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2010年5月 4日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年5月4日 現代のローマ帝国崩壊

現代のローマ帝国崩壊

100504.mp3をダウンロード

YouTubeの日本再生チャンネルはこちらです。

NPO法人日本再生プログラム推進フォーラムはこちらです。

また、5月16日(日)の総決起集会のご案内はこちらです。

ところで、人民元と米ドルの公式為替レートのチャートを見てください。横軸は80年から現在までの時間軸で、縦軸が為替レート、数字が小さいほど(グラフが下に行くほど)元高ドル安で、大きいほど(グラフが上に行くほど)元安ドル高です。

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80年代初頭は1ドルが1.78元程度なのに、一時は5分の1ぐらいの元安になり、今でも3分の1ぐらいの元安です。特に90年代前半にものすごい勢いで元安ドル高が進みますね。これが日本から中国に一気に製造業が移転した最大の理由です。

すなわち元が理不尽に大幅安になったために、日本で製造して輸出するより、中国で製造して輸出するほうが大幅に有利になったのです。もしこの90年代前半にこんな元安になっていなければ、日本から一気に中国に製造業が移転してしまうことはなかったはずです。

さらに中国が巨額の黒字を稼いでいるのに今のような元安にとどまっていることはおかしくて、これは中国政府の責任であり、世界各国が以下のように中国に人民元の切り上げを真剣に迫っています。日本も海外と協調してもっと強硬に人民元の切り上げを求めたらどうでしょうか。実際に元が80年代初頭の水準まで元高ドル安になれば、製造業は音を立てて日本に戻ってきて、日本の製造業や地域経済も一気に活気づくのではないかと思いますそれは結果的に日本の中小零細企業に仕事を増やすことにもなると思います。


米国は中国に人民元切り上げを要求
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100427-OYT1T00429.htm


中国・インドが人民元切り上げに強い要求
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819584E0E0E2E2E38DE0E0E2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL

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コメント

今日もたいへん勉強になりました。

from
the era of world order under hegemony
to
the era of world peace of great haramony

「覇権国の下の世界秩序の時代から
大和による世界平和の時代へ」

と私は以前から考えています。

「大和」はgreat collaboration
と訳してもいいかもしれません。

私は、日本史そして世界史において、
1600年という年がひとつの節目だと思います。

日本では関ヶ原の合戦があり、徳川幕府ができ、
戦国時代が終わります。

同年、オランダが東インド会社設立。
イギリスも同時期にエリザベス女王のもとで
東インド会社を設立。
西洋列強による植民地支配が本格化します。

徳川家康は鎖国により西洋列強の進出から
日本を守ろうとしたのではないでしょうか。

260年持ちこたえたが、支えきれなくなって
明治維新になったのではないでしょうか。

さて、「覇権」という言葉の前提にあるものを
みつめると、
ようは、ひとつの国だけいばっていて、
ほかの国から搾取しているといういじめっ子です。

ちなみに、私は中学時代いじめられていたので
いじめっ子が大嫌いです(笑)

第2次世界大戦までは軍事力で世界を支配していました。
第2次世界大戦後は、経済で世界を支配していたのでは。
多国籍企業いうのは世界から富をまきあげる
マシンだったのでは?

400年続いた西洋による植民地支配の時代が
ついに終わる!

世界のいじめっ子が自滅していなくなる!

アジアは真の独立を手にいれるチャンス!

ある意味、かつて我々の祖先が夢みて戦った
大東亜共栄圏の理想
(私は右翼でも軍国主義者でもありません)
が実現しようとしてるのではないでしょうか。

やはり日本が手本を世界に示す必要があると
思います。

ある韓国の哲学者が言ってました
「大和魂の本質は、戦うことではない。
平和である。
大いなる和と書くではないか。」

こうすれば、みんなが幸せに暮らせるんだという
社会のひな形をひとつつくて、
世界へ発信すると。

べつに日本が覇権国になるという意味では
ありません。むしろその逆の発想です。
念のため。

投稿: SHIMIZU | 2010年5月 4日 (火) 20時52分

おっと、
harmony
のスペルを間違っていました。ドジですいません。

投稿: SHIMIZU | 2010年5月 4日 (火) 20時55分

 ユーロ安に円安でドル高、NYダウ高で、なんとなく、米国の独り勝ちの様相です。
 しかし、米国債の金利が上がり値下がりしているのと、NYダウが反転し下落トレンドに戻ると、どうなるのか心配です。デリバティブの損失を大量に抱えている米国の銀行は健全な所は一つとしてなく全て破綻し、米国国家まで即破綻するのではないかと心配しています。
 NYダウが下落トレンドに入ると、世界金融危機が再燃し、今まで救済していた国家が破綻危機に陥っており、この次は救済者はいないので、NYダウは落ちるところまで落ちるのは目に見えています。そうなると、今までの金融システムは全てお仕舞いになります。
 資本主義のシンボルである米国が、おそらく年後半のNYダウの下落と共に崩れ、G7やG20の諸国も同時に崩壊です。現代のローマ帝国もその周辺国も全て瓦解です。

