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動き出した民主党政権
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投稿者 Naoya Fujiwara 時刻 16時27分 政治・経済 | 固定リンク Tweet
>ドル
えーっと、政府が保有する金融資産ですが、確か600兆円弱でしたっけか、相当なもんですよね。 この数字だけだと政府が財政危機なんてちゃんちゃらおかしいですが、この600兆円のうちドル建てでもってる資産がどのくらいあるかですよね。 超ドル安やドル停止を認めると、ドル建て分、全部パーでしょう?
心配です。
投稿: 田舎から | 2009年9月22日 (火) 16時36分
>民間の疑心暗鬼 >破綻の連鎖
まず将来の展望、希望、夢、そういうもんがないとね。 えー、初期ナチス党はドイツ中の企業に報告させた労働力を本位として政府通貨を発行しましたね。 これって、中有小企業と労働者の救済策ですけど、国民一般に向けて「国民のみなさん、みなさんに働く力があるうちは大丈夫なんですよ」ってメッセージしているのと同じですね。
こういうメッセージって、今迄日本政府は考えていたでしょうか?
政府の累積債務をあまり意味のない総債務で発表して国民を脅かすことはやるのに、じゃ、政府がどれだけ資産を持っているのかは全く伝わってこない。 ほんとは相殺して純債務で言うもんでしょ? 政府の債務って。 半分以下ですよね。そうすっと。 政府債務ってGDP超えたことないっしょ?
これだけでもずいぶん気が楽になる。
我が国の問題は普通の人々の困窮による需要不足であり、社会インフラの未整備なんだから、公共事業政策は効果があるはずだ。 発行される政府債務の額よりも経済成長率が大きくなれば問題ないってのは、竹中子分の中川たちだって知っていた。 日本の場合、需要の増価にあわせて企業は生産を増大出来る。インフレなんか起きるはずがない。
そうすっといろいろ手が打てるはずです。
国民にとって悪くない情報はたくさんあるのに、政府が積極的に周知しようとしていたように思われないのは何故だろう? むしろ政府が国民の間に社会不安を広げようとしていたんじゃないかとすら思えてしまう。
仮面ライダーじゃありませんけど、政府自身がショッカーをやっていたと言いたいわけです。
投稿: 田舎から | 2009年9月22日 (火) 16時58分
田舎からさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりで、実は日本政府が時価でいくらの資産を持っているかは一切わからないのです。政府にはいくらでも隠しポケットがありますからね。本当のところいくらあるのかは、誰も知りません。日米の核密約ではありませんが、それでも財務省で誰か知っている人はいるのかもしれませんが、それでも本当に全部を掌握しているかどうか。偽名での財産はいくらでもあるでしょうし、外務省が海外で蓄えた財産とか、政府と民間の間にある財産とか、海外への借款でいろんな事情で戻ってきてしまって宙に浮いた財産とか、全部あわせて本当にいくらあるのか、今の日本で全貌を知っている人はいるのでしょうか??
ま、ハイパーインフレが世界中で来れば実物になっているもの以外は全部パーですがね。米国のドルが総売りになったら日本もためらうことなく世界中からゴールドを買い集めちゃったらどうでしょうね。そうすれば円はユーラシア大陸の決済通貨として使われるようになると思いますがね。刷れるうちに刷って、ゴールドを買うのが一番お得なお買い物のように思います。
どうぞ引続きご活躍下さい。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月22日 (火) 17時53分
現在、ドル円が91円台で、ドル安が続いています。年内80円に向けてまっしぐらに進んでいます。
新機軸通貨ができずに、ドル崩壊すると、しばらくは円高が続くでしょうが、その後どうなるかはわかりません。もしかしたら、円安になる可能性もあります。 円の価値は、海外に保有している債権と日本の貿易黒字で支えられていますが、海外の債権の紙くず化と、輸出の縮小化による貿易赤字で、急激に円安へ振れる可能性もあるのではないかと思います。 海外の投資家たちも、米国債が紙くず化し、円はドルと抱き合い心中し、ドル以外の通貨に対して、円安になるだろうと予想する意見が多いです。 政府の施策によりますが、ハイパーインフレになれば、生活は相当大変なことになるだろうと思います。 いずれにしても、各国の通貨は大混乱、貿易も大混乱、よって、経済も大混乱になっているのではないでしょうか。
ドル崩壊前に、新機軸通貨ができれば、日本など貿易黒字国は米国国債の呪縛からのがれることができるかもしれません。 ↓根拠(英国を米国に、インドを日本など貿易黒字国に読み替える) http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=190766
現在、新機軸通貨について、国際的な会議でもまれているかと思いますが、中国の発言力には目を見張るものがあります。日本は世界一の債権国で、IMFにも相当出資しているので、本来であればかなりの発言権があるかと思いますが、今後、鳩山首相や藤井財相に期待したいところです。
新機軸通貨には、何らかな形でゴールドにリンクする可能性がありますが、金の保有量は米国が圧倒的にもっています。 ↓国別金保有量 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=158944 欧米にくらべ、日本の金保有量は非常に少ないといえます。過去に日本が金の保有量を外貨準備比率の50%に向けて増やそうとしたことがありますが、米国に米国債を買うように言われ、結局、今も金は1%しか持っていません。 (その1%の金も米国の金庫に眠っています。又、真偽のほどはわかりませんが、日本が持っているはずの米国債も米国の金庫に眠っているといわれています。日本の金庫が劣るのか米国の金庫が優れているのかわかりませんが、日本は相当お人好しです。森木亮さんによると、日銀の職員は日銀や日本政府が買った米国債の金額を知らないそうで、米国のホームページで確認しているそうです。これは日本の帳簿と米国の帳簿と合わないのでしかたなく米国のホームページ確認しているということなのか、そもそも帳簿すらもっていないということなのか、情報公開をして頂きたいと思います。それで銀行の番人が勤まっていると思うと不思議でしかたありません。日銀も相当インチキな機関です。米国からFRB日本支部といわれるぐらいですから。) ドルは紙くずになるかもしれませんが、新米国通貨は金に裏打ちさせた価値を持っている可能性があります。一方、ゴールドを持たせてもらえず、せっせと米国債をためた日本国の通貨は地を這っているかもしれません。
日本は、経済は一流かもしれませんが、政治と外交が三流なので、結果的に、経済でも相当損をさせられています。 今後、民主党の手腕を期待したいところです。
投稿: 未来志向 | 2009年9月22日 (火) 20時00分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。今日も上海が暴落していましたが、いよいよ国際金融市場も大詰めですね。ゴールドの統計ですが、私は以前から相当眉唾だと思っています。米国は実はもうゴールドはもっていないのではないでしょうか。もっていたらとっくの昔にそれを使って金融でも戦争でも体制を立て直していると思います。きっと冷戦が終ってユーラシアに進出するときに使ってしまったのだと想像しています。
日本も昔のゴールドは預けっぱなしでしょうね。でもこれは日本のものですから日本に持って帰ってくることはできると思います。かつてフランスがニクソンショック前に持ち帰ったように。相当嫌な顔はするでしょうが、戦争をしているわけではありませんから、現送を拒むことはできないと思います。米国債についても登録式ですから誰がいくらもっているかはわかるはずですが、信託や基金になっているものとかありますからね。特に基金になっていると持ち主がいるようないないような、という状態になります。
ま、これからが本当の勝負どころですね。ドルが紙くずになるところでみんなどう動くか、各国が固唾を呑んで見守っているところだと思います。中国も金を買うとか言って笑止千万。実は資金繰りのために、持っているゴールドを全部売り払わざるを得ないのではないでしょうか。とにかく米国も中国も嘘をつくのが本当に上手ですから、あまり言っていることを真に受けないほうが良いと思います。同時に連中はある意味で単純ですから、カネがあるかないか、喧嘩に勝っているか負けているか、勘で判断したほうが正確だと思います。
ちなみに出口王仁三郎は、日本はいくらお札を刷っても大丈夫だと預言しています。さてさてどうなりますか。
どうぞ引続きご活躍下さい。ありがとうございます。
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月22日 (火) 22時32分
藤原先生、解説ありがとうございます。 米国の混乱ぶりを見ると、藤原先生のおっしゃるように米国は金を保有していないと考えるのが妥当かもしれません。 色々なインチキな統計の数字がありますが、先の金保有量の数字もその類で、統計や理論よりも直感の方が役に立つということですね。 良い勉強をさせてもらいました。
投稿: 未来志向 | 2009年9月22日 (火) 23時26分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
たとえばこんな記事も、ゴールドマンは足がガクガク震えながら、年末までにドル安円高が止まることを願っていると読んだらいいと思います。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090922/fnc0909221705004-n1.htm
