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2009年12月 8日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2009年12月8日 英米格下げの可能性

英米格下げの可能性

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コメント

某新聞は、鳩山内閣はアメリカを怒らせたので退陣に追い込まれると言っていますね、具体的にアメリカの誰が怒っているのでしょうか、普通のアメリカ人は沖縄なんか知らないし、日本は中国の一部だとおもっていますね。
大体、外国を使って倒閣運動を行うことは外患誘致の一種ではないでしょうか、それが君が代日の丸ばっかり言っている言論のすることでしょうか?

外交防衛に関しては前政権が決めたことは墨守しなければならないといっていますが、
条約を一方的に破棄するのは問題でしょうが、
単なる交渉経過について一切の見直しを認めないということはどうなんでしょうか?

官庁の御用学者や御用司会者や御用記者なんかが屁理屈を言うと、国民は信じてしまいますね、
地図を見ればすぐわかるように、沖縄は米軍の対中国戦略の要衝で、日本の中枢の防衛には余り寄与しないですね、これはアメリカの都合でしょう。

沖縄に関しては、思いやり予算を払うのではなく、アメリカと(台湾やASEAN諸国)?に基地の使用料を払って貰うのが本当ではないですか?

それにしても、米海兵隊が、軍事上何が必要で、何を要求しているのか、一切報道が無いのは何故でしょうか、
そんなものは、軍事機密でもなんでもないと思いますね。

投稿: ^m^ | 2009年12月 8日 (火) 23時35分

先ごろの日経の一面に、デフレのことが書いて有りましたが、何が言いたいのかさっぱりわかりませんでした、
アメリカ?では、需要が減少すると、先ず従業員を解雇して、商品価格の値崩れを防ぐが、日本では雇用を守る為商品価格を下げる、云々、
つまり、購買力の小さい失業者は物品の価格が高いままなので、ますます生活に困窮する社会が良くて、
賃金を下がっても物品の価格が下がるのでなんとか生きていける社会は悪い社会である、
というように私は読めました、到底正しい論調だとは思えません。

投稿: ^m^ | 2009年12月 8日 (火) 23時36分

スタンダード&プアーズ 国別格付け
http://www2.standardandpoors.com/spf/pdf/japanArticles/Sovereigns_20091130.pdf

日本のバブルがはじけた後、まもなく日本の格付けが下げられました。なぜ、貿易黒字国で、かつ、国債のほとんどは国内で賄われ、国民の預金も2000兆円以上あったのにもかかわらず、下げられたのかは、未だによく分かりません。
米国は貿易赤字国で、国、企業、個人も赤字で、ドルがここ2年で、30%以上下げていても、未だに、AAAの格付けで、更に、分かりません。
格付けは、CDSと同様に、おそらく、インチキです。

英米の格付けが下げられると、おそらく、欧米金融機関は売りまくり、英米の国債は大暴落するのではないでしょうか。
そのため、英米の国債が暴落してから、格付けを下げるのではないでしょうか。
CDSと同様に、格付けの意味がありません。

投稿: S&P | 2009年12月 9日 (水) 00時36分

こんにちは藤原様、最終的にはゴールドですか。

自給自足を止めさせてしまえば、市場と労働力が、同時に生まれる
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/c681c028f4ea262bc36eb427a69934b3

こういう話がありましたが、経済とは何なのか?資本主義の生活が長かったので崩壊後の姿は描きにくいですね。

資本主義を思想と捕らえると次の時代の思想が何なのか全く見えない。少し時代を遡れば宗教が経済よりも優先されていた時代もある訳で、大本などが次なる思想になったとしても不思議ではないですね。

「艮の金神」が銀行のように感じられて何の事か調べていたら大本のサイトへ行き着いて霊界物語を読んでいましたら、新しい街作りをすべき理由が書いてありました。

「日本の土地全体は、すべて大神の御肉体である。」(P128)
 艮の金神、国常立尊の肉体である大地を無機質、無機物と考えてしまうと大変なことになります。自然を平気で破壊するようなことになります。
 神様の体の上に住まわせてもらっているということはすごいことです。その感性、感覚を私たちは取り戻す必要があります。
http://www.omt.gr.jp/modules/pico/index.php?content_id=197

