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2010年11月 9日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年11月9日 行き詰る世界秩序

行き詰る世界秩序

101109.mp3をダウンロード

12月11日(土)、19日(日)のフライトシミュレーター研修はこちらです。

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11月27・28日、今年最後の遠山藤原学校のご案内はこちらです。

南信州遠山郷の秋です。

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ところで、人民元と米ドルの公式為替レートのチャートを見てください。横軸は80年から現在までの時間軸で、縦軸が為替レート、数字が小さいほど(グラフが下に行くほど)元高ドル安で、大きいほど(グラフが上に行くほど)元安ドル高です。

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80年代初頭は1ドルが1.78元程度なのに、一時は5分の1ぐらいの元安になり、今でも3分の1ぐらいの元安です。特に90年代前半にものすごい勢いで元安ドル高が進みますね。これが日本から中国に一気に製造業が移転した最大の理由です。

すなわち元が理不尽に大幅安になったために、日本で製造して輸出するより、中国で製造して輸出するほうが大幅に有利になったのです。もしこの90年代前半にこんな元安になっていなければ、日本から一気に中国に製造業が移転してしまうことはなかったはずです。

さらに中国が巨額の黒字を稼いでいるのに今のような元安にとどまっていることはおかしくて、これは中国政府の責任であり、世界各国が以下のように中国に人民元の切り上げを真剣に迫っています。日本も海外と協調してもっと強硬に人民元の切り上げを求めたらどうでしょうか。実際に元が80年代初頭の水準まで元高ドル安になれば、製造業は音を立てて日本に戻ってきて、日本の製造業や地域経済も一気に活気づくのではないかと思いますそれは結果的に日本の中小零細企業に仕事を増やすことにもなると思います。


米国は中国に人民元切り上げを要求
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100427-OYT1T00429.htm


中国・インドが人民元切り上げに強い要求
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819584E0E0E2E2E38DE0E0E2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL

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コメント

おはようございます。
行き詰まっているように思えるのは、頭の中に健康と病気、正常と障害といったような両極が植え込まれていて、真実と違っているために、現状に折り合いがつかなくなっていることです。
私が思うには何かを潰す必要もなくて、日本はノーマライゼーションの考え方をマクロ・ミクロに導入しながら世界一豊富になっている国内インフラの活用法を成熟させていけば良いと思います。
そこを人まかせにすると、悪の餌食になってしまいかねません。

投稿: 椎 | 2010年11月10日 (水) 08時10分

 アメリカを始め先進国は金融緩和(QE)をしており、その先進国のホットマネーが新興国に流れ、新興国はインフレ気味で金融引き締め(QT)を実施している。何でも為替の値上がりを狙っているらしい。
 アイルランドで国有化されたアングロ・アイリッシュ銀行は、同行が発行した債券の保有者に対して 額面の20%だけに限り 政府保証の新債券と引き換えに応じると発表。それでも紙切れになるよりマシでしょ と開き直り同然である。
 米国の金融緩和第2弾の発表から1週間たつと隠れていた欧州金融危機再燃のネタがチラホラ出てきてきている。EU救済資金に頼ろうとしている破綻新興国をその救済資金の出してである独首相のメルケルばあさんが「ドイツ国民の財布に頼られては困る。自国で何とかしろ。」と牽制している。トルシエECB総裁がメルケル首相に対して、市場がデリケートな時期に強硬的な意見を言うなと牽制している。
 EU内はもちろんのこと世界的に、為替問題や貿易や経済ルールで貿易黒字国と貿易赤字国でもめている。
 どうでもいいが、欧米は欧米以外の国に金融危機を輸出しないで欲しい。

