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2009年7月14日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2009年7月14日 これから民主党政権ができる

これから民主党政権ができる

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コメント

 都議会選挙で民主党への政権交代が決定的になった感じがします。政権交代した後、年金資金がどの程度毀損されずに残っているのか、米国債をどれだけ大量に購入しているのかに注目しています。本当のことが公表されれば、蜂の巣をつつくような騒ぎになるのではないでしょうか。
 世界も株価同時暴落の様相を呈していて、藤原様の予想に近づいています。 イギリスも中央銀行が、これ以上の英国債の購入を控えるというニュースもはいってきています。 指標や決算の粉飾に次ぐ粉飾で、暴落のエネルギーは昨年のリーマンショックより大きなものになる可能性があります。

 イギリスの崩壊に始まり、アメリカの大混乱、東欧諸国の危機、中国バブルの崩壊と連鎖的に起きるんですね。いよいよ我々は、大激流の中に突入するみたいですが、大戦争が起こらないことを願うばかりです。

ありがとうございました。

投稿: うだうだ | 2009年7月14日 (火) 18時43分

うだうださん、こんにちは。いつもありがとうございます。まことにおっしゃるとおりですね。自民党は選対委員長の辞意表明でガタガタしていますね。本当に終わりですね。自民党の人たちもこれから自分が何をやってこの乱世の向こう側に行くか、誰と一緒に生きていくか、一度原点に戻って冷静に考えるべきです。目の前の喧嘩や過去のいきさつに囚われているから本来の針路が見えないのですね。世の中、右も左も前も後ろもそんな人だらけですね(笑)。一歩を踏み出す勇気が誰にも必要なのでしょう。どうぞ引続きご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月14日 (火) 21時14分

 過去ですか……。

 今にして思えば、私も過去にとらわれすぎていたようです。特に中学生時代、どちらかといえばいじめられる方にあった私は、まあその時の過去と決別できずに今まで来たから、人と接するのを恐れていたのかもしれないですね。

 まだ求職活動中ですが(今月で2回も面接しました。どちらも不合格)、その時に、ハローワークの近くを歩いている時に年配の方に「若いの」と声をかけられてちょっとした世間話をしたのですが、意外に楽しいものですね、こういった何げないやり取りであっても。今の世の中、こういったごく簡単なことさえだんだん軽視されているような気がします。

 民主党も、まあ政権交代確実ですね。新たなる時代の幕開けでしょう。前途多難ではありますが、「なせばなる、なさねばならぬ、何事も」の精神で(昔の人は本当にいい言葉を残したもんだ、まさに温故知新)行かなければならないようですね。

投稿: +9 | 2009年7月14日 (火) 21時43分

+9さん、こんにちは。いつもありがとうございます。みんなそれぞれにいろいろな過去を背負っているわけですが、これから先、世が改まりますから、マイナスの過去は自分で吹っ切って、明るく温かく元気に生きていくべきです。それは乱世でしかできないことでもあります。

お仕事本当に大変で頭が下がります。良きご縁ができれば道が開けますのでご縁を大事にされてください。おっしゃるとおり、一期一会の出会いを楽しむということを、最近はやらなくなりましたね。是非復活させねばなりません。

民主党の責任は非常に重大です。しっかりやってもらうしかありません。+9さんもどうぞ引続きお元気にご活躍下さい。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月14日 (火) 22時24分

藤原先生
毎週欠かさず拝聴しています。
藤原先生は米国経済は既に破綻していると以前から主張されていますが、NESARAでは無いのですが、FRBが過去違法に貯めていたものを米国民に分配することになったらどうでしょうか?
フルフォード氏の情報を聞く限りその可能性は0ではなく、さらに米国の持つ秘密技術の公開があれば、米国の復活は容易と思われます。
結局日本だけが、金も人も回らず次の時代から取り残される状況となる。
その様な気がしていますが如何でしょうか?

