藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2009年5月12日 大失業時代を乗り切る
大失業時代を乗り切る
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大失業時代を乗り切る
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コメント
私も4/20に失業しました。
私が勤めていた会社は除雪と車、重機の整備、土木の仕事をやっていたのですが、今年は残念ながら雪がほとんど降らず(除排雪の売り上げが去年よりも1,850万円も下がっている)、市や県からの工事も減り、やむなく人員削減ということになりました。しかし、恨んではおりません。
私の会社は良くも悪くも家族主義でした。だから、「3丁目の夕日」のような雰囲気が多分に残っていたし、自閉症の私でも、仲間として受け入れてくれていたわけで、むしろ感謝しているし、会社が苦しいというやむをえない事情もわかります。むしろ、私はこの会社で「社会の基礎を学ばせてもらった」と思っております。
代表者も、今までは息子の社長だったのが、また会長に戻り(会長が、担保となる土地などを持っているため、いざという時に銀行からの融資を受けられるようにするため)、ほかの社員も月給制だったのが、日給制にされて規模も縮小せざるを得なくなったようです。
ですが、私はまだあきらめたわけではありません。6月で30になりますが、藤原先生のおっしゃる次の時代のためにも、何が何でも仕事を探し、生き延びていくつもりです。
また余裕があるときには、コメントをさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。私の書きこむ内容など、たかが知れているとは思いますが、どうかよろしくお願い申し上げます。
投稿: +9 | 2009年5月12日 (火) 18時25分
+9さん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、それは大変なことでした。もう本当に乱世ですね。経営者の才覚ひとつで本当に多くの人の運命が左右されますね。どうぞいろいろな可能性を探して前に進んでいかれてください。世の中は乱れていますが、基本的には明るく温かい世の中になろうとして、今までの古い構造が崩壊しつつあるのです。ですから自分自身を高めるように生きていかないと、いくら努力してもまったく報われない結果になってしまいます。どうぞいつでも書き込みをしてください。ますますのご活躍をお祈りしております。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月12日 (火) 19時13分
拝啓 藤原先生
いつも先生の番組、楽しく拝聴させて頂いております。
昨年の7月頃のNHKラジオ第1で早朝放送されている「ビジネス展望」に先生が出演された際、「これからは企業も個人も
本当にサバイバルの時代がやってまいります」というお話を聞いた際、「金融問題もひと段落したというし、変わったことを
話す方だな」(勿論、先生のことは以前から存じてはおりましたが)と思ったのですが、その後の世界の激変を目のあたりにし、先生の慧眼にはただただ驚くばかりです。
ところで、先生はよく「今後は(この危機を克服したには)素晴らしい世の中になっている」とおっしゃっていますが、何故そうなるのかが、私にはわからないのです。
というのは、無学な私がこんなことをいうのも何なのですが、資本主義にしても共産主義にしても、またこの世界の社会、経済体制の抱える矛盾は欠陥は我々人間の抱える精神的、能力的な欠陥から起因するものであり、我々人類一人一人に、神の業
ともいうべき精神革命(進化?)が同時に起こり、人類が新たなステージにでも入らない限り不可能ではないのかと思うからです。(それこそSF的世界です。)
是非、御教授下さい。
閑話休題
先生のおっしゃる「暖かい人の世の中」、私も同感です。私の67歳になる母がいるのですが、自分の母親ながら「暖かい人
とはこういう人なのかな」と帰省するたび感じております。
本人は「私は昔頭(むかしあたま、時代遅れの意)だから」といって笑ってますが、時代が一周して私の母親のような人達が
時代の最先端に来る時が来たのかもしれませんね。
投稿: モントーヤ | 2009年5月12日 (火) 21時23分
モントーヤさん、こんにちは。いつもありがとうございます。世の中は激しく動いていますね。それに対して日本政府も日本の金融経済界の首脳たちも、そしてマスコミもほとんど正視しようとしていないようですね。ですから手品でもなんでもなくて、海外のメディアを丹念に読んでいると事の次第は大変よくわかります。これから第3弾です。すごいと思いますよ。
なぜ世の中が良くなるのか、確かにそう思えるかもしれませんね。すさまじい状況ですからね。でもその答えは書き込みでおっしゃっているとおりです。今回の危機は実はとんでもなく壮大なもので、まともな人間しか生き残れません。したがって人類の事実上の足切りが行われつつあって、残った人だけがすばらしい時代に行くことができます。
