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乱世は縁に生き縁に死す
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投稿者 Naoya Fujiwara 時刻 15時31分 リーダーシップ | 固定リンク Tweet
衆議院解散の本日、東京は夕方より雨空でしたが、これも今まで溜まった汚れや垢を全部流して新たな方向に進みますよ、という天の声なのでしょうか。
本日の放送はいつにも増して腹の底にストンと落ちるお話しでした、ありがとうございました。
うろうろと囚われ、頭でっかち的な日々を過ごしてまいりましたが、朧げながらもこちらの方向ではないかというものが見えてきて、アクションを取れるようになってきました。 これまでの行動の癖が完全には消えていないので、それはそれは亀の歩みなのですが、それでも不思議なもので、ひょんなところでポン、ポンとまるでこっちだよ、とでもいうような出会いや出来事に遭遇します。 思った通りには行かなかったけれど、そのかわりにおもいがけない話しを聞くことがあったり、ということもありました。 ヨチヨチとどこか危なっかしい歩みですが、どこかで何かが見ていて少し後ろを押してくれているのでしょうか。
「魂を光らせる」のですから、悩みや迷いよ、さようなら~ですね。 明るくあたたかいほうへと面舵いっぱいの船出ですね。 1歩進んで2歩下がり、3歩進んで1歩下がるような頼りなさではありますが、航海には時化がつきもの。 多少のシケは気にしないでまいります。
次回のお話も楽しみにしております。
投稿: よいしょどっこいしょ | 2009年7月21日 (火) 23時05分
よいしょどっこいしょ さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりですね。この大変な苦労があるからこそ人は成長できるとも言えます。いかにこの苦労を良き苦労にするかですね。人の成長や変化は長い下積みの苦労のあとに一気に開花する、あるいは気がついたら開花していたという状態になるものです。とにかく天を信じて全身あるのみですね。どうぞ多少の時化は気になさらず、明るく温かくご活躍ください。 ありがとうございます。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年7月22日 (水) 08時29分
経済活性化 力の無いものを食い物にする大卒と言う構図が浮かんできます。結局、虚業に生きる事になります。力の無いものが分けの分からない所にお金を使ってしまう構図も浮かんで来ます。これでは経済不活性化。本のあとがきにメンターに感謝と有りました。メンター機能を社会に組み込む必要が有ります。例えば外から見えるので管理しやすい歯を一生楽に管理出来る食システム(実験中、仲間を作って実験すれば早く成果が出る。)
投稿: kunio | 2009年7月22日 (水) 12時01分
kunioさん、こんにちは。いつもありがとうございます。まことにおっしゃるとおりで、日本も結局教育の中身が世の中の成功とすっかりずれてしまったというわけですね。これから経済を活性化させるためには本当に人を入れ替え、教育を入れ替え、それは大変です。メンターのこと、私も同感です。人は誰かが親身で面倒を見ないと決してうまく育たないですね。そういう人を出会える人は今の時代、すごく幸せです。でもそれもどんどん復活させていかなければなりませんね。どうぞ引き続きご活躍ください。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年7月22日 (水) 22時30分
大手金融機関のリスク管理関連の部署で働いていた者です。
藤原先生の 「ヨーロッパやアメリカが笛を吹いてカネを持ってくれば、ピエロみたい踊っちゃって」 のくだり、思わず泣き笑いしてしまいました。
何の知識もないままRMBSやCDOに飛びついて、サブプライムショックでパニックになり、各関連部署企業のしがらみで損切りできないままリーマンショックでまたパニック。 その間私は、既に欠陥が見つかっていたS&P等の格付けの、対応業務を"マニュアル通り"に遂行していました。
この空白の1年の間、何か吹っ切れてしまい今は実家近辺の支店で働いています。
