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2010年8月10日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年8月10日 縮小する金融

縮小する金融

100810.mp3をダウンロード

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NPO法人日本再生プログラム推進フォーラムはこちらです。

小田原スローフード研修会・入門編のご案内はこちらです。

8月27・28日の第12回遠山藤原学校はこちらです。

ところで、人民元と米ドルの公式為替レートのチャートを見てください。横軸は80年から現在までの時間軸で、縦軸が為替レート、数字が小さいほど(グラフが下に行くほど)元高ドル安で、大きいほど(グラフが上に行くほど)元安ドル高です。

Bfmb203

80年代初頭は1ドルが1.78元程度なのに、一時は5分の1ぐらいの元安になり、今でも3分の1ぐらいの元安です。特に90年代前半にものすごい勢いで元安ドル高が進みますね。これが日本から中国に一気に製造業が移転した最大の理由です。

すなわち元が理不尽に大幅安になったために、日本で製造して輸出するより、中国で製造して輸出するほうが大幅に有利になったのです。もしこの90年代前半にこんな元安になっていなければ、日本から一気に中国に製造業が移転してしまうことはなかったはずです。

さらに中国が巨額の黒字を稼いでいるのに今のような元安にとどまっていることはおかしくて、これは中国政府の責任であり、世界各国が以下のように中国に人民元の切り上げを真剣に迫っています。日本も海外と協調してもっと強硬に人民元の切り上げを求めたらどうでしょうか。実際に元が80年代初頭の水準まで元高ドル安になれば、製造業は音を立てて日本に戻ってきて、日本の製造業や地域経済も一気に活気づくのではないかと思いますそれは結果的に日本の中小零細企業に仕事を増やすことにもなると思います。


米国は中国に人民元切り上げを要求
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100427-OYT1T00429.htm


中国・インドが人民元切り上げに強い要求
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819584E0E0E2E2E38DE0E0E2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL

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コメント

ハマコーが、株売却による背任行為で捕まりました。
株売却の金はどこへ?
ハマコーだからギャンブルで使ったかも。

木村剛、森元首相ジュニア、ハマコーと、自民党の関係者が捕まり始めてます。
じんわりと、自民時代の膿が出ているのかも。
いずれ清和会の中心もきれいにしないといけない。

投稿: 世直し | 2010年8月10日 (火) 23時20分

 こんばんは、最近は天の暴れ方凄いですね。でも天から見れば本当に少し元に戻そうとしただけだと思いますが、天の意思に逆らうには人間なんて無力さを感じる日々です。
 先生のお話の中で雅楽がたまに出てきますが、私も龍笛を吹いており、川原での笛の練習は凄く気持ちがよく
無心になれますね。自分で龍笛を作製して(失敗ばかり)ツルを巻き漆を塗り楽しんでおります。雅楽は世界最古のオーケストラで譜面もなく、音頭とる人もなく
ただ心を合わせ奏でるもので、2000年以上も心で伝えてきた音は世界でも雅楽だけと聞いております。遠山に参加されている人達も、音は違うが心を合わせ楽しんでいると感じます。
 政治の話題も言いたかったのですが・・今は、心が嫌がるからこんな関係のない話題ですみません。

投稿: 経済音痴 | 2010年8月11日 (水) 00時33分

皆さん、こんにちは。いつもありがとうございます。ハマコーの逮捕はびっくりしましたね。80歳を超えて何をしたのか(笑)。おっしゃるように清和会も年貢の納め時。これからの焦点は小泉・竹中ですね。

龍笛をされるのですか。わたしも龍笛を吹いています。あの実にのどかだけれども魂をゆさぶる音は本当に素晴らしいですね。龍笛とにのどと言われる竹の輪を入れたものが能管ですが、龍笛と能管は下りてくる神が違いますね。古代と中世の神の違いを実感します。日本の歴史に学ぶところは本当に多いといつも思っています。はい、遠山でもみなさんとても楽しく心を合わせておられます。

イランがそろそろ原子炉の運転を始めるようです。それで大変だ、という声が世界中から上がっているのですね。さて何が起きるか・・・。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月11日 (水) 06時24分

