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2009年10月20日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2009年10月20日 大企業の破綻

大企業の破綻

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コメント

こんにちは藤原様、霞ヶ関では何も解らないようですね。

委託研究の採択結果が出ました。見事に落選(笑

採択者である関東経済産業局の担当者に申請書の意図やイノベーションを巻き起こす実験も考えていた事などを全て話をして、落選しても融資の機会があると書いてある事が何を意味するのか?全て実戦して結果を伝えました。

今の制度の問題点が沢山ありますね。勉強になりました。と言われましたが・・・見事な切られ役を全うしたようで(笑

大企業の破綻は予想はしていましたが回避は無理なのでしょうね。飛ばしの金額が指数表示の方が適切なのでしょうから金融理論を破綻させるか戦争経済に持ち込まないと、と言う話なのでしょう。

期日が近いので様々な方がハッキリと物を言うように感じます。前向きに次の時代をどう作るか走り出さないと厄介な時代に成るのでしょう。

中小機構に1兆4000億の隠し金があるとか産業再生機構に860億(来年300億)の予算が割り当てられているが、使い道に困っている?迷っているとか、金もあるし人もいるし。止まっているのが最大のリスクですね。

信濃町とか地検とか変なことをしてくるようで在れば情報公開で止めないと時間が無くなりますね。

物作りの観点から見ると日本は覇権国でしょう(大企業を除く)霞ヶ関でも中小零細企業のエネルギーは感じているようです。形にする手本を見せれば優秀な方達ですから早いかも知れませんね。

今週末は残念会を開いて頂けると連絡がありました。まだまだ頑張れそうです。
(金降ってこないかな(爆笑))

投稿: kazu | 2009年10月20日 (火) 19時54分

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、それは残念でした。ま、反対から考えると役所から金をもらっちゃうとそろばんが狂ってきますからね。ここは潜在能力の向上に専念せよということなのかもしれません(笑)。鳩山内閣もこれからが正念場です。いろいろ課題はありますが最後は経済です。ものづくりを含めて日本の未来をどう作るかですね。がんばってもらわねばなりません。同時に自民党時代のことはどんどん情報公開が進むでしょう。昔の通産省が79年に作って保管し続けてきた石油配給券なんていう話も出てきましたね。JALのことを含めてまだいろいろ出てくるでしょう。どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月21日 (水) 07時29分

紅葉に囲まれている我が天空の山郷、いやいやいい季節になりました。
むかしどんぐりで遊んだな-と感慨にふけっていたらそのどんぐり危機にひんしている。との話なんと松の次は椎の木もあぶない。
昔どんぐりが黄金に変わって..。むろんおはなしのせかいでしたが、本物のおかね。世界中あれだけ印刷していてどこにもない・地球の外にだれかもっていってんでしょうかね-。世にも不思議なことだなあ....。
あの紙切れいえお札にんげんの営みの中で回るお足なんていう人もいて回り回っていつか我が手元にと考えてのことかどうか知らないけど名前かいたのもみかけましたがこのところありませんね-
さてさていよいよせんごくじだいですか、これ先取りして歴女がありきなんですかね。スポ-ツも侍とか、の名称が目についたり。
未来が暗いいやな世の中の言葉に戦争がだぶつきます。もし人の心がこれに同調したらと思うとさむけがします。だけはしてほしくない。このまえの論文拝聴しまして気になる言葉に人は進化して...。とありましたが私は人は進化していないとおもっています、むしろ退化している。そう思えてしかたがありません。
神様かどなたかしりませんがなぜこんなやっかいな生きもん造ったん
でしょうかね-

投稿: 杉原大路 | 2009年10月21日 (水) 08時23分

杉原大路さん、こんにちは。いつもありがとうございます。まことにおっしゃるとおりです。放送で進化という言葉は変化というような軽い意味で使った部分だと思います。私も人は退化していると思います。昔は人と神の区別がつかないぐらい人のレベルは高かったようですからね。

ところで日本郵政の新しい社長に元大蔵次官の斉藤次郎が内定と。うわわ、墓場から亡霊が出てきましたね。何ですかこの人事は。小沢一郎のところに斉藤次郎が頻繁に出入りしていたわけですが、こういうことだったわけですね。斉藤次郎が10年前に何をしていたか、みんな覚えていますからね。この人事は鳩山内閣の命取りになりかねないと思います。

