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2009年10月 6日 (火)

藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2009年10月6日 虚像を捨てよ

虚像を捨てよ

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コメント

ギリシャ神話の面白いお話
あるとき神々が集い会議が始まりました。話題は「われわれを冒涜している人間に罰を与える」でした。かれらから何をとりあげたらいいだろうか
あれかこれか議論して「夢、希望」に決めました。これを人間から取り上げることに大方の意見は決まりました。
ところが最高権威のゼウスはいいます。それだけはいけない。それ以外のいかなる苦しみも賛成しよう。以来人間は苦しみと云う重荷からのがれられなくなりました、ゆめがあるゆえに。
虚像もゆめのうちなんですかね。見栄なんかも.....。
砂上の楼閣なんてのもありですね。ま人間ゆめの変化球あれこれもっていて虚虚実実あれもありこれもありの世界に生かされていますね-。
さてさてそこで天のシナリオに波長を合わす生き方が問われるんですね
ゆめがあるから生きることに希望ももてます。
でっかいゆめを、少年よ大志を抱けです。しかしおうおうにしてゆめの灯火も現実の生活の嵐の前に次第に小さくなる。

ゆめを描きゆめに向かう。しかしほとんどのひとはしょせん大きいゆめをもってもしゃ-ないとあきらめる。
山本かんさい先生いわく「ゆめを実現にするためには気が狂うほどそのことを思い、真心をもってこれに向かう命かけて、そこまで努力するひとはすくない」と、虚にあるか実に生きるか、ですが実に生きる天のシナリヲに生かされる道は安易ではない。が棺桶で自分の人生の味、後味いいんではないかな-

投稿: 杉原大路 | 2009年10月 7日 (水) 07時14分

杉原大路さん、こんにちは。いつもありがとうございます。良いお話をありがとうございます。夢と希望がないと乱世は本当に今日を生きることができなくなりますね。同時に夢と希望をかなえるためには今の自分からスタートしないと永遠にそこにはたどり着きません。まず今の自分をしっかり見つめ、希望を実現し、夢をかなえるための階段を自分で作っていかなければなりません。それが実に大変な作業なのです。勢いで乗り切るしかありませんね。同時にそこで親友がいればずっと楽になりますし、今までの試行錯誤が多ければ多いほどまた楽になります。

新聞を見ていましたら面白い記事がありました。
http://www.asahi.com/politics/update/1007/TKY200910060446.html
ミタライが「私たちは日本的経営を捨てたつもりはない」と言ったそうです。捨てたつもりはないのに気づいたら粉々になっていた・・・。あるいは捨てたのに捨てたつもりはないと嘘をついている、どちらかですね。大切なことはいまやミタライやその仲間の会社で日本的経営は完全な虚像だということです。旧満州の王道楽土しかり、ソ連の労働者の国しかり、みんな虚像ですね。虚像にしがみつくリーダーは早く追い払わないといけませんね。

どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 7日 (水) 08時11分

藤原先生、おはようございます。

今回もお話ありがとうございました。
竹の横笛のお話もすばらしかったです。

閉じこもった穴熊やタコではないですが、
日本人は元気無くなりましたね。
ここ一年の都内の満員通勤時、
語学のテキストや日本経済新聞を読んで
元気に勉強しているキャリアウーマンさん達も
ほとんど見かけなくなりました。
若者やオジサンは言わずもがなです。
車内で熱心なのはゲーム機と携帯だけ。
そういえば車内でお化粧している女の子も
ほとんど絶滅してしまいましたね。(笑)
まさに虚像が崩れて、
みんなどうしていいのかが、
わからない状態なのでしょうか。


今回はお話されませんでしたが、
藤原先生のお話の中に、
よく量子学、量子力学という語句が出てきます。

私は物理や化学がほとんどわからないのですが、
これは、小さな素粒子(クウォーク)のようなものが、
たがいにぶつかり合い影響して
ひとつの原子なり分子なりを作り出す。
というような理論というか概念を、
先生の言われる横型リーダーシップに
置き換えて考えるということなのでしょうか?

トンチンカンな疑問(笑)かもしれませんが、
ご返答いただければ幸いでございます。

失礼いたしました。

投稿: 狛犬くん | 2009年10月 7日 (水) 09時34分

はじめまして。先生の放送を毎週楽しみにしています。ありがとうございます。

我が家では、今、小学生の一人息子のお受験にうちの奥さんが必死になっています。
塾通いと、週末などは学校説明会とかで振り回されている次第です。
たまには子供の勉強を見ろとのお達しで、受験用の問題をみますともうウンザリです。

自分自身は、約30年前に私立の進学校に入って、こんなことして何になるとの思いでレールから外れてしまい、その後、紆余曲折あって、数年前までは鉄砲もって山でイノシシを追っかけまわしていました。今はおとなしく町工場の経営をしています。

今までと同じ明日が来ると信じている人たちと、本音で話し合える日が来るのを楽しみにしています。

投稿: shin | 2009年10月 7日 (水) 10時38分

狛犬くんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。とても興味深いお話をありがとうございます。がんばっても報われないことがみんなわかってきたのですね。まったく罪なことをしたものですね、大企業の経営者は。みんな根こそぎ追い出さないといけませんね。同時にみんな今までと同じことをしても成功しないとわかったら、まったく価値観を変えていかないといけませんね。それは一人一人の問題になります。

量子の話ですが、要するに物質も波もエネルギーからできているということではまったく同じだということですね。そして組織を原子とたとえればその中にいる個人が量子。まさに量子的な動きをみんなしているのだと思います。ですからこれからの時代のリーダーシップ量子の動きを考えたものでないと成り立たないわけです。原子レベルの古典力学が働きませんから。だからこんなに激しくリーダーシップの破綻が起きているわけですね。

shinさん、こんにちは。いつもありがとうございます。大きく人生の舵を切られたのですね。これからは追い込まれるようにみんな戦略的低エネルギー生活を余儀なくされると思います。そうなるとまたいろいろと本音の話がたくさん出てくるでしょう。それは楽しくなると思いますよ。

どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 7日 (水) 23時02分

藤原先生、おはようございます。

戦略的低エネルギー生活、いいですねぇ!

