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2009年10月 6日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2009年10月6日 国は経営するもの

国は経営するもの

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コメント

ロハス成功の為に たたき台です
 リンゴ狩りで未熟なリンゴを食べてみました。澱粉の供給源としてどうでしょう。
1 熟したのを米の代わりに食べれば食後高血糖に成りかねません。
2 食害を受ける前に収穫する。ベランダに置いてみましたが、今の所鳥は来ていません。
3 柿で同じことをやれば、便がかちかちに成って出なくなったり、胃の中で固まって大変な事に成ります。
4 知人に試食に持って行った所 おいしいものが食べたい と。虚像を捨てる必要が有ると思います。
5 軌道に乗れば自由時間が生まれると思います。自由時間を使って実力をつけねばなりません。
6 私の立場ではこれ以上検討出来ません。
 

投稿: kunio | 2009年10月 6日 (火) 19時23分

kunioさん、こんにちは。いつもありがとうございます。なるほどね。畑に生えている作物や果物は、どうしても完熟する前に食べることが多いですね。ギリギリまで熟れたものは落ちたり鳥や獣が食べますからね、どうしても人は完熟前に食べてしまいます。それでも十分においしいですね。実際に出荷できない作物や果物はたくさんあるわけですし、おっしゃるように発想を変えて、まさに虚構を捨てて食料源として見直してみるべきでしょうね。ありがとうございます。またいろいろと教えてください。ますますのご活躍をお祈りしております。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 6日 (火) 22時33分

先生、おはようございます。いつも放送を有難うございます。日に日に経済も深刻化していくのを、身近においても感じます。ついに原油取引の決済通貨はドル以外でも各国が検討し始めているとのこと、ますますドルは崩壊していくのでしょうね。ブッシュ政権のイラク戦争は、フセイン大統領がしようとした原油のドルからユーロへの決済を阻止するための理由もあったと聞きますが、今のオバマ政権はもはやどうすることもできないのでしょうか。これからますます影響が大きくなると思います。
 鳩山政権には期待もしていましたが、外から来る困難が大き過ぎるようです。こういうような状況の中で、中身の採点ばかりしていてはいられないですね。それと同時に、行くべき社会の大きなビジョンを示して、今すぐには無理でもその目標に向かう大きな戦略のほうに力を注いでほしいと思います。
 低エネルギーで暮らす21世紀の社会、先生は具体的には政策を、今どのように何から始めたら良いとお考えですか? 私は全国に何か所か、先生が力を注いでいらっしゃるような遠山郷のような(勝手な想像だけで申し訳ありません)場所を作ってみたらどうかなと思います。特に、今、行き場のない人も参加できるような農業特区を設けて、全国で少しずつ成功事例をふやしていったらどうだろう、、などと考えてみます。
 このまま行けば、本当に、イモのじくさえも食べれるだけでも有難い、というような人が沢山出てくるのではないでしょうか。冬のテント村が思い出されます。
 JAL支援の話も聞きましたが、巨大なお金が要りますね。リーマンショックのあと、日本の金融機関だけが余裕があるように見えて資本援助などしていましたが、1年経ってみたら、今の野村証券のように自分の足元のほうがフーフーになっています。よほど考えてしないと、血税が一瞬のうちにムダになってしまいそうです。
 放送のⅡ部でも先生がおっしゃられていたように、笛の音はいいんでしょうね。一度先生の笛の音を聞いてみたいです。昔は、孔子のときから、武士社会でも、自分のこころの平静さ、乱れをはかるうえでも、笛の音は良いとされたようですね。今は、そんな静かな時間さえ失われつつあるようでさびしいです。もう一度、笛や太鼓、また炎の火など、かつての暮らしの中にあった良さに注目して、これから上手に生かしていく時代でなければならないと思います。
 

投稿: 職人K | 2009年10月 7日 (水) 09時49分

石原氏が暴言を吐いたとかで、ブラジルがIOCに提訴したようですね。
大体、石原氏が知事としてオリンピックを誘致しようと言う事自体無理があったことは明らかでは無いでしょうか。
中国や韓国、アジア諸国を敵視して、どうやって票を取ろうというのでしょうか。
事実を正確に伝えないマスコミの責任も重大です。
マスコミも清和会に支配されていたから、このような無謀な事業に巨費を無駄にする結果になったのではないでしょうか?
救急医療など住民に対して重要な政策を蔑ろにして、知事自身の栄誉を優先したのではないですか?

