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金融システムが変わる
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投稿者 Naoya Fujiwara 時刻 16時56分 政治・経済 | 固定リンク Tweet
最近は、コメント欄も非常に賑やかで活気がありますね。
大きな流れとしての金融の衰退は日々感じるところですが、そう言いながらも現在の金融資本はバブルに酔うしか方法がないという感じがします。
NYと上海の両方で、日々株価をつり上げる動きが活発なようですね。最後のお祭りをやっているようなものでしょうか?
アメリカでは、低金利が今後も続きそうだということで失業率が10%を超えても株価は日々上昇。しかも、最近の動きを見ているとやけっぱちのような動きにすら見えます。 行き着くところまで行こう(というか、行かざるを得ない)いった感じが伝わってくるような気がしています。 これは、将来を見据えた動きと言うよりは、とても投げやりな雰囲気が見て取れるような気がするのですが、それを祭と呼んでしまうのは語弊があるかもしれないですね。
ドルの代替として、金がどんどんと買われていますが、その動きが他の資源価格の上昇と同じように扱われているのは非常に不思議ですし、さらには不景気が続くと予想するから金融緩和を続けようとするのですが、それを理由として株価が上昇するのですから、ミニバブルと言うよりは末期症状と呼びたくなります。
それでも、今の感じではもうしばらくの間は、金融機関による金融機関のためのバブルが続くのではないかと感じます。そして、それが行き着く先は。。。。
いつも書き殴りのコメントですみません。 今後も有意義なお話を楽しみにしています。
投稿: about | 2009年11月17日 (火) 20時05分
藤原先生、大変わかりやすいお話をして頂き有り難うございます。 デリバティブとか、金融取引は、金融工学と言われる手法で最先端技術のようにもてはやされていましたが、もはや過去の遺物に?。 今は、古い時代の出口で、かつ、新たな時代の入り口ぐらいでしょうか。私は新時代の金融に関しては詳しいことはよく分かりませんが、本来あるべき、融資や地道な取引をして、産業を潤し、金融資産を守ってくれるだけでいいと思います。 又、破綻しそうな米国債や訳の分からないCDO・CDSなんか買う必要はないと思っています。預けたお金の資産価値を減らさないでほしいと思っています。
金融不安が高まる中、できの悪いドルは見捨てられつつあり、ゴールドが急上昇。 このような不安定な時代ほど、本物志向が高まるのではないかと思います。 事業仕分けだけでなく、官僚自身も仕分けられ、事業も官僚も本物だけしか残れないでしょう。 金融の中味も淘汰され、金融マンも淘汰。 とにかく、様々な分野で偽物は消え去り、本物だけが生き残るのが、今の世相だと思います。
投稿: 未来志向 | 2009年11月17日 (火) 20時09分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。はい、とても熱心に書き込んでくださって、ありがとうございます。いつも読んで感心させていただいております。
金融市場はまさにバブル末期の状況ですね。この20年ぐらいの間に何回かみてきた状況です。バブルの盛り上がり方は一見とても小さく見えますが、実はもうほんのちょっと暴落したら巨大金融機関も米国も吹き飛ぶという状況ですから、4分の3ぐらいは諦めの感じもあります。残りの4分の1は何も分からずに相場についていくという感じです。とにかくここまで来るとまともな投資家は残っていないと思います。これもバブル末期に典型的なことですね。来年が重大な転機でしょう。その次をどうやって再建するか、壮大なことになりそうです。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月17日 (火) 22時10分
藤原先生.有難うございます。 いつもながら先生の洞察の深さに不安と希望が交差する想いで聞かせて頂いております。
私は特技のない一主婦ですが、株の空売りでは少々技がありまして(笑い)特に現況では、すこぶる順調でございます。 株の勉強したきっかけは大きな組織に翻弄されず、そして僅かな資金で、又僅かな収入でも自宅にいながら幼い子供達を鍵っ子にせずに過ごさせる今いっときの現在の私の仕事かと思っている次第でございます。
さて高尚な理念の書き込みの多いこちらにこのような事を書くのはとても恥ずかしいのですが、思い切ってお尋ねいたします。お許し下さいませ。
金融大危機、金融崩壊の時の空売りはどのようになるものでしょうか? どのような覚悟が必要と考えておくべきでしょうか? (ご面倒とお思いでしたらご返信はなくても恨みません)
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月18日 (水) 01時08分
ヤマトナデシコさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、それは大変結構なことです。ただ、私もウォール街の世界を知って20年、どんなに技のある人でも勝てない時代が来ていると実感しています。でも本当は、金融大危機、大崩壊のときにも絶対に勝てる方法が一つあります。空売りでも勝てる方法が一つだけあります。それは、財産が残っているうちに相場から手を引くこと、すなわち勝ち逃げをすること、これだけです。どうぞますますご活躍ください。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月18日 (水) 07時45分
先生 判りました。今後充分気をつけます 先生は私の母校(早大)で教鞭をとられた方との事で、つい甘えてしまい失礼致しました。(私は外国文学ですが)
朝、読み返してくだらない質問に赤面の至りです。 誠に有難うございました。
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月18日 (水) 09時46分
藤原先生
15年程前からラビバトラさん関係で名前を知ってはおりましたが、最近になってまた出逢ってしまいました。^^ラビバトラさんの言うことが本当に現実味を帯びてきましたね。一気にいっぱい拝聴しました。
私は個人商店を営んでおりますが、 もう本当にひどい状況です。いつになれば景気が回復するのか。。先生のおっしゃるとおり、地方は衰退の一途です。大型ショッピングモールがあちこちにでき、個人商店が軒並み 食われて久しいです。。
ただ、かすかながら、光も感じます。大きなショッピングモールにかげりが出始めているのではないかと感じる部分があります。どこのモールへ行っても同じような店ばかりで消費者は飽きてきているではないか?という感じを受けました。
アメリカではモールが衰退してきているとの話を聞いたことがありますが、先生はどのように思いますか?
ロハス的な感覚からすれば、小さくても、個性の強いお店であれば何とかなるのではないか?などと考えはじめました。 車での移動は極力やめ、徒歩で近くの店(個性の強い変な店)でもお買い物。って事も今後はありなのかな?なんて想像してしまいます。
とても参考になりますので今後も聞かせていただきます。 お体に注意して頑張ってください。 あと最後に一つ質問をお願いしたいのですが宜しいですか? 実は第一生命の株が割り当てられる事になりまして。。 来年の4月の株価がとても気になります。。かなりの方が株を 割り当てられるようで、いろんな所で株価予想しています。 ただこの状況だとひどい株価になるのかと不安です。。株ではなく、現金で貰うことを決めました。 先生はどのように見ておられますか?
もしよろしければ意見を聞かせていただければありがたいです。よろしくお願いします。
isao
投稿: isao | 2009年11月18日 (水) 15時27分
日本円は高くなっていますが、国債でつぶれそうな国なのに、なぜなのと思ってしまいます。 米ドル、英ポンドなど、かつての覇権国の通貨の下落が止まりません。銀行や国そのものの破綻は、先の2国の他に、欧州や日本も危ないとの話もあります。世界で、まともな国や、まともな国の金融がどこにあるのか不思議になります。
藤原先生に質問があります。 マイクロソフトのビルゲイツがスイスやシンガポールに資産を移したとの情報がありますが、一番安全な通貨はスイスフランやシンガポール通貨なのでしょうか。ちがうとすれば、どこでしょうか。是非、教えて下さい。
投稿: はてな | 2009年11月18日 (水) 18時20分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。小さい会社も大変ですが、小さいがゆえに舵を切ることができます。しかし大きな会社はもうどうにもならなくなっていることがよくあります。大手の流通業などはその典型でしょう。大型店、郊外店へ向かった振り子は大きく逆の方向へ戻り始めているようです。再び小さい店にチャンスが巡ってきているようですね。
保険会社の株ですか、私なら買いませんね。そもそも国際金融市場が崩壊しようとしているときに、わざわざおカネを出して余計な心配の種を買うこと自体があり得ないことだと思います。現金でもらって、元気を上手に使って、未来の自分の実力にすることが一番懸命だと思います。
世界の通貨はみんな似たり寄ったりですね。ドルやポンドに比べたら円がよいという程度のことでしょう。結局米国は今の段階で新しい通貨の発行はできないようですね。もうそんなことを言っている場合じゃないのでしょうね。安全な通貨なんか世界に一つもありませんよ。全部一蓮托生。お金は早めに実力に変えておいてください。
みなさん、ありがとうございます。ますますのご活躍をお祈りしております。
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月18日 (水) 23時55分
こんにちは藤原さん、金融は人材のゴミダメですか?(笑
今の銀行で与信の審査は何を基準に行っているのでしょうか?最近は保証協会で保証して貰った上で銀行へ出向く事ばかりです。
政府がデフレ宣言しても事業仕分けで予算削減に走っていますが、外為特会などは手を付けていませんね。実需が30兆ほどですから簡単に50兆ほどは出てくるはずなのですが・・・
日銀も毎月2兆数千億の国際買い切りオペを行っているのですが、米国債を買うための国際を買い切っているようですね。日銀も国際金融機関の日本支社でしか無いのを見事に露呈していますね。 年間30兆ほどの買い切りオペですから、民主党の3兆削れと言うのとは桁が違いますね。
そう言う事をしても実体経済に回るのではなくブラックホールのような30000兆円の負債軽減に流れるのでしょうね。
米国ではロン・ポール議員が中央銀行の透明性を訴えているようです。 http://mamechoja.blog22.fc2.com/
金融システムとしてはイスラム金融に近い形に成って行くのでしょうね。どうなります事か??
金融システムが変わるという事で、グラミン銀行の話でも出るのかと思いましたが、あれはノーベル賞を取ったそうですが、自給自足に世界にサラ金を持ち込んだ。植民地支配の常套手段ではないのかと感じてしまいます。
それと同時にノーベル賞とは実にいい加減な物だなと。政策として受賞者が決まる案件が随分と目立ってきましたね。それを盲目的に受け入れて大騒ぎをするマスコミは馬鹿じゃないかと。。。
金の切れ目が縁の切れ目と言いますが、段々と本当の事が表に出て来て淘汰されていますが、結果として何も残らない状況が現れるのかな?