投稿: 大橋@静岡 | 2009年7月15日 (水) 20時35分

大橋@静岡 さん、こんにちは。いつもありがとうございます。さて、どうでしょうか。米国は上から下まで、表も裏もスッカラカンだと思います。何というか、手品でも隠し金でも、お金があるときの雰囲気というのはある種の余裕として見えてきますからね。でもそれがもう米国は消えているように見えます。欧州は最後の軍資金がまだ残っているように見えます。米国に続いて欧州もひっくり返ると日本も文字通りの右往左往ですね。でもそれで連中の世界支配が終れば、あとは立て直しですから、実は日本の時代になるような感じがしています。いずれにしろ頑張って新しい時代を創るしかありませんね。私もできることは全部やろうと思っています。最近は昔に比べて年を取ったなと感じることが増えてきましたが、贅沢は言ってられません。どうぞますますご活躍ください。ありがとうございます。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月15日 (水) 23時04分

こんにちは藤原様、覇権って何でしょうか??

米中共倒れ、その後日本の時代が来る。と今現在は実感がもてないですが、1980年代のTVドラマは面白い。日本が妙な介入無しに輝いていた時代だと思います。(探偵物語。ユーチューブで見られます)

この時代のドラマの再放送は無理なのでしょうね。妙な権利が確立して身動きが取れないのでしょう。ここ数日は暇な時間に見ています。この時代はテレビも大人と子供で分け合っていたような感じですね。

適材適所を以心伝心で行っていたのか?摺り合わせが大人と子供で出来ていたというか?何か落ち着く場所が在った感じがします。

田圃や畑も里山という緩衝地帯というか境界という様な場所が無くなって野生動物が町中を駆け回ったり、渋谷駅で猿と追いかけっこしたり?

自然の法則では境界、物と物の境目の始末の付け方で全く違う現象が現れます。エンジンオイルは界面潤滑剤。と言う言い方をすれば理解して頂けるでしょうか?他にも超撥水とかの現象もあります。

ヨーロッパは自然に生かされる共生すると言う考えは最近始まったようですね。山の木は切るだけ切って禿げ山が観光名所になっていたり?人間が中心の考え方しか無いように感じます。

錬金術から発展した科学や考え方は非常によい物ですが、日本は突然の閃きの様に世界初の発明をする国なので非常に不思議です。(自然に従う思想的な物を感じます)

縄文時代から栗を栽培して近隣と交易をしていた国と、最近になってエコロジーとかロハスとか言い出した所と比較しても意味がない?戦前の庶民感覚を思い出せばロハスがDNAに刻み込まれている地域住民が住む国が日本ではないでしょうか?

覇権って何なのか?よく解りませんがアメリカに好き勝手された前の時代感覚(江戸時代かな?)を呼び覚ませば日本の時代(弥勒の世)が来るのでしょう。

自分の体で感じ、自分の頭で考える事は何をするにも非常に重要です。考えすぎても仕方がないので自分の頭で考えて方向性が見えてきたら行動すれば何とか成る物だと思います。

余談ですが、水道を止められました。停止案内に東京都水道局の公印が無かったので、イタズラと判断し元栓を開けて水を使っております。集金システムの出来が悪いので半年ほど前の振り込みが無かっただけで(その後は払っている)水道が止められます。

これなどは役人が自分の頭で考えていない非常に解りやすい話だと思います。

今は元栓に鍵付きの蓋が掛けられていますが、何故か水道は使えます(笑)あの鍵に接着剤を流し込み料金を支払ったら?どうなるのかな??

来週は地獄への招待イベント。皆既日食ですね。

投稿: kazu | 2009年7月16日 (木) 00時56分

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

覇権というのは簡単に言えば、強いやつが何でもやり放題という意味です。強者が弱者を服従させることですね。そもそもそういう仕組みがこれからの世の中では成り立たなくなっていきますから、確かに良く見ていると今まで覇権を駆使していた国や企業や政党や組織や宗教団体が、どんどん内部崩壊を広げています。同時に今まで覇権を頼りにしていたところは全部やり直しになります。それはまたそれで大変ではありますが、末が明るい話です。

境界のお話もおもしろいですね。勉強させていただきます。

いろいろと戦いもしておられるようで(笑)。どうぞ引き続きお元気にご活躍ください。

ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月16日 (木) 11時07分

こんにちは藤原様、覇権の解釈をありがとう御座います。

藤原さんが言われるような意味で覇権が日本に転がり込んでくるとはチョット無理じゃないかな?日本の良さに気が付く外国人が増えて注目される様になると思います。

言葉は同じでもイメージは人それぞれ違いますから大変であったり面白かったりもするのでしょうが。

境界の話は日頃感じている事で化学をもっと勉強しておけば良かったと後悔しています。世の中には凄い人が居るもので日本の科学者は優秀ですよ。

http://sites.google.com/site/profkawata/

この方の発明は凄い。物理現象としては戦前に発見されていて誰も実用化出来なかった物を研究材料にして生きた細胞を生きた状態で見る事の出来る装置を開発されています。

私は「できないこと」をやろうとします。できることをやるのは面白くないのです。皆ができないと思うことをやるのが、科学者です。(河田聡)

この生き様を目指していますが、個人事業主では辛い物がありますね(笑

「境界」が宗教の雰囲気を纏うと「結界」に成るのかな?と思っています。科学と宗教は近い位置にいるのか??