投稿: ^m^ | 2009年10月 7日 (水) 14時58分

バネの挙動の前半は、力と変位量が正比例し、力をゼロだと変位もゼロで元の位置に戻ります。この性質を弾性といいますが、
弾性限界を超えると、バネはみるみる伸びきってしまい、もう元の位置に戻ることは出来なくなります。この性質を塑性といいます。
鉄筋でもこの弾性と塑性の性質があり、塑性状態になると内部に小さな亀裂が無数に出来ています。この塑性状態に力を加え続けると内部亀裂だけでは済まなくなり、最終的には固体として複数に破断します。
破断する時期は工学的にもバラツキが大きく予測不能です。

日本も含め、世界の経済や政治は、今は塑性状態かもしれません。
内部亀裂を修復できる国にもあるでしょうが、破断に至る国も相当数出てくるかもしれません。

自民政権時は、確実に破綻の方向へと進んでいたように感じます。
民主政権に代わってから、確かに混乱している感もありますが、
極一部では再生もしているような感じも受けます。

一方、米国には、様々な意見 (英米中心、中国とのG2体制、EUと協力、アメロ圏域中心) があるように見え、思想や信条に沿って、3~5ぐらいに合衆国が分裂するように思えます。
少なくとも経済的財政的破綻は避けることはできないように見え、一般庶民に見放されつつあるオバマ大統領は米国をまとめるのは相当困難だと思います。又、オバマに代わるヒラリーはもっと難しいように思えます。

投稿: 未来志向 | 2009年10月 7日 (水) 22時25分

職人Kさん、こんにちは。いつもありがとうございます。ドル、JALのことを含め、なかなか今の民主党には大変なことが多いですね。世の中の全体像をまだ首相以下が見えていないのではないでしょうか。もちろん自民党もまったく見えていなかったのですが(大笑)。これから大変だと思います。ドルもJALも救済するのにどれぐらいの金がかかるのか、まったくわかっていないのではないでしょうか。救済はできないのです。解体して役に立つところだけ残すしかないのです。その決断ができないのですね。

戦略的低エネルギー生活ですが、各地域ごとにモデル地区を作ったらいいですね。遠山郷もよい参考になります。そこにあらゆる技術や思いを集中させたらよいと思います。そしてそこからその地域の新しいインフラがスタートするようにしたら良いでしょう。おっしゃるようにこれからですよ、いよいよ大量の失業者が出てくるのは。日本も世界も正念場ですね。これから一度経済がとまるのだと思います。

ははは、笛を含めてアナログ楽器はいいですよ。録音するとぜんぜん元の音と違ってしまうので、インターネット上で再現することは不可能なのです。21世紀的ですね。

^m^さん、こんにちは。いつもありがとうございます。石原も清和会も終わりですね。まさに死の舞踏の真っ最中。これからどんどん過去が暴かれてきて、立ち往生するのではないでしょうか。マスコミも同時に立ち往生でしょうね。

未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。まったくおっしゃるとおりだと思います。元に戻るものと破断するものとこれからよく見えてくると思います。もう米国は元には戻らないでしょう。さて、日本をどうするか、正念場ですね。

どうもありがとうございます。どうぞみなさんますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 7日 (水) 23時11分

こんにちは藤原様、国の経営ですか・・・・・

マスコミも経団連も精神分裂症のような事ばかり言っていますので、彼らの理論に従うのも一考かと思いますよ。頭にマイナス符号を付けて言う事を聞くのですが(笑

科学者と工学者の違いは人のために役に立つ事を考えるか考えないかですが、自然に忠実な科学者の目で見ると意識を切り替えて・・・と言う話になると思います。

工学者の端くれである職人の世界では「やっつけ仕事」と言うのがありまして、横柄な客へ対応するために一時だけ辻褄を合わせます。

金で世を治め金で潰して弥勒の世にする。と言われているのですからマイナス金利の政府通貨を福祉関連予算に充てれば良いのでは?