他にも、この邪気が凝り固まって、地上に三つの悪が生まれました。
六面八臂=利権の巣窟・権威の象徴。八岐大蛇=アメリカ・ロシア。金毛九尾=フランス・イギリス(ルールで責めるヨーロッパ)
全て関与しているのがユダヤネットワーク??
何て思っても見たり(笑)何が本当か解りませんが面白いなと。

経済で解らないのが金利の存在です。金利に相当する自然界の現象としては作物の収穫と言うイメージがありますが、マネーは劣化しない特徴を持っている。ゴールドは劣化しないですが、金利が付く事はない。劣化しなくて増えて行く物って自然界には何があるのか?自然界に存在しない物を経済に混入させると不具合が起きると思っています。(実際破綻していますが)

自然に逆らわず上手に人の生活に利用するための仕組みを工夫するのが科学者や工学の勤めなのですが、日本では尊敬されませんね(笑)将来設計を考える中学生当たりから急速に理科離れが起きます。理系だと天下りも限られるからでしょうか?(笑

沖縄の問題に関しては外務官僚の思惑が働いているのでは?と言う話がありました。
http://tanakanews.com/091104okinawa.htm
http://tanakanews.com/091115okinawa.htm
温暖化も怪しい話?
http://tanakanews.com/091202warming.htm

仮説を立てて検証してみる(自分の頭で考える)姿勢を持っていないと自然相手の仕事(理系)は辛いので、様々な話を仮定して一番合理的に説明が付く事が真実なのでは?と思っています。

弥勒の世ではお金は必要ないと言う事ですが、コレばかりは解りません。自然現象にないような仕組みを入れると何をやっても上手く行かないように思えますが、どうなる事やら。

投稿: kazu | 2009年12月 9日 (水) 01時11分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。ものすごく高度な書き込みをたくさんいただいて、誠にありがとうございます。

基地の件ですが、これは簡単に決着しないでしょうね。ペリー来航以来、欧米は日本は脅せば必ず譲歩するという方程式で日本と交渉してきました。今度はそれが通用しなくて当惑しているのではないでしょうか。新聞に大使が大声を出したとありましたが、外交官とか大臣になる人でも子供のころ大声を出して取っ組み合いのけんかをしたと思います。外交も同じですよ。しかし大人のけんかはもう少しレベルが高くて、けんかの後がどうなるか、けんかでどっちが勝つかを見極めるのです。けんかで勝つというのは必ずしも相手を倒したほうではないですからね。

昔、私に極道の処理の仕方を教えてくれた人がいます。警察に言ったって極道を追い払ってなんかくれない。でも刃を抜いたら殺人未遂で現行犯逮捕してくれる。だから、極道をけしかけて刃物を抜かせて、そこを取り押さえるのだと。欧米のやり方って全く同じですね。先の大戦もそうでしょ。

いずれにしろ近いうちに沖縄から米軍は帰るでしょう。沖縄と日本の意向もありますが、米軍がもはや世界に展開できなくなるでしょう。FTやテレグラフを読んでいるともう本当に英米の金融システムもアフガンもダメだとわかります。ソ連崩壊と同じことになるでしょう。沖縄も米軍基地がなくなったあとをどうするか、それを真剣に考え始めるときでしょう。

格付けについては本当にいい加減なもので、何を言いたいのかすらわからないところがあります。それでも英米の格下げは時代が回ってきたなという感じがありますね。英米はよっぽど中身が悪いと思いますよ。格付け機関もヘッジしたんじゃないでしょうか。

経済と金利のお話、まさにそうだと思います。資本主義は未だ自給自足の世界に踏み込んで壊してそこを市場にしてここまで大きくなってきたわけです。また成功してもしなくても金利を払えというのがユダヤ商法で、それが全世界で金による世界支配を作っていったわけです。ゴールドは昨日も大きく下がっていましたが、投機マネーが出入りしているうちはいくらでも上下動するでしょう。でも投機マネーが死滅したとき、これが大きく上がるのでしょうね。大本のこと、大変よく勉強されておられますね。今の時代に当てはまることがまことにたくさんあると思います。お金が要らなくなるということですが、確かによくわからない部分もあります。しかしよく考えると、貯蔵できないお金であれば、みろくの世という観点からは物々交換しているのと変わらなくなります。出口王仁三郎によれば、最後は地軸の傾きが元に戻って、再び地球は高度な物質文明と高い霊性の星に戻るみたいですよ。