人間の扱える科学の領域は自然の中の1割ほどだと思っています。DNAは操作出来ても細胞1個も作れない。そこが人間の限界でしょう後は霊界なのか神の世界なのか?人知の及ばない世界があるのでしょう。

投稿: kazu | 2009年7月16日 (木) 21時56分

kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

はい、日本の時代は決して日本の覇権の時代ではないと思います。もっと別の精神的なものなのでしょう。

境界の話は面白いですね。生死の境界など、常に人々の関心が集まるところです。

どうぞ引続きご活躍下さい。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月16日 (木) 23時07分

藤原先生、いつも放送を有難うございます。毎週、放送とともにこの乱世を生きさせていただいています。
さて、先日歯医者さんでの待合室で読んだ週刊誌の中に、「もう始まっている、民主党政権銘柄」ということで、農業関連の井関農機とかクボタとかが出ていました。農業において最低所得を補償しようという政策のためでしょうか。(最初の大規模な開墾のためかと思いましたが、、(笑)
それで一つ質問があります。それは、今、巨大な機関になっているJAについてです。その上の全農、また国内最大規模の金融機関の農林中金など、この巨大な組織の中身は本当はどうなっているのでしょうか?
たしか以前の長岡での講演記録の中では、上場していればとっくにつぶれている巨大組織ともあったように思います。こういう巨大組織の会計監査というのは、公認会計士による監査はされなくてもよい現状になっているようですが、長く続けば、いろいろと弊害も出てきて、日本の農業についての根本の精神とも遠くはなれたものになっているのでは、、と思われます。
政府がしなくとも、専用の銀行がついているのに、農業分野への投資というより、昨年表に出てきたように、米国のサブプライム関連の巨大な損失ばかりが目についた私です。藤原先生が言われるような、農業分野への投資も、高い志でもってやろうと思えばいくらでもできるのでは、、と思うのですが、、。石破大臣が方向転換して農業に意欲的に見えたことだけはよかったと思うのですが、、今後のこの巨大な組織やJAのゆくえについてのご意見をお願いいたします。

投稿: 職人K | 2009年7月17日 (金) 13時06分

 中国経済が世界2位はほぼ確実というニュースが出ていた(gooで)らしいですが、本当のところ、どうなんでしょうね。

 まあ、真実であったにせよ、それはウィグルやチベットを犠牲にした「血塗られたもの」であることに変わりないですけどね。

投稿: +9 | 2009年7月17日 (金) 20時01分

職人Kさん、+9さん、こんにちは。いつもありがとうございます。

農業ですが、日本はさまざまな事情から第一次産業を抜本的に立て直さなければなりません。ですから根本的に姿が変わると思います。これで政権が変わり、既得権益の膿が出てくればあとは立て直すだけですから、それなりに動きは加速してくるだろうと思います。もうここ数年で急激に耕作放棄地が増えそうですし、農協も既存の農業も限界に追い込まれるだろうと思います。まさに農業ビックバンという形で新しい21世紀にふさわしい多目的で高品質な農業を再スタートさせなければなりませんね。それには全国から人を集めて行動していかなければなりません。そのリーダーシップがどれぐらい早急に東京で確立できるかだと思います。それさえできれば日本は再び第一次産業も強い国に生まれ変わるでしょう。

中国ですが、ITバブル崩壊後の中国は共産党が経済を直接動かしています。ですからそこらじゅう嘘だらけだと思います。ただ、規模が大きくなったことだけは確かでしょうから、さて、そのでかい経済を米国への輸出なしにどうやってするのか、世界一のドルの外貨準備を目減りするのにどう対処するのか、興味深いことばかりです。弾圧ばかりやって体制を守ろうとすればより激しい反抗が起きるだけです。それをどうやってあの若い共産党幹部がなだめられるのか。なかなか難しいことばかりで、私は中国の未来については相当悲観的です。

