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2009年8月25日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2009年8月25日 日本再建のとき

日本再建のとき

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コメント

うーん、なんか楽観的すぎるような。
それと言うのは、民主党のことなんですけど、相変わらずの寄り合い所帯ですよねぇ。
中には小泉・竹中政治は完全に正しかったなんつってる前原みたいなのもいる訳で。
その民主党が圧勝するってことは、前原のお友達も数を増やすわけで、この連中が党内で主流になれば自民党小泉竹中政治が復活するわけですねぇ。
前原たちに限らず、民主党の多くの議員が均衡財政論者、中には緊縮財政論じゃなわけで、こういう民主党では藤原さんが言うところの冷たいリーダシップが続いてしまいます。

私は今回の選挙が終わったらすぐ、民主党から松下政経塾出身者やシンパを追い出さないといけないと思います。
彼らが自民党残党と合流すれば、けっこうな数になるでしょうから、冷たいリーダーシップを望む連中はまだたくさんいるわけです。
そう言う連中をあぶり出して、靴を投げつけないと駄目ですね。

彼らが民主党の中にいたまま、党内の権力闘争に勝って内側から民主党をのっとったら、超巨大な新自民党が出来るのと同じことになってしまう。
それは最悪。

藤原さんがお話ししているような状況になるには、もう一回選挙が必要じゃないでしょうか?
自民党以外の新自由主義者、新保守主義者も我が国の政界から追放され、藤原さんが言うところの暖かいリーダーシップがほんとうに政界の主流にならないと、まだまだ安心出来ません。

投稿: 田舎から | 2009年8月25日 (火) 23時22分

田舎からさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるポイントはよく理解できますが、この選挙戦を見ていて、どうもそういう構造を吹き飛ばすようなものすごい風が吹き始めたのを感じています。

民主党のなかは依然としていろいろあるようで、この期に及んで大連立だと言っている連中もいますし、榊原英資だの昔の大蔵次官の斉藤次郎なんかが出入りしているという話も聞いています。

しかし世の中は世界大恐慌の真っ只中であり、同時に米国の軍事覇権がどんどん衰退しつつあります。既にネオコンやネオリベは勢力のピークを過ぎ、大連立なんていう話も民主党が圧勝すれば不可能です。

今回の選挙戦を見ていて有権者が何を望んでいるかがはっきりわかったと思います。そうすると民主党もその期待に反することをやったら終わりだと次第に気付くと思います。ですから結局のところ、変な連中は居所がなくなるか、黙って座っているしか道がないと思います。そのあたりがどうも峠を越えたという感じがするのです。

だからこそこれから先にまともに政治を立て直そうと思ったら、くだらない連中の迷走を一顧だにすることなく、堂々と選挙で示された有権者の望む方向に向けて政治を行っていけばよいのだと思います。その圧倒的な勢いがあれば、くだらない連中の出番は出てこないと思います。

なかなか大変だとは思いますが、そろそろやればできるという射程距離に入ってきた気がします。選挙で圧勝する重みをかみ締めて頑張ってほしいですね。

どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月25日 (火) 23時41分

藤原様
毎週ありがとうございます。
いつも火曜日が楽しみです。

疲弊した地場中小企業を、大企業の単なる下請けではない形で経営を安定化させ、地域主導で主体的にモノづくりを行い、横の連携で供給力を向上させる、そんな一連の取り組みを具体的に提唱し実現できないか、模索しています。
しかし、大手メーカーや流通業者により構築された、全国に幾重にも張り巡らされた、現実の生産供給体制を眼前に見るとき、本当にそんなことができるのだろうか、と気持ちが萎えかかっていました。

本日のお話は、私にとって本当にシンクロでした。
そして、藤原様から勇気と気概をいただきました。
ありがとうございました!
今はこれまでの価値観がひっくり返ろうとしているとき。そんなものに惑わされず、自分のできることをしていこうと思います。
これからもよろしくお願いします。