ところでこんな面白い記事を見つけました。
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/research/20091207-OYO8T00745.htm?from=ichioshi

日本が90度ずれています。東が北になっていますね。
九鬼家に伝わる方位図も上が東で今とは90度ずれています。http://www.shinjin.co.jp/kuki/suigun/konjin.htm
日本のとっても大きな秘密がここに隠されていそうですね。

どうもありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝


投稿: 藤原直哉 | 2009年12月 9日 (水) 08時25分

藤原先生、貴重な話をありがとうございます。
また放送後の多くのコメントを読むのが楽しみになっています。
わぁ~!この世界地図面白いですね、日本の地形が世界大陸に似ているのも不思議ですし知らないことが色々ありそうです。

投稿: kawa | 2009年12月 9日 (水) 10時47分

現在、実需を何十~百倍も上回るペーパーマネーが世界中を駆け巡っており、裏付けのない信用供与のみによる富が更なる利益を貪ろうと動き回っていますね。世界が成長している段階では、それも経済の潤滑油の一部となるのかも知れませんが、世界経済が縮小しようとするフェーズでは、本来経済の縮小と同じように縮小すべきものなのだと思います。
しかし、現実にはそのペーパーマネーが縮小したパイから更なる利益を得ようと暴れ回っている。そんな状態ですね。

囚人のジレンマっではありませんが、自らのみが生き残ろうと策を弄することで、結果として全体のパイの縮小を誘発し、最終的に自分も損失を被る。そんな状態が近づいているのかも知れません。それは、自国保護の政策の行き過ぎであったり、通貨切り下げ競争であったり。
結果として、今の経済の繁栄を生み出した信用創造を毀損する行為に違いありません。

リーマンショック以降、CDSの値上がりを見ても過去と比べてお金や国家の信用が絶対値として低下していることは間違いないと思います。
ただ、相対的に見るとそれがよくわからない。だから、世界は大丈夫だと感じられる。

藤原さんがいつも仰られていることを自分なりに咀嚼してみると、新しい時代の信用のあり方(国家も社会も個人も)を考える時期に来ているのだなと感じています。
新自由主義などは、個の最大化が全体の最大化と見えるような欺瞞を振りまいてきましたが、結果としてそれは最初に上げた囚人のジレンマそのものです。

今からの時代は、全体の最適化・最大化を図る社会における信用供与の新しい仕組みを作り上げることが必要なのかな?と思っています。
それが、人と人の心のつながりを軸とした繋がりなのだろうとは思うのですが、何をもって社会全体が良くなると評価できるのかがまだ私にはきちんとイメージできません。
良くなると言うことも、「何」が良くなることを主軸に置くかも、はっきりと言いきれません。

これまでは、おおざっぱに言えば個々が頑張って経済的繁栄を目指す競争をしていたのだと思います。しかしそれは行き詰まった。
一方で、心の豊かさというような概念はあるものの、それが主流にはなりきれなかった。表面的には重要だと思いますが、それが社会の牽引力になるとは思えない。

まだまだ考えなければならないことだらけです。
これからも勉強させていただきます。

投稿: about | 2009年12月 9日 (水) 13時33分

ふとした疑問日本の国家破綻はいつなの?

平成19年8月2日
財務省
借金時計の掲載の一時停止について
8月1日、財務省ホームページの「日本の財政を考える」に掲載しました「借金時計」は、アクセスにより負荷がかかるため、公告等の掲載情報の円滑な閲覧を確保するため、一時掲載を取りやめております。

不都合をおかけしている点をお詫び申し上げるとともに、掲載の準備が出来次第、再度掲載いたしますのでご了承ください。

財政難宣言を90年代に宣言してから増え続けている
ところでいくらになれば破綻するのか聞いた事ないのですけど・・・
また、タイムリミットのような表示もない
と、いうことは政府が国家破綻宣言しなければ国債発行額は減らないと言う事ことなんですかね?
永遠借り換え国債で、日本を不況や貶めるためのメディアによる扇動と政府の税金収奪の為なんですかね?

