藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年4月20日 見えてきた21世紀世界
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コメント
時代の流れとメジャーとマイナーのお話、
とてもすっきりと理解できました。
ありがとうございます。
ところで、昔買った漫画を最近また読み返しています。
「猛き黄金の国 道三」 本宮ひろ志
油売りから身を起して戦国大名になった美濃の斉藤道三。
「道三」の名は、僧の道、武士の道、商人の道の
3つの道を生きてきたことからつけた名前だそうです。
とても面白いです。
いかにして成り上がっていったのかがよくわかります。
また、昔、中学生の頃、私がいじめられていたときに
両親が山岡荘八著「伊達政宗」の本を買ってくれました。
時の権力者、秀吉、家康にいわばいじめられる伊達政宗が
「今にみろ!」と反骨精神で頑張る姿が
いじめられてた私にとってのヒーローでした。
外様大名であるにもかかわらず、3代将軍家光の
時代の外様大名改易の時代を生き延びて
伊達30万石(60万石でしたっけ)を江戸時代
ずっと存続させた礎を築いた名君です。
「今にみろ!」
最近、大和魂にも、
幸魂(さきみたま)と和魂(くしみたま)と荒魂(あらみたま)の3種類があるという話を知りました。
それぞれ、「智・仁・勇」に対応するそうですね。
論理・理性、と思いやり、と勇気・武勇ですね。
「一霊四魂」といってましたから、
もうひとつあるのでしょうか。
これからもっと勉強します!
投稿: SHIMIZU | 2010年4月20日 (火) 20時24分
SHIMIZUさん、こんにちは、いつもありがとうございます。はい、まったくおっしゃる通りと思います。魂にはもう一つ、奇魂=くしみたま、があります。本当に人としての総合力で乗り切る時です。どうぞますますお元気に、たくましくお過ごしください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年4月21日 (水) 07時31分
グローバル化ではなくフラクタルな地域での集合体へというお話を聞き、子を持つ親としては、教育方針をどのような指針を持てばよいのか、頭を悩ませています。
ジオスも倒産し、もう英語教育など無意味なのでしょうか?また、子供のうちに学ばなければならないもの、これからの時代にむけて指針など、ご意見お伺いできれば幸いです。
投稿: kitano | 2010年4月22日 (木) 01時21分
原油は昨年の年初が40ドル台でしたが、今は80ドル台です。それほど、日本では需要が回復しているとは思いませんが、BRICS諸国の需要が原油価格をおしあげているのでしょうか?
そう言えば、ラビ・バトラ氏は、インフレサイクルにより、原油は2010年まで上昇するといっていました。又、2009年~2010年に重大な金融危機が起きるとも言っていました。2010年には、イランが中東で戦争を起こすととも言っています。
通常、年前半は平穏な事が多く、現在は株も値を戻しています。なんとなく、危機感が緩んでいますが、これから、大波乱でしょうかね。
中東戦争、金融危機再燃と、2010年は大変だ、・・・。
投稿: コップンカー | 2010年4月22日 (木) 06時18分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
そうですね、グローバリゼーションからローカリゼーションへ振り子が正反対に振れていますね。まずやはり日本に昔から伝わる生き方、考え方を教えることが大切でしょう。それは決して戦中のような偏狭な日本原理主義ではありません。二宮尊徳の思想と実践のようなもっと広大無辺なものです。英語は必要になってから慌ただしくで学んでも十分間に合うと思います。
市場はまた大混乱ですよ。今度は政府も支え切れませんから、そのまま幕末の大混乱のような状態に突入していくのでしょう。
要するに古い時代が終わるのです。地球が終わるのではありません。逆に言えば古い時代が終わるから地球が助かるのですね。問題は自分自身が流されていく時代に立っているか、これからくる時代に立っているか、自分の立ち位置なのです。
本当に人生模様が浮かび上がる今の世の中ですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年4月22日 (木) 07時56分
面白い動画を紹介します。笑ったら負けです。キリッ!
