振り子が戻るとき
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ところで、人民元と米ドルの公式為替レートのチャートを見てください。横軸は80年から現在までの時間軸で、縦軸が為替レート、数字が小さいほど(グラフが下に行くほど)元高ドル安で、大きいほど(グラフが上に行くほど)元安ドル高です。
80年代初頭は1ドルが1.78元程度なのに、一時は5分の1ぐらいの元安になり、今でも3分の1ぐらいの元安です。特に90年代前半にものすごい勢いで元安ドル高が進みますね。これが日本から中国に一気に製造業が移転した最大の理由です。
すなわち元が理不尽に大幅安になったために、日本で製造して輸出するより、中国で製造して輸出するほうが大幅に有利になったのです。もしこの90年代前半にこんな元安になっていなければ、日本から一気に中国に製造業が移転してしまうことはなかったはずです。
さらに中国が巨額の黒字を稼いでいるのに今のような元安にとどまっていることはおかしくて、これは中国政府の責任であり、世界各国が以下のように中国に人民元の切り上げを真剣に迫っています。日本も海外と協調してもっと強硬に人民元の切り上げを求めたらどうでしょうか。実際に元が80年代初頭の水準まで元高ドル安になれば、製造業は音を立てて日本に戻ってきて、日本の製造業や地域経済も一気に活気づくのではないかと思います。それは結果的に日本の中小零細企業に仕事を増やすことにもなると思います。
米国は中国に人民元切り上げを要求
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100427-OYT1T00429.htm
中国・インドが人民元切り上げに強い要求
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819584E0E0E2E2E38DE0E0E2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL
コメント
藤原先生、皆さん、こんにちは。
連日の暑さで、体調は崩されてませんか?
全くお粗末極まりないですね。
変化に追われた後手後手の対処とおっしゃいましたが、きっといまだに怖い者の顔色を伺いながらなんでしょうから、これ、、情けなさを通り越してませんか?
連中、男ですよね?
消費税消費税と、まったく、政治家もメディアも子供の駄々のようで、睨んでるこちらが恥ずかしくなるような姿を晒し切ってますねぇ(笑)
特別会計や余所の国の保有国債の売却については見事にスルーってんですから・・
下げては指令を受け、上げるための税金・年金資金は湯水のように利用され、特会も既にどこかに対する、組み込まれた『めぐみの箱』化してるんでしょう。
こうなるとテリー氏の本に冠するタイトルのように「お笑い」です、これ(笑)
ここに来て、D・ロックフェラーが危篤?すかさず甥がシティの処分を始めてる?
それが本当なら今後の展開が更に面白いですね。
こりゃ、高見の見物しかありませんね。たまに遠山郷で。
投稿: 奥野彰久 | 2010年8月 3日 (火) 18時41分
昨年の11月下旬にドバイ危機がありましたが、何でも、イギリスは、高金利ということもあり、ドバイの国債を相当買っていたそうです。イギリスは、ドバイから金利も相当棒引きされ、返済も先延ばしにされたそうで、踏んだり蹴ったりの状態だそうです。
日本の貿易収支の最高は、プラス12~13兆円ぐらいで、過去20年の平均は10兆円ぐらいだと思いましたが、昨年は、プラス2兆円ぐらいです。
興味深いことに、ここ最近は、毎年20兆円以上の米国債を買っています。10歩譲って、対米貿易収支分の米国債購入は外交上やむを得ないと思いますが、全貿易収支の2~10倍の米国債購入は、私のような素人が見ても、常軌を逸しているとしか思えません。
日本のヤクザだって、かせぎの9割はとることはあっても、かせぎの2~10倍も分取るというようなことはしないと思います。米国はヤクザ以上にとんでもない国です。
日本の政治家はよくこのような事を許しているなと不思議に思いますが、民主党デフレ脱却議連及び菅内閣は、更に米国債を買い増そうとしています。
米国債を売る方も買う方も、正気の沙汰ではないです。
ドバイとイギリスの状況が、いずれ、米国と日本にもおこるとおもいます。
米国は、債務の猶予どころか、全額免除を日本に申し出るのではないでしょうか。
日本の政治家は、「どうぞ、どうぞ、仰せのままに。」と言うでしょうね。
投稿: 甘草 | 2010年8月 3日 (火) 22時02分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。まったくおっしゃるとおりで、最近はさすがの新聞屋も良く見せて書くことができる場所がなくなってきたようですね。中央がこれだけお粗末になる。その結末は相当大きなことになると思います。いろいろと考えて行動していきましょう。奥野さんもますますお元気そうでなによりです。どうぞまた、遠山郷に充電にいらしてください。ありがとうございます。ますますのご活躍を。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年8月 4日 (水) 12時39分
今日は一段と円高に振れました。
一方で、日本国債はいずれ破綻するという記事が頻繁に新聞に載ります。
本来、国の信用が低下すると、通貨安になるのですが、どうも、外国は、日本を円高で苦しめて、日本国債が危ないと煽り立て、貿易収支が赤字になり、日本の国家運営がままならないように陥れてから、日本国債を空売りしようとしているのではないかと思います。
私のうがった見方かもしれませんが。
米国のいいなりにならないように、日本の政治家の皆さんには、頑張って頂きたいと思います。
投稿: ノーザンハピネッツ | 2010年8月 4日 (水) 18時49分
建設的な意見をお持ちの皆さんへ
建設的な意見がこのブログでは多く見受けられます。
『各府省への政策に関する意見・要望』へ投書してみてはどうでしょうか?