投稿: 冬将軍 | 2010年11月10日 (水) 11時57分

いつも放送を有難うございます。100年に一度の経済危機と言われたものも、時間とともに拡大してきて、世界は深刻な事態になってきていますね。一度空いてしまった大きな穴は、やはりどうにもふさぐことは出来ないのですね。
一般人でも通貨の変動相場が憎たらしく思うこともありますが、ドル安やユーロ安は、米国や欧州の今の事情を正しく反映しているのでしょう。基軸通貨としてのドルの信用もなくなり、今までの世界秩序も行き詰っていくのがわかります。ここまでくると固定相場だったらとも願う英米の気持ちもわかります。。

毎日、政治や経済の動きを見ていると、また実際にその渦中にあるといやになってしまいますが、この放送を聴いて元気をもらっています。
国内政治のほうも最悪に見えますが、それでもやはり時代は良き方向に進んでいるのだ、、と自分に言い聞かせています。
困難な中にも、リーダーが、これが新しい時代のビジョンだと示してくれれば、希望もわいて明るくなりますが、管内閣のすることは、行き当たりばったりの、米国へのゴマすり内閣のようにも見えます。いつの間にか、べったりから訣別したはずの米国に歩み寄るほうに変わっていってたんですね。次は、前原氏だとか、ますます支持出来ません。昔永田偽メール事件で失脚したときの狼狽ぶりは印象的でしたが、リーダーとしての資質に欠ける人物だと思いました。人格的にもそうなのではないのでしょうか。昨日言ったことが明日には変わる、、財源なき理想論、有言不実行、、多くの人が、一年前の政権交代とは何だったのか、、と思い始めていると思います。

昨日、放送を拝聴したあと、ラジオをかけたら、渋沢栄一の曾孫にあたるという渋沢寿一という方の話をしていました。その方は、農学出身で、「森林に学ぶ」ということで、自然と人間との共生、これから持続可能な社会を考えるのに、化石燃料を使うまでのこれまでの人間生活の、特に「森林」にキーワードを置いて活動されているようでした。
銀行設立、道徳と経済、、渋沢栄一の話が、過去にありましたが、先生の推進されています日本再生プログラムに何か通じるものを感じましたが、先生はご存じでしょうか。

投稿: 職人K | 2010年11月10日 (水) 20時50分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。本当にみなさんおっしゃる通りですね。現実から出発して、以下に良き方向に日本と世界を変えていくか。大きな仕事が必要です。欧米も既にデフォルトが始まっていますし、これから再び危機ですね。渋沢栄一翁ですが、その師は二宮尊徳です。みんなつながっていますね。この世を運営する原理原則は昔も今もあまり違いはないようです。ここが正念場という状況になってきました。皆さんそれぞれに張り切っていきましょう。消えるものはどんどん消えていきますから、とにかく再生を急がないとなりません。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年11月10日 (水) 22時48分

こんにちは藤原様、世の中の壊れ方も半端じゃなくなりましたね。

アメリカのロン・ポール議員の発言を日本語に翻訳しているブログがあり定点観測していますが凄い話がありました。

想像できますか、CIAは、麻薬を取引できるんですよ。
麻薬から収益を得て、実際に関与しているのです。
http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-631.html

池袋に事務所を構える妄想作家と同じ事を言って居るではありませんか。オバマ大統領と選挙戦を戦った方がネガティブキャンペーンでも言う必要もないような事を言っている。

経済状況は若年失業率が高くて景気が悪くマスコミの報道に多様性がない。マスコミが過激な記事を書く事で売り上げが伸びる(と錯覚している?)戦争突入の合図じゃないですか。

妄想作家の妄想である純粋水爆を調べてみましたがウィキペディアに掲載されている言葉です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%94%E7%B2%8B%E6%B0%B4%E7%88%86

米国は1952年から1992年まで純粋水爆の開発に多額の費用を費やしたが、実用化には成功しなかった。と書いてありますが核融合条件を満たせる方法を検討してみたら色々あるモノですね。

爆発から12時間程度は中性子線の影響で被爆するそうですが、その後は放射線の影響が無くなるそうで綺麗な水爆の別名もあるようです。

9.11の救出作業に当たった消防員が白血病などの放射線被曝特有の病気で300人以上が死亡しているそうで、ツインタワーの上層階には南米のジャンク債が沢山保管されていたとか?

