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みんなのリーダー
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投稿者 Naoya Fujiwara 時刻 17時06分 リーダーシップ | 固定リンク Tweet
コルマン・インデックスというなかなか面白い未来予測があるんですが、それによると、現在の資本主義の体制が経済恐慌などで崩壊してから人々の意識が変わるのではなくて、逆に人々の意識が「経済成長を希求しなくなること」により、現在の社会体制が少しずつほころび、より発展した社会体制に変化していくという筋書きらしいです。そして、そのタイミングが2011年の11月であると。
すでに経済成長懐疑論、否定論はいろんなブログやホームページ、または一部の経済学者からも出始めておりますし、おそらく来年あたりになれば、逆に経済成長論の胡散臭さのほうがかえって強く出てくるんじゃないかと思いますけどね。
もう地球上でこれ以上発展する余地のあるところはアフリカなどかなり限られていると思います。逆に先進国のほうが自然回帰、伝統回帰になっていくと思います。そう考えると、確かにコルマン・インデックスの流れはそれほど的外れなものではないと思います。
結局いきなり現在の社会体制が崩れてしまえば、それこそ「意識の変革」どころの話ではなくなりますので、まず先に「意識の変革」があって、それから人類が自らの意志で社会を変革していくというならば、例えばkazu様がよくこちらで取り上げていらっしゃる「弥勒の世」の実現により近付いて行くんじゃないでしょうか。今年の異常気象はある意味「意識変革」のきっかけを与えたに過ぎないのかもしれません。
「弥勒の世」では貨幣制度は必要なくなるとあるが、おそらくそれは今ほど貨幣に依存しない社会で、極端な話、お金は「あってもなくても大して違いがない」状態を示すのでしょう。お金の価値や意味がきわめて薄れていく社会だと思います。そして、そのような社会においては「権利」や「義務」という概念も消滅していくと思われます。
ネットが誕生してからとかく問題視されがちな旧来の「著作権」なるものも、結局はその9割がたお金が関わっているからこそ発生しております。著作権侵害などと言うが、本来著作権で絶対守られるべきものは究極的には「著作者人格権」だけだと思います。「著作者財産権」の過剰な保護は、文化と技術の停滞を招くということは、ジャスラックなどの権利管理団体からの暴走からもよくわかることです。これらもすべて究極的には金銭の問題であり、今ほどお金が社会における影響力を及ぼすような形でなくなれば、誰も躍起となって権利保護などとは言わなくなるでしょう。所詮は大義名分の下、自分たちの権益を守るために存在しているような連中です。たいして自己の利益にならない社会体制となれば、自然と解体されていくことでしょう。
スピリチュアル系では2012あるいは2013年、コルマンインデックスでは2011年11月末にそういう「意識の変革」が起こるとしておりますが、その流れは少しずつではあるが加速しているんじゃないでしょうか、少なくとも日本や先進国においては。
投稿: +9 | 2010年9月14日 (火) 20時22分
先生、皆さん、こんばんわ。 皆さんのコメントもいつも感心しながら拝見しています。とても勉強になります。 歴史的政権交代から、ほぼ1年、あの時はかなり期待もしていましたが、先生のおっしゃるとおり鳩山政権も短命、いつの間にか管政権になって、また圧勝で再選される結果となりましたが、全く期待出来ません。リーダー無き時代になったのだと、つくづく思いました。 「一に雇用、二に雇用、、」と叫んで、新卒の人に手厚い就職支援をするらしいですが、肝心の雇用がふえるプログラムが無いのですから、そんなことをしても無駄だと思います。本当に今までのような経済成長のみのやり方では無理のように思います。すでに10年前に気付いた個人のように、国家においても、そのことに気付くべきだと思います。20世紀からみると、これまでの常識を破るような新しい社会を提示して、その方向性を示してほしいと思いますが、そんな政治リーダーも期待できないので、一人一人がそれぞれにがんばるしかないですね。 いつも放送有難うございます。
投稿: 職人K | 2010年9月14日 (火) 23時40分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
メディアでは菅氏圧勝と言っていますが、「責任を取って辞めなければならない人」が「出てはいけない人」に党内選挙で勝って、それで何の意味があるのですかね。これから国会が始まって世の中の厳しさを菅氏も痛烈に感じると思います。ここは広く国民運動を興して世の中を変えていくしかありませんね。今はまだ党内が脳しんとう状態でしょうが、それから覚めてきたら動きが出てくるでしょう。