https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose
投稿: abc | 2010年8月 5日 (木) 05時30分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃる通りですね。これから秋にかけてどんどん情勢が動き、政府も大わらわでしょう。さて、永田町から何が出てくるか。日本の正念場ですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年8月 5日 (木) 07時19分
こんにちは藤原様、永田町は忙しいようですね。
小鳩“菅降ろし”で結束 公然反旗で党内はカオス状態
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/832.html
コメントの「空き缶の最大の味方は、財務省と電通。」で思わず吹き出してしまいました(笑
本日は市議会議員を交えて商工会の懇談会があったのですが東京のベッドタウンならではの話が満載で準工業地帯に家が建ち工場の騒音がうるさいとか後から入居した住民のトラブルの話が2件。
用地区分は東京都が主体的に行うために何時の間にやら住居専用地に成っていて戦後直後の木造立ての工場を建て替えできない。話とか出て来ました。
国だけでなく都市部の行政も結構いい加減だなと感じました。爺さんが亡くなって相続で揉めて婆さんが亡くなって相続で兄弟喧嘩と言う話は日常茶飯事。産業が無くても金が回る所は焼け落ちてしまうのかな???
自転車で5分も行けば埼玉県ですから東京の辺境という事で、辺境から何かを変えられるのか?(笑)と思って「たまり場」を作る話を議員に話したら大層評判が良かったです。
ベッドタウンという事でキーマンが住人の中に沢山居るのですが議員には全く見えていなかったようです。遠山郷のような達人ではないですが、産業を担ってきた達人が定年を向かえ居住しています。
産業の達人は都市のベッドタウンに集っている?
興銀の平均年齢は60才???(笑
投稿: kazu | 2010年8月 6日 (金) 01時26分
kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。民主党もいよいよ「内戦」ですね。どうまりますか。地方議員さんにお話をされたのですか。それはすばらしいですね。政治家も地方にはいい人が結構います。政治の現場がありますからね。人材発掘のときですね。たまり場が大切です。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年8月 6日 (金) 06時58分
広島記念式典で、菅氏は、米軍の核抑止力は必要と発言した。菅氏は、市民運動家出身でこのような発言はどうかと思います。又、米国は、核廃絶に動いており、今さら日本が式典で核抑止力の必要性について発言する必要もなかろうと思います。
私には、菅氏の政治感覚はよく分かりません。
鳩山・小沢体制の時までは、菅氏は、小沢氏と親しくつきあっていたはずで、ある意味ゴマをすっていたと言われています。
菅氏が首相になれたのも、小沢氏の押しがあったからと言われていますが、菅氏は首相になるや否や、小沢氏には静かにしていてほしい、と発言しました。
参議院選挙後、大敗を期して、9月の代表選をにらんで、小沢氏の応援を取り付けようとしました。当然、小沢氏は会おうとはしません。
この部分の菅氏の感覚もよく分かりません。
あるWEBページで、菅氏には、参議院選挙の応援に、小泉元首相のバックにいた米国の広告会社がついたと言われています。又、菅氏のブレーンの中には、竹中平蔵がいると言われています。
民主党は、小泉体制を批判していたはずですが、党首自らそのような方達と結びついているのが事実であれば、幻滅してしまいます。
菅氏の政策は、自分が首相の座に長くとどまることが政策なのかもしれません。だから、米国に取り入ったり、小沢氏に取り入ったりしているのでしょう。
しかし、一般市民には裏切り行為にしか見えません。
9月の代表選は、なんとしても、首相の座にとどまろうと画策するでしょうけれども、小鳩グループなどから引きずり降ろされるのかもしれません。
そうなると、首相在任期間が3ヶ月で終わる可能性があります。
菅首相は害だけ大きくて役に立ちそうもないので、早くやめて欲しいと思います。
投稿: 朝日 | 2010年8月 6日 (金) 18時06分