しかし誤解していただきたくないのは、生き残るのは決して権力やお金や強さを持った人ではないということです。そういう尺度での足切りではなくて、精神性の高い低い、明るさ温かさの尺度で見たエネルギーの高い低いです。
こういう仕事をもう16年もやっていますと、内外問わず、この大混乱の中でどんな人が元気が出てきて、どんな人が元気がなくなっていくか、どんな人が楽しそうでどんな人が辛そうか、それがよくわかるのです。それは決してマスコミに出る華々しさではなくて、どんなに有名でお金をもって権力をもっている人でも、間近で見るともはや生きている人間とは思えないような状態になっていることがあります。そして以前の放送で言ったようにどうも地獄がなくなっているようなので、暗くて冷たい人たちはふと気がつくとこの世にどこも居場所がなくなっていて、本人が改心しない限り消滅あるのみ、という状況なのです。なるほど、これを最後の審判というのか、とつくづく思います。
ですからお母様のような方がどんどん増えてくるのがこれからの時代だと思います。結局今のこの混乱は天のシナリオどおりに世の中が明るく温かくなりつつあると同時に(これは良い意味での地球の温暖化ですね)、暗くて冷たい人たちが居座るべき地獄がどんどん消えていくので、そういう人たちがたまらなくなって慌てふためき、暴れている状況なのです。自分でその醜態に気づいて気持ちを改めればその瞬間からすばらしい21世紀が目の前に広がるのですが、そこはこれも預言どおり、そう簡単に気持ちが変わらない人が結構いるのですね。
別に足切りで何人がアウトになると最初から決まっているわけではありませんから、一人一人の努力でいくらでもみんな21世紀の良い社会に移行できるのです。しかし、縁なきところを和光同塵の考え方で救おうとか考えることは天から禁じられているようで、それはまた不思議なぐらいうまく行かないのです。要するに縁なきところはすべて天に任せよ、縁に従って声をかけ、手を引き合い、とにかく明るく温かい世界を目指して前に進め、後ろはやたらに振り向くべからず。それが天の指示なのだと感じるのです。実際にそういう生き方をしてきた人が、今どんどん元気になりつつあるのです。
こういう状況をちょっと遠目で見ているとまさに人類が新たな進化を遂げているように見えることでしょう。本当にすごい時代だなと、私も天のシナリオにただただ驚くばかりです。
どうぞこれからもますますお元気に、明るく温かくお過ごし下さい。
ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月12日 (火) 21時44分
藤原先生、こんばんは。いつも楽しい放送をありがとうございます。
私も現在、「大失業時代」の先端を走る身であります。しかしながら、私自身は「むしろ本当に自分が生きていると実感できる、本来の場所へ行くための過渡期」だと思っています。それは決して一時的な現実逃避ではなく、何かこう、魂に仄かな灯が宿っている、そんな気がしております。
「ここから先は天が目的地へ連れて行ってくれる」。それですね。私も自分で出来る事はするとして、あとは天の意志にお任せしよう、任される場所が決まったら、そこで明るく温かく、みんなと一緒に共生しながら暮らそう…と思っています。
それにしても、株価買い上げと一部マスコミやアナリストを使っての「景気間もなく回復」「これは実は、せいぜい十年に一度の不景気」といった論調を見ると、同じ人として、見ているこちらが恥ずかしくなってしまいますね。少しでも学べば、これが資本調達の為の作為であることや、そうして多少資本調達しても、波高数十メートルの津波が来るのに50cm位の土嚢を積んでいるようなものに等しい事は分ると思うのですが…(笑)。私が以前三陸を旅行した際、岩手で高さ数十メートルの防潮堤を見学した際、それでも万一それ以上の津波が来た際の防備として全住民が高台に避難する…という事を見聞きして感心しました。その百分の一でも見習ってもらえれば少しは国民も安心して暮らせるのですがね…。
私は特定の宗教を信じてはいませんが、霊の世界や神や精霊といった精神世界がキチンとあると思っています。そしてそれは、些細な教義や戒律で雁字搦めの窮屈な世界とは違う、もっと大きな、深い目で見られるような、そんな世界なのだと思っております。
今回の巨大な破綻は、物質と精神が両立する世界へのステップなのかな…と思うと、むしろ今の苦労を格好の学びの場にしたい…とさえ思えますから不思議ですね。
少し落ち着きましたら、小田原や遠山郷をきっと訪ねさせて頂きます。
また少し、勇気を頂けました。ありがとうございます。
これからも放送を楽しみにしております。
投稿: TOMO | 2009年5月12日 (火) 22時34分
連続投稿、追記で失礼致します。
+9さま。私も現在失業、求職中です。無事新天地に辿り着けるよう、一緒に泳いで行きましょう!