ふぐり玉蔵さんのHPを見て思いついたのですが二重通貨の問題も発行を止めれば数年で自動的に消滅します。
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/blog-entry-288.html

マスコミも経団連も銀行も金の数字しか考えられない人たちが集まっている訳ですから国内通貨を入れ替えれば頭の固い人たちも従わなくては成らないでしょう。

貿易決済には使える通貨ではありませんから多少の問題も出るでしょうが、日本地域の地域通貨ですから経済実態に対して流通資金が少ない状態では効果があると思います。

減価する通貨ですから流通速度も速くなり経済回復も早くなる。マネーは価値交換の道具ですから関係者が納得すれば葉っぱでも良いのです。

神は金で世を治める事を誰にさせたのか?湯田屋と考えれば弥勒の世の中では中央銀行の仕組みも崩壊するのでしょう。ならばマネーは何でも良い事になります。

やっつけ仕事の政府通貨発行と言う笑い話でしょうか?

湯田屋の話はネットでも色々在りましてアジア分裂工作拠点が警視庁にもあった?と言われれば納得してしまいそうな動画が出ています。下手なTVドラマより面白い。

こうやって弥勒の世に成って行くのでしょうが、凄い時代に生きている物だと思っています。

日本には金も技術も人も全て揃っていますね。

投稿: kazu | 2009年10月 8日 (木) 00時42分

藤原先生
本音をいつもありがとうござます。
 地方の声がますます大きくなっていくと言うことと国家は経営する者だと言うことをあわせて考えてみました。すると、地方もお金を発行できるようになるのでしょうか?まず手始めは、兌換紙幣の発行だろうか・・・こんなのいかが?村の町有林と兌換するだとかぁ、たったのしいなー。

投稿: みかんちゃん | 2009年10月 8日 (木) 01時18分

kazuさん、みかんちゃんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。経済界はこれから革命ですね。ドルとポンドの底が抜けると世界は大きく変わります。通貨も貿易も何もかも大きな変化を迫られるのでしょう。おっしゃるようにいずれは地方も通貨を発行するようになるでしょう。地方も経営する時代ですね。これから21世紀は日本も世界も分権化した時代になっていくでしょう。どうぞご活躍ください。
ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 8日 (木) 06時16分

藤原さんこんにちは。
いつも貴重な情報をありがとうございます。

オバマ氏も財務省もFRBも全てを知っていて、あまりに恐ろしいので”景気底打ち”としか言えないのではないでしょうか?

公開データからの推計では、今回の金融危機で、FRBは不良債権の買取(100兆円)、預かり証券(預かりなので簿外、477兆円)、合計577兆円もの緊急資金を、どの金融機関にどれだけかは非公開で、金利ゼロで供給をした。おかげで米金融機関はこれを元手に自己売買で最高益。(以上吉田繁治ブログより)

これでFRBのバランスシートは不良債権でパンパンに膨らんで、さすがにこれ以上は無理。それでも財政赤字180兆円の国債は発行しなければならない。

さらに米系金融機関のデリバティブ(大手15行残高2京円)の毀損500兆円は満期到来での清算は極く一部で、大部分は時価会計停止で先送りされたまま。

欧州は何も公開しないので不明ですが、実態は米国よりさらに酷いというのが通説。

NY株価は上げていますが、ドルとポンドの底抜けは動かしようが無いですね。
明るい未来を語るエコノミストが目立ちますが、あまりに悲観的な見方でしょうか?

投稿: Eishin | 2009年10月 8日 (木) 11時27分

Eishin さん、こんにちは。いつもありがとうございます。まったくおっしゃるとおりだと思います。もう現実を直視する勇気を完全に失っていると思います。どんどん追い込まれ、やがて破綻する、もう流れを変えることおは不可能でしょうね。欧州も実はすごいと思いますよ。問題はその後の世界をどう作るかです。一気に緊迫しますね。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 8日 (木) 13時01分

>地方も通貨を発行するようになるでしょう。地方も経営する時代ですね。

うちの田舎はずっと日本からの独立と自立を試みては失敗するの繰り返し。

ソ連崩壊期に有力バザールを管理する共産党崩れのマフィアどもが通貨を発行して地域経済を守りました。
でも、私ら、通貨発行のしくみ、ぜんぜんわかりません。犯罪結社以下です、私らの知恵は。くそー。