とにかく走りながら考えるべきことが本当に多そうですね。どうぞ引き続きご活躍ください。

ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月17日 (金) 23時02分

民主党に政権が移ることに期待してはいてもさてどうかな
ヤマタのおろち伝説をふと想います。顔がすこし変わっていても
首から下は同じ、だってそうでしょははは
ああだこうだやって時間つぶして税金つぶして....。
あの人たちを手の上で動かしている役人はこんなゲ-ムはおもろいでしょう
言われるように一歩も二歩も先をどうするかですね
今の国会議員解散でなく解雇したらいいですね
意欲ある若者と総入れ替え...。
竹は60年で枯れます原因はいろいろありますが根っこがからまってどうにもならなくなる、役所役人も自滅する秋がきますね
日本にもオバマさんみたいな人いますよね
だれかな、そろそろお出ましになりませんか

投稿: 杉原大路 | 2009年7月18日 (土) 06時27分

杉原大路さん、こんにちは。いつもありがとうございます。自民党はもう終わりでしょうが、民主党のことも、そうですね。本当にしっかりしてもらわないと国民の失望は相当大きくなりますね。実際に中にはいろんな人がいますからね。自民党より右寄りの人もいますからね。

何か政治家のほとんどは見ている場所があまりにも小さくて自分に近いところばかりなのです。よほど政治家として生計を立てるのが大変なのでしょうかね。とにかく卑近なことに忙殺されてとても天下国家の心配など本気でできるかというような人が増えましたね。結果的におっしゃるようにこれから激しい危機が襲ってくるとたまげて逃げ出す政治家も増えてくるでしょうね。二転三転のドラマが政治ではこれから本格化しそうです。

米国の大統領を見ていると、とにかくチームで政治をするのがとても上手ですね。オバマもそれを支えるチームがしっかりしています。日本は一人で選挙に勝って一人で政治をするからダメなんでしょうね。政治は政治家だけではできないのですから、いろいろな人を集めたチームを作ることができないとダメですね。

そういう意味では小泉竹中時代は悪魔のチームというか、日本占領チームが官民・政財官マスコミに幅広くできていましたね。そのうちその名簿でも誰か公開したらいいと思いますがね。誰が自らの意思で売国奴を進んで買って出たか。だいたいそういうところに選ばれるのは卑屈な人間なのですよ。卑屈でみんなから相手にされないやつに限ってそういう悪魔のチームに誘われて、本人も今までの恨みがありますから乗っかるのですね。こういう組織転覆の人選方法は武力闘争時代の共産党のやりかたそのものですね。だから本当に新保守主義・新自由主義者のやったことと武力闘争時代の共産党のやったことはよく似ているのです。両方ともとにかく破壊をしたかったのですね。ここですべての実態を暴露しないと時代が前に進みませんね。

こういう悪魔のチームではなくて、今度はまともなチームを作らないといけませんね。その真ん中でリーダーシップを発揮する人が大事になりますね。さて、誰がどんな形で出てくるのか、私も楽しみです。

どうぞ引き続きご活躍ください。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月18日 (土) 08時16分

 藤原様 いつも貴重な本音を感謝しています。
 先生の本音を拝聴して思い出したことがあります。
 かつてヨーロッパが経済圏を計画し統一通貨を作ろうとした時、『ヨーロッパの要塞化』とマスコミは大騒ぎをしました。当時、私は何のことか分からなかったが、多分、今日のことを予測して計画したのではなかったでしょうか?(マスコミも完全には理解していなかったと思う)世界的な批判のため要塞化は中途半端に終わったかに見えましたが、しかし、もしかしたらその理念は巧妙に隠されていて、いざと言う時に出てくるかもしれません。つまり、これからの動乱期に、まるで嵐の中から現れるゴジラのように。なにしろ世界のシステムを作り出した国々ですからね。