試しに鳩山政権の主要人物がこういってみたらいいのです。「世界は日本が海外投資をもっと受け入れるべきだと言っている。さらに日本の輸出依存経済体制は転換しなければならないと我々も思っている。またこれから我々の政策に従って国内で日本再生のための大々的な投資をやっていかなければならない。そのためには日本の国民の皆さんも海外に置いてあるお金を国内に戻して、国内で投資していただきたい。日本政府も改めて日本政府の資産運用を国内投資を拡大するという方向で見直していく。同時にこれから郵政民営化の見直しを含めて、日本国内で投機的な金融市場に依存しない形で、中長期的に安定した投資ができる仕組みを制度的に創ることにしている。したがって中長期的に今後日本は緩やかな円高となることが望ましく、現在の為替水準は決して行き過ぎた円高とは思わない。むしろ今後の日本の再生を織り込んだ水準だと思っている。今後、中長期的な円高の進展と共に日本政府は本格的に内需増強、温暖化ガス削減、21世紀型の健全で持続可能性の高い社会インフラ創設のための日本再生投資を日本版ニューディール政策という形で行うことを計画している。そうした大々的な投資を通じて輸出産業を内需中心に振り向け、内外需均整の取れた日本経済を再建していく。同時に投機的な金融市場に依存しない形で外国企業や外国資本が日本の再生に参加できるよう、制度を改めていきたいと思う」。
さて、どんな反応がゴールドマンから返ってくるか、まことに楽しみですね。
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月22日 (火) 23時43分
藤原先生、ありがとうございます。 もし、ドル円が98円まで戻ったら輸出企業とゴールドマンは喜ぶでしょうね。 自民党政権時代は株やドル円を支えていたようですが、藤井財相のようにドルを支えるのを止めると、ドル安円高の傾向はより強まり、ドル円は、昨年の安値87.1円を間違いなく抜くような気がし、史上最安値79円台も時間の問題のような気がします。 (日本政府がドル買いをし、その米ドルで米国企業の株や米国債を買っていた循環が止まるので、米国は相当困ることでしょう。) ゴールドマンのいう円のファンダメンタルがドルよりも弱いというのは、私には理解できません。 上半期は95円から100円のボックスでドル円が動いていたように見えますが、7月以降下落傾向をある程度示し、ドルの上値は98円を抜けておらず、下半期は上値と下値は徐々に切り下げています。もし、ゴールドマンが、98円のドル買いポジション、又は、98円の円売りポジションをもっていたら、ドル安が続くと相当損失が膨らんでいるということになります。
自民と米国政府?の協調介入も政権交代により終わり、市場をオモチャにしてきたゴールドマンが未整理の玉で沈むのは痛快です。ドル安円高がこのまま進むと益々損切りが難しくなります。 上半期は、日本政府が95円前後でドル買い円売りをし、98-100円で米国金融機関が円買いドル売りをし、米国金融機関が相当大もうけしていたと思っていました。 ゴールドマンは、政権交代後の民主の政策を読み違えたのでしょうか。自民のはしごをはずされたゴールドマンは相当アホですね。
投稿: 未来志向 | 2009年9月23日 (水) 07時21分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。天運が巡ってきたというか、神も時節にはかなわぬぞよ、というのはこのことでしょうね。結局この20年ほど、国内で何もしなかったからマネーは外国に出て行くしかなかったのですね。さらに守るべき産業が輸出産業しかなかったのですね。だから円安が国益ということになり、米国の借金体質のドル高志向とぴったり合ったわけです。
しかしここで時代は動きました。鳩山首相も温室効果ガスの25%削減を昨晩、正式に国際公約しました。ということはこれから日本は国内を21世紀型というか、戦略的少エネルギー体制に抜本的に作り変え、同時に投機的な国際金融市場に依存しない金融システム、米国をはじめ諸外国に輸出垂れ流しにしなくてもよい産業構造に抜本的に作り変えなければなりません。それは今の民主党政権が旗を振ればできることだと思います。そのためには投資資金が必要です。お金が必要になったときに貯金を取り崩すのは官も民も当たり前。
ゆえにこれから資金は日本に戻り、日本から新たな巨大投資が生まれていくでしょう。為替は当然、円高。米国も欧州も日本にお情けをもらわないと金融も経済も回らない時代が来ているのです。80年代がまさにそうでしたからね。ここは主客逆転で日本から世界が開けていくときだと思いますよ。
どうぞますますご活躍ください。 ありがとうございます。
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 08時42分
藤原先生、おはようございます。
民主党政権にとって八ツ場ダム問題が、 国内政治での最初の最大課題ですね。
今日、 前原新大臣が住民側との話合いに のぞむそうですが、 住民側が拒否の構えとか。
前原氏はこれから長期戦の覚悟でしょうか。
いわゆる住民側が本当に住民側の代表なのか? それとも、何か他の勢力の代表なのか? 長期戦になるといろいろと出てくるでしょうね(笑)
八ツ場ダム建設費、維持費は、 全て我々の税金です。 それも桁外れの金額です。 もう不要なものは一つも要りません。
前原氏はちょっと真面目で固すぎますよね。(笑) ここは藤原先生がよくおっしゃられる、 「話は聞くけどルールは変えない」で、 のらりくらり〜と中止に向かって 突き進んで欲しいですね。
失礼致しました。
投稿: 狛犬くん | 2009年9月23日 (水) 09時20分
狛犬くんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。大変なことですね。ま、戦争終わったときもたくさんの軍事施設や軍需工場が放棄されましたからね。時代の転換点では起こるものなのでしょうね。ダムの建設中止は象徴的にどうしてもやりたいのでしょうね。そうしたら時間をかけるしかないですね。建設するのにも中止するのにも壊すのにも、とにかく時間をかけてみんなの気持ちが変わるのを待つしかない、これが普通の姿ですね。だからそのときの工事の仕事を目当てにどんどん作ろうということそのものが間違いなのだと思います。さて、その時間に大臣や政権がどう耐えるのか、注目ですね。どうぞ引き続きご活躍ください。 ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 10時18分
先生、放送をいつも有難うございます。いよいよ新政権になって、それぞれの分野が動き出しましたね。大変な世界経済ですが、日本の政治に対しては、今までと違って何か明るい希望みたいなものを感じます。新しい時代を予感するものがあります。本当にその光明は、日本からなのではないでょうか。第2部でも先生がおっしゃっていましたが、日本は本当に運のいい国なのかもしれません。1億3000万の人がこの狭い日本列島にいますが、同一民族で、せまいがゆえに、同じことに同じ関心を持つことが出来て、また同じ意識もすぐに共有することが出来ます。 民放の番組で、米国で「ハトヤマ氏を知っているか?」の問いに、10人中9人が「NO!」でした。ニュースで流れていても関心がないのか、国土が広すぎるゆえか、多種多様の人ゆえか、米国は日本ほどには国民みんなが一緒なことを思う、考える、ということは無い、と以前聞きました。一致団結、というのも難しいようです。またフランスの移民キャンプ一掃のニュースも流れていましたが、国土が他国と地続きであるとか、多民族が入り込んでいるとか、、日本の場合より深刻さが違うように感じます。 今回の新政権には、国民のほとんどが一致した思いで、新しい時代に対して、少なからず期待をこめてながめていると思います。 これからは、地方でも、日本国全体でも、歴史をひもといてみる、そして解決の糸口を探し出す、、という試みはとても大事なことと思います。つい先日、韓国と日本の関係について専門家の講演を聞いたところです。 古代史からも、日本、韓国、中国の関係がわかりました。古来より、朝鮮半島は漢民族の襲来で大変な目にあってきて、北朝鮮でさえ、うっかりしているとチベットやウイグルなどの国と同じようになってしまうのでは、という心配がいつもあったようで、今の金総書記でなくとも、中国以外の米国に力を借りたいと思うようなことは当然の思いのようだったようです。 日韓関係もギクシャクした時期がありましたが、やはり歴史をひもといて仲良くしなければならないと思います。今、東アジアの連携を進めるうえでも、歴史をもう一度学ぶということは大事なことだと思いました。 http://tuziokamegane.blog108.fc2.com/blog-entry-579.html
投稿: 職人K | 2009年9月23日 (水) 13時47分
職人K さん、こんにちは。いつもありがとうございます。まことにおっしゃるとおりです。米国は日本に対する関心が非常に低くなっています。だからチャンスなのです。日本はフリーハンドでやりたいことができます。ここで21世紀らしい日本を一気に作ってしまえばよいのです。米国は結局、中国と心中するのでしょうね。米国人は中国がいいと言ってずいぶん入れ込んで商売しますが、いったいどこがよいのか??あれだけうそを平気でついて都合が悪くなればすぐ居直る人たちのどこがいいのか??似たもの同士なのかもしれませんね(笑)。 北東アジアの勢力関係のこともおっしゃるとおりなのです。日本が戦争に負けて一気に引き揚げたときに生まれた権力の空白から生まれたのが北朝鮮です。オバマも最近は金王朝をまったく相手にしませんね。さぞ金王朝も困っていることでしょう。それで北朝鮮が自滅することがあるとしたら、その空白は誰がどうやって埋めるのか?まったく想像もつきません。えらいことにならなければいいがと思ってはいますが・・・。 どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 14時14分
八つ場ダムですが、草津温泉に行った人なら誰でも判ると思いますが、 強酸性の火山性温泉水を幾ら中和した所で、飲料水や工業用水や農業用水に適しているわけがないですね。 住民代表というものの正体は誰でしょうか? 石原氏やその他の知事は、都民県民にちゃんと説明したのでしょうか? マスコミはそれに輪をかけて馬鹿ですから、どうしようもないですね。 何が何でもダムを作らないといけないなら、発電用にするしかないと思います。
投稿: ^m^ | 2009年9月23日 (水) 14時29分
はじめまして、藤原先生! 私は中小企業の経営者ですが、私には10人ぐらいの経営者の結束の強い仲間がいるのです、この先世の中がどうなるかを、よく話あっています。先生の考えも参考にさせていただきながら、もっぱらハイパーインフレに、対応して農作物を作ろうと話しています。しかし新しい時代は、貨幣を持っていても意味がないと結うことで、物質、ゴールド以外の方法しかないのでしょうか?世界のどのお金もやくにたたないということなのでしょうか?先生はどのようにお考えになりますか、よろしくお願いします。 井村稔
投稿: 井村 稔 | 2009年9月23日 (水) 16時45分