妄想作家の妄想が現実なのではないかと思えるほど世の中が狂っている状況なのは間違いなさそうです。

此処からは私の妄想ですが、日中戦争や日本国内テロ(オーム・サリン事件の再来)など日本周辺での軍事衝突を企てて戦争経済でバクチの損出を埋めようと考えている者が世の中にいる。のでは?

核の高々度爆発で通信系統の機器が全滅する事が知られています。負債の記録も消えるかも?

NHKも坂の上の雲を放送してサブリミナル的に戦意高揚を煽る。

まあ仮に計画が本当にあったとしても戦争が起きるとは思えませんが、国内テロが在っても不思議ではありません。

ですがネットが普及して誰でも好き放題の事を言っていると水晶のように透き通って色々な関係が見えるような気になる物ですね。

話は変わりますが、現政権の閣僚って悪人の顔をしていませんか?時々ニュースで見ると三文弁護士が恐喝しているように見えてしまう。

別の場面では目に表情がないロボットが理屈の解らない話をしている。次はロボット首相ですか??

目は口ほどに物を言う。と言う格言がありますがポーカーフェースの訓練を受けると目の表情が消えるそうです。

何が何だか混乱した世の中ですね。

23日の講演で頂いた資料を持って市役所の政策企画部へ紹介してきました。が、全く想像もしていない話で目から鱗の状態でした。チョット上級職の方は霞ヶ関のように逃げの姿勢で、何か変われば儲け物と言う感じで帰ってきました。ついでに生活保護も相談してきたのですが(笑

経済産業省の委託研究認定者が生活保護の申請を検討している現実が在る。世の中がどの様な状態なら、その様な現実が起きるのか?想像してみて下さい。

金額を聞いたら働いたら負け組の金額でした。製造業派遣の方はハッキリ言って生活保護の方が豊かな暮らしが出来ます。

混乱も極みで流れるのを待つだけでしょう。

12月21日に皆既月食がありますが時間の関係で暗くなってから月食が終わる。天空に突然・月が現れるような現象に成るようです。

古代で在れば天の啓示と考えるのでしょうね。詳しく解説したサイトが消されていました。何かあるのかな?

ネットの世界も言論統制が浸透中の様で「妄想」が私の回りでは流行しています。

長々と「妄想」を書き込んで失礼しました(笑

投稿: kazu | 2010年11月11日 (木) 02時12分

藤原先生

こんにちは、最後の件の方で、天からエネルギ-を受け取って、残ることを許される体になっていないと
そのような内容のお話がありましたが
同じことをやっていても残る者と残らない者があるのは
よく感じていましたが、たて分けのようにふるいにかけられることは深く考えていませんでした
まずは認めていただいて名人を目指すのが世の習いのようですが
認めてもらうにはまともなものに触れて自分の内面に
従うといゆう事でよろしいでしょうか
ちなみにこれだけはやっちゃいけない事は何なんでしょうか
取り繕うことができない世界ですので怖いもんです