投稿: みかんちゃん | 2009年7月18日 (土) 08時40分

藤原先生、農業についてのお話、有難うございました。
今日も、トヨタが、イオンが、、と大企業の農業進出のニュースが報じられています。大量のリストラで失業者を出すよりは、民間の経営力や運営ノウハウを生かして、それはそれで良いことなのかな、、と思います。また今後、国家戦略として、東京に本部を置いた農業プロジェクトがどのようになっていくのかは、ちょっと私には想像もできません。
米国のオバマチームのように、強いリーダーのもとに、高い志を持ったそれぞれの分野のスペシャリストを結集しないといけないと思います。日本の政治では、本当にそういうすぐれたシンクタンクの軍師を持たない政治家ばかりのような気がします。
たとえば農業分野などなら、日本の食について誇りを持っている、小泉武夫氏などに参加してもらうとかとか、素人の私は考えたりしますが、そんなことはあまりないようです。
昔、小泉氏時代には、医療看護界出身の女性の法務大臣就任には全く驚きました。国民の一人として全く愚かな政治を見る思いでした。

投稿: 職人K | 2009年7月18日 (土) 10時49分

みかんちゃんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。欧州としては米ソに対抗して戦後ずっと欧州統合を進めてきたわけですが、結果的に米ソが共に崩れる形になって、さてこれからどうしようかというところでしょう。連中はもはや金も武力もないので、ルールで世界を統治しようとしています。しかし金と武力がなければルールが破られたときに統治が破綻してしまいます。今のところそれを繕う手段は持っていないのではないかと思います。どうも私はこの2年ぐらいの動きを見ていて、これは欧州も世界統治に失敗するなという感覚がするのです。その直接のきっかけはまだよくわからないのですが・・・。

職人Kさん、こんにちは。いつもありがとうございます。大企業の農業進出ですが、果たして成就するのかどうか、私はまだ半信半疑です。やはりトヨタやイオンの企業文化では人も農作物も本当に安心に安全に育てることはできないのではないかと思うのです。確かに技術はあるでしょうが、果たして技術で乗り越えられる問題なのか、私は半信半疑なのです。政府にシンクタンクがないというはまさにそのとおりです。昔は霞ヶ関がシンクタンクだったのですが、今ではそんな感じもありません。失業予備軍としての公務員の強制収容所と化しつつあるのではないでしょうか。公務員でも霞ヶ関ではなくて現場いにいる人はまだまだしっかりしていますね。やはり永田町と霞ヶ関の空間が歪んでいて、ここに来る人はみんな歪んでしまい、そしてこの歪んだ空間が好きな人が長居をしてますます歪みを大きくしているように見えます。さてさて、この立直しは容易ではありませんね。

どうぞみなさん、引き続きご活躍ください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月18日 (土) 13時49分

先生、こんにちは。
前のコメントで、「新保守主義・新自由主義者のやったことと武力闘争時代の共産党のやったことはよく似ているのです」とありますが、ほんとにそう思います。
 例えば、東京の副知事をやっている猪瀬という作家がいますが、この人は信州大学全共闘議長をつとめた元共産党員です(Wikipedia)。小泉時代に道路公団の民営化等を推進してましたが、高速道路が一律1000円にしているのをみると、道路公団が赤字を垂れ流していたというこの人の主張が本当なのか、かなり疑わしいです。おそらくこれも外資に利権を横流しするためでしょう。
 横浜の中田市長、この人は民主党で、感じがよさそうなんですが、バリバリの小泉一派ですよね。こないだの郵政選挙のときに、小泉と一緒に仲良く映っていて、しかも自民党の議員を応援している写真を見て、あれ~と思いました(`ε´)。小泉一派であることを横浜市民でも知らない人が多いんですよ。民主党だからといって、安心できないですね。
 このような小泉竹中一派は、まだまだ政財界、マスコミ、官僚、評論家などとして日本の社会に残存していて、一見善良な顔をしつつ、本性は、日本の優秀だったシステムを破壊するウィルスと同じだと思うのです。やはり、インターネットで情報を共有しながら、ウィルスバスターで、日本社会に生息するウィルスを根こそぎ駆除するという作業をこれから行う必要があると思います。そうすれば、強い日本が復活して景気もよくなると思うのですが・・・

投稿: kamekameha | 2009年7月18日 (土) 17時00分

kamekamehaさん、こんにちは。いつもありがとうございます。まさにおっしゃるとおりで、これからどこまで大掃除ができるかですね。何せ連中が人々が途端の苦しみを味わうと喜びますからね、どうしようもありません。一掃するしかありません。どんどん失業問題が深刻になってきています。一刻の猶予もならないと思います。とにかく明るく温かいリーダーシップを確立するしかありません。何かに執着すると必ずそこから妖怪が付け込んで来ます。妖怪に漬け込まれない人をリーダーに据えなければなりません。なかなか大変です。がんばるしかないですね。どうぞ引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月18日 (土) 20時37分