投稿: 井村 稔 | 2009年9月23日 (水) 16時46分
やんばダムのダム湖に沈む道路の代替工事である橋脚がテレビで放映されていますが、すごいインパクトあります。用地買収もほぼ終わり、河川の切り替え工事も終わっており、すぐにでも河川を切り替えて本体着工が出来る段取りになっているようです。
この段階で、ダム工事の中止をするのは勇気が入ります。 もし、民主党の前原大臣の言うように、必要のないダムを建設したのなら、国交省の事務次官をはじめ、関係している局長や課長は無駄な税金を使ったことになるので、本来ならば首がふさわしいと思います。
河川計画は、洪水が河口に出るまで、一貫した計画で立てられており、 (国交省の治水計画が正しければ) ダムだけ止めると利根川下流部の都市部に大きな負担をかけるので、何らかな計画変更が必要になります。
↓やんばダムの計画 http://www.ktr.mlit.go.jp/yanba/index_nn4.htm やんばダムの計画を見ると、利根川水系の治水計画に関係しており、都市部では、200年に1度(1/200年確率)の大雨にも対応できるように計画されているようです。 ダム上流では、計画流量3900m3/s、 ダム下流では、計画流量1500m3/s、 になっており、ダムで2400m3/sをカットするようになっているようです。 ダムを作るのを止めると、ダムでカットしなくなるので、ダム下流部は、そのまま3900m3/sの流量が流れます。そのため、何らかな、ダム以外の対策が必要になります。 単純に考えると、ダム下流部に2400m3/sの流量が新たに増えても大丈夫なように河口部まで河川の川幅を増やす必要があります。首都圏のような都市部では川幅を増やすのは現実的でないので他の方法(放水路、遊水池など)に頼ることになります。
前原大臣は、そもそも、カスリーン台風に対してもダムそのものは必要ないという意見なので、それが事実であれば、国交省で策定したダム計画は大きな間違いだったということになります。
前原大臣の言うダム不用の意見が正しいのか、国交省の治水計画が正しいのか、はっきりしてから、中止するのか継続するのか決めるべきだと思います。
やんばダムは止めたけど、ダムの代わりに河川の拡幅工事、放水路、遊水池を結果的に建設したら全く意味のないものになります。
そもそも、治水計画の是非が問われる問題であり、官主導とか政治主導とか民主のマニフェストの象徴とかいう問題ではないと思います。
投稿: 未来志向 | 2009年9月23日 (水) 18時31分
こんにちは 約一年ネットラジオ欠かさず聴かせて頂いてます 私も本当は沢山質問したいのですが単純な疑問を書きます 過去に誰か質問してたらごめんなさい(笑)藤原さんと冤罪の疑いが強い選挙前に収監された植草氏両氏とも小泉竹中組に対しての批判の姿勢は近いはず でも藤原さんは植草氏のようにはならなかった この違いはどこにあると思われますか?また今後植草さんの件が見直される可能性はあるのでしょうか?彼の身内でもないですけどとても理不尽で悔しく思います それでは
投稿: キングオブ芋 | 2009年9月23日 (水) 19時57分
^m^さん、未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。革命ということなのでしょうね、今回の政権交代は。だから、どんなに費用がかかっても終わりにするものは終わりにするという勢いなのでしょうね。おっしゃるようにその間の地元の思いや利権など、重いものがありますね。でも中止の方針には代わりがないようですから、あとは民主党がいかにみんなを説得し、未来に向けた体制作りに持ち込めるかですね。もちろん治山治水を含めて、21世紀のインフラをどうするかというグランドビジョンの提示が急務ですね。
この件はちょっと時間をかけて解きほぐすしかないのでしょう。ところで、JALの経営再建問題が大騒ぎです。今月末までに結論を出さなければならないようで、さすがに大臣も民主党もこんなことをいきなりやることになるとは思っていなかったでしょう。これから似たような話が星の数ほど出てきます。静かに産業恐慌、生活恐慌が広がってきましたが、ここで一気に土石流となる可能性があります。新しい時代の整理の仕方とはどういうものなのか、ここはよく見極めなければなりません。
井村 稔さん、こんにちは。いつもありがとうございますね。そうですね、お金だけ持っていても結局は灰燼に帰すだけなのでしょうね。世のため人のためにお金を使うと、未来の自分がより安定感あるものになる時代でもありますね。あとは自分の実力向上でしょうか。農作業はお金はあまりかかりません。気力と体力があればできますね。基本的には本業をいかに21世紀に向けてますます発展させていくかがカギだと思います。ただ、ここしばらくはキャッシュあるいは流動性預金というかたちで手元流動性だけは厚くしておいたほうがいいと思いますよ。何がおきるかわかりませんからね。
キングオブ芋さん、こんにちは。いつもありがとうございます。さて、それは私にもわかりません(笑)。事件のことは私も報道や伝聞でしか聞いたことがありませんので、事の真相はご本人が示していくしかないのではないでしょうか。ただ、他人がどう言おうと天と自分に嘘をついていなければどうということはありませんね。天のお役目があればまたご登場されると思いますよ。
この放送でもいろいろなことを言っていますが、今まで電話一本、FAX一枚、はがき一枚、メール一通、手紙一通、やめろという話が来たことはありません。世の中は本当はそういうものなのではないでしょうか。ですからみなさんもっと堂々とやったらよいと思いますよ。
ありがとうございます。どうぞ皆さん引き続きご活躍ください。
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 20時36分
>藤原さんは植草氏のようにはならなかった この違いはどこにあると思われますか?
私も知りたい。 例の小泉竹中ン兆円の時は、真面目に藤原さんは消されるんじゃないかと思いました。
投稿: 田舎から | 2009年9月23日 (水) 20時45分
田舎から さん、こんにちは。いつもありがとうございます。あの話ですか。あれは当時の放送やコメントでも言っていると思いますが、当時、清和会の用心棒をやっていた人から聞いた話で、関係者ならみんな知っていると思いますよ。どうもインターネットに普通の流布している情報と本当の情報の間には大きく乖離している部分があるようですね。どうも本当のことを知っている人はインターネットでそれを言わないことが多いようですね。逆にあの時もそうですが、誰かが騒ぎ出すとみんなやってきちゃって、かえってまずいことになると思う人も多いのでしょうね。それ以上のことは私もよく知りません。畑の雑草も開墾したてはどんどん出てきますが、丹念に抜いていくとだんだん出にくくなるのです。不思議ですね。インターネットも同じですね。最初はいろんな雑草がやってくるのですが、だんだん変な雑草は生えなくなります(大笑)。丹念に毎日手入れをすることが大切なようですね。どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 20時57分
やんばダムの件ですが、 ダムを止めると、 (国交省の計画が正しければ) ダムの設置予定箇所から下流側に数十キロぐらいの河道拡幅や遊水池の建設はまちがいなく、必要になります。 (洪水の到達時間のずれから、途中から河川の拡幅工事は必要なくなる可能性があります) 河道を拡幅する時に用地買収、家や道路があれば移転が必要になりますが、地元は協力しないかもしれません。 やんばダムを止めると、ダムの周辺部の住民の反対、河道拡幅により、新たに用地を買収される住民の反対で、相当もめるでしょう。
海外では、ダム建設は、ダム湖の土砂堆積問題、維持管理費用、河川の生態系への影響懸念などにより、控えられつつあります。
日本でも、利水(水道・工業用水など)の必要性がなくなったため、ダム本体やダムの関連工事を全くせずに中止した例はいくつかあります。
現在、農業用水の需要が減少し、農業用水の必要がなくなったのにもかかわらず、農業用水用ダムが作られているところがいくつかあります。建設途中でもそれを止めるのは大いに意味があると思います。
やんばダムは、治水上及び利水上の目的を失ってダム建設を止めて、それで、お終いのならいいのですが、もし、下流部で河川の拡幅工事をすると、おおいに、疑問に思います。
前原大臣は、ダムの目的がなくなっているのか、いないのか、 あるいは、ダムは必要ないのかまず検討し、 説明する必要があります。 ダムの目的がないのであれば、反対している住民も理解をしめすのではないでしょうか。 その後に、ダムの中止を発表すべきだったのではないかと思います。
ダムの中止を発表し、 住民の反対にあい、 納得させれる説明や理由がない、 さあ困った、 立ち往生、 と見えます。
投稿: 未来志向 | 2009年9月24日 (木) 06時07分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりですね。これだけの大工事を中止して軟着陸させるのは大変です。でもやる気なのでしょうね。あの様子だと。もめてもめて、しかし予算がつかなければそれで終わりですからね。ここで大きくクローズアップされてくるのが中央と地方の関係です。これまでは中央が地方に指令を出して動いてきました。ダム建設などはその際たるものです。しかし今回中止ということになって、困るのは水や電気の利用者ではなくてダムがある地元ですね。地元が結局中央に振り回されて犠牲になったわけです。これは今後、中央と地方の関係が大きく変わる契機になると思います。日本は米国の属国であることが最大の国益だという感じで、地方は中央の意のままに動くことが最大の利益だと思ってきた人たちが放逐され、これからは地方と中央が緊密かつ対等な関係を結ぶ時代なのでしょうね。地方、中央、双方で意識と行動の変化がおきてくるでしょう。今回の事件はその大きな起爆剤になりそうですね。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月24日 (木) 08時16分
JALがかなりやばいことになっていますね。いよいよGMと同じ運命をたどるんでしょうか?ダム中止問題でもめている前原大臣ですが、今度はこちらも大掛かりな処理をしなければならないようで、前途多難ですね。
それにしても、こんな有様で、本当に「金融危機の出口論」なんて、あり得るんでしょうかね。まだまだ危機のうちの一部分しか経過していないんじゃないでしょうか?