来年の3月までには体勢が判明するのでしょうから、消費税をマイナスにするような政策を期間限定で行えばデフレ脱却も促進されるのかな?
金融システムを維持したままで現状のデフレ(スパイラル)経済を立て直すにはマイナス金利の導入や、無利子国債が有用になると思うのですが、最後まで残るのが「何をするのか?」ここの意識合意が出来ると変化のスピードも速くなると思っています。
ユダヤ金融が手を出さない政府通貨も選り銭覚悟で有用な戦略かも知れませんね。日銀が何もしないのですから。
黒田与作さんに紹介して頂いたETTというNPOはこちらなのでしょうか?>黒田様 http://www.ett.or.jp/
同様の組織に事業評価をしていただいたことがありますが、世の中に無い物なので市場調査が出来なかったようです。市場規模が不明なために投資対象から外れた経緯があります。
未来の姿が今の工業社会の延長で事業評価をしているように感じましたが、それで未来が開けるのか?これも与信の一種なのでしょうが、何だかな・・・(ETTの話ではなく一般論です)
方や補助金・助成金の類は優秀な技術は大学や研究室にある。と言う前提を外す事が出来ません。外したら研究員や教授の「権威」が保たれないからですね。実力とは関係なく所属組織の保身に走っているのが現状ではないでしょうか?
この状態で未来に希望の技術がでてくるのか?技術的には「権威の保持」金融的には新技術の市場性は調査不能。金融に限らずゴミダメになっているのかな???
現場では金が在ろうが無かろうが、構想を温めていますから、突然の逆転が起きる?(日本じゃ無理でしょう)
こういう問題はアメリカが良い提案を考えていますね。LLCやLLPなのですが、官僚さんが制度だけを取り入れて騒いだだけですので全く定着していませんね。
投稿: kazu | 2009年11月19日 (木) 02時16分
藤原先生、回答ありがとうございます。どこかに勝ち組がいるかと思い、質問させて頂きました。お金の価値が下がる前に、藤原先生のおっしゃるように、実力に変えたいと思います。 自民政権時は、毎月、2兆円の米国債を買っていたことは知っておりましたが、民主政権に代わってもそのような愚かなことをしているのでしょうか。 中川元財相と同様に、藤井財相も、止めたとおもっておりましたが。 政権交代後のドル円や株を見ていると、日本も何らかな形で、ドルや株を買い支えているように見えます。まさか年金資金を使っているのでしょうか。
投稿: はてな | 2009年11月19日 (木) 05時26分
藤原先生、場をお借りします。恐縮です。KAZU様 ご指摘のettです。またkazu様ご指摘のとおりの現状がいろんな事業評価・審査調査という実態です。しかし、このトップは違います。維新の志士である左内の母方の血を継ぐ「ひと」なのですよ。KAZU様、藤原先生のおっしゃられること・・・・・すばらしいと思えますでしょう。こういう「ひと」がおられるのだと・・・・元気がでますでしょう。私は還暦になっていますが、やらねばならないこと、したいことが一杯ですよ。 死ぬまで青春・・・・・大好きな言葉です。
投稿: 黒田与作 | 2009年11月19日 (木) 06時09分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。日本政府は今回の民主党の事業仕分けなどを通じて根底からリストラされて、公務員の分限免職もどんどん始まるのではないかと思います。そうするとなぜおれが首だということで内乱がおきるでしょう。こうやって日本政府は内部から崩壊していくのではないでしょうか。私の親しい方が、ソ連崩壊直前にクレムリンに仕事で行ったらまともにみんな出勤しておらず、机がひっくり返っていたり書類が散乱していたそうです。部署によってはそんな感じになるかもしれませんね。要するに日本は財政が破たんしたのですよ。潰れた会社が銀行管理になるのと同じことが今、行われているのです。
米国もいよいよ分水嶺を越えました。ドル安が止まらなくなる中でアフガン問題をきっかけにオバマ大統領の支持率が50%をついに割り込み、これから泥沼が始まるでしょう。日本も国債の購入は続けているのではないでしょうか。どういう考えかは知りませんが。
来年は本当に世界のシステムの転機になりますね。どうぞみなさん引き続きお元気にご活躍ください。ありがとうございます。
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月19日 (木) 07時51分
お忙しい中、回答ありがとうございました。 とても参考になりました。
でも私も含め、これだけ先生に質問していると、先生の本業にも差し障る恐れがありますよね。。すみません。
これから益々、お忙しくなると思われますので心配ですね。。 どうぞ体調には十分気をつけになって頑張って下さい。
有難うございました。
投稿: isao | 2009年11月19日 (木) 08時45分
isaoさん、こんにちは。いつもありがとうございます。いえいえ、こうやってお返事するのも本業ですからご安心ください。どうぞますますのご活躍を! 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月19日 (木) 12時47分
他の方が米国のショッピングモールの話をされていましたが、私のよく行くアメリカの田舎町では、モールは、空き店舗だらけでお年寄りの雨天散歩コースになっています。 何とか言うホームセンターとウォールマートとドル何とかという100均だけが、流行っているようです。 皆さんお金が無いのでしょうね。
ドルの金利水準が低いので、投機屋さんがいっぱいお金を借りて、いろんな物に相場を張ろうとしているようですね。 原油や食料が滅茶苦茶上がって、大変なことになるかもしれないです。 貧者は凍え死に、飢え死にするしかない? 先生が仰るよう投機を制限するしかないですね。 各国が協調して、レバレッジを規制したり、投機に税金を掛けたりしよういう動きがあるようですが、馬鹿な「新聞」や「エコノミスト」が反対しているようですね。 今日の新聞で株価のことが書いて有りましたが、米国株はドルベースで罫線を描いて、日本株は円ベースで罫線描いて、どうこう書いていますが、 バカか、または、これをネタに新政権の足を引っ張ろうとしているのか、理解できないですね。
投稿: ^m^ | 2009年11月19日 (木) 15時38分
^m^さん、こんにちは。いつもありがとうございます。市場は本当にまともな人が中枢から去って完全に漂流している感じですね。残っている人たちは明日も今日と同じような日が続くことだけを祈っているようです。でも現実は厳しいですね。年内に市場は大きく動くと思います。そして80年前の世界大恐慌のときと同じように、投機的な金融は完全に放逐されるでしょう。あのときもモルガンなんかがものすごい反対をしていましたが、金融経済システムの全面的な崩落に直面して、結局解体されましたね。今度は結果的にあのときよりももっとすごい解体劇になると思います。転換期ですね。どうぞますますご活躍ください。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月19日 (木) 19時03分
10月中旬に、貴金属が高値を更新しだして、「おやっ?」と思うことがたびたびありましたが、その割には、日経やNYダウ、通貨は比較的安定してしていました。今までの金融に対して、徐々に矛盾が出てきているのかもしれません。米軍や米国金融が貴金属価格を下げるように価格操作していたとの情報が以前ありましたが、もはやそのような操作をすることが出来なくなったことを意味しているように思います。 貴金属の高値更新は、ドル、株、国債などペーパーの下げをあらかじめ見込んだものと思われます。 密かに、虚物(ペーパー)から実物(ゴールド)へ移行中です。信用という力が抜けたペーパーは、もはや下げるだけかもしれません。 ペーパーの力で成り立っていた経済は、いったん破綻して右往左往するのは見えていますが、それからがどう対応するかが大切だと思います。そのための提言がこのブログには山のようにあり、おおいに参考にさせてもらっております。
投稿: ゴジラ55 | 2009年11月19日 (木) 22時56分
仕分けは国家財政が破綻したこと・・・・ この見方は、そうかああああとため息です。
投稿: 1984 | 2009年11月20日 (金) 00時10分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。21世紀に入って10年目。いよいよ来るべきものが来たという気がしています。内外ともに今までの紙の上の約束事が果たせなくなりつつあるわけですね。来年は大きな転期ですね。どうぞますますご活躍ください。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月20日 (金) 06時35分
藤原先生、こんにちは!
すばらしいお話ありがとうございました。 3時間程の日本再生への講演も聞きました。 (3時間連続でiPodで聞くのはさすがに耳が痛くなりますので、iPodのイヤホンジャックからコードでステレオコンポに繋げてました。)あかねちゃんカワイイですね!(笑)
民主与党の連日の法案強行採決ですね。 自民党政権時代には、少なくとも野党と審議をして修正案を出していましたがそれも全く無いようです。
最近民主党がいったい何をやっているのかが、 私たち国民にはとにかくわかりにくい。
民主党はなぜこんなに法案可決を急ぐのか、 鳩山総理は国民に丁寧に説明するべきだと思います。それに総理以外にもお金の問題がぞろぞろと出てきていますね。
もはや鳩山総理の顔が見られず、 小沢さんのものすごい強い影響力が見え隠れしてるような気がします。
失礼いたしました。
投稿: 狛犬くん | 2009年11月20日 (金) 12時42分
>お金は早めに実力に変えておいてください。 との、アドバイスが藤原先生からありました。 当方、発想が乏しく、習い事や資格取得ぐらいしか思い浮かびませんでした。 >弁護士の資格を持っていても、職にあれている人がいる。 ともあり、資格も有効でないとすれば、具体的にはどのようなことでしょうか。 誠に、発想が乏しく、恥ずかしながら、このような愚かな質問をさせて頂きます。 藤原塾でお疲れと思いますが、よろしくお願いします。
投稿: ?? | 2009年11月20日 (金) 18時46分
??さん、私も同じ発想しかできません。私資格はいくつかありますが、競争社会では需要と供給が一致しないと看板倒れ。ほんとに難しいものですねぇ.