 昨年12月から今年6月ぐらいまで、米連邦準備理事会(FRB)は、出口戦略と称して、金利を高めに誘導し、米国債・その他の債権の購入を打ち切るようにしていた。

 ここ最近は、経済指標の悪化から、金利は徐々に低めになっていった。
FRBは、今朝3時に発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、金融緩和政策をはっきりと示したので、しばらくは、ドル安円高の流れが続きそうで、止まりそうもないし、円ドルの至上最高値更新も年内にあり得る。そんため、日本の輸出企業は苦戦するだろう。

 当面は、米国債の購入は、旺盛で、値下がりもなく、金利も低いので、問題はないと思うが、米国の不良債権処理は、技術的に不可能と言われており、米国国家がいずれ、不良債権に押しつぶされると言われている。
 近い将来に、米国債の値下がりが起き、米国債のファイナンスが出来なくなると言われている。米ドルの増刷、米国からの資金流出が起きると末期症状で、米国は、猛烈なドル安になり、インフレに苦しむだろう。

 今の政権には全く興味はないが、できもしない円安誘導 (ドル買い支え) をしないで欲しいし、近い将来に紙くずになる米国債の購入をしないでほしい。
日銀や政府系金融機関は、米国債よりも、ゴールドを買うべきだ。

投稿: 世直し | 2010年8月11日 (水) 11時46分

円ドルは、一時84.8円を下回り、1995年7月以来の高値水準を付けた。
至上最高値79円後半を超えるのも時間の問題。

投稿: 世直し | 2010年8月11日 (水) 20時13分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。さてさて、円高が進んできましたね。日本政府も経済界も追いつめられますね。いつまでも政府の立て直しができず、また原価低減しかやってこなかったツケが一気に回ってくるのではないでしょうか。ここで未来志向で建設的な行動ができるか?野田氏、自見氏、大塚氏、そしてデフレ脱却議連・・・?いやいや、こりゃ大変だと思います。市場の乱高下は必ずどっかに巨大な損失を生みます。それがどこにどう出るのか?今年はよく動くと師になりそうですね。今後の様子に注目です。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月11日 (水) 23時30分

こんにちは藤原首相?

鷹さんのブログで日本最強内閣で首相と書いてありました。
http://ameblo.jp/youzandaisuki/entry-10615379498.html
私は文部科学副大臣と言う要職を頂きました(笑

省庁の縦割りは凄いですね。経済産業省の中だけでも他の部署との連絡役を何時の間にやら行っている始末ですから他の省庁は物凄いのでしょう。

最近はY議員も忙しいらしく秘書のWさんとも連絡が取れない状態ですが、信用保証協会の保証枠を広げて貰わないと身動きが付かないですね。

約1年ぶりに仕事関連の連絡が在り、電機業界の自主的勉強会に誘われましたが「金がない」と明確に返事をする始末。

銀行も返済の見込みを色々と聞いて頂けるように成ったのですが「景気が良くなると思います?」で会話が終了。以前に商業銀行の社会的役目が無くなると話していたのですが理解して態度が変わったようです。

公務員の人件費が40兆ほど?なのでしょうか??赤字国債も似たような額ですね。最近は役に立たない公務員に払う給料を借金していた?

財務省の言う事を聞いていたら本当に借金が返せなくなりそうで(笑)純債務の話は一切しませんから。公務員の給料が純債務を悪化させている。その指揮をしているのが財務省???

プロトタイプは「悪ノリ」が重要ですね。何か形が出来れば改善改良には群がる二番手商法のDNAが日本には染みついているようで学者も二番手の研究ばかりですね。

金がないと研究が出来ないと脅されてアメリカのダーパのような科学技術予算が年間4兆円ほど付いているのですが、何だか同じ様な分析機器が数台並んだ研究室もあり無駄遣いではと思う光景も頻繁に見るようになりました。

方や標準の研究開発については大した予算もなく世界の研究員と協力して偉大な実績を上げています(産業総合研究所)今は長さの基準が時間になっているのですよ。御存じでしたか?(去年認定)

1mの基準は昔はメートル原器それから光の速度の約30万分の1と光の速度が基準でした。去年から光が1秒間に進む距離の30万分の1。と同じように聞こえますが、光速が主体で時間がついて回る関係から、時間が主体で光速がついて回る状況になりました。