海江田氏、出馬の意向 民主代表選 小沢、鳩山氏側に伝える
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100807-00000078-san-pol
まともな人が出てきました。
大臣をせず、いきなり首相ですが、外野を押さえて、トップとして切り回しができればいいですが。
(小沢氏が副首相をとるか注目です。)
投稿: アイリス | 2010年8月 7日 (土) 10時22分
政策は分からないが、政局と選挙だけは誰よりも知っている。
俺あっての民主党だ。
俺を中心に、民主党と日本は回っている。
馬鹿な裁判員どもよ、俺を捕まえられるのなら、捕まえてみろ。
9月以降、俺は内閣に入る。
不逮捕特権で捕まえられないぞ。
馬鹿たれども。
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ノ │
投稿: 小沢 | 2010年8月 7日 (土) 20時18分
森元総理の長男、森祐喜容疑者(石川県議会議員に辞表提出済)が、飲酒運転&自損事故ということで、警察に逮捕されました。
みなさまが頭にうかぶ事件の別件逮捕ではありません。
民主党政権がうまく立ちまわれば、支持率アップする気がするけど、気のせいです。(w
偶然って、すばらしいなー(棒読み
昨年、芸能界を騒がせた押尾容疑者の獄中ノートが、8月7日に発売された女性ファッション雑誌「エッジ・スタイル」のP133からP135に掲載されたのに、合わせて、偶然、酩酊状態になって交通事故を起こしたのは、故中川(酒)財務大臣のそれを思い出します。
偶然、周囲の人が目を離したスキに自殺なんかされてはたまらないので、要チェックです。なお、森元総理はニュージーランドに遊びに行っているそうです。(w
※雑誌の要約は、ZAKZAK(夕刊フジ)の記事、「衝撃!大物政治家の息子と関係も?押尾学、反撃スタート」(2010/08/06)で、確認できます。
ttp://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20100806/enn1008061200001-n2.htm
投稿: 佐藤浩二 | 2010年8月 8日 (日) 02時55分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、ついに森の息子がね。押尾も黙ってないみたいですし、おもしろいことになっていきますね。おごれるもの久しからずですね。与野党ともに内部が溶解瓦解。神も時節にはかなわぬぞよ、そのものですね。何か来週はいろいろあるという噂があちこちから聞こえてきます。米国も大変でしょうね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年8月 8日 (日) 07時39分
藤原さんは数年前から中国の政治を批判され
中国経済の破綻を警告され続けておられますが
日本の現状のほうがはるかに危険なのではないでしょうか。
藤原さんは最近,
重慶、天津、成都などへ行かれたことはありますか?
藤原さんは
2006年から今日まで,何度中国へ行っておられるのですか?
投稿: KOWN | 2010年8月 8日 (日) 14時48分
追伸
第3792回
成都が日本を代表するショッピング・センターに
http://www.9393.co.jp/moshiq/kako_mos/2010/10_0728_moshiq.html
投稿: KOWN | 2010年8月 8日 (日) 14時53分
こんにちは藤原様、今週何か起きますか?
藤原さんの声の調子が悪くなると暴落の前兆?
東海アマさんの耳鳴りが強くなると地震の前兆?
で、東海アマさんのツイッターより9.11関係の話。(リンク先)
http://alcyone.seesaa.net/article/158811260.html
このビデオの最初の10秒(ズームを始める辺り)にWTCに白い発光点が移動して行くのが写っています。誘導ミサイルの照準に使われる赤外線レーザーの光でしょう。波長は1050nmで人間の目には解りませんがビデオカメラやデジカメは1150nm程度まで感度がありますからレーザーのような強力な光は写ってしまいます。
(ナイトビジョン機能のために光学フィルターの赤外線カットを甘くしてあります)
マスコミ関係とは全く別のアングルの映像で市民が撮影した物という所が真実を映し出しているのでは?
