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2009年8月11日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2009年8月11日 投資が止まる

投資が止まる

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コメント

藤原先生、いつも有難うございます。今日は、強い地震に見舞われ、かなり離れているこちら北陸でも、その揺れで眼が覚めました。震源地に近いところでは、さぞ大変だったことと思います。遠山郷のほうは何ともなかったのでしょうか。放送があるまでとても心配でした。
 私も、以前お世話になった先生(ご自分の生まれにより地元の藩の古文書を一手に所有、独自の見解により、江戸時代を読み解いておられた学者です)も、藤原先生と同じことを言われていたことを思い出します。
世の中が大きく混乱してくる時には、不思議と天変地異など重なることが多いものであると。江戸時代などもそうだったらしいですね。そんなことはあってはほしくないですが、今年は46年ぶりの皆既日食の年、大雨やら地震やら不安が募ります。またこのままいけば、日照不足やら雨で今年はコメなどもかなり不作なのではないかと心配されます。
 自然は人間の手に及ぶものでないことをあらためて思い知らされます。人間は自然に対してもっと謙虚な思いを持たなければならないと思います。
これからしばらくは経済は大混乱となるようですが、悪しきものが崩壊していく時代ととらえて前向きに考えていきたいと思います。
先生もお身体、大事になさってください。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿: 職人K | 2009年8月12日 (水) 00時10分

職人Kさん、こんにちは。いつもありがとうございます。ご心配いただきましてすみません。おかげさまで私どものほうは小田原も遠山も無事に過ごさせていただいております。本当に最近は天変地異もスケールが大きくて大変です。でもおっしゃるように自然に対しては常に謙虚に、天災があっても被害が出ないように生きることが大切なのでしょうね。また声のほうもだいぶ治ってまいりました。これから秋に向けてまた世の中は大きく動きそうです。どうぞ引き続きご活躍されてください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月12日 (水) 07時23分

今回のお話を聞いて、投資とは一体何なのだろうという気持ちが湧き上がってきました。
もちろん、資本主義初期の投資とは新しい事業に対する資本家の資金拠出だったわけですが、世界の成長が徐々に緩やかになってきた現代では、本当の投資とは何なのだろうか?と感じた次第です。

ただ、投資機会を求める資金は山のようにあります。現在の金利状況が続くならば、それら資金は行く当てを求めて彷徨い続けるのですよね。そして、何かのきっかけで怯えが生じると昨年秋のように一斉に引き上げてしまう。

でも、この先にあるのは単なる資金の移動と言うことではなく、お金の価値そのものの毀損により投資資金が失われることではないかと思っています。
今は、お金=政府の信用、によっていろいろな流動化が生じているのでしょうが、その根本の部分が揺さぶられれば放っておいてもお金が目減りする事態になるのだろうと思います。
その事態が、ますます現物投資に拍車をかけるのでインフレが進む。

でも、それは(お金を持っている人や政府にとって)望む事態ではないため、未だに信用があるという幻想で経済を回し続けている。。といったところでしょうか。

そういう状況を考えると、現代の投資とは新たな技術や価値創造に行うものではなく、価値を毀損しないものへの投資を行うべきなのかもしれないですね。・・・もちろん、新しい社会の枠組みが出来上がる時には、それに投資すべきなのでしょうが。

そう考えると、世界に有り余るマネーが現物に雪崩れ込み始めると想像するのも恐ろしくなってきます。
その時には、情けない話ですが、「冷静に」と鎮静化を図る政府の言うことを聞いてお金を握っている人が損をする事態になるのでしょう。

アメリカが崩壊し、欧州も崩壊し、中国が崩壊すれば、投資機会がなくなるのですから有り余ったマネーは本当に行き場を失います。
一体どうなるのでしょうね?

あと私事ですが、現在ある都市の中心地で実家の敷地に賃貸マンションの計画をしています。こんな時代ですので金利は安いのですが、銀行が厳しい状態です。
この激動の時期に、果たして上手く行くものかわかりませんが、新しい価値の生めるような今までとは異なったものにチャレンジしたいと思っています。