この開発の初期の段階から色々と話を聞いていましたが最終の出口は愚か方向性も揺らぐ状況で研究開始して実験結果を見ながら方向性を固めて行き安定性のある器具が出来て実験結果と理論を付き合わせ改良を加えた結果が、長さの基準が変更されたと言う事です。

書類よりも行動と実験結果で方向性を求めて行く。走りながら考える。時代の流れを考慮すると他の方法はないのでは?私は昔の技術を体験する事を行っています。(研究者ではないですから)

百姓という事で何でも自分で出来る事も大事ですが、餅は餅屋、囃子方、御輿を担ぐ若衆と専門分野の人がコラボレーションするのも大切。プロデューサーが足りないのかな?新しいリーダーとも呼ぶのでしょうか?

興銀も当初予算は1000億程度で十分だと思います。5000万の予算で開発とか始めると何かに使える物が出て来ます。案件として2000案件も出来ます。金の掛かる機材や測定器は大学や公的研究期間に悪い利用率で揃っていますから共同利用で良いと思います(元は税金ですし意見交換の場も出来る)

産業革新機構
http://www.incj.co.jp/index.html
ココの予算が約1000億。大手企業が捨てた部門を拾って次世代に生かすのが目的だそうですが大丈夫かな???審査員が税金で食っているような所じゃなかったかな?霞ヶ関方式で採択していたような気もします。

興銀は何時動き始めるのか???

投稿: kazu | 2010年8月12日 (木) 03時51分

kazuさん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。悪い冗談はやめてくださいな(大笑)。私は過去の経験から、役人とだけは一緒に仕事をしないように気をつけてやってきました。政治家なんかになったら24時間役人と一緒に仕事をしないとなりませんからね(大笑)。Y先生もお忙しくご活躍のようですよ。やはり政党も実力のある若手にどんどん新陳代謝していかないとなりませんね。円高が進んでますね。ですから不況が広がります。その一方で戦争や干ばつ、あるいは新興国の賃金物価上昇でコストはアップ。世界が次第に不況と物価高になりつつあります。そうすると原価低減しか能のない経営者には企業運営は困難になります。そこで未来の展望を持った次のリーダーを出せる組織はそういうリーダーが出てきてよみがえっていくのでしょう。この15年ぐらいのブランクを経て次の技術、あるいはパラダイムに一気に動き出すところも出てくるのではないかと思っています。結局、財政もどこかで支出を収入に合わせる均衡財政を一回行って、借金なしで回す体質に戻さないといけませんね。その時には大量の国家公務員が解雇され、同時に多くの役所の仕事が消滅するでしょう。それが最も効果的な行政刷新です。当然今やっているような財務省がやっている予算編成なんかは根本的に意味をなさなくなります。そしてそれを受ける形で新しい公共とか新しい社会基盤を誰がどう作って維持すればよいのかを考えて行動していくことになるのでしょう。戦後もドッジ・シャウプ勧告みたいなことをやったわけで、近いうちに日本もそれをしないとならないでしょう。あちこちで出ている小さな芽をひとつの大きな力に変えていくことがこれからの急務ですね。興銀を含めて水面下でいろいろとわたしも考えて動いているところです。でもあの首相じゃ、何も表には出て来ないのです。しかし来年にはすっかり光景が変わりそうです。ありがとうございます。またお目にかかりましょう。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月12日 (木) 08時20分

ムーディーズは『政局の不安定から日本にはAa2へ格下げの圧力がかかっている』と述べた。

予算以外は決まらないねじれ国会。
菅内閣は参議院選挙の責任をとるべきだ。

9月の民主党代表選で、まともな代表が選ばれたとしても、衆議院解散は近い。

衆議院解散後、自民が勝とうが、民主が勝とうが、展望は開けない。

世界同時不況下の円高不況。
日本経済は過去最悪を更新。
日本の政治は、とんでもなく混迷していて、経済の低迷に拍車をかける。

投稿: 天地人 | 2010年8月12日 (木) 17時49分

天地人 さん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。日本政府もどんどん追いつめられますね。そして野党を含めて次を担えるそうな人がいない、まさに応仁の乱ですね。秋は大変ではないでしょうか。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月13日 (金) 08時11分

財務省の財政再建、国債発行、消費税、
民主党デフレ脱却議連の為替政策、
国交省の脱ダム、高速道路無料化、日航再建、
厚生省の子供手当、年金問題、
などは、無策というか、素人が聞いても大丈夫なのか心配してしまいます。