今朝のNHKラジオで藤原先生のビジネス展望をききました。先生のお話はいつもいつも全く無駄がなく、聞いている側は思わず息を止めて聞き入ってしまいます。 最近、週遅れでインターネットでも聞けるようになりましたので又来週月曜を楽しみにしております。 有難うございました。
「ラジオあさいちばん」で検索、「ビジネス展望」です。
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月20日 (金) 22時13分
需要と供給という観点から見ると、今回の事業仕分けで公務員は供給過剰になりそうです。又、公共事業に頼っていた業種も厳しそうです。 国内農業は外国と競争し、疲弊しましたが、民主の政策によっては、展望が開けそうです。 新しい時代に向けて、業種の盛衰もおきつつあり、資格保持者も資格の種類によっては、ひょっとすれば、展望も開けるかもしれません。。
投稿: ?? | 2009年11月20日 (金) 22時50分
そうですね.例えば鍼灸師とか・・ でもそれにはどう考えてもなれそうもないし・・
それで生活する為の資格は大変ですよね。趣味程度なら何とかなりますが。。
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月20日 (金) 23時30分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。民主党にはこれからますます頑張ってもらわないといけません。コミュニケーション不足が一番懸念されることです。とにかく国民が納得いくまで自分たちの状況、考えていることをきめ細かく説明することが何よりも大切だと思います。国と国との大戦争も、実はコミュニケーションの欠如から生まれたりします。国民が疑問に思っていることはたくさんあります。そのことに対してとにかくコミュニケーションチャンネルをもって積極的に語りかけていかないと、どんどん不信感が高まってしまいます。せっかく国民は政権転換を選択し、新しい政治に期待をかけたわけです。コミュニケーションの欠如という基本的なところで足元をすくわれないように、くれぐれもよろしくお願いしたいと思います。
何にお金を付けばよいか、どんな資格を取ればよいか、それは自分の幸せの定義を決めるまで結論は出ませんね。昨日と同じ生活を続けることが自分の幸せであると定義した場合は、その幸せを達成できる見込みはどんな仕事をしても資格を持ってもゼロだと思います。お金では幸せは買えません。お金を使い果すまで昨日と同じ生活を続けて、お金がゼロになって、それで人生も終わりになるだけです。なぜなら、世の中の大転換で最も確実に失われるのは昨日と同じ生活だからです。
何を捨てて何を求めるか、すなわち自分の幸せを真剣に考えてみることが大切です。本当に弱い人を助けたいから弁護士や介護士になりたいのなら、あまり収入は関係ありませんね。本当に自分の家族を守りたいなら、あまり仕事の内容は関係ありませんね。
一度そのあたりをご自分で整理されてみたら、答えはおのずと出てくると思います。
ありがとうございます。ますますのご活躍をお祈りいたします。
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月21日 (土) 00時15分
このような質問に真面目に答えていただき、ありがとうございます。 色々な可能性がありそうなので、考えてみます。 たいへん、ありがとうございました。 m(_ _)m
投稿: ?? | 2009年11月21日 (土) 02時00分
公務員が自ら行う予算要求は基本的には、大きな変化がありません。なぜなら、自分の属している課の存続を昨年並みに図ろうとするので、どうしても、時代に合わなくなった部署がそのまま存続してしまいます。どう考えても、各省庁の公務員のみの予算要求は手前みそすぎて、スクラップアンドビルドなんて無理ですね。 例を挙げますと、国交省のもっている予算は、ここ数年は確かにへっていますけども、高度成長が終わっても数年前までは、対前年比では着実に予算は伸びておりました。その最大の理由は、自分たちの食いぶちを確保すること。つまり、職員一人当たり、公共事業費○億円という目安がありまして、各部署の人員数を決めていましたので、基本的には減らすことなく、予算を伸ばし続けてきました。特に、役割を終えつつある部署は、住民に必要なサービスを提供するために予算要求しているわけではなく、組織の存続のために、予算要求をしてきたわけです。他の省庁も事情は似たり寄ったりです。 今回の事業仕分けは画期的なことで、外部の人間が中立な立場で、予算が必要かどうか判断するシステムは必要で、今回、見事に機能していました。今後、全事業に適用することを希望します。特に、米国債を毎月2兆円買っている特殊法人は。せっかく事業仕分けで予算を捻出しても、米国に仕送りしてはたまりません。 事業仕分けに関して、仕分け人の人選は改善の余地がありそうです。特に民主の新人や社民党・国民新党の国会議員を仕分け人に入れないで、なぜ民間人が入っているのか不思議です。又、外国人が予算に関わることに口をだしていいのでしょうか。その他にも、時間や決め方の判断など改善すべきことはあるように思えます。初回としては、大成功だったと思います。
廃藩置県は、明治政府がすることは出来ても、江戸幕府や藩は出来るわけがありません。同様に新しい国のあり方や新しい時代にあった予算作成は旧幕府や旧幕府の家臣(自民・官僚)に出来るわけがありません。その分、新政府の民主党議員に期待しているわけです。確かに民主は優秀だと思いますが、新時代の発想をもっている民間人の智慧の活用も必要かと思います。技術開発の予算を削られたのは驚きました。財務省的な発想です。今後の新しい時代のあり方や発想で、事業仕分けをする必要もあるのではないかと思います。日本をどのように発展させたいのか、今一つ見えてきません。
投稿: 未来志向 | 2009年11月21日 (土) 07時29分
こんにちは藤原様、未来志向さんも言っている行政刷新会議ですが24日からは経済産業省の事業が検討されます。
中小企業向けの技術開発支援について財団法人とかの天下り先の関与がないと採用されないと。噂が立っていますので、公表された実績を調査しましたら、一度止めた方がよいのかな?と思える実態です。
100%補助の「戦略的基盤技術高度化事業」は技術の認定がないと応募が出来ない物で、私が技術認定を取った物です。平成18年から開始され今年度の補正予算までの採用記録を元に調べました。
募集要項には研究管理、知財管理を行う事が可能な法人、または個人事業主。と在ります。技術を持った中小企業や個人事業主が研究管理が出来るアドバイザイーを入れる事で支障が出ないのですが、管理法人(財団法人など)と中小企業が違っている割合が物凄い。
平成18年度 54/80 67.5% 平成19年度 73/89 82.02% 平成20年度 43/48 89.58% 平成21年度 50/68 71.00% 21年度補正 161/231 69.7%
管理法人/採択件数 管理法人の関与率
それと18年度に補助金を貰っていて21年度にも採用された企業が3社も出て来ました。
助成事業の目的としては、革新的かつハイリスクな研究開発等を促進。この「等」という所が非常に曲者なのですが、2年間で最高7500万円の補助ですが、3年目にまた7500万の補助を受ける中小企業(従業員が300人以下)が3社も出てくる。
中小企業単独で採用される会社は売り上げが10億以上で従業員が100人以上の規模が目立ちます。それと個人事業主と同じ土俵と言うのが公平だと中小企業庁では考えているそうです。
私の評価結果ですが、専門の先生に色々と意見を伺い聞いた事のない概念だ画期的。今までには無い物だ。と言われて応募したのですが、技術面での評価は「C:相対的に劣る」でした。評価結果に関する問い合わせには応じられません。と明記してあります。
評価項目は、1:技術の新規性、独創性及び革新性、2:研究開発目標値の妥当性、3:目標達成のための課題と解決方法及びその具体的実施内容、4:技術の波及的効果。以上が技術面評価
事業仮面評価。1:目標を達成するための経営的基礎力、2:事業化計画の妥当性、3:事業化による経済波及効果
政策面評価 産業政策・中小企業政策との整合性
目標を達成するための経営的基礎力が在るならば補助金が無くても研究が出来るのでは?産業政策って具体的には何??中小企業政策って何をしたいの??疑問が山のように吹き出します。
霞ヶ関は古井戸の底。
マスコミでは弾劾裁判だとか言われていますが、ネットでの中継を聞く限り、概ね正しいと感じます。 http://www.cao.go.jp/sasshin/index.html 右側の上から2つ目にライブ中継のリンクがあります。
事業仕分けの対象となる事業・組織等は、こちらの資料2 http://www.cao.go.jp/sasshin/kaigi/honkaigi/d2/shidai.html
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/wk-grp.html こちらの一番下に内閣府行政刷新会議事務局の連絡先が載っています。
産業革新機構の予算要求が辻褄が合わないと電話で言ったら仙石大臣が予定にない物も加える可能性があるとニュースで言っていました。
日月神事にある「金のいらぬ楽の世になるぞ。」の金とは利権の事なのかな?と思い始めるようになりました。金という便利な道具が弥勒の世で使えないのは納得いかなかったのです。
投稿: kazu | 2009年11月21日 (土) 20時20分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。今回の事業仕分け、どんどん大きな波紋を引き起こしつつあります。結局、成果を出せるというのは非常に明確に予算を引っ張る仕組みを整えたところだけで、それは大企業を中心にタックスイーター(税金を食って生きる人たち)が相当いるのです。初めから税金で飯を食おうという連中はそりゃ成果はきちんとわかるように作って出しますからね。反対に本当に政府がやるべき、成功するかしないかわからない事業は、成果がないから終わりとなるわけで、結構地方や中小零細企業関連が多いのです。今回わかったのは、なぜ大企業のタックスイーターのところばかりにマネーがいくかというからくりです。作文のうまいところは、形しか見えずに現場のわからない役人と政治家のすきをついて大金を持って行っていたということです。おっしゃるように予算は基本的に役人の人件費ですから、人を減らさない限り予算を減らせないという事情があります。あとは分限免職で人を減らすしかないですね。そうなると内ゲバですね。すごい時代です。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月21日 (土) 20時55分
サブプライムローン問題に端を発して現在の世界経済の危機に至っているわけですが、昨年のリーマンの破綻あたりから、世界経済崩壊に関連する書物ばかりに目を通してきました。
気がつくと、「崩壊の到来時期がいつ頃になるのか」ばかり気になり、他のことに余り興味を持つことが出来なくなってしまいました。
他人と話をしていても、つい、関連の話ばかりになってしまうことに加え、仕事で嫌なことがあると「どうせ、世界経済は破綻するだろうし」などと思うこともあり、少々病気かな?と自分でも思います。
今のままでは、たとえ破綻時期を予測出来たとしても、その後の自分はどのような価値観を持って生きていくのかまでを考えることはできないような気がします。
だからこそ、このようなサイトに出会うことができて良かったと思います。
最後になりますが、近い将来、アメリカが破綻することになって、日本が中途半端な形で巻き込まれるようなことになった場合、国家管理体制が強化されることは考えられませんか?