話は変わりまして。日本は金を刷っても大丈夫という話が予言書?に書かれているとか?以前の放送かコメントにあったと思いましたが
ビル・トッテンさんも金を刷るべきと言う考えのようです。
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/1193745_629.html
開発が出来る人材の悩みは金欠病ですから、刷った金に見合うだけの価値創造は問題ないと思います。市場の混乱や一時的な消費需要の消滅も在るかと思いますが、開発は何だかんだで5年は掛かりますから早速始めると丁度良い具合になるのでしょう。
投稿: kazu | 2010年8月 8日 (日) 14時58分
チベット自治区でなんだか大災害のようですね。中国政府が主導で救済活動を行うとはいっておりますが、実際には政府にとって重要な機関ばかりがその対象となるのでしょう。
中国ですが、多分現地を訪れてその発展ぶりとやらを目にしても、それだけでは中国の現状を知ることはできないと思いますよ。発展している地域だけに目が向きがちだからです。むしろ、中国国内にいるからこそ、見えてこない部分もあるのではないでしょうか。
大紀元などを見ると、中国共産党員でも祖国からの脱出を画策しているものが大勢いるようです。おそらく、自分たちの統治能力が危険水域に入りつつあるということぐらい自覚はしているのでしょう。
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/07/html/d71542.html
おそらく、今の中国は「社会循環論」で言うならば、「富裕者の時代の後半期」に当たるのでしょう。「社会循環論」では富裕者の時代の次は武人の時代となりますが、すでにその兆候は中国人民解放軍の影響力の拡大という形で表れ始めております。
すでに人民解放軍は、中国共産党衰退後の自分たちのあり方を模索しているようです。共産党はただの飾りで、実権は軍隊が握るような時代が迫りつつあるのでしょう。まさしく武人の時代でしょう。
そして日本は、すでに国家体制における「輪廻」からは解脱しようとしている段階に来ております。武力にしろ、金にしろ、知識にしろ、特定の力を持った階級がその国政を支配する「社会循環の輪廻」は、日本においては終焉を迎えつつあります。要するに、中国は社会循環でいえば、日本よりも一巡りくらい遅れているということです。アメリカもそうかもしれません。
それが、藤原先生がおっしゃる次の新しい時代であり、ラビ・バトラの言う「プラウト社会」なのでしょう。
それよりも最近よく聞くのが、中国のバブルは、共産党が独裁体制で管理しているから、はじける心配はないという意見が目立つようになったことですね。しかし、彼らの統治能力がはたしてそれだけあるのか、それも疑問ですが、今でも様々な統計が信用できないといわれているのに、もしこれから重大な危機が訪れた場合、もっとでたらめな数値やら情報やらが飛び交うのではないでしょうか。そっちのほうが気がかりですね。
資本主義のバブルは必然でも、社会主義独裁体制下でのバブルなら管理できるとする意見の根拠がよくわかりません。私は経済に疎い人間なので、そこらへんのことはよくわからないのですが、いずれにしろ、あまり中国に期待をかけすぎるのはかえって危険だと思いますね。
投稿: +9 | 2010年8月 8日 (日) 20時05分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
中国のご質問ですか?この5年間に行ったのは1回だけですね。できるだけ避けているのです(笑)。何しろ中国政府が閲覧視聴禁止にしているブログ・インターネット放送をやっている張本人ですからね(大笑)。しかし、だからと言って中国のことがわからないわけでは全くありません。以前から放送で述べていますように、大国は国内に入り込んだら全然わからなくなるのです。満州帝国の崩壊、文革の勃発、天安門事件、あるいは他の大国で言ったらソ連崩壊、米国の911後の軍事国家への急展開。いずれも現地に居る人のほとんどは何も知らずに気が付いたら取り残されていました。日本のような小国と米中のような大国では政治の意味が根本的に違うのです。それも放送で言っている通りです。日本政府?そりゃダメですよ。それも言っている通りです。
でも懐かしいですね。20代のころ、東欧の共産党の人と、資本主義と共産主義の悪口をお互いにいいあったことがありました。英語で。そしてそっちが先に潰れるだろうといいあったわけですが、今から振り返れば単に時間順序だけの問題で、当時お互いが言いあった問題は未だに多くが解決されておらず、欧米が主催する資本主義体制もこれまでのようですね。
中国については実は私は親中・反中に二股をかけている軍師が数人いるのです。いつもいろいろと教えてもらっています。特に北京政府内部の様子については絶対に現地に行ったり向こうで話していては聞こえてきませんからね。国家元首でも厳重に監視されているくらいですから。
中国の問題を私なりに整理すると大きく2つあると思います。ひとつが中国共産党の問題、もう一つが中国そのものの問題です。まず中国共産党の問題についてはこれは法輪功の言う通りで、これを解体しない限り中国の未来はないでしょう。我々は最近は遠慮して中国政府と言いますが、実態は中国共産党だと言ってもいいのではないでしょうか。もちろん昔よりはだいぶ緩んできたところもありますが、最後は共産党内部の権力闘争ですべてが決まります。依然として人民解放軍も党の軍隊でしょう。米国もその遺伝子は反共国家です。ですから中国の政治指導者が共産党である限りとの蜜月には限度があります。共産党と仲良くしている人は米国で迫害されてくるのです。遺伝子ですから仕方ないですね。そして中国の農民が火の玉を飲んでしまった以上、中国は100年かかっても200年かかっても農民たちが豊かさを実感できる国にする以外に道はありません。ところがそのための方法論は今の地球には存在しないわけです。食料でも資源でも。今の世界でとりあいをしていたってそれは全然足りません。さらに農民たちがモノを言い始めます。それを中国政府はどうやってこなしていくのか、大変興味を持って見ているところです。さらにチベット独立運動や台湾の独立運動をしている人もよく知っています。彼らは実にすがすがしいですよ。北京の威張り腐った政治家とは全然違う。もちろん日本の政治家なんかよりはるかに立派だ。あぁ、これは天命だ。彼らは独立する、これなら北京に勝てる。私は実際にそういう人たちに会ってみて、そう実感するのです。彼らは北京との戦い方をよく知っています。