投稿: +9 | 2009年9月24日 (木) 19時16分
+9さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりで、JALは大問題になっています。しかも期限が今月末です。JALに続く大企業がこれからいくらでも出てきますからね。今の民主党政権が公的資本の注入はできないのではないですかね。結局、話し合いで解決がつかないときのために法律があるのですから、民事再生法あるいは会社更生法の適用ということになるのではないかと思いますがね。民主党は12年前の金融危機で当時の自民党に煮え湯を飲まされたわけです。当時の菅代表がふと気がついたら自民党の小渕首相に握らされていて、金融問題は政局にしないという合意を取らされたわけです。そのため正論を通しきれなくて、結局長銀、日債銀は巨額の税金とともに外人に売り渡され、10年かけてしゃぶり尽くされて、その挙句に赤字で自力経営ができないとして放り出されようとしています。この大変苦い経験が民主党にはありますからね。やはり整理するものは整理しないとダメなわけです。
それで結局は失業問題なのですね。民主党の今の政策では失業者を吸収できません。ですからここは日本版経済ニューディール政策がどうしても必要になるのです。でも時間差でまずは失業急増が避けがたい情勢なのでしょうね。会社を残してもつぶしても結局失業が出る時代ですしね。えらいことですよ、これは。
おっしゃるとおり出口なんか最初からどこにもないのです。国が手を引いたらそのままばったりつぶれてしまうのが今の国際金融市場。2年前のサブプライム危機勃発以来、何も変わっていないと思います。
やはりこの秋は何かありますね。どうぞ引き続きお元気にご活躍ください。ありがとうございます。
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月24日 (木) 23時28分
先生、いつも有難うございます。JALの問題は切羽詰まったものなんですね。前原大臣も次から次へと対応が大変だと思います。以前から、JALの最高顧問(大株主だと思いますが)をつとめる人のブログを読んできました。今まで、かなり辛辣な言葉で、経営批判をくり返してきたようですが、8月でその役を辞任、ブログも閉鎖になったので、大変な事態になるのだろうな、、と思っていました。 http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2009/0819.html これからは、信じられないような大きな、超一流といわれた大企業ほど、損失もはかりしれないものとなり、存亡の危機となる時なのでしょうか。そんなことがたくさん出てくると思うと、大混乱の、本当に恐ろしい状況になりそうです。 そうだとしても、だれも、元の今までの政治がよかったとは思わないでしょう。本当に政治も、経済も、大きな大きな転換期にきていることを感じます。自分自身もしっかり気を入れていこうと思います。
投稿: 職人K | 2009年9月25日 (金) 00時20分
やや特殊な例ですが、米国で、GDP比30%にのぼる政府の投資により、1939年から1941年までには、超完全雇用が実現されていました。 日本との戦争で、ようやく景気を回復したというわけではないようです。
日本でも財政支出をする時は、これまでのように公共投資をバラまくのではなく、設備投資を増進できるようなもの、研究開発や生産性上昇を促進するような財政支出で、景気浮揚が可能ではないかと思います。
↓参考URL http://www.hansen-jp.com/222takumi.htm http://www.hansen-jp.com/229takumi.htm
侘美光彦氏は、世界的にも恐慌研究で実績のある方です。 米国のベン・バーナンキー氏(現FRB議長)も恐慌研究で有名な方ですが、紙幣をすることしかできず、恐慌研究の第一人者というわりには、今ひとつという感じで、恐慌を止めるどころか、なぜか、破綻へ向かっています。
投稿: 未来志向 | 2009年9月25日 (金) 03時43分
職人Kさん、こんにちは。いつもありがとうございます。JALは本当に大変なようです。国に資本の投入を申請しましたが、ちょっと今のままでは難しいでしょうね。同じような傾いた会社がたくさんありますからね。巨大な失業は避けられないのではないかと思います。
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。侘美光彦先生は学生のときに習いましたよ(大笑)。80年前の世界大恐慌の研究でぴか一の方で、世界大恐慌があそこまで広がり、深刻化した原因は国際金融市場にあるということを解明された方です。今回の危機も基本的には同じメカニズムでおきているのですね。まったく人間も進化しないものです。
ところでこれからNHKラジオの放送です。みなさん知っていますか?選挙が終わってから、急にNHKも民放も与党を利する番組内容に強烈な文句が来るようになっているようですよ。自民党や財界なのでしょうね。みなさんが言うほど選挙前はひどくありませんでした。まさか自民党が負けるとは思っていなかったのでしょうね。ところが選挙が終わってからがすごいですね。何かぴりぴりしていて、少しでも民主党に有利な発言は止めさせようという雰囲気がみなぎっています。それに対して放送の現場の人たちが大変戸惑っているようですね。まったく自民党や財界の連中はお粗末千万ですな。いまだに姑息な抵抗をしようとしているのですからね。もう再生は難しいですね、この人たちの。
ありがとうございます。どうぞみなさん引き続きご活躍ください。
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月25日 (金) 06時39分
先生、今朝のビジネス展望のラジオ、拝聴しました。多くの人が聴いていると思います。内橋先生、金子先生と並んで、ファンの人も多いのではないでしょうか。私のようなものでも、いつもインターネット放送を機かけていただいているために、先生のおっしゃることがよく理解できるようになっています。莫大なエネルギーを消費した20世紀と変わって、21世紀は低エネルギーで暮らす社会にならねばならないこと、また、そこにこそ日本のチャンス、役割があるようで、希望を感じます。初めて聞く人にはまだ信じられない人も多くあるかと思います。新政権に携わる人、一般の私たちのような人に、この良いお話が伝わり、認識されますようにと願っています。 昨日の鳩山首相のスピーチもなかなか良かったです。新しい時代に動いていきますね。 藤原先生の御活躍と御健康をお祈り申しあげています。これからもよろしくお願いします。
投稿: 職人K | 2009年9月25日 (金) 08時24分
職人Kさん、こんにちは。いつもありがとうございます。恐れ入ります。これからすごいことになりますからね、何とかここを乗り越えていかなければなりませんね。共々励んでまいりましょう。ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月25日 (金) 09時15分
>急にNHKも民放も与党を利する番組内容に強烈な文句が来るようになっている
自民党は情けないですね。 長い間、政権についていても、マスコミ操作もできないのですか。 ある意味、健全ですけど。
小泉氏が首相だったときは偉く、自民党は持ち上げてもらっていたし、郵政選挙の時は、明らかに自民党に有利なキャンペーンをしてもらっていたし、散々今更、マスコミを利用していて、何を言っているか、という感じです。
もし、郵政選挙並みに、マスコミが民主党を持ち上げたら、自民は衆議院選で50人以下になっていたはずだと思います。
安倍が首相について時は、1ヶ月ぐらいは、世代交代などと言われ、マスコミに持ち上げてもらっていました。 (その後、閣僚の不祥事及び安倍自身の不祥事で退任になりましたが、・・・・。) 福田が首相についた時も、1ヶ月ぐらいはマスコミに期待感で持ち上げてもらっていたはずで、 麻生が首相について時も、数週間は、マスコミに期待感で持ち上げてもらっていたはずです。
自民のボロボロ政権から、世の中をよくしてくれる期待感のある民主に代わったんだから、当然、1ヶ月程度、マスコミは好意的な報道をするでしょう。
自民は、全く芯まで腐っていますね。
投稿: 未来志向 | 2009年9月25日 (金) 19時12分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。まったくおっしゃるとおりで、自民党とマスコミはこれで共倒れですね。大体これでおしまいでしょう。戦犯追求もこれから本格化するでしょうが、今日の飯を食えない人が激増してくるでしょうから、とにかくそっちを何とかしませんとね。民主党の責任は大きいですね。どうぞ引き続きご活躍ください。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月25日 (金) 20時18分
藤原先生、いつもありがとうございます。 マスコミの報道でどうも分からないことがあります。 安倍政権の時、閣僚の不祥事が次々出て、大臣の自殺者が出れば閣僚叩きが止まるかと思えばそれでも叩かれ続け、最後は安倍首相の不祥事が出る寸前のところで、安倍は辞任しました。日本の官僚や記者があそこまで出来る度胸はないでしょうから、ひょっとして米国が陰で動いているのかと思ってみていました。 でも、意図が分かりません。 又、福田政権や麻生政権も、マスコミの対応が悪い、支持率が低い、漢字が読めない、とやけにネガティブキャンペーンを張られていました。 今にして思えば、安倍・福田・麻生と自民はマスコミに徹底的にやられてきました。 もし、米国が陰で動いて、マスコミを使って、自民を懐柔して、利益を引き出しているにしても、自民をつぶして、米国に何の利益があるのか、よくわかりません。 自民をつぶして、民主を政権につけたら、もっと利益を引き出せると米国は思ったのでしょうか。 民主の政策は、自民の対極にあるので、米国の利益は減るように思いますが。
小泉人気をマスコミが作り上げたかと思えば、 (米国が郵政利権を得るためにマスコミを利用したという意見が多い) 一転して、安倍・福田・麻生政権をバッシングをするようになりましたが、 誰が、何のために、マスコミをあおったのかよく分かりません。 解説をお願いします。
投稿: 未来志向 | 2009年9月26日 (土) 09時55分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。マスコミ各社は社歴が長いところが多いですね。特に朝日だの読売だのは戦前からですね。では質問です。オピニオンリーダーとしてこれだけ大きく世の中が変わっている時代にメジャーであり続けるためにはどのように経営したらよいと思いますか。答えは簡単。時の権力に迎合することです。そして首尾一貫性だとか信念だという言葉を決して本気にしないことです。要するにマスコミというのは自分たちの飯を食い続けるための売文稼業なのです。ですからゆめゆめ言っていることを本気で受け止めませぬように。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月27日 (日) 15時48分
藤原先生、回答ありがとうございます。 先生の講演、著作、レス等を参考にさせて頂き、 深めて参りたいと思います。
投稿: 未来志向 | 2009年9月28日 (月) 19時19分
先生。いつもありがとうございます。上の書き込みを読みました。植草さんが罠にかけられたのに先生は大丈夫だったのですね。本当に良かったです。でなければ私はこんなに教えていただけませんでした。 先生の言っておられることが起こっているのでしょうか?私がつけているけい線ではドルが急激に下がっているように思います。このまま一気に行くのか?私はFXはやっておりませんが、とても気になります。確か2年物の米国債がスムーズに売れたというのにね。
投稿: みかんちゃん | 2009年9月29日 (火) 00時06分
藤井財相は、就任早々円高容認の発言をし、一気に円高が進みました。米国の金融当局は慌てたでしょうね。個人的には興味津々です。 昨日の昼ごろ、藤井財務相が「円高進行についてやや一方に偏ってきている」、「円高是認とは言っていない」などの発言を繰り返し、ドルは若干値を戻しました。 中川元財相が米国債購入を控え、辞任させられましたが、 藤井財相が今後、ドル円の介入や米国債の購入にどのように対応するか注目です。 日本がドル買いをし、そのドルで米国債を買っても、ドルは下がるは、米国債の価値はなくなるは、では踏んだり蹴ったりです。
投稿: 未来志向 | 2009年9月29日 (火) 05時47分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。為替はこれから激しく動きそうですね。日米関係だけでなく、世界でドルの信認が揺れていますからね。日本も新しい道を歩むしかありません。
みかんちゃんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。ご存知かどうかわかりませんが、実は私は植草さんと大学の経済学部で同期なのです。彼は大変まじめで、いつも教室の前のほうで授業を聴いていたという印象があります。私はクラブをやったりして、好きな授業しか出ていませんでしたから(大笑)。一日も早く彼が元気になることを同期の者としていつも願っているところです。
どうぞみなさんますますご活躍ください。ありがとうございます。
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月29日 (火) 16時07分
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>ドル
えーっと、政府が保有する金融資産ですが、確か600兆円弱でしたっけか、相当なもんですよね。
この数字だけだと政府が財政危機なんてちゃんちゃらおかしいですが、この600兆円のうちドル建てでもってる資産がどのくらいあるかですよね。
超ドル安やドル停止を認めると、ドル建て分、全部パーでしょう?