意識のことはその通りですね。意識が変わりつつあるから政治も経済も変わる、それはわたしも実感しているところです。21世紀は今までとは全然違う時代になりそうですね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年9月15日 (水) 07時58分
こんにちは藤原様、みんなのリーダーは菅直人?(爆笑
今回の話は、何処かで聞いたような話だなと思いながら聞いていました。零細企業の社長が「みんなのリーダー」そのものですね。
個人事業主や零細企業の社長同士の集まり。色々と理由を付けて勉強会と称して、講師の話は睡眠学習で懇親会は鍋奉行(と言う人も居ますが)
こう言う勉強会でも長く続けると妙な人脈が出来る物で不思議な物ですね。似たもの同士が何となく集まり社員の愚痴を言い合ってストレス解消している。
私は一人ですので聞き役に徹しています。色々な話を聞くと人を雇うという事は、それなりの覚悟が必要だなと痛感させられます。
経営の神様と言われるほどになると思想啓蒙の出版社まで作ってしまうのですから。これからの時代に通用するとは思えませんが、会社が大きくなる事と社員の幸福が一致した時代の遺物でしょう。
零細企業が横に繋がると面白いですよ。社内で全ての分野の事を熟知する事は出来ないので、各分野の専門の話を頻繁に聞いたり話したり。その中で異分野の素朴な疑問や質問が新たな開発の切っ掛けになって目鼻が建つと金策に走る。
銀行が役目を果たしていませんし役所も御身大切で実績のある所を優先し何も新しい物が生まれない。その結果として閉塞感が爆発寸前にまで膨れあがっている訳です。
ですが21世紀の主役技術は町工場で着実に育っていますよ。基礎技術は大学にあるのですが誰も研究していない隙間が零細企業で目鼻が付いてきています。大学は後追い研究が得意ですから量産が必要になれば投げれば大企業と共に世間に普及して行きます。
イノベーションが云々と言っていましたが今では学者も含めて静かですね。零細企業が大学に協力させるような仕組みを作ると面白い事になると思います。
市場としてはニッチが多いですから何でもあるが数量が少ない。日本の鉱物資源のようになって行くと思います。(資源の標本箱と言われるほど日本にない物は世界にないと言われるほどに種類があります)
神の体に相応しいような状態になって行く様な気がして成りません。様々な物が備わっているのだから研究開発して世界に発信する神の国に相応しいように努力しなさいと言うのが天の意志なのか?????
何か特別に目新しい物が出てくる訳では無いと思いますが、予想外の原理を使い高品質で省エネルギーの物が沢山出てくるような気がします。
余談ですが「物干しラジオ」主要部品の製作と回路図ができました。物干し竿にアンテナをぶら下げて部屋の中から選局するラジオです。アンテナとコントローラはケーブルで接続。乾電池1本で動作。上手く行きますか???
物作りバカは苦労して物が出来た時の感動が一種の麻薬になっています(笑)ヘソも360度曲がっていると正常に見えるのですが720度曲がっている人は面白いですね。
本人は楽しみながら世の中の役に立つ。それを上手に誘導する人が「みんなのリーダー」なのでしょう。
別名:人組の達人
投稿: kazu | 2010年9月16日 (木) 03時26分
kazuさん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。真におっしゃる通りです。日本の役割はこれから本当に光ってくるのでしょう。わたしもいろいろな方に会いますが、すごいものを持っている人がたくさんいますね。そういう方々は思いがしっかりしていて、研究熱心という特徴を一様に持っておられます。こういう人たちの力を結集していくのが今ですね。量は少ないけれど付加価値が高いというのがこれからの日本の生き方であり、成功の法則でもあります。これからが楽しみですね。
小沢というトゲが抜けて、これからはヨコ型のリーダーでないとリーダーシップが成り立たない時に来ました。でもかなり多くの人たちが当惑しているようです。政治からも財界からも金融界からもリーダーがいなくなったと。失望感というか虚脱感というか。しかし、戦後もそうでしたが、統制と恐怖のリーダーシップしかわからない人が人々を不幸にしていて、その人たちが去った時、まずは虚脱感、それから怒りが出てきて、その後に若い人たちが次第にヨコにつながってリーダーシップを取るようになってきます。でも今回は戦後と違うのは、同じような巨大なピラミッドにはならないということですね。人の生血を吸いながら大きくなる巨大組織ではなくて、少しづつ自らのなかにエネルギーをためながら着実に育っていく組織ですね。それは日本が農民と職人の時代に戻るということかもしれません。武士と商人の思いと実力は農民と職人のなかに融合されるという形ですね。すなわち武士であり商人であり、農民である。あるいは武士であり商人であり、職人であるということですね。経済は論語とソロバンだと渋沢栄一が言いましたが、これは二宮尊徳の教えを説いたものです。武士が論語、商人がソロバン。ですから武士と商人の心得を農民と職人が持てば、農民と職人で経済は回るのです。