鳩山由紀夫vs.鳩山由紀夫Ⅱ クローンの攻撃
国会で動画がみれるようになって、時をこえたブーメランをリアルタイムに見れるようになりました。
youtubeやニコ動はありがたいですね。
このように政治の世界は、放っておいても勝手に自滅するので、みていて楽しいのですが、だからといって、自分の生活がよくなることはないので、あまり関わらないほうがよいでしょう。
自民がダメで政権交代したけど、民主もやっぱりダメとの認識が国民に広がっています。
昨今できた新党も、国民の不満に答えることができず時間切れで、国家破産に至る。
預金も借金も資産も負債も全部チャラになって、身軽になって、何もかも失ったところで、まだ秩序を保っているグループとして登場したほうが、日本再生なり日本復活といったことがしやすくなるというものです。
2010/04/22 佐藤浩二拝
投稿: 佐藤浩二 | 2010年4月22日 (木) 21時37分
佐藤浩二さん、こんにちは。いつもありがとうございます。日本の政治の流動化は激しく進んでいますね。当然、夏の参院選で民主党は大敗。そして小党乱立状態。そのなかでどうやって日本再生の軸を立てるかでしょう。今や問題は党ではなくて、人ですね。役所ももはやSOS状態ですからいよいよぎりぎりになってきました。経済や金融、戦争のこともありますからこのまま無事に済むということはありません。崩壊は止められませんから、崩壊の場所と程度を見ながら再生への戦略を考えて行動していくことが個人にも企業にも地域にも、国にも必要になってくると思います。激しい時代ですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年4月23日 (金) 06時52分
昨日のNYマンハッタンのダウンタウンでは、その誰もがTVの前で腕を組んで、オバマ米大統領の演説を見守っていました。「凄まじいロビーイスト達に強い姿勢で臨む」と言われていただけに、将来の収益を「明らかに減少させる」法律を、わざわざその渦中にやって来て、「その法律」の整合性を唱えているわけけで、オバマ米大統領曰く「お金を騙し取っている人々」(bilking people out of money)は、一体何を思ったのでしょうか。詐欺で提訴されている「ウォール街の雄」のCEOを含む聴衆から、一番の拍手を浴びたのは「あなた方のビジネスモデルが、お金を騙し取っている人々に依存しているもので無い限り、新たな規制法案を恐れることは何もない」と演じた直後でした。それにしても、オバマ大統領の演説の上手さは、さすがに米国民を「根拠なき熱狂」に沸かせただけあって群を抜いていますね。「ウォールストリートの中には、取引している、またはレバレッジを効かせているどの米ドルにも背景があるということを忘れている人たちがいるようだ。そこには、家を購入しようと頑張っている家族があり、子供の教育費を捻出しようと、または新たな事業を始めようとする人たちがいて、さらには退職して老後の生活のために頑張ってお金を貯めている人たちもいるのですよ」と訴え、「ここで起きていることは、米国全土に実際の影響を与えている」と諭しています。ただ、もっと攻撃的な、懲罰的な発言を警戒していた参加者が多かっただけに、演説終了とともにダウ平均が買われ出し始めましたが、市場を諭してみたところで、目の前の「欲」を追いかける姿勢は何も変わっていません。
投稿: 馬耳東風 | 2010年4月23日 (金) 14時33分