いままでモヤモヤしていたものがスッキリするような気がします。
その様に世の中が動くと思うとなんだかワクワクしてきますね。
今後とも元気が出るような放送をよろしくお願いします。


投稿: shin | 2009年10月 8日 (木) 10時27分

藤原先生、ご丁寧なお返事ありがとうございます。

物質も波も、
エネルギーからできているということなのですね!
たいへんわかりやすいご説明で納得いたしました。

もしかするとそのエネルギーの源は、
宇宙のフォース(気)のようなものから
来ているのかもしれませんね。

失礼致しました。

投稿: 狛犬くん | 2009年10月 8日 (木) 10時45分

shinさん、狛犬くんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。世界に先駆けて日本が戦略的低エネルギー国家になったらすごいですね。日本ならできると思います。エネルギーの源、これが実はよくわからないのですね。神の世界でしょうね。どうぞまたよろしくお願いします。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 8日 (木) 12時59分

「福田元総理大臣が辞めたのは、日本の外貨準備を使ってのフレディファニー救済を米国から求められ、それを阻止するためだった」なんていうことが1年以上たってから小耳に挟みました。
辞める選択肢しかないというのも考え物で、それが事実なら自民党の対米交渉はかなり弱腰だったということで、国益に適う政策を対米交渉においてはほとんどしていなかったということになります。
又、あのマスコミの福田叩きも米国の差し金だったように思われます。

マスコミの福田・麻生叩きは、米国金融の助け船はかなり度を超えたもので、いくら忠米自民党でもそれを行うことをためらっていたことによる裏返しかもしれません。
結局は、自民が沈没し、民主政権が誕生しましたが、
日本は、自民党以上に、国益を保護する方向に動き、米国にとってまずい展開になりました。

ここ数年、金融や政治の動向の真の理由がよくわかりませんが、
先の例のように1・2年してからわかるかもしれません。

藤原先生の今回のお話の主旨とはちょっとずれているかもしれませんが、
マスコミも虚像の報道をやめ、実像の報道をして頂きたいと思います。
藤原先生は今まで通り実像のお話をお願いします。

投稿: 小耳 | 2009年10月 8日 (木) 13時34分

↓先ほどのニュースの根拠です。
http://mainichi.jp/select/today/news/20091006k0000m020130000c.html

もし、助けていたら、日本は米国と抱き合い心中でしたね。こわばら、こわばら。

投稿: 小耳 | 2009年10月 8日 (木) 13時47分

東京地検特捜部はCIAの手先
日本の国益を優先しアメリカに都合の悪い政策を取る政治家を逮捕して
潰す目的でCIAが支配している

日本の国益を追求した政治家

(経世会)田中角栄 逮捕    ロッキード事件 (←東京地検特捜部)
(経世会)竹下登  失脚    リクルート事件  (←東京地検特捜部)
(経世会)金丸信   失脚逮捕 佐川急便献金・脱税 (←東京地検特捜部&国税) 
(経世会)中村喜四郎 逮捕   ゼネコン汚職   (←東京地検特捜部)
(経世会)小渕恵三 (急死)   (←ミステリー)
(経世会)鈴木宗男  逮捕     斡旋収賄     (←東京地検特捜部)
(経世会)橋本龍太郎 議員辞職  日歯連贈賄事件 (←東京地検特捜部)
(経世会)小沢一郎         西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)
(経世会)二階俊博         西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)
(経世会)中川昭一  失脚&突然死  もうろう会見 (←CIAの陰) 


アメポチになって日本を売った政治家

(清和会)岸信介     安泰
(清和会)福田赳夫    安泰
(清和会)安倍晋太郎  安泰
(清和会)森 喜朗     安泰
(清和会)三塚 博    安泰
(清和会)塩川正十郎  安泰
(清和会)小泉純一郎  安泰
(清和会)尾身幸次   安泰

投稿: 憂 | 2009年10月 8日 (木) 17時07分

ロハスの観点から私の主張
 人類は自然の富の蓄積(石油)から大変な恩恵を受けています。だから自ずから、人が生活すると自然の富が蓄積して恩返しと成る生活が良いと思います。

投稿: kunio | 2009年10月 8日 (木) 19時23分

藤原先生こんにちは。

小田原は台風の影響いかがでしたか?
安曇野は台風の進行方向の左側にはいりましたので
ほとんど無風で、雨がちょこっと降っただけでした。
被害にあわれた地域のかたには申し訳ないですが
助かりました。

「虚像を捨てよ」というお話ですが、自分自身を振り返ってみますと、大学卒業以来ずっと生のままで生きてきたなあ、これでよかったなあ、と思うしだいです。

ただ、自分だけ気楽に暮らしているだけでは神劇の俳優になれないような気がしますので、やはり自分から少しは世間様に対し発信していかなくては・・・と思い自分の暮らしのことをボチボチと書き綴るブログをはじめてみました。

yuponのロハスな日々
http://yupon7635.cocolog-nifty.com/blog/

藤原事務所さんに合せて「ココログ」を利用しています。僕自身今後ロハスなライフスタイルを極めていこうと思っています。それが僕なりの歴史の断層の渡り方だなあと最近つくづく思います。
週3日ほど金を稼ぐ仕事をして残りの時間は自分で家を建てたり、農作業をしたり、音楽をやったり、子育てをしたり、登山にいったり・・・というあくまでも我が家の暮らしの実像を書き綴ったブログです。藤原事務所やそこに集う皆様がたにも是非のぞいてもらって「おもしろいよ」といわれるような内容を発信していきたいと思ってます。

10月の遠山郷の休日には参加する方向でおります。
準スタッフかな? 水飴教室もできるように算段します。


投稿: yupon | 2009年10月 8日 (木) 20時01分

 アメリカもなかなか一筋縄ではいかないようですね。以下は「日月神示の研究と実践」へのリンクです。

http://blog.goo.ne.jp/hitsuku/e/7cc4d0c24a0aa1cffe93b5e1fb34f8e3

 うーむ、さすがに老獪というべきでしょうか。

投稿: +9 | 2009年10月 8日 (木) 20時02分

藤原先生こんにちは。

小田原は台風の影響いかがでしたか?
安曇野は台風の進行方向の左側にはいりましたので
ほとんど無風で、雨がちょこっと降っただけでした。
被害にあわれた地域のかたには申し訳ないですが
助かりました。

