藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年3月2日 動き出した政治と経済
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コメント
現時点で小沢氏が辞めることとなれば、民主党内の市場原理主義者を抑える者が居なくなります。
民主党の前原、仙谷、枝野その他の反小沢と言われている者達は、市場原理主義者の自民党清和会別働隊であって、こいつ等が跋扈すれば自民党と変わらない。
現状がどうであろうと、政界再編は不可避であり現在の政党の状況では、どうにも纏らない。
市場については、バブル崩壊とグローバリズムの終焉でしょう。
そもそも現状の中央銀行体制、負債を裏付けとした通貨システムは、成長の限界に至ればネズミ講のよに破綻するシステムとして設計されている。
本当は負債を裏付けにしない政府紙幣で経済を回せば、負債ばかりが膨らんで、高々70年そこらで破綻はしないだろう。
これから持続不可能な負債を裏付けにした貨幣の中央銀行体制下の経済の大破綻が連続するのは自明であるので、ソヴリン・デフォルトが連発する世の中では『政府紙幣』は信用されないでしょうから、一番可能性のある貴金属を裏付けにした貨幣システムへ移行する必要があります。
で、金についてはタングステンとか劣化ウランとかがコアに入っている偽物が大量に出回っているので、金に手を出すのはリスクが高い。
どうせ金本位制は経済規模を考えれば、絶対に不可能ですので必ず『複本位制+資源バスケット』にならざるを得ないし、ことによると偽物リスクのある金が敬遠されれば、『銀本位制+資源バスケット』になるしかない。
さらに言えば、利子を認めない金融システムが必要です。
いま米国では、オバマがマーシャル・ローの大統領令に署名をしていますし、全国で800ヶ所の強制収用所と300万人分の樹脂製棺桶が用意されています。
米国では、国内の治安維持に警察や州兵でなく、米軍を投入することになっています。
米国は急速にファシズム化していますが、理由は『ドルの死』によって国家債務を踏み倒すからで、財産を紙屑にされた米国民の反乱を抑え込むためのファシズムです。
因みに「オバマ ファシスト」で検索すると以下のようになります。
オバマ ファシスト の検索結果 約 159,000 件中 1 - 10 件目 (0.33 秒)
投稿: 奇兵隊 | 2010年3月 2日 (火) 21時49分
騎兵隊さん
金地金について、田中貴金属、三菱マテリアル等で
直接購入したブランド刻印の入ったものは大丈夫
なのではないですか?
流通商品は不確実でしょうが。
投稿: 白虎隊 | 2010年3月 3日 (水) 02時39分
奇兵隊さん
「騎」と誤字入力してしまい、失礼しました。
金地金の件も文意からして、政府レベルのお話ですね。
失礼しました。
我々個人レベルでハイパーインフレにどう備える
か考えた時、やはり藤原先生もおっしゃる通り
多少は金地金を個人所有するべきだと思います。
でもやはり、ファイクは怖いですね!(笑)
投稿: 白虎隊 | 2010年3月 3日 (水) 02時54分
借金は人の判断力を狂わせる
それで利子を禁止する文化に期待したのですが、西洋文明が入った所はダメみたい。うまく行っている例は?ゼロからマイナスまで連続的に考えた経済学は?