投稿: 風来坊 | 2009年11月22日 (日) 00時12分
こんな教育システムは (図書館の充実した所で) 1 今回の放送に感じた人が登録する 2 登録者は半年内容について勉強する 3 登録者同士、後の半年激論を交換する 4 年度末に先生と登録者が激論する 20分で一年分の教材となり極めて生産的。私の若い時に、こんな教育が有ったら国の税収は今よりは増えていた?安くて増税になる やらない手はない。 銀行証券についての問題は、簡単な経済哲学の教育が欠落しているからなのでは?もしかしたら 競争ですよ とだけ教育されている?
投稿: honnnede | 2009年11月22日 (日) 00時36分
先生、いつも素晴らしい放送を有難うございます。皆さんの投稿、また先生のその回答は、江戸時代の私塾の学問に対する師と弟子の問答のようで、読ませていただくとまた大変勉強になります。 「お金は自分の実力のために使う」とは、この時期、考えさせられるとても大事なことと思われます。こういう時代ですから、日々生活してゆくだけでも大変なことですが、「お金」に対する考え方というのもとても大事なことと思われます。 一昔前、国のかかえる借金があまりに莫大であることから、国家破産が騒がれていた時期がありました。借金といっても、米国や他国と違って、外国からの借金ではなくて、国民からの借金であるので、今もですがやはり日本国民は相当のお金持ちだということですね。それで、国家破産になった場合に、何によって財産を持っていたら一番良いか、という話題が本などでさかんに言われていました。外国のファンドであるとか、株式か、さらに外貨での預貯金か、土地か、、いろんなノウハウ本も出ていました。当時は、デリバティブのレバレッジ型金融の崩壊、という点については誰も思っていませんでしたから(藤原先生は指摘されていたようですね)、この世界の金融システムそのものの崩壊の事態になるとは想像も出来ず、米国の借金漬けの実体もよくわからず、大きな銀行であるシティなどに口座を設けて財産をドルにして持っておく、などというようなアドバイスなどが言われていたように思います。結局、ネズミの花嫁みたいな話で、今は円が一番強かった、ということでしょうか。それでもあとしばらくで、その円紙幣も紙屑となる日もありうる時代となってきました。 昔から、財産は有価証券、現金、土地など不動産で3分の1ずつが良いと言われてきましたが、ここへきて、それさえ完全ではない事態になってきました。 お金など財産は、不測の事態などにあればとても有難いものですが、有効に使ってこそ意義がある、ということです。 今、そんな時が目前にせまってきていますが、 わかりきったことのようで、なかなかそのように出来ないものだと思います。世のため、自分のために大事なお金を投資する、これが上手に出来たなら、どんなに素晴らしいことかと思います。良くも悪くも、お金の奴隷とならないようにならなければならないということです。 投稿された人のなかで、「空売り」ですこぶる調子を上げている方がありましたが、先生の回答は、素晴らしいものでした。先生に出会われたことはとてもラッキーだと思います。 株式にのめり込むと、どうしても日常生活を平静な気持で過ごすことが出来なくなるばかりか、「お金」に対して必要以上の欲というものが働いて、人間の感情というものは冷静な判断を欠いてしまうようになるのは必然だと思うからです。
また、日いづる方角の「東」についても考えさせられます。東を重んじる思想は、昔、中国からの道教の思想からと聞いております。明日香のま東の方向に伊勢神社があることもそのためであると聞きました。 今の中国も、古代の学問はもはや消えてしまっているようですね。伝来した日本においてより高められたということでしょうか。こちらの田舎でも、「鬼門」など方位学を重んじていてか、家まわりのその方角には「南天」の木などが必ず植えられているのを見ると、昔からの人々の思いが込められていることがよくわかります。
投稿: 職人K | 2009年11月22日 (日) 00時43分
職人kさん ご忠告有難うございます。 金融崩壊、混乱時の空売りの件を質問しましたが、決してのめり込んでおりませんのでご休心下さいませ。 ただ現在お金がないと救える命も救えなくなりますので。。
早く良い時代が来る事を祈るのみです。
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月22日 (日) 01時36分
分限免職は、勤務実績が良くない場合や、心身の故障のためにその職務の遂行に支障があり、これに堪えない人が対象になるそうですが、年金機構移行に伴い、分限免職になる方が多数出るそうです。その中には、過去に懲戒処分を受けた人が該当し、30km/h以上のスピードオーバーで処分を受けた人も入っているそうです。懲戒処分としては比較的軽い方も、免職まで発展し、本人にとって想定外のことが起きたと思います。 個人的には、問題の先送りばかりし自己保身を図った幹部や、捕まらない程度にパワハラをしてきた暗く冷たい上司を分限免職をしてくれたら、どんなにすっきりするだろうと思います。 財政破綻したら(藤原先生のお話であれば、もう既にしているそうですが)、過去に何度も出ていますが、身分保障を見直し、人員整理を始める可能性は高いと思っています。 特殊法人の見直し、都道府県の見直し、地方分権に伴い出てくる現業部門の移管などは、行政の効率化と同時に人員整理も伴うため、相当の抵抗もあるのではないかと思います。 ここ数年で、世の中が大きく動きます。
投稿: 星 | 2009年11月22日 (日) 07時33分
おはようございます。 独立して4年の店舗レスの家電やです。 こちらのコメントを拝見して毎日考えさせられます。 私も病気のように3度目の危機ばかり気になってたいへんなのですが 昨日、取引していただいてる中小の社長さまと話していた時、 別の私お客で熱心な社長さまの事を話題にしたら突然に合いに行きたいといいだし て二人を引き合わせました。 ただただびっくり、お互い異業種なのですが気が合って心が通じるようでした 合いたいといったのは200人以上従業員のいる社長様 合いに行ったのは従業員20人ほどの社長様 共通するのはどちらもどくとくのアイデアでこの時代しっかり利益を出して、 ここぞとばかりに従業員を増やしたり、念願だったやりたい事を実行している方です 人生常にチャレンジ常に行動してるんだなぁと感心しました。綺麗な川のよう? これから世の中たいへんになるのに、従業員増していいのかな?とも心配するのですが バリバリ行動するあの社長ならなんとかするだろうとも思います この社長様たちはお金を実力にかえてるのかな?とも感じました 私も昨年の秋から、大不況を乗り越える為に念願のバーベルセット買って体を鍛えています。
投稿: 佐藤 | 2009年11月22日 (日) 09時42分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。たくさんの貴重な書き込みをどうもありがとうございます。賭博型金融がこんなに狂喜乱舞し始めたのはこの30年間のことです。米国の産業が衰退して世界の金融をばくち場にして大もうけしようという方向だけが成功したと言ってもよいかもしれません。あとは何をやってもダメだったわけです。しかし無理に無理を重ねたものですからでかくなりすぎていよいよ崩壊しようとしています。人は自分が生まれてから今日までに経験したことだけを頼りに生きると大変な苦労に巻き込まれるものです。しかし、もっと以前から続いている人の営みを勉強しながら生きていると、かなり楽に生きられます。今はそういうことが明確にわかる時代だと思います。今からでも遅くありませんからよく視野を開いて、乱世をいかに生きるかを考えてみてください。世界で最初に激しい紙幣の価値崩壊、ハイパーインフレを起こしたのは、中国の元だと言われています。少なくとも何百年も前から同じことを繰り返しているわけです。ですから知らなかったとか、想定できなかったとかいう言い訳は通じないのですね。
国家の管理が強くなることは不可能ですね。国家権力が衰退に向かっている時期です。地域主権という話もありますし、まさに応仁の乱のあとの日本のようになっていくのではないでしょうか。
元気のよい経営者のお話、まさにそうですね。私も日本全国行きますが、元気よく成長しておられる人は結構おられますよ。むしろいよいよ自分の時代が来たと思って行動しておられる方も珍しくありません。世の中がおわりになっているのではなくて、変わろうとしているのですね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍下さい。
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月22日 (日) 10時06分
>基本的には融資だけじゃなくて一緒に経営しなきゃ
ここのくだりで、イスラム金融を思い出しました。
投稿: 田舎から | 2009年11月23日 (月) 15時53分
『金融システムが変わる』で一言。 今の金融は非常に危険。 乱高下に巻き込まれると、とんだことになるかも。 欧米金融がボロボロにやられないと、まともなルールに移行できないと思う。 個人は、巻き込まれないうちに、逃げるべし。
南ア通貨急落で-損失の個人投資家 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091107AT2C0601606112009.html 東京金融取引所はリーディングバンクをとりしまれていないようだ。
投稿: カレー | 2009年11月23日 (月) 17時09分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。よくイスラム金融は利子をとってはいけないとあります。あれはどういうことかというと、債務者が成功しても失敗しても金利だけとりたてるというのはダメ、という意味です。
みなさん、高利貸の商売を知っていますか。いわゆる高利貸というのは、正常に返済できる見通しのない人にお金を貸す商売です。お金を貸して最初は金利だけとっていって、やがて行き詰ったところで財産をごっそりいただいてしまうという商売で、決して高金利だけもらう商売ではないのです。こういうことを禁止したのがイスラム金融で、貸すなら成功も失敗も債務者と運命をともにせよという貸し方です。ですから逆に高利貸はイスラム世界では周辺民族だったユダヤ人がやっていたのです。
市場はゴールドが最高値を更新中で、異様な状態が継続中です。まさに転機ですね。
どうもありがとうございます。どうぞみなさんご活躍ください。
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月23日 (月) 19時02分
>こういうことを禁止したのがイスラム金融で、貸すなら成功も失敗も債務者と運命をともにせよという貸し方です。
なるほど…分かりやすい。この言い方、貰いです。 この10年、日本でも、中小零細企業の経営者を中心にイスラム教徒が急増しているそうですが、国内の金融機関の態度と関係があるのかも知れませんね。
投稿: 田舎から | 2009年11月24日 (火) 09時17分
田舎からさん、こんにちは。いつもありがとうございます。日本の銀行から融資を受けるときの銀行取引約定書を見て下さい。一円でも返済が滞ったら全財産を譲渡しますという項目がまだ入っていると思います。担保の有無に関係なくこういう項目があるのです(包括的根保証のこと)。これこそ銀行が本当は高利貸である証拠であり、昔から問題になっている項目です。システムそのものを変えないといけませんね。どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月24日 (火) 10時06分
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最近は、コメント欄も非常に賑やかで活気がありますね。
大きな流れとしての金融の衰退は日々感じるところですが、そう言いながらも現在の金融資本はバブルに酔うしか方法がないという感じがします。
NYと上海の両方で、日々株価をつり上げる動きが活発なようですね。最後のお祭りをやっているようなものでしょうか?
