« 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年2月16日 世界大恐慌3年目の現実 | トップページ | 土橋重隆の「平成養生訓-21世紀は治療から予防へ-」 2010年2月16日 薬物療法 »

2010年2月16日 (火)

藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2010年2月16日 変わりゆく日本

変わりゆく日本

leader100216.mp3をダウンロード

YouTubeの日本再生チャンネルはこちらです。

NPO法人日本再生プログラム推進フォーラムはこちらです。

|

« 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年2月16日 世界大恐慌3年目の現実 | トップページ | 土橋重隆の「平成養生訓-21世紀は治療から予防へ-」 2010年2月16日 薬物療法 »

コメント

 我々の意識も変革を迫られているようですね。

 以前、仏教について少しお話をしたと思いますが、今度は6師外道のうち、アジタ、プーラナ、パクダについて(いずれも現世利益的な考え方が強い古代唯物論者)簡単に解説してみたいと思います。

 アジタは以前にもお話ししたように、4つの元素によってすべてを説明できると考えた快楽主義的唯物論者です。

 プーラナも、基本的には唯物論で道徳否定論者でもあります。プーラナの思想の根本は、この世には善も悪もないということです。

 簡単に言ってしまえば、人を苦しめようが殺そうが、あるいは助けようが救おうが、そのような行為には実在性などまったくなく、善悪といった概念はすべて人間社会において便宜上決められたものであるというわけです。

 これなどは、ある種の人々にとってはなかなか魅力的な考え方じゃありませんか(笑)。悪事を働こうが、人に見つかりさえしなければ、あるいはそれが合法的でありさえすれば、何をしても許されるというわけですから、ある意味「暗く冷たい方々」にとっては、これほど自分たちを正当化できる論理もないではありませんか(大笑)。

 まあ私個人から言うと、確かに倫理や道徳というのは時代において変化はしております。昔は身分制度について疑問を持つこと自体が反道徳的とされた時代もありましたし、国のために死ぬことが倫理的とされた時代もあります。したがって、究極的にいえば、絶対的な倫理、道徳というのは、おそらくかなり限られてくるとは思います。しかし、だからと言って道徳は不要であるという言い分はやりすぎです。

 このプーラナとアジタの説をより過激(まあ本人はそう思っていないのかもしれないが)に、より唯物論的に推し進めたのがパクダです。プーラナは、自説に関してははっきりとした根拠は残しませんでした。まあ残せなかったというべきかもしれません。

 しかし、このパクダはアジタの4元素論をさらに発展させ、7元素論を説き、「私」の実在性すら否定し、すべてを物質の集合体で説明しました。その結果、プーラナ、アジタの説をより補強する結果となってしまったのです。

「私」の主体性すら否定し、すべてを物質で説く。なんか、最近の科学とかなり似ていると思いませんか(笑)。リベットの実験などから、個人の自由意思の主体性すら否定しつつある今の科学は、なんとなくそちらの方向性に向かっているとは思いませんか。

 パクダの説が正しいならば、例えば殺人という行為ですら、「物理的変化」にほかなりません。そもそも道徳も否定し、すべてを唯物論で説明し、さらには自由意思すら否定したわけですから、これがいかに弊害が大きいか、よくお分かりいただけるかと思います。

 6師外道については、何も唯物論的、快楽主義的な思想を説くものばかりが外道扱いされているわけではありません。中には輪廻を認めた者や不可知論を説いた者も外道とされております。よって宗教=唯物論弾圧・否定というのは、現代人の大いなる錯覚です。

 まあ、さんざん唯物論批判はしてきましたので、いまさら詳しくは書きませんが、ここでさらに現代人の意識について考えてみましょう。

 多分、ここまで読まれた方の中には「科学の発達していない時代だから、このような考え方はたとえ「正しく」てもそれほど受け入れられず、迫害されていたのではないか」とか「我々現代人は昔の人々とは異なり理性的であり、科学も民主主義も発達している。したがってたとえ結果的に「生命の尊さ」や「道徳の大切さ」が否定されたとしても、社会を維持していけるだろう」とお考えになる方も多いと思います。