2つ目が中国そのものの問題です。わたしも社会人になって最初に携わった仕事で、中国政府の国営企業と仕事をしました。すっかりだまされまして、ここまでする!、という感じでした。今でもとにかくいろいろな立場の方からいろいろと中国についてご相談を受けます。大変な国ですよ、中国は。根本的に発想と行動を治さないと大成功は難しいのではないでしょうか。今のように膨大な資本を湯水のように使えるうちは何とかなりますが、成熟段階に来た時にどうするのか、先が見えませんね。
というわけで、中国についてちょっと説明をしました。もちろんみなさんに同意していただく必要もありませんし、それぞれのお立場と思いでどんどん発言していただきたいと思います。とにかく世界中どこでも20世紀までの体制がどんどん壊れていきます。日本も米国も中国も例外ではありません。その次を創れるかどうか、それがその国の実力でしょう。
来週のことですが、最近いろいろなところで「imminent
」という言葉を聞くのです。何か軍事的には相当煮詰まってきているようです。それはどの国も極右、強硬派が水面下で相当台頭してきているようで、911テロのような衝撃とともに表に出てきたがっている、そんな印象を持っています。kazuさんのおっしゃること、出口王仁三郎が言っていました。早く新しい日本政治を作っていかないとなりません。でも振り返ってみれば80年代末期のまるで今の中国共産党のように威張りくさっていた日本の政治家たちが、ずいぶん小粒に静かになりましたね。よく暴動もなくここまで政治が小さくなれたものだと不思議な感動を覚えるぐらいです。やはり小国のメリットですね。だから、今度もまた小国のメリットを生かしてごそごそと新しい政治を立ち上げていくとよいと思っています。時間とのぎりぎりの戦いですが、がんばるしかありませんね。
こんなのも何なのでしょう。地震みたいなことでなければよいのですが・・・。
http://www.asahi.com/national/update/0807/NGY201008070006.html
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年8月 8日 (日) 20時57分
藤原直哉先生、こんにちは。
こんな情報がありました!
森祐喜飲酒運転で逮捕のウラ
http://defferentiatejapan.blog115.fc2.com/blog-entry-560.html
<転載>
この事件、森祐喜は朝10時に「酩酊状態」でなぜかワンボックスカーを運転、地元石川でかなり広い駐車状を持つコンビニ「ポプラ」に来店、栗まんじゅうを買った。
その後車に戻り店に突っ込んだ。いくら飲み過ぎとはいえ、朝10時に酩酊状態とは不自然。そしてなぜか現行犯逮捕ではない。
また事件の際、森祐喜は車から降りる際にも足下がよろめき、ろれつが回らない状態だったという。なぜ、その場で逮捕されなかったのか。
現行犯逮捕されなかったのは、「手打ち」だ。議員辞職を持ちかけこれ以上石川でエサを喰わないという条件で、薬物+尿検査回避→飲酒運転というシナリオ。
森祐喜は森元首相のゴリ押しで石川県議になったが、県議会でもこのバカ息子にほとほと手を焼いているという。議会に遅刻は当たり前、何をキメてるのか、ラリっていることもあるという。
元々勉強嫌いで大のつく程のバカ。部活に入っていたが、置き引きして捕まり強制退部。3流大学にねじ込んだのはいいがついていけず中退、大学では自転車を窃盗。語学留学するもついていけずリタリア。帰国後は元首相のカバン持ちとして東京で遊びまくるが
六本木ホステスと乱交、ブロン中毒に始まり、コカイン、覚醒剤などクスリ三昧で地元に飛ばされる。そして押尾事件。被害者田中香織さんをは小松のスナックで働いており、東京へ連れ出したのは・・。
今回の事件。幸いにも地元で「飲酒」という事で押さえられそうだ。間違っても尿検査はされないだろう。なぜならば森祐喜はすでに県議辞職願を出し、こちらは「手打ち」されている。とはいえ「地獄から戻ってくる」と息巻く押尾、道連れは・・・森祐喜か。
-------------転載おわり------------
http://uekusak.cocolog-nifty.com/
植草一秀教授の知られざる真実から転載します。
ろれつが回らず、車から降りた足取りもふらふらし、車のアクセルをいきなり全開で踏み込んだ状況は、「酒気帯び」ではなく「酒酔い」である。「酒気帯び」と「酒酔い」では、刑事上の取り扱いも大きく異なる。
また、逮捕されたということであれば、当然、尿検査を実施するべきと考えられるが、石川県警は尿検査を実施したのだろうか。
押尾学氏の事件で死亡した被害者の田中香織氏と森祐喜氏との面識を指摘する情報も流布されている。
押尾学氏の事件には多くの有名人の関与が指摘されているが、捜査は十分に進んでいるとは言い難い。
今回の事件での焦点は、石川県警が森祐喜氏に対して尿検査などの薬物検査を実施したのかしなかったのか。していないとすれば、実施する方針があるのかどうかである。全国民がこの視点から推移を注視しなければならない。
-------------転載おわり------------
石川県警小松警察署に電話したところ
・尿検査有無については
「捜査上のことなのでお答えできません」
・押尾学氏の事件で死亡した被害者の田中香織氏と
森祐喜氏との面識については
「私は知らない」
・なぜ現行犯逮捕しなかったのかについては
「適正な捜査を行っております」
・酒酔い運転でコンビニに突っ込んで
現行犯逮捕されない国民が他にいますか?