本来、国家運営している人たちは、車の免許で例えると、A級ライセンスのF1ドライバークラスでないとダメだと思いますが、最近の政治家や高級官僚の実力は、学科だけもしくはペーパードライバーのようで、一般ドライバーを巻き込む事故ばかりを起こしている感じがします。

官僚は学科試験、議員は選挙で選ばれていますが、これ以外に選別する方法がないものですかね。

投稿: NYK | 2010年8月13日 (金) 19時36分

NYK さん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。もう万策尽きた感じですね、政府も。与党も野党もダメなのですからもう完全にお手上げです。その結果は相当ダイナミックなことになりそうです。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月13日 (金) 23時28分

こんにちは

NYKさんの>学科だけもしくはペーパードライバーのようで

を、科学だけ・・・と勘違いして。今の科学も随分と怪しい物が沢山あるのに・・・と思っていました。バカですね(笑

馬鹿な科学の筆頭はCO2で地球温暖化でしょう。

瓶の中に火を着けたロウソクを入れると炭酸ガス(CO2)が空気より重いために火が消えます。炭酸ガスは上空に舞い上がっても地上付近に戻ってくる訳です。そして地上付近の植物が光合成を行って生長する。

大騒ぎをするほどCO2が増えているのなら世界中で大豊作になっても良さそうな物ですが、そんな話は聞きませんね。

空気って一言で言いますが、酸素が22%窒素が78%と大雑把に言える成分で出来ています。CO2は空気の成分が変わるほど増えたのでしょうか?
http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss023/ss0231.htm
増えたと言えば増えたのかな???

その他にCO2を1とする温暖化係数と言う物がありメタンガスは4とか空気中に漂うガスの類が計測されている様です。

水蒸気もガスといえる状態なので温暖化係数が測定されていて16だそうです。CO2の16倍の温暖化効果がある物が昔から上空10Km付近まで雲という形で広がって居るんですが・・・

CO2が問題なのですね。日本では公共放送のNHKがことある事に大騒ぎをしていますが、国内唯一の商売とは関係ないマスコミです。(その辺りの参考はコチラ)
http://takedanet.com/

武田先生は科学者でもありますからデータの扱いや科学的視点での解釈は信用でき、科学的な予測は当然の事ながら当たります。

アマチュア無線で送信している正確な周波数を計るために周波数カウンターと言う物があり、自作をする人も結構居るようですが、一応は測定器なので測定器を正しく調整するための機材が必要になり、その機材が正しい事を確認する周波数カウンターも必要となる。と自作測定器は適当な精度しか得られないと言うのが相場です。

10MHzの周波数カウンターをワンチップマイコン(見かけはIC)で作りJJYで校正する(正しく調整する)方のブログがありました。
http://www.geocities.jp/ja3dew/FrequncyCounter.html

ホームページには、こんな一文が。
アマチュア無線とは
金銭上の利益のためではなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う
自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう

上記の周波数カウンターの誤差は±2Hzだそうです。デジタル的に精度を追求すると部品の精度を高める方向しか手はないのですが、アナログがベースでデジタルを便利かつ経済的と割り切って使うと驚異的な精度が簡単に得られるようです。

藤原さんの無線機の周波数の誤差は2Hz程度でしょうか?

デジタルは簡単に使えて安価。ですが鍵となる部分はアナログでアナログの調整を知らないと精度も出ない。

アナログが会社の経営で、デジタルがコスト削減と言う感じでしょうか?こんな事を書くとデジタル派の方に小言を頂けそうですが(笑

見えない所を検査する画像検査機。ピンぼけ写真で高精度画像計測。アナログ部を調整しないのに検査結果が変わる検査機。と随分と不思議な物が商品として売れている現実がありますから。デジタルって不思議な物です。

専門の話が多く解りにくくなりましたが、解る人だけ聞いて頂ければ宜しいかと思います。解らない言葉もネットで簡単に検索できますよ。

要点としては科学は進歩していないに等しい。データの見せ方が格段に向上しただけで原理原則は100年前と大差ない訳です。

ココに気が付き100年ほど前の論文を実験した学者がハイテクの最先端の業績を残している印象があります。ハイテクはローテクの視線を変えると出来上がる???