心配です。
投稿: 田舎から | 2009年9月22日 (火) 16時36分
>民間の疑心暗鬼
>破綻の連鎖
まず将来の展望、希望、夢、そういうもんがないとね。
えー、初期ナチス党はドイツ中の企業に報告させた労働力を本位として政府通貨を発行しましたね。
これって、中有小企業と労働者の救済策ですけど、国民一般に向けて「国民のみなさん、みなさんに働く力があるうちは大丈夫なんですよ」ってメッセージしているのと同じですね。
こういうメッセージって、今迄日本政府は考えていたでしょうか?
政府の累積債務をあまり意味のない総債務で発表して国民を脅かすことはやるのに、じゃ、政府がどれだけ資産を持っているのかは全く伝わってこない。
ほんとは相殺して純債務で言うもんでしょ? 政府の債務って。
半分以下ですよね。そうすっと。
政府債務ってGDP超えたことないっしょ?
これだけでもずいぶん気が楽になる。
我が国の問題は普通の人々の困窮による需要不足であり、社会インフラの未整備なんだから、公共事業政策は効果があるはずだ。
発行される政府債務の額よりも経済成長率が大きくなれば問題ないってのは、竹中子分の中川たちだって知っていた。
日本の場合、需要の増価にあわせて企業は生産を増大出来る。インフレなんか起きるはずがない。
そうすっといろいろ手が打てるはずです。
国民にとって悪くない情報はたくさんあるのに、政府が積極的に周知しようとしていたように思われないのは何故だろう?
むしろ政府が国民の間に社会不安を広げようとしていたんじゃないかとすら思えてしまう。
仮面ライダーじゃありませんけど、政府自身がショッカーをやっていたと言いたいわけです。
投稿: 田舎から | 2009年9月22日 (火) 16時58分
田舎からさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりで、実は日本政府が時価でいくらの資産を持っているかは一切わからないのです。政府にはいくらでも隠しポケットがありますからね。本当のところいくらあるのかは、誰も知りません。日米の核密約ではありませんが、それでも財務省で誰か知っている人はいるのかもしれませんが、それでも本当に全部を掌握しているかどうか。偽名での財産はいくらでもあるでしょうし、外務省が海外で蓄えた財産とか、政府と民間の間にある財産とか、海外への借款でいろんな事情で戻ってきてしまって宙に浮いた財産とか、全部あわせて本当にいくらあるのか、今の日本で全貌を知っている人はいるのでしょうか??
ま、ハイパーインフレが世界中で来れば実物になっているもの以外は全部パーですがね。米国のドルが総売りになったら日本もためらうことなく世界中からゴールドを買い集めちゃったらどうでしょうね。そうすれば円はユーラシア大陸の決済通貨として使われるようになると思いますがね。刷れるうちに刷って、ゴールドを買うのが一番お得なお買い物のように思います。
どうぞ引続きご活躍下さい。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月22日 (火) 17時53分
現在、ドル円が91円台で、ドル安が続いています。年内80円に向けてまっしぐらに進んでいます。
新機軸通貨ができずに、ドル崩壊すると、しばらくは円高が続くでしょうが、その後どうなるかはわかりません。もしかしたら、円安になる可能性もあります。
円の価値は、海外に保有している債権と日本の貿易黒字で支えられていますが、海外の債権の紙くず化と、輸出の縮小化による貿易赤字で、急激に円安へ振れる可能性もあるのではないかと思います。
海外の投資家たちも、米国債が紙くず化し、円はドルと抱き合い心中し、ドル以外の通貨に対して、円安になるだろうと予想する意見が多いです。
政府の施策によりますが、ハイパーインフレになれば、生活は相当大変なことになるだろうと思います。
いずれにしても、各国の通貨は大混乱、貿易も大混乱、よって、経済も大混乱になっているのではないでしょうか。
ドル崩壊前に、新機軸通貨ができれば、日本など貿易黒字国は米国国債の呪縛からのがれることができるかもしれません。
↓根拠(英国を米国に、インドを日本など貿易黒字国に読み替える)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=190766
現在、新機軸通貨について、国際的な会議でもまれているかと思いますが、中国の発言力には目を見張るものがあります。日本は世界一の債権国で、IMFにも相当出資しているので、本来であればかなりの発言権があるかと思いますが、今後、鳩山首相や藤井財相に期待したいところです。
新機軸通貨には、何らかな形でゴールドにリンクする可能性がありますが、金の保有量は米国が圧倒的にもっています。
↓国別金保有量
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=158944
欧米にくらべ、日本の金保有量は非常に少ないといえます。過去に日本が金の保有量を外貨準備比率の50%に向けて増やそうとしたことがありますが、米国に米国債を買うように言われ、結局、今も金は1%しか持っていません。
(その1%の金も米国の金庫に眠っています。又、真偽のほどはわかりませんが、日本が持っているはずの米国債も米国の金庫に眠っているといわれています。日本の金庫が劣るのか米国の金庫が優れているのかわかりませんが、日本は相当お人好しです。森木亮さんによると、日銀の職員は日銀や日本政府が買った米国債の金額を知らないそうで、米国のホームページで確認しているそうです。これは日本の帳簿と米国の帳簿と合わないのでしかたなく米国のホームページ確認しているということなのか、そもそも帳簿すらもっていないということなのか、情報公開をして頂きたいと思います。それで銀行の番人が勤まっていると思うと不思議でしかたありません。日銀も相当インチキな機関です。米国からFRB日本支部といわれるぐらいですから。)
ドルは紙くずになるかもしれませんが、新米国通貨は金に裏打ちさせた価値を持っている可能性があります。一方、ゴールドを持たせてもらえず、せっせと米国債をためた日本国の通貨は地を這っているかもしれません。
日本は、経済は一流かもしれませんが、政治と外交が三流なので、結果的に、経済でも相当損をさせられています。
今後、民主党の手腕を期待したいところです。
投稿: 未来志向 | 2009年9月22日 (火) 20時00分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。今日も上海が暴落していましたが、いよいよ国際金融市場も大詰めですね。ゴールドの統計ですが、私は以前から相当眉唾だと思っています。米国は実はもうゴールドはもっていないのではないでしょうか。もっていたらとっくの昔にそれを使って金融でも戦争でも体制を立て直していると思います。きっと冷戦が終ってユーラシアに進出するときに使ってしまったのだと想像しています。
日本も昔のゴールドは預けっぱなしでしょうね。でもこれは日本のものですから日本に持って帰ってくることはできると思います。かつてフランスがニクソンショック前に持ち帰ったように。相当嫌な顔はするでしょうが、戦争をしているわけではありませんから、現送を拒むことはできないと思います。米国債についても登録式ですから誰がいくらもっているかはわかるはずですが、信託や基金になっているものとかありますからね。特に基金になっていると持ち主がいるようないないような、という状態になります。
ま、これからが本当の勝負どころですね。ドルが紙くずになるところでみんなどう動くか、各国が固唾を呑んで見守っているところだと思います。中国も金を買うとか言って笑止千万。実は資金繰りのために、持っているゴールドを全部売り払わざるを得ないのではないでしょうか。とにかく米国も中国も嘘をつくのが本当に上手ですから、あまり言っていることを真に受けないほうが良いと思います。同時に連中はある意味で単純ですから、カネがあるかないか、喧嘩に勝っているか負けているか、勘で判断したほうが正確だと思います。
ちなみに出口王仁三郎は、日本はいくらお札を刷っても大丈夫だと預言しています。さてさてどうなりますか。
どうぞ引続きご活躍下さい。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月22日 (火) 22時32分
藤原先生、解説ありがとうございます。
米国の混乱ぶりを見ると、藤原先生のおっしゃるように米国は金を保有していないと考えるのが妥当かもしれません。
色々なインチキな統計の数字がありますが、先の金保有量の数字もその類で、統計や理論よりも直感の方が役に立つということですね。
良い勉強をさせてもらいました。
投稿: 未来志向 | 2009年9月22日 (火) 23時26分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
たとえばこんな記事も、ゴールドマンは足がガクガク震えながら、年末までにドル安円高が止まることを願っていると読んだらいいと思います。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090922/fnc0909221705004-n1.htm
試しに鳩山政権の主要人物がこういってみたらいいのです。「世界は日本が海外投資をもっと受け入れるべきだと言っている。さらに日本の輸出依存経済体制は転換しなければならないと我々も思っている。またこれから我々の政策に従って国内で日本再生のための大々的な投資をやっていかなければならない。そのためには日本の国民の皆さんも海外に置いてあるお金を国内に戻して、国内で投資していただきたい。日本政府も改めて日本政府の資産運用を国内投資を拡大するという方向で見直していく。同時にこれから郵政民営化の見直しを含めて、日本国内で投機的な金融市場に依存しない形で、中長期的に安定した投資ができる仕組みを制度的に創ることにしている。したがって中長期的に今後日本は緩やかな円高となることが望ましく、現在の為替水準は決して行き過ぎた円高とは思わない。むしろ今後の日本の再生を織り込んだ水準だと思っている。今後、中長期的な円高の進展と共に日本政府は本格的に内需増強、温暖化ガス削減、21世紀型の健全で持続可能性の高い社会インフラ創設のための日本再生投資を日本版ニューディール政策という形で行うことを計画している。そうした大々的な投資を通じて輸出産業を内需中心に振り向け、内外需均整の取れた日本経済を再建していく。同時に投機的な金融市場に依存しない形で外国企業や外国資本が日本の再生に参加できるよう、制度を改めていきたいと思う」。
さて、どんな反応がゴールドマンから返ってくるか、まことに楽しみですね。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月22日 (火) 23時43分
藤原先生、ありがとうございます。
もし、ドル円が98円まで戻ったら輸出企業とゴールドマンは喜ぶでしょうね。
自民党政権時代は株やドル円を支えていたようですが、藤井財相のようにドルを支えるのを止めると、ドル安円高の傾向はより強まり、ドル円は、昨年の安値87.1円を間違いなく抜くような気がし、史上最安値79円台も時間の問題のような気がします。
(日本政府がドル買いをし、その米ドルで米国企業の株や米国債を買っていた循環が止まるので、米国は相当困ることでしょう。)
ゴールドマンのいう円のファンダメンタルがドルよりも弱いというのは、私には理解できません。
上半期は95円から100円のボックスでドル円が動いていたように見えますが、7月以降下落傾向をある程度示し、ドルの上値は98円を抜けておらず、下半期は上値と下値は徐々に切り下げています。もし、ゴールドマンが、98円のドル買いポジション、又は、98円の円売りポジションをもっていたら、ドル安が続くと相当損失が膨らんでいるということになります。
自民と米国政府?の協調介入も政権交代により終わり、市場をオモチャにしてきたゴールドマンが未整理の玉で沈むのは痛快です。ドル安円高がこのまま進むと益々損切りが難しくなります。
上半期は、日本政府が95円前後でドル買い円売りをし、98-100円で米国金融機関が円買いドル売りをし、米国金融機関が相当大もうけしていたと思っていました。
ゴールドマンは、政権交代後の民主の政策を読み違えたのでしょうか。自民のはしごをはずされたゴールドマンは相当アホですね。
投稿: 未来志向 | 2009年9月23日 (水) 07時21分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。天運が巡ってきたというか、神も時節にはかなわぬぞよ、というのはこのことでしょうね。結局この20年ほど、国内で何もしなかったからマネーは外国に出て行くしかなかったのですね。さらに守るべき産業が輸出産業しかなかったのですね。だから円安が国益ということになり、米国の借金体質のドル高志向とぴったり合ったわけです。
しかしここで時代は動きました。鳩山首相も温室効果ガスの25%削減を昨晩、正式に国際公約しました。ということはこれから日本は国内を21世紀型というか、戦略的少エネルギー体制に抜本的に作り変え、同時に投機的な国際金融市場に依存しない金融システム、米国をはじめ諸外国に輸出垂れ流しにしなくてもよい産業構造に抜本的に作り変えなければなりません。それは今の民主党政権が旗を振ればできることだと思います。そのためには投資資金が必要です。お金が必要になったときに貯金を取り崩すのは官も民も当たり前。
ゆえにこれから資金は日本に戻り、日本から新たな巨大投資が生まれていくでしょう。為替は当然、円高。米国も欧州も日本にお情けをもらわないと金融も経済も回らない時代が来ているのです。80年代がまさにそうでしたからね。ここは主客逆転で日本から世界が開けていくときだと思いますよ。
どうぞますますご活躍ください。
ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 08時42分
藤原先生、おはようございます。
民主党政権にとって八ツ場ダム問題が、
国内政治での最初の最大課題ですね。
今日、
前原新大臣が住民側との話合いに
のぞむそうですが、
住民側が拒否の構えとか。
前原氏はこれから長期戦の覚悟でしょうか。
いわゆる住民側が本当に住民側の代表なのか?
