« 岩松正史の「未来を作る聴き上手」2009年5月06日 精神的な世界 | トップページ | 藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2009年5月6日 ダウンサイジングでは生き残れない »
クライスラー破綻
090506.mp3をダウンロード
投稿者 Naoya Fujiwara 時刻 17時27分 政治・経済 | 固定リンク Tweet
こんにちは藤原様、資本主義も崩壊が確定でしょうか?
資本主義は花火のように崩壊する。と何かの本で読んだな・・・と以前から思っていたら、連休中に本が出て来ました。「ラビ・バトラの大予言」藤原さんとペマ・ギャルポさんの共訳。
天の意志が無いとすれば1995年にこの様な本が出版されるのが不思議に思います。運命が決められていると言う意味ではなく、何かの人知の及ばない存在がある。
映画2001年宇宙の旅に出てくるモノリスのような物でしょうか?あの当時から西洋思想と東洋思想の逆転が始まっていたのか?
何が本当か?何てどうでも良いのですが、江戸時代の庶民の暮らしがお手本になる時代が来るのでしょうね。結構楽しい暮らしぶりのようです。
抜け殻組織の話ですが、NEDOに応募用件で個人事業主が応募できないテーマが在るのは何故か?聞いてみました。
委託研究の費用は精算払い。なので、その間の資金繰りが出来る事が重要になる。個人事業主に銀行が金を貸す金額は限られている。
研究管理を確実に行うためには、それなりの人員が必要で個人事業主に研究管理を任せるにはリスクが大きい。
50万円以上の機器類は国の所有物で、研究委託先に資産管理の遂行能力が必要となる。研究管理と同様に個人事業主に任せるにはリスクが大きい。
大きくは3つの理由だそうですが、理由を明記した書類等は存在していないそうで電話対応した担当者が日々の業務から理由と思われる事を言った様子でした。
先日、NEDOの研究採択審査員をしている大学教授と話をする機会がありました。先生曰く、トレンドキーワードを散りばめた何をしたいのか?よく解らない分厚い書類を何冊も読まなくては成らないのは苦痛だ。と一杯入った懇親会の席での会話です。
その時に自分の発明の話もしたのですが、職人や町工場の技術者は理屈が解らなくても勘で作ってしまう。理屈が解らなくても物を作ってしまう事について先生の感想は?と訪ねると
それは作る物の事が解っているから出来る事で、理屈を表現する事が苦手なだけです。とキッパリと言い切っていました。(基本原理まで遡った先生です)
立場か違っても現場は意思疎通が何とか出来るのですが、事務屋の抜け殻組織とは話が通じませんね。本当に二極化を起こしています。
生活のための絡みもあるので表立って本音を言う訳にも行かず、暗黙の了解が出来ない人は排除され・・・日本の病気でしょうか??
最近は藤原さんの話が実現するまでの時間が短くなっているように感じます。以前でしたら1~2年後の話が多かったと思います。実際に話の通りに世の中が動いています。
ですが最近は半年ていどの未来になってきたな。と強く感じます。今年のキーワードは「解」と言う話があったと思いますが今の現実ですね。
抜け殻が流されるのは9月までには起きそうですし。半年もないような気もします(その後の騒ぎもあるのでしょうが)
選挙の後は次の時代の話をしていたいですね。
委託研究は無理なのかな?今日は不貞寝してました(笑)
投稿: kazu | 2009年5月 7日 (木) 23時53分
kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
経済産業省は竹中の毒が最も強く回った役所のようですから、抜け殻以上に害な存在になっているようです。
麻生も激しい不況で解散のタイミングを逸したようです。日米共に巨額増資をしたいので意図的な株価の吊り上げ。ひどいもんですね。でも今年は総選挙もありますし、日米共に今の体制がひっくり返ると思います。
そうなったら次の時代に向けて本格的に動けますね。
どうぞ引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月 8日 (金) 07時31分
私は機械関係の設計製造の仕事を長年やっています、現場たたきあげですので、旧労働省関係の技能士通信訓練制度には、ずいぶん助けられましたが。 小泉竹中改革で廃止されてしまった事をご存知ですか。 一部の通信教育業者を利する為に、産業の根幹を担う人材育成を止めてしまったという事です。 小泉竹中自公政権の本質が判りますね。
投稿: ^m^ | 2009年5月 9日 (土) 13時04分
^m^ さん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、小泉竹中改革は現場を徹底的に軽視しましたからね。そのツケは大きなものがあります。しかしこれから世の中を立て直せるのは現場がわかった人です。どうぞこれからもますますご活躍下さい。 藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月 9日 (土) 18時01分
こんにちは藤原様、厄人との付き合い方が解りました。
昨日、中小企業診断士の方と相談しました。委託研究の進捗管理の経験もあると言う事で、審査をする側の着目点を聞いて自分の弱点がよく解りました。
結論から言うと厄人は研究成果は関係なく認可した計画が確実に実行される事しか考えていない。何もしないで前例に従っていれば格好が付く。
所が最近はイノベーションと言い出して数年経ち目立った成果が出てこなくて多少の焦りもあるようで、景気対策で使い切れない予算も通り後始末に困る有様。
審議中の補正予算が決まれば、さらなる予算余りが確定する訳ですが新しい事に挑戦する勇気もなく気心の知れた仲間内で山分け?