それでは、喉の調子も多少回復されたようですが、今後もお体にはお気をつけください。

投稿: about | 2009年8月12日 (水) 15時42分

NHKの 日本海軍400時間の証言 は面白かったです、昔著作を読んだ、高木惣吉さんや鳥巣建之助さんの生の声が聞けてよかったです。
軍隊というのは官僚主義の極致だと言うことが改めてわかりますね、最高の俊英が、かくも愚かなことを行い、下級の者に責任を押し付けて、陛下をお守りするという理屈で自分たちはのうのうと生き延びて、戦争責任の多い人ほど、戦後も重職を得るなどしています。
将軍や提督でも戦争責任が少ないと見られている人ほど、責任を痛感して戦後謹慎していたのは何故でしょうか。
今回起こるであろう政変を、明治以来の官僚支配構造を打破するきっかけにしなければならないです。
超然主義というのも大正期に終焉したと言われていますが、じつは、官僚による支配構造の中で、今日に至るまで続いているのではないでしょうか。
論語にもこう書いてあります、
陪臣執國命、三世希不失矣
最終的に責任を取ることの無い、官僚に国政を委ねてはならないのです。

投稿: ^m^ | 2009年8月12日 (水) 16時11分

aboutさん、^m^ さん、こんにちは。いつもありがとうございます。夏に入ってから経済の実態はさらに悪くなっていますね。表向きの話は完全にガセではないでしょうか。おっしゃるようにここで金融破たんが来てポンドとドルが崩壊すると一気にマネーが実物に流れ込む可能性は大いにあります。同時に流通が破綻したりすればモノがあっても物不足になります。おまけにイスラエルは暴発寸前ですし、さてこの1年はどうなりますかね。金融機関も内外共に積極的な投資には応じていませんね。これでは経済は収縮するばかりです。ここは日本も本格的に国の立て直しが必要です。まず実態を公表し、理念を作り、人を集めなければなりません。大仕事ですがやらないとみんなの未来がなくなってしまいますね。頑張りたいと思います。

海軍のあのテレビはとても興味深いですね。中身がスカスカの官僚が結局優柔不断な態度を取って国が潰れた、これがこのときもこの10年も同じ構造だったようですね。政治がよほどしっかりしないとなりませんね。あるいは完全に国家機能が一度止まるぐらいのことが必要ですね。そうなる可能性が非常に大きいですがね。

いずれにしろこれから世界規模で相当大掛かりに破壊が広がりますから、立て直しも相当大掛かりになりますね。この世代を生きるものとして本当に頑張らねばなりませんね。私も気力と体力の勝負です(大笑)。

どうぞみなさん引き続きご活躍ください。
ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月12日 (水) 23時15分

こんにちは藤原様、人の断て分けですか(絶て涌け)表意文字の漢字は何が正解なのか??

出口王仁三郎の話で「人民三分」と言う話を以前して居られませんでしたでしょうか?物を考え行動している人は3分(3%)と考えれば何だか納得しますね。

(株)産業革新機構と言う妙な物が出来まして何をするのか見守っていますが、本来はイノベーション創造機構(仮)として経済産業省が400億の予算を立てていた物です。産業界からの出資は100億ほどで、政府保証の融資枠が8000億。と言う事で何が始まるのか???
http://www.incj.co.jp/index.html

弥勒の世は簡単に現れそうにもありませんね。ですが焦る必要は無いように感じます。エリートがリーダーとなってマネーで支配し奴隷を必要とする思想は終わりではないでしょうか?

弥勒の世ってどの様な世界なのか?少なくともマネー中心の世界では無いと思いますが、現実問題として金が無くなる事に対する不安はありますね。

マネー資本主義の残像なのでしょうが、1000兆の国債を日銀が全額買い切りオペで帳消しにするとか崩壊の印を見ないと納得できないのでしょう。

昭和10年頃の科学技術雑誌は面白いですよ。テレビを実用化する最先端の研究を紹介している物が在りまして、奇抜な発想が満載です。実用化に至らなかった物も他の分野で不動の地位を占める技術に育った物も沢山あります。

当時は予算も技術も無かったと思うのですが、基本的な現象を手がかりにして色々な発想をしていたのですね。権威とか派閥とか面倒な物は今よりも随分と少なかったと思います。

