藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年10月12日 進むパラダイムシフト
進むパラダイムシフト
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ところで、人民元と米ドルの公式為替レートのチャートを見てください。横軸は80年から現在までの時間軸で、
80年代初頭は1ドルが1.78元程度なのに、
すなわち元が理不尽に大幅安になったために、
さらに中国が巨額の黒字を稼いでいるのに今のような元安にとどま
米国は中国に人民元切り上げを要求
http://www.yomiuri.co.jp/
中国・インドが人民元切り上げに強い要求
http://www.nikkei.com/news/
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コメント
こんにちは藤原様、農民と商人ですか。
職人や技術者は何処にはいるのでしょうか?
談合?家は家のやり方で行いますから。と霞ヶ関が行っている事ですね。口では色々と屁理屈を言いますが。
霞ヶ関は陸の民なのか?海の民なのか???
今週の話は解釈に難儀しました。80年代まで日本は陸の民型で霞ヶ関も含め世の中を動かしてきたのではないかと言うイメージを持っていますが今週の話では違うようですし。
明確に変わったのは小渕首相が亡くなった後のような気がします。新自由主義の好き放題で格差を広げて海賊の手先が威張っていたような気がします。
田中角栄が土建屋を通じて国内に金を回していたのを小泉・竹中が銀行や証券市場を通じて外資に金を回した。その結果が酷い格差になっていると感じています。
談合の行動をしていて口では海の民の理屈を言う霞ヶ関の実態を重ねると本当に難解な話に聞こえました。経団連企業も霞ヶ関に浸かっている訳ですから寡占・独占は益々進むのでしょう。か???
それにマスコミも絡んでいますね。共通点は好き放題の勝手をして何も責任を取らず。逃げる訳でもなく開き直って居座る。
夜明け前が一番暗い。と言う事なのかな?
それとスピンアウトの話は誰に対しての話なのでしょうか?製造業ではないなとチャットで盛り上がってしまいました。
農業と観光、ソフト開発ならば良い話でしょうが、工業という産業で在ればチョット違うように感じます。
製造業というのはネジ1本無かったら立ち往生する。その為に最低限でも在庫を確保しておく必然があります。機械の設備投資や研究開発の先行投資を怠ると厳しい結果が待っています。
時には政治的な横槍も入りますし、御用学者の犠牲にも成る。
http://quasimoto.exblog.jp/13353576/
日本版興業銀行を早く立ち上げないと廃業したら勘が鈍り取り戻すまでに随分と時間が掛かります。戦後直ぐに作った道具でなければ良い物が出来ない現実もありますし。
2次産業の問題は大手企業しか金を持っていない(回せない)と言う事です。寡占・独占の弊害なのですが。
工業製品と工芸品とは違います。工芸品は高品質でありユーザーが満足すればよい。オーダーメイドの一品料理。工業製品は一定の品質が確保されている事が条件で、その為に在る程度の数量を作り込む量産の側面が必ず出て来ます。
材料、在庫を確保するだけの資本や開発の費用と儲けが出なくても出費を削ると労働力の安い海外進出しか道が無くなる。
興銀を作らないと産業が無くなる。と言っても良いほど重要なのですが、23日は興銀の話がないそうで残念です。
好みの問題ですが、2原論は洗脳の手法に使われやすいので、もう一つ以上の要素を入れてブログを書いたり話したりするように、私は心掛けています。
バシッと興銀の話が出てくるのを楽しみに待っています。
投稿: kazu | 2010年10月13日 (水) 03時11分
kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。職人と技術者ですか?これは基本は定住民ですが、漂泊民としての性格を持っている人たちもたくさんいます。どういうことかと言うと、村の鍛冶屋という言葉があるように、もともとは職人も技術者も村のため、すなわち定住民と共に仕事をしていました。しかしその腕が良いと村を超えて注文が来る、すなわち「産地」になっていくわけです。そうすると漂泊民としての性格を持っていることになります。特に日本で言えば昭和の初めごろからそういう職人や技術者が増えてきました。それはやはり軍隊が技術者の集団であって、軍隊に入れば故郷とはまったく違うところで仕事をするのが当たり前、という世界が広がって言ったからだと思います。それが民間にも受け継がれて、戦後の職人や技術者はどちらかと言えば漂泊民の世界の常識、すなわち全国、あるいは世界共通ルールの中に生きていくことになります。役所の談合というのは、基本的に政治家が誘導するものですから、漂泊民の常識の中で定住民という有権者に利益誘導しようということだと思います。談合が強すぎれば腐敗が広がるし、また能力が減退していく。一方何もしないと世界から吹いてくる突風ですべてが吹き飛んでしまうことがある。そのあたりの外から入ってくる風の調整と、内部の人たちにいかに自己改革を図ってもらうかが、定住民の世界を運営する時のカギになります。
製造業については、中国、東南アジア、米国で起業している人たちを見ていると、やはりスピンアウトの基本的性質を満たしているように思います。結局日本と何が違うかと言うと、向こうは投資銀行やそれと同じ働きをするコーディネーターがいて、その人たちとの連携の中で事業計画とか設備投資とか、原材料の手配や技術者の手配、そして売り先の確保などが決められていくのです。村の鍛冶屋を自分で起業して、それから売り先を探しに行くという姿とはだいぶ違います。日本の場合、なぜ特に製造業のスピンアウトが大変かと言うと、おっしゃるように投資銀行やコーディネーターがいないからです。だから、どうしてもシステムの一部分を起業して担っていくという体制が取れないのです。だからどうしても村の鍛冶屋が村の外に仕事を広げるという話になって、これではおっしゃるように大変すぎるわけです。
興銀ですが、話は進んでいるのですが、やはり大変なのです。話が進めば進むほど、いろんな横やりが出てきてます。政治家もわかったようなわからない人たちが多いですので。引き続きいろいろやっていますので、何かお話しできることもできてくるかと思います。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年10月13日 (水) 07時42分
円高の進展も困りますが、デフレの元凶である土地・建物などの不動産価格の下落が止まらないのも困りものです。
これだけの金融緩和をすると、相場ものはそれなりに持ちこたえていますが、日・米・欧のいずれも、不動産価格の下落は止まっていません。このまま不動産の下落が止まらないと、金融緩和バブルがいずれ破裂し、相場ものも大崩壊するのではないでしょうか。
今回の不況で、相場ものの価格は時として虚像(経済の実体を反映しない)になることもありますが、経済の実像を最も反映するのは、不動産価格・給料・売上額だということがはっきりと分かりました。
金融緩和バブルがはじけるのは、時間の問題でしょうけれども、規模やはじけ方は全く予想できません。きっと、全世界が驚愕するのではないでしょうか。
投稿: 太陽 | 2010年10月14日 (木) 11時09分
こんにちは藤原様、New World Order って公然と話せるようになったのですか?
去年の今頃は陰謀論者の妄想と切り捨てられておりましたが、New World Order に何たらはテロリストとか言っている物理学者?のビデオがあります。
http://www.youtube.com/watch?v=SO83oe-6Tx0&feature=related
英語が聞き取れないので何を言っているか明確には解りませんでした。元ネタはコチラです。
http://quasimoto.exblog.jp/13417873/
一応訳してあるのですが本当か?とビデオを見たのですが訳が解らない事を言っているようで??
ビルダーバーグ会議もHPを公開しましたし陰謀論と一括りにされていた物が表に出て堂々としていますね。
最後に隠れる石の下はデンバー国際空港?工事中に出た土砂が半端な量ではないらしいです。広大な地下都市を建設して居ると考えないと理解できない量だそうです。
これもパラダイムシフトの現象なのでしょうか?