狙っていた「ものつくり高度化法」サポーティングインダストリは体の良いバラマキ。予算消化能力のを持っている企業(企業連合)の発掘と言う位置づけなのでしょう。
総予算120億、新規採択予算57億、意見当たり4500万で40件程度の採用予定。と言う事なのですが数字が合いませんよね(笑)
過去の文書を年度だけ修正しそのまま発表している様子が浮かびます。この程度の事も気が付かない能力しか持ち合わせていないのですね。
採択のポイント配分があるそうで、研究内容、遂行能力、研究成果。予想するに1:6:3の割合でしょう。研究内容は採択指針に全て書いてあります。
研究成果普及のために資金を注ぎ込むためには法人格がないと合理性が見いだせない。その為に法人格がないと門前払い。
資金を注ぎ込み事業を軌道に乗せるためにベンチャーキャピタルも用意しています。失敗すれば上場させて資金回収。個人株主が泣きを見る。
本当にイノベーションを起こしたいのなら現場をよく知る仕事が出来る人に資金と管理者を付けて行けば結構沢山の新技術や新製品が出てくると思います。またその土壌も枯れては居ません。
5年以内が境目かも知れませんね。与党を変えて官僚を作り替えられるかで将来が決まるように思います。官僚さんもタイプがありますが基本的には優秀ですからリーダーの問題ですね。
全体像の仕組みがよく見えてきました。
今年のキーワードは「解」ですね。
狙ってみましょう4500万。(笑)
投稿: kazu | 2009年5月10日 (日) 00時11分
kazuさん、こんにちは。新しい道が見えてきたようで、何よりです。
今の役人はだいたい中身とか現場がわからずに何でも決めていることが多いので、形だけ整えれば結構何でも通ってしまうことが多いようです。特に今のように総理が予算をばら撒けと指示したような場合には、むしろ役所は受け皿探しが大変なのではないでしょうか。ま、何とかとハサミは使いようですから、上手にやってみてください。
麻生政権も解散のタイミングを逸してトコトン追い込まれますね。政権交代して役所の大整理に手をつけられるかどうか、今年はおもしろい年です。
どうぞ引続きご活躍下さい。
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月10日 (日) 11時00分
はじめまして、いつも良いお話しを聴かせて頂きましてありがとうございます。藤原さんの著書はほとんど読ませていただきました。「ハイパ―インフレ」という言葉が頻繁に使われていますが予想としては何時ごろから起きると思いますか、すごい難しい質問してスミマセン。ちなみに藤原さんの著書は素人の私にもよく理解できる内容で感謝していますが、1冊だけ苦手のがあります。 「FTを読み方」です、今2回目なんですが3回読めばなんとか理解できるかなという感じです。これからも楽しい話しを聴かせてください、毎週火曜日を楽しみにしています。
投稿: yama | 2009年5月11日 (月) 00時03分
yamaさん、こんにちは。いつもありがとうございます。FTの本はちょっと毛色が変わっていますね(笑)。取り組んでいただきまして、まことにありがとうございます。
ハイパーインフレ、それが日本で起きる時期ですが、これはなかなか難しいですが、このままだと1年半から2年後かなと思います。米国は年内ではないでしょうか。
いずれも財政破綻に体制の転換という要素が加わって起きるのだろうと思います。
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月11日 (月) 07時39分
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
この情報を登録する
コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。
内容:
コメント
こんにちは藤原様、資本主義も崩壊が確定でしょうか?