アメリカでは、低金利が今後も続きそうだということで失業率が10%を超えても株価は日々上昇。しかも、最近の動きを見ているとやけっぱちのような動きにすら見えます。
行き着くところまで行こう(というか、行かざるを得ない)いった感じが伝わってくるような気がしています。
これは、将来を見据えた動きと言うよりは、とても投げやりな雰囲気が見て取れるような気がするのですが、それを祭と呼んでしまうのは語弊があるかもしれないですね。
ドルの代替として、金がどんどんと買われていますが、その動きが他の資源価格の上昇と同じように扱われているのは非常に不思議ですし、さらには不景気が続くと予想するから金融緩和を続けようとするのですが、それを理由として株価が上昇するのですから、ミニバブルと言うよりは末期症状と呼びたくなります。
それでも、今の感じではもうしばらくの間は、金融機関による金融機関のためのバブルが続くのではないかと感じます。そして、それが行き着く先は。。。。
いつも書き殴りのコメントですみません。
今後も有意義なお話を楽しみにしています。
投稿: about | 2009年11月17日 (火) 20時05分
藤原先生、大変わかりやすいお話をして頂き有り難うございます。
デリバティブとか、金融取引は、金融工学と言われる手法で最先端技術のようにもてはやされていましたが、もはや過去の遺物に?。 今は、古い時代の出口で、かつ、新たな時代の入り口ぐらいでしょうか。私は新時代の金融に関しては詳しいことはよく分かりませんが、本来あるべき、融資や地道な取引をして、産業を潤し、金融資産を守ってくれるだけでいいと思います。
又、破綻しそうな米国債や訳の分からないCDO・CDSなんか買う必要はないと思っています。預けたお金の資産価値を減らさないでほしいと思っています。
金融不安が高まる中、できの悪いドルは見捨てられつつあり、ゴールドが急上昇。
このような不安定な時代ほど、本物志向が高まるのではないかと思います。
事業仕分けだけでなく、官僚自身も仕分けられ、事業も官僚も本物だけしか残れないでしょう。
金融の中味も淘汰され、金融マンも淘汰。
とにかく、様々な分野で偽物は消え去り、本物だけが生き残るのが、今の世相だと思います。
投稿: 未来志向 | 2009年11月17日 (火) 20時09分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。はい、とても熱心に書き込んでくださって、ありがとうございます。いつも読んで感心させていただいております。
金融市場はまさにバブル末期の状況ですね。この20年ぐらいの間に何回かみてきた状況です。バブルの盛り上がり方は一見とても小さく見えますが、実はもうほんのちょっと暴落したら巨大金融機関も米国も吹き飛ぶという状況ですから、4分の3ぐらいは諦めの感じもあります。残りの4分の1は何も分からずに相場についていくという感じです。とにかくここまで来るとまともな投資家は残っていないと思います。これもバブル末期に典型的なことですね。来年が重大な転機でしょう。その次をどうやって再建するか、壮大なことになりそうです。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月17日 (火) 22時10分
藤原先生.有難うございます。
いつもながら先生の洞察の深さに不安と希望が交差する想いで聞かせて頂いております。
私は特技のない一主婦ですが、株の空売りでは少々技がありまして(笑い)特に現況では、すこぶる順調でございます。
株の勉強したきっかけは大きな組織に翻弄されず、そして僅かな資金で、又僅かな収入でも自宅にいながら幼い子供達を鍵っ子にせずに過ごさせる今いっときの現在の私の仕事かと思っている次第でございます。
さて高尚な理念の書き込みの多いこちらにこのような事を書くのはとても恥ずかしいのですが、思い切ってお尋ねいたします。お許し下さいませ。
金融大危機、金融崩壊の時の空売りはどのようになるものでしょうか?
どのような覚悟が必要と考えておくべきでしょうか?
(ご面倒とお思いでしたらご返信はなくても恨みません)
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月18日 (水) 01時08分
ヤマトナデシコさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、それは大変結構なことです。ただ、私もウォール街の世界を知って20年、どんなに技のある人でも勝てない時代が来ていると実感しています。でも本当は、金融大危機、大崩壊のときにも絶対に勝てる方法が一つあります。空売りでも勝てる方法が一つだけあります。それは、財産が残っているうちに相場から手を引くこと、すなわち勝ち逃げをすること、これだけです。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月18日 (水) 07時45分
先生 判りました。今後充分気をつけます
先生は私の母校(早大)で教鞭をとられた方との事で、つい甘えてしまい失礼致しました。(私は外国文学ですが)
朝、読み返してくだらない質問に赤面の至りです。
誠に有難うございました。
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月18日 (水) 09時46分
藤原先生
15年程前からラビバトラさん関係で名前を知ってはおりましたが、最近になってまた出逢ってしまいました。^^ラビバトラさんの言うことが本当に現実味を帯びてきましたね。一気にいっぱい拝聴しました。
私は個人商店を営んでおりますが、
もう本当にひどい状況です。いつになれば景気が回復するのか。。先生のおっしゃるとおり、地方は衰退の一途です。大型ショッピングモールがあちこちにでき、個人商店が軒並み
食われて久しいです。。
ただ、かすかながら、光も感じます。大きなショッピングモールにかげりが出始めているのではないかと感じる部分があります。どこのモールへ行っても同じような店ばかりで消費者は飽きてきているではないか?という感じを受けました。
アメリカではモールが衰退してきているとの話を聞いたことがありますが、先生はどのように思いますか?
ロハス的な感覚からすれば、小さくても、個性の強いお店であれば何とかなるのではないか?などと考えはじめました。
車での移動は極力やめ、徒歩で近くの店(個性の強い変な店)でもお買い物。って事も今後はありなのかな?なんて想像してしまいます。
とても参考になりますので今後も聞かせていただきます。
お体に注意して頑張ってください。
あと最後に一つ質問をお願いしたいのですが宜しいですか?
実は第一生命の株が割り当てられる事になりまして。。
来年の4月の株価がとても気になります。。かなりの方が株を
割り当てられるようで、いろんな所で株価予想しています。
ただこの状況だとひどい株価になるのかと不安です。。株ではなく、現金で貰うことを決めました。
先生はどのように見ておられますか?
もしよろしければ意見を聞かせていただければありがたいです。よろしくお願いします。
isao
投稿: isao | 2009年11月18日 (水) 15時27分
日本円は高くなっていますが、国債でつぶれそうな国なのに、なぜなのと思ってしまいます。
米ドル、英ポンドなど、かつての覇権国の通貨の下落が止まりません。銀行や国そのものの破綻は、先の2国の他に、欧州や日本も危ないとの話もあります。世界で、まともな国や、まともな国の金融がどこにあるのか不思議になります。
藤原先生に質問があります。
マイクロソフトのビルゲイツがスイスやシンガポールに資産を移したとの情報がありますが、一番安全な通貨はスイスフランやシンガポール通貨なのでしょうか。ちがうとすれば、どこでしょうか。是非、教えて下さい。
投稿: はてな | 2009年11月18日 (水) 18時20分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。小さい会社も大変ですが、小さいがゆえに舵を切ることができます。しかし大きな会社はもうどうにもならなくなっていることがよくあります。大手の流通業などはその典型でしょう。大型店、郊外店へ向かった振り子は大きく逆の方向へ戻り始めているようです。再び小さい店にチャンスが巡ってきているようですね。
保険会社の株ですか、私なら買いませんね。そもそも国際金融市場が崩壊しようとしているときに、わざわざおカネを出して余計な心配の種を買うこと自体があり得ないことだと思います。現金でもらって、元気を上手に使って、未来の自分の実力にすることが一番懸命だと思います。
世界の通貨はみんな似たり寄ったりですね。ドルやポンドに比べたら円がよいという程度のことでしょう。結局米国は今の段階で新しい通貨の発行はできないようですね。もうそんなことを言っている場合じゃないのでしょうね。安全な通貨なんか世界に一つもありませんよ。全部一蓮托生。お金は早めに実力に変えておいてください。
みなさん、ありがとうございます。ますますのご活躍をお祈りしております。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月18日 (水) 23時55分
こんにちは藤原さん、金融は人材のゴミダメですか?(笑
今の銀行で与信の審査は何を基準に行っているのでしょうか?最近は保証協会で保証して貰った上で銀行へ出向く事ばかりです。
政府がデフレ宣言しても事業仕分けで予算削減に走っていますが、外為特会などは手を付けていませんね。実需が30兆ほどですから簡単に50兆ほどは出てくるはずなのですが・・・
日銀も毎月2兆数千億の国際買い切りオペを行っているのですが、米国債を買うための国際を買い切っているようですね。日銀も国際金融機関の日本支社でしか無いのを見事に露呈していますね。
年間30兆ほどの買い切りオペですから、民主党の3兆削れと言うのとは桁が違いますね。
そう言う事をしても実体経済に回るのではなくブラックホールのような30000兆円の負債軽減に流れるのでしょうね。
米国ではロン・ポール議員が中央銀行の透明性を訴えているようです。
http://mamechoja.blog22.fc2.com/
金融システムとしてはイスラム金融に近い形に成って行くのでしょうね。どうなります事か??
金融システムが変わるという事で、グラミン銀行の話でも出るのかと思いましたが、あれはノーベル賞を取ったそうですが、自給自足に世界にサラ金を持ち込んだ。植民地支配の常套手段ではないのかと感じてしまいます。
それと同時にノーベル賞とは実にいい加減な物だなと。政策として受賞者が決まる案件が随分と目立ってきましたね。それを盲目的に受け入れて大騒ぎをするマスコミは馬鹿じゃないかと。。。
金の切れ目が縁の切れ目と言いますが、段々と本当の事が表に出て来て淘汰されていますが、結果として何も残らない状況が現れるのかな?