そうするととにかく人はkazuさんがいみじくもおっしゃるように本人が楽しみながら世の中の役に立つということが21世紀を生きる基本中の基本になります。それには内面の充実がなければなりません。戦後も戦前の価値観が崩れて人々は宗教や思想を激しく学びましたが、今もよく似た部分があります。啓蒙講座とかパワースポットとか。しかしそれも戦後のような中途半端なものでは今は通用しなくて、本物の、腹まで通るものでないとだめです。ということは、これからみんな相当長い時間をかけて自分自身を磨いていく時が来たということなのでしょう。とにかく人生とは長い時間をかけて自分自身を磨いていくことだ、その現実を受け入れて逆に楽しむ以外に21世紀に成功を実感する道はない、それをみんな自覚するしかない時に来ています。自分を磨かないで成功するための権力もカネも覇権もインチキもなくなってきているのですから・・・。そしてその当惑から逃げられない人も残念ながらずいぶん出てきそうです。それが立て分けであり、最後の審判でもあります。
ラジオ、おもしろいですね。こういう工作をおもしろいと思えるようになることがまず大事ですね。
投稿: 藤原直哉 | 2010年9月16日 (木) 07時53分
菅氏は代表選で小沢氏に勝ったためか、脱小沢色が鮮明になりました。 小沢グループは冷遇されたためか非協力的なようで与党内野党みたいです。 又、小沢氏は地下に潜ると何をするかわかりません。今のところ大人しくしているようですが、そのうち壊し屋の本領を発揮するような気がして、ちょっと不気味です。
菅氏は再び首相で、今はうれしそうですが、なぜかやめる時の顔が浮かんでしまいます。予算がどうにかこうにか確定するだろう来年の3~5月ぐらいには、交代しているような気がします。 菅氏を見ていると、頭の中味がどうなっているのか不思議に思います。参議院選で消費税増税と言ってみたり、挙党一致を鳩山氏に提案されても代表選で小沢氏と争ってみたり、組閣も脱小沢戦略をとり、与党の半分を敵に回してみたり、とにかく、頭が悪いとしかいいようがありません。きっと、今後の国家運営も相当混乱するでしょう。
来年は、日本も世界も経済と金融が本格的に解体され、「混沌」としている年になるだろうと思いますが、本当のリーダシップが国民から求められるだろうと思います。今の様子だと、日本の政権運営者は依然、混沌としたままでしょう。
投稿: 無念千万 | 2010年9月17日 (金) 12時00分
無念千万さん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。やはり革命が進行中です。一度坂道を下り始めたトロッコは止まりません。行くところまで行くでしょう。世の変わり目ですね。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年9月18日 (土) 21時47分
藤原さん、こんにちは。
デジタル思考なのか平面思考なのかエクセル思考なのかわかりませんが、腑に落ちない説明だらけの現代社会ですね。
不思議なことに腑に落ちるものがあると気持ちが上昇していくもので、体内で何かの対流が起きているようです。 「自分を磨く」ということと関連していると思われるのですが、三次元的な思考や直感がはたらくこととはそういうものなのでしょうね。実際に脳や神経、筋肉は三次元構造で宙に浮いているのですから。
締まるところが締まって、浮くべきものの周辺がリラックスしていると、好循環の自然発生が起こるように思われます。季節の循環のように「下がるときは下がる。上がるときは上がる。」横型リーダーシップとは、そういうことでもあるのでしょうね。チカラを使って無理にカタチを維持することのないリーダーシップですね。 カタチが変わることを恐れている私たち自身にも反省が必要な気がします。と同時に、反省する間もなく変化していくのも面白い気もします。
さて、「平面思考メルトダウン」ともいえる平成版応仁の乱が本番を迎えようとしていますが、そんなことお構いなしに家庭菜園のサツマイモがマルマル肥えてきました。土を作ってくれる細菌やミミズたちがマイペースなおかげです。 タテもヨコもない微生物たちのマイペースが私たち生命の源を供給してくれているなんて、「21世紀は微生物がリーダー(笑)」ですね。微生物は何を教えてくれるのでしょう?