投稿: kazu | 2010年8月14日 (土) 02時49分

KAZU様

>学科だけ

車の免許で、学科だけ受かり、実技はダメな人を指します。
科学で言えば、机上の空論で実際にあり得ないことに対応するかもしれません。
菅首相は「増税をすると、経済が強くなり、社会保障も充実できる」とお馬鹿なことを言っていましたが、過去、数千年間どこの国を探してもそのようなことが実現できた国はありません。できるわけがないのです。
G7首脳会議で、日本のこの政策を参考にして欲しいと菅首相は発言しましたが、他国の首脳は出来ることと出来ないことの区別がつかない菅首相を不憫に思ったでしょうね。

委員会をさぼって海老蔵の結婚式に出ていた前原大臣は、緑のダム構想(山への植林)で脱ダムをすると言っていましたが、山の植林でどれだけ降雨の河川への流入量を軽減できるか解明されていません。しかし、八ッ場ダムは中止されています。八ッ場ダムができないと、関東平野の水害被害や渇水被害の可能性が残りますが、八ッ場ダムの代案は未定のままです。
結婚式でもダムでも、いい格好をしますが、無能で無責任な大臣です。

 年初、デフレ脱却議連は1ドル120円誘導政策を唱えていました。昨日、デフレ脱却議連は、最近の円高を懸念して、財務省と日銀に対して緊急声明を出しました。多少賢くなったと見えて、1ドル110円に修正しました。
120円でも、110円でも、欧米が協力しないので誘導できるわけがありません。
デフレ脱却議連は、A級ライセンスどころか、いや、普通免許クラスどころか、学科やペーパードライバークラスにも達していません。デジタルぼけ以前の問題で、地頭が悪すぎます。
 15年前の円高対策は、今よりずっとまともな対応をしていました。
1995年に1ドル79円になった後、円安に振れ、140円台までになりました。
今回は、どんなに頑張っても、100円を超える円安はないでしょう。
(円高のピークは、79円割れは確実で、どこまでの円高になるか予想はつきません。)

円高不況 → 貿易収支悪化 → 財政収支悪化 → 
景気低迷・失業増・治安悪化・銀行倒産増・財政破綻懸念・日本国債暴落懸念・その他諸々

これから、色々な矛盾が次々出てくると思いますが、民主党は、地頭の良い粒ぞろいの政治家が揃っていると思いますので、それらの問題を手際よく裁いてくれるでしょう。

投稿: NYK | 2010年8月14日 (土) 08時03分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

またまたアナログの血が騒ぐようなお話をありがとうございます(笑)。温暖化の議論も何やら迷走してきましたね。CO2の取引を商売にしようという話から違和感が噴き出してきて、今や体系全体が問われていますね。さてどうなりますか。

飛行機もそうですね。どうして飛ぶのと言って、よく教科書にある浮力の原理ではどうもないようだと。ではなんなのというとよくわからない。信じられないような話ですね。JAL123便の事故も私なりに見て一番不思議なことは、最初のドーンという音の後にコックピットの会話でも管制との会話でもあれがおかしいとかこれがおかしいとか、ここを見てみようとかいう話がほとんどないこと。チェックリストのひとつもやってません。ミサイルがあったりすればもっと激しく機体が揺れるでしょうし、赤外線誘導ミサイルならエンジンにあたります。そうすればもっと激しく機体の立て直しをしなければならないはずで、それはないでしょう。不思議なのは機長が、「これみてこれ!」と叫びますね。あれで最後ですよ。原因の追及は。いったい何を見たのでしょうか。操縦席には舵面の位置を示す表示器があります。いきなりラダーが吹き飛んだとすれば、ラダーの舵面の位置が左右に振りきれていたかもしれません。通常、飛んでいるときにそんなことはあり得ませんから。それは「これみてこれ!」という声にもなりそうですね。また、ドーンの前、あるいは離陸前に何か本当に懸念されることがあって、それについてやばいなとかいろいろ議論していたのかもしれません。その結果、実際に懸念通りのことが起きてみんな沈黙してしまったとか。あるいは「これみてこれ!」は、目の前に宇宙人でもいたのでしょうか???あるいは冥途の光景でも突然眼前に広がったのでしょうか???ここがひとつのポイントのように私は思うのです。録音の最初の手早くとかいう客室との会話は、座席ベルトサイン着用中にトイレに行きたいという客がいて、行かせていいかどうか客室乗務員が運航乗務員に問い合わせたということでしょう。そして最初、高度が下せなくてもがいています。高度が下せない??高度があがらないことはありますが、下ろせない??そんなのエンジンを絞れば自然に下りていきます。ということはエンジンも絞れない??特別にGが掛かっているわけでもないのに???およそ普通ではありえないことですね。それから防氷装置というのが主翼やエンジンについていますが、なぜか後ろの水平尾翼にはついていないのです。もしここに氷がつくと水平尾翼が失速して飛行機は突然まっさかさまに墜落します。しかし、ここに防氷装置が付いているという飛行機はみたことがありません。なぜ??良く見ていると不思議なことだらけです。