自民党はダメダメですが、マスコミと一緒になって、民主党への流れを作るのは大変気持ちが悪いです。マスコミ、朝鮮総連、日教組、暴力団、こういった輩が支持する政党が民主党です。党首はフリーメーソン員です。

キツネやタヌキじみた人たち、しっぽを隠した人たちが、寄ってたかって、四方八方から、日本に攻め入っている最中のように、わたしには感じられます。

はたして、民主党は、そんなに、まともな集団でしょうか?

心ある方は、騙されないでいただきたいものです。

投稿: poti | 2009年7月19日 (日) 07時56分

連投すみません。

わたしには、現在の状況が、小泉劇場と大差無いように思われます。

いずれにせよ、いよいよ正念場なようです。

投稿: poti | 2009年7月19日 (日) 08時07分

potiさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりかと思います。ここは民主党が相当効果的な政治をしないと、国民の失望は相当なものになります。

ひとつには欧州の問題です。ここで米国が倒れますから米国流の世界支配は金融でも安全保障でも終わりです。しかし欧州はルールで世界を縛っています。民主主義でも人権でも移民でも皇室でもISOでも国際会計基準でも国連の運営でも欧州が世界に広めていって、結局世界を欧州の奴隷にし続けようとしているわけです。あるいは近隣諸国を互いに離反させたり、国内に相互に離反する勢力を作ったりして国の勢力をそぎ、結果的に欧州に対抗する勢力ができないようにしています。連中の仕組みはとても陰険で激しい裏表があり、しかもすごく長い時間をかけて成果を求めますから、まず大抵は連中の術中にはまってしまうわけです。でも逆から言えばそこまでして世界に秩序をもたらそうと考えているのは米国と欧州ぐらいなものですから、連中の悪だくみがわかっていても、他に依って立つ秩序がないものだからそれに従っているという部分があります。でも、最近はそれぞれの国で違和感が出てきているのではないでしょうか。日本も最近は非常に違和感が目立つ状況になってきていて、おそらく民主党が一番大変な状態に追い込まれるのは欧州発の国際ルールと称するものと国民感情が合わない問題でどうするかということだと思います。

しかし同時に欧州のそういうルールによる支配もこれが最後かもしれないのです。前にも書きましたようにルールを貫徹させるために欧州は米国を利用してきました。やはり金と暴力がないとルールの貫徹は不可能ですからね。そうすると欧州こそこれから世界大混乱の中で応仁の乱以降の室町幕府のようになって、そこにあるのだけれども世界中誰も大して気にしないという状態になるのではないでしょうか。その直接の引き金は今回の金融危機による欧州のマネーの破綻というよりもそれが引き起こす欧州内部での政治の混乱と極右の台頭による統一欧州の亀裂、あるいは戦争、移民や貧富の格差がもたらす内乱などが考えられます。

最終的に日本人がこれはすばらしい政治だと思える政治が実現するためには、何らかの理由で今の欧州によるルールによる支配も終わりにならなければならないと思います。逆にそうなると日本は全部ゼロからすべてを作り直す必要に迫られますから、今度は相当な見識と行動力が必要になってくるでしょう。

いつも外圧頼みの日本ですが、今回もこれから来年にかけての世界情勢、特に第3回目の金融ショックとそれが引き起こす内外の変化の中で最終的に欧州がどうなるかを見極められれば日本の未来も見えてくると思います。

ま、とにかく今回は政権交代を求める声が強いわけですから政権交代していただき、そこで今まで隠されていた真実をすべて明らかにして二度と時代が元に戻らないようにしてもらう、この第一歩を民主党は確実に行うべきですね。そうこうしている間に金融危機第3弾が来るでしょうから、その混乱と財政破綻、そして巨大な倒産失業の大波を乗り越えなければならなくなります。そこで欧州ももはやお手上げということになれば日本は腹をくくって自分の道を作る必要があります。