来年の3月までには体勢が判明するのでしょうから、消費税をマイナスにするような政策を期間限定で行えばデフレ脱却も促進されるのかな?
金融システムを維持したままで現状のデフレ(スパイラル)経済を立て直すにはマイナス金利の導入や、無利子国債が有用になると思うのですが、最後まで残るのが「何をするのか?」ここの意識合意が出来ると変化のスピードも速くなると思っています。
ユダヤ金融が手を出さない政府通貨も選り銭覚悟で有用な戦略かも知れませんね。日銀が何もしないのですから。
黒田与作さんに紹介して頂いたETTというNPOはこちらなのでしょうか?>黒田様
http://www.ett.or.jp/
同様の組織に事業評価をしていただいたことがありますが、世の中に無い物なので市場調査が出来なかったようです。市場規模が不明なために投資対象から外れた経緯があります。
未来の姿が今の工業社会の延長で事業評価をしているように感じましたが、それで未来が開けるのか?これも与信の一種なのでしょうが、何だかな・・・(ETTの話ではなく一般論です)
方や補助金・助成金の類は優秀な技術は大学や研究室にある。と言う前提を外す事が出来ません。外したら研究員や教授の「権威」が保たれないからですね。実力とは関係なく所属組織の保身に走っているのが現状ではないでしょうか?
この状態で未来に希望の技術がでてくるのか?技術的には「権威の保持」金融的には新技術の市場性は調査不能。金融に限らずゴミダメになっているのかな???
現場では金が在ろうが無かろうが、構想を温めていますから、突然の逆転が起きる?(日本じゃ無理でしょう)
こういう問題はアメリカが良い提案を考えていますね。LLCやLLPなのですが、官僚さんが制度だけを取り入れて騒いだだけですので全く定着していませんね。
投稿: kazu | 2009年11月19日 (木) 02時16分
藤原先生、回答ありがとうございます。どこかに勝ち組がいるかと思い、質問させて頂きました。お金の価値が下がる前に、藤原先生のおっしゃるように、実力に変えたいと思います。
自民政権時は、毎月、2兆円の米国債を買っていたことは知っておりましたが、民主政権に代わってもそのような愚かなことをしているのでしょうか。
中川元財相と同様に、藤井財相も、止めたとおもっておりましたが。
政権交代後のドル円や株を見ていると、日本も何らかな形で、ドルや株を買い支えているように見えます。まさか年金資金を使っているのでしょうか。
投稿: はてな | 2009年11月19日 (木) 05時26分
藤原先生、場をお借りします。恐縮です。KAZU様
ご指摘のettです。またkazu様ご指摘のとおりの現状がいろんな事業評価・審査調査という実態です。しかし、このトップは違います。維新の志士である左内の母方の血を継ぐ「ひと」なのですよ。KAZU様、藤原先生のおっしゃられること・・・・・すばらしいと思えますでしょう。こういう「ひと」がおられるのだと・・・・元気がでますでしょう。私は還暦になっていますが、やらねばならないこと、したいことが一杯ですよ。
死ぬまで青春・・・・・大好きな言葉です。
投稿: 黒田与作 | 2009年11月19日 (木) 06時09分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。日本政府は今回の民主党の事業仕分けなどを通じて根底からリストラされて、公務員の分限免職もどんどん始まるのではないかと思います。そうするとなぜおれが首だということで内乱がおきるでしょう。こうやって日本政府は内部から崩壊していくのではないでしょうか。私の親しい方が、ソ連崩壊直前にクレムリンに仕事で行ったらまともにみんな出勤しておらず、机がひっくり返っていたり書類が散乱していたそうです。部署によってはそんな感じになるかもしれませんね。要するに日本は財政が破たんしたのですよ。潰れた会社が銀行管理になるのと同じことが今、行われているのです。
米国もいよいよ分水嶺を越えました。ドル安が止まらなくなる中でアフガン問題をきっかけにオバマ大統領の支持率が50%をついに割り込み、これから泥沼が始まるでしょう。日本も国債の購入は続けているのではないでしょうか。どういう考えかは知りませんが。
来年は本当に世界のシステムの転機になりますね。どうぞみなさん引き続きお元気にご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月19日 (木) 07時51分
藤原先生
お忙しい中、回答ありがとうございました。
とても参考になりました。
でも私も含め、これだけ先生に質問していると、先生の本業にも差し障る恐れがありますよね。。すみません。
これから益々、お忙しくなると思われますので心配ですね。。
どうぞ体調には十分気をつけになって頑張って下さい。
有難うございました。
投稿: isao | 2009年11月19日 (木) 08時45分
isaoさん、こんにちは。いつもありがとうございます。いえいえ、こうやってお返事するのも本業ですからご安心ください。どうぞますますのご活躍を!
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月19日 (木) 12時47分
他の方が米国のショッピングモールの話をされていましたが、私のよく行くアメリカの田舎町では、モールは、空き店舗だらけでお年寄りの雨天散歩コースになっています。
何とか言うホームセンターとウォールマートとドル何とかという100均だけが、流行っているようです。
皆さんお金が無いのでしょうね。
ドルの金利水準が低いので、投機屋さんがいっぱいお金を借りて、いろんな物に相場を張ろうとしているようですね。
原油や食料が滅茶苦茶上がって、大変なことになるかもしれないです。
貧者は凍え死に、飢え死にするしかない?
先生が仰るよう投機を制限するしかないですね。
各国が協調して、レバレッジを規制したり、投機に税金を掛けたりしよういう動きがあるようですが、馬鹿な「新聞」や「エコノミスト」が反対しているようですね。
今日の新聞で株価のことが書いて有りましたが、米国株はドルベースで罫線を描いて、日本株は円ベースで罫線描いて、どうこう書いていますが、
バカか、または、これをネタに新政権の足を引っ張ろうとしているのか、理解できないですね。
投稿: ^m^ | 2009年11月19日 (木) 15時38分
^m^さん、こんにちは。いつもありがとうございます。市場は本当にまともな人が中枢から去って完全に漂流している感じですね。残っている人たちは明日も今日と同じような日が続くことだけを祈っているようです。でも現実は厳しいですね。年内に市場は大きく動くと思います。そして80年前の世界大恐慌のときと同じように、投機的な金融は完全に放逐されるでしょう。あのときもモルガンなんかがものすごい反対をしていましたが、金融経済システムの全面的な崩落に直面して、結局解体されましたね。今度は結果的にあのときよりももっとすごい解体劇になると思います。転換期ですね。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月19日 (木) 19時03分
10月中旬に、貴金属が高値を更新しだして、「おやっ?」と思うことがたびたびありましたが、その割には、日経やNYダウ、通貨は比較的安定してしていました。今までの金融に対して、徐々に矛盾が出てきているのかもしれません。米軍や米国金融が貴金属価格を下げるように価格操作していたとの情報が以前ありましたが、もはやそのような操作をすることが出来なくなったことを意味しているように思います。
貴金属の高値更新は、ドル、株、国債などペーパーの下げをあらかじめ見込んだものと思われます。
密かに、虚物(ペーパー)から実物(ゴールド)へ移行中です。信用という力が抜けたペーパーは、もはや下げるだけかもしれません。
ペーパーの力で成り立っていた経済は、いったん破綻して右往左往するのは見えていますが、それからがどう対応するかが大切だと思います。そのための提言がこのブログには山のようにあり、おおいに参考にさせてもらっております。
投稿: ゴジラ55 | 2009年11月19日 (木) 22時56分
仕分けは国家財政が破綻したこと・・・・
この見方は、そうかああああとため息です。
投稿: 1984 | 2009年11月20日 (金) 00時10分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。21世紀に入って10年目。いよいよ来るべきものが来たという気がしています。内外ともに今までの紙の上の約束事が果たせなくなりつつあるわけですね。来年は大きな転期ですね。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月20日 (金) 06時35分
藤原先生、こんにちは!
すばらしいお話ありがとうございました。
3時間程の日本再生への講演も聞きました。
(3時間連続でiPodで聞くのはさすがに耳が痛くなりますので、iPodのイヤホンジャックからコードでステレオコンポに繋げてました。)あかねちゃんカワイイですね!(笑)
民主与党の連日の法案強行採決ですね。
自民党政権時代には、少なくとも野党と審議をして修正案を出していましたがそれも全く無いようです。
最近民主党がいったい何をやっているのかが、
私たち国民にはとにかくわかりにくい。
民主党はなぜこんなに法案可決を急ぐのか、
鳩山総理は国民に丁寧に説明するべきだと思います。それに総理以外にもお金の問題がぞろぞろと出てきていますね。
もはや鳩山総理の顔が見られず、
小沢さんのものすごい強い影響力が見え隠れしてるような気がします。
失礼いたしました。
投稿: 狛犬くん | 2009年11月20日 (金) 12時42分
>お金は早めに実力に変えておいてください。
との、アドバイスが藤原先生からありました。
当方、発想が乏しく、習い事や資格取得ぐらいしか思い浮かびませんでした。
>弁護士の資格を持っていても、職にあれている人がいる。
ともあり、資格も有効でないとすれば、具体的にはどのようなことでしょうか。
誠に、発想が乏しく、恥ずかしながら、このような愚かな質問をさせて頂きます。
藤原塾でお疲れと思いますが、よろしくお願いします。
投稿: ?? | 2009年11月20日 (金) 18時46分
??さん、私も同じ発想しかできません。私資格はいくつかありますが、競争社会では需要と供給が一致しないと看板倒れ。ほんとに難しいものですねぇ.