投稿: k | 2010年3月 3日 (水) 05時46分
初めてお便りいたします。
昨年10月のリーダーシップセミナーではお世話になりました
私もここを拝見させていただき 少ししゃべりたくなりました。少々長くなります。
さて、話題は戻りますが、トヨタのリコール問題で アメリカの当局もずーと調査をしたが見つけられなかったとの記事がありました。
開発当初、当然メーカー側もいろいろとテストをして問題は起こらないとの判断でしょうが、 ユーザーが涙ながらに訴えている事例では、すぐさま対象車を回収し徹底的な調査をすべきだったと思われます。「事件は現場で起きているのです」
そのトラブルが実際にはどのようなものであったか
真実は わかりませんが、一万分の一の確立でも発生すれば恐ろしいことです。
市場に出てから発生するクレームで その場で異常判断できるものはすぐ対策できます。
たまにしか発現しない事例は「オバケ、ユウレイ」などといって一番手ごわいトラブルです。 ある特定の条件でしか発生しないのですから、試作のテストではわかるわけがないのです。 調査、テストの類は 普通 「ある悪条件」を設定してテストをします。
その「ある悪条件」が常識の範囲であれば大概発現しません。
こういったトラブルは逆から考えるべきです。
「この現象を引き起こすにはどうすればよいのか?」のような考え方です
そしてそれに該当する異常なレベルのテストを繰り返します。
以下はつい先頃 勤務先で発生した事例です。
勤務先は産業機械のプラントを製造していますが、この装置で使用している
近接スイッチが誤動作を起こすことが判明しました。
普通スイッチのトラブルといえば信号が出ないこと
(ONしない)が一番多く
その次に 一度出た信号が切れない
(ON→OFFしない)程度です
これであれば機械が次の動作に移らず停止します。
(フェイルセイフの回路構成であれば)
今回の事例では、「スイッチの検出対象物がスイッチまで到達していないのにかかわらず
「勝手に信号が出てしまいシーケンス動作が崩れて機械同士の干渉が発生する」
といったものです。
要は勝手に信号が入り勝手に機械が動くのです
(何か似ていませんか?アクセルを踏んでいないのに勝手にスピードが出る アクセルをはなしてもスピードが落ちない)
こんな怖いことはありません。
藤原先生もご経験はないでしょうか?アマチュア無線の世界ではTVI BCI ステレオI
などの高調波問題がよく似た事例でしょうか。
(今回はツエナーダイオードが犯人でした)
機械接点の回路ならよいのですが、最近は電気的な接点
(半導体)です。
(ある一定の電流以上でONする)常にベースに電流が流れており 外乱か それ自体でレベルを超えれば接点がONします。
今回はある特定の条件がいくつも重なって発現しました。
当初、メーカーに言っても取り合ってもらえず、故障したスイッチを確認してもらい、紆余曲折があり
何とか問題の箇所を特定できました。メーカー主導では解決しなかったでしょう。
メーカーも個々の半導体素子レベルまではわからないのです、ちなみにその半導体は日本製との事でした。
今回はメーカーが否を認め
よくクレーム扱いしたくれたなーと感心しております、
普通は あれやこれやとなかなか対応してくれないのが実情です。その点では感謝しています。
(この対応が信用につながるのです)
トヨタ問題が話題となっている今、このスイッチメーカーも逆に胸をなでおろしているのではないかと思っています。
(他のユーザーにはどうするのかわかりませんが)
私たちは今まさに クレームとして部品交換に走り回っています。
投稿: 6941 | 2010年3月 3日 (水) 07時52分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。数々の貴重なご意見をありがとうございます。日本は政界再編しかないでしょうね。欧米もこれは市場の崩壊で追い詰められますね。まったく新しい常識で立て直すしかないですね。機械のお話、本当によくわかります。特にデジタル制御装置は危ないですね。思いもよらぬ穴がたくさんあいているのではないでしょうか。安全に関しては一時代遅れの機械でちょうどよいかもしれませんね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年3月 3日 (水) 08時51分
こんにちは藤原様、役人は出勤するな。名案ですね(笑
また水道を止められてしまいましたが、給水停止の通知書に担当者名も公印もない書類で簡単に偽造できる物です。警察でも現行犯逮捕したら誰が逮捕したのか(誰が権力を行使したのか)記録が残るのに水道を止めた(権力行使)人の名前がない。
長年の慣習で問題はないのでしょうが何度言っても改まりませんね。それで都議会議員に連絡すると秘書(奥さん)が言葉尻を捕まえて勝手な妄想を膨らまし生活困窮者として話を進めて行く。
まあ、そんな状態で疲れました(笑)
委託研究も募集が始まっているのですが解りやすい書類を書くテクニックと費用を立て替えるだけの余裕がないと採択されない。何を目指して150億もの税金をGDP速報値を漏らす大臣が折衝して獲得したのか?
大企業に高度な部品を供給するためとの目的ですが、肝心の大企業(自動車・家電)は1兆円もの補助金やエコポイントで食いつながなければ成らない。
補預金を貰っている大企業を助けるために中小企業にも補助金を出す。そんな状態になっていて誰も異常だと言い出さない不思議。(私は異常だと騒いでいますが)個人レベルでは理解しているようですが組織では動かない。問いつめると会議だ外出中だと逃げ回る。
自分が体験してきた状況そのままなので、大いに笑えました。後は政治判断なのでしょう。
亀井大臣が無利子非課税国債と言うことを言い出しました。国民新党のマニュフェストにも載っていますが、何の事だか理解できる人は居るのかな?