 ですが、これは我々現代人の傲慢な思い込みであり、間違いなのです。

 例えば、アジタの説は、順世派あるいはローカーヤタと呼ばれ、実はこの思想が席巻した時期があったのです。例えばマウリヤ朝のチャンドラグプタの側近に、きわめて冷徹な思想家であるカウティリヤという人物がいるのですが、この人物の著した「実利論」という書物の中に、このローカーヤタを「哲学」として触れている個所があります。チャンドラグプタの側近が書いているのですから、やはりアジタの快楽主義的唯物論はそれなりの社会的影響力はあったと見るべきでしょう。

 プーラナやパクダも同様でしょう。もっともパクダはのちに釈迦に批判されているようですが、それでも少なからぬ人々によって受け入れられていたのは間違いありません。これも詳しく文献を調べれば、多分わかると思います。

 したがって、「科学の発達していない時代だから、このような考え方はたとえ「正しく」てもそれほど受け入れられず、迫害されていたのではないか」というのは我々の錯覚なのです。自分たちは理性的であり、その時代の人々よりも優れているという思い上がりから来る錯覚に過ぎません。

 要するに、いつの時代の人々であれ、このような考え方は少なからずあっただろうし、受け入れる素地さえあれば、それなりに社会に浸透していったとみるべきなのです。

 さて、ここで話が少し変わります。「生命の尊さ」について、果たして科学者たちはどのように語っていたでしょうか?

 私が知る限り、科学者たちが語る「生命の尊さ」というのは常に「確率論的」あるいは宇宙の「壮大さ」など、スケールの大きさしかないと思っております。

 ある一つの精子が受精する確率は途方もなく低い。我々は、その途方もない低確率の中から誕生した。それこそ何十兆分の一の確率で、私の肉体が生まれたことになるから、これは奇跡に近いので、非常に「尊い」と。

 あるいは宇宙誕生の確率の低さやビッグバンの壮大さなどを持ち出して、「我々がいるのは「偶然」という名の奇跡だから、生命とは尊いものなのだよ」と言います。

 ……なんか違うと思いませんか(笑)?

 そもそも「生命の尊さ」を語るにしろ、そういう「スケールの大きさ」だの「奇跡といってもいい超低確率」だのを持ち込まないと、説明できないというのであれば、「生命の価値」などその程度のものになり下るだけでしょう。 

 いろいろな考え方があるとは思いますが、「生命の尊さ」とは、そんな「確率論」や「宇宙誕生の膨大なエネルギー」とかそんなものとはまるで異なる問題でしょう。そういうものを持ち出さなくては語れないというのなら、それは我々の生命に対する認識が、その程度でしかないというわけです。

 極端な話、宝くじと大して変わりません。実際、生命の「無生物から生物への化学的進化」などもそうでしょう。あれだって、理屈としては確率論です。ミラーの実験で生命要素のアミノ酸を作り出すことには成功したが、そこから生命になるには途方もない(それこそ何億年の世界)年月と天文学的な低確率を持ち出さなければ説明できないのと同じことです。

 はるか昔、それこそ何十億年前に、原始スープが存在し、それが途方もない低確率と歳月でとあるアミノ酸が生物になったというのですから、少なくとも私には、まあなるべくしてなったというくらいにしか思いません。宝くじだって、一人ひとりに当たる確率は確かに低かろうが、必ず誰かに当たります。所詮はこれと似たようなものです。これで「生命の尊さ」や神秘を感じろと言われても、私には無理です(笑)。

 私が知る限り、「生命の尊さ」を万人に納得できる形で、説明できる人はおりません。もちろん、それは科学においても同様です。

 逆に、それが我々の限界でもありましょう。おそらく、誰に聞いても「確率やスケール」を伴った形でしか、解答しないと思います。あるいは宗教家なら「神」の存在を持ち出すでしょう。我々は、まだまだ生命について学ぶべき存在であるといっても、過言ではありません。

 我々は、古代仏教と似たような思想を真理と錯覚している。これが私の見たところですが、そろそろ我々自身の意識改革も必要なのではないでしょうか。

投稿: +9 | 2010年2月16日 (火) 19時29分

+9さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃる通りですね。目に見えない部分は自分で感じるしかありません。覚醒の体験というのでしょうか。よく宗教団体で覚醒の体験をみなさん語っていますが、雰囲気としてはカラオケを歌っていると言っては失礼ですが、基本的に覚醒のきっかけや喜びは本人のものですから、人に聞かせるために話しているのではないのですね。一人一人が自分なりに体験するしかないようですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月16日 (火) 20時38分