今朝のNHKラジオで藤原先生のビジネス展望をききました。先生のお話はいつもいつも全く無駄がなく、聞いている側は思わず息を止めて聞き入ってしまいます。
最近、週遅れでインターネットでも聞けるようになりましたので又来週月曜を楽しみにしております。
有難うございました。
「ラジオあさいちばん」で検索、「ビジネス展望」です。
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月20日 (金) 22時13分
需要と供給という観点から見ると、今回の事業仕分けで公務員は供給過剰になりそうです。又、公共事業に頼っていた業種も厳しそうです。
国内農業は外国と競争し、疲弊しましたが、民主の政策によっては、展望が開けそうです。
新しい時代に向けて、業種の盛衰もおきつつあり、資格保持者も資格の種類によっては、ひょっとすれば、展望も開けるかもしれません。。
投稿: ?? | 2009年11月20日 (金) 22時50分
そうですね.例えば鍼灸師とか・・
でもそれにはどう考えてもなれそうもないし・・
それで生活する為の資格は大変ですよね。趣味程度なら何とかなりますが。。
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月20日 (金) 23時30分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。民主党にはこれからますます頑張ってもらわないといけません。コミュニケーション不足が一番懸念されることです。とにかく国民が納得いくまで自分たちの状況、考えていることをきめ細かく説明することが何よりも大切だと思います。国と国との大戦争も、実はコミュニケーションの欠如から生まれたりします。国民が疑問に思っていることはたくさんあります。そのことに対してとにかくコミュニケーションチャンネルをもって積極的に語りかけていかないと、どんどん不信感が高まってしまいます。せっかく国民は政権転換を選択し、新しい政治に期待をかけたわけです。コミュニケーションの欠如という基本的なところで足元をすくわれないように、くれぐれもよろしくお願いしたいと思います。
何にお金を付けばよいか、どんな資格を取ればよいか、それは自分の幸せの定義を決めるまで結論は出ませんね。昨日と同じ生活を続けることが自分の幸せであると定義した場合は、その幸せを達成できる見込みはどんな仕事をしても資格を持ってもゼロだと思います。お金では幸せは買えません。お金を使い果すまで昨日と同じ生活を続けて、お金がゼロになって、それで人生も終わりになるだけです。なぜなら、世の中の大転換で最も確実に失われるのは昨日と同じ生活だからです。
何を捨てて何を求めるか、すなわち自分の幸せを真剣に考えてみることが大切です。本当に弱い人を助けたいから弁護士や介護士になりたいのなら、あまり収入は関係ありませんね。本当に自分の家族を守りたいなら、あまり仕事の内容は関係ありませんね。
一度そのあたりをご自分で整理されてみたら、答えはおのずと出てくると思います。
ありがとうございます。ますますのご活躍をお祈りいたします。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月21日 (土) 00時15分
このような質問に真面目に答えていただき、ありがとうございます。
色々な可能性がありそうなので、考えてみます。
たいへん、ありがとうございました。
m(_ _)m
投稿: ?? | 2009年11月21日 (土) 02時00分
公務員が自ら行う予算要求は基本的には、大きな変化がありません。なぜなら、自分の属している課の存続を昨年並みに図ろうとするので、どうしても、時代に合わなくなった部署がそのまま存続してしまいます。どう考えても、各省庁の公務員のみの予算要求は手前みそすぎて、スクラップアンドビルドなんて無理ですね。
例を挙げますと、国交省のもっている予算は、ここ数年は確かにへっていますけども、高度成長が終わっても数年前までは、対前年比では着実に予算は伸びておりました。その最大の理由は、自分たちの食いぶちを確保すること。つまり、職員一人当たり、公共事業費○億円という目安がありまして、各部署の人員数を決めていましたので、基本的には減らすことなく、予算を伸ばし続けてきました。特に、役割を終えつつある部署は、住民に必要なサービスを提供するために予算要求しているわけではなく、組織の存続のために、予算要求をしてきたわけです。他の省庁も事情は似たり寄ったりです。
今回の事業仕分けは画期的なことで、外部の人間が中立な立場で、予算が必要かどうか判断するシステムは必要で、今回、見事に機能していました。今後、全事業に適用することを希望します。特に、米国債を毎月2兆円買っている特殊法人は。せっかく事業仕分けで予算を捻出しても、米国に仕送りしてはたまりません。
事業仕分けに関して、仕分け人の人選は改善の余地がありそうです。特に民主の新人や社民党・国民新党の国会議員を仕分け人に入れないで、なぜ民間人が入っているのか不思議です。又、外国人が予算に関わることに口をだしていいのでしょうか。その他にも、時間や決め方の判断など改善すべきことはあるように思えます。初回としては、大成功だったと思います。
廃藩置県は、明治政府がすることは出来ても、江戸幕府や藩は出来るわけがありません。同様に新しい国のあり方や新しい時代にあった予算作成は旧幕府や旧幕府の家臣(自民・官僚)に出来るわけがありません。その分、新政府の民主党議員に期待しているわけです。確かに民主は優秀だと思いますが、新時代の発想をもっている民間人の智慧の活用も必要かと思います。技術開発の予算を削られたのは驚きました。財務省的な発想です。今後の新しい時代のあり方や発想で、事業仕分けをする必要もあるのではないかと思います。日本をどのように発展させたいのか、今一つ見えてきません。
投稿: 未来志向 | 2009年11月21日 (土) 07時29分
こんにちは藤原様、未来志向さんも言っている行政刷新会議ですが24日からは経済産業省の事業が検討されます。
中小企業向けの技術開発支援について財団法人とかの天下り先の関与がないと採用されないと。噂が立っていますので、公表された実績を調査しましたら、一度止めた方がよいのかな?と思える実態です。
100%補助の「戦略的基盤技術高度化事業」は技術の認定がないと応募が出来ない物で、私が技術認定を取った物です。平成18年から開始され今年度の補正予算までの採用記録を元に調べました。
募集要項には研究管理、知財管理を行う事が可能な法人、または個人事業主。と在ります。技術を持った中小企業や個人事業主が研究管理が出来るアドバイザイーを入れる事で支障が出ないのですが、管理法人(財団法人など)と中小企業が違っている割合が物凄い。
平成18年度 54/80 67.5%
平成19年度 73/89 82.02%
平成20年度 43/48 89.58%
平成21年度 50/68 71.00%
21年度補正 161/231 69.7%
管理法人/採択件数 管理法人の関与率
それと18年度に補助金を貰っていて21年度にも採用された企業が3社も出て来ました。
助成事業の目的としては、革新的かつハイリスクな研究開発等を促進。この「等」という所が非常に曲者なのですが、2年間で最高7500万円の補助ですが、3年目にまた7500万の補助を受ける中小企業(従業員が300人以下)が3社も出てくる。
中小企業単独で採用される会社は売り上げが10億以上で従業員が100人以上の規模が目立ちます。それと個人事業主と同じ土俵と言うのが公平だと中小企業庁では考えているそうです。
私の評価結果ですが、専門の先生に色々と意見を伺い聞いた事のない概念だ画期的。今までには無い物だ。と言われて応募したのですが、技術面での評価は「C:相対的に劣る」でした。評価結果に関する問い合わせには応じられません。と明記してあります。
評価項目は、1:技術の新規性、独創性及び革新性、2:研究開発目標値の妥当性、3:目標達成のための課題と解決方法及びその具体的実施内容、4:技術の波及的効果。以上が技術面評価
事業仮面評価。1:目標を達成するための経営的基礎力、2:事業化計画の妥当性、3:事業化による経済波及効果
政策面評価 産業政策・中小企業政策との整合性
目標を達成するための経営的基礎力が在るならば補助金が無くても研究が出来るのでは?産業政策って具体的には何??中小企業政策って何をしたいの??疑問が山のように吹き出します。
霞ヶ関は古井戸の底。
マスコミでは弾劾裁判だとか言われていますが、ネットでの中継を聞く限り、概ね正しいと感じます。
http://www.cao.go.jp/sasshin/index.html
右側の上から2つ目にライブ中継のリンクがあります。
事業仕分けの対象となる事業・組織等は、こちらの資料2
http://www.cao.go.jp/sasshin/kaigi/honkaigi/d2/shidai.html
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/wk-grp.html
こちらの一番下に内閣府行政刷新会議事務局の連絡先が載っています。
産業革新機構の予算要求が辻褄が合わないと電話で言ったら仙石大臣が予定にない物も加える可能性があるとニュースで言っていました。
日月神事にある「金のいらぬ楽の世になるぞ。」の金とは利権の事なのかな?と思い始めるようになりました。金という便利な道具が弥勒の世で使えないのは納得いかなかったのです。
投稿: kazu | 2009年11月21日 (土) 20時20分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。今回の事業仕分け、どんどん大きな波紋を引き起こしつつあります。結局、成果を出せるというのは非常に明確に予算を引っ張る仕組みを整えたところだけで、それは大企業を中心にタックスイーター(税金を食って生きる人たち)が相当いるのです。初めから税金で飯を食おうという連中はそりゃ成果はきちんとわかるように作って出しますからね。反対に本当に政府がやるべき、成功するかしないかわからない事業は、成果がないから終わりとなるわけで、結構地方や中小零細企業関連が多いのです。今回わかったのは、なぜ大企業のタックスイーターのところばかりにマネーがいくかというからくりです。作文のうまいところは、形しか見えずに現場のわからない役人と政治家のすきをついて大金を持って行っていたということです。おっしゃるように予算は基本的に役人の人件費ですから、人を減らさない限り予算を減らせないという事情があります。あとは分限免職で人を減らすしかないですね。そうなると内ゲバですね。すごい時代です。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月21日 (土) 20時55分
サブプライムローン問題に端を発して現在の世界経済の危機に至っているわけですが、昨年のリーマンの破綻あたりから、世界経済崩壊に関連する書物ばかりに目を通してきました。
気がつくと、「崩壊の到来時期がいつ頃になるのか」ばかり気になり、他のことに余り興味を持つことが出来なくなってしまいました。
他人と話をしていても、つい、関連の話ばかりになってしまうことに加え、仕事で嫌なことがあると「どうせ、世界経済は破綻するだろうし」などと思うこともあり、少々病気かな?と自分でも思います。
今のままでは、たとえ破綻時期を予測出来たとしても、その後の自分はどのような価値観を持って生きていくのかまでを考えることはできないような気がします。
だからこそ、このようなサイトに出会うことができて良かったと思います。
最後になりますが、近い将来、アメリカが破綻することになって、日本が中途半端な形で巻き込まれるようなことになった場合、国家管理体制が強化されることは考えられませんか?