 年後半早々の7月に日本では参議院選挙がありますが、民主党が大敗すると、大切なことが何も決められなくなり、混乱に拍車をかけ、日本の金融や経済に相当打撃を与えるのではないかと思います。
 危機時に収拾する体制ができていないことが非常に気がかりです。

投稿: 満開桜 | 2010年5月 5日 (水) 04時35分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。欧米はますます追いつめられますね。今度のショックで市場はお仕舞いでしょう。アフガンももう一つでかいテロが来たらお手上げですね。本物の戦国時代が来ていますね。日本も本気で生きなければなりません。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年5月 5日 (水) 12時25分

華為という中国で通信機器を製造している会社を
WBSで紹介していました。

ケニアでマサイ族が使用している例を放送していましたが
中継局はソーラーパネルと風力発電で電力をまかない
端末は¥5000~¥6000,マサイの人たちはたいへん便利になったと口をそろえていました。

華為は社員の半分が技術系で研究開発費への比率も群を抜き
イーモバイルの中継局にも機器が優秀で小型なので
採用されていて,イーモバイルの担当者によりますと,
華為はとにかく対策と結論が早いとのことです。

難しい案件でも翌日解決策を提示してくるので
徹夜で案件に取り組んでいて
スピードも競争力にしているようです。

投稿: J.C.KOWN | 2010年5月 5日 (水) 19時17分

 EUは2日ぐらい前にギリシャ支援額を450億ユーロから1100億ユーロへ積み増しましたが、昨日、今日と、対円で125円から121円へ、対ドルで1.33ドルから1.28ドルへと、ユーロがダダ下がりです。
 昨日は、欧州株は軒並み下げ、NYダウは225ドルも下落しました。
 いよいよ、株・債権・通貨が崩れる時がきたという感じでしょうか。

投稿: 大恐慌 | 2010年5月 5日 (水) 22時14分

 昨日から、ギリシャの暴動が、テレビ報道されています。昨年末から暴動はおきていたはずですが、株価下落に合わせて、ギリシャの暴動が強調されて報道されています。テレビ報道で、株価下落をあおっているように感じるのは気のせいでしょうか。
 例年、決算期に合わせ3~6月ぐらいまでは、株価は好調なはずですが、早くもブレーキが効き始めているように感じます。

投稿: 大恐慌 | 2010年5月 6日 (木) 07時17分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。欧州は大混乱ですね。結局ギリシャも例の13兆8千億円では救済できないことがわかったわけです。文字通りの劇的な国家破綻ですね。欧州も会議が躍るばかりで何もできません。でもこれがバブル崩壊なのです。これを見たら日本など過去22年間にそれでも上手に軟着陸したものだと思います。しかし歴史的な転換点ですね。

すばらしい会社というのはどの国にもあります。80年代に欧米の経営学者が日本的経営を分析したとき、その結論は意外なものでした。日本に固有なものはない。世界中どこでも優秀な会社はある共通のやり方をしているというものでした。日本にもすばらしい会社は結構ありますが、目立たないところにあります。そして目立つ大企業ほどそれと正反対の会社なのです。

問題は隠せても消せない、問題は飛ばせても消せない、それがよくわかりますね。まだまだ事態は進展しそうです。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年5月 6日 (木) 07時36分

こんにちは藤原様、今日の市場は大変だったようで

いよいよ始まったようですね。何だか予想よりもペースが速いようで関係者の方々も大変そうですね。博物館クラスの美術品が登場するのは年末当たりか?来年になるのか?

