藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2010年12月21日 新しいリーダーシップ
| 固定リンク
« 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年12月21日 ウィキリークスから見える世界 | トップページ | 土橋重隆の「平成養生訓-21世紀は治療から予防へ-」 2010年12月21 医療不況 »
« 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年12月21日 ウィキリークスから見える世界 | トップページ | 土橋重隆の「平成養生訓-21世紀は治療から予防へ-」 2010年12月21 医療不況 »
| 固定リンク
« 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年12月21日 ウィキリークスから見える世界 | トップページ | 土橋重隆の「平成養生訓-21世紀は治療から予防へ-」 2010年12月21 医療不況 »
コメント
例年猛暑だった年の冬は、積雪の多い冬になりますが、今年はなかなか寒くなりません。
今日は冬至ですが、仙台の市街地で、浸水があったようです。藤原先生は、仙台藤原塾の講演で支障ありませんでしたか?
投稿: 季節はずれの大雨 | 2010年12月22日 (水) 22時04分
いつも良いお話ありがとうございます。
私は現政権を含む歴代総理で一番印象に残るのはやはり田中角栄です、総理になる前から妙に貫禄のある方でしたが今想えばいつも唇をキュっと苦虫を噛み潰す表情からそうとうに意志の強い人だったように感じ取れます。この人にまつわるエピソードはものすごく多く、ウィキーペディアに記されてる事が事実だとすれば、まずお金の使い方を知っていたようであります。
田中派の一回生議員が美人局に遭い、解決のためには多額の金銭が必要となり、様々なツテに頼ったがどうしても100万円(現在の価値では三倍以上)とちょっと足りない状況となった。選挙を終えたばかりで借金のあった議員は万策が尽き田中に借金の申し込みをし、田中は快諾。議員は田中の事務所に急いで向かったが田中は急用で留守にしており、伝言を預かっていた秘書から大きな書類袋を受け取った。中を確認するとなんと300万入っており、同封されたメモには以下の様に書いてあった。「トラブルは必ず解決しろ。以下のように行動しなさい。1. 100万円使ってトラブルを解決すること。2. 100万円を使って世話になった人に飯を奢る乃至、必ず御礼をすること。3. 残りの100万円は万一のトラブルの為に取って置くように。4. これらの金は全て返却は無用である。」その議員は感涙した。
戦術にもたけていたようであります
新幹線のグリーン車に乗っている時、批判的なある社会党の議員と支援の労組幹部と鉢合わせとなったが、田中は「いやー君にはまいったよ」と賞賛し、直後に支援の幹部に「彼が自民党にいたらとっくに大臣もしくは三役になっている」とおだてた。この話が労組に知れ渡り、「あの先生は本当にできる人なんだ」という噂がたち、その議員は株を大きく上げた。この手の話法を政敵を取り込む際によく使っていた。
中曽根と田中はあまり仲がよくなかったが、ある時、中曽根が外交のため中国訪問を希望しているという情報が田中に伝わってきた。すぐさま中曽根へ中国の要人への紹介状をしたためて送り、中曽根は大喜びした。
人徳も心得ていたようです
田中は下の者ほど大切にした。秘書に対してもわざわざ毎晩労いの言葉をかけたり、守衛の人間にも毎日労いの言葉をかけたり、自分の運転手にまで立派な医者を当てるなどしていて、感動させていた。
河本派議員の渋谷直蔵の妻が死去した折、田中はすぐさま花を贈り、本葬まで一週間あると知ると、花が枯れてはいけないと本葬の日まで新しい花に、その都度に取り替えていた。これを聞いた渋谷は驚いた。
ウィキーペディアには田中角栄を美化しすぎる表現もあるのでそのまま受け入れることはできませんが、読む限り演出では出来ない部分が多くあります。幼少の頃からかなり苦労して生きてきたのであろうなと思える繊細で大胆な行動が目に付きます、また孟子の王道論というか徳治主義的な思想と行動があります。今でも角栄待望論があるのはこれらのせいではないでしょうか。ただ拝金主義の元祖と言われるのにも納得できます。
藤原さんが「亡霊」という政治家は田中角栄政界家系図の下のほうにいるかたですね?(笑 それとも現首相でしょうか、どちらにしても両者とも良い終わり方はしない思いますよ。
投稿: yama | 2010年12月22日 (水) 22時18分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
はい、仙台はついたときは大雨でしたが、帰る時は上がっておりました。おかげさまで無事行ってまいりました。ありがとうございます。
角栄さんのエピソードはすごいですね。おっしゃるように生きたカネの使い方、人情もよくわかっておられた方ですね。今はいませんね、こういうすごい政治家は。亡霊ですか?ご想像の範囲であたっております(笑)。それにしても与党内部から与党の「一兵卒」に党首や幹事長が寄ってたかって証人喚問しようということも常軌を逸した事態ですね。普通、証人喚問は野党から追及されて出てくる話ですからね。どいつもこいつもとしか言いようがありません。でもこれが実は大切なのです。すべての国民に今の政治家たちの実態を包み隠さず全部知ってもらうこと、それが今は最も大切なことなのです。それを知るから、こりゃだめだということで、政治も前に進むのです。来年前半に山場が来そうですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年12月22日 (水) 23時55分
最近、映画界では3Dがはやっている。
テレビもまもなく3Dがはやるだろう。
米国の財政・金融もあと数年で3Dがはやるらしい。
DEBT(負債)
DEFICITS(赤字)
DEFAULT(債務不履行)
投稿: 3D | 2010年12月26日 (日) 11時23分
3Dさん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。傑作ですね。来年は先送りができない年になると思います。大きく時代が動きますね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年12月26日 (日) 21時54分