私は無記名・無利子・非課税・社債は幼少の頃より親しんで居ますが、最近は買うのが大変(笑
横に繋がって上手に誘導しないと大変な世の中になりそうですね。
投稿: kazu | 2010年3月 3日 (水) 12時28分
KAZU様へ
水道の停止に関して、請求書の説明書きに「給水停止予告の指定期限」が記されていれば、事前連絡なしに、(市町村によって違いますが) その期日から数週間後に給水停止が実行されるようです。
もしも、請求書の停止予告期限の記入がない場合や事前連絡なしに停止しているようでしたら、その停止した根拠を確認した方がよろしいかと思います。契約上問題がある場合には、行政不服審査法という手段で訴えることもできます。
給水停止通知書の担当者名や公印に関してですか、これも規約なり役所の内規で決められているはずなので、確認した方がいいと思います。
行政行為の行為者名は普通、市長村長名になると思いますが、水道課長名の可能性もあるかと思います。普通は、管理職以上でないと権限がないので、係長や平クラスの担当者名は入れられないはずです。給水停止の作業は委託業者がしているところもあります。いずれにしても、紙に書かれた根拠(法・条例・規約)があるはずなので、言葉ではなく、紙に書かれた根拠を見せてもらってから話を進めた方がいいと思います。役人は紙に書かれた根拠のあることしかできません。又、根拠のないことをした場合、あるいは、すべきことをしない場合には、不法行為に当たる可能性があります。
役人は紙に書かれた根拠以上の事を考えないし、実行もしません。紙に書かれた根拠通りのことをしているようでしたら、それ以上を望むのは無駄だと思います。
投稿: K蔵 | 2010年3月 3日 (水) 16時34分
自然交配だから「闇金組み替えでない」表示はこの先もできないだろうね。
投稿: 赤鬼製菓 | 2010年3月 3日 (水) 18時32分
白虎隊さん
>金地金について、田中貴金属、三菱マテリアル等で直接購入したブランド刻印の入ったものは大丈夫
なのではないですか?
どうでしょう?
結局のところ、溶かすとか穴を開けるとかでしか確かめられませんからね。
もし、刻印の入った正規品を正規の貴金属店で買ったものが、穴を開けてみたらタングステンが入っていたとなった場合、刻印を偽造したと看做されてお終いではないでしょうか。
銀の場合は、価格の面から偽造してもコストが見合わないので、偽造リスクは低いと思います。
それに、銀価格は金に比較して15~70分の1で推移しています。
因みに本日の価格では、67.6分の1でした。
ですので、金と比較して割安と言えると思います。
投稿: 奇兵隊 | 2010年3月 3日 (水) 19時22分
K蔵様、ご心配頂きありがとう御座います。
東京は予算規模で考えると小さな国レベルの予算を扱っておりますので色々な利権があるのでは?と思っております。
その臭いを水道に感じたため行動しているので今の所は問題なく水を使っております。何回か水を止められたのですが対応が全く変わっていない上に管理職の名前も明確に掴めないような行動を東京都側が取っております。
新銀行東京や築地市場移転などの怪しい話が満載の所ですので関係なさそうな所を突くと何か動くかなと観察している。
ハッキリ言えば変人です。変人を楽しんでおりますので聞き流して下さい(笑
書面には理不尽なことが書いてあるのです。料金を平日の午後4時までに取り扱い部署(最寄り駅から1kほど)へ直接し払って下さい。土日は取り扱いしておりません。4時以降お支払いの場合は開栓は翌営業日になります。(金曜日の4時以降に支払った場合の開栓は月曜日と言うことです)
コンビニ振り込みも在りますが期限が3日ほどしか在りません。
税金を払って雇っている公務員が自分の都合で好き勝手。警察も検察も官僚も全て公務員。私達が雇っているのです。その原則をチョット過激に表現しているだけです。
投稿: kazu | 2010年3月 3日 (水) 19時56分
奇兵隊さんえ
余計な事とは思いますが、田中貴金属ではお客様から買い取った金地金は必ず一度溶かしてまた再生します。
これって商売の基本と思います。
これでも信用できないと思うかどうかですが?