投稿: Nariyuki | 2009年8月25日 (火) 23時45分

Nariyukiさん、こんにちは。いつもありがとうございます。本当に現在の中小零細企業は大変な状況になっていますね。

しかし大企業も実は極めて大変なことになっていることが多くて、自民党の清和会のように、一瞬で消滅してしまうところがこれからいくつも出てくるように思います。ポイントは世界大恐慌です。やはり世界大恐慌ですから巨大企業はもう解体しかないのでしょう。だからここは日本の未来にとって千載一遇のチャンスでもあります。こういう恐慌でもなければあの威張りくさった巨大企業がやり方を改めたり譲ったりするはずはありませんからね。

ですから今回の政治の変化も世界大恐慌で既存の経済や社会秩序が崩壊していくという流れとぴったり合っているので、意味が出てくるというわけです。だから経済や社会が安定している状況での二大政党制とはまったく違って、巨大な崩壊の後始末とそれに続く再生を誰が担うのかという選択なのだと思います。

既に上海から株の暴落が始まっていますが、これが各国に波及して第3次金融危機という感じになってくると巨大企業も大混乱になってくると思います。くれぐれも巻き込まれないようにご注意いただいて、未来を創れる体制を何としてでも作っていただきたいと思います。

ますますのご活躍をお祈りいたします。

藤原直哉 拝

PS:トヨタが100万台の生産ラインの縮小を発表しましたね。こうやって大企業はどんどん解体に向かっていくと思います。ですからおっしゃるとおり、中小企業がいかにヨコに連携するか、これが本当に生き残りであり、日本再生のカギになります。どうぞ縦横無尽にご活躍されてください。

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月25日 (火) 23時52分

バブル崩壊以降、弱者が切り捨てられ、強者も弱り、日本の国富が持ち逃げされるのを見て見ないふりをしている不道徳な政治体制が続いていましたが、今回の選挙でそのような議員が一掃されればと思っております。自民圧敗、非自民が圧勝のようです。民主は、自由貿易強化、輸出振興の政策を挙げていますが、今回の金融危機の原因のひとつに貿易不均衡も関連しているように思われ、現在、世界各国表向きは自由貿易堅持ですが、徐々に保護貿易に向かっており、民主の自由貿易強化は時代錯誤のように思います。日本も時代の波に流されて、ほどほどの保護貿易、均衡貿易に向かっていくだろうと思います。おそらく、ほどほどの保護貿易、均衡貿易により、農林水産業の復活、ローテク産業の自国回帰、労働者階級の所得向上が為されるのではないかと思っています。自由貿易は世界統一ルールが必要でしたが、ほどほどの保護貿易は国内事情に応じてルールを作れるので、そのような政策をしようとすればできるのではないかと思います。今後、非自民が道徳ある経済政策をしていくことに期待します。

投稿: tuiteru | 2009年8月26日 (水) 09時36分

tuiteruさん、こんにちは。いつもありがとうございます。まことにおっしゃるとおりと思います。ここで日本人も今までの分断と分裂をやめて新しい価値観で統合されていかなければなりませんね。過去30年間の異常な金融と貿易の上に乗っかったアングロサクソン世界経済システムが崩壊したわけですから、これからその崩壊が形になって現れてくるに連れて、みんなで新しいシステムを創らなければなりませんね。巨大な権力がないわけですから、もはや非道徳的なことはできないと思います。民主党もそうした大きな時代の流れにそむけば一発で吹き飛ぶと思います。是非、そこを良く考えて政治を行ってほしいですね。

それから財界も作り直さなければなりませんね。もう一度、健全で持続可能性の高い経営を最も大切と考えて実践している企業の経営者を集めて、新しい日本の経済界を再建しなければならないと思います。

どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月26日 (水) 09時44分

バブル崩壊以降、弱者が切り捨てられ、強者も弱り、日本の国富が持ち逃げされるのを見て見ないふりをしている不道徳な政治体制が続いていましたが、今回の選挙でそのような議員が一掃されればと思っております。自民圧敗、非自民が圧勝のようです。民主は、自由貿易強化、輸出振興の政策を挙げていますが、今回の金融危機の原因のひとつに貿易不均衡も関連しているように思われ、現在、世界各国表向きは自由貿易堅持ですが、徐々に保護貿易に向かっており、民主の自由貿易強化は時代錯誤のように思います。日本も時代の波に流されて、ほどほどの保護貿易、均衡貿易に向かっていくだろうと思います。おそらく、ほどほどの保護貿易、均衡貿易により、農林水産業の復活、ローテク産業の自国回帰、労働者階級の所得向上が為されるのではないかと思っています。自由貿易は世界統一ルールが必要でしたが、ほどほどの保護貿易は国内事情に応じてルールを作れるので、そのような政策をしようとすればできるのではないかと思います。今後、非自民が道徳ある経済政策をしていくことに期待します。

投稿: tuiteru | 2009年8月26日 (水) 09時49分

藤原先生、こんにちは。
今週も放送していただき、ありがとうございます。

先生は今回の放送の中で、巨木が根元からボキッと折れて一瞬で倒れるように体制も倒れるとおっしゃっていましたが、まさに数日前、仙台名物の街路樹巨木の一本が根元から折れて倒れたニュースがありました。幸いけが人や被害はなく、その巨木は根元から腐っていたそうで、仙台市は街路樹300本以上を総点検するそうです。ニュース映像では枝葉は活性がありそうでしたが素人目にも根元はかなり腐っておりました。

私はこのニュースを見た時に、「腐ってる根元を野放しにしたからこうなったのだな。ああ、来週の総選挙で自民党もこうなるんだろうな」と漫然と感じました。天の啓示かどうか、総点検300本以上というのは現在の自公議席数そのもので、総選挙に望む私たちに何かの示唆を与えてくださったのではないのかなどど思っております。

先生のお声もほぼ復活されたようで安心いたしました。総選挙後の来週の放送を楽しみにしております。

失礼いたしました。

投稿: 狛犬くん | 2009年8月26日 (水) 12時00分

藤原 様

ご丁寧なコメントありがとうございます。
恐縮です。

中小企業のヨコの連携をいかに進めるか、言葉にしてしまえば簡単ですが、実際の行動となると、どこからどうしていくか、なかなか糸口が見えてこないのも現実です。本日もそのことを職場で議論していて実感させられました。ひとりで全てができるわけでなく、所属する組織だけでできるわけでもなく、ここでも、藤原様が度々ご指摘されている、人と人とのネットワークがいかに大切かを思い知らされています。
トヨタのニュースは、最近の見せかけだけの景気底打ちの空気を払拭するに十分なインパクトがあったのではないかと思います。
多くの人が真実に気づき、自らの行動を大胆に変えていくことを期待します。私自身も頭の中で思いを巡らせるだけでなく、とにかく一歩ずつでも進みながら、その中で次の展開を見つけ出していきたいと思っています。
ありがとうございました。

投稿: Nariyuki | 2009年8月26日 (水) 20時30分

 アメリカで「景気回復」の期待感から株価が6日連続で上がっていると報じられましたが、どうも中身がどうなっているかはっきりとわからないこのような株価上昇に、私はいつも首をかしげてみております。

 確かに、「株価」という「客観的な数値データ」は上がっているようですが、今や将来どう転ぶかわからないデリバティブの残りは?などと楽観的にとらえてもいいものかと不安に思っております。いくら数値が上がっているとはいえ、実体経済がどうなっているのか、ただ虚の経済だけがまた膨れ上がってきているのではないか、そんな気がいたします。