「適正な捜査を行っております」
・法の下の平等に反する捜査ではないのか?
「適正な捜査をおこなっております」
という回答でした。
なんだか捜査=操作に変換できそうです。
PS、藤原直哉先生は中国が閲覧視聴禁止にしているブログ・インターネット放送をやっている張本人
だったんですね(笑)
中国は恐ろしい国ですね。中国に対してちょっと
引きました(笑)
鷹拝
投稿: 鷹 | 2010年8月 9日 (月) 10時48分
鷹さん、こんにちは。いつもありがとうございます。森のどら息子、ついに年貢の納め時ですね。警視庁も石川県警も現場が収まるかどうかですね。まったくお粗末千万な話で、時代はどんどん動いていきます。
中国のことですか?怖い話はもっともっとありますよ(笑)。でも、どこか間が抜けているのですよ。欧米人はその間が抜けているところに付け込んで今日までやってきたわけですが、さすがにもうかなわんと思っているようです。でも今日の飯を食うためにはやっぱり離れられないわけですね、彼らも。ま、みんなそれぞれに思いのままに行動する時代です。中国も、欧米も、日本も。そしてそれにふさわしい未来があるのです。天網恢恢疎にして漏らさずですね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年8月 9日 (月) 19時19分
こんばんは。遠山郷つながりの時事ネタです。長野県知事、決まりましたね。「おらほのリーダー」として頑張っていただきたいものです。(南信ではこう言わないかや?)
あまり中央の報道では語られませんでしたが、私のような者でも田中知事時代の弊害は色々聞いています。例えば最初に田中知事を推した方が田中氏に色々助言をされていたそうですが、氏はまったく聞かなかったそうです。事あるごとに一体どういうことなんだ?どうなっているんだ?と激高される県庁関係者や地元財界の方々も数多かったとか。これでは決まる話も決まらなくて当然ですね。業績はあったのかもしれませんが、田中氏の行政は「リーダーシップ」ではなくて「独善」であったと思います。そんな内情を知らなくともおかしなコスプレで甲子園で観覧されたり、どう見ても周囲と和さない服装での公務姿などは非常に残念なものでした。(見てて恥ずかしかったですヨ!!ミリ○ネアの1000万を県に寄付すれば見直したかもしれませんけど)
日本のリーダーシップには周囲と和することも大切だと思います。(ただ、調和しすぎてリニアモーターカーの県内通過案に執着するのはどうかと思いますが)安部氏にはそういったところも含め頑張っていただきたいです。
リニアモーターカーの話が出ましたのでついでに。長野県内は自衛隊の航空管制?の関係上、飛行機を飛ばすのが難しいのだそうです。(本来なら存在するはずの松本-羽田、長野-羽田便がないのはそのため)だからリニアモーターカーなのだそうですが、それなら名古屋-長野の新幹線を通して欲しいです。そうすることで大阪から長野へ帰省される方も楽になるでしょうし、なにより長野県内の風通しが良くなり、松本-長野の醜~い100年戦争も終わる事でしょうから(笑)
投稿: Fumiko | 2010年8月10日 (火) 01時02分
藤原さんいつも良いお話をありがとうございます。中国には5年ほど行かれてないとのことですが、私は3年ほど前と2年ほど前に3.4日ですが行く機会がありました。中国で長年暮らす友人から「日本で商売したいのだが、売れそうなものをいっしょに観てほしい」と連絡が来て旅費はすべて持っていただき行きました。杭州の義鳥市という巨大な雑貨問屋の街で1週間いても廻りきれないほどの商行城が建ち並ぶところです。車で走っても至る所で高層ビルの建築が進み空に向かい剥き出しの鉄筋がフロントガラス越しに次から次に映し出されているという感じでした。3年前のことです。そして、2年前にまた来てくれないか?といういことで行きました。今度は韓国で商売がしたいのでいっしょに観てほしいとの事でした。行き先は同じでした。私も感だけであれこれ言うのは嫌なので色々下調べをしていきました。で、また義鳥市に行き巨大な街を朝からいっせいに閉店する夕方まであるきましたが、自然に「ここはこの先寂れる街になるかもしれないね~」という言葉がでたんです。友人は「馬鹿いうなよ~ここが寂れれば世界は終わりさ」みたいな返事でした。確かに義鳥から世界に輸出される雑貨の量はシェアー数十%という規模なんですが、なんか街の様子が変なんです。建設が中断してるように見える街なんです。新しく建設中の商行城(高層な巨大ビル)を眺めていてもドンヨリした感じに観えてしまうのです。気のせいかな?と思い帰国しました。しばらくすると友人から義鳥の三期工事は中止になったと電話がきました。世界中を周ったことはないのですが、やはりね~という感想でした。街全体は表面的に見れば活気もあり道路も3車線、4車線も整備され街路樹も花壇もすばらしく綺麗なんです、庶民もベンツにBMWにクラウンにレジェンドに乗り日本のバブルなんて目じゃない!みたいにみえるのですが、なぜか平面に見えるのです。立体的に見ないのです。あまりにも急ごしらえで造った為に魂が入らなかったんじゃないの?みたいに感じたんですね、売られてる商品も100円ショップの商品や、アメ横あたりで1000円で売られてるアクセサリー類の問屋だけで数千件もあり