今の金融システムは実に不思議です。信用創造は想像の世界ですから在りもしない金が消えて行く。金は消えても借金は残る。想像の資金と現実の借金。何とも不思議です。元々無かったのに借金だけは残るとは・・・・・

10年前なら当然と思っていましたが、マネーの仕組み、銀行の仕組みを知ってしまうと詐欺師が一番偉い世界が20世紀だったのではと思ってしまいます。

膨大なエネルギーがマネーという空想を支えていたんですね。

戦略的低エネルギーは金融システムの再構築を考える上でも良い方向なのでしょう。

連休中は珍しく仕事らしいことになりまして秋葉原へ仕入れに行ったりと充実した毎日でした。LED照明の試作の話なのですが、使ったLEDは全て中国製。

日本では手間賃とか開発費用とか試作費用とかの概念が消えてしまったのでは?と思うような話の流れで念を押してしまいました(笑

本来の人件費を削ることが当然の感覚に世の中が染まっているのだなと怖い感触を覚えました。台湾や中国??では生産を請け負うことを条件に試作費用は無料にしているそうです。(簡単な物だけでしょうが)

台湾製のサンプルを見て思わず納得してしまいました。白色LEDの特許も切れる時期のようで市場と同様に低価格化へ突き進むのでしょう。品質では日本製が一歩リードしていますが3倍ほどの価格ですからキツイ物があります。元が適正な価格ならば日本製は十分に高品質です。

為替の関係で良い物を作っても売れない現実は技術者にとっては非常に辛い物が在ると思います。中国製の物だけを見ていると問題ないと思えるのですから日本は品質の向上と管理の徹底以外に今の所は対抗手段がないように思います。

21世紀の製品を開発させて貰えるならば、話は別なのでしょうが目先の金勘定に忙しい人が決定権を握っていると数年は空白の時間が空くのでしょう。

お客さんも価値に対する報酬が無いことも理解できますので試作開発に見合った金額を請求する訳にも行かず・・・日本では50兆円ほど実体経済に回る金が少ないように感じます。

大雑把に言えば世帯当たり1000万弱?独身世帯も3世代世帯も100万円の上乗せがあるとデフレも止まるのかと思いますが、借金の返済に回ると溶けてしまいますね(笑

投稿: kazu | 2010年5月 6日 (木) 23時36分

 NYダウが一時期10000ドル割れで1000ドル急落、又、ドル円も一時期87.95まで円高になりました。
 ロボットトレーディングの本領発揮というところでしょうか。おそらく、1国のGDPぐらいの利益を得た会社があるのではないかと思います。昨年はゴールドマンがどこかの国のGDPぐらいの利益をあげたと報道されていましたらね。きっと昨晩だけでそれ以上の利益を上げたのではないかと思います。アメリカの市場よりも、日本の市場の方がオモチャにされやすいと言われています。さて、今日以降どうなることやら。

 資本主義の総本山である市場が壊れていきます。

投稿: 資本主義崩壊 | 2010年5月 7日 (金) 05時22分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。昨日の東京、上海に続いてニューヨークも大暴落ですね。おっしゃるようにこれで大きく傷ついたところがあるでしょう。世界大恐慌3年目の正念場らしくなってきました。中国もこうなると外人の投資が引き揚げるのではないでしょうか。そうするとあっという間にバブルが崩壊しますね。中国の不動産に流れ込んでいる海外からの巨額の投機マネーが引き揚げになったら残るのは厳しい金融引き締めのみ。だいたい、中国こそ元を切り上げないといけませんね。グラフにずっと出してありますが、日本人ももっと元安はけしからんと声を上げないといけません。いずれにしろ為替も何も全部システムを作り直しですね。これからは産業と金融が為替の両輪にならないといけません。大々的な投機の封じ込めが起きてくるでしょう。その間にどこがどれだけ潰れるか、やってみるまでわかりませんね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年5月 7日 (金) 06時37分

先生、おはようございます。今朝のビジネス展望も拝聴させていただきました。先日、先々日の世界での株式大暴落、為替の急騰のちょうどすぐ後で、多くの人が、いつもに増して現実味を持って感じた事と思います。とうとう、その大混乱の入り口が大きく開かれてしまったようです。米国もダメ、欧州もダメだと言って中国など新興国にみんなが最後の頼みで望みをかけて行きましたが、中国もその影響をうけないはずがなくて、ひょっともしたら、崩れ出したらどこよりも早いのでは、、との先生の今日のお話は印象的でした。
いつものアナウンサーと違って冷めた感じの方が担当になりましたが、これからどうなるのでしょうか?との質問の答えはよくわかっているつもりでも、やはり恐ろしい事態です。先生がいつも言われるように、良き時代への、どうしても通らなければならない時期ととらえて明るく考えねば、、と自分に言いきかせています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
有難うございました。

投稿: 職人K | 2010年5月 7日 (金) 08時15分

おはようございます。
昨晩は誤発注と言われていますが、それしても10%の下げを演じたのですから、最終的には相当戻したとは言えどもヘッジファンドなどでは相当痛んだところが出たんじゃないでしょうか?