「虚像を捨てよ」というお話ですが、自分自身を振り返ってみますと、大学卒業以来ずっと生のままで生きてきたなあ、これでよかったなあ、と思うしだいです。

ただ、自分だけ気楽に暮らしているだけでは神劇の俳優になれないような気がしますので、やはり自分から少しは世間様に対し発信していかなくては・・・と思い自分の暮らしのことをボチボチと書き綴るブログをはじめてみました。

yuponのロハスな日々
http://yupon7635.cocolog-nifty.com/blog/

藤原事務所さんに合せて「ココログ」を利用しています。僕自身今後ロハスなライフスタイルを極めていこうと思っています。それが僕なりの歴史の断層の渡り方だなあと最近つくづく思います。
週3日ほど金を稼ぐ仕事をして残りの時間は自分で家を建てたり、農作業をしたり、音楽をやったり、子育てをしたり、登山にいったり・・・というあくまでも我が家の暮らしの実像を書き綴ったブログです。藤原事務所やそこに集う皆様がたにも是非のぞいてもらって「おもしろいよ」といわれるような内容を発信していきたいと思ってます。

10月の遠山郷の休日には参加する方向でおります。
準スタッフかな? 水飴教室もできるように算段します。


投稿: yupon | 2009年10月 8日 (木) 20時02分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。お返事が間に合いませんね(大笑)。

ファニーメイの社債を買おうかとか平気で言う政治家が自民党時代にはいたわけですね。福田氏は小泉・竹中一派を内閣から放逐し、「戦争」が終わりました。これから戦犯追及と再建と慌しい時代ですね。日米同盟の上にあぐらをかいて飯を食っていた日米人たちも失業の時が来ていると思います。失業で済めばラッキーだと思ったほうが良いのでしょう。検察も早々に自己批判しておかないと大変なことになるのではないでしょうか。事実はやがて露見しますからね。

今のアメリカが金兌換紙幣を出すことは難しいと思いますよ。それをやったら今までの金融が吹き飛びますからね。アフガン問題でも金融でも、どうしても今までの体制を維持したい連中がアメリカ握って離さないのです。昔の素朴な共和党の人のような、ゴールドで貨幣の規律を求めるような話は既に昔話だと思います。同時にゴールドは米国にはとっくの昔にないと思いますよ。あの、ゴールドの統計はまったくのインチキではないでしょうか。在庫があるように載せておいて、貸借や簿外取引でとっくの昔に手放してしまっているのではないでしょうか。ゴールドを握っているのは今も昔も英国ですからね。ゴールド・ブリオン・マーケットというのは英国で値段が決まって取引が行われて、金庫はスイスにある。昔はスイス航空、今はいろんな航空会社を使って荒く精錬した金銀がスイスに運ばれ、スイス国内の精錬所で延べ棒や金貨や時計の枠になり、製品となった金銀がスイスから世界に運ばれていく・・・。米国が先物でゴールドのマーケットを突き崩そうとしましたが、そこだけは崩れなかったのです。ゴールドマンも触っているのは先物でしょう。

戦後、1オンス35ドルから固定相場制がスタートしました。しかし71年からドルは暴落に次ぐ暴落。対円で見たら360円が90円に、4分の1になっています。でもゴールドは35ドルが1000ドルですから29倍に。十分過ぎるほどヘッジになっていますね。では71年当時に誰がドルを売って金を買っていたか?欧州でしたね。やっぱり連中が依然として金を持っているのではないでしょうか。二度の大戦で米国に渡った金はみんな欧州が取り戻したのではないでしょうか。90年代に欧州の銀行がよく金を売っていましたが、買ったという人は聞きませんでした。どうも国内に独自のファンドを作って、そこに金を移し変えただけだったようです。あとひとつ、中華民国が大量の金を持っていたようなのです。これが中国共産党の手に渡ったのか、台湾名義でまだ残っているのか??もし共産党の手に渡ったとしても、それって事実上横領した財産だから、中国共産党の財産すなわち中国政府の財産とは世界はみなさないのではないでしょうか。だから持っていても売れないのではないでしょうか。南アとソ連の金はみんな英国が買い取って、バッキンガム宮殿の軍資金になったのだと思います。ナチスの金はどうなったのか??バチカンが買い取っていたりしてね(それは空想ですが)。日本の金はみんなアメリカがもっていって、結局欧州がアメリカからもっていったのでしょう。何かこうしてみると通貨なんていうのも漫画みたいな話です。地域通貨も今の時点ではまったく空想になってしまいますが、現在の通貨体制がひっくり返ったら、それは何でもありだと思います。こういうことは突然始まるのでしょうね。究極の貨幣といえば、スイスのUBSが93年ごろに開発したキネバーという金の延べ板があります。これは延べ板の表面に特殊技術で鑑定書を書き込んだもので、大きさは1オンス以下の小さなものが中心です。私はこれを94年に見たとき、あぁ、これは究極の通貨だ、スイスはドルも各国紙幣もすべてがご破算になっても通用する事実上の金貨を作って売り出したんだと思いました。これは鑑定書が書き込まれていますから偽装が出来ません。さらに1オンス以下の小さなものが中心ですから貯蓄には向かず、使用価値の高いものです。米国がデリバティブズにのめりこむ頃、スイスはこんな究極の金貨を発行していました。私も当時何枚か買って、1枚のケースをはがして地金をむき出しにして財布に3年ぐらい放り込んでおきました。すれたり衝撃があったときに刻印が消えたり地金が磨り減ったりしないか確かめるためです。大丈夫でしたね。傷だらけになりましたが、刻印も残っていますし、磨り減ってもいません。それでその傷だらけのキネバーをUBSの技術者に見せたのです。そうしたらキネバーをこんなに傷だらけにしたのはお前だけだ、信じられないと怒られてしまいました(大笑)。でも私なりに本当に乱世に耐えるかどうか、耐久試験をしていたわけです。キネバーは欧州や日本は純金=99.99%が好まれますが、東南アジアやインドに行くと99.9%が好まれ、またインドではオンスではなくて確かトーラーとかいう単位が使われていて、インド向けにはトラバーとかいって作って売っていました。当時製造工場も見せてもらいました。あれから20年。もう世の中のことをわかった人たちはみんなこういうものを買ってその時が来るのをジッと待っていると思いますよ。90年代末から見たって3倍に上がりましたからね。ただ、アメリカ人は呑気だもんで、ドルが紙くずになる心配をしているということはまずないですね。大金持ちでもあんまりいないですね。親方日の丸ならぬ親方星条旗の気質はアメリカの上から下まで蔓延しています。だからスイス人なんかもアメリカ人は嫌がりますね。ユーラシア人の常識が通用しないのです。日本人も好まれませんね。スイスの本当の意味をまず知りませんし、知ろうともしないし、とにかくいくら儲かるかだけをあからさまに言いますからね。最近はアメリカの横暴でスイスの口座の名前が開示されますが、スイスのプライベートバンクはもう10年以上前から米国人の口座はあけないし、閉鎖させていましたからね。それでもスイスに口座を残しているアメリカ人ってどんな人なのだろうと思ってしまいます。何か思い出話になってしまいました。