投稿: kazu | 2010年10月15日 (金) 01時37分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
円高ドル安が止まりませんね。結局欧米が莫大な不良債権を抱え、それがまだ増え続けていますから、極限まで金融緩和せざるを得ず、それが通貨安容認となるわけです。だからもう末期的なわけです。日本もみずほの株価を見てください。昨日の安値が119円。およそ優良大手銀行の株価ではありません。こうやって次第に国内外に大きな台風が迫ってきていることが分かります。
ビルダーバーグのことはおっしゃる通りで、表に出てきましたね。まぁ、連中の神通力もだいぶ衰えてきていると思います。結局は仲間割れなのです。内紛で内部から今までの秘密が暴露されつつあります。そのうちもっと決定的な話が出てくると思います。逆からいえば今までの世界統治はこんな風にやっていたのだということが分かってくると思います。欧州の王族にももはや世界統治ができない。どうやら中国も軍の統制がとれなくなっているようではないですか。世界は激しく流動化が進んでいます。パラダイムシフトですね。
米国は昔からアトランタ空港の地下に大施設があります。今度はデンバーにも何か作るのですかね。好きですよね、米国人はこういうことが(笑)。ただ、全米国人を核攻撃から守るシェルターはないのです。だからロシアみたいにほぼ全員のシェルターを持っている国と核の打ち合いをしたら勝てないのです。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年10月15日 (金) 07時20分
パラダイムシフトで思い出したのですが、コルマン・インデックス以外にも、人類の「意識の変革」を予測する論文があるようですね。
人類学者ウェセルマンのエッセーですが、下にリンクを張ります。
http://blog.goo.ne.jp/hitsuku/e/ccf73e3668fd747b7583693587359344
いや、さすがに人類学者だけあって、分析はかなり的確だと思います。私が感じている通りのことを私よりも深く掘り下げて書いてあります。まあ素人の私よりも優れているのは当たり前だとして。
ラビ・バトラが社会循環論による文明史を展開する経済学者ならば、ウェセルマンは精神論による文明史を展開する人類学者というところでしょうか。
大体後数年で意識の変革があると思いますが、まずは手始めに「経済成長幻想論」が台頭してくることでしょう。これ以上数値だけ追いかけても社会の安定はありえませんし、何より拡大すべき領域がだんだん無くなりつつある。確かに中国の農村部やインド、アフリカなど発展する余地のあるところはまだあるとはいえ、それらの地域がすべて欧米並みの生活をしようとしたら、地球があと何個必要になるか分かったものじゃありません。
したがって、これからの流れとしては、これらの発展途上国はあるレベルまで発展するが、欧米レベルまでにはならず、また先進国自体もだんだん低エネルギー化、脱都市化が進む。これにより、極端な格差が是正され(ある程度格差は残るとはいえ、緩和されるのは間違いない)、均衡化する方向へと向かう。そうなれば、「拝金主義」などありえなくなるし、また苛烈な競争も必要なくなるでしょう。若干の競争は残るとはいえ、他者の生存まで脅かしてまで行うようなことではありません。
また現在の人間性を逸脱した「過重労働」なども必要なくなるでしょう。出口王仁三郎の提唱する「皇道経済」では、労働は一日2,3時間程度とされているが、おそらく人間が本当に集中して労働に取り組める時間は長くてもせいぜい4時間程度ではないかと思います。これくらいが妥当ではないかと。現代の労働は明らかに人間性を無視したものです。これではストレス社会になり、うつ病や自殺が絶えないのも無理はないでしょう。
こんな面白い話もあります。残念ながら、元の記事はもう削除されているようですが、YOMIURI ONLINE 2009年11月28日の記事から転載させていただきます。
転載開始
★存在重要「怠けアリ」…「働きアリ」だけだと集団破滅
働きアリを「よく働くアリ」「ほとんど働かないアリ」に分けて、それぞれの集団(コロニー)を作り直しても、一定の割合で「働き者」「怠け者」に分かれることが北海道大学の長谷川英祐(えいすけ)准教授(進化生物学)らの研究でわかった。
誰も働かなくなる時間を減らし、安定した労働力を保つ集団維持の戦略と見られる。茨城県つくば市で開かれている日本動物行動学会で28日発表された。
長谷川さんらは、日本全国にいる「シワクシケアリ」の八つの集団に、1匹ずつ印をつけて幼虫の世話、巣の修復など集団に貢献する「仕事」をどのくらいこなしたか、1か 月間行動を観察。そのうち 「よく働くアリ」「ほとんど働かないアリ」を取り出して、それぞれの集団を作り直した。その結果、どちらも元の集団同様「よく働くアリ」「ほとんど働かないアリ」に、ほぼ同じ割合で分かれた。
働きアリも疲れて休息するが、「働かないアリ」がいるほうが、集団全体で「誰も仕事をしなくなる時間」が減ることがコンピューターの模擬実験でわかった。長谷川さん は「幼虫や卵の世話は少しで も中断すると集団全体の死につながる。そのため、わざわざ働き方に差がでるような仕組みをとっているのではないか」と話している。