日本人はこういった事をきっちりやってる企業も多くあると思います。
投稿: ゲロリン | 2010年3月 3日 (水) 20時17分
ゲロリン さん
人間は窮すれば何をするか分かりませんので、無刻印の何処かから入手した金塊に、偽造した刻印を入れるって事態もあり得ます。
購入者には、何処から流れてきたものかを知る手立てはないのではないでしょうか。
ROCKWAY EXPRESS
フォートノックスの謎:米国産の偽の金塊を受け取ったと中国が主張
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/347/
(抜粋引用)
実はアメリカは既に金を売り払ってしまって殆ど保有していない、と見ている専門家もいる。おそらくそうなのであろう。
日本はそのフォートノックスに、700トン以上の金を保管してもらっていることになっているようだが、その金は既に、タングステンか鉛に変容している可能性が高い。
(引用終わり)
投稿: 奇兵隊 | 2010年3月 3日 (水) 21時00分
奇兵隊さんえ
何度もすいません!m(__)m
田中貴金属の関係者ではないのですが!笑
田中では、田中の刻印と番号が打ってある地金でも
買取した後は溶かします。
そして新たな番号を刻印すると聞きます。
ここまでして偽物だったら諦めます。
さて米国の金の保有量は私も疑念を持ちます。
もしあるとしてもIMFとダブルカウントしてないの?
とか色々と考えます。
何故自国の金を他国に置いているのか?も不思議です。
少しづつ色々と暴かれていくのではないでしょうか?
投稿: ゲロリン | 2010年3月 3日 (水) 21時21分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。国債の金利が上がっていったら日本政府も夕張市状態になりますからね。結局出勤しないことになっていくのでしょう。ゴールドは偽物の流通は結構あると思いますよ。金丸信の金庫から出てきた、あの金日成にもらった無刻印の金塊、あのなかからは鉛が出てきましたからね。しかしユーチューブの日本再生チャンネルに載せておきましたが、スイスのUBSが出したキネバーは、そういうことに備えて地金に直接レーザー光線で複雑な鑑定書を彫り込んでいるのです。みんなあの手この手の時代です。すべては自己責任ですね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年3月 3日 (水) 22時13分
民主党の体質
民主党が野党時代 総理に聞いてる、総理に聞いてる と言うのが有りました。現在でもどこかがやっていると推定しますが、まともな国民が聞いたらおかしいと感じるはずと私は思います。議員の能力が無い?
ついでに1つ疑問が有ります。投資銀行は非常に良いビジネスモデルと感じますが、どうして相手を食い殺して仕舞うような事をするのでしょう。客を育てる様やれば末永く・・・。医者が患者を育てる様な事をやったら、健康に成って患者が居なくなってしまう?相手を育てたら自立して行ってしまうと考えるのかしら?投資銀行に蓄積が無くてリスクの高いのに手を出すからか?単に強欲?他の投資銀行よりいい成績を上げなければならないから自ずからそうなる。いいビジネスモデルの何処に問題が有るのか?
投稿: k | 2010年3月 4日 (木) 16時24分
ここ数日で、ドル、ポンド、ユーロの主要通貨が下げてきました。ジワジワと気持ち悪い下げ方です。
各国の国債もなんか心配な値動きです。
もし、米国、英国、EU諸国の中から破綻が起こると、世界経済は大混乱で、大量の失業者も大量に出て、日本も国債が回せなくなり、大変な状況が訪れるのでしょうかね。具体的なイメージは、それほどできないですけど。
それにしても、主要通貨の下げ方は、気持ち悪いです。
菅大臣のドル円相場の発言や日銀圧力の発言もどうかと思いますが、亀井大臣の郵貯資金によるドル買い介入も疑問です。菅大臣と亀井大臣の最弱コンビで、これから起こる難解な経済の舵取りをこなしているというイメージがなかなかできません。金融・経済に関して、もっと、適任の大臣がいないものでしょうか。
小沢が人事に口を出すから、こうなるのでしょうかね。罪な人です。
投稿: K蔵 | 2010年3月 4日 (木) 18時55分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。民主党も今の様子ではもう未来がないですね。どうするんでしょうかね。投資銀行ですが、米国のまねをした投資銀行はおっしゃるとおりすべてダメです。あれはそもそもそこに働く人が巨額の利益を出すためだけに運営していますからね。わたしがイメージしているのは戦後の興銀のように、国を創るための投資銀行です。戦後の日本は興銀を含めて本当に未来を創る投資に上手に金融をつけたから復興したのです。それをどうしても作らないといけませんね。市場もイスラエルも相当不安定になってきています。さて、どうなるか。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年3月 4日 (木) 19時39分