石油のご指摘、まさにそのとおりですね。我々も構成の人たちが利用できるものを残しておくことが大切なのでしょう。

yuponさん、いつもありがとうございます。おかげさまで小田原は大した被害もなく、無事に台風が過ぎていきました。まさにyuponさんの時代が来ましたね。ブログ早速拝見しました。こういう実力と明るく温かい思いのある人が世の中を牽引していく時代ですよ。どんどん発展させていきましょう。

どうもありがとうございます。みなさんますますご活躍下さい。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 8日 (木) 21時59分

藤原先生 こんばんは
いつも拝聴させていただき有難うございます。
地方の陶芸家です。
ロハスのつもりで今まで来ましたが 現在では 東北は県庁所在地を除き 消費、流通が止まってしまった という感があります。
出稼ぎの ホテル暮らしは寂しいものです。

すみません、ついぼやきが・・・。

ところで
糞尿製造機は一休禅師の「糞袋」ですね。

それにしても 時空のねじれを死守せんとする大量のアナクロ統治者たち(含 末端行政、とその傘下および家族やOB・・・etc)の意識はそう簡単に変わるとは思えないので  = 壊滅的破壊がまっているのでしょうね?

それから いつも聞かせていただいて 気になることは
「天」についてです。
私、泥凡夫としては 大衆の想念は 天にリンクしていて その「願い」は 意識無意識にかかわらず また現在、過去にもかかわらず 集積され 機を見て反映されるのではないかと 思っていますが
「天」から一方的に指示が来るものではなく 主体はいずれにせよ 生きた または生きている大衆の想念(いわば人類の願いのようなもの)が過去から営々と反映されてきているーーー。

 などと思うのですが いかがでしょうか?


投稿: 呂庵 | 2009年10月 9日 (金) 01時13分

呂庵さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおり、根底からの破壊が今までのシステム全体に広がってきています。いまや地方だけでなく大都市もひどいことになりつつあります。ご苦労されておられるご様子で頭が下がります。糞尿製造機はおっしゃるとおり糞袋と同じ意味です。よく戦前に使われた言葉のようです。

思いのことですが、確かに天と人は双方向ではあります。悪いほうで言えば邪気が凝るということがあって、悪い思いが個人でも集団でも強くなると、それが具体的な形になって現れてくるのですね。一方良いほうで言えば至誠天に通ずということで、良い方向に具体的な変化が起きてきます。同時に人の思いはさまざまな「神」の影響を受けて成り立っていますから、「祓う」ことによってきれいにすることができます。ですから日本人ももっと祓って、祓っていけば邪気が凝るようなことはないと思うのです。歴史的な想念も一度祓われる機会があると自然に弱くなって消えていきますね。

ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 9日 (金) 07時10分

ご多忙中、ご返答いただきまことに有難うございます。

「祓い」が犠牲を少なく出来るのでしょうか?
発表される自殺者数の陰に 変死体15万体、失踪者数十万人がいると聞きます。
今年は、記録更新が避けられないとのこと・・。


「祓い」について過去の放送でもし触れられていれば
ご案内いただきたいのですが。
よろしくお願いします。

投稿: 呂庵 | 2009年10月 9日 (金) 17時32分

国交省の直轄ダム48が凍結、補助ダム87は都道府県と今後協議というニュースが出ました。
(中止ではなく凍結なので、工事はいずれ再開される余地が残っていますが、・・・)
政権が代わり、予算を根本的に見直しをかけるというのはすごいことだと改めて思います。
今回あまりニュースにはほとんど出ていませんが、道路建設、港湾建設、空港整備にもすごい無駄があります。
ごまかしなしで、事業を評価すると、50%ぐらいの事業は凍結可能ではないかと私は考えています。
そもそも、建設予算が多いのは、自民党時代から脈々と続いてきた政・官・産の構造があります。この3者が密接に連携をとり、建設予算を守ってきました。
要だった自民の族議員が政権から離れ、何のしがらみのない民主だから、建設予算を大幅に削れたのでしょう。
民主党が大手ゼネコンや国交省官僚を気にもとめない姿勢は改めてすごいことだと思います。
大手ゼネコンと国交省官僚と自民党の族議員は一心同体でした。互いが互いを必要とし、鉄の結束でした。
この3者は鉄の結束で、予算を取り返すためには何でもします。
この業界の人たちは、ものすごくタチが悪く、ヤクザ並の気質です。大手ゼネコンは潤滑な裏金をもっており、その裏金で、やくざや探偵など使えるものは何でも使い、自分たちの敵の足を引っ張るでしょう。黙って見ている人たちではありません。
官僚、財界、米国金融しかり、他の力のバランスが崩れるのでしょうから、
民主には元に戻そうとする様々な力がかかっていくでしょう。

投稿: 元業界 | 2009年10月 9日 (金) 19時01分

こんにちは藤原様、虚像を捨てるために自分は糞尿製造業から意識を持つのですか・・・

そこまで意識を変えることが出来れば達観した人でしょうね(笑)せめて12才程度にのめり込んでいたことに留めておいても良いのでは?と思ってしまいます。ココまで遡るのも精神的には辛いですよ。

科学番組で「人とは何か」と言うテーマで1年間に渡り放送していました。今日が最終回の再放送でしたが「他者」と言うキーワードが科学的なアプローチからも明確になったようです。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp276.html

職人の世界では自然が絶対ですので、自分を見つめる機会が無ければ成長できません。方やホワイトカラーの方々は人と人が勝って決めたルールを使ってゲームをしている訳で、プロのゲーマーに報酬を払い続けられるか?と言う当たりが年収の話なのでしょう。

マネー、法律、コンサルタント、商売人などがゲームの主人公なのでしょうか?戦前で在れば真っ先に徴兵される立場でしょう。(一流と誰でもが認めていれば別でしょうが)

