土橋重隆の「平成養生訓-21世紀は治療から予防へ-」 2009年8月5日 化学療法
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コメント
土橋重隆さんの話はこれと矛盾しますがどうでしょうか?:
ストレスがかかると癌にならない
慢性的なストレスは乳がんリスクを下げる?! デンマークの研究(MedWave) ―
ストレスに悩む女性にとっては思わぬ朗報と言えるのだろうか。慢性的ストレスは乳がんリスクを下げる
可能性があるとする研究成果が明らかになった。持続するストレスはストレス・ホルモンの活性化を招き、
エストロゲン合成を抑制する。一方、エストロゲン高値は乳がんリスクを高めるので、ストレスがあると
乳がんのリスクが低下するというものだ。デンマーク国立公衆衛生研究所のNaja Rod Nielsen氏らは、
慢性的なストレス・レベルが高い女性の原発乳がん発症リスクは、ストレスがほとんどない女性に比べ
40%低いことを示す結果を得た。詳細はBritish Medical Journal誌電子版に2005年8月15日に報告された。
http://www.asyura2.com/0505/health10/msg/389.html
「ガンをつくる心 治す心~西洋医学にも代替療法にも治癒させる力はない!」土橋重隆/主婦と生活社‘06年より抜粋
私は、若年者のガンや遺伝因子が発症に強く関与する一部のガンを除いて、多くのガンは患者さんの生活史の中に原因があると考えている。
症例を調べてみると、治癒した人には「自然発生的に心理的変化が起きて、心理的ストレスが解消した」という共通の現象が認められた。心理的なストレスの解消は自然に起きたことで、意図してなされたことではなかった。
私は「心がつくるガンは、心で治る」と確信している。
右乳ガンには「家庭内の問題」、左乳ガンには「肉体の酷使」があった。
また、右乳ガン患者さんはおしなべてどなたも、しっかりとした自分の考えをもっている人手あることがわかった。とても理論的かつ理性的な頭脳をもった人で、現実的に物事を考えて処理しようとする傾向があった。
左乳ガンの患者さんは、相手の気持ちを思いやる気持ちの優しいタイプの人がほとんど。仕事ができるし、人がいいので肉体に過度の負担をかけてしまう。
肺ガンの患者さんの多くは、ガンに対して他のガン患者とは比較にならないほどの強い恐怖心をもっている。
S状結腸下部から肛門に近い結腸の間に発生した患者さんが受けていた心理的ストレスは、金銭に関するものが多い傾向にある。その心理的ストレスのピークは、ガンと診断される二年ほど前にあったよう。
S状結腸中部から上行結腸までに発生したガンでは、金銭との関係は認められず、肉体的ストレスが関係しているように思われる。
膵頭部ガンの患者さんは、最後まで弱音を吐くことなく、凛として最後を迎える。日頃、周囲からの信頼も厚く、人の世話もしっかりしてきた人。
胆管ガンの患者さんは、本当に腰の低い、素直ないい人という印象。
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/127.html
投稿: 777 | 2009年8月 9日 (日) 20時10分
777さん、聴いていただきありがとうございます。
一つの考え方には必ず反対の考え方が存在します。
私の考えは私の経験からのもので、これはもちろん
科学的ではなく、絶対的でもありません。私はそういう印象を持ったということなのです。臨床は教科書どおりに当てはまることはむしろ少ないといえます。国によって生活環境が違うし国民性も違うし、誘因も違うと考えています。ガンの原因を一律にとらえることはできないのではないでしょうか。私の経験談という感じでお読みいただければと思います。
土橋重隆 拝
投稿: 土橋重隆 | 2009年8月11日 (火) 01時05分
土橋重隆先生
早速の回答どうもありがとうございます.
癌の原因については先生の様な心理的なものより環境・食べ物が原因だとする考えが主流だと思いますが如何でしょうか?:
がんによる死亡数は年々増加しているが、これはがんで亡くなることの多い高齢者が増えているためで、年齢調整を行うと、男性で微増、女性ではやや減少している。このことは何を意味するか。昔からひとはある一定の確率でがんで亡くなってきたのだ。このことは、今後とも変わることはないだろう。がんはひとが最期を迎える一つの形なのだ。ただ、内容は大きく変わった。男性では胃がんが減って肺がんや大腸・結腸がんが増えた。女性では胃がんと子宮がんが大きく減り、肺がん、大腸・結腸がん、乳がんなどが増えてきた(図4)。すなわち、あるがんが増えてあるがんが減っただけのことで、がん全体をみれば大きな変化はない。直栽にいえば、死亡診断書からみた死因順位が変わっただけのことに過ぎない。胃がんで死ななくなったので肺がんで死亡する人が多くなったわけである。
それにしても、男女の胃がんと女性の子宮がん死亡の減少は著しい。ある方は、医療技術の進歩によってがんが早期に発見され(集団検診)、治療技術(手術、放射線、抗がん剤)が向上したからだというだろう。そうではない。なんでこんなことが言えるかというと、強固な状況証拠があるからだ。
アメリカでもかつて胃がんが多かった。第二次世界大戦前のアメリカ人男性のがん死亡1位は胃がんであったし、女性の1位と2位は子宮頚部がんと胃がんであった。それが過去50年間に著しく減少した。胃がんも子宮がんも1930年ごろ(有効な手術法もなかったし、抗がん剤も開発されていなかった)から急速に減少し始めた(要文献)。
胃がんが減った最大の要因は輸送手段の進歩と冷蔵庫の普及によって新鮮な食物がいつでも手に入るようになったからである。
また、子宮頚部がんの減少はシャワーの普及によって全身くまなく手指で洗えるようになったからである。
日本でもアメリカにやや遅れて胃がんと子宮がんの減少が始まった。しかし、アメリカでは昔から大腸・結腸がん(男女とも)、前立腺がん(男性)、乳がん(女性)が多かった。アメリカにおける肺がんは、男性では1945年ごろからほぼ直線的に増加し始めたが、女性で肺がんが急激に増え始めたのは1960年代に入ってからのことである。現在でも肺がんががん死亡のだんとつ1位であることに変わりはないが、近年は増加傾向に歯止めがかかり、最近では減少ぎみである。
http://www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus/eating1-10/cancer1.html
投稿: 777 | 2009年8月11日 (火) 07時48分
777さん、いつもありがとうございます。
食事内容や喫煙、アルコールなどが原因となるガンがありますが、
私はあえてこころという科学が扱わないものをガンの原因のひとつとして取り上げました。原因は一つだけではなく、いくつもの要素が重なり、ガンが発症すると考えています。人間の頭は、原因はこの”物質”といった一対一の話(科学的)が理解しやすいのですが、私は事実はそんな簡単なものではない、いろんな要素がある、と考えます。科学が迫れない分野に重大な原因がある症例も多数存在するというのが現実ではないでしょうか。科学的診断が原則である西洋医学では原因を物質に求めてしまいます。そうしないと論文とみなされないのです。視点を変えたら、病気のもう一つの側面がみえてくるのではないでしょうか。
土橋重隆 拝
投稿: 土橋重隆 | 2009年8月11日 (火) 09時29分
土橋重隆先生
丁寧なご回答ありがとうございます.
また宜しくお願い致します.
投稿: 777 | 2009年8月11日 (火) 11時09分