奥州市(小沢一郎地元)は一昨年冬に独自通貨の発行を構想しましたが、財務省からの電話一本であっけなく頓挫しました。
遠野市や北上市は、定額給付金を担保に地域商品券を発行して市内での流通をはかりましたが、たかが5億円分では全然定着しませんでした。

うちの田舎は大昔は世界有数の産金地帯だったのですが、今ではすっからかん。通貨発行の担保になるほど金地金はありません。

エコマネーでは町内会レベルで流通するのがやっとで、とても130万人県民の生活を守ることができない。

正直、何をどうすべきなのか、ぜんぜん分かりません。

仮に、日本円以外の通貨発行に成功したとして、それってハードカレンシーには数えられませんよね。
貿易の決済は外貨ってことになります。すると結局日本円に飲み込まれそうです。
外国企業や日本の他地域の企業が奥州円で代金を受け取るでしょうか?

地域通貨については強い魅力を感じる一方、これまでの経験と挫折から、かなり悲観的になってます。

投稿: 田舎から | 2009年10月 8日 (木) 20時51分

田舎から さん、こんにちは。いつもありがとうございます。民主党政権で本格的に始まる地方分権はこれからどんどん広がっていくと思います。ですから通貨は明治時代が江戸時代に戻るような感じでいろいろな通貨が使われ始めるのではないでしょうか。今の通貨体制が揺らいだときにドンと始まるのでしょうね。東北ももう一度東北らしく立て直すときだと思います。どうぞご活躍下さい。ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 8日 (木) 22時05分

>通貨は明治時代が江戸時代に戻るような感じで

その過渡期に、地方の国立銀行が円を発行していた時期が有りましたね。
あれですか?

投稿: 田舎から | 2009年10月 8日 (木) 22時48分

   通貨を発行する権利
私が申し上げるのは、権利を兌換?する紙幣です。以前述べましたが村の町有林と兌換?する通貨とは町有林を所有する権利を有するお金と言う意味です。だから町有林を伐採する権利だってそのお金にはあります。その後、木がなくなって価値が下がるかもしれませんが、畑に開墾できると言ってかえって価値が上がる場合があるかもしれません。役場の空き部屋を使用する権利を持つ紙幣とか。これも兌換紙幣にしましょう。いわゆる権利を譲渡するのです。ゴルフの会員権みたいなものです。従来のお金とは違っているけど、権利を譲渡するなんてデリバティブの一種かもね。有能な人が持てば価値が上がり無能な人が持てば暴落です。昔の藩札よりも発想がユニークではないでしょうかエヘン?政府の発行する通貨とは変動相場制になります。極めつけは年金を受け取る権利を持つ通貨です。(←性懲りもなく)受け取りを拒否されたら相場が下がります、だから厚生省が果たして買い支えるかどうかだね。ダメ?すみません、トホホだね。しかし、持つ人の責任がますます重くなる通貨であってほしいと言う願いを込めて・・・。

投稿: みかんちゃん | 2009年10月 8日 (木) 23時39分

権利付きのお金なら、発行する機関を持つ人が常に監視しているから、うかつな発行は出来ないことが魅力です。

投稿: みかんちゃん | 2009年10月 8日 (木) 23時57分

田舎からさん、みかんちゃんさん、こんにちは、いつもありがとうございます。

歴史をたどれば国立銀行の前、大政奉還前の江戸時代ですね。明治時代に江戸時代の通貨を整理するのですが、そのときどれぐらいの種類のお金を使っていたかというと何百なのですね、日本全体で。それぐらいのことにこれからなっていくのではないでしょうか。

みかんちゃんさんのおっしゃる通貨は使用価値を交換するという大変現代的な通貨だと思います。出てくると思いますよ。今はまだ普通に法定通貨で生活するほうが便利なのであまり脚光を浴びませんが、通貨制度が不安定になってきたり、地域やネットワークの自主権が拡大されてきたら、広がるのではないでしょうか。今はまだ研究段階というところでしょう。

どうぞ引き続きお元気にお過ごしください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月 9日 (金) 07時03分