ルールは時代と共に変化をします。時価会計処理と言っていた傍から飛ばしで身動きが取れなくなると簿価会計に変える節操の無さ。それでいて自分だけは儲けを確保するような手練手管をアドバイザーと称して強引に納得させようとする。アングロサクソンの伝統的な文化が一流だと洗脳されている。

洗脳されている状態はカルト宗教の自分では何も考えない信者と同じではないかと思います。大企業の高給取りと盲信するカルト信者は本質的に何も違わないですね。

農業やアナログの音などは自然そのものですからゲームの理屈は通用しません。行動を起こし何か違うと思うことがカルト教を抜け出す切っ掛けになるのでしょう。

と言いながら私はデジタルアンプを作っていますが、華やかな綺麗な音が出ますよ。生の音も知っていますので、料理をする気分で楽しんでいます。スピーカーも作っているのですが、箱を作るのが面倒なので竹でも切ってきた方が楽かな?何て思っています。

玉切りした木をくり抜いて作ったスピーカーも面白そうです。アナログの音を再現すると言うより表現のために味付けされた音楽を楽しむための道具ですね。

CDの音と比べるとアナログの生の音は何だか貧素でつまらない音に聞こえます。録音と機器の限界があるので仕方ないのですが、華やかな音に機材で味付けするのですね。

本物のアナログの音は結構つまらない音です。藤原さんの話で素晴らしい音色と期待したら落胆しますよ。ですがオーディオでは再現できないような音が体に響き渡ります。

竹笛に拘らなくても近所の神社で収穫祭を見に行くと太鼓は必ず出て来ますが、太鼓の音が腹に凍みる感覚をオーディオで再現すると結構費用が掛かります。

ゲーマーから人間という生き物の感覚に気づけば達観する切っ掛けが掴めると思いますよ。

竹を貰いに小田原へ?とりあえずは弁当箱ですね(笑

投稿: kazu | 2009年10月10日 (土) 02時06分

呂庵さん、こんにちは。いつもありがとうございます。とてもよいご質問ですね。近いうちに放送でこのことをお話いたしましょう。結論から言えば、自殺する人を救うのも「祓い」しかないというのが答えだと思います。現代の神職が大幣でお払いしても効果は???だと思いますが、「祓い」に相当することはいくらでもあります。そこのことをお話いたしましょう。

元業界さん、こんにちは。いつもありがとうございます。まことにおっしゃるとおりだと思います。今回の政権交代はまさに革命でした。ですから反革命を起こそうという連中もいると思います。そこをどう民主党は切り抜け、国民が古い暴力団のような連中を排除できるかですね。中曽根なんかもテレビに出てきているようで、何とか時代を昔に戻したいのでしょう。しかし大勢はもう決したと思いますね。癒着のいくつかが事件になってくるでしょうし、これからこの世界でも戦犯の指定と追求が始まるのではないでしょうか。

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。人と自然の関係、まさにおっしゃるとおりですね。デジタルの音は作りこんだ音というのも良くわかります。デジタルはサンプリングしてデフォルメするわけです。ですからアナログがそっけなく聞こえるわけで、たとえば、講演でも本でも、全部を頭から聞いたり読んだりしても膨大で全部を把握するのは大変ですが、その一部を取り上げて紹介してくれるととてもわかりやすいですね。しかし、わかりやすいですが本物にはならないわけです。やはり何事も本物にはかないません。何でも自分でやってみるのが一番のように思います。とくに和モノは自分でやってみるとぜんぜん世界が違ってくると思います。竹、たくさんありますので、どうぞ小田原へお越しください(大笑)。

みなさん、ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月10日 (土) 07時05分

虚像を捨てないと 分かりやすい例
生活習慣病に薬で対応するのは虚像が有るから。身の回りに薬で対応した実例が有るのでは。天の声は、生活習慣を変えて対応する なのでは?天の声と仲間と議論して、自分の身を自分で守ろう。こんなコメントを出さざるをえない現実。正に分析通り 空間がゆがんでいます。
 日頃、車に頼れば相応に筋肉が弱ります。そこで運動と山に登れば筋肉が弱っているから膝の軟骨に負担が掛かり軟骨を痛めみじめな老後と言うシナリオはーーー
良いたたき台です。軟骨は簡単に傷つく。
 帰納すると 体は超精密機械。生きる巾は狭い。準備をしてから山へ

投稿: kunio | 2009年10月10日 (土) 14時08分

http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-11876020091009

いつ米国債が値下がりするかわかりませんが、
投資家のほとんどはかなり警戒しているのでしょう。

米国は、米ドルと米国債を海外に輸出し、国家を支えていますが、米ドルが下げつつある現在、最後の砦は米国債のみになりました。
米国債が下がると米国帝国やユダヤ金融も完全に崩壊へと向かうのでしょうか。

米国債について、今も、米国政府は安全だと言い、格付け会社もトリプルAをつけ、日本のマスコミは米国の言い分をそのまま伝えます。
日本は最後にババをつかまされ、大損をするのでしょうか。
世界はどのタイミングで米国債を手放すのか興味津々です。

投稿: 憂 | 2009年10月10日 (土) 14時39分

貴重な得難いお話をいつも本当に有難うございます。

 今回のお話をお聞きし、呂庵さんと同じ感想をもたせていただきました。ぜひそうしたお話をお願いしたく存じます。

今、出口和明さんの「大地の母」を読んでいますのですがその12冊目の最初の所に、
「病には“病気”と“病体”とがある。“病気”は霊的・精神的にきていて、“病体”は不摂生・不衛生・過労からきている。十中の八、九は“病気”だと思っていい。治療法も両面なければならない。」
のようなことが王仁三郎師の言葉として書かれてありました。そして「病気の大半は 忘れたときに全治する」と言われておりました。

 私には長年付き合ってきました頚肩腕症候群という名の、テニス肘を悪化させた持病がありますのですが、その原因を長いこと「若さにかまけて無理をした」と思って参りました。ですがこの本を読み、前者“病気”なのではないかと感じました。そう思えましたときから、気のせいや勘違いかもしれませんが、病気は自分に何かを語りかけてきたのだと思えるようになり、病気も含めた自分になっていけるだろう、と思うようになりました。  たいへん楽な気持ちになりました。「魂の病」と言えるようなものが病の中にはあると思えました。