いよいよ応仁の乱ですかね、これは。

どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月21日 (水) 10時45分

こんばんわ
いつもお世話になっております。

今の大企業は経営でなく統治をしているというご意見は全くその通りだと思います。そして、いつ破綻するかわからないというのも実感できます。

これからは新しい働き方を各個人で見つけていくことが必要になってくると思います。

NHKのラジオあさいちばんのビジネス展望に興味深い話がありました。10/13放送分の内橋克人さん(うちはしかつと)「共同労働という働き方」です。

共同労働とは、働く人々が資本と労働とを提供し、同時に経営まで行っていくというものです。

このお話のように、会社に雇われない働き方、人と地域に貢献するという新しい働き方を実践してみようと思いました。

投稿: Fぅお~ | 2009年10月21日 (水) 23時30分

Fぅお~さん、こんにちは。いつもありがとうございます。日曜日の夜の前夜祭から水曜日の夜の修了ディナーまで、リーダーシップのレベルアップコースでずっと東京にいました。ベティン先生も参加者のみなさんも大変元気でエネルギッシュで、21世紀はこういう人たちが先頭を走らないといけないと改めて思いました。やはり人が元気に生き、仕事をするためには意味ある仕事だと自分が思えることをやらなければならないのです。それはおしゃるような共同労働かもしれません。あるいは人それぞれに自分が最も大事だと思うことを実行していくことかもしれません。いずれにしろ今の多くの組織はそういう人が持つ真摯な思いを実現できない場所になっています。だからこそ政治に革命がおき、大きな会社が潰れていくわけです。権力と恐怖のリーダーシップで問題を先送りすることはそろそろ限界のようですね。どうぞFぅお~さんもますますお元気に、信じるところに向かってご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月22日 (木) 04時56分

 日本郵政の新社長に元大蔵次官の斉藤次郎氏がなるそうですが、かつてこの人の福祉目的税の助言で一夜で細川内閣が窮地に陥りました。
 小沢さんの頭の中味は何も変わっておらず、かなり時代遅れですね。
 この人事を同意した鳩山首相にがっかりです。

投稿: ムー | 2009年10月22日 (木) 08時36分

ムーさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりどころか、鳩山内閣の命取りになりかねない人事です。

そもそも郵政で集めたお金は大蔵省で運用していて、それが実質的に非効率の温床になって民営化ということになっていきました。それが財務省の徹底解体なしにまた財務省に戻るというのは問題ですね。

それからデンスケ氏は東証の理事長までやった人ですから長岡実氏と同じように大蔵省のドンでしょう。だから大蔵省OBの天下り人事にもかなり絡んでいるのではないでしょうか。

3つ目はおっしゃるように増税路線ということですね。それを宗旨替えしたとは聞いていません。

4つ目はあまりにもあからさまな小沢人事だということ。

ご存知のように政治は人事が非常に大切なのです。これで国会が始まればデンスケ氏はたびたび呼ばれていろいろ本論とは関係のないところで追求されるのではないでしょうか。

小沢氏がデンスケ氏を抱きかかえて共に去ってくれれば騒ぎは収まるでしょうが・・・。

行方をよく見極めたいですね。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月22日 (木) 14時03分

こんにちは藤原様、斎藤次郎さんの話が何を意味するのかよく解らなかったのですがチョット調べると大変な人事のようですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E6%AC%A1%E9%83%8E
満州・大連市出身。父親は満鉄調査部に勤務していた。終戦後の1948年に内地に引揚げ・・・

戦前へ逆戻り?何て思ってしまいそうですが、隠し飛ばした負債を誰につけ回すかと言うことで適役なのでしょうか?

満鉄と国際金融資本の話が色々ありますが満鉄の対応が戦争へ巻き込まれた原因と言う話も在りました。(何が本当かはよく解りませんが)

民主党の経済政策は全く期待できませんね。官僚も解らなくて戸惑っている様子です。私の方は希望する施策を具体的に要望しています。官僚単独で意見を言える雰囲気ではないようで外部から(関係者)具体的な施策を言った方が効果があるのではと思っていますが???