それとも、何か他の勢力の代表なのか?
長期戦になるといろいろと出てくるでしょうね(笑)
八ツ場ダム建設費、維持費は、
全て我々の税金です。
それも桁外れの金額です。
もう不要なものは一つも要りません。
前原氏はちょっと真面目で固すぎますよね。(笑)
ここは藤原先生がよくおっしゃられる、
「話は聞くけどルールは変えない」で、
のらりくらり〜と中止に向かって
突き進んで欲しいですね。
失礼致しました。
投稿: 狛犬くん | 2009年9月23日 (水) 09時20分
狛犬くんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。大変なことですね。ま、戦争終わったときもたくさんの軍事施設や軍需工場が放棄されましたからね。時代の転換点では起こるものなのでしょうね。ダムの建設中止は象徴的にどうしてもやりたいのでしょうね。そうしたら時間をかけるしかないですね。建設するのにも中止するのにも壊すのにも、とにかく時間をかけてみんなの気持ちが変わるのを待つしかない、これが普通の姿ですね。だからそのときの工事の仕事を目当てにどんどん作ろうということそのものが間違いなのだと思います。さて、その時間に大臣や政権がどう耐えるのか、注目ですね。どうぞ引き続きご活躍ください。
ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 10時18分
先生、放送をいつも有難うございます。いよいよ新政権になって、それぞれの分野が動き出しましたね。大変な世界経済ですが、日本の政治に対しては、今までと違って何か明るい希望みたいなものを感じます。新しい時代を予感するものがあります。本当にその光明は、日本からなのではないでょうか。第2部でも先生がおっしゃっていましたが、日本は本当に運のいい国なのかもしれません。1億3000万の人がこの狭い日本列島にいますが、同一民族で、せまいがゆえに、同じことに同じ関心を持つことが出来て、また同じ意識もすぐに共有することが出来ます。
民放の番組で、米国で「ハトヤマ氏を知っているか?」の問いに、10人中9人が「NO!」でした。ニュースで流れていても関心がないのか、国土が広すぎるゆえか、多種多様の人ゆえか、米国は日本ほどには国民みんなが一緒なことを思う、考える、ということは無い、と以前聞きました。一致団結、というのも難しいようです。またフランスの移民キャンプ一掃のニュースも流れていましたが、国土が他国と地続きであるとか、多民族が入り込んでいるとか、、日本の場合より深刻さが違うように感じます。
今回の新政権には、国民のほとんどが一致した思いで、新しい時代に対して、少なからず期待をこめてながめていると思います。
これからは、地方でも、日本国全体でも、歴史をひもといてみる、そして解決の糸口を探し出す、、という試みはとても大事なことと思います。つい先日、韓国と日本の関係について専門家の講演を聞いたところです。
古代史からも、日本、韓国、中国の関係がわかりました。古来より、朝鮮半島は漢民族の襲来で大変な目にあってきて、北朝鮮でさえ、うっかりしているとチベットやウイグルなどの国と同じようになってしまうのでは、という心配がいつもあったようで、今の金総書記でなくとも、中国以外の米国に力を借りたいと思うようなことは当然の思いのようだったようです。
日韓関係もギクシャクした時期がありましたが、やはり歴史をひもといて仲良くしなければならないと思います。今、東アジアの連携を進めるうえでも、歴史をもう一度学ぶということは大事なことだと思いました。
http://tuziokamegane.blog108.fc2.com/blog-entry-579.html
投稿: 職人K | 2009年9月23日 (水) 13時47分
職人K さん、こんにちは。いつもありがとうございます。まことにおっしゃるとおりです。米国は日本に対する関心が非常に低くなっています。だからチャンスなのです。日本はフリーハンドでやりたいことができます。ここで21世紀らしい日本を一気に作ってしまえばよいのです。米国は結局、中国と心中するのでしょうね。米国人は中国がいいと言ってずいぶん入れ込んで商売しますが、いったいどこがよいのか??あれだけうそを平気でついて都合が悪くなればすぐ居直る人たちのどこがいいのか??似たもの同士なのかもしれませんね(笑)。
北東アジアの勢力関係のこともおっしゃるとおりなのです。日本が戦争に負けて一気に引き揚げたときに生まれた権力の空白から生まれたのが北朝鮮です。オバマも最近は金王朝をまったく相手にしませんね。さぞ金王朝も困っていることでしょう。それで北朝鮮が自滅することがあるとしたら、その空白は誰がどうやって埋めるのか?まったく想像もつきません。えらいことにならなければいいがと思ってはいますが・・・。
どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 14時14分
八つ場ダムですが、草津温泉に行った人なら誰でも判ると思いますが、
強酸性の火山性温泉水を幾ら中和した所で、飲料水や工業用水や農業用水に適しているわけがないですね。
住民代表というものの正体は誰でしょうか?
石原氏やその他の知事は、都民県民にちゃんと説明したのでしょうか?
マスコミはそれに輪をかけて馬鹿ですから、どうしようもないですね。
何が何でもダムを作らないといけないなら、発電用にするしかないと思います。
投稿: ^m^ | 2009年9月23日 (水) 14時29分
はじめまして、藤原先生!
私は中小企業の経営者ですが、私には10人ぐらいの経営者の結束の強い仲間がいるのです、この先世の中がどうなるかを、よく話あっています。先生の考えも参考にさせていただきながら、もっぱらハイパーインフレに、対応して農作物を作ろうと話しています。しかし新しい時代は、貨幣を持っていても意味がないと結うことで、物質、ゴールド以外の方法しかないのでしょうか?世界のどのお金もやくにたたないということなのでしょうか?先生はどのようにお考えになりますか、よろしくお願いします。 井村稔
投稿: 井村 稔 | 2009年9月23日 (水) 16時45分
はじめまして、藤原先生!