転載終了
皮肉なことに、これと同じことが先進国や大企業などで起こっている。先進国ではニート、フリーターの増加や大企業では若手社員の長期欠勤(新型うつ病だそうですが)などが当てはまるかと思います。
ただ、この研究に関する論文が今のところ見つけられないので、鵜呑みにすることはできません。疑似科学ではないかという声もあるようです。確かに、この内容だけでは検証が大雑把過ぎて、いまいち信頼性に欠けます。もう少し突っ込んだ科学的検証が必要です。極端な話、「怠けものも必要だ!」と騒ぐやつらが出てくればそれはそれで困りますから(笑)。
でもよく考えてみれば、全員が勤勉に一生懸命労働にいそしんだら、消費されるエネルギーは莫大なものになるし、それに伴う環境破壊も深刻になります。社会そのものがかえって悲鳴を上げるでしょう。ある意味、こうした一見すると好ましくない現象が起こるのも、自然界の調整の一つなのかもしれません。
とは言え、やはり失業者やニートの増大は好ましくはない。そこで、個人の労働によるストレスの負荷を軽減する方向へ持っていければ、逆に失業やニートもかなり減ってくるのではないかと思います。ワークシェアリングや、ある程度管理を分散することで責任を低減するなど、ある意味、人々がそれほどストレスを感じることなく仕事に打ち込めるようになれば、それこそ「弥勒の世」の実現に近づいていくことでしょう。
要は怠けものを容認するのではなくて、全体の仕事量を分散化したり減らしたりすることで、労働のストレスを軽減し、それによって社会の安定を保つと。これがこれから先の社会の姿なのでしょう。
しかし、そうなるとこれから先は経済成長よりも安定重視でいかなければなりません。今までは、過重労働でもそれなりに利益が得られたから資本主義が続けられましたが、これから先はもう大きな利益は望めませんし、大きなエネルギーを使って巨大な事業を行うということは今までよりも難しくなると思います。そうなれば、もはや利益のために働くという考え方ではとてもやっていけません。
なので、やはり全体の仕事量を減らすか、分散化するかしか方法はないでしょう。ただ、少子化や脱都市化の流れが進めば、いずれにしても使えるエネルギー量は次第に限られてくるだろうし、仕事も分散化していかないとやはり社会運営は難しくなると思います。そうなると、もはや経済成長で物事をとらえる時代は終わりでしょう。これから本来の人間の適正な仕事量というものが見えてくる気がします。出口王仁三郎の提唱した「皇道経済」のやり方が一番自然に近いのかもしれません。
また、人々に「精神的余裕」「時間的余裕」が出てくることで、多くの人々が、ウェセルマンが言うように「自分の内面を見つめなおす」ことができるようになると思います。偉大な超越性の存在を、個々人が自分の内面に直接体験する機会が増えてくれば、おそらく伝統回帰、自然回帰(何も都市文明すべてを否定して自然に還れというわけではありません。それではクメール・ルージュのポルポトや中国の毛沢東と大差ありませんから。これから起こるのは、都市と自然の均衡が保たれた状態になっていくということです)の流れは加速するだろうと思います。もうそろそろ「成長神話」から離れる時期でしょう。次に来るのは「永続性の時代」です。古くからある霊性信仰や神性の復活などがごく自然に進んでいくような気がします。
投稿: +9 | 2010年10月16日 (土) 01時18分
+9さん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。誠におっしゃる通りだと思います。欧米における兼イスラムも、よく見ていると聖俗分離した欧米世界に対して、神をしっかり真ん中に据えて生きているイスラム教徒に対する言葉にならない恐怖感ですね。ここにも近代の限界が見えています。
皇道経済、それも本質はスメラミコトの恩恵をいただく経済ということであり、要するに自然と人の見事な調和ですね。
好き嫌い、認める認めないにかかわらず、世の中はほかに選択肢のない状況にばく進しているように感じます。一人ひとりが問われていますね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年10月16日 (土) 07時49分
ラビ・バトラ博士の著書「史上最悪の大破綻」が出版されていることを昨日知り、とりあえず斜め読みをしました。
印象に残ったのは、以下の通り。
1.ドルは大暴落をする。
2.原油価格は1バレル30~40ドル。
3.米国・欧州・中国・ロシアの経済危機。
4.略奪資本主義は最終的に粉々になる。
5.米国と日本にプラウト経済が始まる可能性がある。
6.根本的変革をもたらす「アイディアの革命」が世界中で起きる。
不況は2015年までは続くとのことですが、物質的豊かさから精神的豊かさへ変わるらしく、神のシナリオによりかなり進んだ世の中になるとのことです。
非常に楽しみです。
投稿: ひかる | 2010年10月16日 (土) 18時41分
藤原様何時もありがとうございます。
さてまた中国は反日デモで騒々しいみたいです。
しかし日本人でも反中デモがあった事を知っている人はあまりいないと思うのですが?
多分自分の周りでは皆無です。
どんなシナリオで動いているのか?
さてさて空き缶内閣はどうしますか?
