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2008年1月 2日 (水)

藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2008年1月2日 我々が行動しなければ

我々が行動しなければ  「leader080102.mp3」をダウンロード

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コメント

あけましておめでとうございます。

昭和30年代生まれが行動を起こさないと成らないと言われ、私も当事者なのかと思いました。

省エネ等の話や資源、株、日銀、等々現物の世界と約束の世界(貨幣経済)を結ぶ評価制度に非常に違和感があります。

簡単な話が会計制度の事なのですが、節電をすると電力会社は販売不振の状態になりますが、普通の会社では良くない事になります、ですが省エネは良い事と捕らえられますが、その様な価値を反映する会計制度が在るのか?

100年前のレンズで撮影した写真は非常に描写が優れ芸術性に溢れ綺麗でした。物を大切にすると経済が回らなくなる今の会計制度を変える必要を強く感じます。

「もったいない会計」と言うべき制度を作れない物でしょうか?ご専門の立場からは、どの様に感じられますでしょうか?

投稿: kazu | 2008年1月 2日 (水) 13時47分

kazuさん、みなさん、あけましておめでとうございます。
昭和30年代生まれですか、では共々がんばってまいりましょう。

会計制度のことはまったくおっしゃるとおりです。私のHPにある、グレイトコラボレーションのパンフレットにも、サステイナブル・アカウンティング、すなわち世の中を持続可能にする会計の導入が必要であることを書いてあります。会計制度はゲームのルールですから、これはとにかく変えないと世の中はよくなりません。おっしゃるように、会計制度が経済や生活の無駄を阻止し、世の中を持続可能たらしめるようにしていかなければならないと、私も考えています。

そもそも、会計制度というのは、その時代の要請でコロコロ変わるものなのです。たとえば今から30年近く前、デリバティブが出てきたとき、なぜかどうしてか、これは貸借対照表に載せなくてもよいというルールができたのです。いろいろ理屈はあるのですが、今では現物よりもデリバティブのほうがはるかに大きい、やはり変なのです。ですから欧州ではデリバティブは全部貸借対照表に載せようという動きがあります。大変結構なことです。その上で自己資本比率規制をかけたら、国際金融市場の欲張り連中の動きは相当封じ込められます。

とにかく持続可能な共生社会を創るためには無駄を作り出すことなく、みんなが飯を食えなければなりません。ということは、仕事のバラエティーをもっとずっと増やして、時間と共に熟練を形成していって、やたらに隣人や外国と競争しなくてもよい経済にしていく必要があります。日本はそれをやればできる国だと思います。みんなで知恵と力をあわせてそういう日本に再生していくことが必要だと思います。

どうぞ今年もますますご活躍下さい。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2008年1月 2日 (水) 17時27分

藤原 様

はじめまして。千葉県の岡田と申します。
毎週、藤原先生の話を聞いて、元気をいただいています。

実は、年末の忘年会で感じたことがあります。
私を含め30代のメンバーが集まったのですが、
みんな地方へ移住したいような話をしていました。
都会の暮らしはもう行き詰まっていると、
潜在的に感じているのかもしれません。

昨年、岩手県遠野を旅したときに、
「すれ違う人と自然に挨拶が交わせる町
は良いものだなあ」と思いました。
遠山郷にも行ってみたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。


投稿: ロハス | 2008年1月 2日 (水) 23時29分

千葉県の岡田さん、こんにちは。いつもありがとうございます。

23歳の当社の若者が遠山郷に移住して5ヶ月、地元の方々の人情に支えられて元気に暮らしています。私も月に1度は行きますが、いつも新鮮な伊吹を感じています。若い人も結構、遠山郷には来ていまして、「人生が変わるぐらいの衝撃だ」という感想を残した若者もいました。

今、日本の多くの人は、これ以上、無意味なことに頑張れない、という思いを強くしているのではないでしょうか。もう一度原点に戻って、生きがいとか、ライフスタイルを考え直すときに来ていると思います。

そうすると都会のショーケースに並んでるものを見ていても、所詮は現在の価値観の産物ですから、あまり未来が見えてきません。やはり地方から、いろいろな潜在的価値が眠っている場所から、次の日本が始まるのだと思います。