投稿: TOMO | 2009年5月12日 (火) 22時37分
こんにちは藤原様、何とかとハサミは使いようですが、要がガタ付いたハサミは使えませんね(笑
気を取り直して書類を書くうちに共同研究者の労務費の事を聞いたら共同研究は実質的に不可能と言い出す始末。
個人事業主で委託研究の書類が書けるとは思っていなかったようで、から返事をしていたようです。(一応、公的研究期間です)
厄人も個人としては優秀で真面目なのですが組織になると機能しないのですね。藤原さんが言われている事を実感しています。
必要な技術を供給できる所はないかとネットで検索していたら、またまた考えさせられる事が・・・
http://www.asahi-net.or.jp/~ep3n-kizm/astro/photo/making3D.htm
こう言うことをするソフトウエア技術を持っている所を捜していました。
何と、防衛省の研究論文が引っかかりました。タイトルと発表者だけの記述でしたが専門家が見れば何を開発したいのか予想が付きます。
情報公開は良いのですが、ここまで必要なのか?非常に考えさせられました。平和呆けも極みなのでしょう。
技術は使いようですので悪用した場合の話をしておきました。光学機器は本来は軍事物資なのですが日本では軽く見られていますね。
友人が日本では好きな物を作れないと中国に行って結構自由に開発していますので、羨ましく思うのですが安易に行けないな。と日頃から感じていましたので良いタイミングでした。
助成金に頼ってまで目鼻を付けなければ成らないと(勝手に)思っている技術です。量産技術も軍事転用可能なのですが・・・
日本は理系の人間が軽く扱われますのでチョット前まで週末に韓国とか中国とかにアルバイトをする技術者が沢山居たのです。
地獄が存在できない時代が来るのでしょうから戦争が起きるとは思いませんが歴史を繰り返すのならば明日戦争が起きても不思議ではありませんね。
厚生事務次官が殺害された話や中川大臣のベロベロ会見などの本当の話をしていたビデオが見られなくなりました。ネットの検閲が始まっているようです。
最近の藤原さんの話はストレートな表現が多いのでチョット気になります。
投稿: kazu | 2009年5月12日 (火) 23時00分
TOMOさん、こんにちは。いつもありがとうございます。TOMOさんも大変な時期にさしかかっておられますね。でもおっしゃるとおりで、この大変な状況から未来が創られていきます。今の時代もこれからの時代も、いつは何をするかではなくて、誰と仕事をするかということが最も大切なのです。役割は誰と仕事をするかが決まれば自然に決まるところがあります。雇うほうも雇われるほうも何をするかを先に考えるのでなかなか安定的な職場が築けないのです。どうぞ明るく温かく前進されてください。
kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、やはりなかなか厄人の壁は厚いですね。おっしゃるように国内にチャンスがないと優秀な人は外に出て行ってしまいます。今が辛抱のときかもしれません。でも逆に見れば新しいパラダイムで仕事や研究の方向と方法論を国内で見つけるときでもありますね。どうぞご活躍下さい。中東の大戦争はやはり避けがたいのかもしれませんね。イスラエルを見ているとそんな感じがします。でもそれは凝り固まった悪の巣窟を一気に突き崩す働きをします。あの極悪の塊のようなイスラエル国家の指導者たちがいよいよ居たたまれなくなってあぶりだされてきたのですね。一落千丈とは文字どおりこのことです。
情報は何でもゲリラ的に取りに行きませんとね(大笑)。モタモタしてたらみんななくなってしまいます。ご心配くださってありがとうございます。昔、小泉竹中の1兆・2兆の話をインターネットラジオで紹介したときに、インターネット上では結構騒ぎになったそうなのです。知人が大変だよと教えてくれて、確かにコメント欄にはゴロツキみたいな連中がたくさん書き込んでいたのですが、不思議なことに私自身にはこの件で電話一本も葉書一枚も手紙一枚もFAX一枚も来客の1人もありませんでした。全部、インターネット上の幻想だったのですね。