日本政策金融公庫(政府系金融機関)の現場では技術力のある中小企業のために投資業務(商品)の提案を行ったことがあるそうです。業種が違っても現場が優秀なのは戦争の時と同じという皮肉な話ですね。

現場(庶民)が優秀と言うことが今までの覇権国と全く違う所なのでしょう。日本の時代が来ると言われるのも納得できます。マスコミでは中国が次の覇権国とか言っていますが出稼ぎに行っている人の話を聞くと無理があるように感じます。

BISも色々と画策しているようで銀行も右往左往するのでしょうね。資本主義が終わってもルールの変更で何とか成ると思っているのかな??

もう一波乱が起きないと次の時代は来ないようです。産みの苦しみと覚悟して乗り切るしかないですね。

投稿: kazu | 2009年10月22日 (木) 15時35分

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、満州出身で大蔵省にね・・・。とにかくこれは革命ですから小沢でも誰でも、国民を怒らせたら即退場になるということです。人事が後戻りできないならとにかく国民が安心できる21世紀の建設に向けて突っ走るしかないですね。何をやるかで国民の疑念を晴らすしかありません。金融のほうは底がが抜ければ美濃尾張(身の終わり)ですから、それまでに新しい21世紀らしい金融のビジョンを作っておきたいですね、できるかどうかわかりませんが。とにかく革命はまだ始まったばかりです。おっしゃるようにいろいろとあるでしょう。どうぞ引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月22日 (木) 20時57分

先生、おはようございます。いつも有難うございます。今朝のビジネス展望も聞かせていただきました。先生のお話をたくさんの人に、また民主党議員の方々にも
そろって聴いてほしいものだと思いました。景気は上を向きつつあるとか、これからは中国であるとか、、気休めの一時しのぎのような話にはもう多くの人がウンザリしていると思います。おっしゃる通り、私のまわりでも、地方の経済も深刻な状況で、来ているところまで来ている感じがします。もとに戻ることはもはや有り得ないと思っています。
 国家による、新しく大きなビジョンを掲げて、強いリーダーシップを発揮してほしいと思います。あまりにマニフェスト通りにと思っていても、これだけ税収の激減では出来ることと出来ないことが出てくると思います。
一円でも無駄を削って予算を落とす、というより、今しなければなせないことの順序のメリハリをつけたらどうかとも思われます。
 それをしながら、いずれは、戦略的低エネルギー社会への転換していくしか未来がないのだ、そちらへ日本の国は行くのだ、ということを大きく示してほしいです。目標が見えるのと見えないのでは、同じきびしくつらい状況でも希望が持てます。貧乏もやりがいがあります。
 若い人(今春就職した子どもからも聞いています)でも、本当に元気のあるリーダーの下で働くのと、そうでないのとは、大きな違いがあると思います。
やはり、人を導く側の人がまず、元気なやる気のある人でないとダメだと思います。若い人が、自分の思いを仕事に実現できるように思う職場とは、優れた指導者があるかないかだと思います。
先生のリーダーシップ研修を、国会議員の皆さんにもしてあげて下さい(笑)。冗談でなく、真剣にそう思っています。
投資銀行の創設、早くとりかかってほしいです。
今後とも、国家の指導、国民の指導、
よろしくお願い申し上げます。

投稿: 職人K | 2009年10月23日 (金) 08時14分

藤原先生。いつもありがとうございます。今回はテーマが大きすぎて、到底、私の頭に入りきれる代物ではありません。で、空想をしてみました。

通貨不安が起これば兌換紙幣と言う発想はもう時代遅れ?歴史を振り返ればうまく行かなかったのは分りますが、取り合えずそれを経て新通貨になるのでしょうか?いろんな新通貨がでてくるでしょうね。兌換する物もいろいろバラエティーに富んだものが・・・。

世界の動乱期の後、いろいろすったもんだした挙句、聖書の黙示録に出て来るような政治と宗教とを統合した巨大な連合国家ができて、全ての経済活動を制御し、逆らう者には有無を言わせぬ武力で完全に従わせると言う体制が出来上がるのかも。その勢力に従う者にも完全な従属を要求するような。超独裁者が出現し超管理社会が実現する日が来るかも。