投稿: ぽこぴん | 2009年12月 9日 (水) 16時33分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。金融も財政も、結局はお金の使い方を誤って世の中を壊したわけです。お金の使い方を誤るということは未来への構想をしっかり世の中とすり合わせていなかったということでもあります。欧米でも結局日本と同じですね。今までの時代が轟音と阿鼻叫喚の中で崩壊しつつあるのを実感します。そして新しい価値観で世の中を立て直していかなければなりません。大仕事になります。どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年12月 9日 (水) 23時33分

ドバイショックに加えて、ギリシャから始まった格下げ圧力が、昨日はスペインに飛び火し、ハンガリーフォリントやポーランドズロチなどの北欧通貨の急落を誘っているらしく、回り巡って今回の「ポンド円の売り」に結びついている可能性もあるらしいです。
金融は混沌としてきました。

ドル高円安基調がまだ続いているようですが、今月ずっと続けば、輸出企業にとり、良いクリスマスプレゼントになります。
80円を割れたら、その先は考えたくありません。もう、自分の努力では乗り越えられないです。民主の経済政策に期待するしかないです。

投稿: kita | 2009年12月10日 (木) 19時22分

kitaさん、こんにちは。いつもありがとうございます。ユーラシアショックが広がってきましたね。欧州大陸もドミノ倒しかもしれません。世界が応仁の乱ですね。民主党の政策も相当大胆に行かないと機能しませんね。期待したいところです。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年12月10日 (木) 23時31分

「世界第2位の埋蔵量 日本油田」
夢のような話ですが
かつて聞いたことありませんか?
http://kirk.nobody.jp/shousai.html
http://www1.ocn.ne.jp/~ecotech/

沖縄の米軍基地の役割は 実はこんなところにあったりして・・・。

これで 日本は助かるか?

投稿: roan | 2009年12月11日 (金) 19時44分

roanさん、こんにちは。いつもありがとうございます。いや、この話は初めて聞きました。沖縄は世界有数の海洋結節点ですから、海の民は常にここを狙ってきます。だからこそ、すべての人たちと仲良くしようという琉球の文化が生まれてくるのでしょう。米軍はもうしばらくすれば、残ってくれと言っても帰っていくような形になるでしょう。時代は動きますね。あのベルリンの壁が崩壊したのです。日本から米軍基地がなくなることだって決して不思議ではないのです。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年12月11日 (金) 23時51分

こんにちは藤原様、日本政策投資銀行って中小企業の案件も扱うのですね。

資金繰りの一環で色々な金融機関と話をしていますが、技術認定された案件は完全に投資案件と金融機関の判断(私もそう思いますが)でしたので、試しに電話してみました。

世の中にない物を理解して貰うための試作品の開発投資が出来ないかと相談したのですが、世の中にない物の判断は付かないようで(笑)融資なら出来るとか煙に巻くような話になりました。

個人事業主と言うと法人成りじゃないとダメとか言ってましたので、LLCにすれば投資できると言ったら焦ったような声に変わっていました。この程度で投資銀行の行員が勤まるのですね。

マネーの帳尻合わせは上手でも実体経済に投資する事は今の日本政策投資銀行には無理なのかな?

1000億の予算で従業員50人未満に特化した投資銀行を作って欲しいと国民新党に要望しましたが、メモとして大臣に伝えるが、確実なのは具体的な文書を送って頂くと、そのまま大臣に渡すそうです。

金融庁の第2記者会見の議事録が金融庁のHPに掲載されています。マスコミの偏向ぶりが非常に良く解ります。また経済施策は民主党だと誰も解らないのでは?との疑念も涌きます。

国家戦略室の議事録も読む事が出来ますが、何を考えているのやら・・・先が思いやられます。かといって雨後の竹の子のように様々な政党が誕生して法律が何も決まらないのも困りものですが、天を仰いで神の存在を疑う事態が起きるのかな?

部分的・金本位制と言う話がありました。
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20091209
まあ帳尻合わせのテクニックって無限にありそうですね(笑)5%の資金が在れば世界の実体経済は困らないそうで95%のチップでバクチを楽しんでいても未来は開けないのでしょうね。
(リンクは何方かのコメントにあった所の記事です)

新たな投資銀行が弥勒の世の鍵になりそうですね

投稿: kazu | 2009年12月12日 (土) 01時38分

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりで、政策投資銀行のメンバーもたいていは使い物にならないと聞いています。私は日本の大企業は22年前におさらばしましたけれど、本当に地の底までレベルが落ちたようですね。政策投資銀行に限らず、信じられないような話をたくさん聞きます。まずリーダーを入れ替えて、それからメンバーを入れ替えて、一大仕事になります。

