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2009年3月24日 (火)

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2009年3月24日 自動車が全然売れない

自動車が全然売れない 「090324.mp3」をダウンロード

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コメント

 さすがに、昨日のヤフーのニュースを見て、「株価大幅回復」といっても、その記事に寄せられたコメントを見る限りでは、「手放しで喜んでいる人」はそれほどいないようですね。また下がるんじゃないかとか、そんな意見が結構多かったようです。

 もうみんな、薄々気が付いているんでしょうね。仮に年後半に回復することがあっても、もう元のようにはならないと、誰もが気がつき始めているのではないでしょうか。

 それに、仮にこのまま経済が回復軌道に乗ったとしても、今まで通りの富裕者有利で、「ジョブレスリカバリー」となるであろうことぐらい、みんな気が付いているのかも。

投稿: +9 | 2009年3月25日 (水) 18時28分

世界中が大変な状況だとニュースでは見て不安にはなるものの、それでも自分には関係ないんじゃないかと感じている人もまだまだ多いように思います。

変な話、日本はバブル崩壊後の失われた期間を経てきたため、危機慣れしてしまっている気もしないではありません。
特に、ここ1ヶ月ほどアメリカで矢継ぎ早に対応策が発表され、世界の株価も戻り気味ですから、そういう雰囲気が出てくるのも仕方ないように思います。

しかし、実体経済がよくなる理由は今のところ見つけられないように思います。貿易も、昨年の2/3~1/2まで落ち込んでいるので、こんな状況が続けば薄利多売で利益を上げてきた企業が、復活するとは考えにくいところです。
自動車産業なども、1年我慢すればと考えていても、その我慢が5年や10年になってもおかしくないですよね。1年のつもりで5年の我慢はできないでしょう。

ただ、どんな混乱があっても人々の生活は続きますし、社会そのものがなくなってしまうわけではないので、今を守ろうとするのではなく、社会の変化を敏感に感じ取れるところが、生き残っていくのでしょうね。

ただ、できることなら今後訪れるであろう混乱が、大きな社会不安に広がらないことを期待したいです。

投稿: about | 2009年3月25日 (水) 22時32分

+9さん、aboutさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

今年は体制の大底が抜ける年だと思います。応仁の乱ですよ。泳がないといけませんね。誰しも。一人では泳ぎきれませんから、共に泳ぐ仲間が必要です。またどっちに向かって泳ぐかも今のうちに決めておく必要がありますね。

どうぞ引続きご活躍下さい。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年3月25日 (水) 23時08分

藤原先生今日は。

株式市場の動きは一体なんなのでしょう?

たしか23日、FRBが長期国債を買い取ると発表した時、私はついに来るべき時が来た。これで株価は暴落か。と直感的に思いました。

シティの救済、番亀(バンカメ)の救済、その他、その他。
米政府は700兆円もの国債を発行しなければならない。

世界中誰も買えないから、いつかは、FRBが買わねばならない。その時がもうやって来た。要するに輪転機のフル回転ですよね。

ところがNYダウは引けの2時間で300ドルもの暴騰。
NYが上がるなら心配はいらんと言って日経も急上昇。

株屋はどんなに偉そうにしても、所詮株屋ですかね。

投稿: Eishin | 2009年3月26日 (木) 12時49分

年末のテレビ番組でノーベル賞の益川先生が、物理や工学の分野では、ダンパーなどを付けて動作を滑らかにするが、現在の経済システムは需給の変動を緩和するのではなく、変動を増幅するようになっているのではなか、と言うような事を発言されていましたが、金融業界が経済活動をサポートするのではなく、鞘取りが主な目的になっているからこのような状況になってしまったのでしょう。

投稿: ^m^ | 2009年3月26日 (木) 14時37分

 これからの時代は単に「数値」だけで判断してはいけないのかも。確かに株価は上がっているかもしれないが、実際の社会を見れば、それでよくなる兆しとは思えないし。

 株価という「数値」だけを指標とすると、えらいことになりそうな気がします。これからは数値化できないものも考慮していくべきなのでしょうか。

投稿: +9 | 2009年3月26日 (木) 18時25分

みなさん、こんにちは。いつもありがとうございます。市場が不安定になる一番の原因は寡占・独占の力が至上に働きすぎていることだと思います。市場もうそばっかりになりましたね。これから本当のことが市場にも表現されてくるようになると思いますよ。
どうぞ引き続きご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年3月26日 (木) 18時37分

失礼ながら、work shareと副業とを混同した様なところがありました。
work shareをするには、正社員の特権を無くすべきです。
それとともに企業の特権をも無くすべきです。
これには、日本の戦国末期から近世にかけての兵農分離の歴史過程が参考になります。
農民は刀狩りで武装解除された代りに農地の所有を認められ、武士は土地の所有を否定されました。
これを応用した改革をすれば良いでせう。

投稿: 伊租甫 | 2009年4月 1日 (水) 09時00分

伊租甫 さん、こんにちは。いつもありがとうございます。ワークシェアリングですが、私としてはこれは臨時非常の措置で、やはり働く人はすべからく、長期雇用の場にいることが基本だと思っているのです。ですから日本版ビッグバンでもっと大々的に仕事を増やすことが基本であり、むしろ働いている人の不安感を減らしていくべきだと思います。そしてある程度仕事の経験を積めば本格的に独立して仕事もできるようになるのだと思います。よろしくお願いいたします。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2009年4月 1日 (水) 11時35分

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