世は益々カオスの時代になるのでしょう。
今私は前に逃げようとしてますが、足がすくんでなかなか一歩が踏み出せないです。風が吹いてきて背中を押されそうな、そんな感じです。
投稿: ゲロリン | 2010年10月16日 (土) 20時06分
自民政権が倒れ、小鳩政権も1年で駄目になり、菅・仙谷政権も風前のともしび。
小沢氏は裁判対策で政治的影響力は著しく低下。
政治家を陰で動かしていた輸出企業・金融関連は、政治家に色々頼み動かしてみるが、景気が良くならず、沈没気味。
旧勢力はもうじき壊滅。
それから、新しい人たちが出てきてから、真の改革が始まるはず。
投稿: サティア | 2010年10月16日 (土) 20時47分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。引き続き世の中が動いていますね。こわい預言というのもありますが、怖いか怖くないかは自分自身の立ち位置ですので、やばいと感じたら動く、手遅れになる前に動く、これが鉄則ですね。
中国はちょうど党中央軍事委員会を初めとした重要人事の真っ最中です。反日運動も権力闘争ですね。とにかく以前から言っているように日系企業はどんどん帰ってこないと。中国ももう今までのように外資系企業を優遇する時代ではなくて、内外無差別で、むしろ収奪する方向に北京政府も方針を転換させています。どこの国の企業でも賃金を大幅に引き上げろと言われて参ってます。だいたい、今回のデモでもヨーカ堂が襲われたとか。ヨーカ堂は一体誰のアドバイスであんなところまでのこのこ出掛けて行って店を出したのでしょうか。お粗末千万。それと最近の日本の大企業の社員は仕事できない奴に限って平然と威張ってますね、どこ行っても。そういう連中の処世術は、ゴマスリ、嫉妬=いじめ、屁理屈、この3つだけ。あんな調子では国内はもちろんのこと、中国でもベトナムでもどこでも相手にされません。
日本も実はリーマンショック以降、本当に実力と思いのある人たちがスルスルっと台頭しつつあるのです。マスコミは負け組ですから、縁がなくて報道できないだけです。製造業はもう一度、国内に拠点を戻して新しい課題と新しい戦略でやり直せば21世紀の製造業に大転換できるでしょう。安さと市場の大きさを求めて外国に行っている間は中身の成長がないですから。これからしばらくは中身の成長をやる時期ですので。
中国の保守派もこれからどんどん学生を動員して全土で反日デモを大々的に繰り広げるといいですよ。文化大革命のときの紅衛兵のようにね。日本も裏から応援資金を出してやったらいいです。恐らく今回も欧米がそれとなく反日デモを支援しているのではないでしょうか。それは一緒に日本を叩いているのではなくて、中国共産党を倒す深謀遠慮です。中国の保守派も自分たちの権力闘争ばっかり頭にあるから、まんまと外国勢力にはめられ始めたのではないでしょうか。あのノーベル平和賞は、共産党は倒すぞという宣戦布告みたいなものですわな。肥育からと殺へ、連中は頭を切り替えたのではないでしょうか。その結果、日本が中国からどんどん撤退していけば中国の学生も、大勢でデモをすれば世の中が変わるということを体感できます。そうすれば農民や工員も動き出すでしょう。そこでちょっとデモの看板を掛け替えるだけで共産党は揺らぎ始めます。既に内部統制がとれなくなっているようですし、弾圧をしたら天安門事件ですし。ちょうど来年は大清帝国が崩壊に至った辛亥革命から百年です。中国も共産党後を本気で考えておく時でしょう。
本当に歴史が動く時ですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年10月17日 (日) 08時26分
韓国とEUは事実上の自由貿易協定締結をしていますが、日本は未だに本交渉にすら入れていませんが、これについて、経済誌では日本は後進国になると煽っています。
恐慌が深刻化すると自由貿易は吹っ飛ぶものですが、いまだ自由貿易にこだわっている人たちは時代錯誤も甚だしいと思います。
民主党の議員も自由貿易協定を推進しようとしているようで、先が読めないとしか思えません。
投稿: 明り | 2010年10月19日 (火) 08時08分
明りさん、こんにちは。いつもありがとうございます。自由貿易の旗も揺らいでいますね。いずれにしろ国内の競争力は持ちあげねばなりません。それには単にコストを下げるのではなくて、もっと良いものを作り、独自の商品を開発することが大切です。農業産業政策の失敗を国民に押し付けることは許されない時代ですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年10月20日 (水) 07時47分