 林 芳弘 拝

投稿: 林 芳弘 | 2010年11月11日 (木) 07時23分

携帯の覗き行為。

投稿: 熟議 | 2010年11月11日 (木) 16時22分

昨日の衆議院予算委員会で、海上保安庁長官は9時30分に神戸海保職員が尖閣ビデオを流した連絡を受けながら午前の答弁ではそのことに一切触れず調査中とお茶を濁していました。
正午に神戸海保職員が尖閣ビデオを流した件がニュースで一斉に流れ、長官は午後1番の答弁で海保職員のことを伝えました。その委員会の質問者から9時30分に知ったことを伝えました。午前と午後の答弁の違いに一体どういうことになっているのか不思議な感じがしました。
今日になると国交省大臣は海保長官から昨日の9時30分に連絡を受けながら官邸への連絡は午前中にはせずに正午以降に官邸に連絡をしていたことが判明しました。
結局、海保長官は上司の国交省大臣に連絡していたが、国交省大臣はその連絡を官邸にしていなかったということですが、これだけ世間を騒がせている話題で、なおかつ、国会会期中で野党からも追及を受けている話題なのにも関わらず、連絡が遅れていることになんか危機感がないというか官邸とうまく連携できていないのか不思議な感じがしました。
今の内閣はど素人というか内閣を運営するだけの能力が無いのではないでしょうか。
あきれてものも言えません。
だからといって、自民やみんなの党など他の政党に政権を担わせようとは全然思いませんし、政権を担わせたい政党がないのが残念です。
恐慌で経済が壊れていますが、政治もそれに比例して壊れていくものなんでしょうかね。
20年前、小泉政権と米国がタッグを組み、日本の経済を徹底的に壊しまくりました。その後、経済の低迷と共に自民は沈没し、民主に代わりましたが、民主は民主で日本を立て直すどころかとどめを刺そうとしています。
過去の歴史では行き詰まった社会状況は勝手によくならず、制度やシステムの変更を政治主導で行い、改善させています。
さて、それをできる政党は、日本に存在しているのでしょうか?

投稿: 祐太朗 | 2010年11月11日 (木) 21時36分

現政権の閣僚が悪人の顔に見える話は画面には映らない悪人と対峙しているのに電通がちっとも親切にしてくれないからかと思いました。

目に表情がないロボットが理屈の解らない話をしていると聞いて能楽を連想しました。

悔しさ嬉しさをその都度しっかり出したほうが理解を得られそうです。

投稿: 岡田七海 | 2010年11月11日 (木) 23時12分

みなさん、こんにちは、いつもありがとうございます。いろいろな秘密があちこちから暴露されますね。

CIAの麻薬取引はずっと昔からです。英国のアヘン戦争、日本陸軍の中国大陸における麻薬栽培販売(興亜院)など、英国の息のかかったところはみんなこうやって麻薬を国家が扱うのですね。

核分裂を使わない純粋な核融合を爆弾にするということですね。あるかもしれませんね。本当にできるかどうかはわかりませんが、とにかく悪党の悪だくみは、善人には想像がつかないものです。でも大体は最後で大失敗しますね。世界はやはり戦争や内乱への流れですね。この2年ぐらいの間に世界中で矛盾が形になりそうです。経済どころの話ではなくて、生き死にの問題になるところが続出しそうです。

林さん、いつもありがとうございます。ますますご活躍のご様子で、何よりです。一般的にこれをやっては絶対だめだということがあるわけではありません。桜田門外ノ変の映画を見ました。斬り役も斬られ役もあの世に行けば友達という言葉を実感する映画ですね。しかし敢えて指標を設けるとすれば、自分の元気が抜けることはしないことです。そして常に反省をすることです。元気が抜けることはどんなことでもやらないほうがいいですね。あるいは後味の悪いことはやらないほうがいいと言ってもよいかもしれません。これができるようになるには、常に自分自身が祓われて清潔になっていないとなりません。自分自身の中にわだかまりがあると元気が抜ける抜けないの感覚があいまいになるのです。ですから精神としては何があっても無邪気でいられることが強さになりますね。今の時代はそうやってあらゆる局面で自分の元気を頼りに生きていくしか指標がないかもしれません。

菅内閣もすで末期的。次は前原で始まる前から末期的(笑)。日本も体制末期ですね。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年11月12日 (金) 07時26分

藤原さま、いつもありがとうございます。


 元気の抜けることはしないでいつも反省をこころがける、まさに思い当たります。限界集落で暮らしているとそうなっていくような気がします。都市と地方の差ではなく変な組織に属さなくなったからでしょうか。