馬耳東風さん、こんにちは。いつもありがとうございます。かつて大英帝国はそれが維持できなくなったときに欧州の小さな英国という道を選びました。オバマも地球にある太平洋と大西洋という絶海の孤島にひっそりとたたずむ国、米国を目指しているのではないでしょうか。どうせ間もなくゴールドマンをはじめとした米国の大手金融機関は軒並み破綻でしょう。それは誰がどう支えても不可避です。ドルも昔のワイマール帝国時代のマルクの最後のようになるのでしょう。そしてアフガンは泥沼。それらを全部切り捨てて新しい米国を作り直そうというのが真意だと思います。結局次を何も決めないままに崩壊すると国民が怒り出して収拾がつかなくなる、だから、先手を打っている、そしてそれは賢明な米国人が支持し始めている、でもそれでも革命、内乱、暴動のようなことになる可能性は大きい、でもここで欲の深い連中を根絶やしにするしかない、潜り抜けるしかない。今の米国とオバマを見ているとわたしはそんな気がします。権利の章典に戻って、憲法も作り直すのでしょう。わたしはかつて20年前にウォール街の会社に勤めていたことがあります。そのときから、いつかはこうなるだろうと思っていました。そして米国からウォール街とペンタゴンをなくしたらとてもいい国になるだろうなと思っていました。そうしたら本当にそういう道を選択する大統領が現れた。実にダイナミックな国だと思います。日本にとってもアメリカ幕府の時代は終わりでしょう。新しい時代の幕開けですね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年4月23日 (金) 22時55分
こんにちは藤原様、事業仕分けのインパクトがないですね。
委託研究応募の締め切りも過ぎて、諦めの心境で事業仕分けのライブ放送をBGMにして総合科学技術会議の議事録を読んでいました。
第十一帖 (三三一)
岩戸開きのはじめの幕 開いたばかりぞ。今度はみづ逆さにもどるのざから、人民の力ばかりでは成就せんぞ。奥の神界では済みてゐるが、中の神界では今最中ざ。時待てと申してあろが。人民 大変な取違ひしてゐるぞ。次の世の型 急ぐ急ぐ。八月六日、アメのひつぐのかみ。
神示読まないで智や学でやろうとて、何も、九分九厘で、終局(りんどまり)ぞ。我(われ)が我(われ)ががとれたら判って来るぞ。慢心おそろしいぞ。
http://hifumi.uresi.org/12.html
書いてある。その通りで御座います。
仕事仲間で毎月情報交換を開いているのですが、研究所へ行き色々と話をしていると凄いことになっているようです。
シミュレーションで研究成果を出し資金を獲得している研究者が沢山居るそうです。中には原理的に無意味なことをシミュレーションで解決しようと努力されている先生もいるとか?話を聞いたら偶然を発見する研究ではないかと思うほどです。
内閣に助言をする総合科学技術会議は完全な霞ヶ関理論で足して二で割る結論を、如何に見栄え良く書くことが出来るかに腐心の様子。
相場の方も時期が来たようで・・・
投稿: kazu | 2010年4月24日 (土) 01時36分
この時代, 「本分を悟る」が大切なのではないでしょうか。「生きていく」意味を曲解している人々・国家の軌道修正が求められているだけでしょう。「プラスマイナス0」が解答でしょう。人間らしく生きていける国家・共生の仕組みを考えることで, 今抱え込んでいる問題は解決できるのではないでしょうか。過剰なエゴ意識・利己意識が問題を生じさせているのでしょう。
金融のみならず私達全員が一旦「デフォルト」する必要があるのでしょう。
結局は一旦世界が再起動することになるのでしょう。
投稿: 一教師 | 2010年4月24日 (土) 02時44分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃる通りですね。
仕分けの第二弾は実は事前にだいたい落とし所を決めてあるとか。未来を創ったうえで壊さないと、立てこもりの徹底抗戦で大変ですね。太平洋戦争を思い出しても、日本人が本気でたてこもったら強いですからね。
学者もこれからどうなるのでしょうか。予算が削られたら失業ですからね。学者一人一人の人生が問われているのでしょうね。一旦、みんなが「デフォルト」、確かにそうなるのでしょう。もうすでにそれが終わった人たちはそれなりに、あるいは大変元気になっていますね。これが「大峠」ですね。今回ばかりは誰も逃げられません。みなさんでがんばっていきましょう。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年4月24日 (土) 21時16分