“病気”を内なるものと見ますかそれとも西洋近代医学のように切ってとったり薬で見えなくしたりしますか、その両者の違いはあまりにも大きく、そしてそれは個人の病気だけでなく社会や国や自然界や技術や、いっさいのことにあてはまる気が致しております。

「大地の母」全12冊を読ませて頂きつつ、もし藤原先生がお会いできる距離にいらっしゃればあれこれご質問させて頂きたいと思う箇所が数多くありました。ですがこうしてこの欄でこの種のお話をさせて頂けますことを本当に有り難く幸いに存じます。2年前偶然 先生のご著書を知りましたときから、何か大切なお導きを頂いていますように感じます。

お弟子の一人としましてどうぞこれからも皆様の中に加えていただきたく存じます。
長々失礼いたしました。いつも本当に有難うございます。

投稿: kirako | 2009年10月10日 (土) 21時27分

kunio さん、こんにちは。いつもありがとうございます。まさにおっしゃるとおりで、土橋先生がいつも言われるように、人の体が正確に反応するから病気が出てくるのですね。どういう生活が人の体が最もパフォーマンスが良いか、それを考えて生きるととっても生き易いと思います。それが21世紀の生活なのでしょうね。

憂さん、こんにちは。おっしゃるとおりで、今回の金の高騰もドル不安であり、その行き着くところは米国からの資金流出による米国債の暴落でしょう。オバマがノーベル平和賞を受賞しましたから、もう戦争拡大は出来ませんね。そうするとイスラエルなんかは表面的には歓迎していますが、もう自分たちでイランを単独攻撃するしかないと思っているでしょう。欧州も大したもんですね。オバマにノーベル平和賞を出すという一手、よく思いつくものです。吉と出るか凶と出るか、凶と出たらハルマゲドンですね。

kirakoさん、こんにちは。いつもありがとうございます。いえいえ、私こそいろいろ勉強させてください。とても私の力ですべてを理解することなど出来ません。膨大な体系ですので。病気とか祓いについては近いうちにお話させていただこうと思います。土橋先生との共著の「突き抜ける」というのも意味は祓うと同じですね。発想が突き抜けると心配も心配の種も消えてなくなっちゃうんですね。ただ、病気にも事件にもちゃんと意味がありますから、その意味を悟って直すべきものを直しておかないとまた同じようなことになります。ですからいきなり何でも病治しというのは実は良くないのですね。なかなか難しいものです。一緒に勉強してまいりましょう。

どうもありがとうございます。どうぞますますご活躍下さい。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月10日 (土) 22時08分

 kirakoさんへ 頸肩腕症候群について 
医学的に正確かは不明ですが、筋肉をよく使えば筋肉が縮むとか、つっぱる とか、固くなるのだと思います。首から肩にかけて狭い所でつっぱれば、神経や血管を圧迫ししびれるなどの症状がでます。対策はストレッチしかありません。突っ張っているのだから単純に筋肉を引っ張って伸ばせば良いと言う発想が正解です。機械を使って伸ばすなど愚の骨頂。犬猫がやっているように自分でやらねばなりません。快い痛みを感じる程度に伸ばして根気よく、すべての筋肉について、即ちあらゆる姿勢をして根気よく筋肉を伸ばすのです。持病ともなっていれば数年間、元に戻るに必要かもしれません。
 軽い疲労であればストレッチで即時に効果が自覚できます。持病ともなれば2週間位根気よくやれば、相応の効果が自覚できると思います。効果が自覚できれば生涯安心して続けられます。
 このコメント無視してはいけません。あせってやると肉離れとか極端な場合首の椎間板ヘルニアとかに。快い痛みで根気よく。

投稿: kunio | 2009年10月11日 (日) 02時32分

 日本のダムは非常に歴史があります。
西暦930年頃、讃岐平野の水不足を解消するために、空海(くうかい)による満濃池ダムが作られました。 (今風に言えば、アースダムです。) 
そのダムはその後何回も再改修され、今も立派に機能しています。
 日本の農業用のダムの数割は機能していないものがあります。農業用ダムはほとんどが国や都道府県によって建設されますが、ダム完成後、財産権は市町村に移管し、維持管理も市町村がすることになります。そのため、財政力の弱い市町村では維持補修をすることが出来ません。ダムは土だけで出来ているのではなく、ゲート類は機械で出来ており、又、警報装置、連絡機器、水位観測機器は機械や電気設備で出来ています。電気設備の耐用年数は5年、機械設備の耐用年数は10~20年です。 (大事に使えば、2倍くらいに伸びます) 使えなくなるまで使って、不良の部品が出ても部品交換せずにそのままの状態です。たまに、ゲートが壊れて水が下流河川に流れるという事故が起きます。下流域の住民に指摘されて、市町村の職員がダムに駆けつけても何も出来ず見ているだけという状態で、本来ならば、事故が起きる前に部品交換をすべきですが、予算の関係上出来なかったということです。幸い放流量が小規模なので、死亡にいたるような事故にはなっていません。

 都道府県では、治水用ダムを建設し、完成後は自分たちで維持管理していますが、財政力の弱い都道府県でも電気・機械設備の交換がなかなか出来ていないところがあります。よくまあ、重大事故がよく起きないでやっているという感じです。
 洪水時にダムが満水になれば、ダムから放流しないといけないのですが、コンピュータが壊れているので、技師が手計算で放流量を計算してゲート操作をするのですが、計算を間違って、下流河川に流し過ぎて、下流河川が溢れそうになっているということがあります。これでは、治水ダムの意味がないですよね。幸い洪水時で河川の中に人がいませんので、重大事故は発生していません。
それ以外でも様々な形の事故は、けっこう発生しています。一般住民は知りませんが。私はダムのある河川の周辺には絶対に住みたくありませんし、実際に住んでいません。

 活火山のある周辺には火山活動を観測する観測設備が設置されています。とある道府県では、維持管理できないので、2次計画、3次計画と称して、国からの補助を受け、次々新しい設備を設置しています。最近は補助事業の予算も減り、新設機器が設置できなくなり、機能していない機器が増えています。このままだと、噴火活動が始まった場合の避難指示の情報が集まらず、いざという時の本来の目的を達成できない出来ないという状況になりつつあります。
 