どうぞ岡田さんも機会があれば遠山郷においで下さい。自然と人情があるところが一番だと思います。

ますますのご活躍をお祈りしています。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2008年1月 3日 (木) 09時29分

藤原直哉先生

新年明けましておめでとうございます。
いよいよ、激動の2008年がスタートしました。

恐ろしい、円高進行は今年を予兆させます。

先生のラジオをお聞きしていて、どうしても
コメントを書きたくなりました。
私も昭和30年代代表として、会計業界を
経営コーチを通じて行動をする決意です。

今後も、ご指導宜しくお願い申し上げます。

榎本恵一 拝

投稿: 榎本恵一 | 2008年1月 4日 (金) 00時03分

榎本恵一先生、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年の流れを引き継いで今年はさっそく大荒れですね。
そして今年はみんなが「怒」り出す年でしょう。

その混乱のなかから新しい時代が生まれるのも今年だと思います。経営コーチも今年、いよいよ本格的に離陸ですね。どうぞ未来の中小零細企業と会計業界のためにがんばりましょう。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2008年1月 4日 (金) 06時39分

あけましておめでとうございます。正月休みに、まとめて聞かせていただきました。 遠山郷講演(12月27日)の前半で紹介された新潟市の町屋再生は、私どものことで驚いております。 たまたま、旧市内のど真ん中に、縁あって母の実家(蔵付、築100年)を購入し、良い状態でしたので、お金とエネルギーをなるべく使わずに補強手直しして使っているわけです。 団塊より2年先に生まれた世代ですが、年金を全て返済に当てることで住宅ローン(15年/10年固定)を組むことが出来ました。いざとなれば生命保険もあります。
『蔵 織』(くらおり)という名でギャラリー、寺子屋、ライヴ、カフェなどとして昨年9月にスタートしました。また、13坪の荒れた奥庭もあり、そこを開墾して菜園庭園にするつもりです。(www.craole.jp)
個人経営ですが、企業文化と企業努力で格安で開放し、若者やシニアのアート意欲を高めてもらおうとがんばっております。中東のオイルマネーは、またまた、世界のアートを買いあさっているようですが、極東の辺境の地の『蔵織』は黒字となったのは11月のみでした。
取り立てた観光地ではございませんが、今年はG8労働大臣サミットもあり、新潟に来航の際は珈琲やハーブティーなど飲みにお寄りください。
独善的なNPOとか役所の補助金など当てにしていたら、古い建物は刻々と消えてゆきます。60歳を越えたら、年金充当住宅ローンを組み、古きよきものを買い支えて、若者へ引き渡さなければならないと思うのですが、どうでしょう。全国で100人の老人力が手を上げれば、無名ながら地域で親しまれた古い建物が100棟残ります。 昭和30年世代も何か良い知恵と余力をお貸しください。。
国家の年金も横文字生命保険も本当に払ってくれるかわからないかも知れません、そんな時は、タスキカケで『う・ち・こ・わ・し』です。港町新潟には火坂さんの書いた『明和騒動』の伝統があります。
ささやかでも生き生きとした地域の生活の中から『おもてなし』の心が湧いてくるものですが、最近は『おもてなし』を目的化した、観光やまちづくりが目立ちます。 
今年は、直江兼続(来年NHK大河ドラマ)の兜をかぶり地域の中心で愛をさけぶことから始めましょう。

投稿: 蔵織 | 2008年1月 5日 (土) 14時06分

蔵織さん、こんにちは。あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

既に蔵織さんの設計図とお酒は、以前にお出でくださったときに遠山郷の皆さんの手に渡っておりまして(笑)、その後お届けくださったお酒は秋にみんなでおいしくいただきました。大変ありがとうございました。

蔵織さんのようなパワーでいかないと今年は乗り切れませんね。今年も、共々、励まさせていただきながら、明るい日本へ再生するために、がんばってまいりましょう。

お聴きのみなさまも、新潟にお出での際には、蔵織にお立ち寄り下さい(http://www.craole.jp/)。

ありがとうございます。

藤原直哉 拝

投稿: 藤原直哉 | 2008年1月 5日 (土) 14時38分

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