投稿: +9 | 2009年8月26日 (水) 21時36分

狛犬くんさん、Nariyukiさん、+9さん、こんにちは。いつもありがとうございます。

根腐りの木は本当に危険で、たまに直撃を受けた人が死んだりします。今回の自民党など本当に根腐りの典型だったと思います。やはり中身が空洞化しているのに形だけ保っているものは危険ですね。今回は一度そういうものが整理されて、ひこばえから、新しい時代が始まるのでしょう。それはそれでよいことだと思っています。

トヨタを含めてここにきてどうも来年の見通しがさっぱりというところが増えてきたようですね。ここは本当に実力のある中小零細企業がヨコのネットワークを作って未来を拓くしかないと思います。そしてそういう動きを政治が支援して経済を立て直すということですね。壮大なことだと思いますが、それしか道がないのでしょう。

株式市場のほうはまたいつものように実体のない上昇になってきましたね。株価のチャートもまた上が丸くなって暴落前兆型になってきています。この秋には何かあるでしょう。そしてもうこんなくだらないものに経済や生活が左右される時代は終わりだと思いますね。その先の創造が大切です。

いつもみなさんありがとうございます。どうぞますますご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月26日 (水) 22時34分

こんにちは藤原様、中小零細の横型ネットワークですか

商工会議所とか色々と仕組みはあるのですが、老害もあるようですね。自営を始めてから加入して若者が居ないので幹事になり10年ほどでしょうか?

他にもインターネットで製造業が集まるサイトに顔を出してみたり。その御陰で補助金の仕組みを勉強できたのですが、麻薬と同じで浸かると抜けられずに世間で通用しない会社になりますね。

個人事業主では初期投資が必要な案件は参入障壁になるので今回の委託研究には期待しているのですが(笑)正式決定は31日です。

中小零細が横型ネットワークでと言う今回の話は肌感覚として実感がありましたね。委託研究の認定を受けた事をネットで知らせましたら計測の相談が何件か在りました。

計測の前に「そんな物どうやって加工するの?」と言う話ばかりで改めて中小零細企業の技術レベルの高さに驚かされております。

技術的な相談は、つくばの研究所とか大学とかに確認をするのですが現実から離れた事を研究しているようで、中小企業の創意工夫に追いついていないのが実情のようです。必ず聞かれるのは何処で作れるの?と言う話です。

後1ヶ月ほどで経済混乱が誰の目にも解るようになるのでしょうか?マネーを追い求める人と価値を追い求める人が明確に別れてきたようにも感じます。

経済産業省の来年度予算の概算要求を見ていましたが、流石は優秀なアナライザーですね。状況分析は正確です。ですが、問題解決になると解らないようですね怪しい所は横文字になるのが特徴です(笑)困った時のイノベーション!!
http://www.meti.go.jp/topic/data/090820-0.html

大企業に関しては産業革新機構が窓口になり税金で天下り先を確保しようと言う魂胆なのか?300億も予算が取ってありまして、方や中小企業の開発予算は156億。年度末までに大木が倒れなければ良いのですが・・・

研究認定が通って研究費が出るか解らない中途半端な状況でバタバタしておりましたら風邪を引いてしまいました(人の事は言えませんね)軽い鼻水と微熱(36.8度と微妙です)

9月になれば委託研究をしているか?計れない物の測定装置を設計しているか方向が決まります。ですが、一般的に腕の良い加工屋さんは、もう1年は仕事がないだろうと考えているようです。設備投資が増えないと技術が消えますね。

倒産しても技術の伝承は同業者に託す所も在りますよ。価値基準で製造業を捕らえたら世界一だと思います。何が欲しいのかを伝えて頂けると助かります。

農作業でも里山整備でも必要な機械が在れば言って下さい。誰かが作ると思います。そして改良を加えて世界で通用する日本製品が生まれて行くと思います。

弥勒の世ではマネーは何とか成るようですね。中小企業の取引では金の話より物が何時出来るかの話ばかりしています。(技術が高い所だけかな?)弥勒の世を実戦していたのかな???