当初、ドイツ単独でギリシャ国債を購入するといっていましたが、安易にはできないらしいです。
リスボン条約第122~125条があり、ギリシャに対する支援は、ハードルがかなり高いらしいです。
なんだかんだ言って、結局支援すると思いますが、・・・。

リスボン条約第122条
『EU加盟国が自然災害やコントロール不能な例外的な事象によって深刻な困難に直面した時、欧州委員会からの提案により欧州理事会は一定の条件の下、経済的支援を加盟国に提供することができる。欧州理事会議長は欧州議会にその決定を報告しなければならない』
同条約第123条
『ECBや加盟国の中央銀行が、加盟国の財政赤字の補填のために信用供与したり国債を直接購入する事を禁止している』
同条第124条
『金融機関に圧力を掛けて加盟国政府に資金を貸出す事や国債を購入させる事を禁止している。』
同条第125条
『EUもそれぞれの加盟国も特定の加盟国や公的機関に対して如何なるコミットメントも強いられる事はない』

投稿: abc | 2010年2月17日 (水) 06時17分

abcさん、こんにちは。いつもありがとうございます。欧州は大変だと思いますよ。90年代の日本の銀行破綻も最初は秋田の能代信用金庫という小さな信金の取り付けから始まりました。今回の欧州も同じだと思います。ギリシャは入り口ですね。FTやEconomistを読むと、欧州も本音ではお手上げということだと思います。いよいよノストラダムスの第2幕のようですね、本当に。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月17日 (水) 07時38分

藤原先生こんにちは

東洋文明100% or 西洋文明100% or 共生100%
みたいな極まった人はどうなるのでしょうか?

投稿: 中山 | 2010年2月17日 (水) 15時23分

 縄文様式
 年を取ると細菌が気管支の中に入る機会が多くなる気がします。風邪の前に入っていたら2次感染に成りやすい。風邪と同時に入るのか分かりませんが、口を閉じ軽いジョギングをして、機会ある毎に肺の掃除をしましょう。効果あるかどうか実験しましょう。理屈が有れば自然と運動の機会が増えます。天は自ら助くる者を助く
 運動しすぎて粘膜の水分不足は逆効果。指標は口内の唾液の状態。たたき台の提案でした。
 ガンをチェックする細胞は交感神経刺激で殖え(ストレス下でガン細胞が出来やすいので防衛機構が働く)副交感神経優位の時仕事をします。(ガンを殺す物質を出すに副交感神経が必要)ストレスの機会はたくさん有るので、快い汗をかく程度にるんるん気分で散歩する機会を増やしましょう。(ウイルス対策と同じ)福田安保理論

投稿: kunio | 2010年2月17日 (水) 20時43分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

極まった人ですか?おそらく大変不安定で生きづらい状態だと思います。そのままだと土橋先生がいつもおっしゃるようにストレスが原因で病気になってしまいまそうですね。kunioさんがおっしゃるようにしっかり養生したらよいと思います。そうすると極まった状態もだいぶ緩和されるのではないでしょうか。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月18日 (木) 00時09分

 米中貿易摩擦、中国の米国債売却、米国のダライラマ会見、米国の台湾武器輸出など、米中は仮面夫婦に見えます。
 両国とも相手の足を引っ張り、共倒れですかね。

投稿: abc | 2010年2月18日 (木) 04時26分

abcさん、こんにちは。いつもありがとうございます。米中は共倒れ、いよいよ現実的になってきましたね。今年が転機かもしれませんね。ありがとうございます。ますますのご活躍を。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月18日 (木) 06時19分

 早速 空気の良い時運動
 帰途、カラスのゴミあさりで、アパート住まいの人の食べ物が読み取れます。袋物いっぱいで割高になる気がしますが、気に成る内容です。ペットフードでペット長生きの話も有りますので、問題ないかもしれませんが、近所の開業医は車で来る患者で大盛況。外車を買って・・・
 一昔前、医者の奥様が外車ですよ、と自慢。そういえば最近、私は医者の外車(2割高いとの事)を傷付けて8万5千円払いました。
 他人がでたらめな生活すると私の出費が増加。
 都市計画にダーチャ経済が必須。

