対談 NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム 「日本の形・食と農の未来」 2010年10月22日 農林水産省「食料自給率向上国民運動拡大推進事業」 FOOD ACTION NIPPON 推進本部事務局長 芳野忠司さん vs 藤原直哉
「日本の形・食と農の未来」
http://fujiwaranaoya.com/
農林水産省「食料自給率向上国民運動拡大推進事業」 FOOD ACTION NIPPON 推進本部事務局長 芳野忠司さん vs 藤原直哉
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コメント
藤原さま、みなさまこんにちは。
うちの町は昨日初雪がふりました、北海道のトマトです。
藤原さま、いつもラジオ放送ありがとうございます。
「食料自給率向上国民運動拡大推進事業」なんてあるのですね、
知りませんでした。
私たちの農園(夫婦二人しかいませんが (^^;; )では
機会あるごとに日本の農産物、食品は安過ぎる、と主張しています。
特別栽培(化学肥料5割減、農薬5割減)や有機栽培で安心・安全な
農産物を作ろうとすると手間もコストも急上昇します。
しかし、販売価格に転嫁できない農家が大半なので特別栽培や有機栽培は
普及しません。
いっぱんの生活者は安全な食品は高い、と思うでしょうが生産者にしてみれば
損益分岐点ギリギリのところで生産または、多少の赤字は他で補って信念で
続けているような状況です。持続可能性が高くないのですよね。
私は消費者から生産者に立場が変わったのでよくわかりますが、みなさんに
忘れてほしくないのは「安い食品にはそれなりの訳がある」ということです。
なので、「経済上向けば国産食品も一気に普及…」というパターンに期待してま
す。またはエコカーならぬエコフードとかの制度で国や行政が補助をしてくれて
農家の手取りはアップ、店頭価格は下がるというのでもいいですが、国や行政に
は期待できませんね。
フランスでは村が学校給食と高齢者の配給食をオーガニックにした例が
あるそうです。
http://www.uplink.co.jp/shokutaku/introduction.php
この映画うちの町でも上映したのですが観客は少なく役場の
人も冷たい態度でした (;_;)
私の町では地元料理をまず、地元のみんなに知ってもらおうということで
お母さんや婆ちゃん達の家庭料理の発表・試食会が毎年開かれていたそうなので
すが、あるときから保健所の指導が強化 ?され試食出来なくなってしまいました。
地域の美味しい食を知ってもらって伝えていくのもハードルが高いです。
投稿: トマト | 2010年10月27日 (水) 21時05分
トマト さん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃること、全国のあちこちで耳にし、目にしています。しかし政府も何も未来を拓く力を失っていますから、最先端のみなさんが試行錯誤しながら拓いていくしかありません。そうやって努力していると食料危機とか資源危機とか周辺の環境がガラッと変わって、一気に広がる時が来るのです。逆に一気に広がる時までにしっかり理念とひな型を作っておかなと、これがまた大混乱になってしまうのです。なかなか苦労の多い時代です。とにかく農業も今はヨコに広がる時ですから、地元も大事ですが、良く理念と行動をわかってくれる人を外に広げることも大切です。農業は、よく灯台もと暗しということがあって、隣に住んでいる人が最後まで理解しないということがよくあります。ヨコに、ヨコに、です。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年10月28日 (木) 08時03分