次回も楽しみにしています。
投稿: 某 | 2009年7月24日 (金) 00時59分
某さん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか。それはご苦労されましたね。今の日本の金融機関も役所も組織として非常に大きな問題を抱えている言わざるを得ません。原点回帰するしかないのだと思います。どうぞご自分を大切にされてください。
それにしても平成に入ってからというもの、大人も子供も社会で成功体験を積むことができずに年だけ取ってしまったという人が本当に多いのです。これは自信の喪失ややる気の欠如をもたらし、実によくないことです。とにかく人はどんどん育っていきます。特に若い時期はあっという間に過ぎていきます。その間に宙ぶらりんの生活や仕事を迫られたら、これ以上の損失はありません。
私はこれからの本格的な社会は誰でも、30歳まではいろいろな体験を積む時期、30歳で明確に職業を決めて現場に10年、40歳から現場の監督に10年、そして50歳になって経営に10年、60歳からもうひとつの人生。それぐらいの時間をかけて人を育てるべきだと思います。これもひとえにリーダーの実力にかかっているのですが、ここで世界は20世紀の喧騒が嘘のように静かな時代に突入していくでしょうから、制度も価値観も変わって、こういう人の育て方ができる時代になると思います。
そして近年は職場でも家庭でも自分自身に対しても減点法でものを考える人が急激に増えましたね。運転免許じゃないけれど、ここまで減点が増えたからもう終わりとか言ってね。アホじゃないかと思います。世の中で大成した人の話を聞いてください。みんな成功を手にするまでにのた打ち回るではないですか。本当に人が変わるときというのは、一度その正反対の極限まで振れます。だから正反対の極限まで振れたときに、いかに最悪の事態を回避させてあげて、いかに禊をさせてあげるかも重要な教育だと思います。そうやって人に対して無条件の愛とサポートを注ぐことができれば、人はもっとどんどん成長してあっという間に明るく温かくなるはずです。最近は人間関係の立直しができない人がとても多いのです。人間関係は壊れたらそれでおしまいというのは間違いです。人間関係でも組織でも国でも、壊れたら直すことができます。人の気持ちはコロコロかわりますから、どんどん前向きの発想で新しい関係を作り直していけばよいのです。結局そういう前向きの勇気というかエネルギーをもてない人が多いのでしょうね。あるいは人間関係を回復させた成功体験を持つ人が少なくなったのでしょうね。でも泣き言を言っていては何も変わりません。自分からまず行動する勇気が必要です。その一歩の勇気でそれ以降の光景が良き方向にガラッと一転するのです。問題は立ちすくんだり逃げるのではなくて、走りながら考えて解決する、それが人の生きる道だと思います。
とにかく時代のゆがみ、そして過去にとらわれて落ち込んでいる人があまりにも多すぎる。だから元気のよい人がとにかく明るく温かい社会を作って、そこにみんなを誘って集めていかなければなりませんね。
いろいろこれからやるべきことを考えていると途方もない道のりに思えてくることがあります。でも、毎日を充実させて生きていると、実は自然にその道のりをどんどん歩いていることになるのです。だからふと気がついて後ろを振り返ってみると、あぁ、もうこんなに路を歩いてきたか、あるいはあぁ、もう峠を越えたかと気がつくことが多々あるのです。
どうぞ某さんもお元気にお過ごしください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年7月24日 (金) 07時32分
今の世の中は金主主義になってしまっています。
過労死だけでなく、うつ病からくる自殺者もこれほど多くなってくると、やはり何か違うのではないかと思います。金のために死んでは本末転倒もいいところでしょう。
参考になるかはわかりませんが、以下のサイトで面白いことが書かれております。
http://www.the-seven-seals.jp/economy/mysurvival.htm
これは私の考えなんですが、「労働が苦役」であるという観念は、実は西洋が発祥ではないかと思います。いかにこの苦役から逃れるか。