投稿: kunio | 2010年2月18日 (木) 08時01分

 確かに、今のような状況下で、米国に揚げ足を取られるように対応をしているトヨタにも問題がありますが、・・・。
 それに輪をかけて、米国はトヨタ叩きをしていまるように思えます。結局、トヨタの力を弱めて、GMやフォードの市場の回復をねらっているのではないでしょうか。


中国が米国債売却か 前月比で342億ドル減
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100217-OYT8T00427.htm

 12月に中国が米国債を約3兆円ほど減らしています。結構な額だと思います。
 1月以降、米国がグーグルのことで中国に苦言を呈したり、台湾に武器を輸出したり、ダライラマと会談を予定し人権問題に関し蒸し返す構えを見せたり、米国はかなり中国叩きをしています。
 私は、中国に対する米国の対応を見ていて、米国のねらいは何なのだろうと疑問に思います。普通に考えたら、中国が米国債を売り浴びせられたら米国は即時破綻、中国は米国への輸出を閉め出されて中国も深刻な不況を迎えます。それでも、米国は中国叩きをするということは、米国債を売ってくれと誘っているのか、米国債を売らないことを前提に中国叩きをしているのか、どちらなのだろうと疑問に思っています。
 中国に米国債を売らせて、米国に起死回生の秘策があるのでしょうか。中国が米国債を売らないことを前提にしている場合、米国は中国を叩いて、元高誘導や米中外交で有利な条件を目指しているのか、イマイチねらいが分かりかねます。
 ちなみに、藤原先生は、米国の中国叩きのねらいは何だと思いますか。

投稿: abc | 2010年2月18日 (木) 21時04分

こんにちは藤原様、リーダーの一般教養として

http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2006/11/200611_f112.html

http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2006/11/200611_8d3e.html

これは外せないように感じました。他にも過去の放送が今の時期だから実感を持って入ってくる話が沢山あります。

ヨーロッパは見ているだけでも、高砂島の話はもう少し真剣に考えても良いのではと思います。

目下の疑問は日本再生チャンネルに在るフライトシュミレーターの映像。何を意味するのか?考え中(笑

今日は地元商工会議所の異業種交流会が在りましたが最近は出席率も低く覇気もなく当番の私が好きにして良いと言うことで、飲みながら何をやって行きたいか自由討論。まあ本音が見えて断て分けで居なくなる人も居るのだろうなと感じました。

本当はエンデの遺言を上映したかったのですが、金融システム破綻の混乱期に備え地域通貨の勉強と思ったのですが、誰も興味なし。何も起きない事が望ましいのですが、バックアップも用意しておくのがリーダーの勤めかな??

投稿: kazu | 2010年2月19日 (金) 01時10分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。欧州も一言でいえば右往左往。それを超える何か戦略はないですね。結局はドイツに天文学的不良債権がのしかかっているのです。もうお手上げなんですよ。米中も結局は通貨・貿易を中心にもうお互い我慢の限界ということですね。それ以上の思惑はないと思いますよ。別に両国は最初から同盟国ではないとはっきり言っていますからね。日米関係とは最初から決定的に違います。

kazuさん、いろいろと過去の放送の発掘、ありがとうございます。はい、おっしゃる通りですね。通貨のことを含めて。でもまだ事態が混沌としていて具体的行動が難しい段階ですね。フライトシミュレーターですか、はは、あれはお遊びということで(大笑)。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月19日 (金) 06時32分

カラスじゃなくて人間不信で知能の高い人たち。他人の手紙を勝手に見ていたりポストに残飯を詰めたり、デタラメなウンコを毎日人の家の玄関前に置いたり。
残飯やウンコは肥料にするべき。ダーチャ経済導入は答えになる。

投稿: 赤鬼製菓 | 2010年2月19日 (金) 16時35分

藤原先生、いつも身に付くよいお話ありがとうございます。

「相対するものを融合させる場」が創造の場ですかね。西洋と東洋、天と地、男と女…、あらゆるものが相反する要素を持ちながら活動していることを考えれば両方からものを見ることで全体がわかりますよね。そこから、豊かで平和な人生のシナリオができあがるのでしょうね。

流れるものは流れていくのでしょうから、そちらのことは氣にしないで、自分の役割を「もったいない…。」という氣持ちで、ゆっくりと着実に果たしていきたいものです…。

投稿: しんちゃん | 2010年2月19日 (金) 18時34分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。世の中が極まってくると、人はその本質が問われますね。生き方、あり方、価値観を変えれば人は幸せになれるのですが、さて、そこはその人次第。いろいろな人々の思いを乗せて今日も時代はばく進しますね。これが世の中ですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月19日 (金) 22時27分