戦後の銀行
確かに上手にやった。結果、企業がお金を借りてくれなくなり、判断を間違えた。と理解しています。銀行はどうすべきだったのでしょう。今考えると良い案が有る?環境問題を起こしてしまったから、そこに使うべきだった?今、金余りと言えば金余り、そこに使うべき、と成りますか。金儲けしようとお金を使ったので、神様がダメですと
投稿: k | 2010年3月 4日 (木) 22時06分
藤原先生
いつもありがとうございます。
毎週、火曜日が来るのが待ちどうしく思いながらお話を聞かせていただいております。
政治家も意識レベルが低い人が多いようです。深層心理学的に言って中期自我か後期自我レベルで、成熟した自我の人は皆無なのではないでしょうか。
多分、江戸時代の政治担当していた武士などは、高い意識レベルだったのだと思いますが、どこかで相当レベルダウンしたのでしょうね。
これから経済も政治もすべて入れ替えになってしまうとお聞きしますがまったくそのとおりだと思います。
この混乱期をいかに乗り切り、あるべき世界にしていくか、そしてその中で自分の使命、やるべことはなになのか、いつも考えながらどんな小さな事でもいいから、自分にできることを日々実行することを心がけています。
藤原先生はいつも量子力学のことをお話されますが、私もこの数年かなり徹底して勉強いたしました。それで理解できたことは、この世の中すべては波動、エネルギーでなりたっていて、最小の量子レベルでは宇宙のすべてが繋がっていて、意識もおなじようだということです。いろいろな説があるようですが、要するに自分の意識自身が自分の感知できるすべてを作っていると考えてもよさそうです。ということは、自分の強い思いは、世の中にかなり直接的な影響を与えているのことは間違いないと思います。
意志あるところにこそ、道はできる。という言葉がありますが、明るく温かく、平和で、誰もが安心して楽しく生きて行ける天国のような世界は必ず実現することができると思います。
いまのところ、そのように信じている人がすくないので、集合無意識レベルで、いまのような様相が共通認識になっているからだと思いますが、そのうち新しい意識をもった人が多くなってくれば一気に変わってしまうのではないでしょう。
投稿: jimi | 2010年3月 4日 (木) 23時21分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりで、銀行もカネ余りになった70年代以降におかしくなりました。ボーリング場ブームぐらいからです。すなわちある程度、国内の投資が一巡して成功してお金を稼げるようになった時、カネの使い方がわからなかったのです。そう考えると常に人は謙虚に、新しいものを創造する大切さを考えてないといけないですね。
量子の件、意識の件、ありがとうございます。まったくおっしゃる通りだと思います。まさに激しく動いているところですね。これからどんな形で決着するかわかりませんが、とにかくみんな意識をあげていかないと生きられない時代になっているのだと思います。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年3月 5日 (金) 06時01分
悪い行いは決して善をもたらすことはない。
良い行いによって悪が生じることもない。
と思いますが、ここ数年の大恐慌を見ると、やはり制度的に悪い部分があったと思います。
私は、おそらく、金融制度と自由貿易が大いに問題があると思います。
この悪い制度が改まるまで、決して不況が逃れることは出来ないだろうと思います。悪い制度を直す上で、今の民主政権がどの程度認識があり、実行力があるのかは、少々期待薄です。1990年前半から日本は構造的な不況が続いていますが、20年経っても政治家は問題の本質に着手できていないように感じますが、もどかしくて仕方ありません。
過去800年間の恐慌を調べた人がいうには、最初に金融が悪くなって、政府がそれを肩代わりをし、そして、国家破綻が起こるパターンがあるそうです。そして、その国家破綻が世界的におこると戦争などの動乱が始まるそうです。米国は今回は例外で国家破綻は起きえないと言っていますが、過去の歴史では例外はないそうです。今後、国家破綻、続いて、動乱と続く可能性もありますが、良い方向へ舵取りできる政治家が日本にいるのでしょうか。
投稿: K蔵 | 2010年3月 5日 (金) 23時30分
K蔵さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃる通りです。よく見れば見るほど何とお粗末な英知で政府が運営されているかと恐ろしいばかりです。というか、なぜこれで即日破綻しないのかが不思議なぐらいです。でもどうやらこういう現象は日本だけではないようで、米国の議会の事務局に長く務めた人の文章も読んだことがありますが、わたしと同じ感想を米政府に持っていましたね。これは天のシナリオだと思うのです。崩れそうでなかなか崩れないバブル相場と同じで、その間にみんな何か対応するとか自然に立て分けられるのは天は待っているのでしょうね。それである程度区切りがついたところでバシャンと来るのでしょうね。そしてバシャンの崩壊の後は立て直しになるわけです。