実際、聖書などを見ても、はじめ人間は楽園に住んでいたが、間違い(果実を食べた)を犯したことにより追放され、人は労働しなければならなくなったとありますから、労働を神事とする日本人とは異なり、彼らは労働を「苦役」ととらえている節がある。だから奴隷を作りたがる。それを正当化するための手段が、現在では「貨幣経済」なのでしょう。昔は「階級」などがそれにあたっていたのかもしれないですが。 実際、アメリカ人が憧れとするライフプランは、さっさとリタイヤして悠々自適な生活を送ることだそうです。要するに、彼らにとっては「労働は苦役」だから、早くそこから逃るためには、金がいる(昔は権力)。こんなところでしょう。
とはいえ、確かに現代社会は過剰労働のきらいがあります。徹夜して寝ないで仕事をするとか、こんな状態がいつまでも続けば、さすがに労働も「苦役」だと感じられることでしょう。
例えば、一日の労働時間も本来ならば2,3時間くらいで十分ではないかと思います。また、世界中の富を再分配すれば、一人当たり10億円(だったかな?)くらいいきわたるともいわれております。すなわち、適正に再分配が可能であれば、そもそもこれほど、それこそ「苦役」と感じられるくらいの時間働かずとも、もう十分やっていけるはずなんです。
上記のサイトでは、ロボットを労働現場に生かせないかといろいろと思案しているようですが、人に危険が及ぶ重労働や長時間労働は、こういったロボットに任せて、人間は、おそらく創造性を持たないロボットには困難であろう「管理の仕事」や「農作業」など、自然にかかわる仕事に従事すればよい。また、一人当たりの責任の度合いも何から何までただひとりの管理者任せではなく、ある程度分散させればよいと思います。
最近発売された「自分はプレアデス星にいってきた」とかいう本もハローワークの帰りに少し立ち読みして(まあ、たぶんこの手の本はほとんどが前に書いた人のものを真似ていることが多いので、内容を信じているわけではないが)、ただ、理想としてはおそらく人類が今後目指していく未来の姿には近いのではないかと思っております。
投稿: +9 | 2009年7月26日 (日) 20時08分
+9さん、こんにちは。いつもありがとうございました。まことにおっしゃるとおりと思います。でもこれも世の中が良くなりつつあるために起きている現象だと思います。人の能力は無限です。それをいかに上手に引き出すかもまた人の能力であり、社会の力でもあります。今という時代は時代がきわまりすぎて、余りにも人の能力、自然の持っている力を無駄にしているのだと思います。ですからこれがもっと相乗効果を高めていけば、もっと少ない時間働いて、もっとたくさんの付加価値を生み出すことができるでしょう。
さらにここで世の中はもう一度、天と人がしっかりまつりあわないとならない時代を迎えます。これがなかなか骨の折れる転換で、理性と不安で身動きのつかなくなった人達をいかにアセンションさせるかが勝負どころです。天は一人でも多くの人を救いたいはずですから、決して後ろを振り向かずに、自分の周りに既に存在する良き縁をたどって、どんどん進んでいけばよいのです。
とにかく21世紀は20世紀とはだいぶライフスタイルが違ってくると私も思います。過去にとらわれず、シンプルに勇気を持って21世紀らしいライフスタイルに移行することが最も賢明ですね。最近、改めて再会する人が本当に増えてきたのです。みんな、地獄の苦労を味わい、そこからしっかり光明を見出しておられます。幸せは不幸の顔をしてくるといいますが、本当にそうですね。ですから目の前の不幸に悲観せずに、なぜ不幸を味わうのか、それをわが身に照らしてよく反省して、気持ちと行動を改めていくと、気がついたときには幸せを感じるようになっています。あるいはそこまでの元気すら失ったときには、一度流されるだけ流されてみればよいと思います。流されるというのは、天が無理矢理に人を動かしているという意味でもありますからね。そして漂流が止まったところでもう一度態勢を立て直して、前進していけばよいのです。
そしてやはり、何をするかよりも誰と生きるかですね、21世紀は。自分が一緒に働きたいと思える人と働けることが一番幸せなことであり、それはほんの少しの勇気でできることですからね。多くの人達が不本意な仕事をしている今の世の中、自ら行動することで自分の人生を立て直すことが最も幸せなことなのでしょう。
どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。
投稿: 藤原直哉 | 2009年7月26日 (日) 21時58分
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衆議院解散の本日、東京は夕方より雨空でしたが、これも今まで溜まった汚れや垢を全部流して新たな方向に進みますよ、という天の声なのでしょうか。
本日の放送はいつにも増して腹の底にストンと落ちるお話しでした、ありがとうございました。
うろうろと囚われ、頭でっかち的な日々を過ごしてまいりましたが、朧げながらもこちらの方向ではないかというものが見えてきて、アクションを取れるようになってきました。
これまでの行動の癖が完全には消えていないので、それはそれは亀の歩みなのですが、それでも不思議なもので、ひょんなところでポン、ポンとまるでこっちだよ、とでもいうような出会いや出来事に遭遇します。
思った通りには行かなかったけれど、そのかわりにおもいがけない話しを聞くことがあったり、ということもありました。
ヨチヨチとどこか危なっかしい歩みですが、どこかで何かが見ていて少し後ろを押してくれているのでしょうか。
「魂を光らせる」のですから、悩みや迷いよ、さようなら~ですね。
明るくあたたかいほうへと面舵いっぱいの船出ですね。
1歩進んで2歩下がり、3歩進んで1歩下がるような頼りなさではありますが、航海には時化がつきもの。
多少のシケは気にしないでまいります。
次回のお話も楽しみにしております。
投稿: よいしょどっこいしょ | 2009年7月21日 (火) 23時05分
よいしょどっこいしょ さん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりですね。この大変な苦労があるからこそ人は成長できるとも言えます。いかにこの苦労を良き苦労にするかですね。人の成長や変化は長い下積みの苦労のあとに一気に開花する、あるいは気がついたら開花していたという状態になるものです。とにかく天を信じて全身あるのみですね。どうぞ多少の時化は気になさらず、明るく温かくご活躍ください。
ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年7月22日 (水) 08時29分
経済活性化
力の無いものを食い物にする大卒と言う構図が浮かんできます。結局、虚業に生きる事になります。力の無いものが分けの分からない所にお金を使ってしまう構図も浮かんで来ます。これでは経済不活性化。本のあとがきにメンターに感謝と有りました。メンター機能を社会に組み込む必要が有ります。例えば外から見えるので管理しやすい歯を一生楽に管理出来る食システム(実験中、仲間を作って実験すれば早く成果が出る。)
投稿: kunio | 2009年7月22日 (水) 12時01分
kunioさん、こんにちは。いつもありがとうございます。まことにおっしゃるとおりで、日本も結局教育の中身が世の中の成功とすっかりずれてしまったというわけですね。これから経済を活性化させるためには本当に人を入れ替え、教育を入れ替え、それは大変です。メンターのこと、私も同感です。人は誰かが親身で面倒を見ないと決してうまく育たないですね。そういう人を出会える人は今の時代、すごく幸せです。でもそれもどんどん復活させていかなければなりませんね。どうぞ引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年7月22日 (水) 22時30分
大手金融機関のリスク管理関連の部署で働いていた者です。
藤原先生の
「ヨーロッパやアメリカが笛を吹いてカネを持ってくれば、ピエロみたい踊っちゃって」
のくだり、思わず泣き笑いしてしまいました。
何の知識もないままRMBSやCDOに飛びついて、サブプライムショックでパニックになり、各関連部署企業のしがらみで損切りできないままリーマンショックでまたパニック。
その間私は、既に欠陥が見つかっていたS&P等の格付けの、対応業務を"マニュアル通り"に遂行していました。
この空白の1年の間、何か吹っ切れてしまい今は実家近辺の支店で働いています。
次回も楽しみにしています。
投稿: 某 | 2009年7月24日 (金) 00時59分