となれば、現在、一番近い世界観を有するのはイスラム教か?ローマ亡き後の地中海世界を牛耳ったように。日本人は案外適応しやすいかもね。優柔不断だから。でも、そうなりゃあ権力者にすり寄ろうとする腹黒い者が跳梁跋扈しかねない。

いろいろ空想は尽きないですぅ。

投稿: みかんちゃん | 2009年10月23日 (金) 14時57分

 アイスランドは昨年の金融危機により、国家破綻したものと思っておりました。雑誌を読みましたところ、IMFの融資で破綻を免れているそうですが、IMFの融資条件にイギリス人やオランダ人の預金保護がついているらしいです。思わず、苦笑いしてしまいました。次の第3次金融危機で、アイスランドやIMFだってガタガタになるのに、とりあえずの時間稼ぎ、……。
 東欧も破綻状態だそうで、それを認めると西欧が大変なことになるので、IMF融資で東欧の破綻を止めているそうです。
 勉強不足で、欧州がそんなことになっているなんて知りませんでした。
 日本の方がずっと悪いと思っておりましたが、欧州も結構大変なんですね。
 米国の不動産バブルの崩壊が、様々に波及し、世界的な国家破綻を招きつつあるようですが、2年前はこんなことになるなんて、私は全然気づきませんでした。
 何年も前から、藤原先生が早々と時代の流れの変化の話をしていたことに改めて驚きます。

投稿: tuiteru | 2009年10月23日 (金) 17時42分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。やはり斉藤次郎人事は大変なことになり始めていますね。来年には小沢が追い出されるでしょう。その前に金融危機、経済の行き詰まりやら民主党の人気急落などが予想されます。そこにむけてもう日本再生プログラムを大至急作って本格的に仕事を創造していくしかありません。一気に全国にムーブメントを展開しないと間に合わないかもしれません。まさにヨコ型リーダーシップですね。いま、NPOのほうでどうやるか考えているところです。

宗教戦争はこれから本格的になるかもしれませんね。中東がどう転がるかで全体が見えてきます。今度の金融危機にイスラエルがどうするかですね。米国は完全に受身でしょうから、カードを切るとしたらイスラエルでしょう。アイスランドも東欧ももう既に惨憺たる状況で、欧州はとてつもない不良債権を抱えて身動きが付かないはずです。

これから今まで隠して飛ばしていたものが全部出てくると思います。その大混乱の中からどうやって新しい金融・経済を作るか、あっという間に正念場になりそうですね。がんばるしかありません。どうぞみなさんますますご活躍ください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月23日 (金) 22時33分

辰の流れに身を任せて与えられた命を完全燃焼する。30代の頃でした。
そう生きるために今から自分はどう行動したら良いか、ま、仮にですが、棺桶をこちらから観るんではなく、棺桶から今の自分を観てみよう。
棺桶に入って釘の音聞きながらうんうん、おもろいじんせいだったな-、
そう思いたい。私は焼きもんやで生きたい、しかし資本もない、ただあるのは身につけた技術。その道のプロからも私の作品を求める人達からも評価はされても常にびんぼう暮らし。そんな状態のなかで夢はもっていました。
これさえ出来たらおら棺桶ン中で悔いはないと思える。
この世界の組織、団体から誘いの話があった。しかしみんなことわってしまった。おら-そんな金も暇もない。思う所やるべきことはただひとつ。生きてきました。いや生かされてきました。おらの作品多くの人は手が出ません..。手はいりませんオ足ください。
いま70歳。昨年その思う作品出来ました。
長いようで短い時間、夢を描いて40年、さて棺桶に片足ツュコンで、もう一本突っ込むまでの時間、後10年か5年かの間に21世紀の夢を作品で造りたい。そんな思いでいた中で藤原さんのことを知りました。
ユメ追い人のわたくし。21世紀がほんとうに明るくあたたかい時代であってほしい。そういう時代になるためには言われるように、今の乱世
の先に向かう行動が大切ですね。
のたうちまわって、命を神にゆだねてわたしはユメを実現しました。
明るい未来造りも産みの苦しみはありますね。しかしそれを恐れていたのでは何も出来ない。こうどうあるのみでしょう。
天岩戸は開かれました。日本民族の熱意によって。新たな日本創造ですね