どの道、一人の政治家で立て直すこともできないし、一人のカリスマで世の中を動かすことはできませんね。そこが20世紀とだいぶ違うところです。さて、どうなりますか。なんとも不透明な時代です。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年3月 6日 (土) 08時56分
こんにちは藤原様、大企業の内部留保は200兆だそうです。
新聞やテレビは小泉を当選させるために電通を通じて5000億の買収を受けたとウワサが在りますので金融庁の記者会見議事録を見るようにしています。
http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2010a/20100302-1.html
http://www.fsa.go.jp/common/conference/index.html
記者クラブの内容とフリー記者の会見内容が全く違う時もありマスコミの劣化が一目瞭然です。
200兆も内部留保があるのならハゲタカファンドが活躍しそうですが、既に買収済みなのか静かですね。
税収の何倍も金がある大企業に高度な部品を供給するために中小企業があると言う図式で研究助成が行われていますが、事業仕分けで中小企業向けと言いながら80%が大企業の懐に入っていると指摘され、大臣折衝で復活した150億の予算。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/portal/index.htm
こちらの支援の実績のPdfファイルを見て頂くと1ページ目右下に構造的課題として・高リスクの技術開発を担う経営余力の不足。資金面、情報収集面等で中小企業には困難あり。・人材確保・育成や知財保護・活用の困難。
2ページ目左下に「中小企業と大企業が協力して行う開発プロジェクトを資金面で重点支援」と在ります。
金がない国が、金を持っている大企業を支援しなければ成らない理由は何でしょうか?
経営戦略として研究開発は重要だと日本の大企業は思っていないのか?技術力がないのか???中小企業の技術をアメリカから商売のネタを頂いたのと同様に考え、デミング博士の講演は国が行ったから必要な資金は国が出して当然と思っているのか?
自立という言葉を知らない人が大企業に集まるのでしょうか?来年の今頃は予算の目処が立つのか解りませんが、金はあっても使わなければハイパーインフレの可能性が高そうですね。
まあGDP速報値は発表前に漏らすし金持ちに使うための資金をなけなしの予算から折衝して引っ張ってくるし、大企業の労働組合出身だけ在って古巣への思いは人一倍なのでしょうね。
これじゃ応募しても応募倍率の肥やしですから一気にやる気が失せました。国会議員の秘書さんも忙しいようで指摘をするまで気が付かない方がほとんどでした。
参院選は混乱で日本が相手にされない間に米中共倒れ、輸出企業は売り先が無くアングリと天を仰ぐ様になるのでしょうか?可能性が高まったように感じます。
中堅どころのメーカーでも共同開発が出来ないようで、売れる物を持ってこい的な企業が増えてきています。このクラスが研究助成の常連企業なのですが。50人以下の小規模零細企業が日本再生の鍵を握っている状態が日を追う事に明確になってきているようです。
そんな所は経営的基礎力が弱いので補助金を応募しても回ってきません。
政治決断が出来ないのなら行政訴訟とか無血革命ならぬ方法で、もう一度の市民革命を起こさないと政治家は解らないのでしょうか??
角棒とヘルメットとタオル?最近はペットボトルなので瓶の調達が困難かな?(笑
投稿: kazu | 2010年3月 7日 (日) 02時13分
過去800年間の国家破綻を研究しているケネス・ロゴフ氏が、まもなく、国家破綻が起こるだろうと言っています。それにしても、今回の金融危機は、CDSを見ると、新興国よりも先進国の信用が低いのは驚きです。
ケネス・ロゴス氏のインタビュー記事
http://news.biglobe.ne.jp/economy/163/dol_091022_1632650659.html
破綻するのは分かり切っていることなので、それよりは、恐慌発生後の復興方法について、過去800年間ぐらい研究した方が実があるような気がしますが、・・・・。
投稿: K蔵 | 2010年3月 7日 (日) 11時07分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。大企業も内部留保をどういう形で持っているのでしょうかね。簿外取引も多いと思いますし、結局どの程度カネが残っているのか、非常に興味がありますね。ギリシャでも暴動ですし、世の中どんどん騒然としてくるのでしょうね。
破綻と再生、その通りですね。歴史にいろいろ残っていますから、再生のやり方を調べてみると面白いと思います。今回は8百年周期よりももっと大きな周期での文明の交代ではないかと思います。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2010年3月 7日 (日) 19時57分