無線のこと、これもまたおもしろくて、無線についてはまだ解明されていないことがたくさんあると思います。あの無線機の周波数ですか(笑)?さっそくマニュアルの定格を見て見ましたら周波数安定度だけがのっていましたね。周波数確度は定格にのっていません。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313388788
アマチュア無線の場合には送信周波数はある一定の幅のなかであればどこでもいいので、普段はあまり周波数の厳密な数字にこだわらずに、送信周波数に受信周波数を耳で聞いて合わせます。究極のアナログかもしれません(笑)。でもおっしゃるとおり周波数精度、確度、安定度を上げることは高周波になればなるほど大変で、回りこみやら局部発信やらで、何となく工作したのでは使い物にならないことがほとんどです。少なくともデジタル表示の数字の通りに電波が出ているという保証はどこにもないわけです。

先日もある方からお電話。政府をどう思うと。そりゃまずトップが変わって新しい方向性とリーダーシップを示さないと玉砕だとお答えしました。今日本政府がやるべきことについて考え行動するのに最も不適当な人がリーダーをやっています。でも次に誰かいるかと言えばいない。しばらく農園でゆっくりしてますよと笑って答えました(笑)。今年後半は大揺れでしょう。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

PS、再び金融危機となれば亡霊が出てくるのか・・・?
http://members.at.infoseek.co.jp/saitatochi/21.html

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月14日 (土) 09時18分

こんにちは、話題提供です。

個人的にAMラジオを作る事に興味が湧いていてネットで色々と調べた結果、面白いHPが沢山ありました。

「ラジオを作ってみよう」係
http://www-acc.kek.jp/WWW-ACC-exp/KEKB/control/activity/Radio/
高エネルギー加速器研究機構の職員の方が作られたHPで特別な道具を持っていない前提でラジオの作り方が書かれています。
メールで質問も受け付けているようです。

秋月電子(ゲルマラジオキット)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-00907/
秋葉原では有名な部品販売店です。

千石通商(ポリバリコン)
http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/search.php?toku=%25A4%25D0%25A4%25EA%25A4%25B3%25A4%25F3%25A4%25DD%25A4%25EA&cond8=or&dai=&chu=&syo=&k3=4&pflg=n&list=4
秋月電子と並ぶ秋葉原の有名部品店。秋月電子で扱っていない物も沢山あり大抵の物は揃ってしまいます。

イヤイデ電気(UEW0.4mm)
http://oyaide.com/catalog/products/p-1104.html
電線の専門店で「ラジオを作ってみよう」に書かれているコイルを作る電線です。計算上は300m程の長さの物です。

マルツ・パーツ館
https://www.marutsu.co.jp/user/index.php
少し値段は高いのですが全ての物が揃っている事が多い。地方都市にも店舗があり電子部品小売店では大きい会社です。

他にも通販で安い店があるのですが始めての方には非常に解りにくい(部品の型番だけ書いてある)ので割愛させて頂きます。

「ラジオを作ってみよう」に出てくる端子台は木の板に木ねじで作る事が出来ます。電気を通す物と通さない物の話は小学生の理科に習います。

色々と自分の頭で考えてみる事が面白さに繋がるのでは?と思いますので興味のある方はラジオを作ってみて下さい。

このラジオは電波が弱い所では正しく作っても鳴りません。私が小学生の時に作って全く鳴らず何処が悪いかも解らず電波物から遠ざけた張本人です(笑

屋外にアンテナを張ると受信できるようになります。UEW0.4mmでアンテナが作れます。

ご興味のある方は秋の夜長を楽しんでみては如何でしょうか?