投稿: 杉原大路 | 2009年10月24日 (土) 05時46分

杉原大路さん、こんにちは。いつもありがとうございます。きょうはまた大変よいお話をありがとうございます。そうですか。ぜひ21世紀の夢を作品にされてください。世の中はやはり明るく温かく、良い方向に動いているようです。だからそれに反するところがどんどん流されていきます。流されたくないから最後の悪あがきをするというか、皮肉なことに流されるためのエネルギーを貯めるためにあえて時代に逆らうというようなことが小沢一郎のようにあちこちに出てきている昨今です。元気に前向きに生きることしかないですね。どうもありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月24日 (土) 07時50分

↓かんぽの宿疑惑:究明に調査チーム発足 政府・与党
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091025k0000m010059000c.html

 西川社長は、特別背任未遂などの容疑で東京地検に刑事告発されたり、調査チームを発足されたりで、人気者ですね。
 何が出るか興味津々です。
小泉・竹中にも及ぶと更に面白いですね。
外資規制を含め金融の見直しに発展すると更にいいですね。

投稿: 憂い | 2009年10月25日 (日) 03時47分

憂いさん、こんにちは。いつもありがとうございます。これから戦犯追求が広がっていくのでしょうね。小泉・竹中にも広がるのではないですか。時代の決着がついていきますね。どうぞ引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月25日 (日) 06時27分

↓斎藤次郎元大蔵次官 衝撃起用の深謀遠慮
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02043352/1.htm

 郵貯の資金を外資から守ることはことは当然としても、斉藤氏の人事は、不思議に思っておりました。しかし、財政投融資の復活をねらったものであれば、腑に落ちます。
 それにしても、特別会計の見直しを薦めている最中に、財政投融資の復活はいかがなものかと思います。
過去の財政投融資はほとんど焦げ付いていると聞いていますが、国民の資産を守るシステムは作られるのでしょうか。
 かつて、お金を金融機関に全て預け、引き出し制限をし、新円切り替えでお金の価値は減価し、国債は紙切れになり、インフレで更にお金の価値も下がり、踏んだり蹴ったりの状態になりました。

 また、そのようなことが起こるような気がし、先行きが不安です。

投稿: 憂い | 2009年10月26日 (月) 11時07分

 今年の正月頃は、魔の夏と言われ、夏には世界金融は大混乱に陥ると見られていました。しかし、不思議なもので今のところもっています。
 FRBが米国債の直接買い付けを10月末で終了すると言っているので、今後その影響で、そろそろ、大混乱になるのではないかと言われています。
 又、米国政府は、米国債や米ドルが持たないことを承知しているので、何らかな形で事態の収拾を近いうちに図るだろうと言われています。
 大混乱の内容や時期の予測は難しいにしても、遅かれ早かれ、昨年以上の大混乱が訪れるのは間違いないと思います。

 水面下では、金融破綻後をにらみ、基軸通貨、貿易体制、世界政府など、世界的に色々協議されているかと思いますが、その混乱の収拾後には、資本主義の行き過ぎを修正し、一般庶民にとって生活のしやすい世界になっているのではないかと期待しております。
 
 今日は鳩山首相の所信表明もあり、前政権の自民党と違い、国会の様子も変わり、驚きです。
 内政に関し、マスコミで報道されている部分では様々な改革をしていますが、水面下でもさぞや動いているのだろうと思います。

 蛇足ですが、自民の民主批判は面白いですね。例えば、過去にあれだけ国債発行をした自民が民主の国債発行を批判したり、自民が公共事業費を増やせと要請したりと。

投稿: まめ | 2009年10月26日 (月) 21時17分

憂いさん、まめさん、こんにちは。いつもありがとうございます。政治は次第に応仁の乱のようになってきています。誰が敵で誰が味方かわからない状態。国政選挙では民主党が勝ちましたが、地方の首長選挙では負けていますね。中央と地方が外交交渉をする時代がどんどん来ています。新しい日本の姿ですね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月26日 (月) 23時34分