 男子スケート、高橋選手銅メダルです。記者会見もすがすがしくて良かったです。国母選手は決勝振るはず、記者会見でも人間的魅力もイマイチでした。一時期日本オリンピック委員会では帰国後国母選手の処分も検討すると言っていましたが、どのへんで落ち着くでしょうか。
 日本国の代表なので、旅費や宿泊費は日本の税金から出ています。選手には、日本の代表という自覚は当然あるでしょうが、国母選手の言動には多少疑問が残ります。

投稿: アンパンマン | 2010年2月20日 (土) 09時20分

アメリカが戦争中毒なのも、日本の社会がおかしいのも、アンパンマンのせいだ~(笑)

投稿: 赤鬼製菓 | 2010年2月20日 (土) 13時36分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。オリンピックも悲喜こもごもでしたね。ま、みんな若いし次があるでしょう。ここで世の中が極まることはもう何千年も前からの預言どおりですね。本当にそうなるから驚き以上のものがあります。でもこれは世の中が良くなるための混乱です。ときどき、日本や世界の未来を心配している方がおられますが、それは全く心配いりません。いろいろあるでしょうが結局は大変よい世の中、黄金の時代になるでしょう。心配すべきは、その黄金の時代に自分の居場所があるかないか、自分の問題なのです。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月20日 (土) 13時52分

藤原先生いつも有難うございます。
安心致しました。
「日本や世界の未来を心配している方がおられますが、それは全く心配いりません。いろいろあるでしょうが結局は大変よい世の中、黄金の時代になるでしょう。心配すべきは、その黄金の時代に自分の居場所があるかないか、自分の問題なのです。」
この言葉を大切に受け止めて、生活して行こうと思います。
いつもいつも有難うございます。

投稿: 儚 | 2010年2月20日 (土) 14時59分

藤原様、藤原福岡塾お疲れ様でした。そしてありがとうございました。濃い内容で聞き入りました。一緒に参加した長男も自分のこれからに大いに役に立つと喜んでおりました。懇親会でも質問ばかりしてすいませんでした、が丁寧にお答え頂きありがとうございました。人生一度切りなんか社会にお返しをと思い勉強を続けていきたいと思います。初めて書き込んでずうずうしいのですが、質問し忘れたことをひとつ!欧米の金融機関はSIVに不良債権の飛ばしをしていると言われていますが、これは証券なので償還の日がくれば必ず償却しなくてはいけないと思うのですが逃げる手があるのでしょうか?
ロールオーバーをし続けるような?素人の質問ですいません。CMBSもシニアの格付けで額面一億が200円とか20円とかで取引されていると聞きます。これは発行体である金融機関の損失ですよね?凄すぎます。
5月の藤原福岡塾の必ず参加します。これからもよろしくお願いします。

投稿: ゲロリン | 2010年2月20日 (土) 15時26分

藤原さんこんにちは。

今、正社員は50名ほどの会社に勤めており、新卒の採用活動にも携わっています。
先日より現3年生と接触するようになりましたが、なかなか面白い発見が多すぎで
楽しく興味深く選考を進めております。

中小企業ですから「どこ」より「なに」を重視している学生が多く、
採用する側としても喜ばしいことだと思います。

かといって、自分がどんな物差しで会社を選んでいるのか、無自覚な学生も多いです。
はやく自分の大切なものを基本に据えた活動に移行して欲しいと願っています。


会社説明の中で、以下のような話をしています。
「会社はお金がなければ成り立ちません。組織は人がいなければ成り立ちません。
これからの訪問先では、この2軸でどんな様子か見てみて下さい。
バランスが取れたところがよい会社と私は思います。(本音は人>お金ですが、まぁ…笑)
ウチはお金を残すことは下手ですが、人が人らしくいられることに努めています。
例えば、90点を連続して取る人より、努力して30点から60点にのばした人の方が評価が高い。
そして一番評価が高いのは部下を成長させた人。そんな社風です。
まぁ問題を含んではいるものの、現状はそうです。(笑)
たとえば、人事評価制度は中堅社員で作りました。社長は二つほど希望を小声で言ったと思います、その程度です。