未来の作り方の話が増えてきそうなので、これからも楽しみにしております。

投稿: kazu | 2009年8月27日 (木) 01時28分

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。今日は元気の出るお話をありがとうございます。やはり中小零細企業には本当に実力のある人がいますよね。そういう人達の力を上手に結集させて21世紀の日本を再建するという形でしょうね。農業や林業もこれからどんどん創意工夫を凝らしていけばだいぶ様子が変わると思います。そのときはよろしくお願いします。まさにみろくの世の姿がそこにはあるのでしょうね。これから秋が大変だと思いますね。内外共に。
どうぞ引き続きご活躍ください。
ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月27日 (木) 05時47分

放送の内容がいいのかこれを受け止めるレベルが高いのか、コメントされる方たちの文面いつも愉しみに読んで居る読者、ん、変かな......。
いいですね-すでに素晴らしい仲間として会話しているようで。
金に縁のない生き様を自負している私はこれの亡者との会話は面白うないんだけど、いやいや毎週楽しい有り難う御座います。
さていよいよ選挙ですね、日本民族の未来に明るい方向兆しが見えるかどうか。まだ二転三店とのたうつのか、正直のたうつたびに巨額の税金が消えていきますね。無駄を抑制すると言っておられる議員先生、このあたりどう考えているんかな。
この覧ではみろく、このはな、立て替えた手直し、等の言葉が通用する所がすごいですね。大本二代さんのうた「あやのさと末はみやこになるという母のことばを目の当たりみる」の色紙が我が家にあります。
言葉が美を結びまことのみろくの代になることいのりたいし
この花がさく日本にしたいですね
わたしは数年まえスイスの上をフライトしていて調和という言葉を頭に浮かべました。20世紀のア-トが個性とすればわたしは調和をテ-マにして作品を造ろうと想いました。 ただこのことは簡単ではありません。
個が五線上でふらふらしていてはハ‐モニ-は生まれません。このことを想うと個性強調よりむずかしい。ただ人も民族もそれぞれが個の花をさかせて調和することは可能でしょう。日本の上空特から観た都市、金をふんだんに使った個性あふれる光景との対比は強烈でした。
 今回の選挙。本来一つの頭自由民主党が二つのあたまにいつのまにかなつての争い。言葉をもてあそんで国民の目崎をたぶらかしている。頭が一つであろうとふたつであれ本体が問題。マニフェスト料理、並べ立てて、あれも食えこれも食え、くえるか。どうせほとんど税金の味のもとたっぷりのもん。

投稿: 杉原大路 | 2009年8月27日 (木) 07時08分

こんにちは。私も民主党に対して楽観的すぎると思います。また日本人の多くが支持しているわけでもないと思います。とにかく変化をという人の他、偽造弱者や偽装日本人が多くいるようです。また、アジア対アングロサクソンという構図は今は意味がないと思います。

民主党はアジア版FRBの創設および通貨発行権の移譲を約束しているのではないでしょうか。
今起こっていることは、ウォール街に利益誘導した小泉劇場の比ではないと思いますが。