どうぞ引続きご活躍下さい。
ありがとうございます。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月13日 (水) 08時10分
藤原さん今日は
天のシナリオに任せる。いい話ですね。
本当にじたばたしても始まらない。
仕事の事、家庭の事で『あ~もう駄目だ!』という場面に何回も遭遇しましたが、不思議と何とかなっている。
しかし、渦中の時は中々そう簡単に想いを変えられないのも事実。やはり焦ります。
私事ですが、30歳ちょっと前に精神的ににっちもさっちも行かなくなり、悪戦苦闘しました。
その時の教訓は、あれこれ考えても何の解決にもならない。
行動を起こしてやるべきことやる。それ以外に解決方法無し。というのが結論でした。
それで、仮に不本意であっても、その時々の置かれた立場で一所懸命に努める。
これしかないと、以来これでずっとやってきました。
本当は、こんなに力まずにすべてを、天にお任せできれば良いのでしょうけれど、
絶対他力の世界は果てしなく遠い。
それでもこういう生き方が神の御心に叶うのかなと思っています。
投稿: Eishin | 2009年5月13日 (水) 12時15分
藤原先生、いつも放送を有難うございます。毎週、楽しみに聴かせていただいています。放送を聴いて、また一週間がんばらなくては、と思いをあらたにしています。また、皆さんのコメントを読ませていただいて、なるほど、、と感心しながら、ここで学ばさせせていただいています。江戸時代の学問の私塾のように思われます。昔、京都にあった伊藤仁斎の古義堂という私塾には、千里の道も遠からじとはるばる遠方から豆の袋をさげて百姓、町人が学ぶために通った、と聞きました。それは、生きた学問で、明日から人生がよくわかる、というものだったといいます。私はこの放送が、現代のその塾のように思えてなりません。現代は遠くにいても、インターネットというスグレモノのおかげで、私のような者でも聴かせていただいてこうやってコメントを入れさせていただくことができて有難いことだと感謝しています。先生の講義のあとで、コメントの欄を見ると、師と弟子の問答を読ませていただくことができます。
古義堂の伊藤仁斎の話は、現存している、小林秀雄の講演集で聞きましたが、文字だけより、生の肉声というのは、人間味とか、さらにいっそう多くのものが伝わってきます。小林秀雄によると、「僕は、、学問については、教師が現れないとだめだと思っているんです、、そして、必ずいつか、教師は現れると信じているんです、、」という箇所を、今、藤原先生を重ねて思い出しているところです。
日本に生まれてよかったなぁ、、とあらためて思いました。多くの人があらためてそう思えるような社会がいつか必ずきますようにと願っています。
今後とも、御指導、どうかよろしくお願い申し上げます。
投稿: 職人 | 2009年5月13日 (水) 13時12分
藤原先生、いつも放送ありがとうございます。
私も現在失業中です。
年齢的には先生に近いのですが、特段秀でた能力があるわけではないため、なかなか次の職にもありつけず、苦戦しております。
危機的状況に備えるつもりでためていた預貯金も見る見る無くなり、いよいよ自身のカウントダウンが始まった感があります。
正直追い詰められて苦しいですが、きっとこれも神様が与えてくださった天命なのだと自分自身に必死に言い聞かせています。
最近よく思うのですが、生活が困窮すること以上に辛いのは、社会にとって自分自身の存在価値が見出せなくなることです。
今更ながら、他人から必要とされることがどれほど幸せなことかと思い知らされています。
投稿: 天馬 | 2009年5月13日 (水) 16時59分
藤原様 毎週ラジオを楽しみにしています。