資本主義は花火のように崩壊する。と何かの本で読んだな・・・と以前から思っていたら、連休中に本が出て来ました。「ラビ・バトラの大予言」藤原さんとペマ・ギャルポさんの共訳。
天の意志が無いとすれば1995年にこの様な本が出版されるのが不思議に思います。運命が決められていると言う意味ではなく、何かの人知の及ばない存在がある。
映画2001年宇宙の旅に出てくるモノリスのような物でしょうか?あの当時から西洋思想と東洋思想の逆転が始まっていたのか?
何が本当か?何てどうでも良いのですが、江戸時代の庶民の暮らしがお手本になる時代が来るのでしょうね。結構楽しい暮らしぶりのようです。
抜け殻組織の話ですが、NEDOに応募用件で個人事業主が応募できないテーマが在るのは何故か?聞いてみました。
委託研究の費用は精算払い。なので、その間の資金繰りが出来る事が重要になる。個人事業主に銀行が金を貸す金額は限られている。
研究管理を確実に行うためには、それなりの人員が必要で個人事業主に研究管理を任せるにはリスクが大きい。
50万円以上の機器類は国の所有物で、研究委託先に資産管理の遂行能力が必要となる。研究管理と同様に個人事業主に任せるにはリスクが大きい。
大きくは3つの理由だそうですが、理由を明記した書類等は存在していないそうで電話対応した担当者が日々の業務から理由と思われる事を言った様子でした。
先日、NEDOの研究採択審査員をしている大学教授と話をする機会がありました。先生曰く、トレンドキーワードを散りばめた何をしたいのか?よく解らない分厚い書類を何冊も読まなくては成らないのは苦痛だ。と一杯入った懇親会の席での会話です。
その時に自分の発明の話もしたのですが、職人や町工場の技術者は理屈が解らなくても勘で作ってしまう。理屈が解らなくても物を作ってしまう事について先生の感想は?と訪ねると
それは作る物の事が解っているから出来る事で、理屈を表現する事が苦手なだけです。とキッパリと言い切っていました。(基本原理まで遡った先生です)
立場か違っても現場は意思疎通が何とか出来るのですが、事務屋の抜け殻組織とは話が通じませんね。本当に二極化を起こしています。
生活のための絡みもあるので表立って本音を言う訳にも行かず、暗黙の了解が出来ない人は排除され・・・日本の病気でしょうか??
最近は藤原さんの話が実現するまでの時間が短くなっているように感じます。以前でしたら1~2年後の話が多かったと思います。実際に話の通りに世の中が動いています。
ですが最近は半年ていどの未来になってきたな。と強く感じます。今年のキーワードは「解」と言う話があったと思いますが今の現実ですね。
抜け殻が流されるのは9月までには起きそうですし。半年もないような気もします(その後の騒ぎもあるのでしょうが)
選挙の後は次の時代の話をしていたいですね。
委託研究は無理なのかな?今日は不貞寝してました(笑)
投稿: kazu | 2009年5月 7日 (木) 23時53分
kazuさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
経済産業省は竹中の毒が最も強く回った役所のようですから、抜け殻以上に害な存在になっているようです。
麻生も激しい不況で解散のタイミングを逸したようです。日米共に巨額増資をしたいので意図的な株価の吊り上げ。ひどいもんですね。でも今年は総選挙もありますし、日米共に今の体制がひっくり返ると思います。
そうなったら次の時代に向けて本格的に動けますね。
どうぞ引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月 8日 (金) 07時31分
私は機械関係の設計製造の仕事を長年やっています、現場たたきあげですので、旧労働省関係の技能士通信訓練制度には、ずいぶん助けられましたが。
小泉竹中改革で廃止されてしまった事をご存知ですか。
一部の通信教育業者を利する為に、産業の根幹を担う人材育成を止めてしまったという事です。
小泉竹中自公政権の本質が判りますね。
投稿: ^m^ | 2009年5月 9日 (土) 13時04分
^m^ さん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、小泉竹中改革は現場を徹底的に軽視しましたからね。そのツケは大きなものがあります。しかしこれから世の中を立て直せるのは現場がわかった人です。どうぞこれからもますますご活躍下さい。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月 9日 (土) 18時01分
こんにちは藤原様、厄人との付き合い方が解りました。
昨日、中小企業診断士の方と相談しました。委託研究の進捗管理の経験もあると言う事で、審査をする側の着目点を聞いて自分の弱点がよく解りました。
結論から言うと厄人は研究成果は関係なく認可した計画が確実に実行される事しか考えていない。何もしないで前例に従っていれば格好が付く。
所が最近はイノベーションと言い出して数年経ち目立った成果が出てこなくて多少の焦りもあるようで、景気対策で使い切れない予算も通り後始末に困る有様。
審議中の補正予算が決まれば、さらなる予算余りが確定する訳ですが新しい事に挑戦する勇気もなく気心の知れた仲間内で山分け?