投稿: atsushi | 2010年9月20日 (月) 13時47分
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コルマン・インデックスというなかなか面白い未来予測があるんですが、それによると、現在の資本主義の体制が経済恐慌などで崩壊してから人々の意識が変わるのではなくて、逆に人々の意識が「経済成長を希求しなくなること」により、現在の社会体制が少しずつほころび、より発展した社会体制に変化していくという筋書きらしいです。そして、そのタイミングが2011年の11月であると。
すでに経済成長懐疑論、否定論はいろんなブログやホームページ、または一部の経済学者からも出始めておりますし、おそらく来年あたりになれば、逆に経済成長論の胡散臭さのほうがかえって強く出てくるんじゃないかと思いますけどね。
もう地球上でこれ以上発展する余地のあるところはアフリカなどかなり限られていると思います。逆に先進国のほうが自然回帰、伝統回帰になっていくと思います。そう考えると、確かにコルマン・インデックスの流れはそれほど的外れなものではないと思います。
結局いきなり現在の社会体制が崩れてしまえば、それこそ「意識の変革」どころの話ではなくなりますので、まず先に「意識の変革」があって、それから人類が自らの意志で社会を変革していくというならば、例えばkazu様がよくこちらで取り上げていらっしゃる「弥勒の世」の実現により近付いて行くんじゃないでしょうか。今年の異常気象はある意味「意識変革」のきっかけを与えたに過ぎないのかもしれません。
「弥勒の世」では貨幣制度は必要なくなるとあるが、おそらくそれは今ほど貨幣に依存しない社会で、極端な話、お金は「あってもなくても大して違いがない」状態を示すのでしょう。お金の価値や意味がきわめて薄れていく社会だと思います。そして、そのような社会においては「権利」や「義務」という概念も消滅していくと思われます。
ネットが誕生してからとかく問題視されがちな旧来の「著作権」なるものも、結局はその9割がたお金が関わっているからこそ発生しております。著作権侵害などと言うが、本来著作権で絶対守られるべきものは究極的には「著作者人格権」だけだと思います。「著作者財産権」の過剰な保護は、文化と技術の停滞を招くということは、ジャスラックなどの権利管理団体からの暴走からもよくわかることです。これらもすべて究極的には金銭の問題であり、今ほどお金が社会における影響力を及ぼすような形でなくなれば、誰も躍起となって権利保護などとは言わなくなるでしょう。所詮は大義名分の下、自分たちの権益を守るために存在しているような連中です。たいして自己の利益にならない社会体制となれば、自然と解体されていくことでしょう。
スピリチュアル系では2012あるいは2013年、コルマンインデックスでは2011年11月末にそういう「意識の変革」が起こるとしておりますが、その流れは少しずつではあるが加速しているんじゃないでしょうか、少なくとも日本や先進国においては。
投稿: +9 | 2010年9月14日 (火) 20時22分
先生、皆さん、こんばんわ。 皆さんのコメントもいつも感心しながら拝見しています。とても勉強になります。
歴史的政権交代から、ほぼ1年、あの時はかなり期待もしていましたが、先生のおっしゃるとおり鳩山政権も短命、いつの間にか管政権になって、また圧勝で再選される結果となりましたが、全く期待出来ません。リーダー無き時代になったのだと、つくづく思いました。
「一に雇用、二に雇用、、」と叫んで、新卒の人に手厚い就職支援をするらしいですが、肝心の雇用がふえるプログラムが無いのですから、そんなことをしても無駄だと思います。本当に今までのような経済成長のみのやり方では無理のように思います。すでに10年前に気付いた個人のように、国家においても、そのことに気付くべきだと思います。20世紀からみると、これまでの常識を破るような新しい社会を提示して、その方向性を示してほしいと思いますが、そんな政治リーダーも期待できないので、一人一人がそれぞれにがんばるしかないですね。
いつも放送有難うございます。
投稿: 職人K | 2010年9月14日 (火) 23時40分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
メディアでは菅氏圧勝と言っていますが、「責任を取って辞めなければならない人」が「出てはいけない人」に党内選挙で勝って、それで何の意味があるのですかね。これから国会が始まって世の中の厳しさを菅氏も痛烈に感じると思います。ここは広く国民運動を興して世の中を変えていくしかありませんね。今はまだ党内が脳しんとう状態でしょうが、それから覚めてきたら動きが出てくるでしょう。