そして「自分の元気を頼りに生きていく」今まさにこれを目指して、そうなりつつあります。そうせざるを得ない環境で、やってみればできる環境です。

ありがとうございました。

投稿: トマト | 2010年11月12日 (金) 08時22分

近頃、G20は、G19+1 と言われているようです。1は米国で、米国の金融緩和政策がやり玉に挙げられているらしい。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/worldecon/462135/

G20で、日本との公式2ヶ国会談はトルコだけです。菅首相は日本でも相手にされていないけど、外国にも相手にされていません。お土産やお金のない日本にはどこも興味がないそうです。ある意味、気楽で良いですね。

投稿: G20 | 2010年11月12日 (金) 10時36分

日本は、国に借金があるけど、企業や国民の金融資産を加味すると若干プラスになるらしい。
米国は金融危機後、国・企業・個人の借金が膨らみ、200兆ドル増えたらしい。
米国のGDPは15兆ドル、世界のGDPは60兆ドル、ちなみに日本のGDPは5兆ドル。
米国はたった3年で世界の国民が稼ぐ総年収の3倍以上も借金をした。(米国の総年収で比較すると13倍以上の借金をした)
もはや返済は不可能。
米国は破綻なしで経済を立て直すことはできない。
米国の金融緩和は、基軸通貨特権を利用し、お金を一時的に作り出しているだけで、一時しのぎにしかならないと思う。
どういう形であれ、いずれ破綻する。

投稿: 葛根 | 2010年11月12日 (金) 12時00分

藤原先生。いつもありがとうございます。

 お話にありましたが、金融不安や為替不安には兌換紙幣発行が処方箋でしょう?そうして取り付け騒ぎが起こるのですね。歴史から見れば。各国が兌換紙幣を通して兌換物を分捕ることが次のテーマになるのでしょう?さてさて、欧米は、どのような手段で兌換紙幣を発行にこぎつけるのか?さて日本の切り札は・・・。いかが?

投稿: みかんちゃん | 2010年11月12日 (金) 18時24分

欧州くすぶる信用不安 債務再編警戒…ユーロ周縁国の国債購入に市場慎重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101111-00000114-san-int

『欧州単一通貨ユーロ(16カ国)を導入しているアイルランドやポルトガルなどで信用不安が再びくすぶり始めた。先月末の欧州連合(EU)首脳会議で緊急時の救済制度常設を決めた際、ドイツとフランスの首脳が民間の国債保有者にも損失負担を求めたのがきっかけだ。・・・・』

PIIGSの国債は誰も買わないな。

投稿: ウルフ | 2010年11月12日 (金) 18時33分

先日私の個展を観に孫共々次男が来ました
久しぶりに飯を食いながらの会話
「とうさんこないだはたいへんだったね」
「地獄だか天国かはわからんがとにかくあとちょっとで
この世とおさらばの限界にいったようだった」
ぼくも経験したんだけどなんかエレベ-タ-にのってす-と
上に上げられ目の前が開けてとても明るい世界が観えた」
この子はいま38才ですが小学校5年のとき車にはねられ頭骸骨陥没。私は救急車で病院に運ばれ医者がさじを投げる寸前でこの世に帰還てなあんばい。
生と死の狭間を経験した親子の会話でした。
いまの民主党政治、さかんにむだをなくすることに力を入れていますね。いまそれやってる人たちが一番むだだとおもいますが-。
まそれはさておき、日本人が好んだ焼き物、高麗、李朝があります。「あしたに紅顔夕べに白骨」この世のはかなさ、わびしさ。わび、さびを作品にみたのでしょう。桜を好む日本人の感性に合っているのかもしれません。
利休さんのお茶室
究極の間とされる4畳半、庭に咲く朝顔1倫を飾り、
うす汚れた高麗の茶碗で天下にひるいなき人をもてなす
ま、その心はもてなされた者にはわからん、無駄を排してのみ存在する美の世界を表現していますが、ね。
橋の下に、樽の中に富士山を入れたり、このような遊びの心が芸術にはあります。
空間をひろげるも狭くするも心の持ちようかもしれませんね。
究極の間に無限の広がりをみる。またその逆もあり。
人のふんどし「いやこのごろはパンツ」で八百長相撲取っている連中にはわからんせかいかもね-。