アメリカはシブトイですね。個人的には本来なら去年のうちにドルの切り下げや新通貨の発行もしくはデフォルトに行くと思ったのですが。腐っても弩級戦艦でしょうか。戦艦アメリカに襲い掛かる金融危機という大編隊に対してかつて無いほど猛烈な対空砲火(ドルやアメリカ国債の発行)で金融危機大編隊を打ち落とす事すらできず、魚雷、爆弾を無数に蒙り沈没寸前。
オバマさんは沈没1時間前に艦長(大統領)になったようなものでいくらオバマさんが有能でもこの状況で戦艦アメリカを母港へ連れ帰る事なんてできないでしょう。
アメリカが撃沈されれば救援に向かった護衛艦日本も沈没の巻き添えを食らう事になるんでしょうね。
レイテ沖海戦の「戦艦武蔵」の対空戦闘は凄まじいものだったそうです。今のアメリカの危機的状況を見ているようです。
参考までに
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E8%94%B5_(%E6%88%A6%E8%89%A6)
投稿: Stein | 2009年5月13日 (水) 19時24分
Eishinさん、職人さん、天馬さん、Steinさん、みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
みなさん本当にこの大変な時代にご苦労されておられますね。ぜひここを乗り切って未来を創っていただきたいと思います。
世の中はやっとここまで押し詰まったという状況です。前の放送でも述べましたように、ゴミは一度ゴミ箱に集められてから捨てられます。永田町、霞ヶ関、大手町あたりの多くの連中がゴミ箱に入り、同時にまだ未来を創れる連中はだいたいそこから脱出し終わりました。いよいよゴミ箱のゴミが捨てられるときです。
先日も霞ヶ関界隈で仕事をしている人生のベテランがつくづく言っておられました。最近の役人も政治家も経営者も、企業を盛り立てていくとか、産業を勃興させるとか、国を立ち上げるというようなことが本当にみんなわからないんだね、と。能力もないし、まずそういう言葉の意味がわかならいんだねと、あきれ返るように言っておられました。だから藤原さんが言っているような国家機能の回復は一体どうやるのと。
しかしそれは私自身がよーくわかっています。だって、同じ年代のどんな人がどんな意思をもって霞ヶ関や大手町に行ったか体験でわかっていますからね。彼らがこんな乱世を仕切ることは120%不可能です。全部連中が流されてから立て直すのです。自分から仕掛けてひっくり返したら国家転覆罪です。しかし自滅するのを待って出かけていけば何も問題はないのです。
馬鹿は死ななきゃ直らないと言います。まさに今彼らはそんな状況で。別に命がなくなるというのではなくて、組織が崩壊しないと終らないということなのです。すごいですよ、今の彼らの阿鼻叫喚は。下からヨコから上から非難轟々状態になっていて、しかもこれからますますリストラを強化しようとしていて、無数の槍や矢で立ち往生必至の状態です。そういうデタラメをやりながら今までえらそうにできたのが、できなくなったのです。お粗末な連中ですよ、本当に。
ま、命がとられるわけでもなし、畑にでも行って気分を変えてやり直したらいいですよ。人生はまだ長いですからね。
日本の一番上は今のところそんな状況です。選挙と相場の大暴落という衝撃があと何回か来れば上のほうの組織は崩壊するでしょう。そこから本当の戦国時代が始まると同時に、新しいチャンスも広がります。国家機能の再建も水面下でまだ見えない元気のよい人たちが全国から一斉に出てきてスタートするのではないかという予感があります。
とにかくすさまじく壮大な世の中のチェンジなのです。ですからどうしてもどうしても時間がかかるのです。どうぞその間元気に明るく温かく、新しい仲間を見つけて未来を模索していかれてください。
ますますのご活躍を心からお祈りしております。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月13日 (水) 23時43分