 人口188万人の札幌市の2008(平成20)年度の生活保護関係の予算は983億円で、一般会計の12.5%を占めています。そして、今年になって申請は急増しているそうです。
 どうしてでしょうか。
 自治体関係者にお話を伺ってみると恐ろしい話を聞くことができました。景気の悪化ということはもちろんありますが、札幌市周辺の財政の厳しい町村役場の人たちが、生活保護に転落しそうな方たちに対して、「引っ越すお金のあるうちに札幌に転居しなさい」と勧めているのだそうです。
 これは自治体関係者の間では、公然の秘密です。それで、札幌市の周辺部の比較的家賃の安い地域に、そのような方たちが流入しているようです。

 3年前の2006年、北海道夕張市が財政破綻したことは、皆さんの記憶に新しいことと思います。
 すでに1990年の夕張市議会で、破綻した財政をどうするかという議論が行われているのです。夕張市議会も当時の中田鉄治市長も、破綻状態にあることを知っていたのです。
 中田市長の答弁を見ると、「日本一財政が硬直している」との指摘を関係機関から受けていると答弁しています。また、財政再建団体にするしかないとも答えているのです。
 又、この時期以前に、夕張市の財政担当者は、北海道庁に相談しています。
 マスコミに一部報道されていますが、北海道庁はなんと負債とばし、損失隠しの方法を教えたのだそうです。そのため、夕張市の負債は非常に膨らみ、最後は破綻しました。
 北海道庁の財政状況も必ずしも良いものではありません。一部の方が、北海道庁も負債隠しを巧みに行い、負債が増大していることを危惧しています。
 北海道庁が損失隠しの手口を誰に教わったか皆さん想像がつくかと思います。
 天下り団体を作り、利権拡大をはかることには長けていますが、最後は国家や地方財政を破綻へと導いても、その自覚も反省も一切ない人たちが財政を担当している財務省は、所詮、その程度のことしか指導できません。日本で一番優秀な人が集まっていると言われているそうですが、笑ってしまいます。
 最後は、官僚がバカにしていた政治家に日本を立て直してもらうしかありません。
 いずれ、民主党が財政など日本の実像を情報公開によって知らせるのでしょうが、
どんな情報が出てくるか、少々心もとない感じです。

投稿: ムー | 2009年10月11日 (日) 06時08分

ムーさん、こんにちは。いつもありがとうございます。今日は大変貴重な書き込みを頂き、ありがとうございました。まさに想像どおりといいますか、みんなで飛ばしていたわけですね。結局本当のことを言ったら国もみんなつぶれているわけで、とにかく新しい時代を作るための本格的な国づくりをはじめながら、一方で古い時代の整理を進めるしかないですね。整理だけでは全部つぶれて終わりですね。昭和のバブルがはじけて20年、大きな組織はどこもかしこも飛ばしで身動きならない状態なのでしょう。さて、民主党がどこまでできますか、いや、どこまで事の深刻さを理解しているか、これから試されますね。ありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月11日 (日) 21時41分

こんにちは藤原様、凄い量のコメントですね。SNSも開設した方が良いのかも(フリーソフトがあるそうです)

ムーさんの話が記事になっていました。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1883

委託研究に絡む話も怪しげな話題が出ていまして
http://www.nikaidou.com/2009/10/1_3.php
ちょっとだけホームページで募集して、ほとんど知られてないうちに募集期間が終わり、信濃町関係企業とかにばかりおりて、普通に申し込んだ奴は落とされるという、すごい話がまかりとおっている。

事実関係は解りませんが、思わず納得してしまいました。ココで指摘されている行政機関は中小企業庁の実行部隊。

お手盛り再委託の証拠を掴んだ事業の実行部隊です。シンクタンクと地域振興組織と民間の経営コンサルタントに再委託されていますが、会員企業でなければ、この事業に参加できないと明言されました。

早速電話しましたが、体育の日で休みでした(笑

信濃町関係企業は色々な所に関係して居るんですね。

憲法が面白いですよ。

この先何をしたらよいかゼロから作ろうと思うと気が遠くなりますが、私は日本の先輩方は良い雛形を残してくれたと思っています。

法律は様々に解釈できるように書いてあり、時代に合わせて解釈を変えて行けば憲法から逸脱することは考えにくい。その時代に合わせた解釈を行うために裁判所などの司法組織が在ると考えると随分と楽です。