投稿: kazu | 2010年8月14日 (土) 12時13分

日本国債の3大購入先は、
銀行、郵貯、公的年金 です。
公的年金は、日本国債が売り越しに転じて、米国債を購入しています。
郵貯は、2000年頃250兆円の資金をもっていましたが、
現在、175兆円の資金しかありません。
そのうち、155兆円を日本国債にあてています。
郵貯は預金量が減少しており、日本国債の持ち高も頭打ちで、
下手をすると減らす可能性があります。
銀行は、融資が減り、株が下がっているため、その分が日本国債購入に当てられていて、今のところ、日本国債はうまくファイナンスされています。

現在、円高が進行していますが、日経平均6000円割れ、不動産価格のさらなる下落をして、銀行の資産内容が悪化すると、銀行は日本国債を売り越すようになるかもしれません。

公的年金と郵貯が国債購入先としては、既に崩れていて、
銀行が日本国債を買わなくなるのも時間の問題で、
これから、日本国債の価格割れや金利上昇が起こる可能性があります。
金利が4~5%を超えて、国債の利払いが税収を超えてしまうと、国家破綻の危機に瀕します。

そうなる前に、景気の底上げや矛盾のあるシステムを変える必要がありますが、
日本の政治は20年もかけて、全く成果を上げていません。
このまま時間だけが虚しく浪費されて、混乱に突入でしょう。

投稿: 修証一如 | 2010年8月15日 (日) 07時33分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。電子工作は懐かしいですね。わたしも一石AMラジオを最初に作った時、うんともすんとも言わなくて作りそこなったのかと思いました。電波が弱かっただけなのです。ラジオも不思議ですよね。宙からいきなり音が出てくるのですから(笑)。自分ではんだ付けして回路を組み立ててみるとおもしろいですね。電子ブロックというのもありましたね。近年復刻されて、買ってきたのを子供が遊んでいます。

放送やアマチュア無線以外に業務用無線が長波、中波、短波にはたくさん出ています。昔よりはだいぶ減りましたが、今でもあやしい電波はあちこち出てますね。北朝鮮も暗号放送を電信でやっているのですね。機械で受信するのかもしれませんが、日本では業務用としては廃止された電信がアマチュアとスパイにだけ残っているというも傑作な話です(笑)。どんなに携帯電話やら衛星電話やらインターネットが普及してもこういうものは送受信の記録がしっかり残りますからね。やっぱりラジオでないとダメということなのでしょう、スパイにとっては。送信もスペクトラム拡散通信、あるいはその中に含まれますが周波数ホッピング通信というのが昔からあって、今でもそういうのを使っているのでしょう。非常に短時間に送信するバースト通信というのもありますね。放送波にかぶせて送信をカモフラージュすることもあります。いずれも内容はもちろんのこと通信そのものや発信場所を探知されないようにするための技術です。今では他の電子技術にも普通に応用されていますね。こんなの冷戦が終わらなければ絶対に民生用にならなかった技術だと思います。長波には対潜水艦通信と思われるものもありますね。海の底との通信には長波が向いているようです。さらに最近は短波を使ったレーダー通信がすごいのです。水平線の先まで短波は届きますので、その性質を使って日本でも海洋短波レーダーが使われています。さらに最近大問題になっているのがOTHレーダーという短波レーダーです。ものすごい出力の電波を相当広い帯域で出すのです。昔は米軍なんかも使っていたようですが、今は中国が盛大にやっていて、海南島の基地から出てくるやつがアマチュア無線はもちろんのこと放送波も邪魔するということで国際問題化しています。バタバタバタという強力な電波でみんなかき消されてしまうのです。しかし中国は知らん顔ですね。あと、あまりみんなが使わない50メガヘルツあたりには自衛隊が出てきますね。自衛隊の車両にはすごく長いアンテナがついてますね。この周波数帯のアンテナではないかと思っています。電波の世界は本当に奥が深いです。デジタルの世界と違って聞こえたり聞こえなかったり、実にワイルドですが、そこに人の息遣いが聞こえますね。

