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2009年9月22日 (火)

土橋重隆の「平成養生訓-21世紀は治療から予防へ-」 2009年9月22日 エビデンス

エビデンス  「youjyou090922.mp3」をダウンロード

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コメント

 長妻厚生労働大臣様
医療が病をつくる と言う指摘について国の対策を採っていただきますように。保険者、被保険者にもお願いです。
 こんな事が言える時代になりました。

投稿: kunio | 2009年9月22日 (火) 21時19分

こんばんは、土橋先生。本音のお話をいつも楽しみに拝聴させていただいております。土橋先生のような立派なお考えのお医者さまが多いとよいのですが、現状の医療現場では、なかなか難しいように感じられます。

特にがん治療における、抗がん剤のエビデンスは「アリバイ治療」でしかなく、時に「無治療」のほうが患者にとって幸せなのではないか? と思うこともあります。

人それぞれに個性があるように、病気にも個性があり、それに合わせて治療するのが本来の治療だと思います。データどおりの結果しかでない治療では、患者はまるでベルトコンベアーに乗せられたモルモットのような気持ちになるのではないでしょうか。

人的パワーも足りず、医療従事者が倒れてしまうような忙しい現場で、カスタムメイドの治療を望むのは酷なのかもしれませんが……

投稿: tom | 2009年9月23日 (水) 02時27分

kunio さん、いつもありがとうございます。
これから医療も変化していくと思います。私は期待しています。
土橋重隆 拝

投稿: 土橋重隆 | 2009年9月23日 (水) 18時12分

tomさん、いつもありがとうございます。
西洋医学的治療はもうかなり熟しています。それでも治せない病気がたくさんあります。エビデンスに頼っているだけでは病気を治せません。エビデンスは患者さんのためにあるのか医者のためにあるのかわかりませんね。今の制度で医者の経済が守られているうちはなかなか医療は変わりません。しかし、これからは大きく変わる要素があります。社会が明らかに変化しそうですから医療もきっといい方向に変わっていくのではないでしょうか。
土橋重隆 拝

投稿: 土橋重隆 | 2009年9月23日 (水) 18時30分

土橋先生
今日もお話有難うございました。
EBMの医療が求められそれに基いた医療でないと、結果が悪い場合訴訟を起こされ相手方弁護士からコテンパンにやられる場合がありますが、それを知った上での医療は大事なことだと痛感しております。
間質性肺炎の副作用で一世を風靡した肺癌適応のゲフィチニブという分子標的剤の抗癌剤があります。最近は、EGFRの変異のある非小細胞癌には効果ありとのエビデンスありとのプロパガンダがあります。それ以外に女性、腺癌、非喫煙者で効果ありとの報告もありました。
自分の肺癌の患者さんで始めてゲフィチニブを使用した症例(放射線治療後4年目で癌性胸水出現、皮膚転移出現、CEA600)では、後者のことを考慮して投与しました。ゲフィチニブ投与後2週間で皮膚転移の消失とCEA10以下と腫瘍縮小を見ることができました。従来の細胞毒性のある抗癌剤とは全くことなった効果が得られ完全寛解を得ることができました。
しかしながら、2年後にはrelapseして皮膚転移出現、CEA再上昇が起こりこれで万事休すかと私自身絶望感にひたりながら、細胞毒性のある抗癌剤(副作用が少ない薬剤を選択、薬剤名は秘密です)を使用して、PRを得ながら何とか4年間過ごすことができました。しかし、昨年の9月にその患者さんを失ってしまいました。失いましたが、ご家族からとても感謝されました。
エビデンスというものはラーメンでいうだし汁と麺のようなもので、土橋先生の求められているものは、だし汁や麺以外のシナチクやチャーシューやネギやラー油のようなものでこれらがないと料理全体がまとまらないといった上級者でないとわからないスキルのような物なのだと思います。
新自由主義では、マニュアルどおりにエビデンスのことを宣伝しさすれば、その商品は必ず売れると信じている企業ばかりです。外資系の製薬会社はそのようですね。極端な話コンビニでバーコードでレジをうってマニュアルどおりで接客することと同じですね。
土橋先生や藤原先生の求めてる社会とは、エビデンスのみならずプラスαの御用達のできることが大切なんだということなんですね。

投稿: ウキッケイ | 2009年9月23日 (水) 22時32分

ウキッケイさん、いつもありがとうございます。
私は卒後20年間、西洋医学的治療を思いっきりやり、先端医療にも携わることができ、人並み以上の達成感を味わっていると思います。しかし、その結果、どういうわけか考え方が変化していったのです。現場で行われている化学療法などを別の視点で見るようになり、表と裏といいますか、より客観的に見るようになったのです。それまでは医者の視点しか持っていなかったように思います。約2年間ですが統合医療を行っている病院にも勤務しましたが、とても問題解決型医療とは言えるものではないということもわかりました。人には境涯というものがあります。仕事を通して変化し続けていくのではないでしょうか。先生も。
土橋重隆 拝

投稿: 土橋重隆 | 2009年9月24日 (木) 17時07分

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