは今の日本ではもうほとんど通用しません。たとえ大企業でも。一方で若者も中高年も最近はそういう従来の発想を超えた新しい起業や独立をする人が増えてきました。新しい経営というか経済というか社会というか、今までのように明確なゲーム的境界がない中での新しい活動が各方面に深く静かに進行しているところです。21世紀は共生の時代です。外国にはいろいろなことがあります。日本人も実は相当すでに外国に行って活躍しています。行く人はちゃんと行っていますから心配ありませんよ。新しい共生の時代ですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年1月10日 (月) 08時10分
台湾の若い人、
日本語を流暢にしゃべる人がけっこういます。
日本のアニメが好きで
直接日本語で理解しようとして勉強するパターンが
多いそうです。
古い世代とはまた違って、新しい親日世代が登場
しています。
彼らはもちろん中国語を喋ってます。(笑)
日本にとって大事なお友達だと思います。
この好状況が変化して大陸になびきそうな気配も
ありますよ。
ここはしっかり友情を確認したいところ。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月10日 (月) 17時54分
東南アジャさん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。若者は国境を越えていろいろと連帯する時代ですね。皆さんそれぞれに未来を考えて行動していくことでしょう。上の方が崩れてきますから、どの国でも。迫力ある生き方ができる時代です。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年1月11日 (火) 17時19分
インドの理想実験都市オーロビル
http://www.eri-eco.net/Myweb/sustainable%20community/Auroville.htm
オーロビンドというヨガの先生が作った実験未来都市。
私は20年前に訪れた事がありますが、
バイオマスとか、太陽エネルギーとかITもやって
いました。
欧米やオーストラリアから来た学者が家族で
住んでいました。
現在のインドを見ると、種はかなり以前に
撒かれていたのだと思います。
マハバーラタじゃないですが、
人類の行く末を見抜いている所がありますね。
とんでも雑誌ムーなんかを見ると、
インドの超古代文明をナチスが発見、
復活させて、
UFOを開発していたなんて出てますが、
インドの懐の深さというか、ダイナミズムは
人間の流動性にあると見ています。
振り返って気になるのは、日本の単一性ですね。
私は多様なものがぶつかり合う流動性の中に
進化の過程があると思っていますので。
意識の物理学、これを古代インドは確かに
理解していたと思います。
ゼロの発見。ゼロとは
宇宙のニュートラルな状態であって、
何も無いという事とは違うでしょう。
ただ、社会については、
階級社会を固定してしまったのは
間違いだったんじゃないかと。
要するに、一旦文明がぶっこわれた後
なおも続いている混沌の国 インド
投稿: 東南アジャ | 2011年1月15日 (土) 13時57分
人類が進化するための仕組みって何だろう?
って事ですが、
教育。それは情報と実体験のバランス
そして、人間の意識と宇宙の同調性、共鳴の
問題もあると思います。
日本はひとつの事を深める国でしょうね。
それは一方の極
他方、世界を旅する事によって多様性を知ること。
これも必要だろうと思います。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月15日 (土) 14時30分
東南アジャさん、こんにちは。いつもありがとうございます。環境都市は日本の経団連もやっていて輸出するそうですよ。どんなものかは知りませんが。日本は世界で最も階級差の小さい国の一つですし、異文化を同化させながらも芯を守る能力は世界一です。仏教も既にインドではすたれ、その最も原形に近い教えが生きているのが日本ですね。この15年の日本は整理の時代でビジネスマンはみんな元気がなく、国内に閉じこもりがちでしたが、これからの15年は復興の時代ですからまたどんどん外に出ていくと思いますよ。もともと日本人は非常に好奇心が旺盛で、この15年はビジネスでは外に出ていきませんでしたが、観光や買い物では爆発的に人が出ていきましたね。それで世界のいろんな衣食住がこの15年に日本に既に入ってきています。ただ日本に根付くかどうかはまったく別問題で、これは日本人の歴史眼というか不思議な審美眼にかなったものしか残らないのです。インドのことはこの放送局で昔、インドの3代前の大統領のお孫さんのビバウさんと対談していますからお聴きになるとおもしろいですよ。インドには危機がなかっただから変われなかった。しかし日本にはよく危機がくる、だから変われるとも言っておられます。なるほど、こうやって日本人が危機だ危機だと騒いで模索するから本当に変われるわけですね。世界はますます共生の時代。みなさんそれぞれに自分たちの未来を模索していくことでしょう。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年1月15日 (土) 15時09分
レス有難うございます。
インドは長い間イギリスの植民地でしたね。
英語を喋れるので現在、世界から仕事が来るという、、
仏教は多神教のヒンズーに飲み込まれたようですね。
インドへ行ったとき、気が付いたのは、
いわゆるお寺のマーク、鍵十字がよくあります。
ナチスのハーケンクロイツと同じく左回りもあります。
左回りは破壊ですね。
で、ナチスがヨーロッパ、キリスト教世界、
特にイギリスにやった事を振り返った時、
ちょっと背筋が寒くなりますね。
ナチスを送り込んだのはアジアでしょう。
ガンジーは非暴力なんですけど。
精神レベルでの仕掛けというのでしょうか。
イギリスはインドを宗教によってイスラムを
バングラデシュとパキスタンに分離しましたね。
分割統治。
ナチスはチベットまで調査隊を派遣しましたよ。
第一次大戦でドイツはイギリス、金融財閥に
恨みがあったでしょう。
金融に対する恨みというのは現代に通じるものが
ありますね。
集合無意識のサイキックな力というのが
あるんですね。
金融ゲームより人々の集合無意識、
サイキックな力の方が強いというか、
金の恨みは恐ろしいというか。
ナチスのハーケンクロイツ。お寺のマークですよ。
V2号は元祖ミサイルですし、
日本に落ちた原爆の一つはナチス製だという話も。
奴らを送り込んだのは、、、
済んだ話ですが、歴史ミステリーということで。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月16日 (日) 01時28分
つまり、タイミングとしては、
麻原じゃないですけど、
妙なリーダーが登場してこないか、
よく見張っている必要があるんじゃないでしょうか?