私は中小企業の経営者ですが、私には10人ぐらいの経営者の結束の強い仲間がいるのです、この先世の中がどうなるかを、よく話あっています。先生の考えも参考にさせていただきながら、もっぱらハイパーインフレに、対応して農作物を作ろうと話しています。しかし新しい時代は、貨幣を持っていても意味がないと結うことで、物質、ゴールド以外の方法しかないのでしょうか?世界のどのお金もやくにたたないということなのでしょうか?先生はどのようにお考えになりますか、よろしくお願いします。 井村稔
投稿: 井村 稔 | 2009年9月23日 (水) 16時46分
やんばダムのダム湖に沈む道路の代替工事である橋脚がテレビで放映されていますが、すごいインパクトあります。用地買収もほぼ終わり、河川の切り替え工事も終わっており、すぐにでも河川を切り替えて本体着工が出来る段取りになっているようです。
この段階で、ダム工事の中止をするのは勇気が入ります。
もし、民主党の前原大臣の言うように、必要のないダムを建設したのなら、国交省の事務次官をはじめ、関係している局長や課長は無駄な税金を使ったことになるので、本来ならば首がふさわしいと思います。
河川計画は、洪水が河口に出るまで、一貫した計画で立てられており、 (国交省の治水計画が正しければ) ダムだけ止めると利根川下流部の都市部に大きな負担をかけるので、何らかな計画変更が必要になります。
↓やんばダムの計画
http://www.ktr.mlit.go.jp/yanba/index_nn4.htm
やんばダムの計画を見ると、利根川水系の治水計画に関係しており、都市部では、200年に1度(1/200年確率)の大雨にも対応できるように計画されているようです。
ダム上流では、計画流量3900m3/s、
ダム下流では、計画流量1500m3/s、
になっており、ダムで2400m3/sをカットするようになっているようです。
ダムを作るのを止めると、ダムでカットしなくなるので、ダム下流部は、そのまま3900m3/sの流量が流れます。そのため、何らかな、ダム以外の対策が必要になります。
単純に考えると、ダム下流部に2400m3/sの流量が新たに増えても大丈夫なように河口部まで河川の川幅を増やす必要があります。首都圏のような都市部では川幅を増やすのは現実的でないので他の方法(放水路、遊水池など)に頼ることになります。
前原大臣は、そもそも、カスリーン台風に対してもダムそのものは必要ないという意見なので、それが事実であれば、国交省で策定したダム計画は大きな間違いだったということになります。
前原大臣の言うダム不用の意見が正しいのか、国交省の治水計画が正しいのか、はっきりしてから、中止するのか継続するのか決めるべきだと思います。
やんばダムは止めたけど、ダムの代わりに河川の拡幅工事、放水路、遊水池を結果的に建設したら全く意味のないものになります。
そもそも、治水計画の是非が問われる問題であり、官主導とか政治主導とか民主のマニフェストの象徴とかいう問題ではないと思います。
投稿: 未来志向 | 2009年9月23日 (水) 18時31分
こんにちは 約一年ネットラジオ欠かさず聴かせて頂いてます 私も本当は沢山質問したいのですが単純な疑問を書きます 過去に誰か質問してたらごめんなさい(笑)藤原さんと冤罪の疑いが強い選挙前に収監された植草氏両氏とも小泉竹中組に対しての批判の姿勢は近いはず でも藤原さんは植草氏のようにはならなかった この違いはどこにあると思われますか?また今後植草さんの件が見直される可能性はあるのでしょうか?彼の身内でもないですけどとても理不尽で悔しく思います
それでは
投稿: キングオブ芋 | 2009年9月23日 (水) 19時57分
^m^さん、未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。革命ということなのでしょうね、今回の政権交代は。だから、どんなに費用がかかっても終わりにするものは終わりにするという勢いなのでしょうね。おっしゃるようにその間の地元の思いや利権など、重いものがありますね。でも中止の方針には代わりがないようですから、あとは民主党がいかにみんなを説得し、未来に向けた体制作りに持ち込めるかですね。もちろん治山治水を含めて、21世紀のインフラをどうするかというグランドビジョンの提示が急務ですね。
この件はちょっと時間をかけて解きほぐすしかないのでしょう。ところで、JALの経営再建問題が大騒ぎです。今月末までに結論を出さなければならないようで、さすがに大臣も民主党もこんなことをいきなりやることになるとは思っていなかったでしょう。これから似たような話が星の数ほど出てきます。静かに産業恐慌、生活恐慌が広がってきましたが、ここで一気に土石流となる可能性があります。新しい時代の整理の仕方とはどういうものなのか、ここはよく見極めなければなりません。
井村 稔さん、こんにちは。いつもありがとうございますね。そうですね、お金だけ持っていても結局は灰燼に帰すだけなのでしょうね。世のため人のためにお金を使うと、未来の自分がより安定感あるものになる時代でもありますね。あとは自分の実力向上でしょうか。農作業はお金はあまりかかりません。気力と体力があればできますね。基本的には本業をいかに21世紀に向けてますます発展させていくかがカギだと思います。ただ、ここしばらくはキャッシュあるいは流動性預金というかたちで手元流動性だけは厚くしておいたほうがいいと思いますよ。何がおきるかわかりませんからね。
キングオブ芋さん、こんにちは。いつもありがとうございます。さて、それは私にもわかりません(笑)。事件のことは私も報道や伝聞でしか聞いたことがありませんので、事の真相はご本人が示していくしかないのではないでしょうか。ただ、他人がどう言おうと天と自分に嘘をついていなければどうということはありませんね。天のお役目があればまたご登場されると思いますよ。
この放送でもいろいろなことを言っていますが、今まで電話一本、FAX一枚、はがき一枚、メール一通、手紙一通、やめろという話が来たことはありません。世の中は本当はそういうものなのではないでしょうか。ですからみなさんもっと堂々とやったらよいと思いますよ。
ありがとうございます。どうぞ皆さん引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 20時36分
>藤原さんは植草氏のようにはならなかった この違いはどこにあると思われますか?
私も知りたい。
例の小泉竹中ン兆円の時は、真面目に藤原さんは消されるんじゃないかと思いました。
投稿: 田舎から | 2009年9月23日 (水) 20時45分
田舎から さん、こんにちは。いつもありがとうございます。あの話ですか。あれは当時の放送やコメントでも言っていると思いますが、当時、清和会の用心棒をやっていた人から聞いた話で、関係者ならみんな知っていると思いますよ。どうもインターネットに普通の流布している情報と本当の情報の間には大きく乖離している部分があるようですね。どうも本当のことを知っている人はインターネットでそれを言わないことが多いようですね。逆にあの時もそうですが、誰かが騒ぎ出すとみんなやってきちゃって、かえってまずいことになると思う人も多いのでしょうね。それ以上のことは私もよく知りません。畑の雑草も開墾したてはどんどん出てきますが、丹念に抜いていくとだんだん出にくくなるのです。不思議ですね。インターネットも同じですね。最初はいろんな雑草がやってくるのですが、だんだん変な雑草は生えなくなります(大笑)。丹念に毎日手入れをすることが大切なようですね。どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月23日 (水) 20時57分
やんばダムの件ですが、
ダムを止めると、
(国交省の計画が正しければ)
ダムの設置予定箇所から下流側に数十キロぐらいの河道拡幅や遊水池の建設はまちがいなく、必要になります。
(洪水の到達時間のずれから、途中から河川の拡幅工事は必要なくなる可能性があります)
河道を拡幅する時に用地買収、家や道路があれば移転が必要になりますが、地元は協力しないかもしれません。
やんばダムを止めると、ダムの周辺部の住民の反対、河道拡幅により、新たに用地を買収される住民の反対で、相当もめるでしょう。
海外では、ダム建設は、ダム湖の土砂堆積問題、維持管理費用、河川の生態系への影響懸念などにより、控えられつつあります。
日本でも、利水(水道・工業用水など)の必要性がなくなったため、ダム本体やダムの関連工事を全くせずに中止した例はいくつかあります。
現在、農業用水の需要が減少し、農業用水の必要がなくなったのにもかかわらず、農業用水用ダムが作られているところがいくつかあります。建設途中でもそれを止めるのは大いに意味があると思います。
やんばダムは、治水上及び利水上の目的を失ってダム建設を止めて、それで、お終いのならいいのですが、もし、下流部で河川の拡幅工事をすると、おおいに、疑問に思います。
前原大臣は、ダムの目的がなくなっているのか、いないのか、
あるいは、ダムは必要ないのかまず検討し、
説明する必要があります。
ダムの目的がないのであれば、反対している住民も理解をしめすのではないでしょうか。
その後に、ダムの中止を発表すべきだったのではないかと思います。
ダムの中止を発表し、
住民の反対にあい、
納得させれる説明や理由がない、
さあ困った、
立ち往生、
と見えます。
投稿: 未来志向 | 2009年9月24日 (木) 06時07分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりですね。これだけの大工事を中止して軟着陸させるのは大変です。でもやる気なのでしょうね。あの様子だと。もめてもめて、しかし予算がつかなければそれで終わりですからね。ここで大きくクローズアップされてくるのが中央と地方の関係です。これまでは中央が地方に指令を出して動いてきました。ダム建設などはその際たるものです。しかし今回中止ということになって、困るのは水や電気の利用者ではなくてダムがある地元ですね。地元が結局中央に振り回されて犠牲になったわけです。これは今後、中央と地方の関係が大きく変わる契機になると思います。日本は米国の属国であることが最大の国益だという感じで、地方は中央の意のままに動くことが最大の利益だと思ってきた人たちが放逐され、これからは地方と中央が緊密かつ対等な関係を結ぶ時代なのでしょうね。地方、中央、双方で意識と行動の変化がおきてくるでしょう。今回の事件はその大きな起爆剤になりそうですね。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月24日 (木) 08時16分
JALがかなりやばいことになっていますね。いよいよGMと同じ運命をたどるんでしょうか?ダム中止問題でもめている前原大臣ですが、今度はこちらも大掛かりな処理をしなければならないようで、前途多難ですね。
それにしても、こんな有様で、本当に「金融危機の出口論」なんて、あり得るんでしょうかね。まだまだ危機のうちの一部分しか経過していないんじゃないでしょうか?