意識のことはその通りですね。意識が変わりつつあるから政治も経済も変わる、それはわたしも実感しているところです。21世紀は今までとは全然違う時代になりそうですね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年9月15日 (水) 07時58分
こんにちは藤原様、みんなのリーダーは菅直人?(爆笑
今回の話は、何処かで聞いたような話だなと思いながら聞いていました。零細企業の社長が「みんなのリーダー」そのものですね。
個人事業主や零細企業の社長同士の集まり。色々と理由を付けて勉強会と称して、講師の話は睡眠学習で懇親会は鍋奉行(と言う人も居ますが)
こう言う勉強会でも長く続けると妙な人脈が出来る物で不思議な物ですね。似たもの同士が何となく集まり社員の愚痴を言い合ってストレス解消している。
私は一人ですので聞き役に徹しています。色々な話を聞くと人を雇うという事は、それなりの覚悟が必要だなと痛感させられます。
経営の神様と言われるほどになると思想啓蒙の出版社まで作ってしまうのですから。これからの時代に通用するとは思えませんが、会社が大きくなる事と社員の幸福が一致した時代の遺物でしょう。
零細企業が横に繋がると面白いですよ。社内で全ての分野の事を熟知する事は出来ないので、各分野の専門の話を頻繁に聞いたり話したり。その中で異分野の素朴な疑問や質問が新たな開発の切っ掛けになって目鼻が建つと金策に走る。
銀行が役目を果たしていませんし役所も御身大切で実績のある所を優先し何も新しい物が生まれない。その結果として閉塞感が爆発寸前にまで膨れあがっている訳です。
ですが21世紀の主役技術は町工場で着実に育っていますよ。基礎技術は大学にあるのですが誰も研究していない隙間が零細企業で目鼻が付いてきています。大学は後追い研究が得意ですから量産が必要になれば投げれば大企業と共に世間に普及して行きます。
イノベーションが云々と言っていましたが今では学者も含めて静かですね。零細企業が大学に協力させるような仕組みを作ると面白い事になると思います。
市場としてはニッチが多いですから何でもあるが数量が少ない。日本の鉱物資源のようになって行くと思います。(資源の標本箱と言われるほど日本にない物は世界にないと言われるほどに種類があります)
神の体に相応しいような状態になって行く様な気がして成りません。様々な物が備わっているのだから研究開発して世界に発信する神の国に相応しいように努力しなさいと言うのが天の意志なのか?????
何か特別に目新しい物が出てくる訳では無いと思いますが、予想外の原理を使い高品質で省エネルギーの物が沢山出てくるような気がします。
余談ですが「物干しラジオ」主要部品の製作と回路図ができました。物干し竿にアンテナをぶら下げて部屋の中から選局するラジオです。アンテナとコントローラはケーブルで接続。乾電池1本で動作。上手く行きますか???
物作りバカは苦労して物が出来た時の感動が一種の麻薬になっています(笑)ヘソも360度曲がっていると正常に見えるのですが720度曲がっている人は面白いですね。
本人は楽しみながら世の中の役に立つ。それを上手に誘導する人が「みんなのリーダー」なのでしょう。
別名:人組の達人
投稿: kazu | 2010年9月16日 (木) 03時26分
kazuさん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。真におっしゃる通りです。日本の役割はこれから本当に光ってくるのでしょう。わたしもいろいろな方に会いますが、すごいものを持っている人がたくさんいますね。そういう方々は思いがしっかりしていて、研究熱心という特徴を一様に持っておられます。こういう人たちの力を結集していくのが今ですね。量は少ないけれど付加価値が高いというのがこれからの日本の生き方であり、成功の法則でもあります。これからが楽しみですね。
小沢というトゲが抜けて、これからはヨコ型のリーダーでないとリーダーシップが成り立たない時に来ました。でもかなり多くの人たちが当惑しているようです。政治からも財界からも金融界からもリーダーがいなくなったと。失望感というか虚脱感というか。しかし、戦後もそうでしたが、統制と恐怖のリーダーシップしかわからない人が人々を不幸にしていて、その人たちが去った時、まずは虚脱感、それから怒りが出てきて、その後に若い人たちが次第にヨコにつながってリーダーシップを取るようになってきます。でも今回は戦後と違うのは、同じような巨大なピラミッドにはならないということですね。人の生血を吸いながら大きくなる巨大組織ではなくて、少しづつ自らのなかにエネルギーをためながら着実に育っていく組織ですね。それは日本が農民と職人の時代に戻るということかもしれません。武士と商人の思いと実力は農民と職人のなかに融合されるという形ですね。すなわち武士であり商人であり、農民である。あるいは武士であり商人であり、職人であるということですね。経済は論語とソロバンだと渋沢栄一が言いましたが、これは二宮尊徳の教えを説いたものです。武士が論語、商人がソロバン。ですから武士と商人の心得を農民と職人が持てば、農民と職人で経済は回るのです。