 公共事業には、新規事業に無駄な予算がつく一方、現在ある公共施設に維持管理が行き届かず、機能不全に陥っています。
矛盾に満ちています。

投稿: ダム | 2009年10月11日 (日) 10時18分

kunioさん、藤原先生、ご助言たいへんありがとうございます。この病気になりました頃に何軒もの病院を転々としましたことや、また様々な自然療法にお金をつぎこみましたことなど、なつかしく思います。もし当時、kunioさんのような助言をかけらでもして下さる  医師があれば若かった私はすぐに発想を切り替え、もっと早く状況を改善していたかも、、、と思えます。医学や各種療法をあきらめまして以降、ヨガや気功の教室に通い、その後は自宅で一日30分程度気持ち良いと思えるストレッチを続けて参りました。
「30才になったら、手が利かなくなる」と当時言われたのですが、私は現在もピアノの演奏活動をやっております。ですが・・・「忘れる」状況ではありません。
ただ最近、食生活も良いものに変えることができるようになりました。(私にとりこれが 難しかったです、ほんとうに・・・わかっていて出来ませんでした。これも“病”だったと思えますこの頃です。)

藤原先生、これからもお話をたのしみにいたしております。ありがとうございました。

投稿: kirako | 2009年10月11日 (日) 11時10分

 土橋先生のラジオも毎回欠かさずお聞きして参りました。自分が実際に病気や病院に対して苦しんだ年月がありましたので、あまりにも驚きと言いますか救われると言いますか、そこにはまるごと光が語られていると感じて参りました。
土橋先生と藤原先生はひとつものの両輪のように共通されていると感じてきました。
 ご著書をさっそく注文させていただきました。
 ふだん音楽のレッスンの教師をしています関係から、何かの病気で薬を飲み続ける 大人の生徒さんをご指導させていただくことがあるのですが、薬に頼って体を保たれている方は、体や気持ちの力が、一見とても抜けていてリラックスされていながら、実は全くそうでなく、何か見えない重さや苦痛を抱えていらっしゃると感じることがあります。 単純なこと(体をゆったりして座るのや、平素と同じふつうに呼吸をするなど)をお伝えしますのがとても難しく、壁のようなものを感じさせられます。私自身が挫折感を感じたりして参りました。
 良い教師となれますよういろいろと学んでいきたいと思っております。
 お忙しい中を本当に有難うございます。

投稿: kirako | 2009年10月11日 (日) 20時11分

ダムさん、こんにちは。いつもありがとうございます。なるほど、まさにおっしゃるとおりなのですね。本当に何でこんな無責任なことをやっているのか。もうゼロからやり直しですね。情報公開の大切さを感じます。20世紀のインフラもこれだけ世の中が逼迫してくればあっという間に耐用年数が来て、崩壊していくのでしょうね。先手を打ってインフラを21世紀型に切り替えるしかないですね。ありがとうございます。またいろいろ教えてください。

kunoさん、kirakoさん、こんにちは。いつもありがとうございます。本当に病気というものも根本的に考え直す時期に来ているのですね。どうぞ「突き抜けた」発想で未来を作っていかれてください。

どうもありがとうございます。ますますのご活躍を!

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月11日 (日) 21時47分

kirakoさんへ 他の人にも役立つと思いますので
私の印象 筋肉の問題についてはストレッチで完全に元に戻ると思います。医者の話を考慮すると確実と思います。まだストレッチのされてない筋肉が残っているのだと思います。問題の有る筋肉は引っ張ってみれば、正常の筋肉と比較して、すぐにわかります。あらゆる機会をとらえて、歩きながら、テレビ見ながら、講演を聞きながら、1日30分では足りません。適度な痛みを自覚する程度に筋肉を伸ばさねばなりません。分かりやすい指標:正常な人の手、腕の最大の可動範囲と同じになるまであせらず根気よく。
 その他 最近ビタミンDの話をよく聞きます。適度な紫外線が必須です。転倒防止もキーワード 速筋 が分かって来て重要です。

投稿: kunio | 2009年10月11日 (日) 22時05分

kirakoさんへ 1、2回のコメントでは無理で追加
ピアノの演奏ともなれば使い過ぎによる炎症が浮かびます。炎症は治る過程の防衛反応ですが、あまり長く続くと防衛物質が本体の方を傷付けて悪循環に成る事が有るのかもしれません。悪循環に成る前に自制すべきでしょう。
 たたき台として安保徹氏の本が良いと思います。どの程度あっているのか分かりませんが、筋が通っていてむちゃくちゃにおもしろい。プレゼンテーションの仕方のモデルとして良いと思います。

投稿: kunio | 2009年10月12日 (月) 05時45分

kirakoさん、いつもありがとうございます。
すべての存在には長所と短所があり、病気にも”意味と価値”があるというのが私の基本的な考え方です。病気にはそういう側面もあるということなのです。視点を変えることができたら治療に対して新しい発想が湧いてくると思います。
土橋重隆 拝

投稿: 土橋重隆 | 2009年10月12日 (月) 11時18分

kunio さん、ありがとうございます。

>分かりやすい指標:正常な人の手。
 腕の最大の可動範囲と同じになるまであせらず根気よく。

 忍耐づよく続けたいと思います。

>適度な紫外線が必須

やはり・・・の思いです。食料危機対策から畑を始めましたのですが、体の支えになってきていますことを日に日に感じております。病気の原因には日光不足もあったと思います。

>使い過ぎによる炎症が浮かびます

ご指摘のとおりと存じます。長年の使いすぎが直接の原因と思います。今は練習の  ための練習をきっぱり止めました。

>あらゆる機会をとらえて

そのようにやって参りたいと思います。

藤原先生のご助言と共に大切に保存させて頂きました。

投稿: kirako | 2009年10月12日 (月) 20時56分

土橋先生、メッセージをくださり恐縮いたしております。
毎週の放送を感動深くお聞きして参りました。さりげないお言葉の背景に、なにか大きな世界観のようなものをお伝えになられていると感じて参りました。

病気にも”意味と価値”がある、そのお言葉を心にしっかりとめ置きたいと思います。

ご著書が届きますのが待ちどおしく、楽しみに拝見したく存じます。

ありがとうございました。

投稿: kirako | 2009年10月12日 (月) 21時18分

富士和良先生有難うご剤mass。(失礼しました)
「祓い」の放送楽しみにしています。

ダムさんのコメントを読み 先生、皆さんに知ってもらいたいことは 漁業補償やら生活保障で得する人ガいる反面、
今までタダ 若しくはただ同然だった 飲料水や農業用水が 受益者負担とされ完成後ずっと高い料金として 住民にかかってくることです。
あと 私の住む地方には 幕末に二ノ宮司法によって築かれた 谷あいをせき止める ため池が 大小合せ6千もありますが そのほとんどの農業用水機能が 新設のダムに取って代わられ 現在、ほったらかし状態です。

養鯉業者も消費者の嗜好の変化と 飼料代で行き詰まり、今ではザリガニの遊び場。

ソーラー発電もいいけれど 小規模な水力発電とため池の多角的な利用方法を どなたか考えていただけないでしょうか? ちなみのうちの裏にも2つあり (約800坪)
草刈などボランティア管理人が私です。

山国ニッポンに 落差を利用できるため池はどれくらいあるかわかりませんが 台風が来たら止める風力の巨大な羽より 台風が来れば儲かる こちらっていかがなものでしょう?