楽観は言葉を良い方に向けるということだと思います。
毎週更新を続けられ、また沢山コメントも書かれ、大きな労力を充てられていると思います。

分析の限界まで知られているからかもしれませんが、楽観や期待ではなく、本当のことを知りたいという人も増えているのが現状ではないでしょうか。

放送で良い方向に向かわれることとともに、楽観や期待が、重要事項から目を覆うことがないことにも期待したいと思います。

投稿: poti | 2009年8月27日 (木) 15時37分

杉原大路 さん、こんにちは。いつもお世話になります。前に小泉1兆・竹中2兆の話をしましたでしょう。この話を私にしてくれた清和会の用心棒をやっていた人から昨日、本当に久しぶりに電話がかかってきましてね、「藤原君、今度の選挙はめちゃくちゃだよ、日本の国家はもうおしまいだ」と。もうあきらめたという感じでしたね。やはり古い人達の時代がこれで名実共に終るのでしょうね。若い衆がいろいろ未練がましく行動していますが、ここは時代の大波がやってきたのでしょう。二代さんのお歌の色紙がありますか、それはすごいですね。大きなうねりと共に立て替え立て直しがどんどん進んでいますね。時代のうねりには誰にも勝てないのだと思います。民主党も時代のうねりに逆らえば吹き飛ばされるのでしょうね。今回の選挙を見ていて、いり豆にも花が咲くというか、神も時節にはかなわぬぞよ、という言葉そのもののような気がしますね。立て直しは人の仕事ですから、それはこれからみんな大変ですけど、正念場と心得てどんどん行動するしかありませんね。これからは田舎が栄えるのでしょうね。都会とは立場が逆転するのかもしれませんね。おもしろい時代です。どうぞ引き続きご活躍ください。

potiさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そんなに楽観的に聞こえました?半分はほめ殺しですからね(大笑)。政治は近目で見るのと遠目で見るのとではだいぶ見え方が違います。近目で見れば政治家のやることですからそれはいろいろあるわけです。でも政治というのは遠目でみたときに見える流れ、勢い、というものが世の中を動かしていきます。近目で見える部分も遠目で見たときの流れに背くようなものがあればあっという間に流されてしまうわけです。

逆に言えば遠目で民主党に期待している日本人が多いわけですから、これから日本人一人一人が未来を選択するという意思のもとにどんどん流れを作っていき、近目な政治家や売国奴の付け入る隙のない状態を作っていくことが大切ですね。ですから民主党も勝ったといいながら、逆に勝ったからこそこれからは国民の強烈な目線に答えるように、しっかり行動せざるを得ませんね。変なことをしたら一発で見放されますね。

ま、近目で見てみえるいろいろな問題はいろいろな人がどんどん表に出してくるでしょう。自民のものも民主のものも。とにかく実態はばらばらというところがありますから、秘密はこれからお互いの同士討ちのなかでおもしろいほどたくさん表に出てくるのではないですかね。でもそこに大きな流れがあれば、政治は前に進むと思います。

私のことまでご心配いただきまして、まことにありがとうございます。私はこうやってみなさんのお話を聴いて、コメントを返すことを楽しんでやっています。なるほどな、と思いながら。ですからどんどん何でも書き込んでいただけたらと思います。仕事柄、いろいろな情報は入ってきますが、近目の話ではなくてこの放送は遠目の話で語っていこうと思っております。大きな流れ、大きな時代のうねりを作っていき、みんながより明るく温かい未来を手にできることが大切だと思っております。

どうぞ引き続きご活躍ください。
ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月27日 (木) 17時57分