投稿: +9 | 2009年9月24日 (木) 19時16分
+9さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりで、JALは大問題になっています。しかも期限が今月末です。JALに続く大企業がこれからいくらでも出てきますからね。今の民主党政権が公的資本の注入はできないのではないですかね。結局、話し合いで解決がつかないときのために法律があるのですから、民事再生法あるいは会社更生法の適用ということになるのではないかと思いますがね。民主党は12年前の金融危機で当時の自民党に煮え湯を飲まされたわけです。当時の菅代表がふと気がついたら自民党の小渕首相に握らされていて、金融問題は政局にしないという合意を取らされたわけです。そのため正論を通しきれなくて、結局長銀、日債銀は巨額の税金とともに外人に売り渡され、10年かけてしゃぶり尽くされて、その挙句に赤字で自力経営ができないとして放り出されようとしています。この大変苦い経験が民主党にはありますからね。やはり整理するものは整理しないとダメなわけです。
それで結局は失業問題なのですね。民主党の今の政策では失業者を吸収できません。ですからここは日本版経済ニューディール政策がどうしても必要になるのです。でも時間差でまずは失業急増が避けがたい情勢なのでしょうね。会社を残してもつぶしても結局失業が出る時代ですしね。えらいことですよ、これは。
おっしゃるとおり出口なんか最初からどこにもないのです。国が手を引いたらそのままばったりつぶれてしまうのが今の国際金融市場。2年前のサブプライム危機勃発以来、何も変わっていないと思います。
やはりこの秋は何かありますね。どうぞ引き続きお元気にご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月24日 (木) 23時28分
先生、いつも有難うございます。JALの問題は切羽詰まったものなんですね。前原大臣も次から次へと対応が大変だと思います。以前から、JALの最高顧問(大株主だと思いますが)をつとめる人のブログを読んできました。今まで、かなり辛辣な言葉で、経営批判をくり返してきたようですが、8月でその役を辞任、ブログも閉鎖になったので、大変な事態になるのだろうな、、と思っていました。
http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2009/0819.html
これからは、信じられないような大きな、超一流といわれた大企業ほど、損失もはかりしれないものとなり、存亡の危機となる時なのでしょうか。そんなことがたくさん出てくると思うと、大混乱の、本当に恐ろしい状況になりそうです。
そうだとしても、だれも、元の今までの政治がよかったとは思わないでしょう。本当に政治も、経済も、大きな大きな転換期にきていることを感じます。自分自身もしっかり気を入れていこうと思います。
投稿: 職人K | 2009年9月25日 (金) 00時20分
やや特殊な例ですが、米国で、GDP比30%にのぼる政府の投資により、1939年から1941年までには、超完全雇用が実現されていました。
日本との戦争で、ようやく景気を回復したというわけではないようです。
日本でも財政支出をする時は、これまでのように公共投資をバラまくのではなく、設備投資を増進できるようなもの、研究開発や生産性上昇を促進するような財政支出で、景気浮揚が可能ではないかと思います。
↓参考URL
http://www.hansen-jp.com/222takumi.htm
http://www.hansen-jp.com/229takumi.htm
侘美光彦氏は、世界的にも恐慌研究で実績のある方です。
米国のベン・バーナンキー氏(現FRB議長)も恐慌研究で有名な方ですが、紙幣をすることしかできず、恐慌研究の第一人者というわりには、今ひとつという感じで、恐慌を止めるどころか、なぜか、破綻へ向かっています。
投稿: 未来志向 | 2009年9月25日 (金) 03時43分
職人Kさん、こんにちは。いつもありがとうございます。JALは本当に大変なようです。国に資本の投入を申請しましたが、ちょっと今のままでは難しいでしょうね。同じような傾いた会社がたくさんありますからね。巨大な失業は避けられないのではないかと思います。
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。侘美光彦先生は学生のときに習いましたよ(大笑)。80年前の世界大恐慌の研究でぴか一の方で、世界大恐慌があそこまで広がり、深刻化した原因は国際金融市場にあるということを解明された方です。今回の危機も基本的には同じメカニズムでおきているのですね。まったく人間も進化しないものです。
ところでこれからNHKラジオの放送です。みなさん知っていますか?選挙が終わってから、急にNHKも民放も与党を利する番組内容に強烈な文句が来るようになっているようですよ。自民党や財界なのでしょうね。みなさんが言うほど選挙前はひどくありませんでした。まさか自民党が負けるとは思っていなかったのでしょうね。ところが選挙が終わってからがすごいですね。何かぴりぴりしていて、少しでも民主党に有利な発言は止めさせようという雰囲気がみなぎっています。それに対して放送の現場の人たちが大変戸惑っているようですね。まったく自民党や財界の連中はお粗末千万ですな。いまだに姑息な抵抗をしようとしているのですからね。もう再生は難しいですね、この人たちの。
ありがとうございます。どうぞみなさん引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月25日 (金) 06時39分
先生、今朝のビジネス展望のラジオ、拝聴しました。多くの人が聴いていると思います。内橋先生、金子先生と並んで、ファンの人も多いのではないでしょうか。私のようなものでも、いつもインターネット放送を機かけていただいているために、先生のおっしゃることがよく理解できるようになっています。莫大なエネルギーを消費した20世紀と変わって、21世紀は低エネルギーで暮らす社会にならねばならないこと、また、そこにこそ日本のチャンス、役割があるようで、希望を感じます。初めて聞く人にはまだ信じられない人も多くあるかと思います。新政権に携わる人、一般の私たちのような人に、この良いお話が伝わり、認識されますようにと願っています。
昨日の鳩山首相のスピーチもなかなか良かったです。新しい時代に動いていきますね。
藤原先生の御活躍と御健康をお祈り申しあげています。これからもよろしくお願いします。
投稿: 職人K | 2009年9月25日 (金) 08時24分
職人Kさん、こんにちは。いつもありがとうございます。恐れ入ります。これからすごいことになりますからね、何とかここを乗り越えていかなければなりませんね。共々励んでまいりましょう。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月25日 (金) 09時15分
>急にNHKも民放も与党を利する番組内容に強烈な文句が来るようになっている
自民党は情けないですね。
長い間、政権についていても、マスコミ操作もできないのですか。
ある意味、健全ですけど。
小泉氏が首相だったときは偉く、自民党は持ち上げてもらっていたし、郵政選挙の時は、明らかに自民党に有利なキャンペーンをしてもらっていたし、散々今更、マスコミを利用していて、何を言っているか、という感じです。
もし、郵政選挙並みに、マスコミが民主党を持ち上げたら、自民は衆議院選で50人以下になっていたはずだと思います。
安倍が首相について時は、1ヶ月ぐらいは、世代交代などと言われ、マスコミに持ち上げてもらっていました。
(その後、閣僚の不祥事及び安倍自身の不祥事で退任になりましたが、・・・・。)
福田が首相についた時も、1ヶ月ぐらいはマスコミに期待感で持ち上げてもらっていたはずで、
麻生が首相について時も、数週間は、マスコミに期待感で持ち上げてもらっていたはずです。
自民のボロボロ政権から、世の中をよくしてくれる期待感のある民主に代わったんだから、当然、1ヶ月程度、マスコミは好意的な報道をするでしょう。
自民は、全く芯まで腐っていますね。
投稿: 未来志向 | 2009年9月25日 (金) 19時12分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。まったくおっしゃるとおりで、自民党とマスコミはこれで共倒れですね。大体これでおしまいでしょう。戦犯追求もこれから本格化するでしょうが、今日の飯を食えない人が激増してくるでしょうから、とにかくそっちを何とかしませんとね。民主党の責任は大きいですね。どうぞ引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月25日 (金) 20時18分
藤原先生、いつもありがとうございます。
マスコミの報道でどうも分からないことがあります。
安倍政権の時、閣僚の不祥事が次々出て、大臣の自殺者が出れば閣僚叩きが止まるかと思えばそれでも叩かれ続け、最後は安倍首相の不祥事が出る寸前のところで、安倍は辞任しました。日本の官僚や記者があそこまで出来る度胸はないでしょうから、ひょっとして米国が陰で動いているのかと思ってみていました。
でも、意図が分かりません。
又、福田政権や麻生政権も、マスコミの対応が悪い、支持率が低い、漢字が読めない、とやけにネガティブキャンペーンを張られていました。
今にして思えば、安倍・福田・麻生と自民はマスコミに徹底的にやられてきました。
もし、米国が陰で動いて、マスコミを使って、自民を懐柔して、利益を引き出しているにしても、自民をつぶして、米国に何の利益があるのか、よくわかりません。
自民をつぶして、民主を政権につけたら、もっと利益を引き出せると米国は思ったのでしょうか。
民主の政策は、自民の対極にあるので、米国の利益は減るように思いますが。
小泉人気をマスコミが作り上げたかと思えば、
(米国が郵政利権を得るためにマスコミを利用したという意見が多い)
一転して、安倍・福田・麻生政権をバッシングをするようになりましたが、
誰が、何のために、マスコミをあおったのかよく分かりません。
解説をお願いします。
投稿: 未来志向 | 2009年9月26日 (土) 09時55分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。マスコミ各社は社歴が長いところが多いですね。特に朝日だの読売だのは戦前からですね。では質問です。オピニオンリーダーとしてこれだけ大きく世の中が変わっている時代にメジャーであり続けるためにはどのように経営したらよいと思いますか。答えは簡単。時の権力に迎合することです。そして首尾一貫性だとか信念だという言葉を決して本気にしないことです。要するにマスコミというのは自分たちの飯を食い続けるための売文稼業なのです。ですからゆめゆめ言っていることを本気で受け止めませぬように。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月27日 (日) 15時48分
藤原先生、回答ありがとうございます。
先生の講演、著作、レス等を参考にさせて頂き、
深めて参りたいと思います。
投稿: 未来志向 | 2009年9月28日 (月) 19時19分
先生。いつもありがとうございます。上の書き込みを読みました。植草さんが罠にかけられたのに先生は大丈夫だったのですね。本当に良かったです。でなければ私はこんなに教えていただけませんでした。
先生の言っておられることが起こっているのでしょうか?私がつけているけい線ではドルが急激に下がっているように思います。このまま一気に行くのか?私はFXはやっておりませんが、とても気になります。確か2年物の米国債がスムーズに売れたというのにね。
投稿: みかんちゃん | 2009年9月29日 (火) 00時06分
藤井財相は、就任早々円高容認の発言をし、一気に円高が進みました。米国の金融当局は慌てたでしょうね。個人的には興味津々です。
昨日の昼ごろ、藤井財務相が「円高進行についてやや一方に偏ってきている」、「円高是認とは言っていない」などの発言を繰り返し、ドルは若干値を戻しました。
中川元財相が米国債購入を控え、辞任させられましたが、
藤井財相が今後、ドル円の介入や米国債の購入にどのように対応するか注目です。
日本がドル買いをし、そのドルで米国債を買っても、ドルは下がるは、米国債の価値はなくなるは、では踏んだり蹴ったりです。
投稿: 未来志向 | 2009年9月29日 (火) 05時47分
未来志向さん、こんにちは。いつもありがとうございます。為替はこれから激しく動きそうですね。日米関係だけでなく、世界でドルの信認が揺れていますからね。日本も新しい道を歩むしかありません。
みかんちゃんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。ご存知かどうかわかりませんが、実は私は植草さんと大学の経済学部で同期なのです。彼は大変まじめで、いつも教室の前のほうで授業を聴いていたという印象があります。私はクラブをやったりして、好きな授業しか出ていませんでしたから(大笑)。一日も早く彼が元気になることを同期の者としていつも願っているところです。
どうぞみなさんますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年9月29日 (火) 16時07分