まるで縁日の露店を歩いてる気分にさせられるんです。家電製品の問屋街に行っても松下、東芝、日立、なんでもありますが、ほとんど偽物ばかりなんです。買いたくてもいちいち店の主にライセンス見せろという処から会話がはじまるので大変なんです。ライセンスみせてもらっても今度は工場にいきまたライセンス見せろから始まるのです。毛皮の問屋に行けば保護動物の襟巻きが普通に売られていたり、むちゃくちゃです、私はもしかしてパンダの毛皮もあるんじゃないか?と真剣に探してしまったほどです。鄧小平さんがまずしい杭州をなんとかしてやろうとこういう街にしたらしいですが、これはいくらなんでも無理があるよ~という感想でした。貧しい農民を豊かにしたのは大変立派な功績ですが、取り返しのつかない破壊も同時に行ってしまったようですね。
投稿: yama | 2010年8月10日 (火) 12時27分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
長野県知事選挙は民主党が推す候補が勝ちましたね。自公がよほど弱かったのかもしれませんが、長野ももう一度新しい目標が必要ですね。田中さんの県政にびっくり仰天してしまった長野県人も多かったと思いますので。リニアのことも含めて未来の長野をどうするとういことで、総合特区の申請でも出せるぐらいでないといけませんね。これからの長野県民の盛り上がりに期待したいところです。
中国のことで引き続き盛り上がってますね。ま、世の大国はみんな大きいがゆえにのたうちまわっていますね。米国なんかも盗聴はするは情報工作はするは、隠れテロはやるわですごい状態です。ソ連もそうでしたからね。大国や大組織は衰退してくるととにかく内部統制が厳しくなります。中国も実は大変なのでしょう。
宗教はそれぞれの思い、見方がありますね。自分がどう思い、それに対してどう行動すると思っていればよいと思いますよ。そのうち機会があればまた行ってみましょう、中国にも。
しかし、あちこちからご相談事は多いですよ。どうしましょうという話、中国のことで。よっぽどひどいことになっているのではないでしょうか。これは一度全部おじゃんだと思いますね。大国というのはわかっていても誰も変えられないところがありますね。衰退もできない。日本は衰退して変わるというやり方でこれまでの歴史を作ってきました。しかし大国は衰退したら爆発か内部崩壊するわけです。
ま、すべては天のシナリオですからね、謙虚に謙虚に、天のシナリオの兆候をよく見極めて生きていくことが大切です。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年8月10日 (火) 16時41分
中国国内でも、いよいよ軍内部からも「政治改革をしないと亡国になる」との声が出始めているようですね。
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/08/html/d27911.html
軍内部において、かつてはこのような発言をしたらそれこそ粛清などの対象になりかねなかったのが、記事を見ると、共産党の幹部たちの間にも、この意見を支持するものが大勢いるみたいな感じです。
そもそも中国共産党の高級幹部すら、自分たちの政権がこのまま維持していけるとは思っていない。すでに崩壊後の自分たちの身の振り方にばかり気を取られている。自分たちの命取りになりかねない党史資料はいつでも処分できるようにしておこうとか、そんな話が最近よく聞かれます。自分たちでも、今後の中国運営に自信が持てないのでしょう。
法輪功と中国共産党とでは、その危険性やカルト性において、どちらをとっても圧倒的に中国共産党のほうが上です。かつては文化大革命や大躍進と言った大愚行を重ね、さすがにそれは間違いだと認めたものの、1989年には天安門事件で多数の学生を戦車でひき殺しました。しかも、中国共産党はいまだに天安門事件で犠牲者はいなかったと、嘘の発言を繰り返しております。
自分達が行った虐殺の事実を隠ぺい、もしくは事実そのものを認めないという点だけでも、低俗な話題でお茶の間を賑わせる日米の報道よりもはるかに規制が厳しく悪質です。こんなのはそれこそカルトのなせる業です。
そして、これは中国共産党だけにいえることではないですが、今までの歴史において、かつて「共産党」を名乗った政党が支配する政権が、その国の人民の要求に満足に答えたためしはありません。むしろ指導者の利己主義や失政の果てに弾圧を繰り返し、結局は自滅しております。10数年くらいのタイムラグはあるかもしれないが、中国ももし今のまま独裁を続ければ、同じ道を歩んでいくことでしょう。