そう言う面倒な物が幅を利かせ始めたのが30年ほど前なのでしょうか?取り敢えずは1970年よりも前の本を読むと違った世界が見られるように思います。

零細企業から小規模企業へ成長した社長を何人か見ていますが、誰かとそっくり(笑

風邪の方も大変なようですが、ご自愛下さい。

投稿: kazu | 2009年8月14日 (金) 00時33分

 先生。いつも本音を教えていただきありがとうございます。いつの時代でも本音を語るには勇気が要ります。その勇気に励まされています。

 私は、昔、チェーン店に加盟してその店舗を経営しようかと計画したことがありました。そこで、その契約書を弁護士に見せて相談したところ、意外な事を言われました。「この契約書には一番肝心なことが抜けている。同じ系列のお店を周囲何十km以内に作らないと言う文言を入れさせなさい。そうしないと、本家が、あなたのお店が繁盛していると知ると、第二第三のチェーン店をあなたの周りに必ず作ります。そうなれば、あなたは、いつまでも本家に対する借金漬けから抜け出せませんよ。アメリカならコンビニ店の契約書にはその条項を載せなければならないという法律まで出来ているが、日本はいまだに出来ていない。」と。大手のコンビニは、そうやって一般の素人を騙してぼろ儲けしてきたのですね。

投稿: みかんちゃん | 2009年8月14日 (金) 08時24分

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。みろくの世の姿はいろいろに表現できると思いますが、ひとつはよいことをすればすぐによくなり、悪いことをすればすぐに悪くなるという特徴があります。すなわち世の中の善悪(明暗)、愛憎(温冷)が明確になっているので、それに逆らうようなことはできないということですね。ですからそういう体制になって時間がたてば、世の中全体が人も自然も経済も、すべて明るく温かくなっているというわけです。もう既に顎が上がってしまっている人が世の中にはたくさんいますから、ここから先、主体的に21世紀の人間らしく行動できる人はせいぜい百人に3人かもしれませんね。そういう人達が新しい世の中を作ると、他の人達も元気になるということでしょう。

科学のこと、ありがとうございます。昭和10年代はあれだけ変な神話を振りまいた日本の軍部でしたが、科学技術だけは否定しませんでしたね。むしろ20世紀はソビエトが科学的社会主義というようなことを言ったりして、とにかく科学が世を救うという意識が地球を取り巻いていました。ただしここで言う科学は古典力学の科学なのですが。確かに振り返ってみれば20世紀は科学の時代であり、科学が良い面でも悪い面でも激しく人と自然を変貌させたのが20世紀でした。そして今や科学も量子力学の時代になってきて、改めて科学も心と一体不可分であることを否定できなくなってきて、人類は新たな飛躍を迫られているということでしょうね。どうも人類はこの世に生まれてから今日まで、実は進化ではなくて退化してきたようで、ここで、昔のようにもっと霊性が高くて良き神らしい人に立ち返らなければならないようです。その大きな動きがこれから加速するのでしょうね。新しい技術進歩と心の立て直しが一体になるのでしょうね。立て分けというのは、そういう大きな変化についていけるかいけないかという、個人の内面の問題で起きているように見えますね。こういう話はごく当たり前に理解できて行動できる人と、まったく受け付けられない人がいるのです。そうすると、ここでどうしても時代を乗り越えられない人が出てきますね。これは人の内面の問題ですから、外からはどうすることもできない、ひたすら祈ることしかできないわけです。すごい時代だと思います。おかげさまで風邪も峠を越えたようです。どうぞ引き続きご活躍ください。

みかんちゃんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか。いやもう日本のフランチャイズの多くは庶民を食い物にしますからね。本部の発想は悪の巣窟そのもの。でも今や死の舞踏を踊り狂っている本部や、死の舞踏すら踊りつかれてへたり込んでいる本部も多いようで、これからこの世界も大整理でしょうね。ひとつの時代が終わりましたね。どうぞ引き続きご活躍ください。

ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月14日 (金) 09時21分

死の舞踏すら踊りつかれてへたり込んでいる本部も多いようで>
へえーそうなんですね。
 当時を思い出しました。その時の本部の人が「オーナーさんと私どもは対等の立場で、一緒に助け合いながら歩んで行くのです。」と言いました。私も当時は若かったから「それなら、この契約書にあるA銀行から、私どもと取引のあるB信用金庫か、それがダメだったらC銀行に変えていただけませんか?」とお願いしました。すると、その人は血相を変えて、「チェーン店さんは皆この銀行と取引しているのです。」と。『対等な立場』は嘘だとは分かっていましたが、サスガに言い訳が上手で笑い出してしまいました。

投稿: みかんちゃん | 2009年8月14日 (金) 22時26分

みかんちゃんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか。本当に人をバカにしたような話が多いですね。でもこれからはまともな人しか生き残れません。多くのフランチャイズは結局、搾り取ろうとしても何も出てこないところまで追い込まれ、そのまま本部もろとも自滅の道を歩みつつあるのではないでしょうか。お粗末のきわみですね。どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年8月15日 (土) 05時38分

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