藤原先生、いつも放送を有難うございます。時代の勢い、本当にすごいですね。大きなうねりを感じます。今度、政権交代が実現したら、どんなふうになるのでょうか。期待もありますが、不安もあります。新しい政権の中に、ぜひ渋沢栄一翁のような人物に加わってほしいと願っています。渋沢翁は企業5百、公共・社会事業6百の設立に貢献したそうですね。先生のお話をお聞きしてから、私もいろいろ調べてみました。イギリスへ渡っている間に大政奉還があり、渡欧中に節約したり利殖してためたお金を、帰国後、隠遁された徳川公の居られる静岡藩に2万両返済して、「奇特な男」だと役人を驚かさせたエピソードもあるようです。「論語と算盤」という言葉に示されるように、とても立派な実業家、国造りのシンクタンクであったようですね。
こういう人物こそ、今、いちばん待たれる時代ですが、藤原先生もそうでしょうか。
 今、従来の産業も、農業もですが、大変な崖っぷちに立たされていると思います。いくら理想の社会が思い描かれても、実際に日本中のみんなが食べていけなければなりません。かつての東北地方の農村での娘売りなど、したくてしているのではなくて貧困からくるもの、何も産業が無ければ悲惨な結果になってしまうわけで、国をあげて、実体経済にてお金をかせぐ方法も考えてもらわないといけません。私は秀吉的な発想の出来る能力の人物も必要だと思います。
 新型インフルエンザが猛威をふるっていますが、ここへきて、ワクチン不足を外国から購入することで対応するという政府の発想ですが、春からかなり時間があったわけですし、こういうときこそ、国を挙げてワクチンを短期間に製造するハナレ技をやってのけ、国民の分はおろか、逆に世界に供給できるような役割を行い、かつ利益もしっかり確保できるようなことをしなければならなかったと思います。いろんな制約があると思いますが、やろうと思えば出来ることではなかったでしょうか。
たくさん研究者がいたり技術も十分あるはずです。音頭をとれるリーダーがいないからだと思います。
 米国とのFTA締結についても断固反対です、もはや今となっては締結したとしてもあまりメリットもないように思います。大事な農業について、これ以上実際にやっている人を一時的にせよ苦しめることのないように、農業改革を行っていってほしてと願うところです。
また、渋沢翁のような人物を生み出すような教育も、国造りにいちばん必要なことかと思います。そういう意味では、やはり江戸時代は素晴らしいものがたくさんあったのですね。
 日本の優秀な頭脳は、戦争によってかなり失われてしまったとのことで、あとに残ったものは凡人ばかりのようで絶望的ですが、それでも不思議と国が乱れて混乱の時には、優秀なリーダーたる人物が現れ出てくるものだ、と、かつての先生から聞いたことがあって、希望を捨てていません。
今後とも御指導よろしくお願い致します。
明日の朝のビジネス展望も楽しみに聴かせていただきます。

投稿: 職人K | 2009年8月27日 (木) 21時34分

職人Kさん、こんにちは。いつもありがとうございます。何か投票日が近づくに連れてどんどん民主党の獲得議席が増えるという予測が広がっていますね。変化に対する国民の期待がいかに大きいかです。おっしゃる農業やインフルエンザを含めて、どれだけ期待にこたえられる政治ができるか、民主党の責任は極めて重大ですね。民主党にフリーハンドが任されたのではなくて、時代の潮流を民主党が担えということなのですね、これは。そこのところを民主党が誤解すると大変なことになります。同時に300議席を超えてくればそれはもう小沢選対の実力でもないですね。風ですね。ですから逆に小沢氏の影響力は相対的に落ちるでしょうね。それは国民にとって良いことだと思います。人事が選挙後2週間ぐらいで固まりますから、まずその人事が人をがっかりさせるものであってはダメですね。同時に自民やそれに関連する企業などは店じまいというところも多いでしょうね。大きな変化ですね。

おっしゃるように渋沢栄一翁みたいな人が出てこなければなりません。私はちょっと役不足だと思いますが(笑)、でも時代は常に新しい人を生み出しますから、不思議なことが起きて人が出てくるのでしょうね。そして政治に続いて経済を立て直す主役が出てくるのでしょう。そして国がもう一度チームワークを取り戻して勢い良く再建していく、そんな流れなのでしょうね。この2年間ぐらいでそういう体制ができるのではないかと思っています。われわれも未来のために頑張らねばなりませんね。とても政治家だけに任せておくわけにはいきません。

明日のラジオなのですが、実はNHKの都合で私の分が他の人に代わっています。地震で流れてしまった放送分をどうしても選挙前に流せといっている人がいるようで、その人と交代しました。残念ですがあしからずご了承ください。

どうぞますますご活躍ください。いつもありがとうございます。

藤原直哉 拝

追加です。先ほど、放送で話そうと思っていたことをこのラジオで話してアップしておきました。ご参考になれば幸甚です。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月27日 (木) 22時01分

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