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2008年12月23日 (火)

藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2008年12月23日 流動化時代の生き方

流動化時代の生き方  「leader081223.mp3」をダウンロード

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コメント

これから社会が大きく変動しそうですね。
ここ2~3年は、行政による自由化ではなく規制化が大きく進んだと感じていました。それは、主に消費者保護を標榜して進められました。
確かに、消費者保護は非常に重要だと思います。おそらく規制強化により悪意のものはその業界から逃げ出したと思いますが、その後に残った善良な企業が常に悪意を持ったものとして扱われ続ける現実だと感じます。

監視社会のようなシステムは、これからの新しい社会を作っていく上での障害になるように思っている次第です。
人と人の信頼の上で進められる、目に見える取引であれば、悪意の者を排除するのは比較的容易ですが、人と人の関係を希薄にする効率的な社会を進めたからこそ、悪意あるものを強く規制しなければならない社会になってしまったのではないかと感じる次第です。

これから社会がどのように変わっていくかについて、まだまだ私には想像できませんが、人と人の信頼関係が重要になるような社会になって欲しいなと感じました。

投稿: about | 2008年12月23日 (火) 21時22分

aboutさん、こんにちは。おっしゃるように人と人が信頼できないところからいろいろな矛盾が生まれていますね。今の時代、本当にそれがよくわかります。本当のプロはできる範囲で顧客のニーズにこたえるべく何でもするものです。ところが、自分の売り物を並べて、こんなにいいものなのに何で誰も買いに来ないのだと言って怒っている・・・。しょうがないから質を落とし、値段を落とし・・・。こういうビジネスはもう終わりですね。生き残る余地がないでしょう。

御用達というのはまず人間関係があって、相手のために何をあつらえるかという発想と行動でビジネスを行うことを言います。決して高級品を並べて待っているビジネスではありません。ですから、どうしても顧客の数はあまり多くはできず、お互いに価値観の合った人同士の対等の関係でないとその構築は困難です。

これからはビジネス対ビジネスでも、ビジネス対消費者でも、上下の抑圧的関係や敵対的ゲーム論的関係があったらまともな仕事はできないですね。信頼を結べる相手を探して、その相手と長い付き合いで仕事をする時代が来ています。そういう人は今でもすごく元気です。ですから結局は人を信用できない人、人から信用されない人、何でも性悪説で考える人はこういう御用達の世界に行くことはできなくて、果てしなき競争社会に取り残され、疲弊して、消えていくしか選択肢が残されていないのです。

およそこれからの時代、性善説の人と性悪説の人はまったく生きている世界が違って、お互いビジネスでも生活でも互いにコミュニケーションをとること自体がどんどん少なくなっていくのではないでしょうか。さらに以前の放送で言ったように性悪説の人たちが団結して力を持つ場である「地獄」が消滅しているようですから、性悪説の人というのはまるで夜盗のように世の中の周縁部を個人個人で漂流し、本人の気持ちと行動が改まらない限り、疲れ果てて消えて行くだけだと思います。

いつの時代から経済に良心が不要になったのかは知りませんが、21世紀は倫理を越えたもっと大きな世の中の調和の中に経済が入っていくのだと思います。

性善説の人たちの世界は日本でも米国でも、それはそれは明るく温かく、今現在、かなりの規模で広がっていると思いますよ。性悪説の人が見たら気違い集団のように見えるようですが(大笑)。

ま、とにかく後ろを振り向く必要は全くありません。暗く冷たい世界、性悪説の人たちが作ろうともがく地獄の世界を気にする必要など全くありません。どうぞこれからも明るく温かくお元気にお過ごし下さい。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2008年12月23日 (火) 22時08分

こんばんは。二度目の書き込みです。
やはりこれまでの自分の殻を破って、今まで遭わなかった人に出会い、行かなかった場所へ行き…という事が、本当に重要なのだな、と思い始めました。
ご承知のように、金融機関と株価を救うだけの現状も、もうすぐ終焉を迎えるでしょう。私は40歳過ぎの独身、現在は派遣社員で経理の仕事をしていますが、輸出関連のメーカーですので、日々恐ろしいほどの崩壊の情報を目にします。市場の消失はすさまじいもので、売上が前年比70%減で、売価低下も著しく、限界利益も出ない状況です。マスコミの流す情報の甘さと無責任さを痛感します。間もなく私も、仕事を追われることでしょう。
しかし、このサイトに来始めてから、どんな状況でも自分の足で立てるよう、そして余裕の微笑さえ浮かべられうよう、暖かい気持ちを持とう…そう思い始めました。
小田原や遠山郷にも、一度訪れてみたい…と思っております。きっと、素敵な所なのでしょうね。
気候厳しい折、くれぐれもご自愛下さいますよう。これからもこの放送局の更新を楽しみにしております。

投稿: TOMO | 2008年12月23日 (火) 22時50分

TOMOさん、こんにちは。いつもありがとうございます。大変な状況になりましたね。あまりにもひどい不均衡の上にこれまた不安定な市場金融という土台を置いて、その上に経済を乗せたものですから、ひとたまりもありません。和戦両様の構えで時局に対処するしかありません。

会社を辞めて初めてわかる世の中というものがあります。今の時代、決してみんなが絶望しているわけでもありません。むしろこれは当然だ、これから良い世の中になると内心ホッとしている人も実はたくさんいます。そういう人たちを横につなげると新しい日本が生まれます。

ただ、こういう人たちは戦うということをしませんから、今、死の舞踏を踊り狂っている人たちの踊りの輪に乱入することはできないのです。死の舞踏が終ってあらかた誰もいなくなってから出て行くのだと思います。それまではマイナーな存在であり続けなければならないという宿命を負っています(笑)。

ですからどうぞご自身で動かれて、知って・行って・見て・会って、ということで新しい世の中に参加していかれてください。

どうぞ来年もお元気にお過ごし下さい。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2008年12月24日 (水) 07時53分

こんにちは。
ソウルボート航海記のゆうでんです。
いつも、ありがとうございます。
私は合気道をやっておりますが、これは「戦わずして勝つ」と申しますか、相手の仕向けた力に応じず、向かってくる力に対して、逆に力を抜くことで、その力を返します。心身一如の伝であり、平常心でおれば、どんな力が向かってこようとも、対処できるようになります。そのための稽古ということができます。出口王仁三郎翁は、和合の武道と認め、開祖・植芝盛平先生を連れて、満州へ渡られました。開祖は別段、満州で戦ったという話は残っていませんが、出口翁と無事に帰還されました。
大本とも、合気道とも、私自身がふしぎなご縁を頂いております。ポナペや綾部などへ導かれるように行ったり、何気なく始めた合気道が、大本と深い関係があるということを後で知ったりと。
頭でわかることは、ほとんど事後ですね。素直に真っ直ぐ生きていれば、導きもあり、内なる神に気づき始めますね。修行の一途でありますが、つくづくそう感じます。本日のラジオで、神について語られておられたので、少々、コメントさせて頂きました。ありがとうございます。

投稿: ゆうでん | 2008年12月24日 (水) 11時08分

ゆうでんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。そうですか、合気道を続けておられるのですか。それはすべてをご理解いただいていると思います。縁ある人を引き寄せるというお筆先のどおりですね。いい21世紀が来るのではないでしょうか。どうぞ引き続きますますご活躍ください。
藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2008年12月24日 (水) 13時59分

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