欧米では野放図な金融にガンガン規制をかける動きが急ピッチに進んでいます。方向としてはどこの国も伝統的な預金と融資の方向に戻っていくのだと思います。それは追い風です。しかし与信ができません。というか、企業活動のことが技術のことも含めて何にもわからないという銀行員が本当に多いのです。

やはり投資銀行はシンクタンクでないとだめです。あらゆる分野の専門家がプロジェクトチームを作って、一緒に経営するように融資をしていくしかないですね。はい、ここがみろくの世の広がりに大きな役割を担うと思います。

政府与党にはどうぞどんどん話を持っていってください。永田町というところは本当に井の中の蛙ですから、どんどん外からものを言っていかないとこのものすごい時代にどうにもなりません。

ドル後のこともこれからですね。ゴールドを含めたコモディティー・リンクの話は昔からあります。実はゴールドには刻印を打ったゴールドと打っていないゴールドの2種類があります。刻印を打ったゴールドは全部英国で管理されていますから、地球上のどこでどのように使おうが全部把握されます。鋳つぶしてもそこでなくなりますからわかります。しかし、産金国は作ったゴールドに刻印を打たずに自分で管理することができます。これが刻印のないゴールドで、まさに世界の裏金です。これが中国、ロシアなどが相当持っているようです。もしかしたらアフリカあたりからも持ってきているのではないでしょうか。これからもし新しい国際通貨がゴールドリンクになると、連中は一斉に刻印を打って表に出してくる可能性があります。そうなると胴元である欧米が慌てふためく事態になります。なかなか前途多難ですね。

でもね、もうひとつ考え方があるとすれば、そもそも戦後の興銀、長銀、日債銀は裏金を集めて作った銀行だということです。この3行は無記名の金融債で資金集めをしていました。また興銀以外の2行は日本が満州と台湾で稼いだ裏金が種銭になった銀行です。裏金をいかに上手に表に出すかという考え方もあります。しかし一方で自民党のように、そもそも創立のときに、とんでもない人間に金集めやらなんやらを頼むと遺伝子が歪んで、結局最後まで悪の遺伝子が抜けなくなります。まことに難しいですね。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年12月12日 (土) 06時17分

2006年5月ごろが、米国の住宅バブルのピーク。それが少しずつはじけ、サブプライムローン危機が表沙汰になり始める。
2007年8月9日にBNPパリバ銀行ショックがおきて、為替市場が混乱、世界金融危機の走りになり、金回りが悪くなる。
2008年9月15日にリーマンショックが起きて、金融も企業も大混乱。10月頃にはアイスランドが国家破綻の危機に陥っている。
年末ぐらいになると、英国や米国はいずれ破綻するだろうという、見込みがささやかれ始める。上半期は、日本の輸出企業は好調だったが、下半期はかなり悪化した。
2009年 金融緩和や経済対策で多少は持ち直したかに見えるが、問題を先延ばしにしただけ。米国GM・AIGが破綻。米国の銀行の破産が100行以上。日本の大手企業が軒並み赤字決算。日航も経営破綻手前。米ドル・英ポンドの下落止まらず。英米は国家破綻の様相を強める。EUも東欧や中東の融資が焦げ付き、危ない。日本は、国債発行額が多く、国家破綻の危機を内在している。それでも、日本は、政権交代を果たしたため、2009年は、『新』の年で締めくくった。

2010年は、世界金融破綻、国家破綻、資本主義の終焉などの年になると言われています。
さて、どのような年になるでしょうか?

投稿: ムッシュ | 2009年12月12日 (土) 10時53分

ムッシュさん、こんにちは。いつもありがとうございます。来年はすごいですよ。「転」の年だと思います。だいたい、もう11月を過ぎると来年の予兆がどんどん見えてきます。ドバイショックからユーラシアショックへ、日米がまさに対等の関係になり、日本は大陸に接近。日本はいよいよ国債の増発が非常にタイトな状況に。そして改めて倒産と失業ラッシュ。