水で走る自動車が どっかに行ってしまったようですが
水を高低さを利用してお金に買えるプロジェクト(^_^)/よろしくお願いします。 

投稿: roan | 2009年10月13日 (火) 01時57分

roanさんへ

 土地改良区、一般企業や個人で、農業用水路や小川に、小水力発電をおいて、建物の電気をまかなっている例が増えているようです。結構、電力が賄えるらしいです。
 農業用水路でも使用できるので、ため池の水でも水量や流速がそれなりにあれば、使用可能かと思います。(水深30cmでもいけるのではないかと思います。)
 『小規模水力発電』、『小水力発電』で検索してみて下さい。

 旧施設(ため池など)の身代わりに新設ダムが出来た場合、原則、旧施設は撤去です。しかし、誰かが再利用する場合は撤去するより、売り払った方がが得なので、売り払います。
(もらい手がいない場合、国との話し合いで撤去せず役場が引き継ぐ場合もあります。 むしろ、この方が多いです。)
 持ち主又は管理者がいないというのは、考えづらいです。役場なら管理者を知っていると思います。
 ほったらかし状態の旧施設は、ここだけではなく、全国各地にあります。
後々、決壊して悪さをしなければいいのですが、・・・。

 明治以降、電力をまかなうために、水力発電が結構作られました。少なからず、中小企業も参入しました。電力の規制撤廃が進んだ結果、その中小企業がつぶれました。さて、その水力発電用ダムはどうなったでしょうか。
 国や地方自治体が引き継ぎました。再利用できない場合や老朽化がかなり進んでいる場合は、撤去すべきです。しかし、元々民間のダムなので、公共費入れる発想をしずらいのと、他の新設工事費用や維持管理費優先に予算がまわり、ほとんどの地方自治体は撤去費用を捻出できません。
現在も検討中で、年数回のパトロールのみです。
 とある倒壊の可能性のあるダムは今もそのままです。

投稿: ダム | 2009年10月13日 (火) 16時01分

ダムさん有難うございます。『小規模水力発電』、『小水力発電』は知りませんでした。

昔、河口堰が無かった頃、鮭やうなぎやモズク蟹などがどんな小さな谷あいにも 上ってきたそうです。

土手の段々ため池の水は 滋養があり ダムより暖かく稲の生育も早いのではないでしょうか(品種改良や温暖化などで一概に比べられませんが)。

また 普段は釣りを楽しんだり 沼えびをとったり 防火用水ともなり 定期的に水を抜いて泥を田んぼに入れたり 鯉やフナを採っていたそうです。

食物連鎖の最底辺に位地し 蛙、蛇、獣、猛禽類・・・と森を豊かにする 「生命発生装置」でもあると思います。
____

当地方ではほとんどが国有で 末端行政が 名ばかり管理者です。

いざ「買おう」 などというと 隣接地主やら改良区やらが横車を、、、。

「エネルギー自給」は夢ですねー。

早速、検索してみます。
どうもありがとうございます。


投稿: roan | 2009年10月14日 (水) 00時31分

藤原先生、放送ありがとうございます。かなり考えさせられました。

レベルの低い話になってしまうかもしれないのですが、ご了承ください。

私は20代にミュージシャンをしていて、そこそこ売れたりしていました。ただ30代後半の現在は、音楽では食えなくなって職を転々としています。

今回の放送を聞きながら思い起こしてみると、会社を辞める時に共通して考えていることがありました。過去の栄光を思い浮かべて、私はこんなところで働いている人間ではないはずだと。

その繰り返しで10年以上年を無駄にとってしまったという感じです。

数千人の前で演奏していたときの感触があまりにも大きすぎて、趣味で音楽やっているという心境になかなかなれません。

クビになった金融マンのお話を聞きながら落ち込みました。

ほとんど電源をいれることが無くなってしまった、トータル○百万の機材群。そのために働いた時間はなんだったんだろう。

やはりこれらのループを断ち切るには、糞尿・・・からのスタートなのでしょう。まずは機材の処分からかな、と考えています。(が、これまた未練たらたらで)笑

今の年齢からゼロからのアイデンティティ形成は過酷ですがやるしかないですね。
先生に背中を押されたような気がします。本当にありがとうございました。

投稿: 虚像未練雄 | 2009年10月20日 (火) 15時48分

虚像未練雄さん、こんにちは。いつもありがとうございます。大変なご苦労をなさってしまいましたね。しかし幸せは不幸の顔をしてやってくるといいます。何か学ぶべきことが学べれば明るい未来への扉が開きます。どうぞ積極的に行動して、問題を直すというよりも、新しい突破口を開くというように行動されていってください。ますますのご活躍をお祈りしております。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月20日 (火) 17時14分

日本再生プログラムを聞いた時、諸葛亮孔明の天下三分の計を思い出しました。広い視点から戦略を練る。現代に孔明がいるなんてびっくり。藤原先生は孔明の生まれ変わりですね(推測)今度 藤原先生が考える「天命とは!」と深い話しをよろしくお願いします。

投稿: 北九州 タカシ 35才 | 2009年10月22日 (木) 20時19分

北九州 タカシ 35才さん、こんにちは。いつもありがとうございます。ははは、そんなにすごい人間ではありませんよ(大笑)。そうですね、天命ね、機会がありましたらお話いたしましょう。でもひとつ言えることは、本当の天命は死んでからしかわからないことが多いですからね。生きている間はいい意味での誤解と思い込みが生きるエネルギーになり、またそのエネルギーを天は必要としているということです。いつもありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月22日 (木) 20時53分

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