裁判員制度で司法組織は死亡組織と成ってしまった印象は拭えませんが・・・・・

投稿: kazu | 2009年10月12日 (月) 13時24分

 夕張市の件に関しては、三年前の話なので、旬を過ぎているかと思いますが、更に、追記させて頂きます。
 地元紙(北海道新聞)やローカル放送局で報道されたことですが、夕張市は、4月2日に借り入れ、3月30日に一時返済をするということを毎年繰り返していたそうです。つまり、帳簿上、大切な数字は、4月1日(予算)、3月31日(決算)ですので、2日間だけ帳簿から数字が消えれば、負債は隠すことが出来るそうです。(私の憶測ですが、資金繰りや担保もなしで、金融機関と示し合わせて、2日間だけ帳簿に載せない操作をしたのではないかと思っています。)
 又、第3セクターや特別会計を使い、一般会計に載らないように巧みに負債隠しもしていたそうです。
 これは、れっきとした詐欺ではないかと思いますが、誰も責任をとらされていません。
 夕張市の負債隠しが元で、総務省は地方自治体が負債隠しを出来ないように会計基準の見直しをし、財政の指数を設けました。
 北海道庁が夕張市の負債隠しを指南したことはテレビで報道されています。
 ここから先は私の憶測ですが、当時の夕張市長及びその後援会は建設積極派で、夕張市を含む選挙区の北海道議員や国会議員と協力し、無理な投資をし、負債を膨らませた。夕張市が財政的に逼迫し、その議員団が道庁に頼み込み(圧力をかけた?)、負債隠しの指南をするようにしむけた、もしくは、道議や国会議員も関わっての負債なので安易に財政赤字団体にすることが出来ない事情があり、指南せざる負えなかったと思っています。

 夕張は、炭坑産業の斜陽化に伴い、1979年以降、観光産業の投資に最大限、力を入れていましたが、1990年にはその負債で財政的に逼迫し、2001年に産炭地域振興臨時措置法が期限切れ失効により、その関連予算が無くなり、更に資金切りが悪化し、2006年に夕張市が財政破綻。
まもなく、巨額を投じたテーマパーク「石炭の歴史村」 (夕張・第3セク)は自己破産を申請しました。
(遊園地などの設備は撤去されましたが、民営で石炭の歴史村の博物館は今も細々とやっています)
 最後に残ったのは、借金・廃墟・住民のため息です。

 日本の抱える問題の縮図を夕張市破綻に見ることができます。

1)市長や議会(ひょっとしたら役所の財政担当者も)に財政(経営)を担う能力がない。 ~ 運営マニュアルなり検査機関が必要。
2)当時、悪質な負債とばしが可能な会計基準だった。 ~ 今後、益々、厳しい会計基準を作る必要がある。 
3)議員の的はずれな陳情(圧力) ~ 仮に議員が個人で公務員に陳情したとしても、その役所の組織として、陳情どおりのことをしてしまう。何らかな会(議会の委員会でもいいし、住民オンブズマンでもいい)で陳情が適正かどうか検討し、役所に要望する。因みに、秋田県庁では、県職員にあった全ての陳情は、知事に情報があがるようになっているらしい。そのため、教職員採用の口利きなど的はずれな陳情は減ったらしい。

投稿: ムー | 2009年10月12日 (月) 15時01分

( 追記 )
 夕張市の観光投資は、国や北海道庁から補助金を受けていますので、国や道庁は事前に夕張市の計画を事前に知り、その計画を認めた上で補助金を出しています。
 そのため、夕張市の破綻に国や道庁にも責任の一端があります。

投稿: ムー | 2009年10月12日 (月) 16時59分

kazuさん、ムーさん、こんにちは。いつもありがとうございます。役所の実態がわかるお話をいろいろとありがとうございます。これからどんどん本当のことが表に出てくるのでしょうね。わからないことではなくて、誰かが知っていることですからね。出口王仁三郎は、秘密の秘の字は必ず示すと書くから、秘密は必ずばれると言っていたそうです。これから騒然としてくるのでしょうね。特に財政についてはやがて丸裸になるときが来るのだと思います。そのときは同時に古い日本の終わりでもありますね。来年かもしれませんね。どうぞみなさんますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年10月12日 (月) 22時20分

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