それぞれの人にとって闇に転ずるか曙に転ずるか、いろいろなことがありそうです。

どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年12月12日 (土) 11時04分

昨日、京都藤原塾にてはじめて先生の講義、言霊を拝聴することが出来ました。有難うございました。私にとっては、かつて遠くから千里の道も遠からじ、と多くの人が話を聞きに足を運んだという伊藤仁斎の古義堂のように感じられました。古義堂の塾は、もう少し上の堀川通りでしたね。
 いつも放送を聴かせていただいているので予習はバッチリでしたが、ドバイショックの欧州への広がりがあまりに早いということで、今後有りうる為替や株の具体的な数字を聞いて、本当に大変なことになるのだとあらためて思いました。
これから、仕事でもそれを実感しなければなりません。
いつまでも他人頼りでは駄目なのであって、前を向いて自分の力で歩いて行かなければならないと思っています。
 応仁の乱のゆかりの地をあちこち行かれた御様子、船岡山にも、かつての歴史のたくさんの霊が眠っているところと聞いています。
平成の今の時代発の応仁の乱はどのようになるでしょうか。とても不安です。美しく整備された京都の都も、これまでの古い歴史が積み重なって今日があります。
烏丸四条あたりは、経済のオフィス街にて、古い時代と現在が同居して華やかですが、芥川龍之介の「羅生門」の作品にあるように、この京の都も、政治の荒れた時代、老婆が人の髪の毛まで抜きとる、生きるためにはどうしようもない、という庶民の中のコワイ場面が描かれていますが、、現代でも共通することがあるかと考えさせられます。
 私も久しぶりに都会へ出て疲れました。やはり田舎のほうがのんびりしています。
 今日は、先生は遠山郷とのことですが、先生のますますのご活躍と御健康をお祈り申しています。 有難うございました。

投稿: 職人K | 2009年12月12日 (土) 13時42分

藤原先生、どうもありがとうございます。
来年は、古いものが完膚無きまでに叩きのめされ、
新しいものへ『転』じてほしいと思っています。
基軸通貨ドルが破綻し、新しい基軸通貨の創設へ、
米国など多数の国が破綻、
自由貿易の破綻や貿易量の縮小、貿易ルールの変更、
デリバティブ金融の破綻や株式市場の暴落、金融ルールの見直し、金融会社の分割、
ユダヤ金融の衰退、規制自由化から規制強化へ、
従米路線の衰退、対等な外交へ、
官僚支配の衰退、政治家主導へ、
富裕者層優遇の廃止、中低産階級の地位や所得の向上、
などなど、盛りだくさんのメニューです。
中枢に的確な発想を持っている人が集まるといいですね。

投稿: ムッシュ | 2009年12月12日 (土) 22時42分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
職人Kさん、このたびは大変ありがとうございました。お目にかかれて大変うれしく思います。京都は本当に奥が深いですね。10年通ってもまだ終わらないと思います。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

世の中は大きく動いています。来年は転機ですね。怖い話を聞いておけば、なかなか怖いことにならないのが世の常です。未来に向けてどんどん攻めることが大切です。ヨコのネットワークでどんどん人が集まってくるでしょう。

いま、遠山郷の霜月祭りに来ています。一般の観光客もいますが、ご縁のある方が集まる集まる、遠山郷から日本が変わる、そんな雰囲気が漂っています。

みなさんで時代を盛り上げていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年12月12日 (土) 23時40分

KOWNさん、こんにちは。いつもありがとうございます。小沢さんもやりますね。大胆ですね。英米が衰退してきて、今度はユーラシア大陸国家の連合体の時代ですね。ところがその大陸国家そのものがこれから大きく分裂し、再生し、本物の乱世に入るでしょう。理念が次第に後退して損得が表に出てくるでしょう。資源も大恐慌が広がるにつれて不足から余剰になっていくでしょう。中国も韓国も今こそ大東亜共栄圏を日本でやってほしいと思っているわけです。日本が軍事侵攻する可能性はゼロ。経済力でアジアを支えてくれということです。しかし、その日本の経済力も巨大な亀裂が拡大中(大笑)。外交は太平記の世界に入りましたね。来年は外野席が大騒ぎになりそうですね。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年12月13日 (日) 09時39分

KOWN さま
中川先生って 故昭一氏の父で 故松岡農水大臣のように 身の丈の半分のところに紐をくくり 座って首吊り自殺?の元首相候補ですね。
 たしか病死発表後、一転して自殺発表になったが
検視もせずに早々と火葬されたんですよね。