投稿: 杉原大路 | 2010年11月12日 (金) 21時21分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。杉原さん、すごいお話ですね。生死は紙一重、だからこそ生きていることのありがたさをかみしめて生きる、大切ですね。人は生かして使う、これがこの世の本来の姿ですので。

政治経済はご覧の通り。結局首脳会議でも何も決まりそうにありません。相場は再び暴落。最近は米国に引っ越し荷物が送れなくなっているとか。テロですごく米国がうるさいのだそうです。どんどん孤立化していきます。民主党政権もこの様子ではいつまでもちますか。

来年はあらゆる先送りができない年になるでしょう。仮死から再生に転ずる契機はどこにあるのか、日本も正念場ですね。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年11月13日 (土) 06時53分

こんにちは藤原様、金融破綻は秒読み段階なのでしょうね。

日銀のHPに色々と公開されていますが、ETFやリートの買い入れ先一覧が載っていました。
http://www.boj.or.jp/type/release/adhoc10/mos1011a.pdf

りそな銀行は市場調達で5000億弱を調達して株の希薄化から売られたと言う事で。この不景気に何処に使う金が必要なのか?

ETFやリートを日銀に買い取って貰って出来た金があるのに、何処へ金を使うのか?

買い入れ先一覧は危ない銀行リストじゃないのか?って日銀に問い合わせましたが、さすがに否定しましたね(笑

ETF、リートの買い入れ額は1.5兆だそうです。バブルの後始末で農林中金に7000億弱を入れて大騒ぎしたのですが今のマスコミは静かな物ですね。

段々と金や権力が意味を成さなくなっている証拠なのか?

NHKがネット利用料金を徴収しようとか?
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2010/11/nhk_2aa2.html#more

地球のために自殺しよう。とか
http://quasimoto.exblog.jp/13619286/

冷静に考えると滅茶苦茶な事で世の中が動いているようですね。

ブログとかコメントとかスカイプとかで同じ事ばかり話しているので同じコメントを此処でもしているのかな?

自分の位置を確認しないと訳が解らなくなる世の中ですね。「森に浮かぶ国」の話は混乱を治めるための考え方として非常に優れていると思います。手間は掛かりますが自分の頭で考えてコツコツと先に進む以外に方法はないのでしょうね。

投稿: kazu | 2010年11月14日 (日) 15時28分

藤原先生、良い話をありがとうございます。

ネット利用料金を徴収ですか?ネットユーザーの反発が凄いのではないでしょうか。

投稿: kawa | 2010年11月14日 (日) 17時38分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。欧米の金融も再度断末魔になりつつあります。今度は政府もろともですね。日本も福岡市長選で民主の現職が自公の新人に敗北。これは流れができますね。おっしゃるとおり日銀の5兆円の基金もすごくあやしくて、恐らく救済なのでしょう。でも、5兆円では足りないのです、救済には。要するに世界大恐慌が進行中で、行くところまで行くしかないでしょう。変な話も多いですね。でも時代を超えてつながるものは少ないですね。
森に浮かぶ国、ありがとうございます。森の力はすごいですね。いろいろな側面で。改めてHPを作ろうと思っています。できたらお知らせいたします。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年11月15日 (月) 08時14分

いずれ死ぬのにどうしてそんなに頑張るの?

いずれ死ぬのにどうしてそんなに必死なの?

もういいじゃん何も考えるなよ^^

もういいじゃん楽になれよ^^

偉人が何を言っても所詮こんなもんじゃん^^

今更どうしようってんだよ(笑)

あきらめろよ^^


本当に"息(の)詰る世界秩序"ですね^^

投稿: 楽神 | 2010年11月16日 (火) 15時06分

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