投稿: 風来坊 | 2009年11月22日 (日) 00時12分
こんな教育システムは (図書館の充実した所で)
1 今回の放送に感じた人が登録する
2 登録者は半年内容について勉強する
3 登録者同士、後の半年激論を交換する
4 年度末に先生と登録者が激論する
20分で一年分の教材となり極めて生産的。私の若い時に、こんな教育が有ったら国の税収は今よりは増えていた?安くて増税になる やらない手はない。
銀行証券についての問題は、簡単な経済哲学の教育が欠落しているからなのでは?もしかしたら 競争ですよ とだけ教育されている?
投稿: honnnede | 2009年11月22日 (日) 00時36分
先生、いつも素晴らしい放送を有難うございます。皆さんの投稿、また先生のその回答は、江戸時代の私塾の学問に対する師と弟子の問答のようで、読ませていただくとまた大変勉強になります。
「お金は自分の実力のために使う」とは、この時期、考えさせられるとても大事なことと思われます。こういう時代ですから、日々生活してゆくだけでも大変なことですが、「お金」に対する考え方というのもとても大事なことと思われます。
一昔前、国のかかえる借金があまりに莫大であることから、国家破産が騒がれていた時期がありました。借金といっても、米国や他国と違って、外国からの借金ではなくて、国民からの借金であるので、今もですがやはり日本国民は相当のお金持ちだということですね。それで、国家破産になった場合に、何によって財産を持っていたら一番良いか、という話題が本などでさかんに言われていました。外国のファンドであるとか、株式か、さらに外貨での預貯金か、土地か、、いろんなノウハウ本も出ていました。当時は、デリバティブのレバレッジ型金融の崩壊、という点については誰も思っていませんでしたから(藤原先生は指摘されていたようですね)、この世界の金融システムそのものの崩壊の事態になるとは想像も出来ず、米国の借金漬けの実体もよくわからず、大きな銀行であるシティなどに口座を設けて財産をドルにして持っておく、などというようなアドバイスなどが言われていたように思います。結局、ネズミの花嫁みたいな話で、今は円が一番強かった、ということでしょうか。それでもあとしばらくで、その円紙幣も紙屑となる日もありうる時代となってきました。
昔から、財産は有価証券、現金、土地など不動産で3分の1ずつが良いと言われてきましたが、ここへきて、それさえ完全ではない事態になってきました。
お金など財産は、不測の事態などにあればとても有難いものですが、有効に使ってこそ意義がある、ということです。
今、そんな時が目前にせまってきていますが、
わかりきったことのようで、なかなかそのように出来ないものだと思います。世のため、自分のために大事なお金を投資する、これが上手に出来たなら、どんなに素晴らしいことかと思います。良くも悪くも、お金の奴隷とならないようにならなければならないということです。
投稿された人のなかで、「空売り」ですこぶる調子を上げている方がありましたが、先生の回答は、素晴らしいものでした。先生に出会われたことはとてもラッキーだと思います。
株式にのめり込むと、どうしても日常生活を平静な気持で過ごすことが出来なくなるばかりか、「お金」に対して必要以上の欲というものが働いて、人間の感情というものは冷静な判断を欠いてしまうようになるのは必然だと思うからです。
また、日いづる方角の「東」についても考えさせられます。東を重んじる思想は、昔、中国からの道教の思想からと聞いております。明日香のま東の方向に伊勢神社があることもそのためであると聞きました。
今の中国も、古代の学問はもはや消えてしまっているようですね。伝来した日本においてより高められたということでしょうか。こちらの田舎でも、「鬼門」など方位学を重んじていてか、家まわりのその方角には「南天」の木などが必ず植えられているのを見ると、昔からの人々の思いが込められていることがよくわかります。
投稿: 職人K | 2009年11月22日 (日) 00時43分
職人kさん ご忠告有難うございます。
金融崩壊、混乱時の空売りの件を質問しましたが、決してのめり込んでおりませんのでご休心下さいませ。
ただ現在お金がないと救える命も救えなくなりますので。。
早く良い時代が来る事を祈るのみです。
投稿: ヤマトナデシコ | 2009年11月22日 (日) 01時36分
分限免職は、勤務実績が良くない場合や、心身の故障のためにその職務の遂行に支障があり、これに堪えない人が対象になるそうですが、年金機構移行に伴い、分限免職になる方が多数出るそうです。その中には、過去に懲戒処分を受けた人が該当し、30km/h以上のスピードオーバーで処分を受けた人も入っているそうです。懲戒処分としては比較的軽い方も、免職まで発展し、本人にとって想定外のことが起きたと思います。
個人的には、問題の先送りばかりし自己保身を図った幹部や、捕まらない程度にパワハラをしてきた暗く冷たい上司を分限免職をしてくれたら、どんなにすっきりするだろうと思います。
財政破綻したら(藤原先生のお話であれば、もう既にしているそうですが)、過去に何度も出ていますが、身分保障を見直し、人員整理を始める可能性は高いと思っています。
特殊法人の見直し、都道府県の見直し、地方分権に伴い出てくる現業部門の移管などは、行政の効率化と同時に人員整理も伴うため、相当の抵抗もあるのではないかと思います。
ここ数年で、世の中が大きく動きます。
投稿: 星 | 2009年11月22日 (日) 07時33分
おはようございます。
独立して4年の店舗レスの家電やです。
こちらのコメントを拝見して毎日考えさせられます。
私も病気のように3度目の危機ばかり気になってたいへんなのですが
昨日、取引していただいてる中小の社長さまと話していた時、
別の私お客で熱心な社長さまの事を話題にしたら突然に合いに行きたいといいだし
て二人を引き合わせました。
ただただびっくり、お互い異業種なのですが気が合って心が通じるようでした
合いたいといったのは200人以上従業員のいる社長様
合いに行ったのは従業員20人ほどの社長様
共通するのはどちらもどくとくのアイデアでこの時代しっかり利益を出して、
ここぞとばかりに従業員を増やしたり、念願だったやりたい事を実行している方です
人生常にチャレンジ常に行動してるんだなぁと感心しました。綺麗な川のよう?
これから世の中たいへんになるのに、従業員増していいのかな?とも心配するのですが
バリバリ行動するあの社長ならなんとかするだろうとも思います
この社長様たちはお金を実力にかえてるのかな?とも感じました
私も昨年の秋から、大不況を乗り越える為に念願のバーベルセット買って体を鍛えています。
投稿: 佐藤 | 2009年11月22日 (日) 09時42分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。たくさんの貴重な書き込みをどうもありがとうございます。賭博型金融がこんなに狂喜乱舞し始めたのはこの30年間のことです。米国の産業が衰退して世界の金融をばくち場にして大もうけしようという方向だけが成功したと言ってもよいかもしれません。あとは何をやってもダメだったわけです。しかし無理に無理を重ねたものですからでかくなりすぎていよいよ崩壊しようとしています。人は自分が生まれてから今日までに経験したことだけを頼りに生きると大変な苦労に巻き込まれるものです。しかし、もっと以前から続いている人の営みを勉強しながら生きていると、かなり楽に生きられます。今はそういうことが明確にわかる時代だと思います。今からでも遅くありませんからよく視野を開いて、乱世をいかに生きるかを考えてみてください。世界で最初に激しい紙幣の価値崩壊、ハイパーインフレを起こしたのは、中国の元だと言われています。少なくとも何百年も前から同じことを繰り返しているわけです。ですから知らなかったとか、想定できなかったとかいう言い訳は通じないのですね。
国家の管理が強くなることは不可能ですね。国家権力が衰退に向かっている時期です。地域主権という話もありますし、まさに応仁の乱のあとの日本のようになっていくのではないでしょうか。
元気のよい経営者のお話、まさにそうですね。私も日本全国行きますが、元気よく成長しておられる人は結構おられますよ。むしろいよいよ自分の時代が来たと思って行動しておられる方も珍しくありません。世の中がおわりになっているのではなくて、変わろうとしているのですね。
ありがとうございます。どうぞますますご活躍下さい。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月22日 (日) 10時06分
>基本的には融資だけじゃなくて一緒に経営しなきゃ
ここのくだりで、イスラム金融を思い出しました。
投稿: 田舎から | 2009年11月23日 (月) 15時53分
『金融システムが変わる』で一言。
今の金融は非常に危険。
乱高下に巻き込まれると、とんだことになるかも。
欧米金融がボロボロにやられないと、まともなルールに移行できないと思う。
個人は、巻き込まれないうちに、逃げるべし。
南ア通貨急落で-損失の個人投資家
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091107AT2C0601606112009.html
東京金融取引所はリーディングバンクをとりしまれていないようだ。
投稿: カレー | 2009年11月23日 (月) 17時09分
みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。よくイスラム金融は利子をとってはいけないとあります。あれはどういうことかというと、債務者が成功しても失敗しても金利だけとりたてるというのはダメ、という意味です。
みなさん、高利貸の商売を知っていますか。いわゆる高利貸というのは、正常に返済できる見通しのない人にお金を貸す商売です。お金を貸して最初は金利だけとっていって、やがて行き詰ったところで財産をごっそりいただいてしまうという商売で、決して高金利だけもらう商売ではないのです。こういうことを禁止したのがイスラム金融で、貸すなら成功も失敗も債務者と運命をともにせよという貸し方です。ですから逆に高利貸はイスラム世界では周辺民族だったユダヤ人がやっていたのです。
市場はゴールドが最高値を更新中で、異様な状態が継続中です。まさに転機ですね。
どうもありがとうございます。どうぞみなさんご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月23日 (月) 19時02分
>こういうことを禁止したのがイスラム金融で、貸すなら成功も失敗も債務者と運命をともにせよという貸し方です。
なるほど…分かりやすい。この言い方、貰いです。
この10年、日本でも、中小零細企業の経営者を中心にイスラム教徒が急増しているそうですが、国内の金融機関の態度と関係があるのかも知れませんね。
投稿: 田舎から | 2009年11月24日 (火) 09時17分
田舎からさん、こんにちは。いつもありがとうございます。日本の銀行から融資を受けるときの銀行取引約定書を見て下さい。一円でも返済が滞ったら全財産を譲渡しますという項目がまだ入っていると思います。担保の有無に関係なくこういう項目があるのです(包括的根保証のこと)。これこそ銀行が本当は高利貸である証拠であり、昔から問題になっている項目です。システムそのものを変えないといけませんね。どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年11月24日 (火) 10時06分