それより何より、昨年3月以降一方的にというかかなり強引に株価を引き上げてきた歪みが現れたと考えさせられます。
ロボットトレードの弊害でもあるでしょうが、これで市場に対する安心感はもろくも崩れ去ったと言えるように思います。

それと、誤発注以前に為替がかなり動いていたので、ユーロ圏での混乱を相当のところ認識してきたのでしょうね。
ギリシャを破綻させれば、銀行などがギリシャに突っ込んでいたお金が全てパーになり、それが次の金融危機を引き起こす。
だから、ドイツはギリシャを救済せざるを得ないのですが、一方でポルトガル、アイルランド、スペインと泥縄のように続く問題を考えた場合、今の段階で早い目に縁を切った方が良いのではないかという意見も出てきそうですね。要するに、ドイツのユーロ離脱です。

混乱が広がれば、それにより利益を得る者もいるが、同時に損失を出す者もいる。それを繰り返せば結果として損失を出すものばかりになってしまう。相場が崩れればそれしかありません。

今は、そのターニングポイントにあるのかもしれませんね。

投稿: about | 2010年5月 7日 (金) 11時14分

 NYダウの下げに関して、誤発注説がありますが、それとは別に、資金力があるところが計画的に下げさせた説があります。私の記憶に間違いがなければ株式市場の売買高の8割ぐらいはロボットでやっているはずです。ロボットトレーディングなので、下げ始めると一方的に下げ始めます。又、金融機関の人間が1銘柄を入力ミスしてあそこまで被害がひろがるんなんて、信じがたいです。あれは、混乱を機に計画的に利益をあげ、誤発注説で責任逃れをしているだけだと思います。

 今回のデータを解析して、更に利益の上がるプログラムで、次もにたようなことをするでしょう。
一般市民は、恐くて近寄れません。
資本主義の最先端にいる人たちが、資本主義のシンボルである市場を叩き壊しています。まさに、資本主義の断末魔を見ているようです。

投稿: 資本主義崩壊 | 2010年5月 7日 (金) 13時30分

ラリーウイリアム氏によると「マーケットは約4年ごとに底を打つ」、
そして、2と8で終わる年は変化の年・・の記憶があります。それが2012年かしら?です

たしかにNHKのインタービアー、あえて冷静さを保っている様子でした(笑)
先生はいつも本音で無駄なく語っておられるので、こちら聞く側も真剣です。有難うございます。

投稿: なでしこ | 2010年5月 7日 (金) 18時16分

 昨夜は、円が、米ドル・英ポンド・ユーロ・スイスフランなど主要通貨に対して軒並み上がりました。「日本国債はジャンクだ、日本は破綻する、円安になる。」とマスコミは散々騒いでいましたが、いざ危機が訪れると日本円は一人勝ちです。円って本当に強いですね。このような危機の時に強いのは頼もしく思えます。
 しかし、私は、民主党の菅大臣を始め、円安政策を主導する政治家たちの気が知れません。国家の存亡がかかっているのに、輸出企業のために、どうして、機関投資家に円を売らせて、他通貨を買い支えるようにし向けるかが疑問です。
 機関投資家の中には、郵貯・年金・健康保険など政府系の資金を扱っている機関も含まれると思いますが、今日も日本の機関投資家は、円を売り他通貨を買っています。そんなことをして、大丈夫なのかと心配になります。
 ある専門家は、郵貯・年金・健康保険の各資金は、かなり損失を被っていると仰っていました。又、欧米金融にだまし取られているとも言っていました。先ほどの政治家達はその悪徳金融に手を貸しているようにしか思えません。

投稿: 危機再燃 | 2010年5月 7日 (金) 19時20分

ドル円は87.95円の安値まで急落し、さすがに「売られ過ぎ感」が強まるのは当然ですが、ただそのレベル感だけで判断してしまうと、最終的には判断を誤まることになります。菅財務大臣が、「G7財務相が電話会議を行う予定」と、通常ならば「会議が終わって、何らかの声明などを出す」まで、その存在さえ明らかにされない厳格なミーティングであるはずの「緊急G7会議」に言及してしまったことで、市場はとりあえず買い戻す動きに走っています。なぜ「協調介入を要請されるとの認識はもっていない」とまで言及しなければならないのか。市場参加者としては、就任会見以来の「違和感」を感じています。