日本政府のほうですがさてどうなりますか。秋の代表選を含めて私は四分五裂になっていくように思います。バブルが崩壊したら政治はもたない、その原則を地で行くような話になってくるのではないでしょうか。これも新しい未来が来るための一つのステップだと思いますが、整理されるものは相当広範囲に及ぶのではないかと思います。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月15日 (日) 09時34分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。電子工作は懐かしいですね。わたしも一石AMラジオを最初に作った時、うんともすんとも言わなくて作りそこなったのかと思いました。電波が弱かっただけなのです。ラジオも不思議ですよね。宙からいきなり音が出てくるのですから(笑)。自分ではんだ付けして回路を組み立ててみるとおもしろいですね。電子ブロックというのもありましたね。近年復刻されて、買ってきたのを子供が遊んでいます。

放送やアマチュア無線以外に業務用無線が長波、中波、短波にはたくさん出ています。昔よりはだいぶ減りましたが、今でもあやしい電波はあちこち出てますね。北朝鮮も暗号放送を電信でやっているのですね。機械で受信するのかもしれませんが、日本では業務用としては廃止された電信がアマチュアとスパイにだけ残っているというも傑作な話です(笑)。どんなに携帯電話やら衛星電話やらインターネットが普及してもこういうものは送受信の記録がしっかり残りますからね。やっぱりラジオでないとダメということなのでしょう、スパイにとっては。送信もスペクトラム拡散通信、あるいはその中に含まれますが周波数ホッピング通信というのが昔からあって、今でもそういうのを使っているのでしょう。非常に短時間に送信するバースト通信というのもありますね。放送波にかぶせて送信をカモフラージュすることもあります。いずれも内容はもちろんのこと通信そのものや発信場所を探知されないようにするための技術です。今では他の電子技術にも普通に応用されていますね。こんなの冷戦が終わらなければ絶対に民生用にならなかった技術だと思います。長波には対潜水艦通信と思われるものもありますね。海の底との通信には長波が向いているようです。さらに最近は短波を使ったレーダー通信がすごいのです。水平線の先まで短波は届きますので、その性質を使って日本でも海洋短波レーダーが使われています。さらに最近大問題になっているのがOTHレーダーという短波レーダーです。ものすごい出力の電波を相当広い帯域で出すのです。昔は米軍なんかも使っていたようですが、今は中国が盛大にやっていて、海南島の基地から出てくるやつがアマチュア無線はもちろんのこと放送波も邪魔するということで国際問題化しています。バタバタバタという強力な電波でみんなかき消されてしまうのです。しかし中国は知らん顔ですね。あと、あまりみんなが使わない50メガヘルツあたりには自衛隊が出てきますね。自衛隊の車両にはすごく長いアンテナがついてますね。この周波数帯のアンテナではないかと思っています。電波の世界は本当に奥が深いです。デジタルの世界と違って聞こえたり聞こえなかったり、実にワイルドですが、そこに人の息遣いが聞こえますね。

日本政府のほうですがさてどうなりますか。秋の代表選を含めて私は四分五裂になっていくように思います。バブルが崩壊したら政治はもたない、その原則を地で行くような話になってくるのではないでしょうか。これも新しい未来が来るための一つのステップだと思いますが、整理されるものは相当広範囲に及ぶのではないかと思います。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月15日 (日) 09時36分

 世界的に、自国通貨を安値に誘導し、輸出振興に力を入れています。
しかも、欧米では自国製品を買うように誘導する報道がされているようです。
そのうち、輸入制限もされるようになるのではないでしょうか。
 恐慌の前では自由貿易も木っ端微塵です。
貿易収支改善・自国民の雇用優先により、輸入縮小へ。
世界的自由貿易から域内貿易へ。

 円高と言い、経済振興と言い、日本の対応は全く見えません。

投稿: ベッカー | 2010年8月16日 (月) 12時39分

ベッカー さん、みなさんこんにちは。いつもありがとうございます。脳死状態の日本政府や日本の金融界ですから、今回も相当追いつめられるでしょう。原価低減しか脳のない事業法人も追いつめられるでしょう。そのなかで未来を創れるリーダーが出てくるか来ないかでその組織の生き死にが決まります。いろんなドラマが広がっていくのでしょう。まさに立て分けのときですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月17日 (火) 08時03分

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