そんな会社にいる私の感覚では、お金が大切な会社は要注意ですよ。
理由はわかりますね?説明会だけでどこまで見抜けるかはわかりませんが。」
こんな説明で、学生の顔色は明らかに変わります。
本能か理屈かはさておき、真意を理解してもらえるならありがたいことです。


また、接触しているすべての学生の動きを一つの意識としてみてみると、
違った景色に出会えます。
そして、キツい状況の中で会社を選ぶその姿勢にはなぜだかうらやましさをも感じますね。


状況が状況なだけに、ウチの会社に似合わない学歴(笑)の学生も説明会に参加してくれます。
「親の了解を得てから面接にどうぞ。」と伝えると、「親は関係ありません」という勇ましい学生もありますが、
やはり誰一人としてまた来ることはありません。
こちらに反省すべき点があるほかに、なかなか興味深いところでもあります。

投稿: 64ka | 2010年2月20日 (土) 23時33分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
福岡藤原塾は大変ありがとうございました。百人近くの方にお出でいただき、大変盛り上がりましたね。時代のうねりを感じています。損失ですか?それはみんな飛ばしていますね。日本も海外も。ギリシャもデリバティブズを使って国家ぐるみで財政赤字を飛ばしていたことが露見しましたでしょう。それはもう凄いものですよ。でも永遠に飛ばすことは不可能ですからね。今年はいろいいろなことがあると思います。

64kaさん、お久しぶりです。お元気にご活躍のご様子、何よりです。学生も企業も大変な時代ですね。新しい出会いと新しいチャレンジが生まれていきますね。時代が転換すれば働く人たちや学生の意識も変わるでしょう。楽しみですね。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月21日 (日) 09時42分

国家公務員法改正案:着手優先、抜本改革は先送り
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100221ddm002010115000c.html

今までは、各省の事務次官以下、国家公務員が自分の省の人事を仕切っていました。
おそらく、国益よりも省益を重視する人を昇格させていたのではないかと思います。

今まで、ほとんど公務員の人事に内閣は関与できなかったですが、これからは政治主導でできるようになるみたいです。
政治主導で行う人事ですから、政治家が実施したい政策を最も良く行うであろうとする人を抜擢するようになるかと思います。

過去には、政治家が売国行為をしようとした時に、官僚が抵抗勢力となって阻止しようした時がありました。又、逆に、政治家が進んだ制度を導入しようとした時に、官僚が省益を重視し、その制度を阻止しようとしたこともありました。

今後は、なお一層、政治家の能力しだいということになりそうですね。
吉と出ますか、凶と出ますか?

個人的には、議員定数を減らして、議員の政策秘書を米国並みに厚くした方がいいと思います。私の記憶に間違いがなければ、米国議員1人に対して政策秘書は7人ついていたと思います。
日本の国会議員の政策に関する発言はイマイチ低レベルというか専門性に欠けていますよね。
だいたい、日本の政策について、欧米からご指示をいただいているくらいですから、・・・。

投稿: バンクーバー | 2010年2月21日 (日) 21時21分

ちょっと息抜き。

スノーボード 銅メダル 不適切写真
http://ameblo.jp/baywing/image-10463848980-10422254210.html

国母選手が十分礼儀正しく見える。!!

投稿: アンパンマン | 2010年2月21日 (日) 22時53分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。長崎知事選で民主候補が大差で負けましたね。政治はだいぶ繰り上げて大きく動き始めそうです。金融経済も一緒に動くでしょう。さて、どうなりますか。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月22日 (月) 07時40分

 未来の観光業
 http://www.japangreen.tv/journal/#/000673

投稿: k | 2010年2月22日 (月) 21時43分

 日本再生チャンネルの動画は確かに興味深い内容が多く、懐かしいCMなどを見ていると経済成長の過程においてはなんとなくゆとりがあるような感じがします。

 右肩上がりの経済成長がある程度続くと、企業倫理や価値観の押し付けが始まり、私達は情報過多の中で周りの目を気にしながら生活を営むようになりました。

 今、日本ではゆとりというものは存在しているのでしょうか?
 