先生の仰るように、ウオール街の投資銀行の人間というのは、自分たちの儲けに関する技術は大変なものが有りますね。
政治家を抱き込んだりマスコミを抱き込んだりして、世界中の一般庶民を搾取するシステムを作り上げているのでしょうね。
会社が潰れても、高額のボーナスをせしめて、マスコミに屁理屈を言わせて、バカな国民を納得させるなどですね。
日本でも、長銀や日債銀の処理を通して、時の政府は数千億円をアメリカのファンドに貢いだことを、マスコミはあまり言わないですね、裏で相当お金を貰っているのでいるのか、よほどの馬鹿なのかどっちなのでしょうか?
私は、日本の新聞は、昔のプラウダやイズベスチャと同じようなもので、実はもっと悪いのではないかと思うのです。
プラウダやイズベスチャに書いてあることは、全部嘘だとソ連の国民は知っていましたが、
日本の新聞を、日本の国民はまだ信用しているから、もっと具合が悪いですね。

投稿: ^m^ | 2009年10月27日 (火) 11時53分

やはり、(興銀)的なものや、国民金融公庫、のようなものは必要なのではないでしょうか?
郵便局や農協で集めた、預貯金を、商品投機や証券投機で運用するのは大問題です。
それより、比較的足を落とすことが少ないと思われる、エネルギー転換に大規模な投資が出きるようにすべきです、談合などをしっかり監視できる仕組みを作れば、そのための財投なら問題ないのではないですか?
電力消費の3割以上を地熱で賄うことが可能のようですよ!

投稿: ^m^ | 2009年10月27日 (火) 15時35分

新聞は最低賃金の引き上げに絶対反対のようですが、それなら、基礎年金や低所得者の健保は全額税方式にすべきです。
最低賃金しか貰っていない人は、非正規の人が多いです、最低賃金から健保を払ってさらに国民年金が払えるはずがないです。
経営者と正規労働者が自分たちの利権を守る為に、非正規労働者を最低賃金で使っている会社もありますよ。
公務員や新聞記者は率先して、最低賃金で生活すべきです。

日本はまだ国保があるから良いですが、アメリカでは一般の人は医者にかかれなくなっていますよ。
小泉竹中一派は外資の保険会社の要望を受けてそういう国にしたかったのでしょう。

投稿: ^m^ | 2009年10月27日 (火) 15時50分

安部芳裕氏の資料を参考に、どうして不景気になったか記載してみました。

<BIS規制>
1980年後半~1990年初頭  バブル景気
1992年  BIS規制(1988年以降から移行措置)
・BIS規制前は日本の自己資本比率は1%以下だったので、それが7%になると、貸し渋りや貸しはがしが出やすくなります。タイミングも悪く、バブルの崩壊にBIS規制が本格運用されたので、余計に悪化しました。更に、大蔵省は総量規制などバブルが崩壊したのにも拘わらず、徹底的にバブルつぶしをし、更に景気の後退を招きました。

<米国からの要望による法改正>
1999年 人材派遣自由化
2000年 大店法廃止
2003年 米国型会社経営(商法改正)
2004年 司法制度改革(ロースクール制度など)
2005年 外国の日本への参入・合併手続きの簡素化(新会社法)
2005年 保険業自由化
2005年 郵政民営化
2005年 独禁法の強化
・日本は米国の対日要望調書に沿った形で、米国型の制度を取り入れるため、様々な法改正を行い、更に景気の後退を招きました。

<労働者平均所得と企業経常利益>
年度    労働者平均所得 企業経常利益
2000年   461万円     35.9兆円
 ・・・
2007年   437万円     53.5兆円
・派遣業の解禁や給料の抑制により、労働者の平均給与を下げ、その分を企業収益に回しています。

<1999年比、従業員給与と企業配当の増減>
1999年比、2000~2007年までの各々の増減の合計は以下の通り。
従業員給与 18.8兆円の減、
企業配当  18.8兆円の増
・従業員の給与を削って、企業配当を増やしている構図が明々白々。

<1999年比、派遣業売り上げと企業支出の増減>
1999年比、2000~2007年までの各々の増減の合計は以下の通り。
派遣業売上 15.3兆円増
企業配当  40.7兆円増
従業員給与 53.2兆円減
・従業員の給与が企業配当や派遣業の売上に回っています。つまり、従業員よりも株主優遇政策になっています。