狙っていた「ものつくり高度化法」サポーティングインダストリは体の良いバラマキ。予算消化能力のを持っている企業(企業連合)の発掘と言う位置づけなのでしょう。
総予算120億、新規採択予算57億、意見当たり4500万で40件程度の採用予定。と言う事なのですが数字が合いませんよね(笑)
過去の文書を年度だけ修正しそのまま発表している様子が浮かびます。この程度の事も気が付かない能力しか持ち合わせていないのですね。
採択のポイント配分があるそうで、研究内容、遂行能力、研究成果。予想するに1:6:3の割合でしょう。研究内容は採択指針に全て書いてあります。
研究成果普及のために資金を注ぎ込むためには法人格がないと合理性が見いだせない。その為に法人格がないと門前払い。
資金を注ぎ込み事業を軌道に乗せるためにベンチャーキャピタルも用意しています。失敗すれば上場させて資金回収。個人株主が泣きを見る。
本当にイノベーションを起こしたいのなら現場をよく知る仕事が出来る人に資金と管理者を付けて行けば結構沢山の新技術や新製品が出てくると思います。またその土壌も枯れては居ません。
5年以内が境目かも知れませんね。与党を変えて官僚を作り替えられるかで将来が決まるように思います。官僚さんもタイプがありますが基本的には優秀ですからリーダーの問題ですね。
全体像の仕組みがよく見えてきました。
今年のキーワードは「解」ですね。
狙ってみましょう4500万。(笑)
投稿: kazu | 2009年5月10日 (日) 00時11分
kazuさん、こんにちは。新しい道が見えてきたようで、何よりです。
今の役人はだいたい中身とか現場がわからずに何でも決めていることが多いので、形だけ整えれば結構何でも通ってしまうことが多いようです。特に今のように総理が予算をばら撒けと指示したような場合には、むしろ役所は受け皿探しが大変なのではないでしょうか。ま、何とかとハサミは使いようですから、上手にやってみてください。
麻生政権も解散のタイミングを逸してトコトン追い込まれますね。政権交代して役所の大整理に手をつけられるかどうか、今年はおもしろい年です。
どうぞ引続きご活躍下さい。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月10日 (日) 11時00分
はじめまして、いつも良いお話しを聴かせて頂きましてありがとうございます。藤原さんの著書はほとんど読ませていただきました。「ハイパ―インフレ」という言葉が頻繁に使われていますが予想としては何時ごろから起きると思いますか、すごい難しい質問してスミマセン。ちなみに藤原さんの著書は素人の私にもよく理解できる内容で感謝していますが、1冊だけ苦手のがあります。
「FTを読み方」です、今2回目なんですが3回読めばなんとか理解できるかなという感じです。これからも楽しい話しを聴かせてください、毎週火曜日を楽しみにしています。
投稿: yama | 2009年5月11日 (月) 00時03分
yamaさん、こんにちは。いつもありがとうございます。FTの本はちょっと毛色が変わっていますね(笑)。取り組んでいただきまして、まことにありがとうございます。
ハイパーインフレ、それが日本で起きる時期ですが、これはなかなか難しいですが、このままだと1年半から2年後かなと思います。米国は年内ではないでしょうか。
いずれも財政破綻に体制の転換という要素が加わって起きるのだろうと思います。
どうぞ引続きご活躍下さい。
藤原直哉 拝
投稿: 藤原直哉 | 2009年5月11日 (月) 07時39分