 通勤電車の乗客の姿は今の日本の文化を反映しているように思えますが、多面でマナーが欠落している人が本当に多くなりました。このことも、ゆとりがなくなってきていることの表れかもしれません。

 資本主義は資源を食い尽くすだけではなく、人の精神性にも多大な影響を与えてきたのではないでしょうか。

 私はゆとりを得るうえで、情報や便利な物から距離をおくことも人間にとって大切なことであるように思えます。

 

投稿: 風来坊 | 2010年2月22日 (月) 22時25分

著名投資家ジョージ・ソロスは英紙FT(フィナンシャル・タイムズ)で
「ギリシャの支援するのは簡単だが、スペイン、イタリア、ポルトガル、アイルランドをすべて救済することは大きな問題だ。ユーロは統一通貨としてギリシャより大きな試練に直面している」
と述べました。

要するに、EUは持たないと言っているように聞こえます。

投稿: 危急存亡 | 2010年2月22日 (月) 23時21分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。このままの対決と環境破壊が続けば地球も終わりでしょう。でも、これからいろいろと不思議なことが起きて、世の中すっかり変わるような予感がします。
おっしゃるように昭和時代のこのゆったりとしたリズム、これが人々を腐敗ではなく発酵へと導く波動ではないかと思っているのです。音楽でも話し方でもこんなリズムに戻したら今の日本もだいぶ良くなるかもしれませんね。最初は違和感があるかもしれませんが。
EUはもう終わりですわ。ドイツのPIIGSへの直接の可視だけで65兆円もあるんですって。それ以外にデリバティブズやら住宅ローン、そして他のユーラシア各国への投資などを入れたらもう天文学的不良債権。ドイツがこけたらEUはチーン、ですね。これから本当にどうする気でしょうね?
ありがとうございます。どうぞますますご活躍下さい。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月22日 (月) 23時59分

こんにちは藤原様、中国は放送してないそうです。

稼げない出稼ぎに行っている友人からスカイプで連絡がありインターネットラジオが見られないと言っておりました。

こんな話からも米中共倒れを感じます。稼げない出稼ぎの話も誰かの書いた小説にあったような・・・

WBSを見ていましたら自動車の電子制御の話をしていました。電子制御の自動で走る車という印象でフライトシミュレーターならぬドライブシミュレーターに命を預けているのですね。飛行機も同じですが管理基準が全く違います。

電子部品の検査機器に関しては仕事柄たくさんの事例に接していますが、物理的に無理なことをソフトウエアを使って無理矢理判定する検査機器が喜ばれるそうです。

最初は歩留まりが低いようにソフトで設定して納入する。検査装置のメンテの時に歩留まり設定を上げて行く。その様な裏技が出来ないと大企業から仕事が回ってこないそうで・・・

現実問題として問題となるような電子部品が出回るようなことは無いそうですが、納入業者に検査設備を指定して結果で品質を判定する様な状態だと何があるかわかりませんね。海外工場はどうなっているのか???

裏技が得意な所と縁を切って行くと仕事が全く回ってこなくなり委託研究狙いと言う事情もあるのですが、経営資源である資金・人材・技術力が整っていることが採択の基準だそうで、なぜ優良企業に補助金や助成を行わなくては成らないのか全く意味が解らない。

経営資源の豊富な優良企業なら貸出先が無くて困っている銀行に紹介してあげるのが政府の社会的使命ではないかと思うのですが、今の世の中は良く解らないことばかりです。(自民党時代の名残ですが)

来年度の募集が3月1日から受付が始まりますので霞ヶ関と遊んでいます。理屈で逃げ道がないまでに質問しましたら相手にされなくなりました(笑

投稿: kazu | 2010年2月23日 (火) 01時06分

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、中国で見れないですか。それはすばらしい(笑)。ちゃんと放送の効果があることが証明されたわけですからね。

検査のお話、そうですか。とにかく最近はカネ儲けに一生懸命で品質なんか気にしないところが増えましたからね。いかにいいものを出すかではなくて、いかに検査をぎりぎりでかいくぐるか、という感じですね。政府も含めてこれから大整理ですよ。霞が関も銀行も今の様子じゃどうにもなりませんね。ちょっと詳しい人にどうなっているのか聞いてみます。個人企業を支援しようという大きな政策を出さないといけませんね。助成金以外にもいろいろと手を打たねばならないところがありますからね。

ありがとうございます。どうぞますますのご活躍を。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2010年2月23日 (火) 17時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年2月16日 世界大恐慌3年目の現実 | トップページ | 土橋重隆の「平成養生訓-21世紀は治療から予防へ-」 2010年2月16日 薬物療法 »