どこまで今度生まれる政権が行動できるかわかりませんが、とにかく政権を取る以上は先の先まで考えた長期政権になるように計画し行動していただいて、国民の求心力を高める必要があります。国民の求心力が高まってきて未来に対する展望が開け、やる気が出てくれば、ウイルスのような外国勢力はいたたまれなくなって外に出て行ってしまいます。これを水際作戦だとか小ざかしいルールで排除しようとするからかえって感染が広がるのですね。日本と日本人の気持ちを健康体に戻すこと、そのためにはまず隠れていた問題を全部表に出し、未来を創るためにみんながそうだ!、と思うことを試行錯誤的にどんどんやっていって、日本人の気持ちに希望の光をともすこと、それしかありません。民主党には期待したいと思っています。

それからマスコミですが、この人達は昔も今も要注意ですね。聞いた話ですが、マスゾエ氏が首相になろうとしていましたね。ところがこの人、ずいぶんたくさんスキャンダルがあるようで、マスコミは片方でスキャンダルをしっかり集めておいて、もう片方で首相に押し上げようとしていました。首相に持ち上げて稼ぎ、スキャンダルで潰して稼ぎ・・・。マスコミは昔も今も要注意です。

ちょうど今、幸福実現党の宣伝カーが通り過ぎました。北朝鮮から国を守る政党ですと言っていますね。何を言っているのですかね。核攻撃に全国民が耐えられる防空壕がないのにいきなり北朝鮮に敵地攻撃などして御覧なさい。日本はあっという間に焦土と化して日本人は全滅してしまう可能性があります。私は安倍だとかそれに連なる右翼だの、大川の右翼党だの、こいつらこそ日本を破壊しようと送り込まれたエージェントではないかと思います。北朝鮮はあの米国や中国ですら武力攻撃では落ちないと判断した国です。今は隠忍自重して時節を待って対処する以外に方法がないのです。

考えてもみてください。中国はウイグルもチベットも台湾も同化させつつありますね。でもなぜ朝鮮族は同化させないのでしょうか。中国の北朝鮮国境付近に250万人ぐらいいます。すべてを漢民族に同化させようとしている中国がなぜ朝鮮族だけは同化させようとしないのか、なぜウイグルやチベットで行ったような大弾圧や、台湾でやっているような経済を使った同化をやらないのか。答えは不可能だからです。それぐらい朝鮮族には中国は手を焼いているのです。ですからいわんやその先にある北朝鮮をや、です。

どうぞ引き続きご活躍ください。ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月19日 (日) 09時41分

たびたび投稿させてもらって申し訳ありません。
先生の、トヨタなど農業進出についてのご意見、有難うございました。それを聞いて何かホッと安心しました。
私も正直言って、かなり疑わしく感じていました。なぜって、クルマから農産物に商品が変わっただけで、技術は高いかもしれないけれど、ココロが無いように感じられるからです。
米国のゴールドマンサックスは今回高収益になったら、
またかつてと同様、高ボーナスだったらしいですが、今回の事態を経験していながら、またかつてと同じくりかえしならあきれてしまいます。米国はそうなのでしょうが、日本人なら、そうであってはならないと思います。
今こそ、かつての日本人の精神を思い出して、企業も個人も、今回の事態をチャンスとして、変わらなければならないと思っています。
私のところも輸出型製造業で深刻な状況ですが、その成り行きも、天の意思によるものかと、、この機会に、二宮尊徳や、足るを知るというかつての精神を思いおこしていかねばと思っているところです。ポロは着ててもココロの錦、という言葉が昔ありました。ここへコメントを入れてらっしゃる方もいろいろ苦労されながらも高潔な精神の持ち主の方ばかりだな、と感心しています。
今後ともいろいろと御指導よろしくお願いします。

投稿: 職人K | 2009年7月19日 (日) 09時59分

職人Kさん、こんにちは。いつもありがとうございます。おっしゃるとおりで、ここは貿易依存、大量生産・大量消費の産業構造を内需中心の高付加価値型に転換するのと同時に価値観の転換でもありますから、ちょっと時間がかかりますし、大胆に発想と行動を転換させないと未来が見えてきません。私も今までいろいろな人を見てきましたが、いよいよ各分野で本物が出てきていますね。この掲示板にいらっしゃる方も本当にレベルが高いですね。これから世の中がうなりながら変わっていく中でどうやってすばらしい日本を創るかですね。がんばってまいりましょう。どうぞますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年7月19日 (日) 10時07分

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