国民対応、マスコミ対応、政府間密約、要人暗殺・・。
 外交や政治の水面下では
文字通り、生きるか死ぬかの戦いですね。

また 避けて通れぬ変動要因=時限爆弾を内包する
中共ですし・・・。付き合いが難しいですね。

「国民の精神鍛錬」ですが 麻薬、貧困、博打、
sex、他様々な手駒で社会不安スパイラルに陥っているようですね。
「身中の虫」に蝕まれて なんとも先が見い出せません。

先生のおっしゃる徹底した情報公開も
 敵も審判も とかく同じ穴の狢だったり。
国が破綻して巴投げを打ったところで審判は よそ見?して
・・続いて寝技に持ち込んでも・・。

いつもの 行政の○○委員会と同じで 結論ありきで 後は記者クラブがホローして 御用学者が歴史を作る。

国民の手で 20世紀の本当の精算が出来なければ 真に新しい時代は来ないのではないでしょうか?

次世代のために 近代の呪縛を何とか払拭したいのに 未だ その存在すら公言できない21世紀初頭 といったところでしょうか?

失礼いたしました。

投稿: roan | 2009年12月13日 (日) 17時50分

こんにちは藤原様、小規模投資銀行の構想を考えていたら産業政策が無いと投資銀行なんて必要ないのかな?と思い始めて袋小路。。。。。

無謀な事をやってやろうと思った切っ掛けは、これ
http://www.asyura.com/10/senkyo76/msg/157.html
マスコミが入らないと素直に政治家の考えが伝わりますね。

袋小路から抜け出すために(半分息抜きですが)見ていたのが
http://www.768.jp/topicv.php?t=1&i=394
それと
http://www.768.jp/topicv.php?t=1&i=396
原田武夫さんの所は電通と取引があるのですね(笑

1次産業はロハスが浸透する。3次産業は需要と供給のギャップをカバーする事で商業銀行を納得させる材料は豊富。2次産業が初期投資が膨大で投資回収のために量産するビジネスモデルで成り立っていた訳ですが、量産で投資回収のモデルが成り立つほどの市場が限られる。

量産モデルしかないから工業製品は人件費も含めて新興国レベルの資金回収しか見込めない。なので国内工業が空洞化した。少量で高品質の生産でも初期投資は必要なので投資銀行が必要となるのだが、投資の回収をどうするか?(政治判断と言う事か?)

今この辺りで堂々巡りしております。前提条件の間違いも気にせずに(笑

新しい街作りに技術が必要だとしても、東大の国潰しが明確になり官僚が外資族と手を組み投資銀行に圧力を掛けるのでは何の意味もない。

沖縄の問題とマスコミが沈黙を守る構造改革要望書と時期的に一致するのが面白いですね。Mさんの話では日本の強みはエリートと庶民に別れずに渾然一体と成っている社会だと言う事ですが、アメリカが思うように行かないために内政干渉のような(そのものですが)構造改革要望書を突きつけて10年ほどで見事にエリートと庶民が分断された世界と同じ国になってしまった訳です。

NHKも、この時期に「坂の上の雲」を放送して戦争経済を煽るつもりなのか?経済的に困窮した若者が戦争を求める事は何処の国でも同じなのに。アメリカは公共事業が戦争のような仕組みですね。

国家戦略室も寝言のような話ばかりですので、何か未来に向けて進んだという実感が、、、、、欲しいな。。。

混乱した頭で書き殴っておりますので、不適切な表現や失礼があるかと思います。乱文・乱筆(文体)。失礼いたしました。

投稿: kazu | 2009年12月13日 (日) 23時31分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。近代から現代までの日本は日本が欧米列強の世界進出の中でいかに生きるかという時代でした。それは今でもある部分は継続していますが、やはり21世紀に入って自分で考えて行動しなければならない環境が急速に広がってきています。時代の阿鼻叫喚の声はなりやまみませんが、応仁の乱ののちの日本のような状況に世界がなっていくにつれて、目に見える世の中の形もどんどん変わっていくでしょう。そのなかでみんなそれぞれ役割があるのですね。とにかく後ろを振り向かず、自分の思うところを行くことが大切です。よいも悪いもすべては自分自身の選択であり、それが天のシナリオなのです。

産業政策についてはこれはもう国がもう一度打ち出すしかない状況で、私もNPOを通じていろいろ取り組んでいるところです。来年が大きな転機になりますね。

どうぞ引き続きご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年12月14日 (月) 08時16分

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