某さん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか。それはご苦労されましたね。今の日本の金融機関も役所も組織として非常に大きな問題を抱えている言わざるを得ません。原点回帰するしかないのだと思います。どうぞご自分を大切にされてください。
それにしても平成に入ってからというもの、大人も子供も社会で成功体験を積むことができずに年だけ取ってしまったという人が本当に多いのです。これは自信の喪失ややる気の欠如をもたらし、実によくないことです。とにかく人はどんどん育っていきます。特に若い時期はあっという間に過ぎていきます。その間に宙ぶらりんの生活や仕事を迫られたら、これ以上の損失はありません。
私はこれからの本格的な社会は誰でも、30歳まではいろいろな体験を積む時期、30歳で明確に職業を決めて現場に10年、40歳から現場の監督に10年、そして50歳になって経営に10年、60歳からもうひとつの人生。それぐらいの時間をかけて人を育てるべきだと思います。これもひとえにリーダーの実力にかかっているのですが、ここで世界は20世紀の喧騒が嘘のように静かな時代に突入していくでしょうから、制度も価値観も変わって、こういう人の育て方ができる時代になると思います。
そして近年は職場でも家庭でも自分自身に対しても減点法でものを考える人が急激に増えましたね。運転免許じゃないけれど、ここまで減点が増えたからもう終わりとか言ってね。アホじゃないかと思います。世の中で大成した人の話を聞いてください。みんな成功を手にするまでにのた打ち回るではないですか。本当に人が変わるときというのは、一度その正反対の極限まで振れます。だから正反対の極限まで振れたときに、いかに最悪の事態を回避させてあげて、いかに禊をさせてあげるかも重要な教育だと思います。そうやって人に対して無条件の愛とサポートを注ぐことができれば、人はもっとどんどん成長してあっという間に明るく温かくなるはずです。最近は人間関係の立直しができない人がとても多いのです。人間関係は壊れたらそれでおしまいというのは間違いです。人間関係でも組織でも国でも、壊れたら直すことができます。人の気持ちはコロコロかわりますから、どんどん前向きの発想で新しい関係を作り直していけばよいのです。結局そういう前向きの勇気というかエネルギーをもてない人が多いのでしょうね。あるいは人間関係を回復させた成功体験を持つ人が少なくなったのでしょうね。でも泣き言を言っていては何も変わりません。自分からまず行動する勇気が必要です。その一歩の勇気でそれ以降の光景が良き方向にガラッと一転するのです。問題は立ちすくんだり逃げるのではなくて、走りながら考えて解決する、それが人の生きる道だと思います。
とにかく時代のゆがみ、そして過去にとらわれて落ち込んでいる人があまりにも多すぎる。だから元気のよい人がとにかく明るく温かい社会を作って、そこにみんなを誘って集めていかなければなりませんね。
いろいろこれからやるべきことを考えていると途方もない道のりに思えてくることがあります。でも、毎日を充実させて生きていると、実は自然にその道のりをどんどん歩いていることになるのです。だからふと気がついて後ろを振り返ってみると、あぁ、もうこんなに路を歩いてきたか、あるいはあぁ、もう峠を越えたかと気がつくことが多々あるのです。
どうぞ某さんもお元気にお過ごしください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年7月24日 (金) 07時32分
今の世の中は金主主義になってしまっています。
過労死だけでなく、うつ病からくる自殺者もこれほど多くなってくると、やはり何か違うのではないかと思います。金のために死んでは本末転倒もいいところでしょう。
参考になるかはわかりませんが、以下のサイトで面白いことが書かれております。
http://www.the-seven-seals.jp/economy/mysurvival.htm
これは私の考えなんですが、「労働が苦役」であるという観念は、実は西洋が発祥ではないかと思います。いかにこの苦役から逃れるか。