<日本の実体経済から消えたお金>
1998年に外為法の改正がありました。
その後、2008年までの10年間で、
 84兆円増……日本の預金残高
136兆円減……日本企業の貸し付け
上の二つから、日本の実体経済から消えたお金が 220兆円。
これは、株やデリバティブなどの金融商品に回ったと言われています。
2007年度の株式市場は750兆円にのぼるが、そのうち、資金調達に回っているのが、15兆円。
99%は投機目的になっている。
1日当たりの世界の為替取引は、452兆円、貿易の86倍、GDPの27倍。
貿易には、1%程度あれば足りる。99%は投機目的。実体経済にかけ離れた取引が行われている。
日本円の年間取引量が1.3京円。それに対して、仮に1%のトービン税を掛けたら、132兆円の税収が見込まれます。実際は、投機的な売買が減るので、その税収はもっと少なくなるでしょうけれども、投機が減った分、実体経済にお金が回ると言われています。
もちろん、株にも税金を掛ければ、投機目的の売買は減り、実体経済に資金が回ると言われています。

不景気の原因は、金融政策が適切でないこと。日本の風土に合っていない米国型の制度をとりいれたこと。従業員の給与を減らし、有効需要を減らしたこと。資金が実体経済に回らず、金融商品に回ってしまったことなどが考えられます。

今後は、それと正反対のことをすると安定した経済の基礎を築くのではないかと思います。

投稿: 未来志向 | 2009年10月27日 (火) 17時56分

^m^さん、未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。詳しいご指摘、ありがとうございます。振り返ってみればこの20年ぐらいの時代は本当にすさまじい時代でしたね。日本も米国も。でもそのなかから未来を創る人たちが出てきましたし、同時にまたゆがんだ人たちも浮かび上がってきました。選別のプロセスでもあったわけですね。時代は常に今の足元から進んでいきます。このすさまじい破壊の先にどう未来を創造するかが問われていますね。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月27日 (火) 22時35分

こんにちは藤原様、昔の放送は大切ですね。

私もコメントで止まるのが最大のリスク。何て言っていますが、参議院選挙が終わってみれば何も動けない状況になっているようで(笑

涼しい夜に色々やる癖が付いてしまって、こんな時間にコメントを書いています。頭も冴え渡っている状況で、武士の鍛錬ではないですがアナログ感覚を鈍らせないために電子回路の設計と実験をしています。

機械設計(一応・本業です)とか光学設計とかアナログ回路の設計とか不思議と共通点がありますね。電子回路は金が掛からないので都合がよいです。

測定器が高いのがネックですが変えなければ作るのも一考かと挑戦していますが、公正が出来ないと意味がありませんから作っては見た物の・・・と言う物が転がっています。

そろそろ興銀の具体的構想を練らないと成らない時期ではないでしょうか?

10年後に石油が使えなくなる(経済的に成り立たない)事を前提として、現在の産業転換を図る方策を立てて投資を行う方向で良いのかな?何て思っています。

6cm枕に様々な分野の事が書いてありますが最近10年の研究成果が出て来ています。産業応用段階で止まっている物が非常に多い印象を受けますので石油が使えない世の中で何が必要かをワイガヤ・ブレーンストーミングで捻りだして行けないかな???

投稿: kazu | 2010年8月 1日 (日) 03時34分

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。いろいろとご活躍のご様子、何よりです。政府も財界もご覧のとおりですからね。ここは停滞と後退しかありません。しかし連中はその必然的に生ずる危機で追い出される運命を自ら作っているわけです。それからですね。ここは国民運動で盛り上げていくしかないのですが、今度来る危機の時にどれだけの人が腰が抜けずに立っているか、そこがやってみないとわからないところだと思っています。その様子を見て、戦略を考えるしかないですね。まだたいていの人は、このまま世の中が動いていくとどこか信じていますからね。認めただけがその人の世界ですから仕方ありません。いずれにしろ特区と興銀でやっていくことになるでしょう。枕にいろいろ書かれておられるのですか。それはすごいですね。いずれ大きく役に立つ時が来ると思います。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

PS,次回の更新は火曜の夜になります。

投稿: 藤原直哉 | 2010年8月 1日 (日) 08時36分

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