投稿: 東南アジャ | 2011年1月16日 (日) 02時09分
ナチスの発明という本がありますが、
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%99%BA%E6%98%8E-%E6%AD%A6%E7%94%B0-%E7%9F%A5%E5%BC%98/dp/4883925684
高速道路、ジェットエンジン、テレビ放送
公衆テレビ電話 ラジオの普及
人工石油 テープレコーダー
合成ゴム ヘリコプター
等などだそうです。
独裁者自身のプロパガンダもそうかもしれません。
源泉徴収や義務教育などの社会システムもある
そうです。
イノベーションを促進するために意図的な危機を
作り出したとも取れるのですが。
環境問題という危機
があって、石油が出来る藻を発見したという
話題がありましたね。
http://www.asahi.com/eco/
TKY201012140212.html
マグネシウム文明論というのもありました。
既存の既得権益に潰されるのじゃなく、
こういう技術をちゃんと実用化する道筋を示して
希望の持てる社会を宣言する必要がありますが、
顔色伺いの現政権、つまり日本の政治に期待できない
のが情けないですね。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月16日 (日) 14時59分
再度、ナチスの発明の話にもどると、
優生学と強制収用所はナチスによって促進されました。
振り返って、昨今のアジアでのインフルエンザなどは
人工的に作り出されたものだという話もあります。
有色人種の人工削減計画ですね。
これが環境問題の裏にあります。
で、日本の状況はどうなのかという事ですね。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月16日 (日) 15時14分
微生物とウィルスに精通する必要があるのは
それが見えない戦争であり、サバイバルの問題
という側面もあるからでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=PVZokaPLX-g&feature=player_embedded#!
投稿: 東南アジャ | 2011年1月16日 (日) 15時19分
仮に サバイバルの問題であるなら、
実質的に有効な手段と方法を取る必要がある訳で、
日本のようにモタモタしていつまでたっても
何も進まないという状況は
放棄あるいは変更されなくては
ならないという現実的な話だと思います。
イノベーション自体を作り出す方法論を、
お金をかけずにセットする必要があると思っています。
イノベーションは結局、
人間の頭と意識の問題という訳で。
投稿: 東南アジャ | 2011年1月16日 (日) 15時32分
東南アジャ さん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。時代はダイナミックに変わっていきますから日本もあんまり心配ないですよ。いつの時代も時代は思いがけなく進んでいきます。いろいろたくさんのご知識と思いとご意見があるようですね。ご自身のブログやツイッターをお使いになったほうがよろしいのではないでしょうか。どうしてもここだを私が管理しなければなりませんので。私も本当に時間がなくて日々苦慮しているのです。ご配慮いただけたら幸いです。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年1月16日 (日) 17時55分
日付けが変わって2011年1月17日になりました。
阪神淡路大震災から16年ですね。
藤原さんはネットラジオで
地震も一種の恵みとおっしゃっていますね。
我々は現実に地震を体験したんですが、
確かに天はターゲットを絶妙に選びましたよ。
私は地震の瞬間、
朝瞑想をしていて大笑いしましたよ。
大地と一緒に飛び跳ねる感覚でした。
オヤジは重いタンスに直撃されましたね。
でも、まさか、高速道路が横倒しになっているとは
その時は知りませんでしたが。
私はタイの津波の前も現地に居ましたが、
大きな天災が起こる前は人間に影響が出ますよ。
何かイライラしていましたね。
大きな事は前にわかると思います。予知ですね。
東京周辺はできるだけ行きたくありませんでした。
で、オトナの発言としては、地震の被災者に対しては
それは恵みだったとか言わない方が良いですよ。
わかると思うんですけどね。
私は仕事を頼める相手か、言っている事がどこまで
本物かどうかチェックするために
ここで張っていたんですよ。
野菜を買う前にひっくり返して見たり
するでしょう?そんな感じですかね。
ご足労おかけしてすみませんでしたね(笑
投稿: 東南アジャ | 2011年1月17日 (月) 00時52分
小田原なんか
いくらお金くれても住みたく無いです(爆
オマケ
http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/nr20050610/nr20050610.html
投稿: 東南アジャ | 2011年1月17日 (月) 01時38分
藤原先生
ご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。いつも勉強させて頂きまして、ありがとうございます。
田んぼって連作障害がなくて、最高ですよねー。麦とかなんて翌年になるとガタンと収量が落ちますもの。
田んぼの生き物も、田んぼ自体も素晴らしい!
田んぼの上を通っていく透き通った風もいいですねー。
稲の香りも。
田んぼの素晴らしさをみんなに広げたいものです。まあ、TPPとか生産調整などドロドロの世界もありますけど。(汗)
先生のますますのご活躍をお祈りいたします。
投稿: farmountain | 2011年1月25日 (火) 14時53分
farmountainさん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。はい、おっしゃるとおり、田んぼはすばらしいですね。一つの偉大な生態系を作っています。最近は米粉が小麦粉に代わる穀物資源として本格的に見直されて始めています。日本の農業にも、田んぼを含めて新しい風が吹き始めました。日本発の第6次産業の時代がもう来ているようです。どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2011年1月26日 (水) 07時29分