実際、聖書などを見ても、はじめ人間は楽園に住んでいたが、間違い(果実を食べた)を犯したことにより追放され、人は労働しなければならなくなったとありますから、労働を神事とする日本人とは異なり、彼らは労働を「苦役」ととらえている節がある。だから奴隷を作りたがる。それを正当化するための手段が、現在では「貨幣経済」なのでしょう。昔は「階級」などがそれにあたっていたのかもしれないですが。
実際、アメリカ人が憧れとするライフプランは、さっさとリタイヤして悠々自適な生活を送ることだそうです。要するに、彼らにとっては「労働は苦役」だから、早くそこから逃るためには、金がいる(昔は権力)。こんなところでしょう。
とはいえ、確かに現代社会は過剰労働のきらいがあります。徹夜して寝ないで仕事をするとか、こんな状態がいつまでも続けば、さすがに労働も「苦役」だと感じられることでしょう。
例えば、一日の労働時間も本来ならば2,3時間くらいで十分ではないかと思います。また、世界中の富を再分配すれば、一人当たり10億円(だったかな?)くらいいきわたるともいわれております。すなわち、適正に再分配が可能であれば、そもそもこれほど、それこそ「苦役」と感じられるくらいの時間働かずとも、もう十分やっていけるはずなんです。
上記のサイトでは、ロボットを労働現場に生かせないかといろいろと思案しているようですが、人に危険が及ぶ重労働や長時間労働は、こういったロボットに任せて、人間は、おそらく創造性を持たないロボットには困難であろう「管理の仕事」や「農作業」など、自然にかかわる仕事に従事すればよい。また、一人当たりの責任の度合いも何から何までただひとりの管理者任せではなく、ある程度分散させればよいと思います。
最近発売された「自分はプレアデス星にいってきた」とかいう本もハローワークの帰りに少し立ち読みして(まあ、たぶんこの手の本はほとんどが前に書いた人のものを真似ていることが多いので、内容を信じているわけではないが)、ただ、理想としてはおそらく人類が今後目指していく未来の姿には近いのではないかと思っております。
投稿: +9 | 2009年7月26日 (日) 20時08分
+9さん、こんにちは。いつもありがとうございました。まことにおっしゃるとおりと思います。でもこれも世の中が良くなりつつあるために起きている現象だと思います。人の能力は無限です。それをいかに上手に引き出すかもまた人の能力であり、社会の力でもあります。今という時代は時代がきわまりすぎて、余りにも人の能力、自然の持っている力を無駄にしているのだと思います。ですからこれがもっと相乗効果を高めていけば、もっと少ない時間働いて、もっとたくさんの付加価値を生み出すことができるでしょう。
さらにここで世の中はもう一度、天と人がしっかりまつりあわないとならない時代を迎えます。これがなかなか骨の折れる転換で、理性と不安で身動きのつかなくなった人達をいかにアセンションさせるかが勝負どころです。天は一人でも多くの人を救いたいはずですから、決して後ろを振り向かずに、自分の周りに既に存在する良き縁をたどって、どんどん進んでいけばよいのです。
とにかく21世紀は20世紀とはだいぶライフスタイルが違ってくると私も思います。過去にとらわれず、シンプルに勇気を持って21世紀らしいライフスタイルに移行することが最も賢明ですね。最近、改めて再会する人が本当に増えてきたのです。みんな、地獄の苦労を味わい、そこからしっかり光明を見出しておられます。幸せは不幸の顔をしてくるといいますが、本当にそうですね。ですから目の前の不幸に悲観せずに、なぜ不幸を味わうのか、それをわが身に照らしてよく反省して、気持ちと行動を改めていくと、気がついたときには幸せを感じるようになっています。あるいはそこまでの元気すら失ったときには、一度流されるだけ流されてみればよいと思います。流されるというのは、天が無理矢理に人を動かしているという意味でもありますからね。そして漂流が止まったところでもう一度態勢を立て直して、前進していけばよいのです。
そしてやはり、何をするかよりも誰と生きるかですね、21世紀は。自分が一緒に働きたいと思える人と働けることが一番幸せなことであり、それはほんの少しの勇気でできることですからね。多くの人達が不本意な仕事をしている今の世の中、自ら行動することで自分の人生を立て直すことが最も幸せなことなのでしょう。
どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年7月26日 (日) 21時58分