そうするととにかく人はkazuさんがいみじくもおっしゃるように本人が楽しみながら世の中の役に立つということが21世紀を生きる基本中の基本になります。それには内面の充実がなければなりません。戦後も戦前の価値観が崩れて人々は宗教や思想を激しく学びましたが、今もよく似た部分があります。啓蒙講座とかパワースポットとか。しかしそれも戦後のような中途半端なものでは今は通用しなくて、本物の、腹まで通るものでないとだめです。ということは、これからみんな相当長い時間をかけて自分自身を磨いていく時が来たということなのでしょう。とにかく人生とは長い時間をかけて自分自身を磨いていくことだ、その現実を受け入れて逆に楽しむ以外に21世紀に成功を実感する道はない、それをみんな自覚するしかない時に来ています。自分を磨かないで成功するための権力もカネも覇権もインチキもなくなってきているのですから・・・。そしてその当惑から逃げられない人も残念ながらずいぶん出てきそうです。それが立て分けであり、最後の審判でもあります。
ラジオ、おもしろいですね。こういう工作をおもしろいと思えるようになることがまず大事ですね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年9月16日 (木) 07時53分
菅氏は代表選で小沢氏に勝ったためか、脱小沢色が鮮明になりました。
小沢グループは冷遇されたためか非協力的なようで与党内野党みたいです。
又、小沢氏は地下に潜ると何をするかわかりません。今のところ大人しくしているようですが、そのうち壊し屋の本領を発揮するような気がして、ちょっと不気味です。
菅氏は再び首相で、今はうれしそうですが、なぜかやめる時の顔が浮かんでしまいます。予算がどうにかこうにか確定するだろう来年の3~5月ぐらいには、交代しているような気がします。
菅氏を見ていると、頭の中味がどうなっているのか不思議に思います。参議院選で消費税増税と言ってみたり、挙党一致を鳩山氏に提案されても代表選で小沢氏と争ってみたり、組閣も脱小沢戦略をとり、与党の半分を敵に回してみたり、とにかく、頭が悪いとしかいいようがありません。きっと、今後の国家運営も相当混乱するでしょう。
来年は、日本も世界も経済と金融が本格的に解体され、「混沌」としている年になるだろうと思いますが、本当のリーダシップが国民から求められるだろうと思います。今の様子だと、日本の政権運営者は依然、混沌としたままでしょう。
投稿: 無念千万 | 2010年9月17日 (金) 12時00分
無念千万さん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。やはり革命が進行中です。一度坂道を下り始めたトロッコは止まりません。行くところまで行くでしょう。世の変わり目ですね。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年9月18日 (土) 21時47分
藤原さん、こんにちは。
デジタル思考なのか平面思考なのかエクセル思考なのかわかりませんが、腑に落ちない説明だらけの現代社会ですね。
不思議なことに腑に落ちるものがあると気持ちが上昇していくもので、体内で何かの対流が起きているようです。
「自分を磨く」ということと関連していると思われるのですが、三次元的な思考や直感がはたらくこととはそういうものなのでしょうね。実際に脳や神経、筋肉は三次元構造で宙に浮いているのですから。
締まるところが締まって、浮くべきものの周辺がリラックスしていると、好循環の自然発生が起こるように思われます。季節の循環のように「下がるときは下がる。上がるときは上がる。」横型リーダーシップとは、そういうことでもあるのでしょうね。チカラを使って無理にカタチを維持することのないリーダーシップですね。
カタチが変わることを恐れている私たち自身にも反省が必要な気がします。と同時に、反省する間もなく変化していくのも面白い気もします。
さて、「平面思考メルトダウン」ともいえる平成版応仁の乱が本番を迎えようとしていますが、そんなことお構いなしに家庭菜園のサツマイモがマルマル肥えてきました。土を作ってくれる細菌やミミズたちがマイペースなおかげです。
タテもヨコもない微生物たちのマイペースが私たち生命の源を供給してくれているなんて、「21世紀は微生物がリーダー(笑)」ですね。微生物は何を教えてくれるのでしょう?
投稿: atsushi | 2010年9月20日 (月) 13時47分