投稿: 菅の口先介入 | 2010年5月 7日 (金) 21時18分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。市場は動いていますね。欧州はどうやってもカネが足りないでしょう。そして影響が全世界に及んでいますから、これはえらいことになりますね。さあて、日本を含めて各国政府の皆さんはどうするのでしょうかね。本物の実力が問われる時です。中途半端なものはみんな消滅すると思います。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年5月 7日 (金) 23時44分

はじめまして!
昨朝,はじめてNHK「ラジオあさいちばん」でお話を聞き,感銘を受けました。
比較文明論で解説を試みておられ,大変興味深い内容でした。
これからも勉強させてください。
感謝をもって,当方のブログでご紹介させていただきました。ありがとうございました。

投稿: 山上博信(bonin) | 2010年5月 8日 (土) 02時36分

山上博信(bonin)さま、こんにちは。いつもありがとうございます。ブログでのご紹介、重ね重ねありがとうございます。欧州もどうなりますか。歴史が動くときですね。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年5月 8日 (土) 15時46分

 20年ぐらい前に、日本が不況であえいでいた時に、日本の銀行はジャパンプリミアムが上乗せされた金利で欧米金融から資金を借りていました。その当時、欧米は日本を潰して、日本の会社や資産をかすめ取ろうという魂胆が見え見えでした。
 今回の金融危機で、なぜか日本は、欧米金融の痛んだ銀行に手を貸しています。過去のことを考えると非常にお人好しと思えて仕方ないのです。又、今回の危機で貸したお金もどうせ吹っ飛ぶでしょうから、手を貸しても何の見返りもない上に、丸々損失を被ると思います。
 私は、欧米金融よりも日本国民の預金をしっかり守ることの方を優先して欲しいと思います。

 ユーロ防衛基金が創設されるようですが、日本に協力要請が来ています。20年前は、欧米各国は日本に対して、国が銀行に援助をするのはもってのほかで、自由競争に敗れるような銀行は潰してしまえと言っていました。今では、欧米の銀行を助けるために金を出せと言っています。はっきり言って、欧米金融はモラルにかける人たちの集まりです。このような人たちにお金を貸しても、世の中を衰退させるだけなので、貸さない方がいいとおもうのですが、・・・・。

投稿: アンチ欧米 | 2010年5月 9日 (日) 08時00分

アンチ欧米さま、こんにちは。いつもありがとうございます。まったくおっしゃる通りですね。最近の大手金融機関や政府はまったく哲学というものがないですからね。いずれにしろこうやって奉加帳を回してカネを集めても欧州の危機を止めるに十分なカネは集まらないでしょう。これから本当に歴史が動きますね。ありがとうごあいます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年5月 9日 (日) 18時29分

 先週はギリシャ危機で市場が動揺しましたが、週末の主要財相会議や欧州の財総会議の成果が週明けの月曜日に発表されて、持ち直しました。しかし、今日はファニーメイの話題で市場はさえない様子です。ここ最近は日替わりで猫の目のように目まぐるしく変わります。価格変動幅が非常に大きくなってきており、徐々に危険な感じが漂ってきています。
 欧州の財総会議の成果は市場にひとまずインパクトを与えるものでしたが、これで全て解決するものではないと考えられます。今後も市場は混乱(もしくは崩壊)の方向へ向かっていくのは必至だと思います。

 NYダウは、1050ドルでサーキットブレーキがかかるそうですが、木曜日の下落は998.5ドルで止まったそうです。入力ミス説がニュースで取り上げられていますが、プログラム売買で大手金融機関のおもわく通りの収益を出した末の出来事だったという説もあります。株、リスクのある通貨の買い持ちの人は、木曜日に相当ストップロスがかかり、大損をしたそうです。(個人投資家でも1千万を超える損失計上があったそうです。) 何が起きても不思議でない状況になりました。市場に参加していない私には、関係のない話ですが、日本勢の資金が欧米悪徳金融に盗まれなければいいと思うのみです。

昨年末から、三つのGが注目されているようです。
  一つ目のGは、ゴールドマンサックス。
  二つ目のGは、ギリシャ。
  三つ目のGは、ガバメント(国家)。
二つ目のGまでがおかしくなりました。
三つ目のGもかなり痛んでいるそうです。

投稿: 汗水働くのが一番 | 2010年5月11日 (火) 14時27分

汗水働くのが一番さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりですね。これからですよ、本当に大変なことになるのは。日本人も立て分けの最中ですね。みんなそれぞれに自分の未来を選択していきます。すごいですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年5月11日 (火) 16時56分

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