それにしてもいつも思うのですが、例えば、「現地に行かなければわからないこと」「現地に行きもしないでその国の何がわかるのか」と言った意見に、果たしてどれだけ妥当性があるのかということです。
少し時代をさかのぼれば、かつて進歩的文化人を名乗った者の中に、似たような発言をしたものが大勢おりました。曰く、
「私はソビエトの大地を踏み、実際に彼らの生活ぶりを見てきた。彼らの進歩性も実感してきた。間違いなく、これからは社会主義の時代である」
「資本主義はその搾取的体制から自滅し、やがて社会主義が世界を制圧することだろう」
確かに、彼らは実際に現地に赴き、一時的ではあるが、そこで生活してきた者もおります。しかし、今ではもはやブラックユーモアのネタくらいにしかならないでしょう。
同様の様子で、北朝鮮に赴き、北朝鮮の「進歩性」と「発展性」に心をうたれ、その宣伝カーになり下がった者も大勢おります。あの北朝鮮ですら、「現地に赴いた彼ら」の目には、あの国が金日成主席を中心とした「地上の楽園」に見えたのです。今ではたちの悪い冗談でしょう。
また、共産圏に限ったことではない。例えば、アメリカに留学し、そこで何年も暮らし、また実際アメリカの地でビジネスを展開してきた人々の中には、以下のような発言した者もおりました。
「日本はアメリカを見習って金融立国にするべきだ」
「アメリカ方式の経営こそ、最先端である。日本のような経営ではグローバルスタンダードに乗り遅れる」
「アメリカの覇権は100年先も盤石だ」
「日本はアメリカの属国になったほうがいい。そして、アメリカ合衆国日本州からアメリカ大統領が誕生すれば、日本人の誇りが取り戻せるだろう」
最後の発言は、国際ジャーナリストとして結構有名な人物のものです。そして、彼らはいずれも「現地に赴き、現地を実際に見て、現地で長年活躍し(業種は違えど)、その一線にいた方々」ばかりです。
しかも、これは自由主義を掲げるアメリカでのことです。ソ連や中国や北朝鮮のように、外国人が行ける場所が制限されているわけでもないし、情報だって共産圏ほど規制されているわけでもありません。それでもこのありさまなのです。今ではアメリカも凋落の一途にあることは、子供の目にも明らかでしょう。
こういう事例を見ていて私はいつも思うのです。
「一体あんたらはかの国の何を見てきたのか」と。
そして、こういう発言をする人たちの共通している点は、母国である日本をやたら卑下し、思い入れのある国をよいしょする傾向が大変強いということです。
二言目には、「日本は……(大体否定的な内容がこの後続きます)そして、あの国が(大体この後には「発展ぶり」がいかに目覚ましいかとか、そういった話が長々と続きます)」といった具合です。
よほど母国に自信が持てないのか、それほど他国に母国以上の思い入れがあるのかどちらかは知りませんが、みんなほとんど同じようなしゃべり方をします。これは、少し前の右翼左翼とも、どっちも変わりはありません。政治的立場は異なっても、やっていることは同じなんです(笑)。
結局、その国で長年暮らしている間にだんだんその国に思い入れが強くなり、逆にかえってその国のことを客観的に判断できなくなってくるんじゃないかと思います。だから、今からしてみれば冗談にしか思えないような発言が飛び出してくるんでしょう。
だから、「現地を訪れたか否か」というのは、こういった場合あまり重要ではないと(少なくとも私は)そう考えているのですが、いかがなものでしょうか。
投稿: +9 | 2010年8月11日 (水) 20時54分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。はい、わたしも+9さんのご意見に賛成ですね。しかし、世の中、認めただけが自分の世界ですので、いろんな考え方と行動があるわけです。言論の自由は憲法で保障された権利でですし、最後は自分自身の判断になります。わたしも中国共産党は全く信用していませんし、極めて危険だと以前から思っています。そしてこれからのたうちまわるのではないでしょうか。火の玉が全身に燃え広がった時にどうなるのか・・・?日本は日本で自分たちの未来をまず考えるべき時ですね。非常にダイナミックに世の中が動くときに来たことだけは確かですね。前向きに乗り切ってまいりましょう。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年8月11日 (水) 23時26分
>世の中、認めただけが自分の世界ですので、~
そのような人は常識人ではないのでは。。
>火の玉が全身に燃え広がった時にどうなるのか・・・?
中国の農民が豊かさを知ることは
この人達が火達磨になるということでしょうか。
先進国の人々も中国の農民と同じプロセスを経てきたのではないですか。
投稿: KOWN | 2010年8月12日 (木) 01時09分